JPH01282491A - 補償回路 - Google Patents

補償回路

Info

Publication number
JPH01282491A
JPH01282491A JP63111020A JP11102088A JPH01282491A JP H01282491 A JPH01282491 A JP H01282491A JP 63111020 A JP63111020 A JP 63111020A JP 11102088 A JP11102088 A JP 11102088A JP H01282491 A JPH01282491 A JP H01282491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
actuator
load
pulse
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63111020A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miyazawa
修 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP63111020A priority Critical patent/JPH01282491A/ja
Priority to US07/347,086 priority patent/US4912689A/en
Priority to EP19890304501 priority patent/EP0342821A3/en
Publication of JPH01282491A publication Critical patent/JPH01282491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/143Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスイープ運針をするアナログ電子時計の支持ず
れの補償回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の電子時計は特公昭56−47512号の如く第2
図に示す様に4番カナ15bと係合した駆動側磁石71
と粘性流体74中に浸漬した従動磁石73の磁気吸引力
によって間欠的な回転エネルギを蓄え、受け76と従動
磁石73との粘性抵抗により、従動磁石73を滑らかに
回転させていた。この際、従動磁石73は追従磁石72
を磁石吸引力によって連動させるので秒針軸15aを滑
らかに駆動していた。またキャップ75で粘性流体を封
止していた。駆動回路については特開昭54−7552
0号、特開昭54−77162号、特開昭55−879
77の様な低消費電力駆動方式が用いられていた。
〔発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来技術では粘性流体の粘度が温度によ
って変化したりカレンダー輪列の負荷が加わる事によっ
て磁石間の角度のずれ量が変化し指示のずれになってい
た。したがって水晶振動子の歩度変化に加えた誤差量に
なる為、時計の指示精度を低下させる要因になっていた
そこで本発明の目的は、アクチュエータの負荷変動に伴
う逆誘起電圧の変化を検出することによってアクチュエ
ータの駆動回数を増減させ、指示のずれを補正すること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明の補償回路は、アクチュエータが発生する間欠的
な回転エネルギを蓄える蓄積手段と、回転エネルギを制
御して指針16を滑らかに駆動せしめる制御手段を有す
るアナログ式電子時計において、前記アクチュエータを
間欠的に駆動する時計回路に少なくともアクチュエータ
の逆誘起電圧を検出する検出回路104と該検出回路1
04の判定によってアクチュエータの駆動回数を増減す
るパルス数制御回路103を有する事を特徴とする。
〔実施例〕
第3図は本発明の補償回路を有する電子時計の構造を示
す平面図であり第4図は輸列部の断面図である。アクチ
ュエータとしてはステータ4と磁心2とロータ5とコイ
ルから成るステップモータを用い、蓄積手段としてはひ
げぜんまい10を用いて回転エネルギを弾性変形として
蓄える。制?ff11手段としては粘性流体17の粘性
負荷を受ける、ビスカスロータ14を用いている。21
は地板、22は輪列受、1はステータ4と磁心2を介し
てロータ5を駆動する磁界を発生させるコイルでネジ3
によって固定されており、6番かな6.5番歯車7.5
番かな8を介してひげぜんまいかな11とひげぜんまい
10で結合されたひげ車9を駆動し、4番アイドラ12
を介して指針16が係合した4番車15を矢印101の
方向に駆動する。
また4番車15を制動するビスカスロータ14との間に
ビスカスロータ中間車1日を設はレイアウト上の融通性
を向上させている。この時、ひげかな11.4番アイド
ラ12、ビスカスロータアイドラ18.23は時針を駆
動する為の日の裏車、24は巻真32の操作によりおし
どり31とかんぬき30の作用でつづみ車37が噛み合
う小鉄車であり、時針と分針の修正を可能にしている。
25は秒針が係合する4番車の動きを減速し分針を駆動
する3番車、33は時計回路及び本発明の補償回路を有
するI、C135は水晶振動子であり、1、C33と水
晶振動子35は回路基板34を介してコイル1にステッ
ピングモータのロータ5を動かす駆動波形を供給してい
る。36は電池である。
第5図は蓄積手段であるひげぜんまいの巻き角度αと復
元トルクThの関係の一例を示すグラフであり、ばね定
数にはは約0 、 4 mg−nun/degで、約3
rpmで回転している。
第6図は制御手段であるビスカスロータの温度θと負荷
トルクTrの関係の一例を示すグラフであり約2rpm
における値である。25°Cにおいては約4 Q mg
 −mmの負荷、−i o ’cでは約85mg・雛の
負荷、50°Cにおいて約25■・mmの負荷である。
以上の様な構成においてステップモータを単に規則的に
駆動するだけであるとひげぜんまいの巻き角は負荷に比
例する為、25°Cで巻き角度約67°であったものが
一10°Cでは約140’になり、その差73°が秒針
では25°Cの時に比べ約4秒の遅れになる。一方50
゛Cでは逆に約1.4秒の進みになる。
第7図はアクチュエータであるステップモータを駆動し
た場合のコイルに流れる電流を電圧に変換した場合の電
圧波形の例を示す波形図であり、40はO′Cの場合の
波形、41は20°Cの場合の波形、42は40°Cに
おける波形であり縦軸が誘起電圧υ、横軸が時間tであ
る。温度が高くなる即ち負荷が少なくなるほど駆動パル
ス印加終了点43以後の逆誘起電圧のレベルυが大きく
なり、変化する時間tが短(なる。したがって逆誘起電
圧波形を検出しその周期的な成分と電圧値によって負荷
の状態を知る事ができる。
第1図は本発明の補償回路の実施例を示すブロック図で
あり、計時用回路は発振回路100と分周回路101と
、モータ駆動パルス及び検出パルス形成回路102と、
モータドライバ及び検出電圧発生回路105から成って
いる。発振回路100は水晶振動子を源振として327
68 Hzの標準信号φ32768を発生しており、分
周回路101は標準信号φ32768を順次分周してφ
4を出力し、モータ駆動パルス及び検出パルス形成回路
102を介して駆動パルスP+、PzとPItP2の反
転波形であるN、、N2及び検出パルスD+、Dzを発
生し、モータドライド及び検出電圧発生回路105を駆
動する。51,52,53゜55はPチャンネルMO3
−FET、54.56はNチャンネルMO3−FETで
あり、P+、Pz。
N、、N2によって53と56または54と55を同時
にONする事によりコイル1に交互に電流を流してステ
ップモータを駆動する。またPチャンネルMO3−FE
T51と52を検出パルスDIlD2によってチョッピ
ング等を施しながらする事によりコイル1に発生する逆
誘起電流を検出抵抗58または57を介してアースに流
し込み、逆誘起電圧St、Szを検出する。ここで検出
回路104は逆誘起電圧St、Szの電圧レベルや波形
からステップモータの負荷状態を検出しパルス数制御回
路103に検出信号Cを送出する。パルス数制御回路1
03は検出信号Cに応じてパルス数を増減させる制御信
号p、、p、を送出し、発振回路100、分周回路10
1を制御し、ステップモータの単位時間当りの駆動回路
を増減する。φ。
とφ、は検出回路104とパルス数制御回路103の動
作を司るクロック信号である。
第8図は本発明の補償回路における検出回路104の実
施例を示すブロック図であり、検出部110と制御部1
11により逆誘起電圧Sl、32のアナログ信号をデジ
タル値に変換し、検出信号Cを形成する。制御部111
は、分割抵抗118゜119.120によって電源電圧
■I、Dをυ1.υ2゜υ□に分割した基準電圧を切換
スイッチ117を制御して切換え、コンパレータ115
,116に印加する。コンパレータ115,116は逆
誘起電圧S、、S2と基準電圧υ1.υ2.υ3を比較
し、Slと32の電圧値を判定し制御部111を介して
検出信号を送出する。尚、本実施例においてばυ1.υ
2.υ3の3段階の電圧レベルの比較する場合について
説明したが何ら3段階に限定するものではなく、検出方
法についても電圧レベルのみでなく逆誘起電圧が発生す
るタイミングを検出する方法、または電圧レベルとタイ
ミングを併用して検出する方法であっても、負荷に応じ
て変化する逆誘起電圧を検出する方法であれば差しつか
えない。
第9図は本発明の補償回路におけるパルス数制御回路の
実施例を示すブロック図であり、検出信号Cから負荷の
大きさと秒針の指示の遅れを分析し必要な補正量δを送
出するデコーダ112と、補正量δを記憶するメモリ1
13と、補正量に応じてステップモータを駆動するパル
ス数を制御する制御信号Po、Pdを送出するパルス形
成部114から成る。ここでデコーダ112は衝撃等の
瞬間的な負荷変動によって誤動作を防止する機能もあわ
せ持つ。メモリ113には補正量δを一時記憶する事に
より徐々にステップモータの駆動パルス数を増減してい
るので、補正動作が目立たない。また負荷がもとの状態
にもどった時には記憶した補正量δだけ復帰させる働き
も有する。パルス形成部114は補正量δに応じて、パ
ルスの長さまたは数によりステップモータを駆動する回
数を増減する制御信号P、、P、を発生する。この時ク
ロックφ。は各部の動作を司ると共に、制御信号Pa、
Poのタイミングとパルス数とパルス幅を形成する為の
基準になっている。尚、本実施例においては低温での高
負荷状態、または恒温での低負荷状態の時間を検出でき
るため、負荷と時間によって補正量δの他に水晶振動子
の歩度を補正する機能を持たせる事も容易である。その
場合にはメモリ113に記憶された補正量δを負荷と時
間によって増減させる。
以上の様な構成の実施例における各部の動作例を以下に
説明する。
第1O図は検出回路とパルス数制御回路の動作例を示す
タイミングチャートであり、S、は温度が下がった場合
にコイル1に流れる電流を電圧に変換した波形でありM
OS−FET55と54をONする駆動パルスP、によ
る電圧と逆誘起電流による波形が重なり合っている。D
、はPチャンネルMO3−FET51をONL逆誘起電
圧を検出するタイミング波形であり、チョッピングをし
ても良い。Loは誤検出をしない為のマスキング期間で
あり第7図におけるtlより短くとっている。C1,C
2は検出回路104の制御部111から送出される検出
信号であり、第8図の検出回路の例が3段階である為2
ビツトで表わしている。
本実施例においては検出電圧がυ3を越えるC lIC
2共11igh、  υ2を超える時C,がltigh
でC2がLow、υ2を超える時、CI、Cz共Low
の設定にしである。δ1はパルス数制御回路103のメ
モリ113における状fGmであり補正量δを人力して
いる状態を示している。φ、Iは制御信号PdまたはP
oを送出するタイミングを司るクロック信号である。制
御信号P4は補正量δに応じ、例えばδが1.5秒であ
りステップモータが2ステップ/秒で駆動されていると
すれば、制御信号P4はステップモータが2ステップ/
秒の周期より6ステツプ分進む様に送出する。
Ci、Ciは温度がもとにもどった時の検出信号であり
、メモリ113内の状態量δ′が温度が下がる前の状態
にもどるまで、ステップモータの駆動数を少な(する為
の制御信号Pコを送出する。
前述の状態からは6ステツプ分遅れる様にP3を送出す
る。
第11図は制御信号P4またはP3によってステップモ
ータの駆動パルスを増減させる例を示すタイミングチャ
ートであり、分周回路101のセット、リセット付2分
周器から成る分周段においてφ7.φ1□、φ7.2・
・・・・・と順次2に分周している場合を示している。
ここで制′41■信号Pdが人力された場合φ1.9.
φ1.2をHighレベルにセットする事により駆動パ
ルスの周期が通常の周期t1に対しも、に短くなり、こ
の動作を繰り返す事によってステップモータの駆動数が
多くなる。
−力制御信号P3が入力された場合にはPl。;。
p、、、:2をリセットする事によりLlが変化して長
くなりttになる。
第12図は発振回路100の一例を示す回路図、第13
図は制′41■信号P0によってステップモータの駆動
パルスP+、Pzが変化する様子を示すタイミングチャ
ートであり、水晶振動子61をインバータ60によって
発振させゲート側コンデンサ62とドレイン側コンデン
サa63とドレイン側コンデンサb64により発振周波
数を微調している。本実施例においてはドレイン側のコ
ンデンサ63と64をスイッチ回路65によって制御信
号P0で切り換えている。分周段においてはφ1゜φ1
.1・・・・・・に示す様に信号のP。に対応して変化
しており、ステップモータの駆動パルスP、、P。
も通常の周期trtからt□+  tt、  ts:+
の如く短む くなっており、ステップモータの駆動回数が増加してい
る。
以上、ステップモータの駆動回路を増減させる方法の例
について説明したが、その方法については種々の方法が
提案、実現されておりそれらを利用できる為、以上の方
法に限定するものではない。
第14図は本発明の補償回路において前述の実施例によ
って秒針の指示ずれを補正した場合の効果を示すグラフ
であり、第15図は前述の実施例における補正量の例を
示す補正表である。破線はビスカスロータの温度による
負荷変動に対応し、秒針の指示ずれを示す曲線であり、
25°Cで時刻を合わせた場合、−i o ’cで約4
秒の遅れ、50°Cでは約1. 4秒の進みになってい
る。ここで検出部110の基準電圧υ1.υ2.υ3を
それぞれ1、 58V、  1.  IV、  0. 
6V!’::、設定し、逆誘起電圧がυ、→υ2→υ3
と変化した場合にはステップモータの駆動パルスをそれ
ぞれに1.2秒相当、1.6秒相当、1.8秒相当進め
る様に駆動し、υ3→υ2→υ1と変化した場合にはそ
の分遅れる様に駆動すれば、実線の如く補正される。
ここでυ8.2.υ3は分割抵抗118.11υ 9.120によって任意に設定可能であり第7図に示し
た逆誘起電圧のレベルを鑑みて定める。本実施例におい
ては、0°Cl2O°C140°Cで逆誘起電圧S、、
S2が基準電圧のレベルを超える為、その温度で補正を
している。
以上の様に本実施例によれば、25°Cで時刻合わせを
した場合には、−10°Cから50°Cにおいて1秒以
内のずれであり補正前に比べ大幅に改善されている。
第16図は本発明の補償回路の他の実施例を示すブロッ
ク図であり、特開昭54−75520号、特開昭54−
77162号、特開昭52−87977号等によって周
知になっているアナログ電子時計の低消費電力駆動方式
に、本発明の補償回路を付加したものである。分周回路
106及びAアップダウンカウンタ107は従来のアナ
ログ電子時計の低消費電力駆動方式と同等の動作をし、
モータの駆動パルスに対応した分周信号φ、から分周し
た信号により、α、β、Tを送出する。そしてモータ駆
動パルス及び検出パルス形成回路102によって負荷に
応じて最適なパルス幅をステップモータのコイル1に印
加する。検出回路104はステップモータが回転したか
否かを判定し、パルス数制御回路103はAアップダウ
ンカウンタのα、β、Tの状態を定める。そしてモータ
の駆動パルス幅と検出回路104の回転検出の判定信号
N、によりパルス数制御回路103は補正量P、。
P、を送出する。したがって負荷に応じて駆動パルス幅
が変化し、駆動パルス幅の変化に応じて補正量を変える
ものである。この場合の検出回路104の基準電圧はス
テップモータの回転と非回転を検出できれば良いため、
ルベルの設定で良い。
また本実施例の検出回路に交流磁界や高周波磁界を検出
する回路等を付加する事や、パルス幅を変更する手段に
他の方法を使う事は何ら差しつがえない。
第17図は本発明の補償回路の実施例におけるステップ
モータによりビスカスロータ14に作用するトルクTと
駆動パルス幅のP、Wの関係を示すグラフでありパルス
幅が狭いW、側ではパルス幅とトルクがほぼ比例し、パ
ルス幅が広いW8側ではトルクは飽和傾向にある。
第19図は各駆動パルス列W、〜W、における駆動パル
ス幅とAアップダウンカウンタ107の出力α、β、T
の値と補正量の関係の一例を示す補正表であり、例えば
WIでは駆動パルス幅は1.95m5eeでありα、β
、Tはそれぞれ0、即ちLowレベルであり、W4では
2. 69m5ee、 tx。
βが1、即ち旧ghレベル、TがLo−レベルである。
補正量はW、→W2→W3・・・・・・の方向に変化す
る場合には進ませ、逆にW8→W7→W、・・・・・・
の方向では遅らせる事を示す。
第18図は、温度θ°Cによる秒針の指示ずれ、進みと
遅れの例を示すグラフであり、補正前の状態を破線で示
し、本発明の補償回路の他の実施例による補正結果を実
線で示している。
第17図、18図、19図において例えば10°Cから
25°Cまではパルス列W1、即ち2.44m5eeで
ステップモータが作動し、10°C以下になるとW4、
即ち2.69m5eeにパルス幅が広がると共に補正量
1.1秒相当進ませる様に制御信号によって駆動パルス
が送出される。再び10°Cを越えると1.1秒分遅ら
せる様に駆動パルスが送出される為指示はもとにもどり
実線で示した指示ずれの軌跡をたどる。この時、補正量
は、指示ずれが蓄積手段の特性により、例えばひげぜん
まいを用いた場合にはビスカスロータの負荷にほぼ比例
するが、第17図に示した様に、アクチュエータである
ステップモータの特性が駆動パルス幅に比例しない為、
1.2秒相当から0.8秒相当まで変えている。したが
って本実施例の構成によれば、25°Cにおいて時刻合
わせをした場合における指示ずれは量大1秒程度に低減
できる。また、W、、w、のパルス幅は、カレンダ送り
等の負荷がかかった場合に必要であり、その負荷に伴う
指示の遅れも同様に補正する事ができる。
以上、本発明の補償回路について2つの実施例をあげて
説明したが、本発明の意図は、蓄積手段を介してアクチ
ュエータに付加される制御手段の負荷の大きさをアクチ
ュエータの逆誘起電流を利用して検出−し、負荷に応じ
て発生する指示のずれをアクチュエータダの駆動パルス
数を増減する事によって補正するものであるので、本実
施例の構成、逆誘起電流または逆誘起電圧の検出の方法
やタイミング、補正の方法や量など何ら限定するもので
はない。また、蓄積手段としてはひげぜんまいに限定す
るものではなく、対向する一対の磁性体の角度ずれに伴
う磁力によってエネルギを蓄えるものであってもかまわ
ない。制御手段においても粘性流体に限定するものでは
なく、電磁ブレーキの様に負荷が温度に影響を受けない
ものであっても、例の輸列部材が、アクチュエータに負
荷の変動を与えるものであれば、その負荷に伴う指示ず
れを同様に補正できる。
〔発明の効果〕
以上実施例で詳細した様に、本発明によれば、蓄積手段
と輪列を介して係合したアクチュエータの負荷を逆誘起
電圧を用いて検出し、アクチュエータの駆動回数を増減
した事により、制御手段の粘性流体や輸列部に注油した
油の粘度変化に伴う指示のずれや、カレンダー送り等の
非連続的な負荷に伴う指示のずれを補正する事ができ、
指示の精度を大幅に向上させる事ができ高精度なスィー
ブ運針時計が実現できた。したがって本発明の効果は絶
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の補償回路の実施例を示すブロック図。 第2図は従来の電子時計の平断面図。 第3図は本発明の補償回路を有するI、Cを構成した電
子時計の平面図。 第4図は第3図の断面図。 第5図は蓄積手段の巻き角度と復元トルクの関係の一例
を示すグラフ。 第6図は制御手段の温度と負荷トルクの関係を示すグラ
フ。 第7図はアクチュエータであるステップモータのコイル
の電流を電圧に変換した場合の波形図。 第8図は本発明の補償回路における検出回路の実施例を
示すブロック図。 第9図は本発明の補償回路におけるパルス数制御回路の
実施例を示すブロック図。 第10図は検出回路とパルス数制御回路の動作例を示す
タイミングチャート。 第11図はステップモータの駆動パルスを増減させる例
を示すタイミングチャート。 第12図は発振回路の例を示す回路図。 第13図はステップモータの駆動パルスが変化する様子
を示すタイミングチャート。 第14図は本発明の補償回路により補正した指示ずれの
様子を示すグラフ。 第15図は本発明の補償回路の補正量を示す補正表。 第16図は本発明の補償回路の他の実施例を示すブロッ
ク図。 第17図はステップモータのトルクと駆動パルス幅の関
係を示すグラフ。 第18図は本発明の補償回路の他の実施例により補正し
た指示ずれの様子を示すグラフ。 第19図は本発明の補償回路の他の実施例におけるパル
ス幅とAアップダウンカウンタの状態と補正量を示す補
正表。 1・・・コイル       5−・・ロータ10・・
・ひげぜんまい  14・・・ビスカスロータ16・・
・秒針      17・・・粘性流体33・・・I、
  C 51,52,53,55・・Pチャンネ/l/MO3F
ET 54.56・Nチ+7ネルMO3−FET57.58・
・・検出抵抗 100・・・発振回路    101・・・分周回路1
02・・・モータ駆動回路パルス及び検出パルス形成回
路 103・・・パルス数制御回路 104・・・検出回路 105・・・モータドライバ及び検出電圧発生回路10
6・・・分周回路 107・・・Aアップダウンカウンタ 110・・・検出部      111・・・制御部1
12・・・デコーダ      113・・・メモリ1
14・・・パルス形成部 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人弁理士 鈴木喜三部 他1名 第2図 ひ =s g図 第7図 第3図 第7図 Pd                 、」−1−C
L′ 第10図 p、          flJl王1ftflJ1f
L呵旧凹旦& 第1/図 第12図 第13図 第1f図 第76図 第1q図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクチュエータが発生する間欠的な回転エネルギを蓄え
    る蓄積手段と、回転エネルギを制御して指針16を滑ら
    かに駆動せしめる制御手段を有するアナログ式電子時計
    において、前記アクチュエータを間欠的に駆動する時計
    回路に少なくともアクチュエータの逆誘起電圧を検出す
    る検出回路104と該検出回路104の判定によってア
    クチュエータの駆動回数を増減するパルス数制御回路1
    03を有する事を特徴とする補償回路。
JP63111020A 1988-05-07 1988-05-07 補償回路 Pending JPH01282491A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63111020A JPH01282491A (ja) 1988-05-07 1988-05-07 補償回路
US07/347,086 US4912689A (en) 1988-05-07 1989-05-04 Compensating circuitry for an electronic watch
EP19890304501 EP0342821A3 (en) 1988-05-07 1989-05-04 A compensating circuit for an electronic timepiece

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63111020A JPH01282491A (ja) 1988-05-07 1988-05-07 補償回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01282491A true JPH01282491A (ja) 1989-11-14

Family

ID=14550359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63111020A Pending JPH01282491A (ja) 1988-05-07 1988-05-07 補償回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4912689A (ja)
EP (1) EP0342821A3 (ja)
JP (1) JPH01282491A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02159999A (ja) * 1988-12-14 1990-06-20 Casio Comput Co Ltd ステップモータ駆動回路
JPH0283700U (ja) * 1988-12-14 1990-06-28

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1096640A3 (en) * 1999-10-25 2002-11-27 Seiko Epson Corporation AC voltage detection circuit and method, charging circuit and method, chopper circuit and chopping method, chopper charging circuit and method, electronic apparatus, and timepiece

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2933882A (en) * 1955-12-30 1960-04-26 Sonobe Shiro Motor clock provided with a spring automatically wound
US3616638A (en) * 1970-03-19 1971-11-02 Bulova Watch Co Inc Crystal-controlled mechanical resonator
US3978654A (en) * 1973-06-07 1976-09-07 Kabushiki Kaisha Suwa Seikosha Motion transformer
ES430659A1 (es) * 1973-10-24 1976-11-01 Jauch Un procedimiento y un dispositivo para la sincronizacion deun sistema oscilante accionado por un acumulador mecanico deenergia, en especial de un reloj.
JPS525566A (en) * 1975-07-02 1977-01-17 Citizen Watch Co Ltd Electric clock
JPS5394975A (en) * 1977-01-28 1978-08-19 Seiko Epson Corp Electronic watch
JPS53132384A (en) * 1977-04-23 1978-11-18 Seiko Instr & Electronics Ltd Electronic watch
GB2006995B (en) * 1977-09-26 1982-11-17 Citizen Watch Co Ltd Drive system for pulse motor
JPS5475520A (en) * 1977-11-30 1979-06-16 Seiko Instr & Electronics Ltd Operation detecting circuit of step motor
JPS5477162A (en) * 1977-12-02 1979-06-20 Seiko Instr & Electronics Ltd Electronic watch
JPS5587977A (en) * 1978-12-26 1980-07-03 Seiko Instr & Electronics Ltd Device for detecting electronic watch
JPS5647512A (en) * 1979-09-26 1981-04-30 Nisshin Steel Co Ltd Preventing abnormal product produced and deposited in bright annealing furnace
CH664868GA3 (ja) * 1986-07-10 1988-04-15

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02159999A (ja) * 1988-12-14 1990-06-20 Casio Comput Co Ltd ステップモータ駆動回路
JPH0283700U (ja) * 1988-12-14 1990-06-28

Also Published As

Publication number Publication date
US4912689A (en) 1990-03-27
EP0342821A2 (en) 1989-11-23
EP0342821A3 (en) 1991-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60314142T2 (de) Uhr mit einem mechanischen Uhrwerk, das mit einem elektronischen Regulator gekoppelt ist
EP1014227B1 (en) Time-measurement device and method of controlling the same
EP0859295B1 (en) Stepping motor control device and method thereof and timepiece
US4192131A (en) Step motor control mechanism for electronic timepiece
JP2000232728A (ja) 電源装置およびその制御方法、携帯型電子機器、計時装置およびその制御方法
US6327225B1 (en) Electronic unit, and control method for electronic unit
EP1070998A1 (en) Electronic apparatus and method of controlling electronic apparatus
WO2000017716A1 (fr) Piece d'horlogerie electronique et procede d'alimentation en puissance et de mise a l'heure de ladite piece
CN114442464A (zh) 电子控制式机械钟表以及电子控制式机械钟表的控制方法
JPH01282491A (ja) 補償回路
US4655606A (en) Timepiece comprising at least one chronograph function
US5025428A (en) Electromagnetic escapement for mechanically driven watch or clock
US6343051B1 (en) Portable electronic device and control method for the portable electronic device
EP1098234A1 (en) Electronic equipment and method of controlling electronic equipment
US4910721A (en) Electronic watch
US4688948A (en) Electronic analogue timepiece of DC magnetic field detection type
JPS6059995A (ja) ステツピングモーター制御方法及び装置
CN1122891C (zh) 包括用滚筒主弹簧驱动的发电机的一种钟表
US4507599A (en) Method and device for controlling a stepping motor
US11868092B2 (en) Timepiece comprising a mechanical oscillator associated with a regulation system
JP2000180567A (ja) 計時装置および計時装置の制御方法
US11402804B2 (en) Timepiece oscillator insensitive to angular acceleration caused by wear
GB2067795A (en) Improvements in or Relating to Stepping Motor Driven Electronic Timepieces
JPS58140664A (ja) アナログ電子時計
US20200249631A1 (en) Electronic Timepiece, Movement, And Motor Control Circuit For A Timepiece