JPH0128624B2 - - Google Patents

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JPH0128624B2
JPH0128624B2 JP60148333A JP14833385A JPH0128624B2 JP H0128624 B2 JPH0128624 B2 JP H0128624B2 JP 60148333 A JP60148333 A JP 60148333A JP 14833385 A JP14833385 A JP 14833385A JP H0128624 B2 JPH0128624 B2 JP H0128624B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
ice
abrasive material
deposits
abrasive
Prior art date
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Expired
Application number
JP60148333A
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English (en)
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JPS6211586A (ja
Inventor
Akio Saito
Masuji Shirai
Kunihiro Irie
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Mining Co Ltd filed Critical Nippon Mining Co Ltd
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Publication of JPS6211586A publication Critical patent/JPS6211586A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、熱交換器において、伝熱管
の内面に発生したスケールや汚れ等の付着物を除
去するための方法に関するものであり、また、前
記の方法において、前記付着物を除去するために
前記伝熱管内を強制的に圧送される研掃材に関す
るものである。
〔従来の技術〕
例えば、熱交換器を長期間使用すると、伝熱管
の内面にスケールや汚れ等の付着物が生成し、こ
のため、該熱交換器の性能が劣化することがあつ
た。
従来、前記管内付着物を除去する方法として、
メカニカルクリーニング、ウオータージエツトク
リーニング、化学洗浄等が知れているが、より簡
便な方法としてウエツト式サンドブラスト及びド
ライ式サンドブラストが広く採用されている。こ
のウエツト式サンドブラストは、研磨材を分散さ
せた液体を、管内に高速で噴射し、液体の運動エ
ネルギによつて運ばれる研磨材によつて前記付着
物を除去するものである。また、ドライ式サンド
ブラストは、研磨材を気体の流れに乗せて管内に
吹付け、前記付着物を除去するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前記ウエツトサンドブラスト法は、
付着物を削りとる研磨材が、管内に噴射される加
圧流体中に分散しているため、加圧流体のもつエ
ネルギのごく一部しか研磨材に伝えられず、前記
エネルギの大部分は、付着物除去のためには有効
に働いていないという問題点があつた。従つて、
付着物の除去能力が低く、作業効率がよくないと
いう問題点があつた。
また、ドライサンドブラスト法は、前記加圧流
体の流速が大きく、しかも流体中に分散している
研磨材の量を調整することが難かしく、管の内壁
にエロージヨンを発生させ易いという問題点があ
つた。
さらに、上記両方法ともブラスト作業後に研磨
材が管内に残つてしまうため、別途、研磨材の除
去作業を行なわなければならないという問題点も
あつた。
〔発明の目的〕
前記の問題点を解決するため、本発明は、管内
付着物の除去方法において、管内付着物を効率よ
く除去することができると共に、管の内面にエロ
ージヨンを発生させる恐れのない管内付着物の除
去方法を提供することを目的とする。また、本発
明は、管内に供給される加圧流体のエネルギによ
つて、効率よく付着物を除去すると共に、除去作
業後に研磨材の清掃作業が不要となる管内付着物
の研掃材を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の問題点を解決するため、本発明は、 (1) 管内付着物の除去方法において、内部に研磨
材を保持した研磨氷材の後端に内部に研磨材を
含まない氷よりなる掃除氷材が一体に結合して
設けられてなる研掃材を、前記管の一開口端か
ら挿入した後、加圧流体を管内に供給し、前記
研磨材を前記管内において強制的に圧送させる
ことによつて管内付着物を除去することを特徴
としており、 (2) 内壁面に付着物を有する管の内部を流体圧に
よつて強制的に圧送されて前記付着物を除去す
る管内付着物の研掃材において、該研掃材を、
内部に研磨材を保持した氷材の後端に内部に研
磨材を含まない氷よりなる掃除氷材を一体に結
合して設けることによつて構成したことを特徴
としている。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、第1図及び第2図に
よつて説明する。図において1は、内面にスケー
ル等の付着物を有する管である。まず、氷体2を
管1の一開口端1aから挿入する。氷体2は、円
柱形状の氷であり、その外径は、管1の内径より
やや小さくされている。長さは、2cm〜10cmのも
のが好ましい。
次に、研掃材3を開口端1aから挿入し、研掃
材3の先端面を、氷体2の後端面に接触させる。
研掃材3は、円柱形状の部材であり、その外径
は、管1の内径よりやや小さく設定されている。
また、研掃材3は、その前方部分が、内部に研磨
材4を保持した研磨氷材5と後方部分が、内部に
研磨材を含まない氷よりなる掃除氷材6とから成
つている。そして、両者は一体に成形されていて
研磨氷材5の長さは、掃除氷材6の長さの2〜3
倍程度とすることが好ましい。
この研掃材3は、一端を閉じた円筒形のパイプ
状容器に、研磨材と水とを入れて氷らせることに
より作製することができる。この場合、研磨材と
してはプラスト用5号砂を用いると良く、又研掃
材3の長さは10〜30cmとすると研掃作業効率上好
ましい。
次に、前記管1と、加圧液体供給手段としての
リザーブタンク7とを、前記開口端1aにおいて
接続する。リザーブタンク7は図示しないエアコ
ンプレツサに接続連通してあり、必要に応じて圧
縮気体の供給を受けられるようになつている。リ
ザーブタンク7には、可撓性のある接続ホース8
が接続連通されており、該接続ホース8は、バル
ブ9を介して、接続後10につなげられている。
そして、接続管10の接続口10aは、例えばゴ
ム等によつて形成されたシール材11を介して、
前記管1の開口端1aに接続される。第1図に示
すように、管1と接続管10との接続は、作業員
Wが接続管10を手で支えることにより行なつて
いるが、使用する圧縮気体の圧力によつては、簡
易に着脱できる固定構造を採用してもよい。尚、
使用圧力は、5Kg/cm2ゲージ圧〜10Kg/cm2ゲージ
圧とすることが好ましい。
次に、前記の状態において、バルブ9のコツク
9aを開方向にひねじ、リザーブタンク7中の圧
縮気体を、研掃材3の後方側から管1の内部に放
出する。管1の内部に入つた圧縮気体は、掃除氷
材6を押すので、研磨氷材5は、氷体2と掃除氷
材6との間で圧縮されて管1の内面に密着する。
そして、研掃材3は、氷体2と共に、管1の内部
を高速で通過していく。
この時、管1の内部に詰まりがある場合には、
移動方向先端にある氷体2が、これを除去する。
また、研磨氷材5は、掃除氷材6を介して、圧縮
気体の圧力を確実に伝えられて移動している。従
つて、研磨氷材5が保持する研磨材4は、圧縮気
体のエネルギを有効に利用してスケールや汚れ等
の付着物を除去していく。そして、研磨氷材5
は、付着物を次々に除去していくと共に、徐々に
砕けていく。掃除氷材6は、付着物を除去した後
の研磨材4や除去された付着物を、圧縮気体の力
を受けて前方に押し出しながら進行していく。や
がて、氷体2と研掃材3は、管1の他開口端に達
し、除去作業の1サイクルが終了する。この時、
研磨氷材5は、崩壊しているが、掃除氷材6によ
つてすべて管外へ排出される。
付着物の状況、管1の内径、圧縮気体の圧力等
の条件に応じて、以上の作業を、所要回数繰り返
し行うことによつて、管内付着物を効率よくかつ
確実に除去することができる。また、1回目の作
業で氷体2を使用してるので2回目以降の除去作
業においては、研掃材3のみを管内に圧送させれ
ばよい。
また、研磨氷材5が保持する研磨材4の量は、
前述した各種作業条件等に応じて、あらかじめ任
意に設定しておくことができる。従つて、除去作
業を繰り返し行なつても、管1の内面にエロージ
ヨンが発生する恐れがない。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明に係る管内付着物
の除去方法によれば、内部に研磨材を保持した研
磨氷材の後端に掃除氷材が設けられて成る研掃材
を管の開口端から挿入し、加圧流体供給手段によ
つて前記研掃材を管内において強制的に圧送させ
て付着物の除去を行なうように構成したので、管
の内面にエロージヨンを発生させることなく、管
内付着物が水スケールである場合についてはもち
ろん油スケールについても効率良く除去作業を行
なうことができるという効果がある。さらに、研
磨材や除去された付着物は、加圧流体の圧力と掃
除氷材とによつて外部に排出されるので、改めて
管の清掃を行なう必がないという効果がある。
また、以上説明したように、本発明に係る管内
付着物の研掃材によれば、研掃材は、内部に研磨
材を保持した研磨氷材の後端に掃除氷材が設けら
れた構成としてある。従つて、流体圧によつて研
掃材を管内に圧送して行なう管内付着物の除去作
業においては、前述した効果と同様の効果を得る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す模式的斜視
図、第2図は、第1図における部の一部切欠拡
大斜視図である。 1……管、3……研掃材、4……研磨材、5…
…研磨氷材、6……掃除氷材、7……加圧流体供
給手段としてのリザーブタンク、10a……接続
口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管内付着物の除去方法において、内部に研磨
    材を保持して研磨氷材の後端に内部に研磨材を含
    まない氷よりなる掃除氷材が一体に結合した設け
    られてなる研掃材を、前記管の一開口端から挿入
    した後、加圧流体を管内に供給し、前記研掃材を
    前記管内において強制的に圧送させることによつ
    て管内付着物を除去するこを特徴とする管内付着
    物の除去方法。 2 内面に付着物を有する管の内部を流体圧によ
    つて強制的に圧送されて前記付着物を除去する管
    内付着物の研掃材において、内部に研磨材を保持
    した氷材の後端に内部に研磨材を含まない氷より
    なる掃除氷材が一体に結合して設けられたことを
    特徴とする管内付着物の研掃材。
JP60148333A 1985-07-08 1985-07-08 管内付着物の除去方法及び管内付着物の研掃材 Granted JPS6211586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60148333A JPS6211586A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 管内付着物の除去方法及び管内付着物の研掃材

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JP60148333A JPS6211586A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 管内付着物の除去方法及び管内付着物の研掃材

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Publication Number Publication Date
JPS6211586A JPS6211586A (ja) 1987-01-20
JPH0128624B2 true JPH0128624B2 (ja) 1989-06-05

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ID=15450424

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JP60148333A Granted JPS6211586A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 管内付着物の除去方法及び管内付着物の研掃材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0000560D0 (en) * 2000-01-11 2000-03-01 Univ Bristol Cleaning and fluid separation in fluid flow conduits

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58156385A (ja) * 1982-03-15 1983-09-17 株式会社ホクカン 通水管等の洗浄清掃方法

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