JPH01287086A - ピリドベンゾオキサジン類 - Google Patents

ピリドベンゾオキサジン類

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JPH01287086A
JPH01287086A JP11455888A JP11455888A JPH01287086A JP H01287086 A JPH01287086 A JP H01287086A JP 11455888 A JP11455888 A JP 11455888A JP 11455888 A JP11455888 A JP 11455888A JP H01287086 A JPH01287086 A JP H01287086A
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勇夫 早川
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新子 省悟
Shuichi Yokohama
横浜 秀一
Masazumi Imamura
今村 正純
Katsuichi Sakano
坂野 勝一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗菌性化合物およびその製造中間体に関する
ものである。
征」uL依 オフロキサシン((±)−9−フルオロ−3−メチル−
10−(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ
−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de
l [1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸:特
開昭57−489B6号公報参照)は優れた合成抗菌剤
として知られている。
解決しようとする4題点 オフロキサシンは、その構造において3位が不斉炭素で
あり、通常の製法ではラセミ体((±)体比旋光度[α
]、 O’ )として得られている。
本発明者は、このものの光学活性体を取得し、35体(
(−)体)体が (±)体の約2倍の抗菌活性を有する
とともに (+)体に比べて毒性が小さく、3H体((
+)体)は約1/10〜1/100の抗菌活性であるに
もかかわらず (±)体と同程度の毒性を有すること、
および各光学活性体は水溶性がよく注射剤としても利用
可能であることを見出し、更にこの光学活性体の製造に
有用な中間体を見出し本発明を完成した。
間 尭を解決するための手段 1−基 本発明は、式■で表わされる化合物 式■で表わされる化合物 式■で表わされる化合物 式■で表わされる化合物 に関する。
式中のxlおよび×2はフッ素、塩素等のハロゲン原子
を意味するが、特に両方がフッ素の化合物が好ましい、
RIおよびR2はそれぞれ、メチル、エチル、プロピル
等の低級アルキルを意味し、特にメチルが好ましい、R
5は、置換スルホニル基、例えば、バラトルエンスルホ
ニル、ベンゼンスルホニル、メタンスルホニルを、アル
コキシカルボニル基、例えば第三級ブトキシカルボニル
を、またはアラルキルオキシカルボニル基、例えばベン
ジルオキシカルボニル、バラメトキシベンジルオキシカ
ルボニルを意味し、置換スルホニル基、中でもバラトル
エンスルホニル基が好ましい。R4は低級アルキル基を
、Rsは水素原子または低級アルキル基を意味する。n
は1〜3の整数を意味するが通常は1または2が適当で
ある。
本発明の化合物は最終頁に示す反応式で例示される方法
で製造することができる。
反応式の化学構造式中、R,、F12、R3、R4、R
,、X、、X2およびnは前記と同じ意味を有し、X、
はヒドロキシル、ハロゲン、アルコキシル(活性エステ
ル残基)、酸無水物残基等のカルボキシル基およびその
反応性誘導体残基を意味する。
すなわち、3−低級アルキルー7.8−ジハロゲノ−1
,4−ベンゾオキサジン話導体IIと環状アミノ酸また
はその反応性誘導体IIIをアミド結合形成反応、例え
ば、酸クロリド法、活性エステル法、酸無水物法、DC
C法、により縮合させると化合物■が生成する。最も普
通には×3が塩素である酸クロリドIIIを有機溶媒中
で化合物I+と室温で攪拌して反応させればよい。生成
物は一般的な方法で単離、精製することができる。
この反応において、環状アミノ酸またはその反応性誘導
体IIIの二種の異性体の一方、すなわち、5体または
8体を用いるとIVの化合物のジアステレオマーの混合
物を分離するのが容易である。すなわち、SまたはR−
プロリン、SまたはR−ピペコリン酸の誘導体等が適当
であり、最も好ましい化合物II+の例としては、(S
)−N−ベンゼンスルホニルプロリンおよび(S)−N
−パラトルエンスルホニルプロリンがある。ジアステレ
オマー■の混合物は、分別結晶もしくはシリカゲル等を
担体とするクロマトグラフィーまたはそれらの組合せに
よって分離することができる。
分離されたジアステレオマーVは、加水分解(通常は塩
基性条件下)することにより 3S−7,8−ジハロゲ
ノ−3−低級アルキルー1,4−ベンゾオキサジン■に
導くことができ、このものは公知の反応でエトキシメチ
レンマロン酸ジ低級アルキルエステルと反応させて3S
−(7,8−ジハロゲノ−3−低級アルキルー2.3−
ジヒドロ−48−1,4−ベンゾオキサジン−4−イル
)メチレンマロン酸ジアルキルエステル■となし、これ
をポリリン酸またはそのエステルと加熱反応させて3S
−9,10−ジハロゲノ−3−低級アルキルー7−オキ
ソー2.3−ジヒドロ−7H−ピリド[1゜2.3−d
el [1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸ま
たはそのエステル■に4封、要すれば加水分解後さらに
これをN−低級アルキルビベラジンと反応させて1〇−
置換体Iを製造することができる。
また、化合物■または化合物■を三フッ化ホウ素または
三フッ化ホウ素錯体と加熱縮合させてキレート化合物■
となし、これをN−低級アルキルビベラジンと反応させ
て1〇−置換体Iを製造することもできる(特開昭57
−46986号、同58−29789号、同58−43
977号、同58−72511’8号公報参照)。
また、化合物■は次に例示する方法によっても製造でき
る。すなわち、(±) −9,10−ジフルオロ−3−
ヒドロキシメチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7
11−ピリド[1、2、3−del [1、4]ベンゾ
オキサジン−6−カルボン酸エチルを3.5−ジニトロ
安息香酸クロリドなどで処理して(±)−3−(3,5
−ジニトロベンゾイルオキシ)メチル体に導く。これを
適当な方法、例えば高速液体クロマトグラフィー()I
PLに)を用いて二種の光学活性体に分割する。
得、られた光学活性体を炭酸水素ナトリウム等で処理し
、ベンゾイル部分を選択的に加水分解してヒドロキシメ
チル体を製す。これをヨード化試薬を用いて3−ヨード
メチル体となし、n−トリブチルスタンナン等で還元し
て3−メチル体を製す。このものは単離精製することな
く酸性条件で加水分解すれば、3−メチル体の6−カル
ボン酸とすることができる。これを、N−アルキルピペ
ラジンと加熱攪拌するなどの処理で反応させると1O−
(4−アルキル−1−ピペラジニル)体Iを得ることが
できる。
最終物質として得られた光学活性体の33体lおよび3
8体の抗菌活性をオフロキサシンと比較して表に示す。
なお、試験方法は、日本化学療法学会指定の標準法に準
じた。
(S)−N−p−トルエンスルホニルプロリン61.9
gと塩化チオニルより製造した酸クロリドの乾燥ジクロ
ルメタン(350ml)溶液を、(±)−7,8−ジフ
ルオロ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−48−(1,
4]ベンゾオキサジン32.8gおよびピリジン28m
1の乾燥ジクロルメタン(300ml)溶液に、室温攪
拌下徐々に滴下した後、室温でさらに4時間攪拌した。
反応液を10零塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。
ジクロルメタンを留去して得た油状残渣を酢酸エチル2
00m1に溶解し、攪拌しつつn−ヘキサン750m1
を少量ずつ滴下すると直ちに結晶(化合物rV :Xl
−Xl−F%R+−CHa、Rs−1)−トルエンスル
ホニルn=1の(−)体)が析出する。析出晶を濾去し
、濾液を減圧乾固し、残漬をシリカゲル500gのカラ
ムクロマト4に付し、ベンゼン−酢酸エチル(50:1
〜25 : 1)にて溶出し、油状物を得た。この油状
物をエタノール500mlに溶解し、室温下−昼夜放置
すると結晶が析出する。エタノールを留去して得た結晶
に、ジエチルエーテル及びn−ヘキサンを加えた後濾取
し、減圧乾燥すると35−(+)−7.8−ジフルオロ
−3−メチル−4− [(S) −N−p− トルエン
スルホニルプロリル]−2.3−ジヒドロ−4)1− 
[1 、4]ベンゾオキサジン(化合物IV : Xl
−Xl−F,R1=Clh、R3−p−トルエンスルホ
ニル、n−1の(+)体) 33.、4gが得られた。
融点107〜108℃ [α]。+70.7°(cm0.953,クロロホルム
)TR v 出:1685,1510.1490 cm
−’元素分析値 C21H2□F2N2045として計
算値C 57.79  8 5.08  N 6.42
分析値C 58.05  H 5.14  N 6.4
7施例2  : S−(−)−7.8−ジフルオロ−3
−メチル−実施例1で得た(+)体32.8gをエタノ
ール1jZに溶解しIN水酸化ナトリウム溶液300m
βを加え、3時間還流した。エタノールを留去して得た
油状残渣をベンゼンで抽出した。抽出液を飽和食塩水で
洗浄後芒硝乾燥し、ベンゼンを留去した。残渣をシリカ
ゲル200gのカラムクロマトグラフィーに付し、ベン
ゼンで溶出するとS− (−) −7 、8−ジフルオ
ロ−3−メチル−2.3−ジヒドロ−4H−[1,4]
ベンゾオキサジン( VI :XI−Xl−F, R1
−(:R3)、 12 、7g (91 、4%F)が
油状物として得られた。
[α]Dー’1.6°(c@2.17,クロロホルム)
このものを塩酸塩としてX線解析することにより、絶対
配置がSと決定された。
ルエステル 実施例2で得たS−(−)−ベンゾオキサジン訪導体1
5、8gに、ジエチル エトキシメチレンマロネート2
4.0gを加え、減圧下に130〜140℃で1時間攪
拌した。冷後、反応液を無水酢酸50rQlに溶解し、
水冷攪拌下これに無水酢酸−濃硫酸(2:ビへ)混合液
80mlを少量ずつ滴加した。室温で1時間攪拌後、浴
温50〜60℃で30分攪拌した。反応液に氷水を加え
た後、粉末の炭酸カリウムを加えて中和しクロロホルム
で抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
次いで飽和食塩水で洗浄し、芒硝乾燥した。クロロホル
ムを留去し、残漬にジエチルエーテルを加え、結晶を濾
取して標記の化合物(■:X+=X2ーF,R+ーCT
o,Rs−(:2Hs)20.0g’を得た。融点25
7〜258℃ [α] 、 −68.1°(cmo.25o,酢酸)で
得たエステル体19.5gを酢酸150mlに溶解し、
濃塩酸400mlを加え3時間還流した。冷後析出晶を
濾取し、水、エタノール、ジエチルエーテルで順次洗浄
し乾燥すると、対応するカルボン酸(■+xl−x2−
1’、 R+”CII+、R,−8) 16.2gが得
られた。
融点ン300℃ [αコ。−65,6’ (c−0,9
85、DMSO)実施例4で得たカルボン酸14.3g
をジエチルエーテル800m1に懸濁し、三フッ化ホウ
素ジエチルエーテルコンプレックス70m1を加え、室
温で5時間攪拌した。上澄を傾瀉で除去し、残留物にジ
エチルエーテルを加えて濾取し、ジエチルエーテルで洗
浄後乾燥した。このものをジメチルスルホキシド100
m1 に溶解し、トリエチルアミン14.2ml及びN
−メチルピペラジン7.3mlを加え室温で18時間攪
拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にジエチルエーテルを
加え、濾取した黄色粉末を9596メタノ一ル4QOm
lに懸濁し、トリエチルアミン25m1を加えて25時
間加熱還流した。溶媒を減圧留去し、残渣を1(n塩酸
500m1に溶解し、クロロホルムで3回洗浄後4N水
酸化ナトリウム水溶液でpH11とし、再びIN塩酸で
p)17.3に調整してクロロホルム(21×3)で抽
出、芒硝乾燥した。クロロホルムを留去し得られた結晶
性固体をエタノール−ジエチルエーテルより再結晶し、
オフロキサシンの5−(−)体(I :X+=F、R+
−Rz−Cl(s)12.0g’を得た。
融点 226〜230℃(分解) [α コ 、  −76,9°  (c−0,655,
0,05N  Na0H)S−(−)−9,10−ジフ
ルオロ−3−メチル−6−カルボン酸281Bをジエチ
ルエーテル30m1に懸濁し、室温攪拌下、大過剰の三
フッ化ホウ素エチルエーテルコンプレックスを加えて、
45分間反応させた。
沈殿物を濾取し、ジエチルエーテルで洗浄後減圧乾燥し
てキレート体■を得た。分解点〉300℃元素分析 C
l5)188F4NO4として計算値 C47,46H
2,46N 4.26分析値 C47,8882,59
N 4.32IRvKB’:1720,1640,15
60,1485.1275.1035 cm−’ax このものの310mgをジメチルスルホキシド6mlに
溶解し、トリエチルアミン0.32m1およびN−メチ
ルピペラジン0.13m1を加え、室温で17時間攪拌
した後減圧乾固した。残渣をジエチルエーテルで洗浄し
た後、トリエチルアミン0.5mlを含む95零工タノ
ール20m1に溶解して8時間加熱還流した。
冷後減圧乾固して得た残漬を、希塩酸(詰)に溶解して
クロロホルムと振り分け、水層をIN水酸化ナトリウム
でpH11とし、次いでIN塩酸でpH7,4に調整し
た。これをクロロホルム(50X3)で抽出して芒硝乾
燥後クロロホルムを留去し、得た粉末をエタノール−ジ
エチルエーテルより再結晶し透明徴針晶の目的物112
0mgを得た。
融点225〜227℃(分解) [CEII)  −76,9@(c=Q=385. Q
、Q5N Na1l()元素分析値 Cl8H2゜FN
304・%HJとして計算値: C58,37+1.5
.72  N  11.35分析値I C58,17)
1 5.51S  8 11.27施例7:ベンゾイル
オキシ体の製造 (±)−9,10−ジフルオロ−3−ヒドロキシメチル
−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1、
2、3−de][1,4]ベンゾオキサジン−6−カル
ボン酸エチル1gおよびピリジン500mgを無水テト
ラヒドロフラン(T)IF) 100m1に懸濁させ、
3.5−ジニトロベンゾイルクロリド1.6gを加えて
90℃で還流させた。懸濁液は一旦溶解した後無色沈殿
が析出する。1.5時間反応させ、冷後沈殿物を濾取し
、メタノールとエーテルで洗浄後乾燥して、無色粉末の
(±) −9,10−ジフルオロ−3−(3,5−ジニ
トロベンゾイルオキシ)メチル−7−オキソ−2,3−
ジヒドロ−7H−ピリド[1、2、3−de] [1、
4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチルエステル
1.2gを得た。融点240〜242℃NMR(CDC
l315%FDMSO−da)   δ(ppm) ;
1.30(3H,t、J−7,0Hz、−CHz C旦
、)4.26(2H,q、J=7.0Hz、−C其2 
C)13)4.4〜5.4 (5H,m) 7.76(LH,dd、J−11,0Hz、7.OHz
、Ca−H)8.8 (l)I、s、Cs−旦) 9.0 (2H,d、J=3.0Hz、芳香環プロトン
)9.2(18,t、J−3,0)1z、芳香環プロト
ン)・・施例8:′字分割 実施例7で得たジニトロベンゾイルオキシ体6mgを、
蒸留して精製したジメチルホルムアミド(1)MF)約
0.6mlに溶解し、ミリポアフィルタ−にて濾過した
後カラムに注入し、HPLCを行なった。
カラム:スミパックス0A−4200(2x 25cm
)l媒:n−ヘキサン/l、2−ジクロルエタン/エタ
ノール= [i/3/1 流速: 8ml /分 初めに溶出してくるフラクション((+)体のフラクシ
ョン)には、若干のラセミ体の原料が混在している(D
MFに溶解した時に一部加水分解される)ため、前のフ
ラクションのみさらにシリカゲルクロマトグラフィーに
付し、 C)IC1+〜10* MeOH/CHCl5
を溶出溶媒として特製した。
以上の様な精製を繰返すことにより、ジニトロベンゾイ
ルオキシ体600mgより二種の光学活性体5(−)体
とR(+)体を各々250Bずつ得た。
R(+)体:保持時間56〜76分、カラム温度22℃
融点235〜240℃、[α]D+90.8°(c−0
,852,DMF)S (−)体:保持時間78〜98
分、カラム温度22℃融点244〜249℃、[Q ]
 o −92,5°(c−0,889,DMF)実施例
9 : 5−(−)−9,10−ジフルオロ−3−ヒド
ロキシメチル ’;−(−)ジニトロベンゾイルオキシ体120mgを
エタノール10m1および飽和重曹水4mlに懸濁させ
50〜60℃で2時間加熱攪拌する。濃縮後水を加えて
不溶物を濾取し、水、9繋エタノール、エーテルで順次
洗浄し、無色結晶としてS−(−)−3−ヒドロキシメ
チル体88Bを得た。融点235〜240℃元素〜24
0℃lsl(+5F2NO5として計算値 C55,3
9H4,03N 4.31分析値 C55,44I+ 
4.01  N 4.49[al o −125,9°
(c・0.918.DMF)同様にしてR(+)ジニト
ロベンゾイルオキシ体からR(+)−3−ヒドロキシメ
チル体を得た。
融点231〜234℃ [al o + 125.9° (C−0,715,D
MF)酸エチル S−(−)−3−ヒドロキシメチル体63mgを無水D
MF 12m1に懸濁し、70〜80℃に加熱攪拌して
溶解させて室温に戻した。得た溶液に、トリフェニルフ
ォスフアイトメチオダイト340mgを加え、1.5時
間攪拌した。溶媒を減圧留去後、残漬をクロロホルムに
溶解し、チオ硫酸ナトリウム水溶液、次いで飽和食塩水
で分配した後、クロロホルム層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥し溶媒を留去した。残渣にジエチルエーテルを加
えて攪拌し、析出した固体を濾取してジエチルエーテル
で洗浄し、減圧乾燥して白色粉末の標記化合物78mg
を得た。
融点214〜217℃ 元素分析値 Cl5H12F2INO4として計算値 
C41,40H2,78N 3.22分析値 C41,
16H2,58N 2.99同様にして8(+)体を得
ることができた。
実施例10の化合物78mgを無水エタノール18 m
lに懸濁し、60〜70℃で加熱攪拌して溶解させ、室
温に戻した。得た溶液に、n−1−リブチルスタンナン
0.2mlを加え、50〜60℃で1時間、室温で1時
間攪拌した。溶媒を留去し、残漬をシリカゲル8gのカ
ラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタノ
ール(40:1)で溶出させ粗メチル体を得た。これを
氷酢酸2mlに溶解し、濃塩酸4mlを加えて40分間
加熱還流した。反応液を濃縮し、水を加えて析出した結
晶を濾取した。水、エタノールおよびエーテルで洗浄後
減圧乾燥し、標記化合物の結晶22mgを得た。融点〉
300℃[a ] o −85,6”  (c−0,9
50,DMSO)元素分析値 Cl5H9F2NO4と
して計算値 C55,5283,23N 4.98分析
値 C55,7983,20N 4.91同様にして(
+)体も得た。
[α コ 、  +  65.6 °  (c−0,9
03,DMSO)S−(−) −9,10−ジフルオロ
−3−メチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−711
−ピリド[1,2,3−de]  [1,4] ベンゾ
オキキシン−6−カルボン酸21BおよびN−メチルピ
ペラジン30mgを無水ジメチルスルホキシド3mjZ
に溶解し、130〜140℃で1時間攪拌した。溶媒を
減圧留去し、残漬にエタノール2mlを加え、析出した
固体を濾取して少量のエタノールおよびエーテルで順次
洗浄した。得られた粉末14mgを、シリカゲル5gの
カラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタ
ノール−水(7:3+1)の下層溶液で溶出させてS−
(−)−9−フルオロ−3−メチル−ro−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒド
ロ−7日−ピリド[1,2,3−de]  [1,4]
 ベンゾオキキシン−6−カルボン酸を得た。又、上記
濾取母液を分取し、薄層クロマトグラフィー(シリカゲ
ル、20x 20cm、 0.5mm)に付し、クロロ
ホルム−メタノール−水(15:3:1)の下層溶液で
展開して精製した。両者を合わせ目的物14Bの結晶を
得た。
融点220〜228℃(分解) 元素分析値 C+aH2゜FN304として計算値 C
59,821(5,58N 11.63分析値 C60
,0185,69N 11.53[a]  D −68
,8°  (c−0,711,0,05N−H5N−N
a0H)/e) ;361 (M”) NMR(CDCl3  δ(ppm):1.63(3L
d、C5−CH5) 2.38(38,s、N−C!j3) 2.54〜2.l1O(4H,m、 2X CQJ)3
.40〜3.44(4)1.m、2X CH2N)4.
35〜4.52(3H,m、C)I  and  (:
)12)7.76 (IH,d、芳香環c、4)8.6
4(1)1.s、C5−H) 同様にしてR(+)体を得た。
融点218〜226℃(分解)MS(m/e):361
(M+)[α コ 、  +  68.7 °  (c
−0,560,0,058−Na0)1)N−メチルビ
ペラジンの代りにN−エチルピペラジンを用い、実施例
5と同様に処理して標記の化合物を得た。融点229〜
230℃ (分解)[α]  −87,0”  (C−
0,585,)120)N M R(CDCl3)  
δ(ppm)1.16(3H,t、J−7)1z、−(
:I(2cH3)1.63(3H,d、J=711z、
CH,)2.53 (2N、q、J−7tlz、−CH
2CH3)2.57〜2.69(4H,m、2  X 
C:H2)3.40〜3.53(4H,m、2  X 
CH2)4.32〜4.58(3H,m、CHand 
 CH2)7.77(11−1,d、J−12H7,C
a−H)8.67(18,s、C5−H)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼IV (式中、X_1およびX_2はそれぞれハロゲン原子を
    意味する。R_1は低級アルキル基を意味する。R_3
    は置換スルホニル基、アルコキシカルボニル基またはア
    ラルキルオキシカルボニル基を意味し、nは1、2また
    は3を意味する)で表わされる化合物
  2. (2)X_1およびX_2がフッ素原子であり、R_1
    がメチル基であり、R_3が置換スルホニル基であり、
    nが1である特許請求の範囲第1項の化合物
  3. (3)3S−(+)−7,8−ジフルオロ−2,3−ジ
    ヒドロ−3−メチル−4−[(S)−N−パラトルエン
    スルホニルプロリル]−4H−[1,4]ベンゾオキサ
    ジンである特許請求の範囲第1項の化合物
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼VI (式中、X_1およびX_2はそれぞれハロゲン原子を
    意味する。R_1は低級アルキル基を意味する。)で表
    わされる化合物
  5. (5)X_1およびX_2がフッ素原子であり、R_1
    がメチル基である特許請求の範囲第4項の化合物
  6. (6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼VII (式中、X_1およびX_2はそれぞれハロゲン原子を
    意味する。R_1およびR_4はそれぞれ低級アルキル
    基を意味する。)で表わされる化合物
  7. (7)X_1およびX_2がフッ素原子であり、R_1
    がメチル基でありR_4がエチル基である特許請求の範
    囲第6項の化合物
  8. (8)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼VIII (式中、X_1およびX_2はそれぞれハロゲン原子を
    意味する。R_1は低級アルキル基を意味する。R_5
    は水素原子または低級アルキル基を意味する。)で表わ
    される化合物
  9. (9)X_1およびX_2がフッ素原子であり、R_1
    がメチル基であり、R_5がエチル基である特許請求の
    範囲第8項の化合物
  10. (10)X_1およびX_2がフッ素原子であり、R_
    1がメチル基であり、R_5が水素原子である特許請求
    の範囲第8項の化合物
  11. (11)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼IX (式中、X_1およびX_2はそれぞれハロゲン原子を
    意味する。R_1は低級アルキル基を意味する。)で表
    わされる化合物
  12. (12)X_1およびX_2がフッ素原子であり、R_
    1がメチル基である特許請求の範囲第11項の化合物
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