JPH01279620A - 可変分周回路 - Google Patents

可変分周回路

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JPH01279620A
JPH01279620A JP10888288A JP10888288A JPH01279620A JP H01279620 A JPH01279620 A JP H01279620A JP 10888288 A JP10888288 A JP 10888288A JP 10888288 A JP10888288 A JP 10888288A JP H01279620 A JPH01279620 A JP H01279620A
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JP
Japan
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frequency
output
circuit
frequency divider
counter
Prior art date
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Application number
JP10888288A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Hirota
哲夫 廣田
Takashi Ohira
孝 大平
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超高周波領域で利用する電子回路要素の−っで
ある可変分周回路に関する。
本発明は高い周波数で動作する位相同期発振回路の帰還
ループに接続される可変分周回路として利用するに適す
る。本発明を用いた位相同期発振回路は、無線通信装置
の搬送波周波数または局部発振周波数を発生する発振回
路として利用するに適する。特に通信周波数を切替える
ことが必要な移動無線通信装置に利用するに適する。
〔従来の技術〕
自動車無線通信装置あるいは携帯無線通信装置は、利用
できる通信周波数が限られているので、制御によりある
いは操作により通信周波数をひんばんに切替えることが
必要である。このために、搬送波周波数あるいは局部発
振周波数を発生ずる発振回路として、可変分周回路を含
む位相同期発振回路が広く用いられている。
第5図はこのた必の可変分周回路として優れた特性を有
ずろパルススワロ−彩画変分周回路の構成図である。こ
の回路は、端子11に入力する入力信号周波数を制御人
力5にしたがって2つの異なる分周値p、p+1で分周
する2モード分周器3と、この分周器3の出力を計数し
設定された第一の値aを計数したときに前記制御人力5
を送出して前記分周器のモードを転換させる第一〇カウ
ンタ1と、同じく前記分周器3の出力を計数し設定され
た第二の値b(ただしb<a)を計数したときに出力を
端子12に送出する第二のカウンタ2とを備えた回路で
ある。
すなわち分周器3は2つの異なる分周値pまたはp+1
で動作する2モード分周器である。この分周器の出力に
二つのカウンタ1および2が接続されて、カウンタ2が
1回の計数(b)を終えて出力を送出すると1周期の動
作となる。
はじめにカウンタ1および2が同時にリセントされると
分周器3は分周値がpとなり、カウンタ1が設定値aを
計数したところで出力を送出して分周器3の分周値をp
−1−1にする。さらにカウンタ2は残りのb−aを計
数して端子12に出力を送出して初期状態に戻る。この
とき端子11から端子12までの分周値は、 a  (p+1.) + (b−a) −ap+b  
−(1)と−次式となり、二つのカウンタ1および2の
設定値aおよびbを選ぶことにより任意の分周値の出力
を得ることができる。この2つの設定値aおよびbはカ
ウンタの設定値であるから、プログラム制御回路を用い
て任意に変更することが可能であり、したがってこの可
変分周回路を位相同期発振回路のループ内に設けること
により、プログラム制御回路により任意に発振周波数を
変更することができる発振回路が得られる。
第6図は2モード分周器3の従来例ブロック構成図であ
る。ずなわち、この2モード分周器の典型的な構成はデ
ュアルモジュラス分周器と呼ばれるもので、複数の縦続
接続されたフリップフロップFFと、制御信号によりそ
の帰還ループを開閉するゲート回路とにより構成される
このパルススワロ−彩画変分周回路については、奥村他
「移動通信の基礎J昭和61年電子通信学会発行、26
9頁 に詳しい記述がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このパルススワロ−彩画変分周回路は上述のように、プ
ログラム制御回路の制御により、通信装置の内部に設け
た発振回路の発振周波数を変更するにはきわめて便利な
回路であるが、近年、移動無線通信装置の利用周波数が
きわめて高くなり、分周器の入力信号周波数がマイクロ
波周波数を越えると、上述のデュアルモジュラス分周器
で正しい動作を行うものを安価に得ることが困難になっ
た。すなわち、デュアルモジュラス分周器はディジタル
回路により構成されているので、10GHz以上で正し
く動作するフリップフロップ回路や論理素子を必要とす
ることになり、たとえ得られたとしてもきわめて高価で
あり、汎用の無線通信装置に利用するには適当でない。
本発明はこれを改良するもので、プログラム制御回路に
よる分周値の設定制御が可能であり、しかもきわめて高
い周波数まで動作する安価な可変分周回路を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、前記2モード分周器を入力信号周波数に対し
てそれぞれ異なる分周値の出力周波数を発生するアナロ
グ能動回路を含む2個の固定分周器と、この2個の固定
分周器の一方の出力を前記制御人力にしたがって選択す
る切替器とにより構成することを特徴とする。
2個の固定分周器の分周値は互いに1だけ異なる値に設
定することがよい。これにより上述のパルススワロ−彩
画変分周回路となり、−次間数のパラメタを変更するこ
とにより任意の分周値を得ることができる。この2個の
固定分周器の分周値は2以上界なる値に設定することも
できる。
アナログ能動回路を含む固定分周器の望ましい一例は、
アナログ増幅器と、その出力を人力として非線形歪発生
回路を含む高調波発生回路と、その出力を入力信号周波
数と混合する混合回路を含む構成である。
また、アナログ能動回路を含む固定分周器の別の構成は
、上述のようにアナログ増幅器、高調波発生回路、混合
回路を備えた分周器と、その出力をさらに分周するディ
ジクル分周器の縦続回路である。
さらに別の構成は、分周された出力周波数とほぼ等しい
°rナログ自走発振器を注入同期発振器により構成し、
入力信号周波数でこの注入同期発振器を同期させる構成
である。
〔作用〕
アナログ能動素子を含む回路は、ディジタル回路にくら
べて高い周波数まで安定に動作するものを安価に得るこ
とができる。しかし、その分周値は固定的であり、安定
な2モード分周器は得られない。したがって、分周値の
異なる2つの固定分周器を別に設け、その出力を制御人
力により切替えて利用することにより、高い周波数まで
安定な2モ一ト分周器が安価に得られる。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例回路のブロック構成図である。こ
の回路は、端子11の入力信号周波数を制御人力5にし
たがって2つの異なる分周値で分周する2モード分周器
3′と、この分周器の出力を計数し設定された第一の値
aを計数したときに前記制御人力を送出して前記分周器
のモードを転換させる第一のカウンタ1と、前記分周器
の出力を計数し設定された第二の値b (ただしbaa
)を計数したときに出力を送出する第二のカウンタ2と
を備えた可変分周回路であり、 その2モード分周器3′は、端子11に人力する入力信
号周波数に対してそれぞれ異なる分周値の出力周波数を
発生するアナログ能動回路を含む2個の固定分周器と、
この2個の固定分周器の一方の出力を前記制御人力にし
たがって選択する切替器37とを含むことを特徴とする
アナログ能動回路は、それぞれアナログ増幅器42およ
び46である。同調増幅器31、帰還回路32および混
合器33により一つの固定分周器を構成する。
また同調増幅器34、帰還回路35および混合器36に
より別の一つの固定分周器を構成する。
いまアナログ増幅器42の出力周波数をf。とする。帰
還回路32の高調波発生器44により大きい歪を発生し
て、そのm次高調波mfoを濾波器43により選択する
。この濾波器43の出力を入力信号周波数fiとともに
混合器33で混合すると、fl ± mf。
なる周波数が得られ、これから濾波器41により一つの
周波数f。を選択して、 fo=  f i  −rnfo     −−−(2
)とすると、 f o=  f i / (m+ 1)      −
・−(3)となる。一方、濾波器47ではm次高調波の
代わりに(m+1)次高調波を選択し、濾波器45ては
f。
の代わりにf。′を選択すると、上式のmに代えて(m
+1)を代入し、上記のf。に代えて[。′を代入して
、 f o ’ −f + / (m+ 2 )     
−−(4)となる。
すなわち切替器37の二つの人力には、上記(3)式お
よび(4)式で示す異なる周波数f。およびf。′が与
えられる。第一〇カウンタ1はその設定値がaであり、
第二のカウンタ2はその設定値がbである(ただしa<
b)。第一のカウンタ1のキャリ出力により切替器37
を制御し、第二〇カウンタ2の出力を端子12の出力信
号とするとともに、この出力により二つのカウンタ1お
よび2をリセットする。したがって、この動作は上記従
来例で説明したパルススワロ−彩画変分周回路と同等で
ある。上記(1)式において、 p=m+i             ・・・・・・・
(5)とすれば、端子12に得られる出力周波数は端子
11の入力信号周波数[lに対して、 Fo = f + / (a p+b)     −−
−(6)となる。この(6)式の分母に示ず分周値はパ
ラメタをaおよびbとする一次関数であるから、任意の
分周値の出力周波数を得ることができる。しかもパラメ
タaおよびbはそれぞれカウンタ1および2の設定値で
あるから、プログラム制御回路によりこのパラメタを任
意に変更制御することができる。
また、上記(3)式および(4)式に示すように、f。
およびf。′は入力信号周波数f1のm分の1またはm
+1分の1であるから、この出力周波数f。
およびf。′を数GHz程度になるように設定して、カ
ウンタlおよび2としては十分に安定なものが安価に得
られる。
第2図はアナログ能動素子を含む固定分周器の別の構成
例を示す図である。この例は、入力信号周波数f1およ
び出力周波数f。を入力とする混合器50と、この混合
器50の出力を増幅するアナログ増幅器51と、このア
ナログ増幅器51の出力から周波数f。の周波数を選択
する濾波器52とから構成される。アナログ増幅器51
はCクラスの増幅器であって、多くの高調波を発生する
いま端子14の出力周波数をfoとすると、混合器50
の出力には周波数(fi−fo)が得られる。
この周波数が増幅器51で増幅され、そのm次高調波が
濾波器52て選択されると、 m (f +  f o ) = fo       
−−−(7)であるから、 fO= (m/ (m+ 1) )f i    −(
8)となる。
第3図はアナログ能動素子を含む固定分周器のさらに別
の構成例を示す図である。この例では、混合器55は第
1図で説明した混合器33に相当し、同調増幅器56は
同じ<31に相当し、逓倍器57は同じ<32に相当す
る。その出力周波数をさらに、ディジタル分周器58に
より分周する構成である。すなわち、アナログ回路によ
り2分の1あるいは3分の1などの周波数に分周してお
き、さらにそれをディジタル分周器58で低い周波数に
分周する構成である。アナログ回路は2つの固定分周器
について同等で等しい周波数を出力する構成としておき
、後段のディジタル分周器58で異なる分周値を設定す
ることができる。この構成により小型の回路が得られる
第4図はアナログ能動素子を含む分周器のさらに別の構
成例を示す図である。この例は、注入同期発振器である
自走発振器61と、濾波器62とから構成される。自走
発振器61の発振周波数はほぼ所望の出力周波数f。に
設定しておき、これを端子11の入力信号周波数f】で
注入同期させる。濾波器62は周波数f。を阻止し周波
数mf、を通過させるように設定すると、 fi  =  rnfo           ・・・
・・・・・・(9)とすることができる。すなわちm分
の1の周波数を発生させることができる。
濾波器62を周波数(m+1)foを通過するように設
定すると、 f +  −(m+1)fo        ・・・・
・・・・・α0とすることができる。すなわち(m+1
)分の1の周波数を発生させることができる。したがっ
て上述の第1図と同様に、パルススワロ−形の可変分周
回路を構成することができる。
第4図において、符号63は分布定数線路、符号64は
電界効果トランジスタ、符号65および66はコンデン
サである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ディジタル回路
が安定に動作しない高い周波数で、安価なアナログ回路
を用いて安定に動作する可変分周回路が得られる。本発
明の回路は二つのカウンタの設定値を変更することによ
り任意の分周値をとることができるから、プログラム制
御回路により分周値を変更制御するに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例回路のブロック構成図。 第2図はアナログ能動素子を含む分周器の第一の構成例
を示す図。 第3図はアナログ能動素子を含む分周器の第二の構成例
を示す図。 第4図はアナログ能動素子を含む分周器の第三の構成例
を示す図。 第5図は従来例回路のブロック構成図。 第6図は従来例回路に使用するデュアルモジュラス分周
器の構成図。 1 ・第一のカウンタ、2・・・第二のカウンタ、3・
 2モード分周器、11・・・入力信号周波数が与えら
れる端子、12・出力周波数が送出される端子、37・
・切替器。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力信号周波数を制御入力にしたがって2つの異な
    る分周値で分周する2モード分周器(3)と、 この分周器の出力を計数し設定された第一の値aを計数
    したときに前記制御入力を送出して前記分周器のモード
    を転換させる第一のカウンタ(1)と、 前記分周器の出力を計数し設定された第二の値b(ただ
    しb<a)を計数したときに出力を送出する第二のカウ
    ンタ(2)と を備えた可変分周回路において、 前記分周器(3)は、前記入力信号周波数に対してそれ
    ぞれ異なる分周値の出力周波数を発生するアナログ能動
    回路を含む2個の固定分周器と、この2個の固定分周器
    の一方の出力を前記制御入力にしたがって選択する切替
    器とを含む ことを特徴とする可変分周回路。
JP10888288A 1988-04-30 1988-04-30 可変分周回路 Pending JPH01279620A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158851A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 National Institute Of Information & Communication Technology 双方向無線通信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007158851A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 National Institute Of Information & Communication Technology 双方向無線通信装置
JP4630990B2 (ja) * 2005-12-06 2011-02-09 独立行政法人情報通信研究機構 双方向無線通信装置

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