JPH01283474A - 閉鎖装置の２つの構造部材を押し離す装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、２つの構造部材を押し離す装置を有する閉
鎖装置に関する。本発明は、高周波放射線から電子設備
を保護するシェルタ−のような閉鎖容器のドアを押し開
く砕氷組立体として特に有用である。

（発明の概要） 本発明は、互いに係合する縁部を有し、縁部が間隔を隔
てる開放位置と、縁部を、それらの開放位置に向かって
移動させるときに最初に分離する方向と垂直な平面内で
縁部が重なって係合している閉塞位置との間を相対的に
移動できる第１及び第２の構造部材と、構造部材のうち
の一方に固定された、弾性的に変形できるシールと、第
１の構造部材の縁部のボアと螺合してその中で自由に回
転できるスタッドとから成り、使用中、スタッドの回転
により、スタッドの軸線方向の端面を、第１の構造部材
の縁部の面から突出させ、第２の構造部材の縁部に当た
り、それにより第１及び第２の構造部材を押し離す、閉
鎖装置を提供する。

構造部材は好ましくは、閉鎖容器のパネル部材から成る
。１つの例では、第１の構造部材は閉鎖容器の壁であり
、第２の構造部材は、壁の開口にヒンジ結合されたドア
である。

第２の観点によれば、本発明は、構造部材のうちの一方
が、その縁部に相対的に回転自在に取り付けられたスタ
ッドを有し、スタッドを回転させてそれを軸線方向に変
位させ、スタッドの端面が縁部の表面から突出して他の
構造部材の縁部に当たるようにした、縁部が互いに係合
している２つの構造部材を押し離す方法を提供する。

（実施例） 今、本発明を実施する１つの方法を、例示として、添付
図面を参照して説明する。

はぼ箱形の閉鎖容器がパネルで形成され、この容器は、
入射するすべてのＲＦ（高周波）放射線を吸収するよう
に、外表面全体にわたって導電性であり、か（して閉鎖
容器の内容物をそのような放射線から遮蔽する。閉鎖容
器は電子設備用の運搬可能なシェルタ−として使用され
る。

内部への出入りは、ドアフレーム５を構成する閉鎖容器
の前壁に鉛直方向縁部に沿ってヒンジ結合されたドアｌ
によって得られる。ドアは、ヒンジから遠い方のドア１
の鉛直方向縁部に設けられたハンドル（図示せず）によ
って開閉される。ドアｌのこの縁部は、図面に示すよう
に、フレーム５の開口８に嵌まり、ドア１がフレーム５
に対してＲＦシール６でシールされる。開口８は、フレ
ーム５の鉛直方向縁面８１と、フレーム５の鉛直方向縁
部に沿って固定されたパネル７２の内面とによって構成
される。

ドアが図面に示すように閉じられたときに、リアクショ
ンプレート２の一部がドアフレーム５の上に突出するよ
うに、リアクションプレート２がドアｌの縁部の外側に
固定されている。

フレーム５の縁部を貫通する水平方向ボアには、雌ねじ
併産４が取り付けられ、ドアが閉じられたときに、座４
の外面４１がリアクションプレート２の突出している内
面に係合するようになっている。スタッド３が座４に螺
合して支持されている。

スタッド３は、その軸線上で各端部に六角形のくぼみ３
１．３２を有し、これにより、外部から掛けられるアレ
ンキーによってスタットをその軸線を中心に廻すことが
できる。閉鎖容器の内側又は外側のいずれからもスタッ
ド３に近づけるように、孔２１がリアクションプレート
２に設けられ、対応する孔７３が、補強プレート７及び
このプレート７を固定するパネル７２に設けられている
。

使用中、例えば水がドアフレームの周りに形成されて、
通常の方法でハンドルを引くことによってドアを矢印９
の方向に開くことができない場合には、アレンキーをく
ぼみ３１及び３２のいずれかに、即ち外側又は内側から
挿入して、スタッド３を廻すことによって、ドアを押し
開くことができる。スタッド３を適当に廻すことにより
、スタッド３は、その座４から軸線方向に突出してリア
クションプレート２に係合し、かくしてリアクションプ
レート２をドアフレーム５から押し離す。

六角形のくぼみ３Ｉ、３２を同一の寸法にすることによ
って、ドアを内側又は外側のいずれから押し開くのに同
じ鍵を使用することができる。

この例では、スタッドがドアフレームに設けられている
が、リアクションプレ−１・をドアフレームに設けて、
スタッドをドアに同様に設けることができることが理解
されるであろう。更に、リアクションプレートは、棒の
ような別の形態をとることができ、またドア又はフレー
ムと一体的にすることもできる。スタッドを廻す別の装
置を使用することも勿論可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は、電子設備用の運搬可能なシェルタ−の一部を形
成するドア及びドアフレームを通る部分水平断面図であ
る。 ■・・・ドア（第１の構造部材）、 ２・・・リアクションプレート（リアクション部材）、 ３・・・スタッド、 ５・・・フレーム（第２の構造部材）、６・・・ＲＦシ
ール（ノール）、 ２１．７３・・・孔、 ３１．３２・・・くぼみ（形態）。 図面の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに係合する縁部を有し、縁部が間隔を隔てる開
   放位置と、縁部を、それらの開放位置に向かって移動さ
   せるときに最初に分離する方向と垂直な平面内で縁部が
   重なって係合している閉塞位置との間を相対的に移動で
   きる第１及び第２の構造部材（１、５）と、構造部材の
   うちの一方に固定された、弾性的に変形できるシール（
   ６）と、第１の構造部材（１）の縁部のボアと螺合して
   その中で自由に回転できるスタッド（３）とから成り、
   使用中、スタッド（３）の回転により、その軸線方向の
   端面を、第１の構造部材（１）の縁部の面から突出させ
   、第２の構造部材（５）の縁部に当たり、それにより第
   １及び第２の構造部材（１、５）を押し離す、ことを特
   徴とする閉鎖装置。 ２、構造部材は閉鎖容器のパネル部材（１、５）から成
   ることを特徴とする、請求項１に記載の閉鎖装置。 ３、第１の構造部材は閉鎖容器の壁（５）であり、第２
   の構造部材は、壁（５）の開口にヒンジ結合されたドア
   （１）であることを特徴とする、請求項２に記載の閉鎖
   装置。 ４、第２の構造部材は閉鎖容器の壁（５）であり、第１
   の構造部材は、壁（５）の開口にヒンジ結合されたドア
   （１）であることを特徴とする、請求項２に記載の閉鎖
   装置。 ５、リアクション部材（２）が第１の構造部材（５、１
   ）と重なり合うことができ、前記パネル部材（１、５）
   が第１の構造部材（５、１）と重なり合うことができな
   いように、第２の構造部材（１、５）の縁部は、対応す
   るパネル部材に固定されたリアクション部材（２）で形
   成されることを特徴とする、請求項２、３又は４に記載
   の閉鎖装置。 ６、スタッド（３）は、第１の構造部材（１、５）の縁
   部の側から工具と係合し、それによりスタッド（３）を
   廻すための形態（３１、３２）をその端面の少なくとも
   一方に有することを特徴とする、先行する請求項のうち
   の１つに記載の閉鎖装置。 ７、第２の構造部材の縁部は、スタッド（３）が第２の
   構造部材（１、５）の縁部と係合しているとき、工具が
   スタッド（３）の前記端面の部分に近づいてスタッド（
   ３）を廻すことができるようにするための孔（７３、２
   １）を有することを特徴とする、請求項６に記載の閉鎖
   装置。 ８、スタッド（３）は、第１の構造部材（１、５）の縁
   部のいずれの側からもスタッド（３）を廻すことができ
   るように、スタッド（３）の他の端面に同様の形態（３
   １、３２）を有することを特徴とする、請求項６又は７
   に記載の閉鎖装置。 ９、構造部材のうちの一方が、その縁部に相対的に回転
   自在に取り付けられたスタッドを有し、スタッド（３）
   を回転させてそれを軸線方向に変位させ、スタッド（３
   ）の端面が縁部の表面から突出して他の構造部材（５、
   １）の縁部に当たるようにした、縁部が互いに係合して
   いる２つの構造部材（１、５）を押し離す方法。