JPH01284613A - 建造物支持杭の杭頭構造 - Google Patents
建造物支持杭の杭頭構造Info
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- JPH01284613A JPH01284613A JP11165488A JP11165488A JPH01284613A JP H01284613 A JPH01284613 A JP H01284613A JP 11165488 A JP11165488 A JP 11165488A JP 11165488 A JP11165488 A JP 11165488A JP H01284613 A JPH01284613 A JP H01284613A
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 13
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract description 7
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は建造物支持杭の杭頭部の構造に係るものである
。
。
（従来の技術）
従来、建造物を杭で支持する場合、杭（ａ）の杭頭部は
水平面に形成され、同杭頭部を包み込むようにフーチン
グ（ｂ）を形成する。図中（Ｃ）は基礎梁、（ｄ）は柱
である。（第６図及び第７図参照）（発明が解決しよう
とする課題） 従って杭頭部の回転が拘束され、杭頭部は固定状態とな
る。
水平面に形成され、同杭頭部を包み込むようにフーチン
グ（ｂ）を形成する。図中（Ｃ）は基礎梁、（ｄ）は柱
である。（第６図及び第７図参照）（発明が解決しよう
とする課題） 従って杭頭部の回転が拘束され、杭頭部は固定状態とな
る。
而して建造物に地震力が作用すると杭頭部は建造物基礎
部の水平力を受ける。
部の水平力を受ける。
前記従来の構造のように、杭頭部が固定された状態では
杭頭部及び杭地中部に曲げ応力を生じ、且つ最大曲げ応
力は杭頭部に発生する。（第８図参照） 杭の設計は、杭頭部及び杭地中部の応力に対して行なう
が、杭頭部に生起する曲げ応力が前記のように大きくな
ると、曲げ補強筋量が多くなる。
杭頭部及び杭地中部に曲げ応力を生じ、且つ最大曲げ応
力は杭頭部に発生する。（第８図参照） 杭の設計は、杭頭部及び杭地中部の応力に対して行なう
が、杭頭部に生起する曲げ応力が前記のように大きくな
ると、曲げ補強筋量が多くなる。
また杭頭部の曲げ応力は建造物の基礎梁等に伝達するた
め、（第９図参照）基礎梁の設計では上部建造物と杭と
からの両方の応力を加えたものに対して行なう。
め、（第９図参照）基礎梁の設計では上部建造物と杭と
からの両方の応力を加えたものに対して行なう。
この結果、基礎梁の断面は大きくなり、曲げ補強筋、剪
断補強筋とも多くなる。
断補強筋とも多くなる。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、杭頭部がフーチング部
分に対して回転可能であって、基礎梁にかかる応力を減
せしめる建造物支持杭の杭頭構造を提供する点にある。
たもので、その目的とする処は、杭頭部がフーチング部
分に対して回転可能であって、基礎梁にかかる応力を減
せしめる建造物支持杭の杭頭構造を提供する点にある。
（課題を解決するための手段）
前記の目的を達成するため、本発明に係る建造物支持杭
の杭頭構造は、杭頭部に半球状のキャップを取付け、同
キャップを介して杭頭部を建造物のフーチング部に回転
自在に結合して構成されている。
の杭頭構造は、杭頭部に半球状のキャップを取付け、同
キャップを介して杭頭部を建造物のフーチング部に回転
自在に結合して構成されている。
また前記建造物の浮上りに抵抗するため、請求項２の発
明は、前記半球状のキャップの頂部に設けた円錐状凹部
に引張材を挿貫し、同引張材の下端を杭躯体内に定着す
るとともに、ｊ一端突出部をフーチング部内に定着して
構成されている。
明は、前記半球状のキャップの頂部に設けた円錐状凹部
に引張材を挿貫し、同引張材の下端を杭躯体内に定着す
るとともに、ｊ一端突出部をフーチング部内に定着して
構成されている。
（作用）
本発明によれば前記したように、杭頭部に半球状のキャ
ップが取付けられているので、同杭頭部七フーチングと
の間の回転拘束が解除され、杭頭部はフーチング部に対
して回転可能となる。
ップが取付けられているので、同杭頭部七フーチングと
の間の回転拘束が解除され、杭頭部はフーチング部に対
して回転可能となる。
また建造物に浮上がりを生起した場合、半球状のキャッ
プに挿貫され、上下端が夫々フーチング部及び杭躯体内
に定着された引張材によって抵抗し、同引張材が前記キ
ャップの頂部に設りられた円錐状凹部に挿貫されたこと
によって、杭頭部の回転が妨げられることがない。
プに挿貫され、上下端が夫々フーチング部及び杭躯体内
に定着された引張材によって抵抗し、同引張材が前記キ
ャップの頂部に設りられた円錐状凹部に挿貫されたこと
によって、杭頭部の回転が妨げられることがない。
（実施例）
以下本発明を図示の実施例について説明する。
（１）は支持杭で、その杭頭部に半球状のキャップ（２
）が取付けられ、同キャップ（２）の空隙部には無収縮
コンクリートが充填されて杭頭部が形成され、上部建造
物の鉛直荷重及び水平荷重が杭に伝達されるようになっ
ている。前記キャップ（２）上面には、建造物のフーチ
ング（３）を構築する際に、杭頭部の回転を円滑にする
ため、グリース（４）等が塗布されている。（第１図参
照） 図中（５）は基礎梁、（６）は柱である。
）が取付けられ、同キャップ（２）の空隙部には無収縮
コンクリートが充填されて杭頭部が形成され、上部建造
物の鉛直荷重及び水平荷重が杭に伝達されるようになっ
ている。前記キャップ（２）上面には、建造物のフーチ
ング（３）を構築する際に、杭頭部の回転を円滑にする
ため、グリース（４）等が塗布されている。（第１図参
照） 図中（５）は基礎梁、（６）は柱である。
なお前記半球状のキャップ（２）は鋼板、高強度プラス
チック、セラミック等より構成されている。
チック、セラミック等より構成されている。
図示の実施例は前記したように構成されでいるので、杭
頭部は半球状のキャップ（２）を介してフーチング（３
）に対して回転可能となり、杭頭部がピン構造となり、
杭頭部には曲げ応力が生起しなくなり、また杭地中部に
生じる最大曲げ応力も、杭頭固定時の最大曲げ応力より
も小さくなる。（第２図参照） この結果、杭の設計に際して従来よりも曲げ補強筋が減
少する。
頭部は半球状のキャップ（２）を介してフーチング（３
）に対して回転可能となり、杭頭部がピン構造となり、
杭頭部には曲げ応力が生起しなくなり、また杭地中部に
生じる最大曲げ応力も、杭頭固定時の最大曲げ応力より
も小さくなる。（第２図参照） この結果、杭の設計に際して従来よりも曲げ補強筋が減
少する。
また基礎梁の設計に際しては、第３図の曲げモーメント
分布図から明らかなように、基礎梁には杭からの曲げ応
力が加わらないため、断面が減少され、補強筋が節減さ
れる。
分布図から明らかなように、基礎梁には杭からの曲げ応
力が加わらないため、断面が減少され、補強筋が節減さ
れる。
第４図及び第５図は浮」−がりを生起する建造物の支持
杭杭頭部に本発明を適用した場合を示し、前記半球状の
キャップ（２）の頂部中央に半径方向に延びる円錐状凹
部（７）が設けられ、同円錐状四部（７）に挿貫された
引張材（８）の下端部が支持杭（１）の躯体に定着され
、］一端部がフーチング（３）内に定着されている。
杭杭頭部に本発明を適用した場合を示し、前記半球状の
キャップ（２）の頂部中央に半径方向に延びる円錐状凹
部（７）が設けられ、同円錐状四部（７）に挿貫された
引張材（８）の下端部が支持杭（１）の躯体に定着され
、］一端部がフーチング（３）内に定着されている。
前記円錐状四部（７）は引張材（８）が杭頭部の回転を
妨げないように空洞とされ、杭頭部に建造物のフーチン
グ（３）を構築する際、前記四部（７）が空洞となるよ
うに、ビニルカバー（９）で閉蓋される。なおビニルカ
バー（９）に代えて、前記凹部にグリース等を充填して
もよい。
妨げないように空洞とされ、杭頭部に建造物のフーチン
グ（３）を構築する際、前記四部（７）が空洞となるよ
うに、ビニルカバー（９）で閉蓋される。なおビニルカ
バー（９）に代えて、前記凹部にグリース等を充填して
もよい。
更に前記キャップ（２）とフーチング（３）との接触部
分にはグリース（４）等を塗布して、杭頭部の回転が円
滑に行なわれるようにする。
分にはグリース（４）等を塗布して、杭頭部の回転が円
滑に行なわれるようにする。
なお前記引張材（８）としては鋼棒、高張力カーボンフ
ァイバー等を使用する。
ァイバー等を使用する。
図示の実施例は前記したように構成されているので、引
張材（８）によって建造物の浮」二かりに抵抗し、また
第３図に示すように、杭頭部が引張材（８）によって妨
げられることなく、フーチング（３）に対して回転しう
るものである。
張材（８）によって建造物の浮」二かりに抵抗し、また
第３図に示すように、杭頭部が引張材（８）によって妨
げられることなく、フーチング（３）に対して回転しう
るものである。
（発明の効果）
本発明によれば前記したように、支持杭の杭頭部に半球
状のキャップを取付け、同キャップを介して杭頭部をフ
ーチングに回転自在に結合したことによって、杭頭に曲
げ応力が生起しないようにし、杭地中部Ｑこ生じる最大
曲げ応力も柱頭緊結時における最大曲げ応力よりも小さ
くシ２、杭の曲げ補強筋を節減しうるとともに、基礎梁
に杭からの曲げ応力が加わらないことによって、同基礎
梁の断面及び補強筋を減少しうるものである。
状のキャップを取付け、同キャップを介して杭頭部をフ
ーチングに回転自在に結合したことによって、杭頭に曲
げ応力が生起しないようにし、杭地中部Ｑこ生じる最大
曲げ応力も柱頭緊結時における最大曲げ応力よりも小さ
くシ２、杭の曲げ補強筋を節減しうるとともに、基礎梁
に杭からの曲げ応力が加わらないことによって、同基礎
梁の断面及び補強筋を減少しうるものである。
請求項２の発明は、前記半球状のキャップの頂部に設け
た円錐状凹部に引張材を挿貫し、同引張材の上下両端を
夫々フーチング部及び杭躯体内に定着することによって
、建造物の浮上がりに対して前記引張材で抵抗せしめる
とともに、同引張材によって前記半球状キャップの回転
が妨げられることのないようにしうるものである。
た円錐状凹部に引張材を挿貫し、同引張材の上下両端を
夫々フーチング部及び杭躯体内に定着することによって
、建造物の浮上がりに対して前記引張材で抵抗せしめる
とともに、同引張材によって前記半球状キャップの回転
が妨げられることのないようにしうるものである。
第１図は本発明に係る建造物支持杭の杭頭構造の一実施
例を示す縦断面図、第２図はその作用説明図及び支持杭
の曲げモーメント分布図、第３図は基礎梁及び支持杭の
曲げモーメン１〜分布図、第４図及び第５図は夫々本発
明の他の実施例の杭頭部回転前及び回転後の状態を示す
縦断面図、第６図は従来の建造物支持杭の杭頭構造を示
す縦断面図、第７図はその部分拡大図、第８図はその作
用説明図及び支持杭の曲げモーメン１〜分布図、第９図
は基礎梁及び支持杭の曲げモーメント分布図である。 （１）−支持杭 （２）−半球状ギャップ（３）
−フーチング （５）−基礎梁（７）−円錐状凹部
（８）−引張材代理人 弁理士 岡 本 重 文 外２名
例を示す縦断面図、第２図はその作用説明図及び支持杭
の曲げモーメント分布図、第３図は基礎梁及び支持杭の
曲げモーメン１〜分布図、第４図及び第５図は夫々本発
明の他の実施例の杭頭部回転前及び回転後の状態を示す
縦断面図、第６図は従来の建造物支持杭の杭頭構造を示
す縦断面図、第７図はその部分拡大図、第８図はその作
用説明図及び支持杭の曲げモーメン１〜分布図、第９図
は基礎梁及び支持杭の曲げモーメント分布図である。 （１）−支持杭 （２）−半球状ギャップ（３）
−フーチング （５）−基礎梁（７）−円錐状凹部
（８）−引張材代理人 弁理士 岡 本 重 文 外２名
Claims (2)
- （１）杭頭部に半球状のキャップを取付け、同キャップ
を介して杭頭部を建造物のフーチング部に回転自在に結
合してなることを特徴とする建造物支持杭の杭頭構造。 - （２）前記半球状のキャップの頂部に設けた円錐状凹部
に引張材を挿貫し、同引張材の下端を杭躯体内に定着す
るとともに、上端突出部をフーチング部内に定着した請
求項１記載の建造物支持杭の杭頭構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11165488A JPH01284613A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 建造物支持杭の杭頭構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11165488A JPH01284613A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 建造物支持杭の杭頭構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01284613A true JPH01284613A (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=14566805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11165488A Pending JPH01284613A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 建造物支持杭の杭頭構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01284613A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6554542B2 (en) | 2000-04-10 | 2003-04-29 | Shimizu Construction Co., Ltd. | Stress transmission device, and structure and method of constructing the same |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033159U (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-06 | 松下電器産業株式会社 | 瞬間ガス湯沸器 |
| JPS6132463A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-15 | Nec Corp | 相補型ｍｏｓデバイス |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP11165488A patent/JPH01284613A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033159U (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-06 | 松下電器産業株式会社 | 瞬間ガス湯沸器 |
| JPS6132463A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-15 | Nec Corp | 相補型ｍｏｓデバイス |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6554542B2 (en) | 2000-04-10 | 2003-04-29 | Shimizu Construction Co., Ltd. | Stress transmission device, and structure and method of constructing the same |
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