JPH012838A - 工作機械の複合形摺動案内装置 - Google Patents

工作機械の複合形摺動案内装置

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Publication number
JPH012838A
JPH012838A JP62-154426A JP15442687A JPH012838A JP H012838 A JPH012838 A JP H012838A JP 15442687 A JP15442687 A JP 15442687A JP H012838 A JPH012838 A JP H012838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
sliding guide
pressure
static pressure
guide surface
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Pending
Application number
JP62-154426A
Other languages
English (en)
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JPS642838A (en
Inventor
大友 茂
池内 皎隆
正登 土屋
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
Application filed by 日本鋼管株式会社 filed Critical 日本鋼管株式会社
Priority to JP62-154426A priority Critical patent/JPH012838A/ja
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Publication of JPH012838A publication Critical patent/JPH012838A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 マシニングセンタ等の工作機械のテーブル、クロスレー
ルなどの直線摺動案内装置に関する。
〔従来の技術〕
工作機械等の摺動案内装置は1例えばワークテーブル等
の摺動体を摺動案内面に沿って低摩擦で直線遅動させる
ことを目的とする。この摺動案内装置は、機械機台に設
けられた摺動案内面と、この摺動案内面に相対して滑動
する摺動体およびこの摺動体を移動させる駆動装置から
構成され、−般に摺動体側に設けられた案内面が円滑に
摺動する様に従来より下記の摺動方式が採られている。
(1)動圧すべり方式・・・・・・潤滑油等を介して基
台案内面と摺動体を直接接触させて摺動させる方法。
(2)静圧すべり方式・・・・・・基台案内面と摺動体
の案内面間に外部より強制的に流体を圧入し、案内面間
に生じる流体圧力(静圧力)によって摺動体を浮かせた
様にして基台案内面に接触させない様に摺動体を移動さ
せる方法があり、上記流体圧力として油圧を使用した油
静圧すべり方式と、空気圧を用いた空気静圧すべり方式
がある。
従来技術としてに記2種類の工作機械摺動案内装置が採
用されているが、それぞれ長所、短所を持ち、それらを
複合した複合摺動案内装置が考案されている。本発明も
、この複合摺動案内装置に関する一装置を提供するもの
である。
尚、従来の複合摺動案内装置に関する先行技術として例
えば特公昭131−16575にて動圧すべり面に′J
:マ気流を圧入し、動圧すべり面の接触部の凹凸相度部
にI−記圧入空気を流通させて、摺動体を半浮1−状態
に空気圧力を制御して荷重補償を行う装置が紹介ごれて
おり、又1例えば特公昭131−17613にて対向す
る一対の摺動案内面にて一方を動圧すべり方式、他方を
空気静圧すべり方式を用いた複合案内装置が紹介されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
L作機械等の摺動案内装置は、下記事項が要求される。
l、摺動体を正確に定位置に位置決めする。
2、加工負荷に耐え得る充分な剛性と減衰能。
従来より採用されている動圧すべり方式或いは静圧すべ
り方式では、上記2条件を充分に満足することは難しく
、すなわち、動圧すべり方式の場合、摺動体が基台の摺
動案内面に接触して摺動するので剛性及び減衰能には優
れているが、摺動抵抗(摺動案内面間の摩擦力)が大き
く、いわゆるステイクスリップ現象を生じやすく、位置
決め精度は、静圧すべり方式に比べて劣る。一方静圧す
べり方式は、摺動案内面間に圧力流体を流通させるので
上記案内面間の摩擦力は極めて小さいのでステイクスリ
ップを生じる事は無いので、高精度の位置決めが可能で
あるが、摺動案内面間の接触が流体を介しているために
剛性、減衰能の点で劣る。そこで、動圧と静圧の長所を
取り入れ、摩擦力を低減させ、かつ剛性、減衰能をある
程度満足する複合形摺動案内装置が考案され、本発明も
これに類したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、工作機械等における摺動案内装置に於て、機
械基台の摺動案内面に接触して摺動する摺動体に動圧す
べり面と、上記摺動案内面に対して圧力空気の流出すき
まを有して、上記摺動案内面に非接触な複数の静圧パッ
トと、この静圧パットの四周に排気溝と、L記静圧パッ
トに供給される圧力空気を制御することにより、□上記
基台摺動案内面に働く荷重を補償し、任意に摺動摩擦力
を設定することを特徴とする工作機械の複合形摺動案内
装置である。
〔作用〕
本発明における工作機械等の複合摺動案内装置は、基台
の摺動案内面上を摺動する摺動体に動圧すべり面と静圧
すべり面を複合して配置する。上記静圧すべり面は、上
記基台の摺動案内面と相対する摺動体の手動面が非接触
となる様に上記動圧すべり面に対して、段差を設けて静
圧パットとし、この静圧パットの四周に排気溝を紐ける
−上記静圧パットには圧力空気の供給管を配設し、この
圧力空気管より、−上記摺動案内面に向けて圧力空気を
供給することにより、上記摺動体を持ち1−、げる様に
作用さ笹て、上記摺動案内面を滑動させる際の摩擦力を
少なくする。
に記静圧パットに供給された圧力空気は静圧パント四周
に設けられた排気溝より大気に逃がす。
上記静圧パット内の圧力空気が一定圧となる様に圧力セ
ンサを設け、圧力空気の送風にを制御する。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を、第1図、第2図及び第3図により
説明する。
第1図及び第2図に示す装置は、NC工作機械のテーブ
ル摺動装置部分を示すもので、平行2条の案内面に複合
案内装置設けたものである。
機械基台l上の2条の摺動案内面2上に摺動体3が乗っ
ている。この摺動体3はサーボモーター4とポールねじ
5とボールナツト6にて構成され、駆動系でX軸方向に
往復摺動する。
上記摺動体3の摺動案内面2に相対する面には、中央部
分に動圧すべり而7と、X軸方向の前後端付近に静圧パ
ット8を排気溝9で囲む様に分離して配置する。排気溝
9は静圧パット8の四周に設は摺動体3の前後端部より
大気に放出できる様にする。動圧すべり面7には、フッ
素等の樹脂を張り付けて、できるだけ摩擦力を小さくす
ると共に潤滑油供給用の油溝!Oを設ける。静圧パット
8は。
摺動案内面2の頂面からすきまをHだけ設けて間隙が生
じる様に動圧すべり面7から研削しである。
この静圧パット8への空気の供給は、空気圧源11から
圧力制御弁!2を介して空気供給溝13より供給する。
摺動体3−ヒには、ワーク14がa載され摺動体3の哨
+itwt、ワーク14のiiFlWw及びワーク14
に崗〈切削等の力Fが動圧すべり面へ面圧として(動<
又、静圧パットに1動く浮−ヒカFpは、ト記東にWv
+Wtを低減する方向に1動く。
静圧パット8と摺動案内面2とのすきまHは、摺動体3
に加わる総重量Wt+ Ww+ F −Fpによって動
圧すべり面7の突起が変形し、沈み込むΔHが)−/素
樹脂の場合数量程度である。静圧パットのすきまHは上
記ΔHより充分に大きく、かつこのすきまから流出する
空気量が実用範囲を超えない程度とする0例えば、流出
空気敬を上記静圧パット8当り2ONj7/win程度
、空気圧力をWax、 4 kgf/cmり程度で考え
ると、すきまは10〜20%1A程俄の値となる。実際
のすきまHの決定は、種々の形状の静圧パラ)・を検討
し、流出空気にとの関係で決定されるが、上記前に(W
t+ Ww+ F −Fp) +:よる沈みF5州ΔH
の10倍程度が9!ましい。
静圧パット8の空気供給JM13又は、供給口の形状、
配置は、流出空気が、すきまHとの関係を含めて、供給
圧力に対して最も効率良く静圧パット8面に圧力分布を
形成させる様に配置する。尚圧力分布の計算は、通常の
空気静圧軸受けと同様である。
静圧パット8に供給する空気圧の設定又は制御は1本実
施例では電気制御式の圧力制御弁を使用したが1通常使
用されている圧力レギュレータバルブも使用できる。
第4図は上記実施例に基ずき実験したものであり、横軸
に摺動体8の移動距離(層/11)、縦軸に摩擦力(K
gf)をとり、摺動体(自動40KgF)上に重錘(1
00kgf)(L )を載せた場合と載せない場合で、
35m/mX 40霧/腸の静圧パット8をX軸方向の
前端付近に4個設けて静圧パットに圧力(P)を加えた
場合と加えない場合の摩擦力を測定したものであり、加
圧時の摩擦力の低減が明瞭に出ている。
〔発明の効果〕
本発明により、静圧パットに供給される空気圧力を変え
ることにより任意の浮上刃が得られるので荷屯条件に応
じて、動圧すべり面と静圧パットの分担を任意に供給空
気圧力のみで設定でき、任意の摩擦力を設定出来る。又
各静圧パットの圧力は、独tして設定出来るので、偏荷
重や変動荷重に対しても、静圧パットへの供給圧力を制
御することができるので各静圧パット毎に任意の摩擦力
を1没定出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すモ面図、第2図は側面
図、第3図は第1図のII −II矢視の拡大図である
。第4図は上記実施例の摩擦力に対する荷重と空気圧と
の関係を示す図である。 1・・・・・・機械基台、2・・・・・・摺動案内面、
3・・・・・・摺動体、4・・・・・・サーボモータ、
5・・・・・・ポールねじ、6・・・・・・ボールナツ
ト、7・・・・・・動圧すべり面、8・・・・・・静圧
パット、9・・・・・・排気溝、lO・・・・・・油溝
、11・・・・・・空気圧源、12・・・・・・圧力制
御弁、13・・・・・・空気供給溝、14・・・・・・
ワーク、 15・・・・・・空気流。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 工作機械等における摺動案内装置に於て、機械基台の摺
    動案内面に接触して摺動する摺動体に動圧すべり面と、
    上記摺動案内面に対して圧力空気の流出すきまを有して
    上記摺動案内面に非接触な複数の静圧パットと、この静
    圧パットの四周に排気溝と、上記静圧パットに供給され
    る圧力空気を制御することにより、上記基台摺動案内面
    に働く荷重を補償し、任意に摺動摩擦力を設定すること
    を特徴とする工作機械の複合形摺動案内装置。
JP62-154426A 1987-06-23 工作機械の複合形摺動案内装置 Pending JPH012838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-154426A JPH012838A (ja) 1987-06-23 工作機械の複合形摺動案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-154426A JPH012838A (ja) 1987-06-23 工作機械の複合形摺動案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642838A JPS642838A (en) 1989-01-06
JPH012838A true JPH012838A (ja) 1989-01-06

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