JPH0127997Y2 - - Google Patents

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JPH0127997Y2
JPH0127997Y2 JP16794984U JP16794984U JPH0127997Y2 JP H0127997 Y2 JPH0127997 Y2 JP H0127997Y2 JP 16794984 U JP16794984 U JP 16794984U JP 16794984 U JP16794984 U JP 16794984U JP H0127997 Y2 JPH0127997 Y2 JP H0127997Y2
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press
jigs
fitting
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ブルドーザ等の装軌式車両の履帯の
リンクにピン及びブツシユを圧入して各リンクを
連結するための履帯リンク連結装置に関するもの
である。
従来の技術 第3図は従来の履帯リンク連結装置を示すもの
で、左右の圧入ヘツドa,bにて、左右のリンク
c,dの外側部c1,d1を隣接する一方のピンeの
両端部に、また内側部c2,d2を他方のピンfに遊
嵌したブツシユgの両端部にそれぞれ圧入するよ
うになつている。なおリンクc,dの外側部c1
d1が圧入されるピンeには前の工程にてブツシユ
gにリンクc,dの内側部c2,d2が圧入された状
態となつている。
上記左右の圧入ヘツドa,bにはリンクc,d
の圧入部外側の形状にあわせた圧入治具h,iが
固着されている。そしてリンクc,dの外側部
c1,d1の圧入側の圧入治具hがその圧入終端部で
ピンeの端面に当接することによりその位置決め
がなされ、また内側部c2,d2の圧入側の圧入治具
iがその圧入終端部でブツシユgの端面に当接す
ることにより位置決めがなされるようになつてい
る。
ところが、履帯リンクにあつては、リンクの通
常の連結部であるレギユラ部と、リンクを切りは
なし可能にしたマスタ部とではブツシユの長さが
異なり、リンクの内側部よりの突出量が異なる。
すなわち、第3図において、マスタ部ではブツ
シユgの端面とリンクの内側部c2,d2の外面とは
同一であるのに対してレギユラ部ではブツシユg
の端面は内側部c2,d2の外面より突出している。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の装置では、レギユラ部とマスタ部と
でブツシユgの長さが異なり、リンクc,dの内
側部の外面よりのブツシユgの突出長さが異なる
ため、左右の圧入ヘツドa,bに取付ける圧入治
具h,iのうち、リンクc,dの内側部c2,d2
ブツシユgに圧入する方の治具iをレギユラ部と
マスタ部とで段取替えしなければならず、サイク
ルタイムロスが生じる。
また上記従来の装置ではリンクc,dの内側部
c2,d2を圧入する部分ではピンfがブツシユgに
対してフリー状態となつているので、ピンfとブ
ツシユgとの間隙に封入されているグリースがピ
ンfと治具iとの間に入り込み、圧入後に治具i
が後退する際に、グリースの粘性でピンfが治具
iに付着してブツシユgより抜け出てしまうこと
があり、自動組立時の障害となつていた。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、内側用治具の内側にあつて、ブツシユの端面
に当接して内側用治具によるリンクの内側部の圧
入位置を決める位置決め部材を、レギユラ部のブ
ツシユとマスタ部のブツシユの長さの差の1/2の
寸法にわたる2段階に位置変更可能にした構成と
なつており、上記位置決め部材の位置をレギユラ
部の場合とマスタ部の場合にあわせて変更するよ
うになつている。また圧入動作が終了して圧入ヘ
ツドを離間する方向に移動したときに内側用治具
からピンをけり出してピンが内側治具にくつつい
てブツシユから抜け出ることがないようにしてあ
る。
実施例 本考案の実施例を第1図、第2図に基づいて説
明する。
図中1,2は左右の圧入ヘツド、3,4はこの
左右の圧入ヘツド1,2の同一対向位置に固着さ
れて、リンクの内側部を圧入する内側用治具で、
この両内側用治具3,4は対称同一構成となつて
おり、以下その左側について説明する。
4は圧入ヘツド1に固着した本体で、この本体
4の先端部はリング状になつていて、その端面が
リンク5の内側部5aの外面に当接するようにな
つている。この本体4のリング状の内側にはブツ
シユ6の端面に当接する位置決め部材7が摺動自
在に嵌合されており、この位置決め部材7の背後
に回転摺動体7aが嵌合されている。本体4の内
側底部には放射状の凹凸歯8が固着されている。
また上記回転摺動体7aの基端面には上記凹凸歯
8と同一形状の凹凸歯9が設けてあり、両凹凸歯
8,9が係合した状態で位置決め部材7が凹凸歯
8,9の高さ分だけ本体4内に没入され、両凹凸
歯8,9が離脱して各凸部が当接した状態で位置
決め部材7が凹凸歯8,9の高さ分だけ突出方向
に移動される。この凹凸歯8,9の高さはレギユ
ラ部とマスタ部とのブツシユの長さの差の1/2の
寸法となつている。位置決め部材7、回転摺動体
7aはばね10にて一体となつて上記凹凸歯8,
9が離脱する方向、すなわち、本体4から突出す
る方向に凹凸歯8,9が離脱するに十分なストロ
ークにわたつてばね付勢されている。
回転摺動体7aの外周には歯車11が設けてあ
り、この歯車11に本体4側に設けたラツク12
が噛合してある。ラツク12の一端にはシリンダ
装置13が連結してあり、このシリンダ装置13
にてラツク12が往復動し、上記回転摺動体7a
が凹凸歯8,9の1歯分だけ回転するようになつ
ている。
上記位置決め部材7には履帯のブツシユ6,
6′に遊嵌するピン14の端部が遊嵌する凹部1
5が設けてあり、この凹部15の底部にはけり出
しピン16が突出方向にばね17にて付勢されて
設けてある。位置決め部材7の凹部15の底部側
面には空気抜き穴18が外気に連通して設けてあ
る。
20,21はリンクの外側部5bを圧入する外
側用治具であり、この両治具20,21は圧入ベ
ツド1,2の同一対向位置で、かつ上記内側用治
具3,4とリンクの1ピツチ分だけはなれた位置
に固着されている。この両外側用治具20,21
の端部にはリンク状のリンク押圧部材22,23
が固着されており、その半径方向内側にはピン1
4の端面に当接する位置決め部材24,25が設
けてある。この位置決め部材24,25のうち、
左側の部材24は治具本体側に固定されている
が、右側の部材25はばね26に抗して没入する
ようになつていて、この没入がリミツトスイツチ
27にて検出されるようになつている。
上記左右の圧入ヘツド1,2は従来例と同様に
油圧装置(図示せず)にて対向方向に進退するよ
うになつている。
上記構成における作用を以下に説明する。
(1) レギユラ部の圧入 両内側治具3,4のそれぞれの回転摺動体7
a,7aを回転して各凹凸歯8,9を係合する姿
勢にし、位置決め部材7,7を引込方向側に位置
させておく。
この状態で左右の圧入ヘツド1,2を対向内側
方向へ移動する。これにより左右のリンク5,5
が内側方向へ平行移動され、これの内側部5aが
内側用治具3,4の本体4にて押され、また外側
部5bが外側用治具20,21にて押されてリン
ク5,5は平行移動し、リンク5,5の内側部5
aがブツシユ6の両端部外周に、外側部5bがピ
ン14の両端部にそれぞれ圧入される。
このときの内、外側部5a,5bの位置決めは
各位置決め部材7,7,24,25がブツシユ6
及びピン14の端面に当接することによりなされ
る。
(2) マスタ部の圧入 両内側治具3,4のそれぞれの回転摺動体7
a,7aを回転して各凹凸歯8,9の凸歯相互を
対向させる姿勢にする。なおこのときには回転摺
動体7a,7a及び位置決め部材7,7はばね1
0にて突出側に付勢されている。
この状態で上記レギユラ部と同様の作動してリ
ンク5,5の内側部5aがマスタリンク部のブツ
シユ6′の両端部外周に、外側部5bがピン14
の両端部にそれぞれ圧入される(第1図)。
このとき、内側部5aの位置決めは位置決め部
材7にて行なわれるが、このときの位置決め部材
7は凹凸歯8,9の高さだけ上記レギユラ部の圧
入時より突出しているから、ブツシユ6′の端部
はリンク5,5の内側部と面一になり、レギユラ
部に対する段差だけ引込まれた状態で位置決めさ
れる。
また上記両部分の圧入時において、リンク5,
5の内側部5a,5aを圧入する内側用治具3,
4では内側部5a,5aの圧入時にはピン14の
端部にけり出しピン16が当接しており、治具
3,4の後退時にはこのけり出しピン16がばね
17にて突出してピン16の端面がけり出され、
ピン14と位置決め部材7,7との間にグリス層
ができて粘着力が発生していても、それに打ちか
つてピン14が位置決め部材7,7から離れる。
なお上記実施例によれば、内側用治具3,4の
位置決め部材7と回転摺動体7aとを別体に構成
した例を示したが、これは一体としてもよい。
考案の効果 本考案によれば、リンク5,5の連結組立の際
に、レギユラ部とマスタ部との組立作業の切換え
が、瞬時に、かつ簡単に行なうことができて、組
立を自動化したときのサイクルタイムロスをなく
することができる。またリンク5,5の内側部5
a,5aを圧入する部分でのピン14の抜けがな
くなり、連続自動運転を可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は要部を破断して示す平面図、第2図
は第1図の−線に沿う断面図、第3図は従来
の履帯リンク連結装置の平面図である。 1,2は圧入ヘツド、3,4は内側用治具、5
はリンク、5aは内側部、5bは外側部、6,
6′はブツシユ、7は位置決め部材、14はピン、
20,21は外側用治具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の圧入ヘツド1,2の対向部に、リンク
    5,5の内側部をピン14に遊嵌したブツシユ
    6,6′の両端部に圧入する内側用治具3,4と、
    リンク5,5の外側部をピン14の両端部に圧入
    する外側用治具20,21を設けた履帯リンク連
    結装置において、内側治具3,4の内側にあつ
    て、ブツシユ6,6′の端面に当接して内側用治
    具3,4によるリンク5,5の内側部の圧入位置
    を決める位置決め部材7を、レギユラ部のブツシ
    ユ6とマスタ部のブツシユ6′の長さの差の1/2の
    寸法にわたる2段階に位置変更可能にしたことを
    特徴とする履帯リンク連結装置。
JP16794984U 1984-11-07 1984-11-07 Expired JPH0127997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16794984U JPH0127997Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

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JP16794984U JPH0127997Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

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Publication Number Publication Date
JPS6182886U JPS6182886U (ja) 1986-05-31
JPH0127997Y2 true JPH0127997Y2 (ja) 1989-08-25

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