JPH01285687A - 密閉形電動圧縮機 - Google Patents

密閉形電動圧縮機

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JPH01285687A
JPH01285687A JP11366188A JP11366188A JPH01285687A JP H01285687 A JPH01285687 A JP H01285687A JP 11366188 A JP11366188 A JP 11366188A JP 11366188 A JP11366188 A JP 11366188A JP H01285687 A JPH01285687 A JP H01285687A
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JP
Japan
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compression mechanism
suction
compressor
electric motor
closed container
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JP11366188A
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English (en)
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Yasuhiro Shindo
泰宏 進藤
Kenji Tojo
健司 東條
Akio Sakazume
坂爪 秋郎
Hiroshi Iwata
博 岩田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、密閉形電動圧縮機に係り、特に1例えば冷蔵
庫の機械室を小さくして庫内容積効率を向上させるのに
好適な、小形、低振動の密閉形電動圧縮機に関するもの
である。
[従来の技術] 従来の装置は1例えば特開昭62−147079号公報
に記載されているように、圧縮機構部および電動機部が
密閉容器に直接固定されているか。
または、特公昭44−26512号公報記載のように、
圧縮機構部はハウジング側面にて複数のコイルばねによ
り吊り下げられ、冷媒ガスが、ノ)ウジングと圧縮機構
部との間の空間を一周するループ状の吸込導管により圧
縮機構部内に導かれる構造となっていた。
このような従来技術を第14図ないし第16図を参照し
て説明する。
第14図・は、特開昭62−147079号公報記載の
従来の密閉形電動圧縮機の縦断面図、第15図は、第1
4図の密閉容器の円筒部の斜視図である。
第14図に示す圧縮機は、密閉ケース44に電動機45
のステータ46が圧入固定され、また圧縮要素47の軸
受48のフランジ部が密閉ケース44に溶接固定される
構造となっていた。
圧縮要素47のピストン49がクランクシャフト50の
回転によりシリンダ9内を回転するにつれ、高圧室(図
示せず)内の吐出圧力により、高圧室と低圧室とを仕切
るベーン(図示せず)が側面方向の荷重を受ける。この
力はステータ46の発生する一定の回転力と釣り合わな
い脈動する力であるため、これが圧縮機の運転時および
始動停止時のクランク軸軸心まわりの回転方向のねじり
振動を発生させる要因となっている。
また従来の構造では、第15図に示すごとく、密閉ケー
ス44の円筒部51が、外周方向に突き出したリブ52
を有しているため、圧縮機の外径寸法をリブの突き出し
た分だけ大きくしなければならず、その分だけ組込まれ
る機器、例えば冷蔵庫の機械室の容積を大きくしなけれ
ばならないという問題点があった。また、リブ52が外
周方向に突き出しているため、プレス成形の際の雌型が
抜けず、1ストロークのプレスで1個のリブしか成形で
きないという問題点があった。
次に、第16図は、特公昭44−26512号公報記載
の従来の密閉形電動圧縮機の縦断面図である。
第16図に示す圧縮機は、ハウジング53の内周側面に
固着されたクリップ54と圧縮機構部の後部ヘッド55
との間に複数のコイルばね56を設け、これにより圧縮
機構部をハウジング53に吊り下げ弾性的に支持してい
る。
冷媒ガスは、ハウジング53に一端をろう付けされ、ハ
ウジング53と圧縮機構部の間の空間゛57を約−周す
るループ状の吸込導入管58により。
圧縮機構部の前部ヘッド59に導かれ、シリンダ(図示
せず)内に供給される構造となっていた。
[発明が解決しようとする課題] 第14図に示す従来技術の構造では、密閉ケース44に
直接電動機45および圧縮要素47が固定されているた
め、圧縮機の運転時および始動停止時のクランク軸軸心
まわりの回転方向のねじり振動が、密閉ケース44に伝
達され、圧縮機の表面振動が大きいという問題があった
また、第16図に示す従来技術の構造では、ハウジング
に対する圧縮機構部および電動機部の横ゆれや倒れを規
制するものが無いため、十分な内部空間を持つ必要があ
り、このため圧縮機が大形化してしまうという問題点が
あった。
さらに、上記従来技術の構造では、吸込導入管58がハ
ウジング53と圧縮機構部との間の空間を約−周するル
ープ状の形状をしているため、密閉容器の内部空間をそ
れだけ大きくしなければならず、圧縮機が大形化すると
いう問題点があった。
本発明は、上記従来技術における課題を解決するために
なされたもので、圧縮機を小形に維持したまま、圧縮機
の密閉容器に伝わる振動を小さくした。小形、低振動の
密閉形電動圧縮機を提供することを、その目的とするも
のである。
[課“題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る密閉形電動圧
縮機の構成は、密閉容器内に、ほぼ水平方向に延びるク
ランク軸を備えた圧縮機構部と電動機部とを収納してな
る密閉形電動圧縮機に°おいて、相互に連結された電動
機部と圧縮機構部とを。
前記密閉容器の内部で弾性支持する手段と、前記密閉容
器の圧縮機構部側の側面に固定された吸込接続管と、こ
の吸込接続管を、圧縮機構部の吸込側へ連通する吸込口
に接続する流路手段とを備え、前記流路手段が弾性材よ
りなるものである。
また、あるいは、密閉容器の円筒状胴部に1両端付近ま
で連なる内周方向に突き出した軸方向のリブを備え、こ
のリブは相互に連結された電動機部および圧縮機構部と
、前記密閉容器の円筒状胴部との間の空間に位置せしめ
られたものである。
[作用] 上記従来技術的手段による働きは次のとおりである。
密閉容器の圧縮機構部の側面に固定した吸込接続管から
圧縮機構部の吸込側に連通する吸込口への吸込ガス(冷
媒ガス)の流入は、吸込接続管と吸込口との間に連結さ
れた弾性材よりなる流路を通じて行なわれるので、圧縮
機の運転時および始動停止時の圧縮機構部のクランク軸
軸心まわりの回転方向のねじり振動は、前記の弾性材に
より吸収され、密閉容器の外表面の振動が小さくなると
いう効果がある。
また、相互に連結された電動機部と圧縮機構部とを、密
閉容器の内部で弾性的に支持しているので、さらに密閉
容器外表面の振動を小さくする効果がある。
圧縮機の寸法は、従来例のごとき密閉容器と圧縮機構部
との間の空間を約−周するようなループ状の吸込導入管
が存在しないため、極めて小さく構成することができる
さらに、密閉容器の円筒部には軸方向にリブが形成され
ているものでは、密閉容器の固有振動数を騒音の低くな
る側に変えることができる。したがって、圧縮機を低騒
音にすることができる。
そして、前記リブは、密閉容器の内周方向に突き出して
いるので、製造上でも、複動式ブレスの1ストロークで
成形できるという利点を有するうえ、圧縮機の外形寸法
上でも、圧縮機の外径側に出張らないため、圧縮機を小
形化できるζいう利点がある。
[実施例] 以下、本発明の各実施例を第1図ないし第7図を参照し
て説明する。
第1図は1本発明の一実施例に係る密閉形電動圧縮機の
縦断面図、第2図は、第1図の固定子保持具の形状を示
す斜視図、第3図は、第1図の吸込接続管と吸込口との
連結構造を示す部分拡大断面図である。
第1図に示す密閉形電動圧縮機は、密閉容器1内に、ほ
ぼ水平方向に延びるクランク軸11を備えた圧縮機構部
2と電動機部3とを収納した横形の電動圧縮機である。
密閉容器1は1円筒状胴部(以下円筒部という)1aと
、この円筒部1aの両端部を密閉する蓋1b、lcから
なっている。
圧縮機構部2と電動機部3とは固定子保持具5とボルト
6とによって相互に連結されており、これら圧縮機構部
2.電動機部3は、その両端をばね4によって密閉容器
1内に弾性的に支持されている。
圧縮機構部2は、主軸受7.副軸受8、シリンダ9.ロ
ーラ10、クランク軸11、副軸受カバ12等により構
成され、ボルト13により相互に締結されたロータリ式
のものである。また、密閉容器1の底部には冷凍機油1
4が封入されている。
副軸受カバ12には、圧縮機構部2の吸込側に連通する
吸込口15が、炉中ろう付は等の方法により一体的に接
合されている。
密閉容器1の圧縮機構部2側の側面に相当する蓋1cに
は吸込接続管16と吐出接続管17とが溶接されており
、吸込接続間16と副軸受カバ12の吸込口15との間
には、第3図に示すように、弾性材よりなる流路手段に
係る弾性材流路18が配置されている。
前記副軸受カバ12には、吸込口15と連通する吸込穴
19が穿孔されており、副軸受8に形成された吸込連絡
穴20と連通している。
第2図に示す固定子保持具5には、固定子鉄心21を側
面からはさみ込むクランプ部22と、圧縮機構部2の主
軸受7に取付けられる固定部23とが形成されており、
かつ、その両端に、ばね4に嵌め込まれるばね支持部2
4が具備されている。
また、第3図に示す弾性材流路18は、圧縮機構部2の
運転時および始動停止時のクランク軸軸心まわりの回転
方向のねじり振動を弾性的に吸収し、かつ、輸送時の圧
縮機構部2の上下、左右の動きを吸収するような、耐冷
媒、耐冷凍油性を有する材料、例えば1合成樹脂2合成
ゴム等で形成されている。この弾性材流路18は、吸込
接続管16と副軸受カバ12の吸込口15との間に、圧
入、金具固定などの方法で連結、配置されている。
冷媒ガスは、圧縮機外から吸込接続管16の内部を通っ
て供給され1弾性材流路18、吸込口15の内側を通っ
て、副軸受カバ12の吸込穴19、副軸受8の吸込連絡
穴20を通り、シリンダ9の吸込室に吸入される。
第1図ないし第3図に示す本実施例によれば。
密閉容器1の蓋1Gに固定された吸込接続管16から副
軸受カバ12の吸込口15への吸込ガスの流入は、吸込
接続管16と吸込口15との間に取付けられた弾性材流
路18とを通じて行われるので、圧縮機の運転時および
始動停止時の圧縮機構部のクランク軸軸心まわりの回転
方向のねじり振動は9弾性材により吸収され、密閉容器
1の外表面の振動が小さくなるという効果がある。
また、固定子保持具5で相互に連結された電動機部3と
圧縮機構部2とを、その両側をばね4により密閉容器1
内部で弾性的に支持しているので、さらに密閉容器外表
面の振動を小さくする効果がある。
さらに、圧縮機の寸法は、従来例のような密閉容器と圧
縮機構部との間の空間を約−周するようなループ状の吸
込導入管が存在しないため、極めて小さく構成すること
ができる。
本実施例によれば、小形で低振動な密閉形電動圧縮機を
提供できるという効果がある。
効果の度合は、圧縮機の出力、用途に応じ一律ではない
が、従来の内部防振式のループパイプを圧縮機内に有す
るロータリ圧縮機に対し、圧縮機体積で10〜30%、
振動で10〜30%低減できる効果がある。
これにより、冷蔵庫の機械室を縮小することができ、冷
蔵庫の内容積効率を増大することができるようになるの
で、実用上の効果は極めて大きいものである。
次に、第4図は1本発明の他の実施例に係る密閉容器電
動圧縮機の略示縦断面図、第5図は、第4図のP矢視側
面図、第6図は、第4図の密閉容器の円筒部の斜視図、
第7図は、第4図の密閉容器の遮音特性図、第8図は、
第6図の密閉容器円筒部の製造方法を示す説明図である
0図中、第1図と同一符号のものは先の実施例と同等部
分であるから、その説明を省略する。
密閉容器1の円筒部IAには、両端付近まで連なる内周
方向に突き出した軸方向のリブ25が形成されている。
このリブ25は、相互に連結された電動機部3と圧縮機
構部2と、前記密閉容器1の円筒部IAとの間の空間2
6に位置するよう形成されている。
第7図は、密閉容器の遮音特性を示すもので、横軸に周
波数、縦軸に音圧をとっている。
第7図に示すごとく、リブのないものでは、2゜5KH
,帯域に固有振動数を有するため、Aスケールの聴感特
性において「耳ざわりな音」として突出して感じられる
という問題点があったが、本実施例のごとくリブを入れ
ることにより、5HK、帯域に固有振動数を変えること
ができ、Aスケールの聴感特性において、「判別しにく
い周波数範囲の音」に変え、低騒音化することができる
という効果がある。
次に、第6図に示す密閉容器円筒部IAの、リブ25を
形成する製造方法について第8図を参照して説明する。
複動式のプレスを用いるものとし。
あらかじめ雌型27に軸方向に溝28を形成しておき、
雄型29を周囲から押して同時に円筒部IAを加圧する
ことにより、1ストロークでリブ25のプレス成形がで
きるものである。111型27には軸方向に溝28が形
成されているため、雄型29を雌型27から引き戻した
後には1円筒部IAを左右方向に引き抜くことができる
ため、生産性が極めて良好である。
また、前記リブ25は、第4,5図のごとく。
固定子保持具5の配置しである部分以外の、相互に連結
された電動機部3および圧縮機構部2と。
密閉容器1の円筒部IAとの間の空間26に配置されて
いるので、デッドスペースの有効利用となり、圧縮機の
外径側に突き出すことがなく、圧縮機を小形のままで維
持できるという効果がある。
次に、第9図は、本発明のさらに他の実施例に係る密閉
形電動圧縮機の縦断面図、第10図は。
第9図のQ矢視側面図である。
第9,10図に示す実施例では、吐出接続管17を密閉
容器1の蓋1bの側(電動機部側)に配置することによ
り、吸込接続管16のみを配置するだけとなった蓋1c
の平坦な側面を有効利用しようとするものである。
第9図において、1は密閉容器であり、内部に圧縮機構
部2および電動機部(図示せず)を収納している。
16は吸込接続管であり、密閉容器1のllcの側面に
溶接され、一端は密閉容器1内にあって圧縮機構部2の
吸込口15と弾性材流路18を介して連結されている。
蓋1bには、吐出接続管17が配置され、吐出接続管1
7と吸込接続管16との間には、圧縮機外部で製品側の
冷媒配管が接続され、凝縮器30.蒸発器31等と接続
され。
いわゆる冷凍サイクルが構成されている。
密閉容器1の蓋1bには、密閉容器1の一方の側を支え
る取付脚32が取付けられており、前記取付脚32には
防振ゴム33が取付けられている。
吸込接続管16の溶接されている密閉容器1のIflc
の側面には、密閉容器1の他の側を支える取付脚34a
と一体に形成された放熱板34が取り付けられている。
取付脚34aには防振ゴム33が取付けられている。放
熱板34は複数回折り曲げられて形成されており、放熱
面積を増す工夫がされている。
このように構成することにより、吸込接続管16のみを
配置するだけとなった蓋ICの平坦な側面を、放熱の手
段として有効利用することができ、圧縮機を高効率化で
きるという効果がある。
次に、第11図は1本発明のさらに他の実施例に係る密
閉形電動圧縮機の縦断面図、第12図は、第11図の圧
縮機における噴流熱伝達率の特性線図である0図中、第
1図、第9図と同一符号のものは、それら各回の実施例
と同等部分であるから。
その説明を省略する。
第11図に示す実施例が、第9図の実施例と相違すると
ころは、圧縮機構部2の副軸受8Aに吐出連絡穴35が
形成されており、これと連通して副軸受カバ12Aに吐
出穴36が、密閉容器1の蓋1cの側面部に対向するよ
うに開口していることである。そして、この蓋ICの外
側の面には放熱板34が取付けられている。
冷媒ガスは、吸込接続管16の内部を通って供給され1
弾性材流路18.副軸受カバ12Aの吸込穴19.副軸
受8Aの吸込連絡穴2oを通ってシリンダ9に吸込まれ
た後、圧縮されて、副軸受8Aの吐出連絡穴35を通っ
て副軸受カバ12Aの吐出穴36から噴出される。噴出
された冷媒ガスは、密閉容器1の蓋’1 cの内面側壁
に突き当り、蓋1cの側壁と熱交換したのち吐出接続管
17を通って圧縮機外に吐出される。
副軸受カバ12Aの吐出穴36から噴出した冷媒ガスと
密閉容器1の蓋1cの内面側壁との熱交換は、「噴流熱
伝達」の一種であり、熱伝達率が極めて高いものである
第12図は、その噴流熱伝達の効果を示した線図であり
、横軸にH/B、縦軸に熱伝達率(W/m’K)をとっ
ている、ここでHは、吹出穴36と蓋1c内面側壁との
距離、Bは、吹出穴36の穴径である。
第12図から明らかなように、第11図の実施例による
噴流熱伝達率は、放熱板34を具備しない従来の内壁熱
伝達にくらべ、約数倍〜10倍程度の高い熱伝達率を示
すものである。すなわち、第11図の実施例によれば、
密閉容器1の蓋ICの側面には、放熱板34が取付けで
あるため、副軸受カバ12Aの吐出穴36から噴出され
て¥i1Cの内面側壁に突き当ることにより伝達された
熱は、放熱板34の表面から圧縮機外部の空気に容易に
放熱される。
したがって、前述の噴流熱伝達の効果が十二分に発揮さ
れ、極めて放熱効果が高く高効率な密閉形電動圧縮機が
提供できるという効果がある。
なお、以上の説明においては、圧縮機部がロータリ式で
ある実施例について記載したが9本発明はロータリ式だ
けでなく、スクロール式の圧縮機構部を有する密閉形電
動圧縮機についても、適用できるものである。
第13図は1本発明のさらに他の実施例に係るスクロー
ル式電動圧縮機の縦断面図である。
第13図に示す密閉形電動圧縮機は、密閉容器1内に、
ほぼ水平方向に延びるクランク軸11Aを備えたスクロ
ール式の圧縮機構部2Aが、電動機部3と共に、固定子
保持具5により相互に連結されて収納されている。
圧縮機構部2Aは、クランク軸11A、フレーム37.
旋回スクロール38.固定スクロール39、オルダムリ
ング(図示せず)等により構成されており、ボルト40
によって相互に締結されている。
固定スクロール39の側面にはサイドカバ41がボルト
締めされ、サイドカバ41には吸込口】5が炉中ろう付
は等により一体に形成されている。
密閉容器1の蓋ICには吸込接続管16が溶接されてお
り、前記サイドカバ41の吸込口15と吸接続管16と
の間には、冷媒ガスを連通ずる弾性材流路18が配置さ
れている。また、サイドカバ41には、吸込穴42と吐
出穴43とが形成されている。
圧縮機外部から供給される冷媒ガスは、吸込接続管16
の内部を通って、弾性材流路18.サイドカバ41の吸
込口15.吸込穴42を経て固定スクロール39の吸込
室に吸入され、固定スクロール39と旋回スクロール3
8とによる圧縮運動により圧縮されたのち、サイドカバ
41の吐出穴43から吐出され、吐出接続管17から圧
縮機外へ排出される。
相互に連結された圧縮機構部2Aと電動機部3とは、そ
の両端を、固定子保持具5と密閉容器1との間に配置さ
れたばね4によって密閉容器1内に弾性的に支持されて
いる。
このように、スクロール式の圧縮機構部に対しても本発
明を適用することができるので1本来。
低振動のスクロール式の圧縮機構部の振動を、密閉容器
に伝達する部分においてさらに低減することができ、密
閉容器表面の振動を極めて小さくできるという効果があ
る。
[発明の効果] 以上述べたように1本発明によれば、圧縮機を小形に維
持したまま、圧縮機の密閉容器に伝わる振動を小さくし
た、小形、低振動の密閉形電動圧縮機を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る密閉形電動圧縮機の
縦断面図、第2図は、第1図の固定子保持具の形状を示
す斜視図、第3図は、第1図の吸込接続管と吸込口との
連結構造を示す部分拡大断面図、第4図は1本発明の他
の実施例に係る密閉形電動圧縮機の略示縦断面図、第5
図は、第4図のP矢視断面図、第6図は、第4図の密閉
容器の円筒部の斜視図、第7図は、第4図の密閉容器の
遮音特性図、第8図は、第6図の密閉容器円筒部の製造
方法を示す説明図、第9図は、本発明のさらに他の実施
例に係る密閉形電動圧縮機の縦断面図、第10図は、第
9図のQ矢視側面図、第11図は1本発明のさらに他の
実施例に係る密閉形電動圧縮機の縦断面図、第12図は
、第11図の圧縮機における噴流熱伝達率の特性線図、
第13図は1本発明のさらに他の実施例に係るスクロー
ル式電動圧縮機の縦断面図、第14図は、従来の密閉形
電動圧縮機の縦断面図、第15図は、第14図の密閉容
器の円筒部の斜視図、第16図は、従来の他の密閉形電
動圧縮機の縦断面図である。 1・・・密閉容器、la、IA・・・円筒部、1b、1
C・・・蓋、2,2A・・・圧縮機構部、3・・・電動
機部。 4・・・ばね、5・・・固定子保持具、7・・・主軸受
、8゜8A・・・副軸受、11.IIA・・・クランク
軸、’12゜12A・・・副軸受カバ、15・・・吸込
口、16・・・吸込接続管、18・・・弾性材流路、1
9・・・吸込穴、2゜・・・吸込連絡穴、22・・・ク
ランプ部、23・・・固定部524・・・ばね支持部、
25・・・リブ、26・・・空間、33・・・防振ゴム
、34・・・放熱板、34a・・・取付脚、35・・・
吐出連絡穴、36・・・吐出穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、密閉容器内に、ほぼ水平方向に延びるクランク軸を
    備えた圧縮機構部と電動機部とを収納してなる密閉形電
    動圧縮機において、相互に連結された電動機部と圧縮機
    構部とを、前記密閉容器の内部で弾性支持する手段と、
    前記密閉容器の圧縮機構部側の側面に固定された吸込接
    続管と、この吸込接続管を、圧縮機構部の吸込側へ連通
    する吸込口に接続する流路手段とを備え、前記流路手段
    が弾性材よりなることを特徴とする密閉形電動圧縮機。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、電動機
    部と圧縮機構部とを相互に連結する手段として固定子保
    持具を設けるものとし、この固定子保持具は、前記電動
    機部の固定子鉄心を側面からはさみ込むクランプ部と、
    圧縮機構部の主軸受に取付けられる固定部と、ばね支持
    部とを具備したことを特徴とする密閉形電動圧縮機。 3、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、密閉容
    器の円筒状胴部に、両端付近まで連なる内周方向に突き
    出した軸方向のリブを備え、このリブは、相互に連結さ
    れた電動機部および圧縮機構部と、前記密閉容器の円筒
    状胴部との間に位置せしめられたことを特徴とする密閉
    形電動圧縮機。 4、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、吸込接
    続管の固定されている密閉容器の側面に、取付脚と一体
    に形成された放熱板を備えたことを特徴とする密閉形電
    動圧縮機。 5、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、吸込接
    続管の固定されている密閉容器の側面に放熱板を備え、
    圧縮機構部の吐出孔から吐出される冷媒ガスが、前記放
    熱板を備えた密閉容器の内側の面に向けて噴出されるよ
    うに構成されたことを特徴とする密閉形電動圧縮機。
JP11366188A 1988-05-12 1988-05-12 密閉形電動圧縮機 Pending JPH01285687A (ja)

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JP11366188A JPH01285687A (ja) 1988-05-12 1988-05-12 密閉形電動圧縮機

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