JPH01277988A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH01277988A
JPH01277988A JP63107873A JP10787388A JPH01277988A JP H01277988 A JPH01277988 A JP H01277988A JP 63107873 A JP63107873 A JP 63107873A JP 10787388 A JP10787388 A JP 10787388A JP H01277988 A JPH01277988 A JP H01277988A
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JP
Japan
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character
circuit
data
input
pattern
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JP63107873A
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Kazuo Yoshimoto
一男 吉本
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 2701題点を解決するための手段(第10図、第12
図及び第13図) F作用(第1θ図、第12図及び第13図)G実施例 〔G1〕文字認識装置の原理的構成 (Gl−1)全体構成(第1図、第2図)(Gl−2)
大分類識別処理(第1図、第3図及び第4図) (Gl−3)細分類識別処理(第1図、第5図〜第9図
) 〔G2〕パイプライン、並列処理(第1図、第2図、第
8図、第10図及び第11図) 〔G3〕文字切出し処理回路(第1図、第3図、第4図
、第10図、第12図及び第13図) (G3〜1)文字パラメータの抽出(第1図、第10図
及び第12図) (G3−2)特殊文字候補の選出(第1図、第1O図、
及び第13図) 〔G4〕大分類処理回路12A(第1図、第3図、第4
図、第10図、第14図〜第17図)〔G5〕細分類識
別部13 (G5−1)全体の構成(第18図) (G5−2) [準パターンセット回路13B(第1O
図及び第19図) (G5−3)入カバターンセット回路13D(第10図
、第17図〜第20図) (G5−4)ストローク抽出回路部33 (第7図、第
19図〜第22図) (G5−5)パターンマツチング回路部41 (第7図
、第18図、第21図及び第23図) (G5−6)残差演算回路部45(第19図及び第24
図) (G5−7)作用(第1図〜第24図)〔G6〕他の実
施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は文字認識装置に関し、特に印刷文字を認識する
場合に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、文字認識装置において、切り出された入力文
字のパラメータ特徴に基づいて候補文字を選出するよう
にしたことにより、特殊文字についての識別率を一段と
高めることができる。
C従来の技術 従来、大量の印刷文書を電子化してファイリングしたり
、データベース化して多様な用途に対応できるような情
報網を構築することが提案されており、印刷文書の電子
化手段も人手による入力操作が必要な文字情報入力装置
に代えて、人手による入力操作が不必要な文字認識装置
を用いることが考えられている。
因に印刷文字認識装置は一船に、印刷文書上の印刷文字
を光学的に読み取って2次元的なイメージ情報として電
子化し、当該イメージ情報から印刷された文字を取り出
して対応する文字コードを出力するようになされている
このようにしてイメージ情報を文字コードにコード化す
ることにより、電子計算機を用いて単語を検索したり、
意味を理解したりするような解読処理を自動的に実行す
るような文書処理システムを実現できる。
かくするにつき、例えばイメージ情報から取り出したデ
ータを必要に応じて圧縮して解読処理に供することがで
きることにより、文書の処理速度を必要に応じて向上さ
せることができると考えられる。
D発明が解決しようとする問題点 ところが現在用いられている印刷漢字認識装置は、実際
上識別率が97〜99〔%〕程度かつ識別速度が20〜
30文字/秒程度の機能をもつに過ぎず、大量の印刷文
書を電子化するための入力手段としては未だ不十分であ
る。
この問題を解決するため従来、イメージ情報から切り出
された人力文字の特@(例えば4辺のペリフェラル特徴
)に基づいて特徴量を検出して大分類辞書から候補文字
を選出するような大分類処理を実行し、当該候補文字に
ついてパターンマツチングに基づく細分類処理を実行す
ることによって最も類似した文字を決定するような文字
P!’R1方法が提案されている(特開昭62−186
390号公報)。
この階層的な文字認識方法は、形状、位置等に特殊な特
徴がない文字(すなわち通常文字)を識別する際には識
別率を一段と高めることができる利点があることが確認
されている。
ところが横長文字、縦長文字、小さな文字などのように
、文字の位置、大きさ、縦横比などに特殊な特徴がある
文字(すなわち特殊文字)について、ペリフェラル特徴
に基づ(大分類処理をしても、全体として識別率を高め
ることができない間題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、階層的文
字認識方法の特徴を有効に活かしながら、特殊文字につ
いての識別率を高めるようにした文字認識装置を提案し
ようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、第10
図、第12図、第13図に示すように、イメージ情Ii
!INFから入力文字MOJ+を切り出すと共に、当該
切り出した人力文字MOJIの文字パラメータD、。1
1からパラメータ特1tIlWRT、HCNT、HRT
を抽出し、このパラメータ特徴WRT、HCNT、HR
Tに基づいて切り出された人力文字MOJIが通常文字
であるとき、当該切り出された入力文字MOJIのイメ
ージ情ITNFに基づいて大分類処理によって第1の候
補文字を選出した後、当該筒1の候補文字について細分
類処理を実行し、パラメータ特徴WRT、HCNT、H
RTに基づいて切り出された入力文字MOJIが特殊文
字であるとき第2の候補文字を選出し、この第2の候補
文字について大分類処理を実行せずに細分類処理を実行
するようにする。
F作用 縦長文字、横長文字、小さい文字などは、位置、縦横比
などのパラメータにおいて通常文字にはない特殊な特徴
が見られる。
この点に着目して本発明においては入力文字MOJIの
パラメータ特徴WRT、HCNT、HRTを抽出するこ
とにより、当該パラメータ特徴WRT、HCNT、HR
Tをもつ特殊文字についての第2の候補文字を選出して
直ちに細分類処理に入る。
かくすることにより、特殊文字の識別率を一段と高める
ことができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
〔G1〕文字認識装置の原理的構成 (Gl−1)全体構成 第2図において、1は全体として文字認識装置を示し、
イメージスキャナ部2は、自動的に又は手動で供給され
た印刷文書3を、光学的に読み取って2次元的なイメー
ジ情報INFを文字識別部4に与える。
文字識別部4は、イメージ情報INFに含まれている文
字を識別して文字識別出力データDATAを送出し、例
えば文書処理システムのホストコンピュータ等に供給す
ると共に、表示データDIspを表示装置5に供給する
文字識別部4は第1図に示すように、イメージスキャナ
部2から供給されるイメージ情報INFを受けて、大き
さ、形状が通常の通常文字(これに対して、小さい文字
、横長な文字、縦長な文字等の文字を特殊文字と呼ぶ)
について大分類処理を実行することにより入力文字と同
じ特徴部分を有する類似文字を、大分類辞書に格納され
ている識別対象文字から候補文字として選び出し、その
後当該候補文字について細分類処理を実行することによ
り最も近い文字を判定する。かくして文字識別部4は、
大分類処理及び細分類処理でなる階層構造的な識別処理
を実行することにより、高い精度の文字認識動作をなし
得る。
すなわち文字識別部4は、イメージ情報INFを入出力
処理部11に受ける。入出力処理部11は、中央処理ユ
ニット(CP tJ)を有し、イメージ情報INFから
識別処理すべき入力文字を切り出して、これを大分類識
別部12の大分類処理回路12Aと、細分類識別部13
の正規化処理回路13Aに送出する。
(Gl−2)大分類識別処理 大分類識別部12は第3図及び第4図に示すように、四
辺形の外接枠WAKUで囲まれた人力文字MOJIにつ
いて、その左及び右側辺(これをA辺及びB辺と呼ぶ)
WAKUA及びWAKU。
側から見た第1及び第2のペリフェラル特徴と、上側辺
及び上側辺(これを0辺及びD辺と呼ぶ)WAKU、:
及びW A K U oから見た第3及び第4のペリフ
ェラル特徴に基づいて、白地に対して黒い文字部分が作
る文字構造をコード化してなる特徴量(ベクトル量とし
て表される) DCHllを生成し、この特徴量D C
H*に基づいて類似文字でなる候補文字を選出する。
なお、ペリフェラル特徴に基づいて文字認識する手法に
ついては、特開昭62−186390号公轢がある。
A辺におけるペリフェラル特徴は、入力文字MOJIの
うち、左側辺MOJIAに沿う例えば3ドツト目のライ
ンの黒地文字部分を、矢印AR八で示す方向から見たと
き、ドツトラインLAより左側にある黒字文字部分の長
さds、、ds、、dszをコード化して特fThlD
cH*を形成する。
第4図の場合左側文字部分MOJIAの左上方の隅部の
走査開始部分くこれをスタートコーナと呼ぶ)の長さC
1がかなり長いことにより、当該左上方の隅部にはドツ
トがないことを表すことができる。
これに対して走査終了端にある左下方の隅部(これをエ
ンドコーナと呼ぶ)の長さC0は短いので、当8亥エン
ドコーナにドツト力くあることを表すことができる。
この実施例の場合、スタートコーナの長さCSは、次式 の条件を満足するとき、 Bo=rlJ           ・・・・・・(2
)のように、 特1fiffiocH*の第Oビットの
データB0を論理「1」に設定し、(1)弐の条件が成
り立たないとき BO=rOJ          ・・・・・・(3)
のように第OビットのデータB0を論理「0」に設定す
る。
またエンドコーナの長さC8について、の条件が成り立
つとき、次式 %式%(5) のように特f& fit D cmの第1ビツトのデー
タB。
を論理「1」に設定し、(4)式の条件が成り立たない
とき B、=rOJ          ・・・・・・(6)
を設定する。
スタートコーナの長さC3及びエンドコーナの長さC0
の間の区間には、黒地文字部分の長さds、、d 5t
=d s、(第4図の場合n−3)が生ずるが、各黒字
文字の長さds、 、dsz・・・・・・ds、が ”°”’ ”’             1の条件を
満足するとき第2、第3・・・・・・第(n+1)ドツ
トのデータBz、B:+・・・・・・B IIO+をの
ように論理「0」とし、これに対して(7)式の条件が
成り立たないとき のように論理「1」を設定する。
かくして特徴量DC)1つの第0及び第1ビツトのデー
タB0及びB、にスタートコーナ及びエンドコーナの特
徴が取り込まれると共に、第2、第3・・・・・・1R
(n+1)ビットのデータBt、Bs・・・・・・B7
.1に黒字文字部の配列状態としてドツト及びセグメン
トの配列順序を表す情報が取り込まれる。
かくしてA辺の黒字文字部分の全ての特徴がコード化さ
れ、その最終ビットに続く第(n+2)ビットに、次式 %式%(10) のように、論理「1」のデータを設定する。
このようにしてA辺のペリフェラル特徴が、可変長コー
ドとしてコード化された特徴量D elll+に変換さ
れ、当該特徴量り、□は1次(i=n+2)のベクトル
データを表すと共に、次式%式% の変換式によって十進数の特徴量数値データVAL、。
、に変換する。 この特徴量数値データVALDcmは
大分類辞書12B(第1図)に標準文字の特徴量DcH
IIを表す情報として格納すると共に、これを必要に応
じて読み出して入力文字MOJIについての特ri量数
値データVALocmと比較することによって類似文字
を表す候補文字情報S CADを大分類処理回路12A
から細分類識別部13に送出するようになされている。
この実施例の場合大分類処理回路12Aは、特ff11
1cmのベクトルの次数iが l≧7            ・・・・・・(12)
のように上限値7以上となったとき、特徴量数値データ
VALocmを V A L oeow =128       − ・
・・(13)のように数値データ12Bに分類すること
により、当該入力文字を「複雑パターン」に属する文字
として処理する(文字ごとに候補文字を選択するのでは
なく)ようになされている。
大分類辞書12Bには、識別対象である標準の印刷文字
(通常文字)を1文字ずつイメージスキャナ部2におい
て読み取らせて入出力処理部11から入力文字情報SI
Nとして得た後、大分類処理回路12Aにおいて(11
)式及び(13)式で表される特徴量数値データV A
 L IIcMIIをA辺ないしD辺についてそれぞれ
演算して文字コードと共に登録する。
かくして全ての識別対象文字(例えば4000文字)に
ついて、A辺ないしD辺ごとに共通のペリフェラル特徴
ををする標準文字コードが特徴量数値データV A L
 Dellによって大分類されて大分類辞書13Bに予
め格納される。
この状態においてイメージスキャナ部2によって文書を
読み取ることにより入出力処理部11を介して入力文字
情報SINが大分類処理回路12Aに到来したとき、大
分類処理回路12Aは入力文字情報S0の特徴量数値デ
ータVALoc、l*を求めて当該特徴量数値データV
ALoe□を有する候補文字コードをA辺ないしD辺ご
とに大分類辞書12Bから引き出してA辺ないしD辺の
全てについて候補文字になった標準文字コードを候補文
字情報ScAゎとして細分類識別部13に送出する。
ここで大分類辞書12Bから引き出される文字情報は、
A辺ないしD辺ごとに同じ特徴量DC□を有す文字の和
集合になり、大分類処理回路12Aは当該各辺の和集合
の全てについての共通項(すなわち積集合)が表す候補
文字コードを候補文字情報ScAゎとして送出する。
このことは、入力文字の各辺のそれぞれの特徴の全てが
目的の文字の特徴に完全に一致しているか否かを調べる
のではなく、4つの辺について1つ以上のペリフェラル
特徴の一致があるか否かを調べるようにすることにより
、比較的簡易かつ短時間の大分類識別動作によって、実
用上十分な精度で候補文字を絞り込むことができる。実
験によれば、平均して4000文字の中から24.04
個の候補文字を選出することができ、これにより、実用
上細分類識別部13における識別処理を格段的に簡易か
つ短時間で実行し得るようにできた。
因に入力文字に対する候補文字の実例として、次のよう
な候補文字を選出し得る。
〔実例1〕 入力文字「印」に対して2つの候補文字、「印岬」が選
出できた。
〔実例2〕 入力文字「刷」に対して12個の候補文字、「旧凶絹茶
刷制則鯛別目用朗」が選出できた。
〔実例3〕 入力文字「文」に対して60個の候補文字「哀飴夷衣炎
央奥火完寛貴灸究去尭契欠犬験玄交光公攻克史支た宍失
臭充女鉦鍾丈食責先太汰大虫衷度麦彪表夫負武文兵鷹矢
友輿吏虜六」が選出できた。
〔実例4] 人力文字「字」に対して57個の候補文字、「杏宇音害
巻寄客牛享幸香高昏砂宰砕傘参暫市事字寺きさ痔舎車守
春書章尋専卒泰痴な亭帝督呑寧番碑≠布弁牽暴杢牟木容
率玲牢」を選出できた。
(Gl−3)細分類識別処理 細分類識別部13 (第1図)は、入出力処理部11か
ら入力される通常文字についての入力文字情報S + 
Nを、大分類識別部12から送出された候補文字消is
。ADが表す候補文字について、パターンマツチング処
理をすることにより、大分類処理により選出された候補
文字のうちから最も入力文字に類似した候補文字を選出
する処理を実行する。
かかる細分類処理において先ず、入出力処理部11から
正規化処理回路13Aに引き渡される入力文字情報SI
Nを第5図に示すように、24 X 24ドツト構成の
文字パターンでなる入力文字パターンPT、、に変換し
、この入力文字パターンPTINを、第6図に示すよう
に、 同様にして24 X 24ドツトの文字パターン
に構成された標準文字パターンPT、アと整合処理する
ことにより、パターンマツチングを取る。
この実施例の場合、正規化処理回路13Aにおいて正規
化された入力文字パターンのドツトデータでなる入カバ
ターンデータI)pt。8を入カバターンセット回路1
3Dにセットすると共に、識別対象文字についての標準
文字パターンPTsrのドツト配列を表す標準パターン
データD、。アを予め細分類辞書13Cに格納しておき
、これを候補文字情報S CADによって1文字づつ読
み出して標準パターンセット回路13Bにセットするよ
うになされている。
かくして標準パターンセット回路13B及び入カバター
ンセット回路13Dにセットされた標準パターン及び人
カバターンデータD rtst及びD□1Nは、細分類
処理回路13Eにおいて第5図及び第6図に示すように
、X方向(すなわち水平方向)に走査するように順次読
み出されて、X方向のストローク(黒字ドツトの配列で
なる)の整合を取るように処理される(第1の整合処理
)と共に、Y方向(すなわち垂直方向)に走査すること
により、Y方向のストロークの整合を取るように処理さ
れる(第2の整合処理)。
細分類処理回路13Eは、X方向及びY方向の各走査ラ
インについて、例えば第7図に示すように、 入力文字
パターンPTINとしてストロークPT、□、PTIN
7、PTい3をもつような入カバターンデータD、、、
Nが入カバターンセット回路13Dにセットされ、 か
つ標準文字パターンPT、アとしてストロークPT、ア
+ 、P Tsv□を有する標準パターンデータI)r
tstが標準パターンセット回路13Bにセットされた
とき、入力文字パターンPT、、のストロークP TI
N+ 、 P Tいz、PTIH3についてその始点座
標Is、及び終点座標Is!を検出してその幅WaS及
び中心座標Is。
を求める。これと共に細分類処理回路13Eは、標準文
字パターンPTs〒のストロークPTsv+ 、PTs
tzについて同様にしてストロークの始点座標RS I
及び終点座ja RS tを検出し、そのストローク幅
W。及び中心座標R3Oを求める。
かかる演算結果に基づいて細分類処理回路13Eは、入
力文字パターンPTINの各ストロークPT’IN+ 
、P TIN□、PTIN3のストローク幅Wl!及び
中心値ISoを、それぞれ順次標準文字パターンPT1
のストロークPTst+及びp’rsア2のストローク
幅WaS及び中心値R3,と比較し、その偏差が所定の
ストローク幅スレシコルドレベルW?M及び中心値スレ
ショルドレベルCTj1の範囲に入っているときストロ
ークの整合がとれたと判断するような整合処理を実行す
る。
この実施例の場合、細分類処理回路13Bはかかる整合
処理を第8図に示すような処理手順に従って実行するよ
うになされている。
例えば人力文字パターンPTINとして文字「本」を表
す入力文字情報SINが入力されることにより、大分類
識別部12が候補文字情軸5cADとして2つの文字「
本」及び「木」を表す標準文字パターンPTsta及び
PTstmが入力されたとき、細分類処理回路13Bは
入力文字パターンPTINと、標準文字パターンPTs
ya及びPTiymとを読み込んだ後、第1に標準文字
パターンPTitA及びPTsrmを基準にして入力文
字パターンPTINに整合させる処理を実行すると共に
、第2に入力文字パターンPT、□を基準にして標準文
字パターンPT3TA及びPTstmに整合させる処理
を実行する。
すなわち第1に細分類処理回路13Eは、書き込んだ標
準文字パターンPTsya及びPTsymに対して整合
が取れたストロークが入力文字パターンP T I N
にあれば、 当該整合が取れたストロークのデータを標
準文字パターンPTsta及びPTstmのデータから
消去し、消去されずに残った標準文字パターンP Ts
ta 、P Tstmのストローク部分でなる標準パタ
ーン基準X方向消去パターンERIIIA 1ERX1
1を得る。
また第2に細分類処理回路13Hに取り込まれた人力文
字パターンPT+Hのうち、標準文字パターンP Ts
tA、 P Tstmと整合が取れたストロークを消去
することにより、入カバターン基準X方向消去パターン
ERxtm SERxtmを得る。
これに加えて細分類処理回路13Eは入力文字パターン
PTINを反時計方向に90”回転させた回転入カバタ
ーンPTIMYについて、同様に標準文字パターンPT
svA及びPTstaを反時計方向に90’回転させて
なる回転標準パターンP’rst□及びPTitmvに
ついて、同様に2段階の整合処理を実行する。
この実施例の場合、回転標準パターンPTstAv及び
PTstmyは標準文字パターンp’rita及びPT
o、と共に予め細分類辞書13Cに格納されている。
かくしてX方向の整合処理と同様にして回転標準パター
ンPTsyAv及びPTst□から回転入カバターンP
T+Nyを消去して得られる標準パターン基準X方向消
去パターンERVIA及びERy+++と、回転入カバ
ターンPTINVから回転基準パターンPTstaヶ及
びp73y+yを消去してなる入カバターン基準Y方向
消去パターンERyza及びERvtmを得る。
かくして、X方向及びX方向についての整合処理の結果
得られた4つのX方向消去パターンE RXIA −E
 Rx+m 1E Rxta 、E Rxzsと、Y方
向消去パターンB Rv+a −E Rv+m 、E 
RVtA 1ERytmとの論理積を演算することによ
り、細分類処理回路13Eは対応する4つの残差パター
ンE Rv+a 、E Rt+i 、E RyzAlE
 R□、を求める。
ここでX方向消去パターンE RXIA 、E Rx+
m、ERxta 、ERxta及びY方向消去パターン
ERv+a 、ERv+* 、ERvtA、、ERvt
mは、X方向及びX方向に走査したとき整合が取れなか
ったストローク部分を表しているから、論理積演算をす
ることによって得られる演算結果はX方向走査及びX方
向走査のいずれにおいても整合が取れなかったストロー
ク部分を表していることになり、結局残差パターンE 
RTIA 、E Rt+++ 、E Rtza、ERt
ziは、入力文字パターンP T + 、4と標準文字
パターンPTSTA及びPTsymとの間に整合が取れ
なかったドツトの数及びその位置を表していることにな
る。
細分類処理回路13Eは、このようにして標準文字パタ
ーンPT、ア、及びPTSTmについてそれぞれ得られ
た残差パターンB RT I A及びER□1、E R
t + *及びER?2mのドツト数の和を演算し、当
該演算結果を入力文字パターンPT、、と標準文字パタ
ーンPTSTA及びPT、□との間のパターンマツチン
グ結果を表す残差データDol+として判定処理部14
に送出する(第1図)。
判定処理部14は、残差データD!、Iが表す数値を、
細分類処理の結果各候補文字が得た得点として評価し、
小さい順に第1位から第5位までの順序付けをして判定
結果データ5llE3として送出する。
この実施例の場合入出力処理部11は、第1位の認識文
字についての判定結果データS *tSを表示装置5に
表示することにより、オペレータが目視確認できるよう
になされ、当該第1位の認識文字が適切ではないとき、
第2位以下の認識文字を採用できるようになされている
。実用上これにより誤認識をほとんどなくし得た。
このようにしてX方向及びX方向についての消去パター
ンの論理積結果に基づいて残差パターンを得るようにし
たことにより、第9図(A)に示すように入力文字パタ
ーンPT、、及び標準文字パターンPTstとの間に位
相変動があった場合、又は第9図(B)に示すように入
力文字パターンPTINと標準文字パターンPT、Tと
の間に線幅変動があった場合にも、その影響を吸収しな
がら実用上高い精度でパターンマツチング処理をするこ
とができる。
〔G2〕パイプライン、並列処理 上述の原理的構成に基づいて、文字識別部4(第1図、
第2図)は、入出力処理部11の文字切出し処理から、
大分類識別部12における大分類処理、細分類識別部1
3における正規化処理及び細分類処理、判定処理部14
における判定処理を、パイプライン、並列処理により処
理することにより、イメージ情報INFを高速度で処理
し得るような構成を有する。
すなわち文字識別部4は第2図との対応部分に同一符号
を付して第10図に示すように、文字切出し処理、大分
類処理、標準パターンセット処理、正規化処理、入カバ
ターンセット処理、細分類処理、判定処理を、パイプラ
イン処理し得るように階層構造に構成されている。
すなわち入出力処理部11はマイクロコンピュータ構成
のcpuをもつ入出力処理回路本体11Aを有し、その
文字切出し情ll5INXをデュアルポートレジスタ構
成の出力回路11B及び11Cにラッチすることにより
、大分類処理回路12A及び正規化処理回路13Aに引
き渡すことができるようになされている。
かくして入出力処理回路本体11Aは第11図に示すよ
うに、時点t1において第1番目の文字についての切出
し処理を開始し、その後当該第1番目の文字切出し処理
を終了して当該文字切出し情報SIMXを出力回路11
B及び11Cにラッチ終了した後の時点り、においで、
第2番目の文字についての文字切出し処理を開始し得る
ようになされている。
以下同様にして入出力処理回路本体11Aは時点t3、
L4・・・・・・において、それ以前の時点t2、t3
・・・・・・で開始した文字切出し処理が終了して当該
文字切出し情報s+Nxを出力回路11B及びlICに
ラッチさせるごとに、直ちに次の文字切出し処理を開始
し得るようになされている。
かくして出力回路11B及びllCにラッチされた文字
切出し情aslNMは、それぞれ大分類処理回路12A
及び正規化処理回路13Aの大分類処理回路本体12A
1及び正規化処理回路本体13AIによって読み出され
る。
大分類処理回路本体12A1はマイクロコンピュータ構
成のCPUを有し、出力回路11Bにうツチされている
文字切出し情報5INXを入力文字消’/’a S I
 Nとして取り込んで当該入力文字情報SINについて
の大分類処理を実行し、その結果得られる候補文字情報
データ5CADXをファーストインファーストアラ1−
(FIFO)回路構成の出力回路12A2及び12A3
にラッチすることにより細分類識別部13の標準パター
ンセット回路13Bに候補文字情報S CADとして引
き渡すことができるようになされている。
これに対して正規化処理回路本体13A1は、マイクロ
コンピュータ構成のCPUを有し、入力文字情報SIN
を読み込んで正規化処理を実行し、その結果得られる各
入カバターンデータD、!INXをFIFO回路構成の
出力回路13A2に送出する。かくして出力回路13A
2は各入カバターンデータDpt+□を受けるとこれを
入カバターンデータDP?INとして入カバターンセッ
ト回路13Dに引き渡す。
このように大分類処理回路12Aの大分類処理回路本体
12A1及び正規化処理回路13Aの正規化処理回路本
体13A1は互いに独立して並列的に大分類処理及び正
規化処理を同時に実行することにより、同じようなタイ
ミングで候補文字情報S CAD及び入カバターンデー
タD、T、Hを標準パターンセット回路13B及び入カ
バターンセット回路13Dに引き渡すことができる。
かかる大分類処理回路本体12A1及び正規化処理回路
本体13A1の処理動作は、入出力処理回路本体11A
の処理動作とも独立しており、かくして入出力処理回路
本体11Aは大分類処理回路本体12A1及び正規化処
理回路本体13A1において処理されている文字情報の
処理が終了するのを待つことなく次の文字についての切
出し処理を並列かつ同時に実行する。
標準パターンセット回路13B及び入カバターンセット
回路13Dは、それぞれマイクロコンピュータ構成のC
PUを有し、互いに独立して並列的に処理動作を実行し
得るようになされている。
かくして標準パターンセット回路13Bは候補文字情報
S CAIIによって指定された候補文字についての標
準文字パターンを読み出してセット処理を実行している
間に、これと同時に入カバターンセット回路13Dが入
カバターンデータDPTINのセット処理を実行する。
標準パターンセット回路13B及び入カバターンセット
回路13Dに入カバターンデータD、、、Nがセット開
始されると、これを細分類処理回路13Eの細分類回路
本体13E1が読み出して細分類処理を実行する。ここ
で細分類回路本体13E1は専用のハード回路で構成さ
れ、これにより標準パターンセット回路13B及び入カ
バターンセット回路13Dから走査方向(すなわちX方
向又はX方向)に応じて標準パターンセットデータD、
?。7及び入カバターンセットデータD IN!E?が
時間直列的に送出されてきたとき順次整合動作してFI
FO回路構成の出力回路13E2を介して標準パターン
基準残差パターンERt+a、 ERyes  (第8
図)のデータを残差データD。とじて送出すると共に、
同様にFIFO回路構成の出力回路13E3を通じて入
カバターン基準残差パターンER□a 、ERt*m 
 (第8図)のデータを残差データD□として送出する
この結果細分類回路本体13E1は、第11図に示すよ
うに、標準パターンセット動作及び入カバターンセット
動作とほぼ同時に細分類動作を実行する。
判定処理回路14の判定処理回路本体14Aはマイクロ
コンピュータ構成のCPUを有し、他の処理回路とは独
立に残差データDflを取り込んで判定処理を実行し、
FIFO回路構成の出力回路14Bを通じて判定結果デ
ータS□、を入出力処理回路本体11Aに引き渡す。
この結果判定処理回路14は、第11図に示すように、
細分類処理回路13Eが細分類処理を実行している間に
、これと同時に判定処理を実行する。
第10図の構成において、入出力処理部11は第11図
の時点1.において第1番目の文字の切出し処理を実行
し、当該処理が終了して入力文字情報SINを大分類処
理回路12A及び正規化処理回路13Aに引き渡した後
の時点1tにおいて直ちに第2番目の文字の切出し処理
を開始する。
以下同様にして時点1..14・・・・・・において現
在実行している文字の切出し処理を終了するとすぐに新
たな文字の切出し処理を開始して行く。
このようにして、第1、第2、第3・旧・・の文字が切
り出されてくると、その都度大分類処理回路12A及び
正規化処理回路13Aが大分類処理及び正規化処理を同
時並列的に実行して候補文字情報S CAD及び入カバ
ターンデータI)rt+Nを標準パターンセット回路1
3B及び入カバターンセット回路13Dに引き渡して新
たな入力文字消18S1、の到来を待ち受ける状態にな
る。
このとき候補文字情報S CAt1及び入カバターンデ
ータD□、を引き渡された標準パターンセット回路13
B及び入カバターンセット回路13Dは、パターンのセ
ット動作を実行しながら標準パターンセットデータD。
、7及び入カバターンセットデータD lN0fを細分
類処理回路13Hに送出し、細分類処理回路13Bがこ
れをほぼリアルタイムで細分類処理して残差データD!
、1を判定処理回路14に引き渡して行く。やがて当該
処理動作が終了すると、標準パターンセット回路13B
及び入カバターンセット回路13Dは新たな候補文字消
Il!5CAD及び入カバターンデータDPTINが発
生するのを待ち受ける状態に戻る。
残差データD。を引き渡された判定処理回路14は判定
処理を実行して判定結果データ5RE3として第1番目
に切り出された文字に対する文字コードを入出力処理部
11に出力した後、新たな残差データD。が引き渡され
るのを待ち受ける状態に戻る。
このようにして第1番目の文字の処理動作は順次(入出
力処理部11) −(大分類処理回路12A、正規化処
理回路13A)−((標準パターンセット回路13B、
入カバターンセット回路13D)−細分類処理回路13
E)−(判定処理回路14)の順序でパイプライン処理
される。
かかるパイプライン処理は、入出力処理部11が新たな
文字を切出し処理するごとに開始され、かくして同時に
複数の文字についてのパイプライン処理動作が並列的に
かつ同時に実行されて行く。
このようにして第10図及び第11図の構成によれば、
順次処理すべきデータが発生するとこれを階層構造に構
成された各処理手段を同時に処理動作させるようにした
ことにより(それぞれ異なる仕事をする)、文字認識装
置を構成する複数の処理手段を効率良く動作させること
ができることにより、全体として文字認識処理動作を一
段と高速化することができる。
実験によれば、逐次処理する構成の文字認識装置におい
ては数文字/秒程度の識別速度で処理されていた印刷文
書を、上述の構成によって100文字/秒程度にまで高
速化し得た。
この実施例の場合、大分類処理回路本体12A1は候補
文字データS CADxとして候補文字数情報S CA
DNを出力回路12A3にラッチし、これを標準パター
ンセット回路13B、細分類処理回路13Eを通らず直
接に判定処理回路本体14Aに引き渡すようになされ、
これにより判定処理回路本体14Aに対して繰り返すべ
き判定処理回数を知らせるようになされている。
これと同時に大分類処理回路本体12A1は同じ候補文
字数情報S CADNを出力回路11Bを介して入出力
処理回路本体11Aに戻すことにより、出力回路11C
1正規化処理回路本体13A1、出力回路13A2を順
次介して人カバターンセット回路13Dに知らせて、標
準パターンセット回路13Bの処理動作とタイミングを
合わせるための情報を供給するようになされている。
〔G3〕文字切出し処理回路 (G3−1)文字パラメータの抽出 上述においては、入出力処理部11が通常文字を切り出
す場合を述べたが、入出力処理部11はこれに加えて、
縦長文字、横長文字、小さい文字等の特殊文字をも切り
出すようになてされている。
すなわち、入出力処理部11の入出力処理回路本体11
Aは、第12図(A)に示すように、イメージスキャナ
部2から供給されるイメージ情報INFから入力文字M
OJIを外接枠WAKUによって切り出すと共に、当該
切り出された入力文字MOJIの文字パラメータを抽出
する。
ここで文字パラメータは、入力文字MOJIの外接枠W
AKtJに基づいて切り出された文字の大きさ及び位置
情報を第12図(A)に示すように、15バイトの文字
パラメータデータDMOJ+として抽出する。
文字パラメータデータDM。1において、文字パラメー
タW及びHは、外接枠WAKUO幅及び高さを表す。
文字パラメータCNWないしDLTHは、大分類処理回
路12Aにおいて特徴量を抽出する際に用いられるスレ
ショルドデータを表しており、それぞれ例えば次のよう
な値に選定されている。
DLTH=  □          ・・・・・・ 
(21)また文字パラメータW24及びH24は、当該
入力文字MOJIを正規化処理回路13Aにおいて正規
化する際の単位情報を表し、次式%式%(22) これに対して文字パラメータWRT、HCNT、HRT
は文字の形状及び位置を表すデータで、文字パラメータ
WRTは、次式 %式%(24) のように入力文字MOJIの縦横比を表す、従って文字
パラメータWRTによって当該入力文字が横長であるか
、又は縦長であるか等の形状情報を得ることができる。
また文字パラメータHCNTは、次式 %式% のように、人力文字MOJIの中心位置を表す。
ここでHtは当該入力文字MOJIが含まれている行の
中にある全ての文字の最高高さ位置から最低高さ位置ま
での距離(これを最大長さと呼ぶ)を表す。
かくして(25)式の文字パラメータHCNTは当該行
の最大長さHLにおける当該入力文字MOJlの中心位
置を表している。
文字パラメータHRTは次式 のように、最大長さHLに対する当該入力文字MOJI
の高さの比率を表し、これにより当該入力文字MOJI
の高さが低いか否かを知ることかできる。
(G3−2)特殊文字候補の選出 入出力処理回路本体11A(第1θ図)の文字切出し回
路11AIは文字パラメータデータDMOJ+に基づい
て、入力文字MOJIが最大長さHLに対して通常の大
きさ及び形状をもっている文字(すなわち通常文字)で
あるか、又は通常の大きさ及び形状をもっていない文字
(すなわち特殊文字)であるかを判定し、入力文字MO
JIが通常文字の場合には当該切り出された文字MOJ
lのイメージ情報をそのまま入力文字消14 S I 
Nとして出力回路11Bを介して大分類処理回路12A
に引き渡す。
かくして文字識別部4は全体として、上述の通常文字に
ついてのパイプライン処理を実行する。
これに対して文字切出し回路11A1は入力文字MOJ
Iが特殊文字であると判定した場合には、文字パラメー
タデータDM。1.を用いて当該入力文字MOJIの特
徴を抽出し、これにより抽出された文字パラメータ特徴
をもつ特殊文字候補を表す特殊文字コードを特殊大分類
辞書11A2から読み出して入力文字消1ustNとし
て出力回路11Bを介して大分類処理回路12Aに引き
渡す。
ここで特殊文字として判定される文字は、「!」、「1
」、「−」、「−」、「−」、「、」、「、」、「・」
、「″」のように、縦長文字、横長文字、小さい文字で
あり、当該形状及び寸法の特徴に加えて、高さ方向及び
幅方向の位置に特徴がある。
そこで文字切出し回路11AIは文字パラメータデータ
D、。Jlのうち、文字パラメータWRT ((24)
式) 、HCNT ((25)式)、HRT((26)
式)を用いて次式 WRTX= −□ X32      ・・・・・・(
27)−+ y L HCNTX=         X32H。
・・・・・・(28) HRTX= −X32      ・・・・・・(29
)Hし のような評価データを形成し、評価データWRTXを用
いて、 WRTX>83              ・・・・
・・ (30)であるとき当該入力文字MOJIは「縦
長文字である」と評価し、かつ評価データHCNTXを
用いて HCNTX>24         ・・・・・・(3
1)であるとき「縦長で左寄りである」と評価し、HC
NTX<12         ・・・・・・(32)
のとき「縦長で右寄りである」と評価し、12≦HCN
TX≦24       ・・・・・・(33)のとき
「縦長で中央寄りである」と評価する。
また文字切出し回路11AIは評価データWRTXに基
づいて、次式 %式%(34) のとき当該入力文字MOJIは「横長文字である」と評
価し、かつ評価データHCNTXを用いてHCNTX>
24             ・・・・・・ (35
)のとき「横長で上方にある」と評価し、HCNTX<
12          ・・・・・・(36)のとき
「横長で下方にある」と評価し、12≦HCNTX≦2
4       ・・・・・・(37)のとき「横長で
中央にある」と評価する。
さらに文字切出し回路11A1は評価データHRTXを
用いて、次式 %式%(38) のとき当該入力文字MOJIは「小さい文字である」と
評価し、かつ評価データHCNTXを用いて HCNTX>24             ・・・・
・・ (39)のとき「小さい文字で上方(縦書きの場
合左方)にある」と評価し、 HCN T X < 14          ・−・
−(40)のとき「小さい文字で下方(′4?i書きの
場合右方)にある」と評価し、 14≦HCNTX≦24       ・・・・・・(
41)のとき「小さい文字で中央にある」と評価する。
文字切出し回路11AIはかかる判定結果に基づいて特
殊大分類辞書11A2から対応する文字コードを選出す
る。
特殊大分類辞書11A2は、(30)弐〜(41)式の
評価基準に基づいて標準の特殊文字を分類して固有の文
字コードを付して予め格納しており、文字切出し回路1
1AIから入力文字MOJIについて(30)式〜(4
1)式の評価結果が得られたとき、当該評価結果に対応
する標準特殊文字コードを文字切出し回路11A1に引
き渡す。
ここで文字切出し回路11AIはイメージ情報INFと
して第13図に示すように、縦書き文字MOJIが入力
されたときには、(28)式及び(29)式について上
述した評価データに代えて次式−+ y L ・・・・・・ (42) を用いる。
上述の文字切出し回路1 lAIによれば、イメージ情
報INFから入力文字MOJIを切り出す際に入力文字
MOJIの文字パラメータを抽出し、この文字パラメー
タに基づいて特殊候補文字の選出をするようにしたこと
により、特殊文字の識別精度を一段と向上させることが
できる。
因に、特殊文字についても大分類処理及び細分類処理の
階層処理を実行するようにすることも考えられるが、特
殊文字についてはべりフエラル特徴よりパラメータ特徴
の方がより特徴を把握し易いために、大分類処理によら
ない方が識別精度が高くなると考えられる。
〔G4〕大分類処理回路12A 大分類処理回路12Aは第12図に示すように、ペリフ
ェラル特徴検出回路21A及び候補文字検索回路21B
を、マイクロコンピュータ構成のCPU21Cによって
プログラムメモリ21Dのプログラムに従って大分類処
理を実行させるような構成を有する。
すなわち入出力処理部11の出力回路11Bに入力文字
情報SINがラッチされたとき、CPU21Cはそのデ
ータをバス21E、データバッファ回路21Fを介して
取り込むと共に、アドレスバッファ回路21G及びコン
トロールバッファ回路21Hを介してプログラムメモリ
21D及びアドレスレコーダ211を制御する。
この実施例の場合、ペリフェラル特徴検出回路21Aは
、 入力文字情報SINから特徴量DCIIII(第4
図)を発生するための変換用ROMを含むハード的な構
成を有し、 入力文字MOJI(第3図)のうち左側文
字部分MOJIA、右側文字部分MOJ1..上側文字
部分MOJIC1下側文字部分MOJIoを取り込んで
それぞれ特徴量DCHIを表す特徴量数値データV A
 L ocwa ((11)弐及び(13)式)に変換
して当該特徴量数値データV A L 11CMIkを
バス21Hに高速度で送出し得るようになされている。
候補文字検索回路21Bは、1つの文字についてペリフ
ェラル特徴検出回路21Aから順次A辺、B辺、0辺、
D辺の特@量数値データV A L DCHIIが送出
されるとこれを取り込んで、各辺ごとに当該特徴量数値
データV A L ocmを有する候補文字を大分類辞
書12B(第10図)から検索する。
第15図において、候補文字検索回路21Bは候補メモ
リ23Aを有する。
候補メモリ23Aは第16図に示すように、すべての認
識対象文字に割り当てられた候補文字コード(この実施
例の場合「0」〜r 4095 Jの数値が候補文字コ
ードとして割り当てられている)をアドレスとする4ビ
ツトのメモリエリアを有する。
各候補文字コードのメモリエリアを構成する第1、第2
、第3、第4ビツトのメモリエリアは、A辺、B辺、0
辺、D辺についての1ビツトの候補表示データCADを
記憶できるようになされ、入出力処理部11(第14図
)から1つの文字についての入力文字消nS+ Nが大
分類処理回路12Aに引き渡されたとき、ペリフェラル
特徴検出回路21AがA辺ないしD辺について求めるこ
とができた特徴量と同じ特ff1ffiをもつ文字があ
ったとき当該文字に割り当てられている候補文字コード
のメモリエリアに論理rlJの候補表示データCADを
書き込むようになされている。
かくしてA辺ないしD辺の候補表示データCADが全て
論理「1」になった候補文字コードのメモリエリアがあ
れば、当該候補文字コードをもつ文字が人力文字と類似
する文字であると判断できるようになされている。
大分類辞書12Bは入力文字情報SINから候補メモリ
23Aのどのメモリエリアに候補表示データCADを書
き込むべきかの判断をする際に用いる大分類辞書データ
I)ctAs、(第17図にA辺について示す)をA辺
ないしD辺に対応するA辺ないしD辺記憶エリア部MI
AないしMIDに格納している。
大分類辞書データD CLA□はヘッダ部データ(D 
HD A T)A及び文字コード部データ(DICDA
T)Aとでなり、ヘッダ部データ(DHDAT)aは、
すべての認識対象文字(候補文字コード「0」〜r 4
095 Jが割り当てられている)がもっている特徴量
数値データVALocm((11)式及び(13)式)
「8」・・・・・・r128 Jごとに、当該特徴量数
値データV A L DCHRを表す特徴コードD1と
、当該特徴量数値データVALocmをもつ文字の数(
すなわち候補数)を表す候補数データD2と、当該候補
数データD2分の文字アドレスが格納されている文字コ
ード部データ(DICDAT)Aの先頭アドレスを表す
辞書アドレスデータD3とを各特徴コードDIごとに1
組ずつ格納しており、特@、量数値データV A L 
DCMRがペリフェラル特徴検出回路21Aにおいて検
出されたとき、その特徴量数値データVALDCHII
によって直接特徴コードDiが格納されているアドレス
をアクセスできると共に、当該特徴コードD1と組み合
わされている候補数データD2及び辞書アドレスデータ
D3を読み出し得るようになされている。
文字コード部データ(D [CD A T)Aは、候補
文字コード「0」〜r 4095 Jが付された409
6個の文字を、A辺ペリフェラル特徴のうち特徴コード
D1を共通にする文字を1組ずつグループ分けして、一
連のアドレス「0」〜r 4095 Jが付されたメモ
リエリアに格納する。
かくして文字コード部データ(DICDAT)Aに格納
されている候補文字コードDoは、当該候補文字コード
が割り当てられている文字のうちA辺ペリフェラル特徴
がもっている特徴量DCMIを表すような特徴量数値デ
ータVALDCMIIをペリフェラル特徴検出回路21
Aから候補文字検索回路21Bに入力することによって
読み出すことができる。
例えば第1番目の特徴コードDi(=r8J)を表す特
徴量数値データVALDCHIIを候補文字検索回路2
1Bに人力すれば、候補文字検索回路21Bは、文字コ
ード部データ(D I CDAT)aとして辞書アドレ
スデータD3(=rOj)によって指定される先頭アド
レス「0」番地から候補数データD2 (= r143
 J)個の候補文字コードDOが格納されているメモリ
エリア、すなわち終端アドレスr142 J番地までの
メモリエリアの候補文字コードDoをアクセスすること
ができる。
このようにして入力文字情報SINの文字が表す特徴に
対応する候補表示データCADを候補メモリ23Aに書
き込む際の処理手順は、第16図に示すように、ペリフ
ェラル特徴検出回路21AからA辺ないしD辺について
得られる特@量数値データ(V A L oco*) 
A〜(V A L DCHR) Dによって大分類辞書
データI)ctassのうちヘッダ部データ(D HD
 A T)A〜(DHDAT)。をアクセスすることに
よって特徴量数値データ(V A L oco*) A
〜(V A L oco*)oに対応する特徴コードD
I、候補数データD2、辞書アドレスデータD3を指定
できる。
かくしてこのヘッダ部データ(D HD A T ) 
hの特徴コードD1を用いて文字コード部データ(DI
CDAT)A〜(DICDAT)oをアクセスすること
により、結局入力文字情報SINの特徴と同じ特徴をも
つ文字に割り当てられた全ての候補文字コードDOを大
分類辞書データDcLAs!からA辺ないしD辺ごとに
読み出すことができる。
かくして読み出された候補文字コードDOは、候補メモ
リ23Aのアドレス情報として用いられ、候補メモリ2
3Aのうち、アクセスされた候補文字コードDOを有す
るメモリエリアにA辺ないしD辺ごとに論理「1」の候
補表示データCADを書き込むことができる。
このような機能は第15図に示す構成の候補文字検索回
路21Bによって実現できる。
第15図において、大分類辞書12Bは候補文字コード
分類記憶エリアMlと、ワークエリアM2と、候補文字
読取リアドレス記憶エリアM3と、特殊文字コード記憶
エリアM4とを有する。
候補文字コード分類記憶エリアM1はA辺、B辺、0辺
、D辺について第17図について上述した大分類辞書デ
ータI)cLAssを記憶する記憶エリア部MIA、M
IBSMIC,MIDを有し、ペリフェラル特徴を表す
辺及び特徴コードD1を指定することにより、対応する
候補文字コードDOをデータDATA2として候補メモ
リ23Aに送出し得るようになされている。
すなわちペリフェラル特徴検出回路21Aから例えば第
17図に示すように、特徴コード「8」を表すA辺の特
徴検出データDATA lが到来したとき、これをアド
レスバッファ回路23Bを介してアドレスデータADD
R1として取り込むことにより、候補文字コード分類記
憶エリアM1のA辺の記憶エリア部MIAに格納されて
いるヘッダ部データ(D HD A T)Aの特徴コー
ドD1のうち第1番目の組の特徴コードDi(=r8J
)がアクセスされる。
このとき大分類辞書12Bは当該第1番目の組の候補数
データD2 (= r143 J )及び辞書アドレス
データD3(=rOJ)のデータをアドレスバッファ回
路23Cを介して出力データDATAとして動作回数カ
ウントレジスタ23D及び先頭7ドレスレジスタ23B
に書き込む。
このとき動作回数カウントレジスタ23Dには候補数デ
ータD2 (= r143 J )がセットされたこと
により、そのカウント出力によってコントロール回路2
3Fがタイミング発生回路23Gの出力に基づいて制御
信号S1を送出することにより、候補文字検索回路21
Bの検索動作を全体として開始させる。
このとき先頭アドレスレジスタ23Hの記憶内容、すな
わち辞書アドレスデータD3(=rOJ)が候補文字コ
ード分類記憶エリアM1のA辺記憶エリア部MIAの文
字コード部データ(D I CDAT)aの第0番地の
メモリエリアをアクセスする。
ここで第0番地のメモリエリアには候補文字コードDO
(−r67J)  (第17図)が格納されていること
により、これがアクセスデータDATA2として候補メ
モリ23Aに送出され、かくして候補メモリ23A(第
16図)の「67」番地をアクセスする状態になる。
ところが現在A辺のペリフェラル特徴についての検索動
作をしているので、コントロール回路23Fは制御信号
Slに含まれる辺選択信号HENとしてA辺を指定する
信号を送出しており、これがゲート回路23H1バスバ
ツフア回路231を介して候補メモリ23AのA辺メモ
リエリアを指定していることにより、結局候補メモリ2
3Aの「67」番地のA辺のメモリエリアに論理「1」
の候補表示データCADが書き込まれることになる。
かかる動作が終了すると、動作回数カウントレジスタ2
3Dはデクリメント動作をしてカウント内容がr143
 Jになると共に、先頭アドレスレジスタ23Eがイン
クリメント動作してアドレスデータA D D R4と
して文字コード部データ(DICD A T)aの第1
番地のメモリエリアをアクセスする状態に切り換わる。
   。
このとき文字コード部データ(D I CDAT)Aの
第1番地のメモリエリアに格納されている候補文字コー
ドDo  (= r241 J )がアクセスデータD
ATA2として候補メモリ23Aに送出され、かくして
候補メモリ23Aの第241番地かつA辺のメモリエリ
アをアクセスすることにより当8亥メモリエリアに論理
「1」の候補表示データCADを書き込む。
かかる書込み動作が終了すると、上述の場合と同様にし
て動作回数カウントレジスタ23Dがデクリメント動作
をすると同時に先頭アドレスレジスタ23Eがインクリ
メント動作することにより、次に文字コード部データ(
D I CDAT)Aの第3番地のメモリエリアをアク
セスする制御状態に切り換わる。
以下同様にして、候補文字コード分類記憶エリアM1の
A辺記憶エリア部MLAに格納されている文字コード部
データ(DICDAT)Aのうち、第1IJ1に含まれ
る143個の候補文字コードDOが順次読み出されて候
補メモリ23Aに対するアクセスデータDATA2とし
て用いられる。
やがて文字コード部データ(DICDAT)Aの第1番
目の組に含まれる143個の候補文字コードDOのアク
セス動作が全て終了すると、動作回数カウントレジスタ
23Dのカウント内容が0になることにより、当該処理
動作を終了したことになり、このときコントロール回路
23Fは候補文字検索回路21Bを全体として次のデー
タDATAIが到来するのを待ち受ける状態になる。
これに加えて大分類処理回路12Aは、続いてB辺、0
辺、D辺についてのペリフェラル特徴を表す特徴量数値
データV A LnHc*がデータDATA1として到
来するごとに、大分類辞書12Bはこれをアドレスバッ
ファ回路23Bを介してアドレスデータADDR1とし
て取り込むことにより、B辺、0辺、D辺記憶エリア部
MIB、MIClMLDに格納されている大分類辞書デ
ータDcLA!、に基づいて候補メモIJ 23 Aの
候補文字コードDOをヘッダ部データ(DHDAT)s
、(DHDAT)い (D HD A T)nによって
文字コード部データ(DICDAT)い (DICDA
T)い(DICDAT)oを読み出してこれを候補メモ
リ23Aに対するアドレスデータとして与えることによ
り、B辺、0辺、D辺の対応するメモリエリアに論理「
1」の候補表示データCADを書き込むような動作が操
り返される。
このような動作が終了したとき、1つの文字の4辺につ
いてのペリフェラル特徴をもつ候補文字の全てが、各辺
ごとに検索されたことになり、A辺ないしD辺の全てに
ついて候補表示データが書き込まれている候補文字コー
ドDOの文字が、4辺の全てについて候補文字と判定さ
れたことを意味し、従ってA辺ないしD辺の全てのメモ
リエリアについて論理「1」の候補表示データCADを
候補メモリ23Aから読み取って大分類辞書12Bのワ
ークエリアM2に書き込むような動作を候補文字検索回
路21Bが実行する。
すなわち当該読取りモードにおいては、大分類辞書12
Bの候補文字読取リアドレス記憶エリアM3に記憶され
ている読取リアドレスのうち、候補メモリ23Aの最後
の番地(この場合4095番地)+1の数値(=409
6)を動作回数カウントレジスタ23Dにセットすると
共に、候補文字読取りアドレス記憶エリアM3の先頭ア
ドレスを先頭アドレスレジスタ23Eにセットする。
このときコントロール回路23Fは全体として候補文字
検索回路21Bの読取り動作を開始させ、先1頂アドレ
スレジスタ23Eから送出されるアドレスデータADD
Rlによって候補文字読取りアドレス記憶エリアM3の
先頭アドレスの71ルスデータ(この場合第O番地)を
候補メモリ23Aに対するアクセスデータDATA2と
して送出する。
このとき候補メモリ23AはA辺かつ第0番地のメモリ
エリアに書き込まれている候補表示データCADを読出
しデータDATA4として読み出してフリップフロップ
回路23Jに一時記憶させ、その出力データをオール「
1」検出回路23Kに与えることにより、A辺ないしD
辺のデータの全てが論理rlJであるか否かを検出する
このフリップフロップ回路23Jの出力データはゲート
回路23H、パスバッファ回路23+を介してフリップ
フロップ回路23Jの入力側にフイードバックすること
により保持される。
ここでオールr l J 検出回路23KからA辺ない
しD辺の4ビツトの候補表示データが全て1であること
を表す論理「1」の検出信号S3が得られたとき、コン
トロール回路23FはアクセスデータDATA2をラッ
チ回路23Lにラッチすると共に、そのラッチ出力DA
TA5をワークエリアM2の先頭アドレスに書き込ませ
ると共に、動作回数レジスタ23Dをデクリメント動作
させかつ候補カウントレジスタ23Mをインクリメント
動作させる。
これに対してオールrlJ検出回路23にの検出信号S
3がオール「1」ではないことを表す状態(すなわち論
理「0」)になると、コントロール回路23Fはアクセ
スデータDATA2をワークエリアM2に読み取ること
なく次のステップに進む。
かくして候補メモリ23Aの先頭アドレスの読取り動作
が終了すると、動作回数カウントレジスタ23Dがデク
リメント動作すると共に先頭アドレスレジスタ23Eが
インクリメント動作することにより、候補文字読取りア
ドレス記憶エリアM3の次のアドレスに格納されている
読取りアドレス(すなわち第1番地)がアクセスデータ
DATA2として候補メモリ23Aに送出され、かくし
て候補メモリ23Aの第1番地に書き込まれている人通
ないしD辺の候補表示データCADがオール「1」検出
回路23Kに読み出される。
このとき検出信号S3がオール「1」であることを検出
すると、コントロール回路23FはアクセスデータDA
TA2をラッチ回路23Lを介してワークエリアM2の
次のアドレスのメモリエリアに書き込むと共に、動作回
数レジスタ23Dをデクリメント動作させかつ候補数カ
ウントレジスタ23Mをインクリメント動作させる。
以下同様にして、動作回数カウントレジスタ23Dのカ
ウント内容が0になるまで、上述の動作が操り返され、
これにより候補メモリ23Aの全てのアドレスに書き込
まれている候補表示データCADが順次オールrlJ検
出回路23Kに読み出され、オール「1」のとき当工亥
アクセスデータ(従って候補文字コードDo)がワーク
エリアM2に読み取られる。
このようにして候補メモリ23Aの全てのアドレスにつ
いて候補表示データの読取り動作が終了したとき、ワー
クエリアM2にはA辺ないしD辺の全てについて候補表
示データCADが書き込まれていたアドレス(従って候
補文字コードDO)が格納されると同時に、候補数カウ
ントレジスタ23Mに候補文字数を表すデータが保持さ
れることになる。
このようにして1つの入力文字についての大分類処理が
終了し、 大分類辞書12BのワークエリアM2に読み
取られた候補文字コードDoが順次出力回路12A2に
読み出されて候補文字情報S CAl1として標準パタ
ーンセット回路13B(第10図)に引き渡されると共
に、候補数カウントレジスタ23Mのカウント内容が候
補文字数情報S、。、として出力回路12A3を介して
判定処理回路本体14A(第10図)に引き渡される。
この状態になると大分類処理回路12Aは全体として次
の人力文字消ll5INが到来するのを待ら受ける状態
になり、新たな入力文字情報SINが到来すればこれに
ついて上述の場合と同様の大分類処理を直ちに他の回路
部分とは独立して実行する。
以上の構成の大分類処理回路12Aによれば、候補メモ
リ23Aを用いて人通ないしD辺のペリフェラル特徴を
表す候補表示データCADを各辺ごとに書き込んで行き
、A辺ないしD辺の全てに候補表示データが得られたメ
モリエリアに割り当てたアドレスを候補文字コードDO
として読み取るようにしたことにより、動作速度が速い
ハード的構成を組み合わせながら高速度で大分類処理を
実行し得るような大分類処理回路を実現できる。
かくするにつき、大分類辞書12Bをヘッダ部データ(
DHDAT)A〜(D HD A T ) 、と、文字
コード部データ(D I CD A T)A〜(DIC
DAT)。に分けるような構成にし、ペリフェラル特徴
を表す特徴量数値データVALIIM。を直接ヘッダ部
データ(D、HD A T)A〜(D HD A T)
oの特徴コードD1の指定データとして用いるようにし
たことにより、節易なデータ構成によって複数の候補文
字コードDoを容易に読み出すことができる。
また、共通の特徴コードDIを有する候補文字の候補数
データD2及び文字コード部データ(DICDAT)A
〜(D I CD A T)oの先頭アドレスを表す辞
書アドレスデータD3をヘッダ部データ(D HD A
 T)A〜(D HD A T)Dとして用いて文字コ
ード部データの候補文字コードDOを読み出すようにし
たことにより、比較的単純な構成によって確実に多数の
候補文字コードDoを1つずつ順次送出することができ
る。
〔G5〕細分傾識別部13 (G5−1)全体の構成 細分類識別部13は第18図に示すように、大分類処理
回路12Aから候補文字JI¥!報S CAl1を標準
パターンセット回路13Bに受けた時、細分類辞書13
CのX方向辞書部13c1及びY方向辞書部13C2か
ら候補文字情報S CADによって指定されたX方向及
びY方向標準文字パターンをその順序で順次読み出して
標準パターンセット回路13Bにセットする。
標準文字パターンは24ライン×24ドツト分のドツト
情報でなり、2本のライン分すなわち偶数ライン及び奇
数ラインのドツト情報がそれぞれストローク抽出回路部
33の偶数ライン及び奇数ラインストローク抽出回路部
33A及び33Bに設けられているストローク検出回路
33AO及び33BOに取り込まれる。
これに対応するように、細分類識別部13は、正規化処
理回路13Aにおいて24ライン×24ドツトに正規化
された入カバターンデータDP7INの偶数ライン及び
奇数ラインのドツト情報を偶数及び奇数ラインストロー
ク抽出回路部33A及び33Bのストローク検出回路3
3A1及び33B1に取り込む。
偶数ラインストローク検出回路33AO及び33A1は
標準文字パターン及び入力文字パターンの対応する偶数
ラインに含まれるストロークをそれぞれ抽出し、パター
ンマツチング回路部41の偶数ラインパターンマツチン
グ回路部41Aに設けられているストローク中心座標及
びストローク幅検出回路部41AIO及び41A20に
おいてストローク中心座標及びストローク幅を検出し、
ストローク中心座標及びストローク幅一致検出回路部4
1AOR及び41AOIにおいて標準文字パターン及び
入力文字パターンについて一致を検出する。
奇数ラインストローク検出回路33BO及び33B1は
同様にして奇数ラインに含まれるストロークを抽出し、
ストローク中心座標及びストローク幅検出回路部41B
10及び41B20において検出されたストローク中心
座標及びストローク幅の一致が一致検出回路部41BI
R及び41BIIにおいて検出される。
偶数ライン及び奇数ラインの一致検出出力は標準文字パ
ターン残差演算回路部45Rにおいて標準文字パターン
を基準にしたパターンの消去に用いられ、また人力文字
パターン残差演算回路部45■において人力文字パター
ンを基準にしたパターンの消去に用いられる。
かくして標準文字及び入力文字パターン残差演算回路部
45R及び451から得られる残差データDEL1が出
力回路13 E’2及びl 3E3から判定処理回路本
体14Aに引き渡される。
(G5−2)標準パターンセット回路13B標準パター
ンセツト回路13Bは第19図に示すように、マイクロ
コンピュータ構成のCPU31Aを有し、コントロール
バッファ回路31Bによってプログラムメモリ31C及
びアドレスデコーダ31Dを制御すると共に、アドレス
バッファ回路31Eを通じてプログラムメモリ31C及
びアドレスデコーダ31Dにアドレスデータを供給する
ことにより、データの処理を実行する。
すなわちCPU31Aはコントロールバッファ回路31
Bを介して大分類処理回路12Aの出力回路12A2及
びフラグレジスタ31Fを制御することによって大分類
処理回路本体12A1から出力回路12A2にラッチさ
れる候補文字情報S CADをバス31G、データバッ
ファ回路31Jを介して内部に取り込むと共に、コント
ロールバッファ回路31Bを介してアドレスカウンタ3
1トIを制御することによって細分類辞書13Cに格納
されているX方向及びY方向標準パターン辞書部13C
1及び13C2から標準パターンデータD 、T、丁を
読み出してシフトレジスタ311に偶数ライン及び奇数
ラインのドツト情報として書き込むようになされ、これ
を細分類処理回路本体13Elから与えられるシフト制
御信号CIROによって1ライン23ビツト分の並列デ
ータでなるラインデータ情報QRDOとして送出し得る
ようになされている。
(C,5−3’)入カバターンセット回路13D入カバ
ターンセット回路13Dは、第20図に示すように、第
19図の標準パターンセット回路13Bと比較して、細
分類辞書13Cを読み出すためのアドレスカウンタ31
Hがないことを除いて標準パターンセット回路13Bと
ほぼ同様の構成を有する。
従って第18図において、第17図との対応部分に同じ
アルファベット文字を付して示す。
(G5−4)ストローク抽出回路部33標準パターンセ
ツト回路13B及び入カバターンセット回路13Dのシ
フトレジスタ311 (第19図)及び321 (第2
0図)にセットされたラインデータQRDO及びQID
Oは、第21図に示す細分類処理回路本体13E1のス
トローク抽出回路部33の偶数ライン及び奇数ラインス
トローク抽出回路部33A及び33Bに1ラインずつ取
り込まれる。
偶数ライン及び奇数ラインストローク抽出回路部33A
及び33Bは、互いに同じ回路構成を存し、従って第2
1図においては、偶数ラインストローク抽出回路部33
Aについて詳細構成を示す。
偶数ラインストローク抽出回路部33Aは第22図(A
)及び(B)に示すように、回路クロックCLOCKに
基づいて標準パターンセット回路13Bのシフトレジス
タ311及び入カバターンセット回路130のシフトレ
ジスタ321と協調動作しながらラインデータを取り込
んで行(ことにより、各ラインに含まれている黒字文字
のストロークの長さ(すなわち連続するドツトの長さ)
を抽出してその座標を表す標準パターン座標データRA
DDQ及び入カバターン座標データ5ADDoを形成す
る。
標準パターンセット回路13Bのシフトレジスタ311
は、アドレスデコーダ31D(第19図)において形成
されるロード信号RLDOO及びRLDOI  (第2
2図(A)及び(B))が発生したとき、ロード信号R
LDOOによって2,4ドツトのドツトデータのうち上
位16ビツトのドツトデータをシフトレジスタ311に
ロードし、続いて生ずるロード信号RLDO1によって
下位8ビウトのロードデータをシフトレジスタ311に
ロードする。
このロード信号瓦τ]「「酊及び1工]「「丁はストロ
ーク抽出回路部33Aのイネーブルフラグ回路34A(
フリップフロップ回路でなる)にセット信号として与え
られ、これによりイネーブルフラグ回路34Aから第1
のロード信号RLDOOが発生した後筒2のロード信号
RLDO1が発生したことを条件として、論理rHJレ
ベルに立ち上がるイネーブルフラグ信号HDENRを送
出する。
このイネーブルフラグ回路34Aはストローク抽出回路
部33がそのストローク抽出動作を終了したとき発生す
るラインデータ取込み終了信号LENDをリセット信号
として受けることにより、リセットされる。
このイネーブルフラグ信号HDENRはアンド回路34
Bに与えられ、シフト制御信号CIRO(第22図(A
)及び(B))を論理rHJレベルに立ち上げる。
この論理rH」レベルのシフ上制御信号CIROは、標
準パターンセット回路13Bのシフトレジスタ311に
シフト許容信号として与えられ、このときシフトレジス
タ311は回路クロックCLOCKによって、その1周
期ごとにドツトデータを1ドツトずつラインデータQR
DO(第20図(A)及び(B))として送出させる。
このラインデータQRDOはフリップフロップ回路構成
の協調動作回路34Cにセット信号として与えられる。
協調動作回路34Cは、ラインデータQRDOが論理「
1」レベルから論理「0」レベルに遷移したとき、セッ
ト動作するように構成され、このとき出力端に論理「1
」レベルに立ち上がる協調動作信号RDSR(第22図
(A)及び(B))を送出するようになされている。
この協調動作信号RDSRは、インバータ34Dにおい
て反転されてアンド回路34Bに供給され、これにより
イネーブルフラグ信号HDENRが論理「1」レベルに
立ち上がった後、ラインデータQRDOが論理「1」レ
ベルのドツトから論理「0」レベルのドツトに移るまで
の間協調動作信号RDSRが論理「0」レベルになって
いることにより、シフト制御信号CIROを論理「1ル
ベルに維持し、かくしてシフトレジスタ311からライ
ンデータQRDOを送出し続ける。
これに対してラインデータQRDOのドツトデータカS
A理r I Jレベルから論理rOJレベルに立ち下が
ったときシフ) 1ill <B信号CIROを論理「
0」レベルに立ち下げることにより、シフトレジスタ3
11のシフト動作を停止させるようになされている。
かくして時点t0においてロード信号RLD。
■が発生した後イネーブルフラグ信号HDENRが論理
「1」レベルに立ち上がった時点t、においてシフトレ
ジスタ311がシフト動作をすることにより、順次取り
込まれるラインデータQRDOが一旦論理rlJに遷移
した後(最初の文字部のドツトを走査した時点を表す)
論理「0」レベルに立ち下がる(文字部の終了点を意味
する)時点り、において、シフトレジスタ311のシフ
ト動作を停止させることになる。
この実施例の場合標準パターンセット回路13Bから次
式 %式% のように、第2ビツトないし第4ビツトの間、第7ビツ
ト、第9ビツトないし第11ビツトの間・・・・・・に
黒字文字のストロークをもつデータが入力されており、
従って第22図(A)の時点1.においてシフトレジス
タ311がシフト動作を開始することにより、最初の回
路クロックCLOCKによって第0番目のビットのデー
タ「0」が送出された後、第1ビツトから第2ビツトに
移ったときのタイミングでラインデータQRDOが論理
「O」から論理rlJに立ち上がり、第4ビツトから第
5ビツトに移るとき論理「1」から論理「0」に立ち下
がり、第6ビツトから第7ビツトに移るとき論理「0」
から論理「1」に立ち上がり、第7ビツトから第8ビツ
トに移るとき論理「1」から論理「0」に立ち下がり、
第8ビツトから第9ビツトに移るとき論理「0」から論
理「1」に立ち上がり、第11ビツトから第12ビツト
に移るとき論理「1」から論理「0」に立ち下がり・・
・・・・ような論理レベルの変化を呈することにより、
論理「0」から論理rlJへ立ち上がった時点がストロ
ークの始点を表し、その後論理rlJから論理「0」に
立ち下がったタイミングがストロークの終点を表してい
る。
このストロークの始点及び終点は、標準パターン始点終
点検出回路部33Dにおいて検出される。
標準パターン始点終点検出回路部33Dはフリップフロ
ップ回路構成のストローク検出回路37Aを有し、ライ
ンデータQRDOを受けてそのデータが論理「0」から
論理「1」に立ち上がったとき回路クロックCLOCK
のタイミングでセット動作し、その後ラインデータQR
DOが論理「1」から論理「0」に立ち下がったとき回
路クロックCLOCKのタイミングでリセット動作する
かくしてストa−り検出回路37Aの出力端には、第2
2図(A)及び(B)に示すように、ラインデータQR
DOが論理「0」から論理「1」に立ち上がった時点t
2のタイミングにおいて論理rOJから「1」に立ち上
がるストローク検出信号REFを送出する。このストロ
ーク検出信号REFは、その後ラインデータQRDOが
論理「l」から「0」に立ち下がった時点t、のタイミ
ングにおいて論理rlJから「0」に立ち下がる。
かくして時点ttxt、の間論理「1」に立ち上がるス
トローク検出信号REFによって第1番目の文字部のス
トロークを表すことができる。
ストローク検出信号REFはそれぞれフリップフロップ
回路で構成される始点検出回路37B及び終点検出回路
37CにラインデータQRDOと共に与えられ、ストロ
ーク検出信号REFが論理「1」レベルに立ち上がった
とき始点検出回路37Bからlクロック周期の間論理r
lJに立ち上がる始点検出信号RRGτTTを発生し、
またストローク検出信号REFが論理「0」に立ち下が
った時点t、において終点検出回路37Cから1クロッ
ク周期の間論理「1」に立ち上がる終点検出信号−RR
GLで]−を送出する。
シフト制御信号CIROは標準パターンアドレスカウン
タ34Dに与えられ、シフト制御信号CIROが論理r
lJのとき標準パターンアドレスカウンタ34Dはシフ
トレジスタ311がラインデータQRDOを1ビツトず
つ送出したときこれと同期して回路クロックCLOCK
をカウント動作することにより、当該送出さた標準パタ
ーンデータのビットアドレス(従って1ラインに含まれ
る24ドツトの位置座標)を表す標準パターン座標デー
タRADDOを送出する。
奇数ラインストローク抽出回路部33Bからも同様にし
て標準パターン座標データRADDIが送出される。
入カバターンラインストローク抽出回路部33Alは、
標準パターンについてのラインデータQRDOのデータ
処理系と同様の処理系を有し、対応部分に同様のアルフ
ァベット文字を付して示すように、ロード信号ILDO
O及び了1]Y「丁を受けるイネーブルフラグ回路35
Aから得られるイネーブルフラグ信号HDENIをアン
ド回路35Bを介してシフト制御ll信号Cll0とし
て入カバターンシフトレジスタ321及び入カバターン
アドレスカウンタ35Dに送出すると共に、シフトレジ
スタ321のラインデータQIDOに基づいてta調動
作回路35Cから得られる協調動作信号ID5Rをイン
バータ35Bを介してアンド回路35Bに与えるように
なされている。
かくして入カバターンセット回路13Dから第22図(
A)及び(B5に示すように次式%式% のようなビット配列のラインデータQIDOがシフトレ
ジスタ32!から送り込まれてきたとき第22図(A)
及び(B)において標準パターンデータ処理の際に用い
られたロード信号−r工]丁丁子方ないしvA調動作信
号RDSRに対応させて示すロード信号ILD子方ない
しI DSRによって示すように、ロード信号ILDO
O及び−「I]yで]−によってシフトレジスタ321
にセットされた1ライン分のラインデータQI DOに
基づく処理ヲ実行する。
標準パターン側協調動作信号RDSR及び入カバターン
側協調動作信号I DSRはアンド回路36Aに与えら
れ、そのアンド出力をリセットパルス発生回路36Bに
与える。
リセットパルス発生回路36Bは、アンド回路36Aの
アンド出力が論理「1」になったとき、第22図(A)
及び(B)に示すように、遅延時間DLが経過した後所
定の時間幅DLRだけ論理rLJレベルに立ち下がるリ
セットパルスQDSRを発生し、これを標準パターン側
及び入カバターン側協調動作回路34C及び35Cにリ
セット信号として与えることにより、当該リセット信号
QDSRが論理rlJレベルに立ち上がったタイミング
で協調動作回路34C及び35Cをリセット動作させる
かくして協調動作回路34C及び35Cがリセット動作
をすると、協調動作信号RDSR及びID5Rが同時に
論理rLJレベルに立ち下がることにより、当該立下り
がインバータ34E、アンド回路34Bを介してシフト
制御信号CIROを論理rHJレベルに立ち上げること
によりシフトレジスタ311及び標準パターンアドレス
カウンタ34Dをシフト動作及びカウント動作させると
同時に、インバータ35E、アンド回路35Bを介して
シフト制御信号Cll0を論理「1」レベルに立ち上げ
ることによりシフトレジスタ321及び入カバターンア
ドレスカウンタ35Dをシフト動作及びカウント動作を
開始させる。
かくして偶数ラインストローク抽出回路部33Aの標準
パターンデータ処理系及び入カバターンデータ処理系が
同時に次の文字部のストローク抽出動作に入る。
かかる構成に加えてリセットパルス信号QDSRは、偶
数ラインデータ取込み終了信号発生回路36Cに与えら
れる。偶数ラインデータ取込み終了信号発生回路36C
は、標準パターン座標データRADDO及び入カバター
ン座標データIADDOと共に、当該偶数ラインについ
てのストロークの検出動作が終了したとき(すなわちア
ドレスが「24」になったとき)第22図(A)及び(
B)に示すように、論理rHJレベルに立ち上がる偶数
ラインデータ取込み終了信号CHAENDを発生し、こ
れをラインデータ取込み終了信号発生回路部33Cに送
出する。
ラインデータ取込み終了信号発生回路部33Cは、奇数
ラインストローク抽出回路部33Bから奇数ラインデー
タ取込み終了信号CHBEND (第22図(A)及び
(B))が与えられるのを待ち受けて、偶数ライン及び
奇数ラインデータ取込み終了信号CHAEND及びCH
BENDが共に得られたとき、第22図(A)及び(B
)に示すように、所定の区間の間論理rLJレベルに立
ち下がるラインデータ取込み終了信号LENDを発生す
る。
このラインデータ取込み終了信号LENDは、標準パタ
ーン側協調動作回路34C及びイネーブルフラグ回路3
4Aと、入カバターン側協調動作回路35C及びイネー
ブルフラグ回路35Aにリセット信号として与えられ、
これにより偶数ラインストローク抽出回路部33Aが全
体として次のラインのラインデータを取り込むための待
受は動作状態になる。
協調動作回路34C及び35Cにはパターンマツチング
回路部41からストローク中心点比較出力IER及びR
ERが与えられ、これにより第7図について上述したパ
ターンマツチング動作をなし得るようになされている。
入カバターン始点終点検出回路部33Eは、標準パター
ン始点終点検出回路部33Dと同様の構成を有し、それ
ぞれラインデータQIDOに基づいてストローク検出回
路38Aにおいてストローク検出信号IEFを発生して
始点構出信号IRGLOO及び終了検出信号IRGLO
Iを発生する。
かくして標準パターン及び入カバターン始点終点検出回
路部33D及び33Eにおいて形成された終点検出信号
RRGLOO,IRGLOO及び終点検出信号■百τ丁
TT、I百百τ子方は、それぞれ第23図に示すパター
ンマツチング回路部41に対してパターンマツチング動
作制御信号として与えられる。
(G5−5)パターンマッチング回路部41パターンマ
ツチング回路部41は第23図に示すように、標準パタ
ーン座標データRADDO及び入カバターン座標データ
I ADDOをそれぞれ受ける偶数ラインパターンマツ
チング回路部41Aと、標準パターン座標データRAD
D 1及び入カバターン座標データIADDIを受ける
奇数ラインパターンマツチング回路部41Bとを有する
(第18図)。なお第21図において、奇数ラインパタ
ーンマツチング回路部41Bは偶数ラインパターンマツ
チング回路部41Aと全(同じ構成を有するので、図示
説明を省略する。
標準パターン座標データRADDOは始点アドレスレジ
スタ42A及び終点アドレスレジスタ42Bに与えられ
、標準パターン始点終点検出回路部33D(第21図)
から得られる始点検出信号RRGLOO及び終点検出信
号RRGLOIを受けたときその立上りによって始点ア
ドレスレジスタ42A及び終点アドレスレジスタ42B
に書き込む。
なお第22図(A)及び(B)において、始点検出信号
RRGLOOの立上り時点及び終点検出信号RRGLO
Iの立上り時点がラインデータQRDOの論理レベルが
切り換わるアドレスデータのクロック周期のうちの最後
の時点で立ち上がるようなタイミングになるように図示
されているが、実際上標準パターンアドレスカウンタ3
4Bにおけるアドレスデータの切換わりは遅れるので、
始点アドレスレジスタ42A及び終点アドレスレジスタ
42Bにはラインデータに変化が生じたときのアドレス
データを判定した状態で始点アドレスレジスタ42A及
び終点アドレスレジスタ42Bにラッチすることができ
る。
始点アドレスレジスタ42A及び終点アドレスレジスタ
42Bにラッチされた始点アドレス及び終点アドレスは
、ストローク中心座標検出回路42C及びストローク幅
検出回路42Dに与えられる。
ストローク中心座標検出回路42C及びストローク幅検
出回路42Dはそれぞれ変換ROMで構成され、その変
換出力DI+及びDl!をそれぞれストローク中心座標
比較回路43A及びストローク幅比較回路43Bに第1
の比較入力として与えられる。
これに対して入カバターン座標データIADDOは同様
にして始点アドレスレジスタ44A及び終点アドレスレ
ジスタ44Bに入カバターン始点終点検出回路部33E
から得られる始点検出信号IRGLOO及びIRGLO
Iによってラッチされ、 そのラッチ出力が変換ROM
構成のストローク中心座標検出回路44C及びストロー
ク幅検出回路44Dにおいてストローク中心座標データ
DH及びストローク幅データD、がストローク中心座標
比較回路43A及びストローク幅比較回路43Bに第2
の比較入力として与えられる。
ストローク中心座標比較回路43Aは標準パターン側の
ストローク中心座標データD11と、入カバターン側の
ストローク中心座標データD21が一致したとき、論理
「1」レベルの一致横出信号EQLCを発生してアンド
回路43Cに送出する。
この実施例の場合ストローク中心座標比較回路43Aは
、入力データの差が所定のスレショルドレベルの範囲内
に入るか否かを判定し、肯定結果が得られたとき一致検
出信号EQLCを送出する。
ストローク幅比較回路43Bは標準パターン側ストロー
ク幅データ[)+1と、入カバターン側ストローク幅デ
ータD!!が一致したとき論理「1」レベルに立ち上が
る一致検出信号EQLWを発生し、これをアンド回路4
3Cに与える。
この実施例の場合ストローク幅比較回路43Bは、入力
データの差が所定のスレショルド範囲に入るか否かを判
定し、肯定結果が得られたとき一致検出信号EQLWを
得るようになされている。
アンド回路43Cのアンド出力は、論理「1」レベルに
なったとき、イレーズ制御信号5ERAとして標準文字
パターンストローク消去回路43D及び入力文字パター
ンストローク消去回路43已に与えられる。
標準文字パターンストローク消去回路43Dは始点アド
レスレジスタ42Aにラッチされた始点アドレスデータ
及び終点アドレスレジスタ42Bにラッチされた終点ア
ドレスデータを入力データとして受け、論理「l」レベ
ルのイレーズ制御信号5ERAが与えられたとき、始点
アドレス及び終点アドレス間のタイミングで論理「0」
の出力を送出し、これに対してイレーズ制御信号5ER
Aが論理「0」レベルのとき始点アドレス及び終点アド
レスのタイミングで論理「1」データを出力する。
かくして標準文字のストロークを基準にして入力文字パ
ターンと一致する位置及び幅を有するストロークが入力
文字パターンにあるとき、当該入力文字パターンのスト
ロークによって標準文字パターンのストロークを消去す
ることができる。
これに対して位置又は幅のいずれかにおいて一致しない
ストロークが入力文字パターンに含まれていない場合に
は、標準文字パターンストローク消去回路43Dは入力
データに相当するストロークのデータを標準文字消去パ
ターンデータ形成回路43Fから標準文字消去パターン
データREFAとして送出する。
入力文字パターンストローク消去回路43Eは、消去対
象となるストロークが、始点アドレスレジスタ44A及
び終点アドレスレジスタ44Bにラッチされた始点アド
レスデータ及び終点アドレスデータであることを除いて
、標準文字パターンストローク消去回路43Dと同様に
構成され、かくして入力文字消去パターンデータ形成回
路43Gから入力文字消去パターンデータINAを得る
ことができる。
この実施例の場合標準文字消去パターンデータ形成回路
43Fは加算出力を入力端にフィードバックすることに
よりダイナミックに記憶するレジスタ回路43F1を有
し、標準文字パターンストローク消去回路43Dから消
去データを受けたとき、対応座標のデータを書き換えた
後その結果を標準文字消去パターンデータREFAとし
て送出すると共にこれをダイナミックに記憶するように
なされている。
かくして始点アドレスレジスタ42A及び終点アドレス
レジスタ42Hに1ライン分のデータのうちに複数のス
トロークが生じた場合に、当該ストロークの座標位置に
消去されなかったストロークデータを生じさせるように
なされている。
入力文字消去パターンデータ形成回路43Gも同様のレ
ジスタ回路43G1を有する。
以上の構成に加えて、パターンマツチング回路部41に
はストローク中心座標検出回路42C及び44Cの送出
出力り、及びD□を比較人力A及びBとして受ける比較
回路43Hを設け、A>Bのとき論理「1」レベルの比
較出力IERを得、A<Bのとき論理「1」レベルの比
較出力RERを得、比較出力IER及びRERを協調動
作回路35C及び34Cに与えることによりストローク
が不一致のとき中心座標が大きい方のドツトデータのシ
フトを一時停止させるようにしたことにより、第7図に
ついて上述したように、入力文字パターンに含まれる全
てのストロークを、標準文字パターンに含まれる全ての
ストロークと整合処理させることができる。
ここで、標準パターン及び入カバターンのストロークの
中心座標が一致してストローク中心座標比較回路43A
の比較出力EQLCが論理「1」になったとき、協調動
作回路34C及び35Cの出力RDSR及びT DSR
が共に論理「1」になれば、マツチングがとれたことを
意味する。このときリセット信号QDSRが出力される
ことによりアドレスカウンタ34D及び35D1シフト
レジスタ311及び321の動作が再スタートする。
また、標準パターン及び入カバターンの文字部の始点及
び終点が検出されて協調動作回路34C及び35Cの出
力RDSR及びID5RがRDSR= rlJかつID
5R= rlJになったとき、ストローク中心座標比較
回路43Aの出力EQLCが論理「0」であれば、マツ
チングがとれなかったことを意味する。
この状態において標準パターンのストロークの中心位置
が入カバターンのストロークの中心位置より大きいとき
、 すなわちRADDC>IADDCのときは比較出力
IERが論理「1」になることにより、ストローク抽出
回路部33 (第21図)の入カバターン側の協調動作
回路35Cがリセットしてシフトレジスタ321及びア
ドレスカウンタ35Dの動作をスタートさせる。これに
対して標準パターン側の協調動作回路34Cはリセット
されない状態を維持する。
ストロークの中心位置が逆のときは、協調動作回路34
C及び35Cの動作は逆になる。
このようにして、入カバターンの実用上必要な全部のス
トロークを、標準パターンの全部のストロークと整合処
理させることができる。
この実施例の場合、標準文字及び入力文字消去パターン
データ形成回路43F及び43Gのイ不−プル入力信号
QDSRの入力端には、ゲート回路431及び43Jが
設けられ、その開閉制御信号として比較回路43Hの比
較出力RER及びIERが与えられ、これにより不一致
のときゲートを開いて残差を書き込むようになされてい
る。
(G5−6)残差演算回路部45 残差演算回路部45は第24図に示すように、パターン
マツチング回路部41から送出される標準文字消去パタ
ーンデータREFAを標準文字消去パターンマトリクス
変換回路46Aに人力する。
この標準文字消去パターンマトリクス変換回路46Aは
、X方向走査に基づいて得られる標準文字パターンにつ
いてパターンマツチング回路部41において得られた標
準文字消去パターンデータを奇数ライン及び偶数ライン
全てについてX方向の走査順序で書き込んで行くことに
より1文字分の標準文字消去パターンを書き込んだ後、
当該1文字分の標準文字消去パターンをY走査方向の順
序で読み出すことにより、X方向消去パターンを90°
回転させたと同様の標準文字回転消去パターンデータR
FQを出力し、これをフリップフロップ回路構成のラッ
チ回路46Bに1ビツトずつラッチするようになされて
いる。
ところで第19図について上述したように、標準パター
ンセット回路13BはX方向標準パターン辞書部13C
1からX方向標準パターンデータを読み出した後、続い
てY方向標準パターン辞書部13C2からY方向標準パ
ターンデータを読み出すようになされており、かくして
パターンマツチング回路部41から送られて来る標準文
字消去パターンデータREFAがX方向標準文字消去パ
ターンデータ及びX方向標準文字消去パターンデータの
順序で到来する。
従って標準文字消去パターンデータREFAとしてX方
向標準文字消去パターンデータの先頭データが到来する
タイミングにおいては、標準文字消去パターンマトリク
ス変換回路46AにはX方向標準文字消去パターンデー
タが過不足なく書き込まれた後、その先頭データを読み
出すタイミングになる。
この関係を利用して、標準文字消去パターンデータRE
FAを1ビツトずつフリップフロップ回路構成のラッチ
回路46Cにラッチする。
ラッチ回路46B及び46Cのラッチ出力データは論理
積回路46Dに与えられ、その論理積出力をフリップフ
ロップ回路構成のラッチ回路46Eにラッチする。
かくして標準文字消去パターンデータREFAとして順
次到来してくるX方向標準文字消去パターンデータの各
ビットの座標位置と同じ座標位置にあるX方向標準文字
消去パターンデータが標準文字消去パターンマトリクス
変換回路46Aから読み出されて論理積回路46Dにお
いて論理積演算されることにより、結局X方向標準文字
消去パターンとY方向標準文字消去パターンについて、
同じ座標に消去されないストロークが残っているとき、
当該ビットについて論理「1」データがラッチ回路46
Eにラッチされることになる。
このようにしてラッチ回路46Eにラッチされた1ライ
ン24ビツト分の消去パターンデータは、変換ROM構
成の残差データ演算回路46Fに与えられ、1ライン分
の消去パターンのうち消し残されたストロークに含まれ
るドツト数データに変換して標準文字トータル残差デー
タ形成回路46Gに入力する。
この標準文字トータル残差データ形成回路46Gは、加
算出力を加算入力端にフィードバックすることにより加
算結果をダイナミックに記憶する加算回路で構成され、
かくして24ライン分(すなわち1文字分)の残差デー
タが残差データ演算回路46Fから送出されたとき、そ
のトータル残差ビット数を演算して標準文字トータル残
差データZ N RDとして送出する。
以上の構成は標準文字消去パターンデータREFAに対
する処理回路であるが、入力文字消去パターンデータI
NAに対しても同じように入力文字消去パターンマトリ
クス変換回路47Aが用意され、その人力文字回転消去
パターンデータINQをラッチ回路47Bにラッチする
と共にY方向入力文字消去パターンを表す人力文字消去
パターンデータINAをラッチ回路47Cにラッチし、
その論理積データを論理積回路47Dにおいて得てこれ
をラッチ回路47E、残差データ演算回路47Fを介し
て入力文字トータル残差データ形成回路47Gに供給す
る構成を有する。
かくして入力文字トータル残差データ形成回路47Gか
ら入力文字トータル残差データZNIDを得ることがで
きる。
(G5−7)作用 以上の構成において細分類識別部13は、標準パターン
セット回路13B及び入カバターンセット回路13Dに
おいてCPUを用いてソフト的な演算処理を実行するこ
とによりラインデータを形成した後は、ストローク抽出
回路部33におけるストロークの抽出動作、パターンマ
ツチング回路部41におけるパターンマツチング処理、
残差演算回路部45における残差演算を、固有のデータ
処理回路を設けることによってハードウェア的にデータ
処理し得るようにしたことにより、細分類処理作業に要
するデータ処理時間を、全体的にソフト的に演算処理す
る場合と比較して、格段的に短縮し得る。
かくするにつき、ストローク抽出回路部33において、
標準パターンセット回路13B及び入カバターンセット
回路13Dのシフトレジスタ31゜■及び321にセッ
トされた1547分のパターンデータを標準パターン及
び入カバターンの文字部の入力動作を協調させるように
したことにより、ストローク抽出結果データの処理をす
る後段のデータ処理回路におけるデータ処理動作をスト
ローク単位で実行し得ることにより、簡易かつ高速化し
得る。
またパターンマツチング回路部41において、ストロー
クの幅及び中心の位置座標に基づいて、標準文字パター
ンストローク消去回路43D及び入力文字パターンスト
ローク消去回路43Hにおいて一致が得られたとき当8
亥ストロークのデータを後段に送出しないにようにした
ことにより、簡易な構成を用いて短い処理時間の間に標
準文字パターン及び入力文字パターンからそれぞれ一致
するストロークを消去し得る回路構成を容易に実現し得
る。
さらに残差演算回路部45として標準文字消去パターン
マトリクス変換回路46A及び入力文字消去パターンマ
トリクス変換回路47を用いることにより、X方向に走
査した消去パターンとX方向に消去した消去パターンか
ら残差データを得る際に、論理積演算を比較的簡易な構
成によってしかも処理時間を格段的に短縮し得るような
残差演算回路を容易に実現し得る。
〔G6〕他の実施例 (1)  上述の実施例においては細分類処理において
入力文字パターンと標準文字パターンとのマツチング処
理をする際に、2ライン分のパターンデータ、すなわち
偶数ライン及び奇数ラインのパターンデータを単位とし
てマツチング処理を実行して行くようにした場合につい
て述べたが、当該マツチング処理の際のパターンデータ
の単位量はこれに限らず種々の値に選定し得、例えば3
ライン以上24ラインまでを必要に応じて選定し得る。
このように処理単位を増大させれば、これを処理するた
めのハード的な構成上の負担が大きくなることを避は得
ないが、パターンマツチングの処理時間を一段と短縮す
ることができる。
(2)  上述の実施例においては正規化された1つの
文字が24ライン×24ドツトのドツト数をもつ場合に
ついて述べたが、文字の大きさはこれに限らず種々の場
合に本発明を広く適用し得る。
(3)上述の実施例においては入力文字情報を大分類処
理する際に利用する特徴として、ペリフェラル特徴を用
いるようにした場合について述べたが、例えばパラメー
タ特徴などのような他の特徴を利用するようにしても上
述の場合と同様の効果を得ることができる。
(4)また上述の実施例においては、大分類辞書12B
のヘッダ部データ(DHDAT)A〜(DHDA T 
) oの辞書アドレスデータD3として当該同じし特徴
量の候補文字コードDOを記憶するメモリエリアの先頭
アドレスを用いるようにしたが、先頭アドレス以外の所
定のアドレスを用いるようにしても良い。
(5)上述の実施例においては、ストロークの一致を検
出するにつき、ストロークの中心位置を比較するように
したが、これに代え、ストロークの位置は中心位置以外
の位置に選定するようにしても良い。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、パラメータに特殊な特徴
がある特殊文字についてはパラメータ特徴に基づいて候
補文字を選出するようにしたことにより、当該特殊文字
の識別率を一段と高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は文字識別部の構成を示すブロック図、第2図は
文字認識装置の全体構成を示すブロック図、第3図は入
力文字の一例を示す平面図、第4図はA辺ないしD辺の
特徴量の説明に供する路線図、第5図及び第6図は入力
文字パターン及び標準文字パターンの走査の説明に供す
る路線図、第7図はパターンマツチングの原理を示す路
線図、第8図はパターンマツチングにおいて用いられる
消去処理手順を示す路線図、第9図は文字パターンの変
動原因の説明に供する路線図、第10図は文字識別部の
具体的構成を示すブロック図、第11図はパイプライン
処理の説明に供する路線図、第12図は特殊文字のパラ
メータを示す路線図、第13図は縦書き文字を示す路線
図、第14図は大分類処理回路の構成を示すブロック図
、第15図は候補文字検索回路の構成を示すプロラフ図
、第16図は候補文字コードの選出処理手順の説明に供
する路線図、第17図は大分類辞書のデータ構成を示す
路線図、第18図は細分類識別部の構成を示すブロック
図、第19図は標準パターンセット回路の構成を示すブ
ロック図、第20図は入カバターンセット回路の構成を
示すブロック図、第21図は細分類処理回路の構成を示
すブロック図、第22図(A)及びCB)は分類処理動
作の説明に供する信号波形図、第23図はパターンマツ
チング回路部の構成を示すブロック図、第24図は残差
演算回路部の構成を示すブロック図である。 1・・・・・・文字認識装置、2.・・・・・・イメー
ジスキャナ部、3・・・・・・印刷文書、4・・・・・
・文字識別部、5・・・・・・表示装置、11・・・・
・・入出力処理部、12・・・・・・大分類識別部、L
2A・・・・・・大分類処理回路、12B・・・・・・
大分類辞書、13・・・・・・細分類識別部、13A・
・・・・・正規化処理回路、13B・・・・・・標準パ
ターンセット回路、13C・・・・・・細分類辞書、1
3D・・・・・・入カバターンセット回路、13E・・
・・・・細分類処理回路、14・・・・・・判定処理部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  イメージ情報から入力文字を切り出すと共に、当該切
    り出した入力文字の文字パラメータからパラメータ特徴
    を抽出し、 上記パラメータ特徴に基づいて上記切り出された入力文
    字が通常文字であるとき、当該切り出された入力文字の
    イメージ情報に基づいて大分類処理によつて第1の候補
    文字を選出した後、上記第1の候補文字について細分類
    処理を実行し、上記パラメータ特徴に基づいて上記切り
    出された入力文字が特殊文字であるとき第2の候補文字
    を選出し、上記第2の候補文字について上記大分類処理
    を実行せずに上記細分類処理を実行することを特徴とす
    る文字認識装置。
JP63107873A 1988-04-30 1988-04-30 文字認識装置 Pending JPH01277988A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009169911A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Sharp Corp 文字認識装置、文字認識方法、文字認識プログラムおよびコンピュータ読取り可能な記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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