JPH01282216A - パーフルオロアルキルポリエーテルグリコール類およびそれらの使用 - Google Patents

パーフルオロアルキルポリエーテルグリコール類およびそれらの使用

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JPH01282216A
JPH01282216A JP1050974A JP5097489A JPH01282216A JP H01282216 A JPH01282216 A JP H01282216A JP 1050974 A JP1050974 A JP 1050974A JP 5097489 A JP5097489 A JP 5097489A JP H01282216 A JPH01282216 A JP H01282216A
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JP1050974A
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Engelbert Pechhold
エンジェルバード・ペクホルド
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は分岐パーフルオロアルキル基を有するポリエ
ーテルグリコール、およびそれらから誘導されるセグメ
ントプロうり共重合体類(segn+entcd bl
ock copolymers)に関する。
分子Q 650ないし5000のポリエーテル、ポリエ
ステルまたはポリカーボネートグリコールは、通常、ポ
リウレタン類および弾性ポリエステル類のような種々の
セグメントブロック共重合体において、ソフトセグメン
トとして使用される。一方、充分な長さのパーフルオロ
アルキル基を有する化合物は系の表面エネルギーを劇的
に減少させ、汚れ付着を防止する特性の他に水と油の反
発性を高めることか知られている。
下記式で表わされるフッ素含有ポリエーテルが米国特許
3,242.218号に開示されている。
また、下記式で表わされるポリエーテルグリコールが英
国特許明細書782.815号に開示されている。
前者の物質は非官能性化合物である。したがって、それ
らはセグメントブロック共重合体の形成に使用すること
はできない。一方、後者は、単一のパーフルオロメチル
基により、効果的な油または水の反発性を与えることが
不可能となるような、まさに限界の表面エネルギーの減
少を生じせしめる。
米国特許3,898.251号、4,048,944号
および4,540.7B5号は、下記一般式で表わされ
るグリコールを使用したポリウレタンの調製を開示して
いる。
しかしながら、後の3つの米国特許に開示されたような
モノマーのグリコールは、引張り強さおよび係数のよう
な物理的特性の劣ったセグメントポリマーを生じること
が良く知られている。例えば、それらから充分な弾性を
有するポリウレタンを得ることができない。モノマーの
グリコールまたはジアミンは、通常、硬化剤または連鎖
延長剤として使用され、ハードセグメントの一部となる
。−方、オリゴマーのエステル、エーテルまたはカーボ
ネートグリコールの形態にある無定形ソフトセグメント
は、硬結品性の尿素またはウレタンセグメントを均等に
するに充分な長さであるべきである。
米国特許4,427.803号には、3−パーフルオロ
アルキル−1,2−エポキシプロパンから誘導されたポ
リエーテルを、離型剤として、他の物質と共に使用する
ことが開示されている。特許権者は、それらのポリマー
類は英国特許782815号により公知であることを述
べている。この特許は、3,3.3−トリフルオロ−1
,2−エポキシプロパンまたはその2−メチル類−似体
の高分子量ポリマーへのカチオン性重合を開示している
。例えば、前者は、50,000をこえる分子量まで重
合される。米国特許に開示されたモノマーを用いて英国
特許の方法を使用することにより、非官能性環状エーテ
ルおよび/または2未満の官能価を有する高分子量エー
テルが得られる。そのような生成物は僅かな官能価しか
持たないか、または官能性がないために、外見上は離型
剤として適当である。しかしながら、同じ理由により、
それらは有用なポリマーを製造するに全く不適当なもの
である。
本発明は、約650ないし約5000の範囲の数平均分
子量を有する3−パーフルオロアルキル−1,2−二ボ
キシブロバンの新規ポリマーを提供する。それらは、酸
性触媒および好ましくは分子量制御剤の存在下で、3−
パーフルオロアルキル−1,2−エポキシプロパンを重
合することにより調製することができる。
この発明の新規ポリマーは、下記一般式で表わすことが
できる、約650ないし約5000、好ましくは約10
00ないし約3000の範囲の分子量を有する低重合グ
リコールを含む。
(ここで、RおよびR1は以下の式で表わされる同じか
もしくは異なる 2価の基、 −CH2−CH2−CH2+、 tit −CH2−C
H2−CH2−CH2−R2は2ないし12個の炭素原
子を有する 2価脂肪族炭化水素基、R1’は4ないし
12個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖のパーフ
ルオロアルキル基またはそれらの混合物、Xは0ないし
10、yは0ないし10、nは1ないし5.2は0また
は1であり、nmlである場合には、Xおよび/または
yは1以上である) この発明の目的に最も好ましいフッ素化モノマーは、R
rがパーフルオロアルキル基 CP3 CF2 (CF2  )1の混合体であるもの
である。
ここで、mは2.4.6.8、lOであり、その重量比
はおおよそ 2/35/30/18/ 8/ 3である
この発明の低重合ポリマーは、ホそポリマーの他に共重
合体を含む。この発明の低重合共重合体およびホモポリ
マーは、酸性触媒の存在下で調製することができる。共
重合体は、この発明に従って、3−パーフルオロアルキ
ル−1,2−エポキシプロパン、およびエチレンオキシ
ド、■、2−プロピレンオキシド、エビクロヒドリン、
オキセタン、テトラヒドロフランのような1種以上のコ
モノマーから調製することができる。酸触媒は、フルオ
ロスルホン酸、ルイス酸(五フッ化アンチモニー、三フ
ッ化ホウ素、四塩化スズ、三塩化アルミニウム等)、酸
性モンモリロナイト粘土のような固形酸性物質、または
NAFION (登録商標)パーフルオロスルホン酸樹
脂としてE、1.du Pont de Neo+ou
rs and Companyから市販されている強酸
性カチオン性樹脂であり得る。
フルオロスルホン酸を触媒として使用した場合を除いて
、連鎖停止剤(分子量制御剤)を使用するべきである。
さもなければ、ポリウレタン類および弾性ポリエステル
類のようなセグメントブロック共重合体中のソフトセグ
メントとじて役立たせるためには分子量が大き過ぎるこ
とになる。フルオロスルホン酸を触媒として使用する場
合には、生成物の分子量は使用した触媒の量を調整する
ことにより制御することができる。この発明のポリエー
テルグリコールオリゴマーの分子量は、使用した分子量
制御剤の量に大きく依存する。一般に、水、または2な
いし約12個の炭素原子、より望ましくは2ないし6個
の炭素原子を有するグリコールを利用することができる
。特別なグリコールの例には、エチレンおよび種々のプ
ロピレン、ブチレンおよびヘキシレングリコールが含ま
れる。
「種々の」という用語は、グリコールの種々の異性体を
も意味する。好ましい化合物には、エチレングリコール
、1.4−ブタンジオール、および1.6−ヘキサンジ
オールが含まれる。一般に、モノマー1モル当り約0.
05ないし0,5モルの範囲のジオールまたは水が使用
される。固形酸性触媒(酸性モンモリロナイト、NAF
ION (登録商標)  11+樹脂等)を使用する場
合には、好ましい分子量制御剤は無水酢酸である。望ま
しいポリエーテルグリコールは、その後、対応するジア
セテートのケン化によって遊離する。
ポリエーテルグリコールをポリウレタンまたはポリエス
テルに変換する前に、触媒残渣、過剰のジオール、水お
よびモノマーを除去する。この発明のフッ素含有ポリエ
ーテルグリコールは単独で、または他の市販のポリエー
テルグリコール、ポリエステルグリコールもしくはポリ
カーボネートグリコールと共にソフトセグメントとして
使用することができる。ポリウレタンまたはポリエステ
ルの調製は、バルクの状態でも、適当な溶媒中でも。
行なうことができる。適当なイオン性変性剤を使用する
ならば、水性ポリウレタンを調製することができる。ポ
リウレタンの調製のためには、どのような脂肪族もしく
は芳香族ジー、もしくはポリ−ウレタンでも使用するこ
とができる。この場合、通常、形成されたポリウレタン
鎖またはネットワークがそれらの末端に1!1mイソシ
アネート基を有するように過剰に用いる。この遊離イソ
シアネート基は、ジアミンの他に短鎖脂肪族もしくは芳
香族グリコールを用いてそれらの最適な長さに伸長する
こと、または適当な保護基でブロックすることのいずれ
かが可能である。直鎖ポリウレタンの調製のためには、
どのような脂肪族もしくは芳呑族二酸もしくは無水物で
も、短鎖脂肪族もしくは芳香族グリコールと共に使用す
ることができる。
以下に記す実施例は、この発明を説明するものである。
他に特定していない限り、実施例において記述した生成
物の組成は、プロトンNMI?によって測定した。
実施例1 エポキシド当量487の3−パーフルオロアルキル−1
,2−プロピレンオキシド1モルおよびエチレングリコ
ール0.27モルを反応器に仕込んだ。混合した成分に
、5℃で、窒素の存在下で、三フッ化ホウ素/テトラヒ
ドロフラン複合体を毎分0.15−の割合で添加した。
その結果発生する熱(126℃)は、水浴を用いて冷却
することにより約50℃の温度に調整した。反応体は均
一かつ粘性を有するようになった。その後、脱イオン水
60−を添加する前に、反応塊を75℃で2時間保持し
た。75℃で1時間撹拌し続けた後、酸化カルシウム粉
末8.8gを添加し、さらに1時間撹拌しながら加熱を
続けて75℃を保持した。次いで、反応生成物をろ過し
、1300−2000Pa (10−15n++sl1
g)の圧力下で、80−85℃で、約2時間乾燥した。
これにより、静置した状態で部分的に結晶化した淡黄色
の粘性油が得られた。このようにして得られたポリエー
テルグリコールは、以下に示す特性を有していた。
(1)数平均分子量:  1533 (2)粘度:40℃で2.9Pa−s (3)フッ素含量:  67.0重量%(4)組成: 
3−パーフルオロアルキル−1,2−プロピレンオキシ
ド 97.7重量% エチレングリコール 2.31mff1%モル比 3−パーフルオロアルキル−1,2−プロピレンオキシ
ド/エチレングリコール −l:  0.265 実施例2 エポキシド当量440の3−パーフルオロアルキル−1
,2−プロピレンオキシド1モル、テトラヒドロフラン
2.65モルおよびエチレングリコール0.269モル
を撹拌しながら反応器に仕込んだ。撹拌したモノマー混
合物を窒素の存在下で4℃に冷却し、その後玉フッ化ホ
ウ素/テトラヒドロフラン複合体5.1−を毎分0.1
5−の割合で添加した。
その結果発生した43℃にまで達する熱は、水浴を用い
た断続的な冷却を通して約20℃に調整した。
触媒を添加した後、さらに1時間、撹拌しながら加熱を
続けて70℃を保持した。撹拌した均一な反応塊に、脱
イオン水180dを添加した。70℃で1時間撹拌を続
けた後、酸化カルシウム粉末9gを添加し、さらに1時
間加熱を続けて70’Cを保持した。その後、反応生成
物をろ過し、13H−2000Pa  (10−15m
+Il1g)の圧力下で、80−85℃で、約2時間乾
燥した。これにより、淡黄色の粘性油が得られた。
このようにして得られたコポリエーテルグリコールは、
以下に示す特性を有していた。
(1)数平均分子量:  1898 (2)粘度=40℃で2.5Pa−s (3)フッ素含量:  48.6重量%(4)組成= 
3−パーフルオロアルキル−1,2−プロピレンオキシ
ド 75.2重量% テトラヒドロフラン 22.8重量% エチレングリコール  2.0重二% モル比 テトラヒドロフラン/3−パーフルオ ロアルキル−1,2−プロピレンオキシド/エチレング
リコール −l: 0.54: 0.14 実施例3 適当な容器内で、3−パーフルオロアルキル−1,2−
プロピレンオキシド(エポキシド当ffi 440)1
モル、テトラヒドロフラン2.65モルおよびエチレン
グリコール0.2[19モルからなる均質モノマー原料
を調製した。この均質モノマー原料75−を、撹拌しな
がら反応器に仕込んだ。撹拌したモノマー原料を窒素の
存在下で3℃に冷却した後、三フッ化ホウ素/テトラヒ
トフラン複合体5.1al+を毎分0.15 mjlの
割合で添加した。添加する間に、徐々に温度が37℃ま
で上昇した。触媒の添加を終えた後、反応温度を36.
ないし42℃に維持するような割合で、残りのモノマー
原料を撹拌しながら添加した。次いで、撹拌した反応塊
を50℃で3時間保持した後、脱イオン水120wII
lを添加した。撹拌を50℃で1時間続けた後、酸化カ
ルシウム粉末9gを添加し、50℃での加熱撹拌をさら
に1時間続けた。次いで、反応生成物をろ過し、130
0−2000 Pa  (1(1−15mml1g)の
圧力下で、8〇−85℃で、約2時間乾燥した。これに
より、淡黄色の粘性油を得た。このようにして得られた
コポリエーテルグリコールは、以下に示す特性を有して
いた。
(1)数平均分子量:  1710 (2)粘度=40℃で2.8Pa−s (3)フッ素含量:  51.1重量%(4)組成: 
3−パーフルオロアルキル−1,2−ブロビレンオキシ
ド 76.5ff1%テトラヒドロフラン 21,6重
量 %エチレングリコール 1.9重量% モル比 テトラヒドロフラン/3−パーフルオ ロアルキル−1,2−プロピレンオキシド/エチレング
リコール 一1二0.58:0.14 実施例4 エポキシド当量440の3−パーフルオロアルキル−1
,2−プロピレンオキシド1モル、テトラヒドロフラン
 15モルおよびエチレングリコール0.358モルを
、撹拌しながら反応器に仕込んだ。得られた均質なモノ
マー混合物を、撹拌しながら、窒素の存在下で、4℃に
冷却した。この冷却した混合物に、三フッ化ホウ素/テ
トラヒドロフラン複合体(24+u >を、毎分0.3
−の割合で撹拌しながら供給した。その間に、温度は最
大48℃まで上昇した。触媒の添加を終えた後、加熱お
よび撹拌を70℃で2時間続けた。撹拌した均質な反応
塊に、脱イオン水280−を添加した。70℃で1時間
撹拌を続けた後、酸化カルシウム粉末39.1 gを添
加し、70℃でさらに 1時間加熱と撹拌を続けた。
次いで、反応生成物をろ過し、1300−2000 P
a(10−15@IHg)の圧力下で、80−85℃で
、約2時間乾燥した。これにより、淡黄色の粘性油が得
られた。このようにして得られたコポリエーテルグリコ
ールは、以下に示す特性を有していた。
(1)数平均分子量:  1779 (2)粘度=40℃で8.9Pa−s (3)フッ素含量:  29.8重量%(4)組成二3
−パーフルオロアルキル−1,2−プロピレンオキシド
 46,5重量% テトラヒドロフラン 52.4fff量96エチレング
リコール 1.1重量% モル比 テトラヒドロフラン/3−パーフルオ ロ、アルキル−1,2−プロピレンオキシド/エチレン
グリコール −1: 0.14: 0.03 実施例5 3−パーフルオロアルキル−1,2−プロピレンオキシ
ド(エポキシド当m440)1モル、テトラヒドロフラ
ン3モル、エチレンオキシド1モルおよびエチレングリ
コール0゜28モルを撹拌しながら反応器に仕込んだ。
撹拌した均質なモノマー混合物を窒素の存在下で3℃に
冷却した後、三フッ化ホウ素−テトラヒドロフラン複合
体15.71を毎分0.15−の割合で添加した。反応
混合物を、発生ずる熱を20℃未満に抑えるために、撹
拌しながら連続的に冷却した。触媒を添加し終えた後、
反応塊を70℃で2時間撹拌した。その後、撹拌した反
応塊に脱イオン水250−を添加した。70℃で1時間
撹拌し続けた後、酸化カルシウム粉末31.3 fを添
加し、70℃でさらに1時間加熱および撹拌を続けた。
次いで、反応生成物をろ過し、1300−2000 P
a  (10−15mm1g)の圧力下で、80−85
℃で、約2時間乾燥した。これ(こより、淡黄色の粘性
油を得た。このようにして得られたターポリエーテルグ
リコールは、以下に示す特性を有していた。
(1)数平均分子量:  1612 (2)粘度=40℃で2.8Pa”5 (3)フッ素含量:  4[i、9重量%(4)組成:
 3−パーフルオロアルキル−1,2−プロピレンオキ
シド 71.7TIfffi%テトラヒドロフラン 2
1 、9 ffl m %エチレンオキシド+エチレン
グリ コール       6.4重量% 実施例6 エポキシド当量437の3−パーフルオロアルキル−1
,2−プロピレンオキシド1モル、エビクロロヒドリン
1モルおよびエチレングリコール0,4モルを撹拌しな
がら反応器に仕込んだ。撹拌したモノマー混合物を窒素
の存在下で3℃に冷却した後、三フッ化ホウ素/テトラ
ヒドロフラン複合体11゜41I7を毎分0.151の
割合で添加した。発生する熱を抑制するために、断続的
に冷却した。触媒を添加し終えた後、反応塊を80℃で
12時間撹拌した。次いで、撹拌した反応塊に脱イオン
水220−を添加した。80℃でさらに 1時間撹拌し
た後、1300−2000 Pa  (10’ −15
關11g)の圧力下で、80−85℃で、約2時間生成
物を乾燥した。これにより、黄色味を帯びた濁った油を
得た。
このようにして得られたコポリエーテルグリコールは、
以下に示す特性を有していた。
(1)数平均分子量:  1352 (2)フッ素含量:  52.5重量%実施例7 エポキシド当量440の3−パーフルオロアルキル−1
,2−プロピレンオキシド1モル、およびテトラヒドロ
フラン2.65モルを、撹拌しながら反応器に仕込んだ
。撹拌したモノマー混合物を窒素の存在下で3℃に冷却
した後、フルオロスルホン酸5.4−を毎分0.41の
割合で添加した。これにより、熱が発生して15℃にな
った。触媒の添加を終えた後、撹拌を続けている間に、
反応塊の温度は20.30、そして最終的に40℃まで
徐々に上昇した。40℃で5時間反応塊の撹拌を続けた
後、総量120−の脱イオン水を添加し、40℃で1時
間撹拌を続けた。その後、反応塊に酸化カルシウム粉末
9gを添加し、40℃でさらに 1時間加熱および撹拌
を続けた。次いで、反応生成物をろ過し、1300−2
000 Pa  (10−15mmHg)の圧力下で、
8〇−85°Cで、約2時間乾燥した。これにより、室
温かつ静置状態で部分的に結晶化した、黄色味を帯びた
浦を得た。
このようにして得られたコポリエーテルグリコールは、
以下に示す特性を有していた。
(1)数平均分子量:  1278 (2)粘度:60℃で2.4Pa−s (3)フッ素含有量:  52.5重量%(4)組成:
 3−パーフルオロアルキル−1,2−プロピレンオキ
シド 88.5重−% テトラヒドロフラン 11.5重量% モル比 テトラヒドロフラン/3−パーフルオ ロアルキル−1,2−プロピレンオキシド−1:1.2
G 対    照 以下の方法で、フッ素をD’HL、ないポリエーテルグ
リコールをポリウレタンに変換した。数平均分子m 1
888のポリ(テトラメチレンエーテルグリコール) 
 [PTMEG ]  00.05モルジフェニルメタ
ン−4,4′−ジイソシアネート 0.15モル、4−
ブタンジオール0.1モルおよび乾燥ジメチルホルムア
ミド200−を反応容器に仕込んだ。窒素雰囲気下で、
撹拌した混合物にシブチル錫ジラウレート触媒1滴を添
加した。発熱が、粘度の上昇と共に直ちに認められた。
発熱が収まった後、非常に粘性の高い溶液を85℃を保
ちながらさらに 1時間加熱した。その後、さらに、ジ
メチルホルムアミドおよび/またはテトラヒドロフラン
を用いて希釈した。この溶液を、ガラスプレート上に流
延し、室温で4時間および85℃で4時間乾燥して弾性
被膜を形成した。この被膜の表面特性を、脱イオン水お
よびヘキサデカンを用いる接触角の測定により決定した
。結果を第1表に示した。
実施例8 非フツ素化ポリエーテルグリコールとフッ素含有ポリエ
ーテルグリコールとのブレンドを、以下の方法でポリウ
レタンに変換した。ポリ(テトラメチレンエーテルグリ
コール)  [Mn(011) −1888]0.02
5モル、実施例3のポリエーテルグリコール[Mn(0
11) −1719コ 0.025モル、ジフェニルメ
タン−4,4−ジイソシアネート 0.15モル、1,
4−ブタンジオール0.1モル、および乾燥ジメチルホ
ルムアミド200−を反応容器に仕込んだ。被膜を形成
するために対照で記述した手順を用いた。得られた被膜
の表面特性を第1表に示した。
実施例9 実施例2.3.4および5のフッ素含有ポリエーテルグ
リコールを、以下の方法でポリウレタンに変換した。実
施例2(各々実施例3.4および5)のポリエーテルグ
リコール0.05モル、ジフェニルメタン−4,4″−
ジイソシアネート 0.15モル、■、4−ブタンジオ
ール0.1モル、および乾燥ジメチルホルムアミド20
0−を反応容器に仕込んだ。対照に記述した手順を用い
て被膜を形成した。
その表面特性を第1表に示した。
第  1  表 ポリウレタン被膜の接触角 ポリエーテルグリコール    接触 (前゛)、開被
−の種            脱り土!  ヘキサデ
カン対照    PTMEG            
99    17実施例8    PTMEGと実施例
3の    122    77グリコールとのブレン
ド 実施例9   実施例2のグリコール     122
    79実施例3のグリコール     114 
   71実施例4のグリコール     120  
  75実施例5のグリコール     116   
74実施例10 実施例3のポリエーテルグリコール0.1モルおよびヘ
キサメチレンジイソシアネート 0.2モルを撹拌しな
がら反応容器に仕込んだ。混合物を、窒素の存在下で、
撹拌しながら55℃に加熱した。
その後、撹拌しながらジブチル錫ジラウレートを1″m
添加した。これにより、90℃までの発熱が生じた。次
いで、反応塊を85℃で3時間撹拌し続け、遊離イソシ
アネート含有量が3.9である生成物を得た。このイソ
シアネート含有量は、ジ−n−ブチルアミン滴定法(ポ
リウレタンの分析化学、第XVt巻1第■部s Wil
ey 1nterscience 19G9、第357
−359頁)によって決定した。次に、上記プレポリマ
ー 106.4部に N−メチルジェタノールアミン5
.9部を添加し、1:lのイソシアネート/ヒドロキシ
ルのモル比を得た。得られたポリマーを95℃で17時
間撹拌し続け、次いで、2−クロロアセトアミド1.5
gを撹拌しながら添加した。125℃で2時間撹拌しな
がら加熱した後、ボ!、17−を90℃に冷却し、次に
予備加熱した脱イオン水120allと酢酸2gとの混
合液を撹拌しながら添加し、さらに37%水性ホルムア
ルデヒド2.8gを添加した。反応溶液を90℃でさら
に 172時間撹拌し、その後、50 ℃に冷却した。
その時点で、アセトン500−を添加した。最後に、G
、70013.400 Pa  (50−100mmm
m1l (7)圧力下で、4C1−50℃で、透明溶液
からアセトンをストリッピングした。これにより、水性
架橋可能ポリウレタン分散液を得た。固体を基にして、
この物質はフッ素を43.3重量%含有していた。
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式で表わされ、約650ないし約500
    0の範囲の数平均分子量を有する低重合グリコール。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、RおよびR^1は以下の式で表わされる同一
    もしくは異なる2価の基、 −CH_2−CH_2、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、▲数式、化学式、表等があります▼ −CH_2−CH_2−CH_2−、又は−CH_2−
    CH_2−CH_2−CH_2−R^2は2ないし12
    個の炭素原子を有する2価脂肪族炭化水素基、Rfは4
    ないし12個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖の
    パーフルオロアルキル基またはそれらの混合物を示し、
    xは0ないし10、yは0ないし10、nは1ないし5
    、zは0または1であり、n=1である場合には、xお
    よび/またはyは1以上である)
  2. (2)数平均分子量が約1000ないし約3000であ
    る請求項1に記載の低重合グリコール。
  3. (3)Rfがパーフルオロアルキル基 CF_3CF_2(CF_2)_mの混合体であり、m
    は2、4、6、8、10および12であって、その重量
    比がほぼ2/35/30/18/8/3である請求項2
    に記載の低重合グリコール。
  4. (4)酸性触媒の存在下で、3−パーフルオロアルキル
    −1,2−エポキシプロパンを重合させることを含む請
    求項1に記載の低重合グリコールの製造方法。
  5. (5)前記方法を連鎖停止剤の存在下で行なう請求項4
    に記載の方法。
  6. (6)前記連鎖停止剤が水である請求項5に記載の方法
  7. (7)前記連鎖停止剤が、2ないし約12個の炭素原子
    を有するグリコールである請求項5に記載の方法。
  8. (8)前記連鎖停止剤が無水酢酸である請求項5に記載
    の方法。
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