JPH01289411A - 自動草刈機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主として、傾斜地の果樹１牛山林等において
、法面の下草刈りを行うための自動草刈機に関するもの
である。

従　　来　　の　　技　　術 従来、傾斜地の果樹園や山林等における法面の下草刈り
作業には、一般の自走式草刈機による作業が困難である
ので、背負い式の草刈機が多用されている。

発明が解決しようとする課題 ところが、山間地の果樹園等では、傾斜がきついうえ段
差や凹凸も多いので、背負い式草刈機による草刈り作業
には多大の労力を要するし、また、危険を伴うのが実状
である。

そこで、本発明は、このような問題点に鑑み、傾斜地の
果樹園や山林等における法面の上位部に移動案内ロープ
の端を固定して、その位置等で遠隔操作を行うのみで、
自走機体を移動案内ロープに従って移動させ、法面の草
を自動的に刈ることができ、もって、傾斜地の果樹園や
山林等においても、安全かつ容易に、しかも、能率的に
砦刈り作業を行うことができる自動草刈機を提供するこ
とを目的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明に係る自動草刈機は、上記の目的を達成するため
、自走機体の前部に刈刃を備え、その燐部に移動案内ロ
ープの巻込み装置を設け、自走機体には、遠隔操作によ
る移動、刈取りの作動制御装置を備えて構成したもので
ある。

作　　　　　　　　　用 本発明に係る自動草刈機は、前記のように構成されてい
るので、移動案内ロープの端を法面の上位部に固定した
うえ、刈刃な回転させると共に、移動案内ロープを徐々
に繰出しながら自走機体を法面に沿って下降させる。そ
して、自走機体が法面の下端部まで移動したら、こんど
は移動案内ロープを巻込みながら自走機体を法面に沿っ
て上昇移動させれば、その往復の移動過程で法面の草が
刈刃によって刈取られる。この動作は移動室ロープの固
定位置付近で遠隔操作による指令に従って行われるので
１例えば果樹水量の草を横方向に刈る場合にはその位置
で自走機体を一旦横に移動させたうえ、もとに戻して上
記作業を続行する。なお、移動案内ロープによる一行程
の草刈り作業が終了したならば、移動案内ロープの固定
位置を刈り幅分草だけ横にずらして同様の作業を繰返し
。

全法面の草を刈取る。

実　　　施　　　例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図において、ｌは自走機体であって、
この自走機体ｌには前後方向に移動させるための車輪２
を有しており、動力源としてのエンジン３が搭載されて
いる。４は回転式の刈刃であって、この刈刃４は自走機
体ｌの前部に備えられている。　４ａは橋体である。５
は移動案内ロープの巻込み装置であって、この移動案内
ロープの巻込み繰出し装置５は自走機体ｌの後部に設け
られており１巻込み繰出し装置５には草刈り行程分の長
さの移動案内ロープ６が巻込まれている。一方自動機体
ｌには横移動させるための補助車輪（舵取輪）７が備え
られており、さらに自走機体ｌの前部には刈刃４に対応
してそのガードを兼ねる円環状のタッチセンサ８が装着
されている。なお。

前記車輪２および補助車輪７は上下調節可能に構成され
ている。

９は遠隔操作による移動、刈取りの作動制御装置であっ
て、この作動制御装置９はアンテナ１Ｇでキャッチした
遠隔操作信号によって前進、後退または横移動およびそ
の変速等の走行作動、ならびに刈刃４の回転起動、停止
等の刈取作動を自動制御するものである。自走機体ｌの
後部には手動操作用の操向ハンドル１１が設けられてい
る。この操向ハンドル１１は第１図における仮想線図示
のように長さおよび角度が調整できるようになっている
。

１２は移動案内ロープ６の固定具であって、この固定具
１２はアンカーＩ３によって地面に固定するものであり
、固定具１２には移動案内ロープ６の係止体１４が横移
動自在瞬係止されている。この係止体１４には、上下に
複数の係止孔１５が設けられていて、移動案内ロープ６
の係止位置が上下：Ａｍ可能となっている。移動案内ロ
ープ６は固定具１２側でドラムＤ等により巻取るように
してもよい（第５図参照）、　また、移動案内ロープ６
の末端部を杭や立ち木等に直接止着するようにしてもよ
い。

１８は遠隔操作の送信機であって、この送信機１Ｂを操
作して上記の走行および刈取り作動の遠隔操作を行うも
のである。第３図および第４図には、以上のように構成
した草刈機を用いた傾斜地の果樹園における法面の草刈
り作業態様が示されている。この図に示すように、法面
の草を刈るには、まず法面の上位の適当な位置に固定具
１２を固定しく固定具！２は予め地面に２本隣接状に固
定しておくことにより固定具！２の横移動を交互にでき
便利である。）、遠隔操作によって刈刃４を始動させる
と共に移動案内ロープ６を順次繰出しながら自走機体ｌ
を法面の下位の位置まで下降移動させる。

そして、自走機体ｌが法面の下端部まで移動したら、こ
んどは移動案内ロープ６をその巻込み繰出し装ｆｉ５に
巻込みながら自走機体ｌを上昇移動させれば、移動案内
ロープ６に案内される往復−行程の草刈りが自動的に行
われる。その行程の途中で果樹木ａ間の草を刈る場合に
は、補助車輪７の向きを換えて自走機体ｌを一旦横に移
動させてその位置の草を刈り、次いで移動案内ロープ６
による刈取り行程にもどして作業を続行する。果樹木ａ
間の刈取り時には、タッチセンサ８によって果樹木ａが
感知され、刈刃４がそれを避けるので、果樹木ａが傷つ
けられる虞れはない、このようにして、固定具１２によ
る横移動の範囲の草刈り作業が終了したならば、固定具
１２の固定位置を横に移動して、同様の作業を繰返し、
法面全面の刈取りを行う０図中、ｂは既刈り地、Ｃは未
刈り地である。。

このようにして、移動案内ロープ６の巻込み、繰出しに
より機体を前進・後進させて法面の草刈りを行うので、
法面に段差や凹凸起伏等があっても機体がバランスをく
ずして倒れることがなく草刈り作業を安全かつ能率的に
行うことができる。

また、復路行程で機体ｌを方向転換するようにしてもよ
い、この場合は移動案内ロープ６を機体中心から導出す
るように構成すればよい。

なお、平地において、作業者の歩行作業によって草刈り
作業を行う場合は、巻込み繰出し装置５に移動案内ロー
プ６を全部巻込んで収納すれば、操向ハンドル１１によ
る運転操作でその作業を支障なく行うことができる。

発　　明　　　の　　効　　果 本発明は、前記のように、自走機体の前部に刈刃を備え
、その後部に移動案内ロープの巻込み繰出し装置を設け
、自走機体には、遠隔操作による移動、刈取りの作動制
御装置を備えて構成したものであるから、傾斜地の果樹
園や山林等における法面の上位部に移動案内ロープの端
を固定して。

その位置等で遠隔操作を行うのみで、自走機体を移動案
内ロープに従って移動させ、法面の草を自動的に刈るこ
とができ、もって、傾斜地の果樹園や山林等においても
、安全かつ容易に、しかも能率的に草刈り作業を行うこ
とができ、特に段差や凹凸起伏がある傾斜地における孕
刈り作業に威力を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであって、第１図は
全体の側面図、第２図は同上平面図、第３図は草刈り作
業の態様を示す側面図、第４図は同上平面図、第５図は
巻込み訝出し装置の他の実施例を示す側面図である。 図中、ｌは自走機体、２は車輪、４は刈刃、５は案内ロ
ープの巻込み鰻出し装置、６は移動案内ロープ、７は補
助車輪、９は遠隔操作による移動、刈取りの作動制御装
置、１２は移動案内ロープの固定具、１Ｂは送信機、ａ
は果樹水、ｂは既刈り地、Ｃは未刈り地。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自走機体の前部に刈刃を備え、その後部に移動案内ロー
   プの巻込み繰出し装置を設け、自走機体には、遠隔操作
   による移動、刈取りの作動制御装置を備えて構成したこ
   とを特徴とする自動草刈機。