JPH01288685A - サーモスタットミキシングバルブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はサイクリング現象を改善したサーモスタット
ミキシングバルブに関づ−る。

（従来技術） 第６図は従来のサーモスタットミキシングバルブ（Ｂ）
を示し、バルブ本体（Ｂ′）の内部に水用流路（１０１
）と湯用流路（１０２）、この両流路（１０１）（１０
２）と連絡する混合室（１０３）及び、この混合室（１
０３）に通孔（１０４）を介して連通する混合水用流路
（１０５）を設（プると共に、上記水用流路（１０１）
と湯用流路（１０２）との合流部に水用弁座（１０６）
と湯用弁座（１０７）とを対面させて設りである。

この両弁座（１０６）　（１０７）の間には、混合水の
湿度を感温して伸縮作動する感温体（１１１）と連係さ
せた略円筒形状で内部に隔壁（１０９）を有する制御弁
（１０８）を設り、この制御弁（１０８）を両弁座（１
０６）（１０７）間で軸方向に摺動に支持する。

上記制御弁（１０８）の一端口には略円筒状のエレメン
トケース（１１８）を嵌合させて一体化し、このエレメ
ントケース（１１８）内に形成される略円筒状の混合室
（１０３’　）を制御弁（ｉｏｇ）と同芯ざぜた状態で
連通せしめである。

また、エレメントケース（１１８）の上端部には前記感
温体（１１１）が嵌装され、この感温体（１１１）の感
温部（１１２）を混合室の中芯部に内挿すると共に、同
感温体（１１１）の上部をスプリングケース（１１３）
を介してｆＡ磨調整ハンドル（図示せず）と連係せしめ
である。

従って、温度調整ハンドル（不図示）を回動させると、
感温体（１１１）　、エレメントケース（１１８）　。

制御弁（１０８）が上下に一体的に移動し、これによっ
て、水用弁座（１０６）と湯用弁座（１０７）間に８３
りる制御弁（１０８）の位置、即ち、水入口（１１４）
と湯入口（１１５）の開度比を変化させることににす、
混合室（１０３）内で混合される湯と水の比率を調節し
て混合水の温度を調整している。

＝　５− 」−配水入口（１１４）から流れ込んだ水は混合室（１
０３）の内周面に開設した第２流通孔（１１６）から混
合室（１０３）内に入り、また、湯入口（１１５）から
流れ込／υだ潟は制御弁（１０８）内部の隔壁（１０９
）における中芯部周囲に開設した第１流通孔（１１７）
から混合室（１０３）内に流れ込んで前記した水と混合
されながら混合室（１０３）内を通過し、通孔（１０４
）から混合水流路（１０５）内に流れ込んで吐水される
。

上記した如き従来構成のサーモスタットミキシングバル
ブ（Ｂ）は所定の条件下にて使用する場合において全く
問題なく作動するが、混合水の吐水量が比較的少ない状
態においては混合室（１０３）内での流速が小さくなる
ので、混合室（１０３）にて行なわれる潟と水との混合
が弱く不安定となる。

これによって、混合室（１０３）を通過する流れには斑
が生じ、この瀉と水との流れの斑、即ち温度の差に感温
体（１１２）が反応して大きく伸縮する為に、混合水の
温度が大きく上下して長い間収まらなくなるリーイクリ
ング状態に入ってしまう。

−〇　− （発明が解決しようとする課題） 本発明は上記した如ぎ従来技術が有する問題点に鑑みて
なされたものであり、その課題は、混合水の吐水量が少
ない状態における混合室内を通過する揚と水との混合状
態を安定化することにより、同混合室内の潟と水との温
度分布を均等化してサイクリング現象の発生を防止せし
めることである。

（課題を解決づ゛る為の手段） 上記した課題を解決する為に請求項１のザーモスタツ１
ヘミキシングバルブは、第１流通孔及び第２流通孔のど
ちらか一方、又は双方を円周方向へ傾斜させたものであ
る。

請求項２の→ノー−モスタラ１〜ミキシングバルブは、
混合室の内面若しくは感温体の感温部外周面のいずれか
一方、又は双方に螺旋突条若しくは螺旋凹溝を螺旋状に
形成したものである。

請求項３のサーモスタフ１〜ミキシングバルブは第１流
通孔の傾斜及び第２流通孔のどちらか一方、又は双方を
円周方向へ傾斜させ、且つ混合室の内周面若しくは感温
体の感温部外周面のいずれか一方、又は双方に突条若し
くは凹溝を螺旋状に形成したものである。

（作用） 上記した請求項１の手段によれば、水用流路から制御弁
の水側弁部を通過した水は、混合室内周面に開設した第
２流通孔より混合室内に流れ込む。

また、潟用流路から制御弁の湯側弁部を通過して同制御
弁内に流入した潟は、同弁内の隔壁に開設した第１流通
孔を通過して混合室内に流れ込む。

上記した湯と水とは、第１及び第２流通孔をそれぞれに
通過する際に円周方向へ向けて噴出され、混合室内にお
ける感温体の感温部と同混合室内壁との間に形成される
空間内を螺旋状に旋回して混合しながら通過し、通孔か
ら混合水流路へと噴出する。

請求項２の手段によれば、第１流通孔及び第２流通孔を
通過した湯と水とは混合室内における感温体の感温部と
同混合室内壁との間に形成される空間内に流入する。

そして、混合室通過中において、同室の内周面若しくは
感温体の感温部外周面に形成した螺旋突条又は螺旋凹溝
に接して旋回しながらかく拌混合されて通孔から混合水
流路へと噴出する。

そして、請求項３０手段によれば、水用流路から制御弁
の水側弁部を通過した水は、混合室内周面に開設した第
２流通孔より混合室内に流れ込む。

また、湯用流路から制御弁の湯側弁部を通過して同制御
弁内に流入した湯は、同弁内の隔壁に開設した第１流通
孔を通過して混合室内に流れ込む。

上記した湯と水とは、第１及び第２流通孔をそれぞれに
通過する際に円周方向へ同番ノで噴出され、混合室内に
おｔ−する感温体の感温部と同混合室内壁との間に形成
される空間内を螺旋状に旋回して混合しながら通過し、
さらに、混合室通過中において、同室の内周面若しくは
感温体の感温部外周面に形成した螺旋突条又は螺旋凹溝
に接して旋回しながらかく拌混合されて通孔から混合水
流路へと噴出する。

（効果） 本発明は、以上の通りに構成したので以下に記載する効
果を奏する。

請求項１のザーモスタットミキシングバルブにおいては
、第１流通孔と第２流通孔とを円周方向に傾斜さ−Ｕて
開設ゼしめたものであるから、上記第１流通孔及び第２
流通孔を通過して混合室内に流れ込む潟と水とは、共に
螺旋状に旋回しながら良好にかく拌混合される。

従って、吐水量が少ない場合であっても、混合室を通過
Ｊる楊と水とは感湿体の感温部の周りを安定した混合状
態で通過し、これによって混合室内を通過する渇と水と
の温度分布が平均化してサイクリング現象を防止するこ
とができる。

請求項２のザーモスタツｈミキシングバルブにおいては
、混合室の内周面若しくは感温体の感温部外周に螺旋突
条又は螺旋凹溝を形成せしめたものであるから、第１流
通孔及び第２流通孔を通過して混合室内に流れ込む湯と
水とは、螺旋突条又は螺旋凹溝に接することによって旋
回しながら良好にかく拌混合される。

従って、吐水量が少ない場合であっても、混合＝　　１
０　− 室を通過する湯と水とは感温体の感温部の周りを安定し
た評合状態で通過し、これによって混合室内を通過する
湯と水との温度分布が平均化して勺イクリング現象を防
止することができる。

請求項３のサーモスタン１〜ミキシングバルブにおいて
は、第１流通孔と第２流通孔とを円周方向に傾斜させて
開設すると共に、混合室の内周面若しくは感温体の感温
部外周に螺旋突条又は螺旋凹溝を形成ぜしめたものであ
るから、上記第１流通孔及び第２流通孔を通過して混合
室内に流れ込む湯と水とは、共に螺旋状に旋回して混合
され、さらに螺旋突条又は螺旋凹溝に接することによっ
てより一層にかく拌混合される。

従って、吐水量が少ない場合であっても、混合室を通過
する潟と水とは感温体の感湿部の周りを安定した混合状
態で通過し、これによって混合室内を通過する澹と水と
の温度分布が平均化してサイクリング現象を防止するこ
とができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明＝　１１
− する。

第１図乃至第４図にて示す（Ａ）は洗髪等に用いるザー
モスタツ１ヘミキシングバルブであり、同図面（Ａ′）
はバルブ本体、（１）は水用流路、（２）は揚用流路、
（３）は制御弁、（６）は混合室、（７）は感温体、（
１２）は混合水流路、（１３）は流ｂｌ調節ハンドル、
（１４）は温度調整ハンドルである。

バルブ本体（Ａ′）は、温調部を収容する筒部（Ａ“１
）と止水弁が収容される筒部（△′２）とを連結部（Ａ
’　３　）で連結すると共に、上記筒部（Ａ’　＋　）
の下部に水入口部（１ａ）と湯入口部（２ａ）とを形成
した空胴体であり、両ハンドル（１３Ｈ１４）の支持部
を洗髪器（Ｂ）の上面等に対して締付りて固定しである
。上記水入口部（１ａ）と湯入口部（２ａ）には給水管
（５１）と給湯管（５２）を接続すると共に逆止弁（３
３）（３４）を設け、これらをバルブ本体（Ａ′）の内
部に設けた水用流路（１）と湯用流路（２）とに臨ませ
る。上記両流路（Ｉ　Ｎ２　）の合流部には開口壁（１
６）を備えた隔壁（１７）を設【プで水用流路（１）と
湯用流路（２）とを区画しである。

上記間口壁（１６）には制御部（３）を摺動自在に嵌装
する。

制御弁（３）直下の本体底面壁に開設した開口（１８）
内には湯用弁座（５）を嵌着した栓蓋（１９）を螺着し
、且つ、同制御弁（３）の直上に開設した挿通壁（２０
）を開穿し、略筒形のエレメントケース（１５）の下部
を摺動自在に嵌挿する。

制御弁（３）は略筒形状に形成し、上端側口縁に水側弁
部（３ａ）を備えると共に下端側口縁に湯側弁部（３ｂ
）を備え、且つ、内部の空胴部に第１流通孔（８）を開
設した隔壁（３ｃ）を設けて構成し、上記隔壁（３Ｃ）
と湯用弁座（５）との間にスプリング（２１）を弾装す
ると共に、上端側の開口内にはエレメントケース（１５
）の下端を嵌着して一体化し、湯用弁座（５）と挿通壁
（２０）の下面に形成した水用弁座（４）との間を摺動
する様に構成しである。

また、第３図にて示す様に制御弁（３）の隔壁（３Ｃ）
における中芯部の周囲には、８個の第１流通孔（８）を
円周方向に向けて右螺旋の如く傾斜させて開設しである
。

ルーメンｌ−り一−ス（１５）の下端を制御弁（３）の
上端口内に嵌着することによって、制御弁（３）の内部
と混合室（６）とが同芯状態で連通される。

ニレメン１〜ケース（１５）の上部には感温体（７）を
嵌挿し、円柱形のｒｅｆｉｔａ部（７ａ）を前記混合室
（６）の中芯部に内挿しである。

感温体（７）は感温部（７ａ）内に感温材としてワック
スを封入し、この感温材の熱膨張収縮にＪ：り上端の突
軸（７ｂ）を出没伸縮Ｖしめるものである。

また、ニレメン１〜ケース（１５）の下部周面には８個
の第２流通孔（９）を一定の間隔を置いて開設し、これ
を混合室（６）の内周面に臨ませる。

上記第２流通孔（９）は前記した第１流通孔（８）と同
様に、円周方向に向けて右螺旋の如く傾斜さ仕て開設し
である。

そして、混合室（６）内周面における感温体（７）の感
温部（７ａ）と対応する部分には突条（１０）を右回り
に螺旋させて突出形成せしめると共に、エレメントケー
ス（１５）の上部に通孔（１１）を開設して、混合室（
６）と同ケース（１５）の外側に形成される混合水流路
（１２）とを連絡しである。

バルブ本体くＡ′）の筒部（Ａ’　＋　）の上端口には
ライブ−（２２）の下端を螺着する。ライナー（２２）
の内部にはバネケース（２３）を螺合すると共に、その
下部にエレメントガイド（２４）を内嵌して袋ナツト（
２５）によって下から支持して固定する。

上記エレメントガイド（２４）には感温体（７）の」二
部を摺動自在に嵌挿し、その上部端に受部材（２６）を
嵌合さけ゛、この受部材（２６）内の空胴部（２６ａ　
）の奥壁に若干の間隔を設りで臨／υでいる。

また、上記受部材（２６）とバネケース（２３）向上部
における段差部との間には制御弁（３）を下から弾圧す
るスプリング（２１）よりも強いバネ（２７）を弾装す
ると共に、ライナー（２２）の上端部に内側から嵌挿し
て回動自在に装着したハンドル軸（２８）の掛止部（２
８ａ　）と上記バネケース（２３）の上部どの間にスプ
リング（２９）を弾装する。

上記ハンドル軸（２８）はその下部をバネケース（２３
）の上部にスプライン（２８ｂ）係合させ、且つ、スリ
ーブ（２２）の上端より突出する上端部には渇１臭調節
用のハンドル（１４）を取付ける。

而して、温度調節用のハンドル（１４）を右に回動さぜ
ることにより、バネケース（２３）が回転し、ライナー
（２２）内面と螺合するねじ部（２３’　）により、混
合水流路（１２）側に移動する。これに伴い感温体（７
）が制御弁（５）側へ移動すると共に、制御弁（３）が
湯用弁座（５）側に下がり、給湯量を減少づ′ると同時
に、給水量を増加させて混合水の温度を降温側に調整覆
る。

そして、ハンドル（１４）を前記ハンドル操作と反対の
操作を覆ることにより、制御弁（３）が水用弁座（４）
側に上がり、給水量を減少さゼると同時に給渇猶を増加
させて混合水の湿度を昇温側に調節づ−る。

＝　１６　＝ また、流量調節ハンドル（１３）を開側に回動させて、
筒部（Ａ’　２　）内の止水弁（不図示）が開弁するこ
とにより、混合水流路（１２）内の混合水が吐水管（３
０）へ流出さｌる。

吐水中において、水用流路（１）より制御弁（３）の水
側弁部（３ａ）を通過して、第２各流通孔（９）より混
合室（６）内に流れ込んだ水と湯用流路（２）より湯側
弁部（３ｂ）を通過して各第１流通孔（８）から同混合
室（６）内に流れ込んだ湯とは、前記した様に円周方向
へ向けて傾斜させである第１流通孔（９）及び第２流通
孔（８）を通過することにより、混合室（６）内に対し
て共に右螺旋状に噴出される。

そして、噴出、された潟と水とは感温体（７）の感温部
（７ａ）の周りを２条ねじのねじ山の如く交互に絡み合
って混合し、さらに、混合室（６）内周面の突条（１０
）に接してかく拌混合が促進されながら通過し、通孔（
１１）より混合水流路（１２）に流出する。

従って、混合室（６）で行なわれる潟と水との混合は、
吐水口が少ない場合であっても第１流通孔と第２流通孔
及び突条（１０）による間合効果でもって安定化され、
これにＪ：す、混合室（６）内における温度分布が平均
化され−ＣＩナイクリング現象を防止すると共に、混合
水の温度調節を正確にＪることができる。

尚、上記混合室（６）内周面に形成した突条（１０）は
該突条（１０）の突出量と同程度の深さの凹ｙ１（不図
示）どしても良い。

また、突条（１０）は第５図にて示す様に、感温体（７
）の感温部（７ａ）の外周面に設けても混合室（６）の
内周面に突条（１０）を設りた場合と同様なかく拌効果
を得ることができる。

第５図の突条（１０）は無論前記した凹溝であっても良
い。

さらに、第１流通孔（８）、第２流通孔く９）及び突条
（１０）又は突条の傾斜方向は左右どちらであってもよ
い。

上述したザーモスタットミキシングバルブ（Ａ＞は第１
流通孔（８）と第２流通孔（９）とを円周方向に向Ｃノ
で傾斜さＵ〜ると共に、混合室（６）の内周面若しくは
感温部（７ａ）の外周面に突条（１ｏ）又は凹溝を設（
）ることにより良好な混合効果を得ているが、上記した
第１流通孔（８）の傾斜と、第２流通孔（９）の傾斜、
及び突条（１０）又は凹溝の３つの構成はそれぞれ別個
に実行してもそれぞれに混合効果を奏するものである。

例えば、第６図に示すυ−モスタットミキシングバルブ
（Ａ′）の様に螺旋突条又は凹溝は設（プずに、第１流
通孔（８）と第２流通孔（９）とを共に円周方向へ傾斜
させても、又は第１流通孔（８）と第２流通孔（９）の
どちらか一方だけを傾斜させて構成しても良く（図示せ
ず）、これによって、第１．第２両流通孔（８）（９）
双方による旋回混合効果若しくはどららが一方の流通孔
による旋回混合効果を得ることができる。

また、第７図にて示すザーモスタッ１〜ミキシングバル
ブ（Ａ”）は、第１流通孔（８′）及び第２流通孔（９
′）を傾斜ざＶずに設【プ、混合室（６）の内周面に突
条（１０）を螺旋状に突設して構成してあり、これによ
って突条（１０）による旋回混合効果を１８ることがで
きる。

尚、上記突条（１０）は熱論凹溝であっても良く、また
、これら突条及び凹溝は感温体（７）の感温部（７ａ）
の外周若しくは混合室（６）内周面及び感温部（７ａ）
の双方に設（プても良いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したサーモスタン１〜ミキシング
バルブを示す一部切欠正面図、第２図は同バルブの混合
室部分を拡大して示す縦断正面図、第３図は第２図の［
［−１［１線断面図、第４図は第２図のＴＶ　−ＩＶ線
断面図、第５図は感温部の外周面に螺旋突条を設けた実
施例の混合室部分を示す縦断面図、第６図は第１．第２
流通孔を傾斜さＵた→）−一モスタットミキシングバル
ブの混合室部分を示Ｊ縦断正面図、第７図は突条を設け
た一す−−モスタットミキシングバルブの混合室部分を
示す縦断正面図、第８図は従来の→ノーー七スタツ１ヘ
ミキシングバルブの混合室部分を示づ一縦断正面図であ
る。 図中、 ＡＩ、Ａ２．Ａ３：ザーモスタット ミキシングバルブ Ａ′　：バルブ本体　　　１：水用流路２：湯用流路　
　　　３：制御弁 ４：水用弁座　　　　５：湯用弁座 ６：混合室　　　　　７：感温体 γａ：感温部　　　　　８：第１流通孔９：第２流通孔
　　　１０：突条 １１：通孔　　　　　　１２：混合水流路時　許　出　
願　人　　　東陶機器株式会社代　　　　　理　　　　
　人　　　　　　早　　　川　　　改　　　名第５凶 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、バルブ本体内に水用流路、湯用流路、両流路と連絡
   する混合室及び混合室に通孔を介して連通する混合水流
   路を設けると共に、上記水用流路と湯用流路との合流部
   で対面させて設けた水用弁座と湯用弁座との間に混合水
   の温度を感温して伸縮する感温体と連係する制御弁を設
   け、この制御弁を両弁座間で軸方向に摺動自在に支持し
   、この制御弁と略円柱状に形成した前記混合室とを同芯
   且つ連通状に配置させ、該混合室内の中芯部に感温体の
   感温部を内挿し、且つ、制御弁内部に設けた隔壁におけ
   る中芯部の周囲に湯用流路からの湯を混合室内に流出さ
   せる第１流通孔を開設すると共に、混合室の内周面に制
   御弁を通過した水を導入する第２流通孔を開設したサー
   モスタットミキシングバルブにおいて、前記第１流通孔
   及び第２流通孔のどちらか一方、又は双方を円周方向へ
   傾斜させたことを特徴とするサーモスタットミキシング
   バルブ。 ２、バルブ本体内に水用流路、湯用流路、両流路と連絡
   する混合室及び混合室に通孔を介して連通する混合水流
   路を設けると共に、上記水用流路と湯用流路との合流部
   で対面させて設けた水用弁座と湯用弁座との間に混合水
   の温度を感温して伸縮する感温体と連係する制御弁を設
   け、この制御弁を両弁座間で軸方向に摺動自在に支持し
   、この制御弁と略円柱状に形成した前記混合室とを同芯
   且つ連通状に配置させ、該混合室内の中芯部に感温体の
   感温部を内挿し、且つ、制御弁内部に設けた隔壁におけ
   る中芯部の周囲に湯用流路からの湯を混合室内に流出さ
   せる第１流通孔を開設すると共に、混合室の内周面に制
   御弁を通過した水を導入する第２流通孔を開設したサー
   モスタットミキシングバルブにおいて、混合室の内周面
   若しくは感温体の感温部外周面のいずれか一方、又は双
   方に突条若しくは凹溝を螺旋状に形成したことを特徴と
   するサーモスタットミキシングバルブ。 ３、バルブ本体内に水用流路、湯用流路、両流路と連絡
   する混合室及び混合室に通孔を介して連通する混合水流
   路を設けると共に、上記水用流路と湯用流路との合流部
   で対面させて設けた水用弁座と湯用弁座との間に混合水
   の温度を感温して伸縮する感湿体と連係する制御弁を設
   け、この制御弁を両弁座間で軸方向に摺動自在に支持し
   、この制御弁と略円柱状に形成した前記混合室とを同芯
   且つ連通状に配置させ、該混合室内の中芯部に感温体の
   感温部を内挿し、且つ、制御弁内部に設けた隔壁におけ
   る中芯部の周囲に湯用流路からの湯を混合室内に流出さ
   せる第１流通孔を開設すると共に、混合室の内周面に制
   御弁を通過した水を導入する第２流通孔を開設したサー
   モスタットミキシングバルブにおいて、前記第１流通孔
   及び第２流通孔のどちらか一方、又は双方を円周方向へ
   傾斜させ、且つ混合室の内周面若しくは感温体の感温部
   外周面のいずれか一方、又は双方に突条若しくは凹溝を
   螺旋状に形成したことを特徴とするサーモスタットミキ
   シングバルブ。