JPH0128458B2 - - Google Patents

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JPH0128458B2
JPH0128458B2 JP9376080A JP9376080A JPH0128458B2 JP H0128458 B2 JPH0128458 B2 JP H0128458B2 JP 9376080 A JP9376080 A JP 9376080A JP 9376080 A JP9376080 A JP 9376080A JP H0128458 B2 JPH0128458 B2 JP H0128458B2
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JP
Japan
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anode
cathode
aperture
central aperture
plate
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Application number
JP9376080A
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English (en)
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JPS5622030A (en
Inventor
Edeyuaado Hinmerubauaa Eritsuhi
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS5622030A publication Critical patent/JPS5622030A/ja
Publication of JPH0128458B2 publication Critical patent/JPH0128458B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/48Electron guns
    • H01J29/488Schematic arrangements of the electrodes for beam forming; Place and form of the elecrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/26Image pick-up tubes having an input of visible light and electric output
    • H01J31/28Image pick-up tubes having an input of visible light and electric output with electron ray scanning the image screen
    • H01J31/34Image pick-up tubes having an input of visible light and electric output with electron ray scanning the image screen having regulation of screen potential at cathode potential, e.g. orthicon
    • H01J31/38Tubes with photoconductive screen, e.g. vidicon

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子ビームを発生するための二極電子
銃を真空容器内に具え、該二極電子銃はその軸を
中心とし該軸に沿つて順次陰極と陽極と集束レン
ズとを具えており、前記陰極は前記軸にほぼ直交
して延在する放出面を有しており、前記陽極は前
記軸の回りに中央アパーチヤを有するとともに該
中央アパーチヤを具える陽極の部分をこの陽極の
残りの部分よりも前記陰極に対し接近させて位置
させてあり、前記集束レンズは光学像の投射によ
つて電位分布が形成される光感知ターゲツト上に
電子ビームを集束させ、該光感知ターゲツトは電
子ビーム走査によつて前記光学像に対応する電気
信号を生じさせるように構成した撮像管に関す
る。
光感知ターゲツトは信号プレート上に設けられ
た光導電層から構成されている場合が多く、この
光導電層上に電位像とも称せられる電位分布が形
成される。この光導電層は多数の画素から成つて
いると考えてもよい。さらにこれら各画素をコン
デンサとみなしてもよく、この場合これらコンデ
ンサは各画素の光強度にほぼ比例した電流強度を
有する電流源に夫々並列に接続されていると考え
られる。従つて、各コンデンサの電荷は一定の光
強度では時間とともに直線的に低減する。走査に
よつて、電子ビームが周期的に各画素を通過して
再びコンデンサを充電させ、各画素の両端間の電
圧が周期的に約45Vにもたらされる。1つのコン
デンサを周期的に充電するのに必要な電荷量は関
連する画素での光強度に比例しており、これに関
連した充電電流は信号抵抗を経て全ての画素に共
通の信号プレートへと流れ、その結果、この信号
抵抗の両端間に電圧変化が生じ、この電圧変化は
光感知ターゲツト上の場所の関数としての光学像
の光強度を時間の関数として表示する。このよう
に作動するテレビジヨン撮像管をビジコンと称す
る。
この種の装置への要求要件の1つは応答速度で
あり、これは装置が光強度の変化に応答する速度
を意味し、この応答速度は、電子ビームが所定の
画素を通過するに要するような短時間内にこの電
子ビームが画素に供給する電荷は電子ビーム内で
の電子の速度分布に依存しているという点に特に
影響される。この応答速度への影響はビーム電流
慣性すなわちビーム電流の遅れとも称せられる。
陰極を離れる電子の速度分布は陰極の温度に依存
しマクスウエル分布として与えられる。電子ビー
ムの電子間相互作用のために過剰の高速電子が形
成されるかも知れず、さらにはマクスウエル分布
から予期出来るよりもさらに高速の電子が存在す
ることも考えられ、この過剰の高速電子によつて
ビーム電流慣性従つて応答速度が有害な影響を受
ける。
文献:「Philips Technisch Tijdschrift」
Vol.29、No.11、1968の「Een kleine
experimentele kleurentelevisie−kamera(小型
の実験的カラー撮像管)」にも開示されているよ
うな、陰極と、負のグリツドと、陽極とを順次に
有している三極電子銃(triode electron gun)
においては、陰極と陽極との間にレンズが形成さ
れるようにクロス・オーバを形成する。このクロ
ス・オーバでは相互作用が起り、ビーム電流慣性
に悪い影響を及ぼす。電子銃内の電子ビームの電
流密度が陰極から陽極の方向に全くまたはほとん
ど増大しないように確実になすことによつて、ビ
ーム電流慣性の低減を相当程度図つている。
また、米国特許第3831058号明細書(特開昭47
−5856号)には三極電子銃を有する装置よりもビ
ーム電流慣性が相当小さい二極電子銃(diode
electron gun)を有する装置が開示されており、
そこに使用されている電子銃では走査中におけ
る、陰極と陽極との間の軸に沿つた任意の点で電
子ビームの電流密度はこの軸と陰極との交差点で
の電流密度の最大でも3倍である。このビーム電
流慣性を低減するためには、実際には電子ビーム
の電子相互間の多数の相互作用を制限することが
重要であることが判つているので、この電子銃の
グリツドをフレームのフライバツク期間中のみ十
分に負電位となして電子放射を抑制するようにな
している。アノードのアパーチヤと比べると、こ
のグリツドのアパーチヤは著しく大きい(直径は
夫々0.75mmおよび0.02mm以下の説明において、こ
の電子銃を第1タイプの二極電子銃という)。
ビーム電流慣性の小さい別のタイプの二極電子
銃が米国特許第877080号に開示されている。この
電子銃は1つの陽極ではなく前後に並べた2つの
陽極を有し、この2つのうちの陰極に近い側の第
1陽極のアパーチヤの直径は第2陽極のアパーチ
ヤの直径の少なくとも2倍の大きさとなつてい
る。この第2陽極の電位は陰極に対して少なくと
も100Vになされていて第1陽極よりも少なくと
も10倍高い電圧とされているので、両陽極間にレ
ンズが形成される。しかしながら、この第1陽極
のアパーチヤが小さすぎるために、このレンズは
陰極からの電子放射に対し実質的に影響を及ぼさ
ない。この電子銃の利点は大きな陰極負荷を必要
とせずにダイナミツク・ビーム電流制御を行なう
ことが可能であるという点にある。その上、戻り
電子ビームによつて陽極から解放された高速二次
電子に起因する妨害信号すなわちいわゆる「リタ
ーン・ビーム効果(return beam effect)」が実
質的に影響を及ぼす程度にまでは発生することは
ない。
本明細書の最初の段落で述べた二極電子銃につ
いては米国特許第3894261号に開示されており、
1つの陰極と1つの陽極とを具えている。アパー
チヤを具える陰極部分はこの陽極の陰極側の残り
の部分に定着されている。
しかしながら、そこに開示されている2つの実
施例には、そのに陰極表面の著しく広い部分にわ
たつて電子放出が行なわれるという欠点がある。
すなわち、この陰極の放出面が第1陽極のアパー
チヤの面よりもはるかに広いために、この電子銃
内の電子電流の大きな部分が第1陽極によつてさ
えぎられ、陽極電流と称せられる電流が生じ、こ
れが原因となつて特にダイナミツク・ビーム電流
制御を行なう場合に電力消費が増大し、加えてそ
の場合にダイナミツク・ビームに対する制御信号
用の電圧源から相当なピーク電流(例えば10mA
まで)が流れるようにすることが必要となる。
この放出面を制限するために陰極構造を小型す
ることも考えられるが、その場合には陰極の寿命
も制限することとなり魅力的ではない。
これがため、本発明の目的はビーム電流慣性を
小さく維持しながら、陽極電流をこれまで普通で
あつた大きさよりも小さくなした二極電子銃を具
えた撮像管を有する装置を提供することにある。
本発明によれば陽極の中央アパーチヤを具える
前記部分は放出面の75%よりも小さい面積を有す
ることを特徴とする。この放出面の形状は一般に
は円形をしているが、この面を惰円或いは矩形の
形状としてもよい。
二極電子銃において、陽極をこのように構成す
ることによつて、陽極と陰極との間でも、陽極の
アパーチヤに対向しかつ放出面の中心近くでの電
界が最も強く、この陽極のアパーチヤを具える部
分に対向する区域が最も強く放出するようにな
す。この領域の範囲外では、電界強度が減少する
ので電子放出も減少する。このため、この電流密
度は放出面の端縁に向かうに従つて減少しその結
果全体の陽極電流もまた減少する。好ましくは、
この陽極を切頭円錐すなわち円錐台の形状とな
し、その平らなトツプ部分は中央アパーチヤを具
えかつ放出面の75%よりも小さい面積を有してい
る。
また、陽極は中央アパーチヤを有する金属プレ
ートから成り、このアパーチヤが陰極の方向に延
在したカラーを有するようになすことも可能であ
り、この実施例の陽極は深く引き出す工程(デイ
ープ・ドローウイング・プロセス:deep−
drawing process)によつてシート状材料から極
く簡単に製造することが可能である。
本発明の他の実施例によればアパーチヤを具え
る陽極の部分を、陰極に対し負の電位にあるグリ
ツドのアパーチヤ内にまたはほぼそのアパーチヤ
内に位置させ、このグリツドおよび陽極の部分が
放出面に対しほぼ等距離となるようにするのが好
ましい。
この実施例によれば、放出面の微小な部分から
のみ電子を放出せしめることが可能となることが
判つた。この放出は、この陽極を陰極に向けてグ
リツドのアパーチヤ内で移動させて、グリツドと
アパーチヤを具える陽極の部分が陰極からほぼ等
距離に位置するようになして行なう。このように
すると、陰極の電子放出をグリツドの中央アパー
チヤよりも小さな直径の円形領域に限定し、しか
も陰極と陽極との間の領域にも不所望なレンズ効
果が生ずることも無く、ビーム電流慣性を低減さ
せることとなる。その結果、陽極電流が著しく減
少し、二極電子銃がそのビーム電流慣性を小さく
維持し、しかも陰極表面の電子放出を行なわない
部分に形成されたバリウムの単層が陰極表面の電
子放出部分へと移動する故に陰極の寿命が長くな
る。
この実施例は前述した2つのタイプの二極電子
銃に使用してもよい。第2のタイプの電子銃にお
いては、中央アパーチヤが存在している第1陽極
の部分をグリツドのアパーチヤ内にまたはほぼそ
のアパーチヤ内に位置させる。
本発明の他の実施例では、中空の切頭円錐の形
状とし、その平らなトツプ部分をグリツドを同軸
にかつグリツドと同一の面またはほぼ同一の面内
に位置させることが好ましい。
陰極の放出面積を出来るだけ狭く制限するた
め、グリツドの最小アパーチヤの直径を1mmより
小さくしかつ陽極の最小アパーチヤの直径を0.3
mmより小さくするように装置を製作するのが好ま
しい。最初の好適実施例で使用するような陽極の
平らなトツプ部分の直径は0.5mmより小さくして
よい。
本発明によれば、さらに前記陽極を絶縁材料の
プレートの、前記陰極から離れた側に導電層の形
態で設けてあり、および前記グリツドを前記プレ
ートの、前記陰極と対面している側に導電層の形
態で設けてあり、前記プレートは中央アパーチヤ
を有し、前記陽極を形成する前記導電層はさらに
前記プレートの中央アパーチヤの壁にわたり延在
していると共に前記プレートの、前記陰極と対面
している側で該プレートの中央アパーチヤの回り
の区域にわたつて、前記グリツドを形成している
前記導電層のアパーチヤと同軸で、延在するよう
になすことが出来る。さらに好ましくはこのプレ
ートのアパーチヤに陰極の方向に向けてテーパー
をつけてもよい。
以下、図面により本発明の実施例につき説明す
る。
第1図に示す撮像管は(オランダのフイリツプ
ス社の商品名である。)「プランビコン」型の撮像
管であり、ガラス容器1を具え、その一端の窓2
を有しており、その内側に光導電性ターゲツト3
を備えている。このターゲツトは光導電層と、こ
の光導電層および窓との間の透明な導電性信号板
(プレート)とから成つている。この光導電層は
特に活性化された一酸化鉛から主として成つてお
り、信号プレートは導電性酸化錫から成つてい
る。ガラス容器1の他端には撮像管の接続ピンチ
があり、さらに撮像管は軸5に沿つてこれを中心
として電子銃6およびコレクタ7を具えている。
さらに、撮像管はガーゼ状電極8を有しこれによ
り電子ビームがターゲツト3上に垂直にランデイ
ングするようになしている。さらに偏向コイル9
によつて電子銃6から発生された電子ビームを互
いに直交する2つの方向に偏向させ、この電子ビ
ームでターゲツト3上にフレームの書込みを行な
わしめるようになつている。さらに、集束コイル
10によつて電子ビームをターゲツト3上に集束
させる。この二極電子銃6はさらに放出面12を
有した陰極11と陽極13とを具えている。図で
は図示の複雑化を回避するために、これら構成成
分の接続やこれら構成成分の接続ピン4への接続
の図示を省略してある。陽極13は絞り
(diaphragm)を形成するような小さなアパーチ
ヤを備えている。
第2図は第1図の詳細部分を示す図である。こ
の図は第1タイプの二極電子銃を示しており、陰
極11は放出面12を有し、陽極13はその円錐
部分15の平らなトツプ部分14をこの放出面と
対向させて位置させてある。このトツプ部分14
中のアパーチヤ16はこれが電子ビームに対する
絞りを形成するように小さく例えば0.02mmの大き
さである。
第3図は第2タイプの二極電子銃の陰極111
から放出された電子の多数の計算された電子の通
路を示している。電子銃は回転対称であるので、
図には対称軸5の一方の側に位置している形状配
置の一部分のみを示してある。第1陽極113の
電位は放出面112を有する陰極111に対し+
10Vである。第2陽極の電位は+30Vであつて、
この第2陽極は直径が0.03mmのアパーチヤ101
を有するダイアフラム100を具えている。電極
間には等電位線117を示してある。陰極111
の放出面112に対向させた陽極113の平らな
トツプ部分114の陽極の残りの部分よりも陰極
にはるかに近いところに位置させているので、陽
極と陰極との間の電位差の結果電界強度は中心で
最大である。これがため、放出された電子ビーム
の電流密度は陰極の放出面の中心における区域内
で最大となり、陰極の端縁に向かつて次第に低減
し、その結果、陽極電流も減少する。
第4図は本発明による第2タイプの二極電子銃
を有する装置の他の実施例を示し、このタイプの
電子銃は第1および第2電極を有している。陰極
20の放出面19に対向してセラミツクプレート
21を設けてあつて、このプレートはアパーチヤ
22を有しており、このプレート21の陰極20
とは離間した側に金属層23を設け、さらにこの
金属層をアパーチヤ22の壁にわたつて延在さ
せ、さらにこのプレートの陰極側でこのアパーチ
ヤの周囲に一部分24を延在させており、この金
属層が第1陽極を形成する。このアパーチヤ22
に陰極に向けてテーパーをつけてもよい。第2陽
極26はアパーチヤ28を具えたプレート27を
有し、例えば第1陽極のアパーチヤの直径を約
0.2mmとし、プレート27のアパーチヤの直径を
0.03mm〜0.05mmとする。第1および第2陽極間の
軸に沿つた距離を例えば約0.6mmとし、セラミツ
クプレートの厚さを例えば0.3mmとする。
この実施例では第1陽極の微小部分24のみを
陰極の放出面19に接近させて位置させてあるに
すぎないので、これまでの普通の構造における場
合よりも生ずる陽極電流がはるかに少ない。
第5図は第2タイプの二極電子銃の構成成分を
示し、この電子銃は軸5を中心としてこれに沿い
順次に、放出面31を持つた陰極30と、この陰
極に向けて延在しかつアパーチヤ34を持つた一
部分33を有する第1陽極と、小さなアパーチヤ
37を持つたプレート36を有する第2陽極35
とを、具えている。切頭円錐の上面の直径を例え
ば0.4mmとし、アパーチヤ34の直径を例えば0.2
mmとする。アパーチヤ37の直径を例えば0.05mm
とする。尚、他の寸法は図示の目盛によつて推定
することが出来る。
第6図は第2図に示すような電子銃の部分的断
面図であるが、この場合には余分なグリツド40
を持つていて、陰極41は放出面42を具え、陽
極43は円錐部分44を有し、その平らなトツプ
部分45はアパーチヤ46を有するとともにこの
トツプ部分を放出面42に対向させて位置させて
あり、このトツプ部分の陰極に対する距離はグリ
ツド40とほぼ同じである。
第7図は第6図に示したタイプの二極電子銃内
において陰極51によつて放出された電子の多数
の計算された電子の通路50を示す。
この図の場合にも、電子銃は回転対称体である
ので、対称軸の一方の側に位置している形状配置
の部分のみを示してある。例えば、グリツド52
の電位は陰極51に対し−30Vとし、第1陽極5
3の電位を陰極51に対し+10Vとする。電極間
の等電位線を54で示す。例えば、第2陽極の電
位を+300Vとし、これは直径が0.03mmのアパー
チヤ103を有したダイアフラム102を具えて
いる。第1陽極の平らなトツプ部分55をグリツ
ド52と一緒に一つの面内に位置させあるので、
この場合には、例えば半径0.2mmの微小な中心領
域の範囲外での陰極からの放出を著しく抑制す
る。このように構成することにより多くの利益を
奏し得、例えば陽極電流を制限し従つて電力消費
を低減することができる。陰極の表面で電子放出
性の単層を形成するバリウムがこの陰極表面上を
放出部分へ向つて移る。このゲツタリング
(gettering)の結果、、陰極従つて撮像管の寿命
をのばすことが出来る。既に説明したような電子
銃のビーム電流慣性もまた小さい。
第8図は本発明による第2タイプの二極電子銃
を有する装置の他の実施例を示す図であり、この
電子銃は第1および第2陽極を有していて、陰極
61の放出面60に対向してアパーチヤ64を有
するセラミツクプレート63を設け、陰極61に
対面する側にはグリツド65を形成する金属層を
設け、さらにこのプレートの陰極からは離れた側
には金属層66を設けてこの金属層をアパーチヤ
64の壁にわたり延在させるとともにこの金属層
の一部分67を陰極と対面する側のアパーチヤの
回りにグリツドと同一面内に位置させて形成す
る。この金属層は第1陽極を形成する。この場
合、アパーチヤに陰極に向つてテーパーをつけて
もよい。第2陽極68はアパーチヤ70を有した
プレート69を具えている。例えば、第1陽極の
アパーチヤ64の直径を約0.2mmとし、プレート
69のアパーチヤ70の直径を約0.03ないし0.05
mmとし、軸に沿つた第1および第2陽極の距離を
約0.6mmとし、セラミツクプレートの厚さを約0.3
mmとする。
第9図は第2タイプの二極電子銃の詳細部を示
し、この電子銃は放出面81を有する陰極とグリ
ツド82とアパーチヤ85を持つており、グリツ
ドに向つて延在している部分84を有している第
1陽極83と小さなアパーチヤ88を備えたプレ
ート87を有した第2陽極86とを、中心として
これに沿い順次具えている。例えば切頭円錐の上
面の直径を0.4mmとし、アパーチヤ85の直径を
0.2mmとし、アパーチヤ88の直径を0.05mmとす
る。他の寸法は目盛89によつて推定できる。
第10図は本発明のさらに他の実施例を示す断
面図であり、第1陽極90は金属プレートから成
つていて、このプレートは陰極93の放出面92
に対向して深く引き出したカラー91を有してい
る。第2陽極94もアパーチヤ96を持つたダイ
アフラム95を具えている。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく本発明の範囲を逸脱することなく、多く
の変更および変形を行ない得ること明らかであ
る。例えば、放出面に対向して位置しかつ中央ア
パーチヤを具えている陽極の部分は放出面と同様
に、円形である必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による撮像管の図式的縦断面
図、第2図は第1図の詳細部分を示す線図、第3
図および第7図は本発明による装置用の電子銃に
おける(空間電荷がない)計算された電子の通路
および計算された等電位線を示す線図、第4,
5,6,8,9および10図は本発明の他の実施
例を示す詳細な断面図である。 1……容器、2……窓、3……ターゲツト、4
……接続ピン、5……軸、6……電子銃、7……
コレクタ、8……ガーゼ状電極、9……偏向コイ
ル、10……集束コイル、11,20,41,5
1,61,93,113……陰極、12,19,
31,42,60,81,92,112……放出
面、13,43,113……陽極、14,45,
55,144……トツプ部分、15,44……円
錐部分、16,22,28,34,46,64,
70,85,88,96,103……アパーチ
ヤ、21,63……セラミツクプレート、23,
32,55,66,83,90……第1陽極、2
4,36,67,84……(第1陽極の)一部
分、26,35,68,86,94……第2陽
極、27,36,69,87……プレート、4
0,52,65,82……グリツド、50……電
子の通路、54,117……等電位線、91……
カラー、95,100,102……ダイアフラ
ム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子ビームを発生するための二極電子銃を真
    空容器内に具え、該二極電子銃はその軸を中心と
    し該軸に沿つて順次陰極と陽極と集束レンズとを
    具えており、前記陰極は前記軸にほぼ直交して廷
    在する放出面を有しており、前記陽極は前記軸の
    回りに中央アパーチヤを有するとともに該中央ア
    パーチヤを具える陽極の部分をこの陽極の残りの
    部分よりも前記陰極に対し接近させて位置させて
    あり、前記集束レンズは光学像の投射によつて電
    位分布が形成される光感知ターゲツト上に電子ビ
    ームを集束させ、該光感知ターゲツトは電子ビー
    ム走査によつて前記光学像に対応する電気信号を
    生じさせるように構成した撮像管において、 前記中央アパーチヤを具える前記陽極の部分は
    前記放出面の75%より小さい面積を有しているこ
    とを特徴とする撮像管。 2 前記中央アパーチヤを具える前記陽極の部分
    は前記陰極に対し負の電位を有するグリツドのア
    パーチヤ内にまたはほぼこのアパーチヤ内に位置
    させてあり、前記グリツドおよび前記陽極の部分
    は前記放出面に対しほぼ等距離にあることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の撮像管。 3 前記陽極を中空の切頭円錐の形状となしてあ
    り、該切頭円錐の平らなトツプ部分はアパーチヤ
    を有しかつ前記放出面の75%よりも小さい面積を
    有していることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の撮像管。 4 前記陽極は中央アパーチヤを有する金属プレ
    ートから成つており、該中央アパーチヤは前記陰
    極の方向に延在しているカラーを備えていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の撮像
    管。 5 電子銃の前記陽極は中空切頭円錐の形状を有
    しており、該切頭円錐の平らなトツプ部分を前記
    グリツドと同一またはほぼ同一の面内に同軸に位
    置させてあることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の撮像管。 6 前記グリツドの最も小さいアパーチヤの直径
    は1mmよりも小さくおよび前記陽極の最も小さい
    アパーチヤの直径を0.3mmよりも小さくしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の撮像
    管。 7 前記陽極の前記平らなトツプ部分は0.5mmよ
    りも小さい直径を有していることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項または第6項記載の撮像管。 8 前記陽極を絶縁材料のプレートの、前記陰極
    から離れた側に導電層の形態で設けてあり、およ
    び前記グリツドを前記プレートの、前記陰極と対
    面している側に導電層の形態で設けてあり、前記
    プレートは中央アパーチヤを有し、前記陽極を形
    成する前記導電層はさらに前記プレートの中央ア
    パーチヤの壁にわたり延在していると共に前記プ
    レートの、前記陰極と対面している側で該プレー
    トの中央アパーチヤの回りの区域にわたつて、前
    記グリツドを形成している前記導電層のアパーチ
    ヤと同軸で、延在していることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の撮像管。 9 前記プレートの前記中央アパーチヤに前記陰
    極に向けてテーパーをつけたことを特徴とする特
    許請求の範囲第8項記載の撮像管。
JP9376080A 1979-07-12 1980-07-09 Device having image pickup tube Granted JPS5622030A (en)

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NL7905440A NL7905440A (nl) 1979-07-12 1979-07-12 Inrichting voorzien van een televisiekamerabuis en te- levisiekamerabuis voor een dergelijke inrichting.

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JPS5622030A JPS5622030A (en) 1981-03-02
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JPS5875743A (ja) * 1981-10-30 1983-05-07 Hitachi Ltd 撮像管電子銃

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