JPH01289878A - 塗料剥離剤組成物 - Google Patents

塗料剥離剤組成物

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JPH01289878A
JPH01289878A JP7689089A JP7689089A JPH01289878A JP H01289878 A JPH01289878 A JP H01289878A JP 7689089 A JP7689089 A JP 7689089A JP 7689089 A JP7689089 A JP 7689089A JP H01289878 A JPH01289878 A JP H01289878A
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oxazolidinone
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alkyl
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JP7689089A
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Kenneth C Caster
ケネス・チャールズ・キャスター
Ronald Louis Readshaw
ロナルド・ルイス・リードショー
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Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D9/00Chemical paint or ink removers
    • C09D9/005Chemical paint or ink removers containing organic solvents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、完全性が向上された塗料剥離剤組成物、特に
低級アルキル置換2−オキサゾリジノンを含有する塗料
剥離剤組成物に関する。
発明の背景 本明細書における用語「塗料」は、基体を保護及び(又
は)美化するのに用いられるエナメル、ラテックス、ラ
ッカー、ワニス、セラック及びポリウレタン仕上剤の如
き被覆材料を意味する。もし塗りつけによって適用する
と、塗料剥離剤は、塗布された仕上剤を“脱光沢(de
gloss)”しこれによってそれが新しい塗料被覆の
適用に対して適当に準備させるようにする働きをするこ
ともできる。刷毛又は他の被覆塗布装置で使用すると、
いくらかの塗料剥離剤は刷毛又は塗布装置から硬化塗料
を剥離しこれによってそれを使用可能な状態に戻すこと
もできる。本明細書における用語「塗料剥離剤」は、“
塗料”を塗布した基体からそれを剥離し又はその剥離を
促進することができる組成物を意味する。
化学塗料剥離剤は、トーチランプや動力サンダーの如き
非化学的な別の手段よりも使用するのがずっと容易であ
るためにかなりの人気を得ている。
これらの化学塗料剥離剤は、基本的には2つの種類に分
けられる。1つの種類は、加熱や浸漬タンクの使用を必
要とするために家庭用途ではめったに使用されない苛性
基材剥離剤である。これらの苛性基材剥離剤は、多くの
種類の木材に有害な影響を及ぼし、時には家具を一緒に
保持している接着剤を溶解させる。
第二種類の塗料剥離剤は、有機溶剤ベースを含有するも
のである(これは、第1種類のものよりも人気があるも
のである)。かヽる塗料剥離剤の典型的な組成は、米国
特許第2,207,983号に開示されている。この特
許は、活性化合物として塩化メチレン(混合物の85重
量%)を含有しそしてメタノール及びメチルセルロース
が増稠剤として加えられた塗料剥離剤を開示している。
塩化メチレンを含有するものの如き塗料剥離剤は、一般
には、ワニス及びアルキッド塗料を剥離するのに極めて
効果的である。これらは、ラッカーやラテックス仕上剤
に対してはそれほど有効でない。ワニスの除去に対して
はメタノールやベンゼンを高濃度で有する未増稠剥剤が
しばしば使用される。
しかしながら、最とも知られたワニス及び塗料の剥離剤
は重大な性能上の欠陥に悩まされている。
これらは急速に蒸発するので、仕上剤がその容易な剥離
を可能にするのに十分なだけ軟化される前に表面が乾燥
してしまう傾向がある。例えば、塩化メチレンは、それ
が極めて急速に蒸発してしまう程に高い蒸気圧(75°
Fにおいて400mmhg)を有する。典型的には、米
国特許第2,507,983号に記載されるように、蒸
気バリヤーを形成してその蒸気を遅らせるためにワック
スが添加される。しかしながら、このようなワックス含
有組成物が適用された後には、塗料剥離剤の直交刷毛塗
若しくは表面の試験は回避されなければならず、又はバ
リヤー膜が亀裂して溶剤を蒸発逃出させる。また、ワッ
クスそれ自体は、家具製造業者によって厄介なものと見
なされている。というのは、それは新しい仕上剤の適用
前に完全に除去されなければならないからである。
これらの従来技術の塗料剥離剤の最とも重大な欠陥は、
それらの高度の毒性である(例えば、Consumer
 Reports、1972年3月、第147頁)。
特に塩化メチレンの毒性についての徹底的な文献研究に
よれば、それは極めて危険であるという点で一致してい
る。主な接触手段は、大部分はその極めて高い蒸気圧の
故に蒸気吸入によるものである。適正な換気を用いる場
合でさえも、塩化メチレンレベルは、この物質を使用し
て塗料を剥離する人達の呼吸帯域において1.200p
pmに上昇する場合があることが示されている。家庭で
の使用に一般に遭遇するような少ない排気では、そのレ
ベルはずっと高く上昇する。加えて、塩化メチレンは一
酸化炭素に代謝され、その存在は心臓欠陥系にストレス
を及ぼしそして心臓発作や死亡の原因となる場合がある
。この問題を扱っている文献としては、リチャード・デ
ィー・スチュワート氏外の The Journal 
of the American Medical A
ssociation、Vol.235(4)、197
6年1月26日、第398頁及びアール・エス・ラット
ネイ氏外の Archives of Envirom
ental Health、Vol.28(8)、19
74、第223〜6頁が挙げられる。
また、塩化メチレンに長時間さらされると、神経系の作
用が低下されしかして機敏性が減少され宜つ睡眠パター
ンが混乱される(ジー・ジー・フォドア及びエイチ・ウ
インネイク両氏の Proceedings Inte
rnational Clean Air Congr
ess、第2版、1970、第238〜43頁)。それ
故に、ストレスに応答する身体の能力が低下され、これ
によって一酸化炭素への塩化メチレンの代謝に付随する
問題が倍加する。また、塩化メチレンに反復してさらさ
れると、消化器障害及び肝臓障害がもたらたれることも
示されている(シー・シー・ハウン氏外の U.S.N
ational Technical Informa
tion Servlce、AD Report、19
71#751432)。
塩化メチメン含有塗料剥離剤の他の欠陥は、それらが皮
膚をたゞれさせしかして皮膚との接触時間に応じて様々
な度合の皮膚炎をもたらすことである。
また、塗料剥離剤中にはメタノールが一般に使用される
。もし通常のように塩化メチレンと一緒に使用すると、
それは、塩化メチレンによって引き起される心臓血管ス
トレスの期間を延長させる。
更に、それはそれ自体で毒性である。エヌ・アービング
・サックス氏の Dangerous Propert
ies of Industrial Materia
ls(Van Nostrand Co.、ニューヨー
ク、1968、第911頁)によれば、メタノールは、
人体から除去させる場合の遅さの故に蓄積毒物と見なさ
れるべきである。メタノールに激しくさらされると、め
まい、意識喪失、不規則な呼吸、心臓機能低下そして場
合によっては死亡の原因になると言われている。それ程
激しくさらされない場合でも、第一の症状は視力のぶれ
、羞明及び結膜炎それに続く目の恒久的病変の展開にな
る可能性がある。また、頭痛、胃腸障害、めまい及び中
毒感覚も経験されよう。視覚症状も一時的に明らかにな
り、そして後で再発して失明まで進行する場合がある。
多くの塗料剥離剤中の他の成分はベンゼンである。その
毒性は、一回のさらしではさほどでない。
しかしながら、それは、激しい慢性中毒症を誘発し、か
くして貧血や骨髄に対する損害を引き起す。最終的には
、それは死亡の原因となる場合がある。
化学塗料剥離剤中に使用されている多数の他の薬剤の中
にアセトンがある。アセトンは低い毒性を有するがしか
しそれは、塩化メチレンのように塗料の多層を突き抜け
るのに十分なだけ長く表面上に滞留しない程に高い蒸気
圧を有する。また、それは、火災の危険をもたらす。そ
れ故に、それは塗料剥離剤組成物のベース材料として適
していない。
他の種類の塗料剥離剤も提案された。例えば、米国特許
第3,370,304号は、キシレンとジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド又はジクロルメタンのど
れかを含有する油/水型エマルジョンの使用を開示して
いる。米国特許第3,355,385号は、過酸化水素
を含有する多数の混合物を示している。過酸化水素は強
力な酸化剤であり、従ってそれは皮膚や目をおかすので
通常の家庭での使用には危険があり過ぎる。また、フェ
ノールやクレゾールも挙げられているが、しかしこれら
は非産業用塗料剥離剤での安全な使用には毒性が多すぎ
る。同様に、フンタラ・ケミカルズ社(CAFコーポレ
ーションの部門)の Methyl Pyrrolid
one(1961年、第24〜26頁)に提案される塩
化メチレンとn−メチル−2−ピロリドンとを含有する
塗料剥離剤も高い毒性の不利益に悩まされている。
M−Pyrol Handbook(GAFコーポレー
ション、1972、第52頁)には、増稠したN−メチ
ル−2−ピロリドン(以後“NMP”と称する)よりな
る塗料剥離剤が提案されている。現在、NMPは、塩化
メチレンの4倍そして他の普通の塗装剥離剤成分の10
倍程コスト高である。このNMPの高いコストは、塗料
剥離剤のコストを有意に増大させる。
米国特許第4,120,810号は、NMPと、約14
0cc/g以上のモル容量を有するアルキルナフタリン
−アルキルベンゼン混合物との混合物に関するものであ
る。この種の混合物は、コストが低下されしかもNMP
それ自体に等しい塗料剥離性を示すと主張されている。
しかしながら、NMPのコストによって、これらの混合
物は依然として、現在広く工業的に使用されている塗料
剥離剤組成物よりもずっとコスト高である。別の技術も
提案されたけれども、NMPの製造コストを有意に低下
させそうなものはなく、またそれを塩化メチレンと競争
できるコストにするものもない。従って、本発明の目的
は、毒性が減少された改良塗料剥離剤を提供することで
ある。
他の目的は、皮膚をたゞれさせずしかも揮発性が低下し
た改良塗料剥離剤を提供することである。
更に他の目的は、安全で、有効で且つ適正なコストの改
良塗料剥離剤を提供することである。
発明の概要 本発明は、低級アルキル置換2−オキサゾリジノンを含
む塗料剥離用組成物に関するものである。
また、本発明は、塗布基体に上記組成物を適用すること
によって塗料を軟化且つ(又は)剥離する方法にも関す
るものである。
発明の詳細な記述 低級アルキル置換2−オキサゾリジノンは、重要な極性
溶剤であり、そして有機合成反応における中間体及びそ
のための媒体として広く使用されている。また、これら
は、重合体化合物用の溶剤として、また石油精製におけ
る芳香族炭化水素及び不飽和炭化水素の抽出用溶剤とし
ても用いられている。
本明細書における用語「低級アルキル置換2−オキサゾ
リジノン」は、3−アルキル置換2−オキサゾリジノン
、4−アルキル置換2−オキサゾリジノン、5−アルキ
ル置換2−オキサゾリジノン及びこれらの混合物(こゝ
で、アルキル基は1〜約8個の炭素原子を含有する)を
意味する。好ましくは、本発明の実施においては、アル
キル基が1〜約6個の炭素原子を含有するような3−ア
ルキル置換2−オキサゾリジノンが使用される。最とも
好ましくは、本発明の実施では3−メチル−2−オキサ
ゾリジノンが使用される。
低級アルキル置換2−オキサゾリジノンの製造法は、米
国特許第2,399,188号並びにエム・イー・ダイ
エン及びデー・スワーン両氏の Chem.Rev、6
7、197(1967)に開示されている。本発明の実
施において最とも好ましく用いられる化合物即ち3−メ
チル−2−オキサゾリジノンの製造は、特開昭60−9
7,967号及びエイチ・エル・ホフマン・ジュニア氏
外のJour.Soln.Chem.1、187(19
72)に開示されている。
低級アルキル置換2−オキサゾリジノンは単独で使用し
たときに優れた塗料剥離剤であることが判明したけれど
も、これらは、塗料剥離能の受け入れ不可能な損失を招
くことなく他の物質と併用することもできる。例えば、
低級アルキル置換2−オキサゾリジノンは、ジアセトン
アルコール、NMP、ブチロラクトン、NMPの類似体
(アナローブ)特にその同族体(ホモローグ)であるN
−ビニル−2−ピロリドン、トルエン及びキシレン並び
にその混合物の如き他の公知の塗料剥離剤と併用するこ
ともできる。
また、炭化水素の高芳香族性混合物(時には、“重質芳
香族ナフサ”とも称される)を用いて低級アルキル置換
2−オキサゾリジノンを含有する混合物を作ることもで
きる。このような混合物は、アモコ・ケミカルズ社によ
って商品名「Panasol AN−1」の下に販売さ
れている。同等の混合物は、アッシュランド・ケミカル
社によって商品名「HYSOL 4−1」の下に販売さ
れている。これらの混合物は、99.2容量%の芳香族
を含有し、約0.9593の比重及び約146cc/g
モルのモル容量を有し、且つ約165°Fの引火点を持
つ。これらは、主としてアルキルベンゼンとアルキルナ
フタリンとの混合物である。他の魅力的な芳香族炭化水
素留分は、商品名「Panasol AN−2、AN−
3及びRX−22」によって表わされる。本発明の範囲
内の混合物を形成するのに使用することができる他の芳
香族炭化水素も存在するが、しかしながら、高分子量炭
化水素の使用は蒸発速度を下げ且つ混合物の引火点を上
げる。これらの両方とも、塗料剥離剤の望ましい特性で
ある。
また、塩化メチレン及びベンゼンの如き化合物を低級ア
ルキル置換2−オキサゾリジノンと組み合わせて使用す
ることもできる。しかしながら、それらの毒性の故に、
これらの化合物の存在は、最少限にされるべきであり好
ましくは回避されるべきである。
もし低級アルキル置換2−オキサゾリジノンを先の例示
のものの如き他の物質と混合する場合には、これらは塗
料剥離剤組成物の総重量を基にして約20〜約80重量
%の濃度で存在させるのが好ましい。より好ましくは、
それらは塗料剥離剤組成物の総重量を基にして約40〜
約80重量%の濃度で存在させるべきである。
随意に、添加剤を存在させてもよい。グリコールエーテ
ルの如き高引火点極性溶剤(カルビトールが好ましい)
を約25容量%までの量で加えることができる。また、
他の物質、例えばエタノール、イソプロパノール、n−
プロバノール、3〜7個の炭素原子を有するケトン及び
4〜8個の炭素原子を有するジケトン(70°Fよりも
高い融点を有するものを除いて)を存在させてもよいが
、しかしそれらの毒性、コスト、臭気又は揮発性の故に
それ程望ましくない。同様に、アセトフェノンを用いる
こともできる。水は使用すべきでない。また、皮膚に損
傷を及ぼす薬剤は最少限にすべきである。
塗料剥離剤組成物は、有益下に増稠される。塗料剥離剤
組成物の良好な増稠は、1〜3重量%のヒドロキシプロ
ピルセルロースを用いて又は2〜6重量%のエチルセル
ロースを用いて達成することができることは知られてい
る。当業者には他の増稠剤の使用が明らかであろう。
特に増稠剤が水溶性でないときの塗料剥離剤の水洗性を
高めるためには、表面活性剤を使用するのが有益である
。エチルセルロース増稠剤の組み合わせて有益下に使用
することができる表面活性剤の種類の例はポリオキシエ
チレントリデシルエーテルである。油/水型エマルジョ
ンを作ることができる他の同様の表面活性剤の使用も斯
界において周知である。
本発明の塗料剥離剤組成物が塗料を剥離可能にするのに
十分なだけ軟化させるのに必要な時間は、塗料剥離剤組
成物の正確な組成に左右される。塗布基体の視覚検査及
びパテナイフのような器具による塗布面の突き刺しによ
って、恐らく、塗料が剥離可能であるときの最ともよい
表示が与えられる。塗料が一旦十分に軟化されると、そ
れは基体からパテナイフ又はぼうぎれで剥離させること
ができる。
本発明の正確な範囲は特許請求の範囲に示されているけ
れども、本発明のある面を更の例示するために次の特定
の実施例を提供する。これら実施例は、単なる例示のた
めに提供されるものであって、本発明を制限するものと
解釈すべきでない。すべての部数及び百分率は、特に記
していなければ重量比である。
実施例 松の木の木材表面にアルキドプライマー塗料を塗布し、
そして風乾させた。次いで、木材表面に8.2%の顔料
、40.0%のビヒクル及び乾燥剤並びに51.8%の
溶剤塗料を含有するアルキド工業エナメルを塗布した。
次いで、塗料を風乾させた。
次いで、塗布面に3滴の各試験溶剤を置き、そして溶剤
損失を訟少限にするために小さいプラスチック製カップ
をかぶせた。以下に記載する時間の終りに、塗料剥離剤
としての溶剤の有効性を視覚観察によって調べた。結果
を以下に示す。
例 組成 観察 1 塩化メチレン 10分 − 塗料の浮き上がり     20分 − 塗料の溶解     30分 − 塗料の溶解 2 3−メチル−2−オキサゾリジノン 10分 − 
塗料の浮き上がり     20分 − 塗料の溶解     30分 − 塗料の溶解 3 3−エトキシブロビオン酸エチル 10分 − 影
響なし     20分 − 影響なし     30分 − 塗料の僅かな軟化4 ジイソプチ
ルケトン 10分 − 影響なし    20分 − 
影響なし     30分 − 影響なし 5 1−メチル−2−プロビルアセテート 10分 −
 影響なし     20分 − 影響なし     30分 − 影響なし 6 50/50 3−メチル−2−オキサゾリジン+キ
シレン 10分 − 塗料の溶解    20分 − 
塗料の溶解     30分 − 塗料の溶解 7 イソホロン 10分 − 塗料の軟化    20
分 − 塗料の溶解     30分 − 塗料の溶解 先の実施例によって示されるように、3−メチル−2−
オキサゾリドンは、単独で又は他の化合物との併用(例
6参照)において、塩化メチレンが示す速度に匹敵する
速度が木材表面から塗料を剥離した。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗料剥離剤組成物の総重量を基にして約20〜約
    80重量%の低級アルキル置換2−オキサゾリジノンを
    含む塗料剥離剤組成物。
  2. (2)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが塗料剥
    離剤組成物の総重量を基にして約40〜約80重量%の
    濃度で存在する特許請求の範囲第1項記載の塗料剥離剤
    組成物。
  3. (3)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが3−ア
    ルキル置換2−オキサゾリジノン、4−アルキル置換2
    −オキサゾリジノン、5−アルキル置換2−オキサゾリ
    ジノン及びそれらの混合物よりなる群から選択される特
    許請求の範囲第1項記載の塗料剥離剤組成物。
  4. (4)3−アルキル置換2−オキサゾリジノン、4−ア
    ルキル置換2−オキサゾリジノン又は5−アルキル置換
    2−オキサゾリジノンのアルキル基が1〜約4個の炭素
    原子を含有する特許請求の範囲第3項記載の塗料剥離剤
    組成物。
  5. (5)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが3−メ
    チル−2−オキサゾリジノンである特許請求の範囲第1
    項記載の塗料剥離剤組成物。
  6. (6)3−メチル−2−オキサゾリジノンが塗料剥離剤
    組成物の総重量を基にして約40〜約80重量%の濃度
    で存在する特許請求の範囲第5項記載の塗料剥離剤組成
    物。
  7. (7)塗料剥離剤組成物が、ジアセトンアルコール、N
    −メチルピロリドン、ブチロラクトン、n−ビニル−2
    −ピロリドン、トルエン及びキシレンよりなる群から選
    択される化合物を更に含む特許請求の範囲第1項記載の
    塗料剥離剤組成物。
  8. (8)塗料剥離剤組成物が、重質芳香族ナフサの混合物
    を更に含む特許請求の範囲第1項記載の塗料剥離剤組成
    物。
  9. (9)増稠剤を更に含む特許請求の範囲第1項記載の塗
    料剥離剤組成物。
  10. (10)増稠剤が、ヒドロキシプロピルセルロース及び
    エチルセルロースよりなる群から選択される特許請求の
    範囲第9項記載の塗料剥離剤組成物。
  11. (11)塗料が塗布された基体から塗料を剥離する方法
    において、 (a)塗料に少なくとも1種の低級アルキル置換2−オ
    キサゾリジノンを含む塗料剥離剤組成物を接触させ、そ
    して (b)基体から塗料を剥離する、 ことからなる塗料剥離法。
  12. (12)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが、塗
    料剥離剤組成物の総重量を基にして約20〜約80重量
    %の濃度で塗料剥離剤組成物中に存在する特許請求の範
    囲第11項記載の方法。
  13. (13)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが塗料
    剥離剤組成物の総重量を基にして約40〜約80重量%
    の濃度で存在する特許請求の範囲第12項記載の方法。
  14. (14)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが3−
    アルキル置換2−オキサゾリジノン、4−アルキル置換
    2−オキサゾリジノン、5−アルキル置換2−オキサゾ
    リジノン及びそれらの混合物よりなる群から選択される
    特許請求の範囲第11項記載の方法。
  15. (15)3−アルキル置換2−オキサゾリジノン、4−
    アルキル置換2−オキサゾリジノン又は5−アルキル置
    換2−オキサゾリジノンのアルキル基が1〜約4個の炭
    素原子を含有する特許請求の範囲第14項記載の方法。
  16. (16)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが3−
    メチル−2−オキサゾリジノンである特許請求の範囲第
    11項記載の方法。
  17. (17)塗料剥離剤組成物が、ジアセトンアルコール、
    N−メチルピロリドン、ブチロラクトン、n−ビニル−
    2−ピロリドン、トルエン及びキシレンよりなる群から
    選択される化合物を更に含む特許請求の範囲第11項記
    載の方法。
  18. (18)塗料剥離剤組成物が、重質芳香族ナフサの混合
    物を更に含む特許請求の範囲第11項記載の方法。
  19. (19)増稠剤を更に含む特許請求の範囲第11項記載
    の方法。
  20. (20)増稠剤が、ヒドロキシプロピルセルロース及び
    エチルセルロースよりなる群から選択される特許請求の
    範囲第19項記載の方法。
  21. (21)基体に塗布された塗料を軟化させる方法におい
    て、塗料に少なくとも1種の低級アルキル置換2−オキ
    サゾリジノンを含む塗料剥離剤組成物を接触させること
    からなる塗料の軟化法。
  22. (22)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが、塗
    料剥離剤組成物の総重量を基にして約20〜約80重量
    %の濃度で塗料剥離剤組成物中に存在する特許請求の範
    囲第21項記載の方法。
  23. (23)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが塗料
    剥離剤組成物の総重量を基にして約40〜約80重量%
    の濃度で存在する特許請求の範囲第22項記載の方法。
  24. (24)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが3−
    アルキル置換2−オキサゾリジノン、4−アルキル置換
    2−オキサゾリジノン、5−アルキル置換2−オキサゾ
    リジノン及びそれらの混合物よりなる群から選択される
    特許請求の範囲第21項記載の方法。
  25. (25)3−アルキル置換2−オキサゾリジノン、4−
    アルキル置換2−オキサゾリジノン又は5−アルキル置
    換2−オキサゾリジノンのアルキル基が1〜約4個の炭
    素原子を含有する特許請求の範囲第21項記載の方法。
  26. (26)低級アルキル置換2−オキサゾリジノンが3−
    メチル−2−オキサゾリジノンである特許請求の範囲第
    21項記載の方法。
  27. (27)3−メチル−2−オキサゾリジノンが、塗料剥
    離剤組成物の総重量を基にして約20〜約80重量%の
    濃度で塗料剥離剤組成物中に存在する特許請求の範囲第
    26項記載の方法。
  28. (28)3−メチル−2−オキサゾリジノンが塗料剥離
    剤組成物の総重量を基にして約40〜約80重量%の濃
    度で塗料剥離剤組成物中に存在する特許請求の範囲第2
    7項記載の方法。
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US5542982A (en) * 1992-09-25 1996-08-06 Nissan Motor Co., Ltd. Method of removing coating films

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