JPH01284317A - 濾過濃縮装置 - Google Patents

濾過濃縮装置

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JPH01284317A
JPH01284317A JP63111462A JP11146288A JPH01284317A JP H01284317 A JPH01284317 A JP H01284317A JP 63111462 A JP63111462 A JP 63111462A JP 11146288 A JP11146288 A JP 11146288A JP H01284317 A JPH01284317 A JP H01284317A
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sludge
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filter element
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Hiroshi Motohashi
本橋 寛
Yasuhiro Mitsui
三井 康弘
Sadasuke Nagamatsu
永松 定祐
Masanori Eto
衛藤 正徳
Yasuhiro Suzuki
康弘 鈴木
Shoichi Goda
昭一 郷田
Soichiro Koike
小池 壮一郎
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Ebara Research Co Ltd
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Ebara Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上水処理、産業用水処理、下水処理、し尿処
理、産業排水処理などで発生する汚泥を1ア過濃縮する
ための装置に関するもので、特に汚泥を天日乾燥床や、
加圧脱水機で脱水する場合の前処理として使用するが過
濃縮装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上水処理、産業用水処理、下水処理、し尿処理、
産業排水処理などで発生する汚泥を脱水する場合、汚泥
に鉄塩、石灰、または高分子凝集剤等の脱水助剤を添加
し、水中造粒脱水機、真空が過機、加圧決過機、遠心脱
水機、ベルトプレス型脱水機等の脱水機で脱水処理され
ていた。近年、特に上水処理、産業用水処理等の分野で
、汚泥が液の再利用、または脱水ケーキを再利用するた
め、脱水に際して上記脱水助剤の混入を嫌う傾向があり
、このため汚泥を無薬注で天日乾燥床や、加圧脱水機で
脱水処理するケースが増えてきている。
汚泥を無薬注で脱水処理する場合、天日乾燥床や、加圧
脱水機へ投入する際の汚泥の濃度が非常に重要であり、
汚泥濃度が薄いと天日乾燥床や、加圧脱水機での処理効
率が著しく低下する。従来、汚泥の前濃縮にはシックナ
ーなどの沈降法(沈殿法)が用いられてきたが、最近で
は汚泥中に有機物や水酸化アルミニウム等の濃縮しにく
い成分が増加し、沈降法では十分に濃縮できないことが
多くなってきていた。
そのために、第14図に示すように、汚泥流入ロl、炉
液流出口2、濃縮汚泥排出口3を有する密閉容器4内に
、が濃側に支持体を設けたフィルターエレメント5を挿
入したバングフィルター型のが過濃縮装置を使用し、濃
縮すべき汚泥を汚泥流入口1から密閉容器4内に流入さ
せ、が濃側を水柱等によって減圧するか、または密閉容
器4内に汚泥を圧入してが液をが液流出口2から流出さ
せつつ汚泥をが過濃縮し、濃縮された汚泥を濃縮汚泥排
出口3から取り出すようにしたが過濃縮装置が用いられ
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記バッグフィルター型のが過濃縮装置においては、濾
過濃縮された濃縮汚泥はフィルターエレメント5の表面
にケーキ状に付着するので、これをフィルターエレメン
ト5表面より剥離し、汚泥濃度を低下させることなく系
外に排出してやる必要がある。従来のこれらが過濃縮装
置では、濃縮汚泥をフィルター表面より剥離するために
、密閉容器4内に残留している未処理汚泥を容器外へ抜
き出した後、炉液の一部や空気などをフィルターエレメ
ント5のが濃側から逆流させてフィルターエレメント5
を逆洗する(バックウォシングと呼ぶ)方法が用いられ
てきた。このバックウォシング方法は、フィルターエレ
メント5の一部のみで剥離が起きた場合、その部分が炉
液や空気の抜は道になり全体の剥離がうまく行かなくな
ることがあり、またが液が汚泥側に混入して汚泥濃度が
低下する等の問題点があった。また濃縮汚泥の剥離性を
よくするため、予め珪藻土などでフィルターエレメント
5にプレコートしておく方法もあるが汚泥中に珪藻土の
混入が望ましくない場合には用いることができないし、
操作が煩雑になり、濃縮コストも高くなる問題点があっ
た。
さらにこれらの従来方式では、濃縮汚泥をフィルターエ
レメント5の表面より剥離するに先立って、容器内に残
留している未処理汚泥を容器外へ排出し、これを原汚泥
の貯槽等へ戻し入れるため、濾過濃縮以外の雑時間が長
くなり、処理能力が低下するなどの問題点もあった。
本発明は、特殊なフィルターエレメントと独特な構成に
よって従来の課題を解決し、フィルターエレメントから
の濃縮汚泥の剥離を極めて容易にし、■サイクルの時間
の短縮及びエネルギーの低減を可能にし、処理能力を増
大することができるが過濃縮装置を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、密閉槽内に汚泥濃縮部と集液部を形成し、前
記汚泥濃縮部内に濾液側に伸縮自在な支持体を設けた筒
状のフィルターエレメントを配設してその濾液側端部を
前記集液部に連通せしめると共に、前記汚泥濃縮部内の
フィルターエレメント他端部に可動体を取り付け、該フ
ィルターエレメントの下方に散気装置を配備して散気に
よって前記可動体を揺動させるようにし、さらに密閉槽
内下方部に濃縮汚泥排出部を形成したことを特徴とする
ろ過濃縮装置である。
また本発明は、前記が過tffil装置において前記散
気装置を設けることなく、前記汚泥濃縮部に循環配管を
付設して汚泥濃縮部内の汚泥を循環させ、汚泥濃縮部内
に循環流、入する汚泥の流速により前記可動体を揺動さ
せるようにしたものである。
また本発明は、前記散気装置や循環配管を排し、密閉槽
内に前記可動体と衝突する衝突部材を回動可能に配備し
て該衝突部材により前記可動体を揺動させるようにした
ものである。
さらに本発明は、前記散気装置、循環配管、衝突部材を
排し、前記集液部を回転可能な集液管として前記可動体
を揺動させるようにしたものである。
さらにまた本発明は、密閉槽内に、上部から集液部と汚
泥濃縮部と濃縮汚泥排出部とを順次形成し、前記汚泥濃
縮部内に濾液側に伸縮自在な支持体を設けた筒状のフィ
ルターエレメントを配設してその濾液側端部を前記集液
部に連通せしめると共に、前記汚泥濃縮部内のフィルタ
ーエレメント他端部に可動体を取り付け、前記汚泥濃縮
部と濃縮汚泥排出部の間に仕切板を水平回転軸にて回転
可能に配備し、該仕切板に前記可動体と衝突する衝突部
材を固定したことを特徴とするろ過濃縮装置である。
〔作 用〕
まず本発明では、汚泥濃縮部に流入した汚泥は、筒状の
フィルターエレメントの外圧と内圧との差圧によって内
部のコイルスプリング等の伸縮自在な支持体が圧縮され
た状態になって濃縮されてフィルターエレメントの外側
に汚泥が付着し、が液はフィルターエレメントの濾液側
から集液部に集液される。このようにして汚泥が所定濃
度にまで濃縮された時は、汚泥濃縮部への汚泥の流入を
停止すると、フィルターエレメント内外の差圧はなくな
り、圧縮されていたコイルスプリングは徐々に伸長復元
し、濃縮汚泥は剥離されやすくなりしかも割れ目も生じ
る。
従って、散気装置を設けてあれば、その散気によって噴
出した気泡がフィルターエレメントの可動体に当り、そ
の力によってフィルターエレメントは揺動し、濃縮汚泥
は剥離されて濃縮汚泥排出部に至って外部へ排出される
また前記散気装置に代えて循環配管を付設した時は、汚
泥濃縮部内の汚泥を循環させることによヮて、可動体及
びフィルターエレメントを揺動させて濃縮汚泥が剥離さ
れる。
また前記散気装置、循環配管に代え、フィルターエレメ
ントの可動体と衝突する衝突部材を回動可能に配備した
時は、衝突部材を回動させて可動体に衝突させ、フィル
ターエレメントを揺動させて′a縮汚泥が剥離される。
さらに前記散気装置、循環配管、衝突部材に代え、集液
部を回転可能な集液、管とすれば、この集液管の回転と
共にフィルターエレメントも回転し、可動体によってフ
ィルターエレメントの揺動が促進され、濃縮汚泥が剥離
される。
さらにまた、密閉槽内に上部から集液部と汚泥濃縮部と
濃縮汚泥排出部を順次形成し、汚泥濃縮部と濃縮汚泥排
出部の間に仕切板を水平回転軸にて回転可能に配備し、
この仕切板にフィルターエレメントの可動体と衝突する
衝突部材を固定すれば、仕切板を回転することによって
衝突部材が可動体を動かせてフィルターエレメントが1
工動し、濃縮汚泥が剥離され、濃縮汚泥排出部に落下し
て排出される。
なお、濃縮汚泥排出部の形状を下部に行くに従って断面
積が小さくなるようにし、かつ該部内に旋回式の集泥用
の掻寄翼を設ければ、該部内での濃縮汚泥のブリッジン
グを防止するとともに汚泥の濃縮をさらに促進し、高濃
度の濃縮汚泥を得ることできる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照しながら以下に説明する。
第1図において、11は密閉槽であって、内部には水平
の仕切板12によって汚泥濃縮部13とその上部に炉液
を集める集液部14とが区画形成されている。汚泥濃縮
部13には、汚泥流入弁15を有する汚泥流入管16が
連結開口され、集液部14にはが液弁17を有する炉液
流出管18と空気抜弁19を有する空気抜管20が連結
開口されている。
さらに、仕切板12には複数の筒状のフィルターエレメ
ント21の一端が取り付けられ、各フィルターエレメン
ト21内に入った1戸液が集液部14内に集液されるよ
うになっている。フィルターエレメント21は、第2図
に示すように、伸縮自在な支持体、例えばコイルスプリ
ング22を支持材としてその周囲にが布23を巻き付け
、一端を開放し他端に球もしくは多面体の形状をもつ可
動体24を取り付けて形成されており、その開放端を仕
切板12に取り付けてが布を通過したが液が集液部14
に集められる。
また、密閉槽ll内のフィルターエレメント21の下方
には散気管25が配備され、空気弁26を有する空気導
入管27が連結開口され、さらに密閉槽11内下方部は
濃縮汚泥排出部2日が形成されて濃縮汚泥排出弁29を
有する濃縮汚泥排出管30が連結開口されている。
このような密閉槽11は、第3図に示すように、汚泥流
入管16を吸込側が原汚泥貯槽31に連なるポンプ32
の吐出側に連結して使用される。すなわち、原汚泥貯槽
31に貯留された原汚泥は、ポンプ32にて汚泥流入管
16を経て密閉槽11内の汚泥濃縮部13に供給される
。汚泥濃縮部13内の汚泥は、ポンプ32によって圧入
するか、又は集液側を減圧することにって、フィルター
エレメント21の外圧P1と内圧P2との差圧ΔP(−
P+   P2)によって、フィルターエレメント21
の外側のが布23の面に汚泥が付着し、コイルスプリン
グ22が圧縮された状態になって濃縮される(第2図参
照)。つまり、コイルスプリング22によって炉布23
は外圧に耐え、汚泥はコイルスプリング22の螺旋の方
向に沿って付着し濃縮される。一方、が液はが布23を
通過し、フィルターエレメント21の内側から集液部1
4に集液され、が液流出管18から流出する。
フィルターエレメント21の外側に付着し、所定濃度に
汚泥が濃縮された時は、汚泥濃縮部13内への原汚泥供
給を停止すると、フィルターエレメント21の外圧PI
 と内圧P2との差圧ΔPは零になり、圧縮されていた
コイルスプリング22は徐々に伸長し、が布23は張ら
れた状態に復元する。この伸長によって、濃縮された汚
泥とが布23の間に隙間ができると同時に、コイルスプ
リング22の螺旋方向に沿って付着した濃縮汚泥もその
内径が大になるから円周方向に割れ目が生じる。
次に、この状態で空気弁26を開とし、空気導入管27
から空気をフィルターエレメント21の下方に噴出させ
ると、噴出した気泡が可動体24当り、その力によって
可動体24はフィルターエレメント21のコイルスプリ
ング22の作用と相俊って上下、左右に揺動し、さらに
各フィルターエレメント21の可動体24は相互に衝突
し合い、全体に伝播してゆき、フィルターエレメント2
1の汚泥剥離が効果的に行われ、剥離した濃縮汚泥は濃
縮汚泥排出部28に至り、適時濃縮汚泥排出管30から
排出される。
このようにして得られた濃縮汚泥は、一般にかなり粘性
が高く半固形状であるため、容器内に未処理の汚泥が残
っていても、これと混和することはなく、半固形状のま
ま容器底部に沈降してくるので、濃縮汚泥を取り出すこ
とができる。
なお、集液部14としては、第1図示のように仕切板1
2によって区画形成することなく、炉液流出管18が連
結された集液管を配設して集液部とし、この集液管にフ
ィルターエレメント21を取り付けるようにすることも
できる。
さらに第4図に示すように、集液部14として集液管1
4−1を汚泥濃縮部13の下部に配設し、フィルターエ
レメント21の可動体24を内部が空洞として浮力をも
った浮遊体24−1とし、汚泥濃縮部13内に流入した
汚泥中に浮遊するようにするのも良く、その場合の操作
も前記第1図示例と変るところがない。
また、得られた濃縮汚泥は、一般にかなり粘性が高く半
固形状であるため密閉槽ll内の下部でブリッジングを
起こし易く、濃縮汚泥の外部への排出が妨げられること
がある。従って、濃縮汚泥排出部28の形状を下部に行
くに従って断面積が小さくなるようにし、かつ該部内に
旋回式の集泥用の掻寄翼を設ければ、該部内での濃縮汚
泥のブリッジングを防止するとともに汚泥の濃縮をさら
に促進し、高濃度の濃縮汚泥を円滑に排出することが可
能となる。
本発明の他の実施例としては、前記第1図示例における
散気管25を排し、第5図に示すように、汚泥濃縮部1
3に汚泥流出口33を開口し、このlη泥流出口33と
汚泥流入管16とを循環弁34を有する循環配管35で
連結し、この循環配管35で汚泥濃縮部13内の汚泥を
槽外を経て循環するようにしたものである。
従って、汚泥のが過濃縮は、前記第1図示例と同様に行
われるが、フィルターエレメント21に付着したtri
縮汚泥を剥離する時には、循環弁34を開いて循環配管
35によって汚泥濃縮部13内の汚泥を循環させる。こ
の時、汚泥流入管16がら循環流入する汚泥の流れによ
り可動体24が揺動し、第1図のような空気噴出がなく
とも濃縮汚泥の剥離が行われる。
この場合の汚泥流入管16の槽内開口部は、流入する汚
泥がフィルターエレメント21の可動体24に対して流
入汚泥の流速が及ぶ範囲とする。
また、循環配管35中にエジェクター36を設けてその
負圧部を原汚泥貯槽31に連結し、汚泥濃縮部13でが
過濃縮されて減量された分の汚泥を補給するようにする
のも好ましい例である。
第6図は、第5図示例の汚泥流入管16とは別に可動体
24の配列部付近に対して循環配管35を噴出弁37を
介して連結開口したもので、濃縮汚泥の剥離時には汚泥
流入弁15を閉じ、循環弁34及び噴出弁37を開いて
汚泥を循環させ可動体24を(8動させて濃縮汚泥の剥
離を行う。
第7図は、第4図示例において、散気管25を排して第
6図のような循環配管35を設けたものであり、この場
合操作も第6図示例とほとんど同様に行われる。
本発明の他の実施例としては、前記第1図における散気
管25を排し、第8図に示すように、密閉槽ll内に槽
外の駆動装置38により回動してフィルターエレメント
21の可動体24に衝突する衝突部材39を配備したも
のであり、第8図中40は衝突部材39の回動輪を保護
する保護管を示し、また41は濃縮汚泥排出部28内に
必要に応じて配備され、槽外の駆動袋W38−1により
回転し濃縮汚泥を排出しやすくするための掻寄翼である
また第9図では、第8図の駆動装置38.38−1をい
ずれも密閉槽11の上部にまとめた例である。
したがって、フィルターエレメント21から濃縮汚泥を
剥離する時には、汚泥流入管16からのlη泥流人を停
止することなく、駆動装置38により衝突部材39を回
動させることによって、衝突部材39が可動体24に衝
突し、可動体24が揺動して濃縮汚泥は剥離して濃縮汚
泥排出部28に至り、掻寄翼41の回転によって集泥さ
れ、濃縮汚泥排出管30から排出される。
なお、フィルターエレメント21の可動体24を浮力を
もった浮遊体24−1とした第4図示例の散気管25を
排し、この浮遊体24−1の上部に衝突部材39を配備
するようにしても同様の操作によって濃縮汚泥の剥離、
排出が行われる。
さらに本発明の他の実施例として、第10図及び第11
図に示すように、集液管14−1を可変速モータ等の駆
動装置38−2により回転する回転式集液管14−2と
し、これに前述したような浮遊体24−1を取り付けた
フィルターエレメント21の開放端部を連通固定したも
のであり、濃縮汚泥排出部28に掻寄翼41を配備する
時は図示例のように、回転式集液管14−2と共に回転
するように配備すると良い。
この場合の濃縮19泥をフィルターエレメント21から
剥離する時は、駆動装置38−2によって回転式集液管
14−2を一方向に回転もしくは正逆回転させると、浮
遊体24−1は揺動し、濃縮汚泥は剥離して濃縮汚泥排
出部28に至る0次いで、駆動装置38−2による回転
を低下させ、低速で回転する掻寄翼41によって集泥し
、濃縮汚泥排出管30から排出する。
さらにまた第12図の実施例では、第1図示例のように
、密閉槽11内に上部から集液部14、フィルターエレ
メント21を設けた汚泥濃縮部13、濃縮汚泥排出部2
8を順次形成し、汚泥濃縮部13と濃縮汚泥排出部28
の間に仕切板12−1を水平回転軸42に連結し、この
仕切板12−1にフィルターエレメント21の可動体2
4と衝突する適当数の衝突部材39を固定しである。
そして、汚泥のが過濃縮時には仕切板12−1を水平回
転軸42によって、第13図のように縦方向にしておき
、濃縮汚泥剥離時には水平回転軸42によって仕切JN
 12−1の開閉を繰り返せば、衝突部材39が可動体
24に衝突し、可動体24の揺動によって濃縮汚泥はフ
ィルターエレメント21から剥離され、濃縮汚泥排出部
28から排出される。
なお、図面に示すように、仕切板12−1の周縁部に閉
鎖時に濃縮汚泥排出部28内側壁部に対向する汚泥噴出
管43を配備すれば、濃縮汚泥排出部28から濃縮汚泥
を排出する時に、第12図のように仕切板12−1を閉
状態にすれば、汚泥濃縮部13に圧入された原汚泥の圧
力によって、原汚泥は汚泥噴出管43から側壁に噴射さ
れ、濃縮汚泥の排出が促進される。
なお、フィルターエレメントの支持体としては、コイル
スプリングに限定するものではなく、炉液を導くように
構成されかつ伸縮自在のものであれば何でもよく、例え
ばが液を通過させるスリット等を有するジャバラ管、ゴ
ム体でもさしつかえない。また、流入させる汚泥は、無
薬注又は薬注したものでもかまわない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、特殊なフィルターエ
レメントを使用した独特の構成により、が過濃縮装置内
の原汚泥を抜き出すことなく、空気やが液による逆洗の
必要なくフィルターエレメントからの濃縮汚泥の剥離、
排出を容易にし、が過濃縮以外の雑時間を排して1サイ
クルの時間を短縮し、しかもエネルギーの低減を可能に
し、また濃縮汚泥剥離中にも原汚泥の流入を停止しない
ようにすることもでき、処理能力を増大することができ
る等、極めて有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断正面図、第2図は
本発明のフィルターエレメントの使用中の説明図、第3
図は第1図の使用例の系統説明図、第4図〜第10図は
それぞれ本発明の他の実施例を示す縦断正面図、第11
図は第10図の内部の要部の説明図、第12図は本発明
のさらに他の例を示す要部の説明図、第13図は第12
図の作動状態説明図で、第14図は従来例を示す説明図
である。 l・・・汚泥流入口、2・・・炉液流出口、3・・・濃
縮汚泥排出口、4・・・密閉容器、5・・・フィルター
エレメント、11・・・密閉槽、12.12−1・・・
仕切板、13・・・汚泥濃縮部、14・・・集液部、1
4−1・・・集液管、14−2・・・回転式集液管、1
5・・・汚泥流入弁、16・・・汚泥流入管、17・・
・が液弁、18・・・が液流出管、19・・・空気抜弁
、20・・・空気抜管、21・・・フィルターエレメン
ト、22・・・コイルスプリング、23・・・が布、2
4・・・可動体、24−1・・・浮遊体、25・・・散
気管、26・・・空気弁、27・・・空気導入管、28
・・・濃縮汚泥排出部、29・・・濃縮汚泥排出弁、3
0・・・濃縮汚泥排出管、31・・・原汚泥貯槽、32
・・・ポンプ、33・・・汚泥流出口、34・・・循環
弁、35・・・循環配管、36・・・エジェクター、3
7・・・噴出弁、38.38−1.38−2・・・駆動
装置、39・・・衝突部材、40・・・保護管、41・
・・掻寄翼、42・・・水平回転軸、43・・・汚泥噴
出管。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉槽内に汚泥濃縮部と集液部を形成し、前記汚
    泥濃縮部内に濾液側に伸縮自在な支持体を設けた筒状の
    フィルターエレメントを配設してその濾液側端部を前記
    集液部に連通せしめると共に、前記汚泥濃縮部内のフィ
    ルターエレメント他端部に可動体を取り付け、該フィル
    ターエレメントの下方に散気装置を配備し、さらに密閉
    槽内下方部に濃縮汚泥排出部を形成したことを特徴とす
    るろ過濃縮装置。
  2. (2)密閉槽内に汚泥濃縮部と集液部を形成し、前記汚
    泥濃縮部内に濾液側に伸縮自在な支持体を設けた筒状の
    フィルターエレメントを配設してその濾液側端部を前記
    集液部に連通せしめると共に、前記汚泥濃縮部内のフィ
    ルターエレメント他端部に可動体を取り付け、前記汚泥
    濃縮部に汚泥流出口と汚泥流入口を開口し、該汚泥流入
    口の開口位置を流入汚泥の流速が前記フィルターエレメ
    ントの可動体に及ぶ範囲たらしめ、これらの汚泥流出口
    を循環配管で連結し、さらに密閉槽内下方部に濃縮汚泥
    排出部を形成したことを特徴とする濾過濃縮装置。
  3. (3)密閉槽内に汚泥濃縮部と集液部を形成し、前記汚
    泥濃縮部内に濾液側に伸縮自在な支持体を設けた筒状の
    フィルターエレメントを配設してその濾液側端部を前記
    集液部に連通せしめると共に、前記汚泥濃縮部内のフィ
    ルターエレメント他端部に可動体を取り付け、密閉槽内
    に前記フィルターエレメントの可動体と衝突する衝突部
    材を回動可能に配備し、さらに密閉槽内下方部に濃縮汚
    泥排出部を形成したことを特徴とするろ過濃縮装置。
  4. (4)密閉槽内に汚泥濃縮部を形成して回転可能な集液
    管を配備し、前記汚泥濃縮部内に濾液側に伸縮自在な支
    持体を設けた筒状のフィルターエレメントを配設してそ
    の濾液側端部を前記集液管に連通せしめると共に、前記
    汚泥濃縮部内のフィルターエレメント他端部に可動体を
    取り付け、さらに密閉槽内下方部に濃縮汚泥排出部を形
    成したことを特徴とするろ過濃縮装置。
  5. (5)密閉槽内に、上部から集液部と汚泥濃縮部と濃縮
    汚泥排出部とを順次形成し、前記汚泥濃縮部内に濾液側
    に伸縮自在な支持体を設けた筒状のフィルターエレメン
    トを配設してその炉液側端部を前記集液部に連通せしめ
    ると共に、前記汚泥濃縮部内のフィルターエレメント他
    端部に可動体を取り付け、前記汚泥濃縮部と濃縮汚泥排
    出部の間に仕切板を水平回転軸にて回転可能に配備し、
    該仕切板に前記可動体と衝突する衝突部材を固定したこ
    とを特徴とするろ過濃縮装置。
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