JPH01274748A - Mri画像の臓器領域抽出方法 - Google Patents

Mri画像の臓器領域抽出方法

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JPH01274748A
JPH01274748A JP63102737A JP10273788A JPH01274748A JP H01274748 A JPH01274748 A JP H01274748A JP 63102737 A JP63102737 A JP 63102737A JP 10273788 A JP10273788 A JP 10273788A JP H01274748 A JPH01274748 A JP H01274748A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、MRI画像の臓器領域抽出方法に関する。
〔従来の技術〕
MRI装置は、核磁気共鳴を利用して被検体の断層像(
スライス画像であり、以下MRI画像と称する)を作成
する。被検体からの共鳴信号はエコー信号と呼ばれる。
かかるエコー信号検出法の1つに、スピンエコー法があ
る。スピンエコー法は、90°パルスで励起し、エコー
時間経過時に1800パルスをかけ、この180°パル
スからエコー時間経過時に発生するエコー信号を検出す
るやり方をとる。
かかるスピンエコー法で被検体の断層像を得る場合、外
部から診断部位に高周波(電磁波)信号を加えたときの
縦緩和時間T、及び横緩和時間T2は、一般に臓器の種
類に依る。ここで、臓器とは内蔵等の本来の臓器の他に
皮膚や脂肪、骨等の生体内のすべての組織を含む概念で
ある。
かかる従来例には、rNMR医学」 (丸首株式%式% 究会編。P、145〜146等)がある。この従来例に
よれば、第17図に示すように、二種類の臓器a、l)
がそれぞれT、 =200ms、Tz=30msとT 
+ = 400m5とTz =60msをとる場合にス
ピンエコー法における906パルスと1806パルスの
間の時間(エコー時間τ)を変化させる。このエコー時
間τに依存して画像画素の濃度I、。はそれぞれ第17
図に示す通り、実線、及び点線で示す如き特性となる。
エコー時間τのかわりにエコー次数Nをとっても第17
図と同様な特性を得る。
尚、上記エコー時間τ及びエコー次数Nの変化による画
像画素の濃度■stは、各画素毎に近似的に次式を用い
て計算できる。
2Nτ ここで、Kは比例定数、ρはプロトン密度、T。
はS1緩和時間、T2は横緩和時間、T、は繰返し時間
、τはエコー時間、Nはエコー次数である。
〔発明が解決しようとする課題〕
断層像としてのMRI画像はCRTに表示させて被検体
の診断や処置に利用する。MRI画像を複数個検出して
積み上げれば、内部透視可能な被検体の立体像を得るこ
とができる。
かかる立体像を表示すれば被検体の診断や処置に大いに
役立つ。
立体像から特定の臓器のみを抽出して立体像(三次元画
像)を表示させたい例もある。特に、特定の臓器の立体
形状をみたい場合に抽出させる意義がある。立体像から
特定の臓器のみを抽出するとは、該特定の臓器の形状の
みを抽出することであり、いわゆる臓器領域を抽出する
ことである。
抽出した臓器領域を三次元表示するには、擬似三次元表
示法を使用する。即ち、抽出臓器領域の表示に際しては
奥行き側は小さく且つ暗く表示させ、手前側は大きく且
つ明るく表示させる。ボクセル法等の擬似三次元表示法
を使えばよい。
臓器領域の抽出は、MRI画像のスライス面の積層画像
をみてその臓器そのものが鮮明に表示させていれば不要
である。しかし、内蔵等の臓器は、皮膚や脂肪、骨等の
各種の生体組織にかこまれており、その内蔵等の全立体
像のみをCRT表示画面からみつけることは不可能に近
い。そこで、特定の臓器のみを抽出して立体像として表
示させたいとの要求が生ずる。
かかる臓器領域抽出は、スピンエコー法で得たMRI画
像であっても同様に要求される。
臓器抽出法の一般例を第18図、第19図に示す。
この臓器抽出法は、断層像を積み上げた立体画像から直
接に抽出する方法ではなく、各断層像毎に臓器領域を抽
出する方法である。かくして得た断層像毎の臓器領域を
擬似三次元表示法によりCRTに表示させて抽出臓器の
立体像の表示を行う。
さて、第18図は求めた断層像のMRI画像例であり、
符号1a及び1bは内蔵のある臓器とし、符号2は胴体
の骨であるとし、符号3は胴体表面の皮膚であるとする
。次にこの断層像1について、断面c−dに沿って画像
濃度をプロットし、第18図に示すような画素の位置と
画像濃度との関係を得る。この時、曲線Fから断面c−
dに沿う画像濃度の変化を示す。
かくして、臓器1a、lbの領域を抽出したい場合には
、第18図において、臓器1a、lb抽出用に選択した
閾値H,,H2を与え、H8とH2との間にある濃度の
画素を抽出させる。然るに、第18図から明らかなよう
に、臓器1a、lbの領域P、、P2の他に他の組織の
領域q+、Qz、qz、q4をも同時に抽出してしまう
。q+、 qz+ q:1. q4は抽出不要な領域で
あり、明らかに臓器抽出が失敗であることがわかる。
そこで、出願人は、先に「臓器領域抽出方法」(特願昭
63−1473号)を特許出願した。この特願昭63−
7473号は、スピンエコー法で求めた断層像の各画素
において、エコー次数と画素濃度との関係が臓器毎に異
ったものになるとの結果を利用して臓器領域の抽出をは
かった。即ち、臓器毎に予じめエコー次数と画素濃度と
の関係を基準特性として求めておき、抽出したい臓器が
あれば、その臓器のエコー次数と画素濃度との関係たる
基準特性と、被検体から検出したエコー次数と画素濃度
との関係たる実測特性とが同一近似か否か判定し、同一
近似ならば、該画素は前記臓器の一部であるとして抽出
する。同一近似でなければ抽出対象の臓器の一部でない
としてその画素を排除する。
ここで、同一近似とは、両特性が同一であることか、両
特性が近似していることを意味し、この同−近似の判定
結果が得られれば、実測特性は基準特性を与えた臓器で
あるとして抽出する。同一近似か否かは予じめ許容値を
定めておき、両特性の差分が許容値内であれば同一近似
として判定する。
以上の判定は、MRI画像の全画素について一点毎に行
う。かくして、判定の結果、同一近似の画素のみを抽出
すれば、特定臓器の領域が得られたこととなる。
第20図には、前記特願昭63−7473号で利用した
エコー次数jと画素の濃度■、との関係の一例を示ス。
ここで、エコー次数とは、スピンエコー法のもとで90
@パルスを印加した後に、180 ’ パルスをエコー
時間τ毎に繰返し印加した場合の、180°パルスの印
加番号である。図では6次エコーの例を示した。、jが
エコ一番号であり、j=1とは第1回目の180°パル
ス、j=2とは第2回の180 ’パルスを意味する。
そして、各次数対応の濃度■、とは、各次数毎に得られ
るエコー信号から求めた画素濃度を云う。
図から明らかなように次数jが大きくなるに従って画素
濃度ISEが小さくなる。更に、この特性は、臓器1a
と1bとによって異ったものである。
従って、第20図の如き臓器1a、lbについての特性
を予じめモデルとして求めておき、実際にMRI画像と
しての断層像について各エコー次数と画素濃度との関係
を求め、両者を比較すればよい。例えば臓器1aの領域
抽出したい場合には、第20図実線の如き特性の画素を
呂つけ出せばよい。
第21図は、第1次エコーから第6次エコーまでの6次
元エコー法のもとで求めた実測値たるMRI画像例を示
す。この画像は次数エコーメモリE+〜Ebに格納しで
ある。簡単のために、MRI画像は6×6の大きさとし
、画素位置(3,2) 、 (4,4)の二点にそれぞ
れ臓器1a、W&器1bの一部が存在する例を示した。
第20図に従えば、画素位置(3,2)については、臓
器1aの特性と同一であるとして臓器1aとして抽出で
き、同様に画素位置(4、4)については臓器1bとし
て抽出できる。
前記先願は、スピンエコー法で得たMRI画像から臓器
領域を確実に抽出できる点で評価できる。
しかし、より精度の高い抽出という点では更に多くの検
出が必要である。特にNMR検出系の検出精度のばらつ
き、不均一性等の要因によりNMR画像そのものが影響
を受けることがわかった。例えば、同じ臓器であっても
画像として表示すると場所によって濃度がわずかに異る
ことがある。従って、異った濃度の存在のもとで、その
臓器領域そのものを正しく抽出することは容易でなく、
本来の臓器領域よりも一部が拡大したものとなったり、
一部が欠落したりするといった誤った抽出がされやすい
。従って検出系の感度補正が必要となる。
本発明の目的は、先願たる特願昭63−7473号の改
良に関し、臓器領域の抽出の正確度を向上させてなるM
RI画像の臓器領域抽出方法を提供する。
〔課題を達成するための手段〕
本発明は、MRI画像を分割し、各分割領域毎に基準特
性を与えることとし、かかる各分割領域毎の基準特性は
、理論値から与えるのではなく、実測値から与えるよう
にし、各分割領域毎にその実測値からの基準特性と実測
特性とを比較せしめることとした。
更に、本発明は、MRI画像の実測値から抽出した臓器
の基準特性を求めておき、該基準特性を濃度方向に平行
移動して複数の基準特性を与え、この複数の基準特性に
ついてそれぞれ画素毎に比較し、各画素毎に得られる各
判定結果について論理和合成を行わせた。
更に本発明は、平行移動の代りにエコー次数で異なる係
数値を乗算して複数の基準特性を与えるようにした。
更に本発明は、複数の基準特性を平行移動や係数値乗算
によって求めるのではなく、MRI画像上の抽出臓器の
複数点をサンプリングし、この複数点のサンプリングか
ら複数の基準特性を得るようにした。
〔作用〕
本発明によれば、MRI画像について検出系の不均一性
をなくして臓器領域の正確な抽出を行うことができる。
〔実施例〕
第2図(イ)は、−様な被検体1のNMR断層像を示す
。被検体1は、−様である故に、NMR断層像もすべて
の画素で−様な濃度として求められているはずである。
しかし、任意の断面IC−1dを与えて、この断面線上
の濃度を求めると、第2図([1)になることがあった
。第2図(II)で横軸は断面1cm1dの線上位置を
示し、縦軸は、各線上位置での画素濃度を示す。第2図
(0)より、断面1cm1dの線上では一様画素濃度に
なるべきであるのが、差分dに示すように不均一画素濃
度となる。
かかる不均一画素濃度出現理由は、検出系の感度の不均
一性によるものと考えられる。エコー信号の発生源と受
信コイルとの位置関係が不均一であったり、静磁場や傾
斜磁場とエコー信号の発生源との位置関係の不均一性等
によるものと考えられる。
従って、領域1を抽出したい場合、基準特性の与え方に
よっては、正確に領域全体の抽出ができないことがある
。例えば、第2図(0)の波形でA側を検出するには高
いレベルの基準特性が必要であり、この基準特性を与え
て領域1の全体を抽出したい場合には、レベルの低いB
側の抽出ができない。逆に、B側の低いレベルの基準特
性を基準とすれば、レベルの高いA側の抽出ができない
A側とB側との高低差がある程、このような傾向は強く
なり、領域1の全体抽出が失敗する。
そこで各種の実施例を提案する。
〔実施例1〕 第1図(イ)は、NMR断層像を9分割した例を示す。
このNMR断層像2の中から臓器3を抽出したい。臓器
3は分割領域2と5とにまたがって表示されている。先
の先願たる特願昭63−7473号では、臓器3抽出用
の1個の基準特性を与えて、各画素毎に比較して臓器3
を抽出した。この基準特性は理論的に与える場合と、経
験と実績とによって与える場合とがある。しかし、1個
の基準特性では第2図で説明したように正確な臓器抽出
が困難である。
そこで本実施例では、エコー次数メモリ内に格納した実
測したNMR断層像2をエコー次数単位にCRTに表示
させておき、この表示させたままで表示面上で第1図(
イ)の如く9分割の区分化しその分割線を併せて表示す
る。9分割は、大きさが不均一であるか否かは操作者の
任意である。図では、領域2.5.8が中心領域のため
、大きい区分とした。臓器3に対して、領域2内の一点
3aを選択(サンプリング)し、この選択点よりエコー
次数対画素濃度関係を求める。同様に領域5内の一点3
bを選択し、この選択点よりエコー次数対画素濃度関係
を求める。
このエコー次数画素濃度関係を求めるには、NMR実測
で得たエコー次数メモリに対して選択点をアドレスとし
てアクセスし、そのアドレスで指示した画素濃度を求め
ればよい。第1図(ロ)で具体例を示した。A(1,1
)、A(L2)、・・・A(L6)が選択点3aでのエ
コー次数対応濃度値、A(2,1)、A(2,2)・・
・A(2,6)が選択点3bでのエコー次数対応濃度値
である。
かくして得た特性を基準特性として利用する。
特性図を第1図(ハ)に示す。実線が選択点3aのエコ
ー次数対濃度関係特性、点線が選択点、3bのエコー次
数対濃度関係特性を示す。
そこで領域2用の基準特性として第1図(ハ)の実線特
性を与え、領域5用の基準特性として第1図(ハ)の点
線特性を与える。その他の領域1,3゜4.6,7,8
.9については臓器3は存在しない故に、基準特性を与
えずに、そのまま抽出対象から機械的に排除する。尚、
基準特性として実線特性又は点線特性、又は理論値から
の理論特性等を与えて、領域1.3,4,6,7.8.
9の各点で比較させてもよい。
臓器3の抽出処理に際しては、領域2については実線の
基準特性を与えておき、領域2の各点毎にエコー次数メ
モリより求めたエコー次数対画素濃度たる実測特性との
比較を行い、同一近似の関係にあれば、臓器3として抽
出し、同一近似の関係でなければ、臓器3の一部でない
として排除する。
同様に領域5については点線の基準特性を与えておき、
領域5の各点について実測特性と該基準特性との比較を
行い、臓器3の抽出を行う。尚、基準特性たる濃度は一
般的にA(i、D と書ける。
ここでiとは基準特性の番号(実線を1−点線を2とし
た)、jとはエコー次数である。
領域2,5以外の領域については、前述したように臓器
3が存在しない領域として無条件に排除してもよく、又
は臓器3用の基準特性を与えて各点比較を行ってもよい
。後者は正確さを期す点で評価できるが、抽出処理時間
が長くなる欠点を持つ。
前記同一近似の判定法を以下述べる。
第1の方法は基準特性と実測特性との差分を求め、誤差
分の2乗和が定数たる許容値内か否かを求める方法であ
る。A(i、j)をi番目の基準特性のj番目のエコー
次数濃度、Z(k、j、l)を第に番目の分割領域中の
1番目エコーメモリ中の1番目の画素位置濃度(実測特
性上の濃度)、δを許容値とし、 の比較を行う。(2)式が成立すればその画素位置lは
抽出臓器と判定し、抽出する。(2)式が不成立であれ
ば、その画素位置は抽出臓器でないと判定する。かかる
(2)式の判定は、第に分割領域中の画素位置lを更新
しながら行う。分割領域kが更新されると、A(i、j
) もiが変ることにより別の基準特性上の値となる。
(2)式は、自乗になっているが、四乗でも大乗でもよ
く、−船釣にはべき乗でよい。
第2の方法は、エコー次数毎に比較を行う方法である。
即ち、k、  lを固定しておきエコー次数毎に許容値
δ(i、j)を与えておきj=1.2.・・・。
6のすべての次数にわたって下記の l Z(k、j、1)  A(i、j)  l <δ(
i、j)・・・(3)比較を行う。j=1.2.・・・
、6のすべての次数で成立すれば、その画素位21は抽
出臓器と判定する。尚、かかる処理はlを更新しながら
すべての画素で行う。許容値δ(i、j)はkが変ると
異った値となることが多い。
第4図には、この判定例を示した。第4図で、特性5a
が基準特性、特性5bが実測特性を示す。
図の例では、実測特性5bは基準特性5aから大巾にか
け離れており、当該画素は抽出臓器とみなされない。
次に以上の実施例を計算機とCRTとキーボードを利用
して実行する場合の処理フローを第1図に示す。この処
理フローは計算機内のプログラムでもある。
第1図で、先ず立体断層像中の第1スライス面を指定す
る(スライスナンバー=1)。次いで臓器領域の抽出を
行う。抽出後、スライスナンバを更新(+1)する。臓
器抽出対象のスライス面の数は、最大で立体断層像を構
成するスライス数に相当する。従って、更新値が最大ス
ライス数を越えた場合は、処理は中止する(ステップS
4)。
最終スライス面以内であれば、次のステップS5で更新
後のスライス面から臓器領域を抽出する。
次いで、抽出領域を表示する。表示画像をみて操作者は
抽出臓器として適合しているか否を判断し、抽出良好で
あれば、ステップS3に戻る。抽出不良であればステッ
プS3に戻る。この抽出不良の場合には、別の許容値基
準特性を与えるか、別のδやδ (i、j)を与えるか
する。
尚、ステップS5での更新スライス面からの臓器抽出用
の許容値として、更新前のスライス面で使用した許容値
を使うとよい。この許容値は、(2)式の方法ではδで
あり、(3)式の方法であれば、δ(i、 j)となる
許容値δ(11j)も基準特性と同じように、実測値か
ら算出するとよい。この具体例を第6図に示す。第6図
(イ)は、エコー次数j=1の例であり、第5分割領域
内の臓器2を抽出したい場合を示す。
臓器2内の任意の4×4の画素領域をサンプル領域とし
、この4×4の全画素の濃度の平均値を求める。計算結
果によれば平均値濃度は314となる。次に、上記4×
4の全領域中の画素の中で平均値からのずれの最大値を
みつける。この結果、最大値は4となる。そこで、この
最大値4を、エコー次数j=1での許容値δ(i、j)
として設定する。
第6図(II)は、エコー次数j=2の例であり、第6
図(イ)の場合と同じように計算すれば、δ(i。
2)=5となる。
以上の第5図(イ) 、 (III)の計数は全次数に
ついて行い、δ(i、3)〜δ(i、6)を求める。こ
のδ(i、1)(i 、 6)は(3)式の計算に利用
する。
第5図のステップS5での許容値としては、第6図の方
法に従って求めた前回スライス面でのδ(i、 j)を
利用する。
第7図は、第5図のステップS2の詳細フローを示す。
先ず、分割領域kを指定する。画面分割数は、9分割で
あり、特徴抽出すべき分割領域kを操作者が画面をみな
がら指定する。特徴抽出すべき分割領域は抽出対象臓器
の画面上での大きさで決まり、1つの分割領域である場
合、複数の分割領域である場合のいずれもありうる。
指定分割領域にの中の抽出臓器の実測画素濃度から基準
特性及び許容値δ(i、j)を求める。この算出は、ス
テップ811〜S14で行う。
先ず、ステップ310でエコー次数j=1をセットする
。エコー次数j=1のもとで、ステップS11で第6図
に従った4×4のサンプリング領域で濃度平均値A(i
、1)及び許容値δ(i、1)を求める。
次に、エコー次数j=2とし、ステップS12に戻り、
同様に濃度平均値A(i、2)許容値δ(i、2)を求
める。以下、6次エコーまでの濃度平均値A (i。
3)〜A(i、6)、許容値δ(i 、 3)〜δ(i
、6)を求める。
かくして求めたA (i、 1)〜A(i、6)とエコ
ー次数との関係が実測値から求めた基準特性となる。
ステップ315〜319は、比較抽出処理を行う。
先ず、ステップS15で判断許容値ε(i、j)をキー
ボードで入力する。判断許容値ε(i、j)とは、操作
員の判断によって任意に与えられるものであり、操作者
が抽出画像をみながら最適抽出画像となるように自己の
判断によって与える。判断許容値ε(i、j)は、分割
領域k及びエコー次数jによって種々与えられる。
ステップS16は、算出許容値δ(i、j)と判断許容
値ε(i、j)とを加算した総合許容値C(i、j) 
=δ(i、j)  +ε(i、j)を求める。ステップ
517は、ステップS12で求めた基準特性と当該分割
領域内の各画素毎に、実測特性とを比較し、総合許容値
C(i、D との大小関係より臓器抽出を行う。ステッ
プS18ではこれを表示する。
操作員は、この表示された抽出臓器をみて、うまく抽出
できたか否かを判断し、抽出不良との判断であればステ
ップS15に戻り、判断許容値Σiの修正を行う。尚、
判断許容値の修正をはかっても抽出不良であったり、判
断許容値の修正だけでは抽出不良が依然として解消され
ないと判断した場合には、サンプリング領域を変更させ
てもよい。
この場合の処理は、ステップSI9からSIOへの戻り
ルートを介して行う。
以上のステップSIO〜S19までの処理は、スライス
面毎に行う。
第a図は、抽出処理の途中経過を示す。1つの画面上に
立体像91の他に抽出臓器91を表示させる。
立体像とは、NMR断層像(スライス面)を積み上げて
形成した立体像である。この立体像91から、臓器92
を抽出したい。そこで、抽出途中の臓器92を隣合せで
表示させる。これによれば、抽出が正しいか否か、許容
値が正しいか否か、修正許容値をどれ位与えるか等を画
面をみながら判断できる利点がある。
〔実施例2〕 〔実施例1〕は、画面分割を行う例であった。
画面分割を行わずに臓器抽出を行う実施例を提案する。
本実施例は、基準特性として複数個準備する例である。
基準特性の中で基本となる基準特性を用意しておき、こ
の基本となる基準特性から複数個の基準特性を求める。
基本となる1個の基準特性は〔実施例1〕と同様に実測
値から求める。但し、画面分割を行わずに、1つの全体
画面から抽出臓器を特定し、特定した臓器の画素位置を
選択(サンプリング)し、この選択位置のエコー次数対
画素濃度との関係を求め、この関係を前記基本の基準特
性とする。また、選択画素位置を1個とせずに第5図の
如く、4×4の16個の画素とし、それらの平均値を求
めて、基準特性として与えてもよい。
第9図は、1個の基本となる基準特性5aを平行移動し
て2つの基準特性5a−1,5a−2を求める例を示し
た。平行移動は、画素濃度方向である。
かくして与えた3つの基準特性5a、5a−1゜5a−
2それぞれ毎に実測特性と比較する。この結果、3つの
基準特性毎の3つの比較結果を得る。
具体的に述べる。
全画素をスキャンして抽出処理を行うが、今、任意の画
素lでの処理を述べる。この画素濃度を各次数について
Z (k、 1.1)〜Z (k、6.1)とし、基準
特性5aでの6次数の基準特性値をA (1,1)〜A
(1,6)とする。同様に基準特性5a−1での基準特
性値をA(2,1) 〜A(2,6) 、基準特性5a
−2での基準特性値をA(3,1)〜A(3,6)とす
る。
(イ)   Z   (k、1.l)〜 Z (k、6
.1)  とA(1,1)  〜A(1゜6)との比較
処理を行う。比較処理は、(2)式又は(3)式に従う
。Z(k、1.1)〜Z (k、 6.1)がA(1,
1)〜A(1,6)に同一近似ならば、画素位置lは基
準特性5aを与える臓器であると認定し、“1”を与え
、同一近似でなければ基準特性5aを与える臓器でない
とし“0”を与える。
(o) Z (k、 1.1)〜Z (k、6.1)と
A(2,1)〜A (6,1)との比較処理を行う。
同様に“1”又は“0”を得る。
(八)Z (k、1.l)  〜 Z (k、6.1)
  とA(3,1)  〜A(3,6)との比較処理を
行う。同様に“1”又は“0”を得る。
(ニ)(イ)〜(ハ)で得た基準特性5a、5a−1゜
5a−2との3個の比較結果の論理和をとる。少なくと
もどれかひとつの基準特性と同一近似であれば、論理和
出力は“1”となる。すべての基準特性と同一近似でな
ければ、論理和出力は“O”となる。かくして、“1”
が得られれば、抽出臓器であるとし、この1画素の位置
に“1”を埋め込み、表示を行う。“0”が得られれば
、抽出臓器でないとし、この1画素に“0″を埋め込む
以上の(イ)〜(ニ)までの処理をIを更新しながら全
画素について行うことにより、臓器抽出が可能となる。
第10図には、その抽出の様子を示す。
抽出対象の画像は第2図の円形断面画像とすると、基準
特性5aでは、画像D1となり、基準特性5a−1では
画像D2となり、基準特性5a−2では画像D3となる
。この3つの画像D1.D2゜D3について各画素毎に
論理和をとると、画像D4が得られる。
第11図は、複数の基準特性を得るための更に拡張した
考え方に基づく処理例を示す。先ず、ステップF1で実
測値から抽出対象臓器の基準特性を求める。この基準特
性での画素濃度をA (i 、 j) (j=1.2.
・・・6)とする。ステップF2では、固定値A0を差
し引き、新しい許容値B (i、j) = A (i、
j)Aoを作成する。ここで、固定値A。とは、0を含
めた正負の定数であり、その値は操作者が経験則で決め
る。
ステップF3で抽出臓器格納用メモリをゼロクリア(リ
セット)する。これにより、抽出結果を何時でも埋め込
み可能にする。
ステップF5では、新たな基準特性値C(i、j)を次
式で得る。
C(i、j) =m(t+j) B(f、j)  +n
Co −(4)(4)式で、m(Lj)+n+Coは定
数であり、任意の値である。nCo =o、m(i、j
)= 1、A0=0とおけば、C(i、j) = A 
(i、j)となり、実測値から求めた基準値そのもので
ある。
さて、(4)式で、m(Lj)、n、Coを種々変更す
れば、種々の基準特性を得ることができる。例えばm(
1+j)及びCoを固定値、Ao=Oとし、nのみを種
々変更すれば、第9図で示した平行移動した基準特性を
得ることができる。更に、m(t。
j)もjによって種々設定可能である。従って、iが定
まったもとで各次数j毎に異なるm(i、j)を与えて
種々の基準特性を得ることができる。これによって、1
つの基準特性が与えられた場合、この基本の基準特性の
次数毎に異ったm(i、j)を与えて抽出特性のよい基
準特性を求めることができる。
(4)式はm(i、j) I n、 Co 、 AOを
種々変更可能という点で平行移動よりは一般化した複数
基準特性を得る方法と云える。
さて、(4)式中の係数nをステップF4でn=0とし
、且つステップF5でm(i、j)を次数によって設定
せしめた後で、ステップF6で基準値C(i。
j)を用いて臓器抽出処理を行う。次いで、ステップF
7で係数nに1を加えてステップF5に戻す。
かくして、m (i、j)、 nの与え方によって種々
の基準特性を得ることができる。尚、nは正の整数を与
えるものとし、且つ最大値を定めておき、これを越えな
いものとする。(ステップF8)第12図は第11図の
ステップF6の抽出処理の具体例を示す。ステップF9
.FIOで画素のスキャン開始点を与え、その開始点の
画素について、各次数毎に実測値Z (k、j+ 1)
と基準値C(i、j)との比較を行う(ステップFIL
〜F13)。即ち、開始点の1次エコー成分Z(k、1
.l)と基準値C(i、 1)の差分の絶対値が許容値
δ(i、l)以内か否かをチエツクし、δ(i、1)以
内であれば、開始点の2次エコー成分Z (i、2. 
l)と基準値C(i、2)の差分の絶対値が許容値δ(
i 、 2)以内か否かをチエツクする。以下、3次エ
コー成分Z (k、3.1)から6次エコー成分Z (
k、 6. I)まで同様な処理を行い、6次までのす
べての次数にわたって許容値内の判定結果であれば開始
点の画素は抽出臓器であるとし、ステップF14で“1
”を埋め込む。
1次から6次までの次数の比較で1つでも許容値外との
判定がでれば、開始点は抽出臓器でないと判定する。こ
の場合、抽出臓器格納用メモリは、第11図のステップ
F3でゼロクリアしているため、“0”埋め込みは不要
である。
ステップF15.  F17では、スキャン用画素位置
を更新する。ステップF16.  F18ではスキャン
座標の制限をはかっている。即ち、最大値X□8゜Y、
□以下で抽出処理を行う。以上の処理は、更新した画素
位置毎に行う。
第13図は、臓器10中の抽出例を示す。臓器Bは灰白
質とし、且つこの灰白質内の3点P、、P、。
F3はそれぞれ濃度差があるものとする。そこで、3点
P+ 、Pg、Psの画素濃度を取出して、Pから基準
特性■、F2から基準特性■、F3から基準特性■を得
る。次に、各画素をスキャンして、各画素毎に基準特性
r、  n、 mとそれぞれ比較する。この比較の結果
、いづれか1つの基準特性と同一近似であれば、その画
素は抽出臓器と判定する。即ち、3つの比較結果の論理
和をとることとした。
3個の基準特性r、n、mの例を第14図に示した。特
性I、  IT、  I毎に独自の特性を持つことがこ
の図から明らかとなる。
第15図はかかる実施例の処理フローを示す。ステップ
F20で複数点(第13図では3点P、、pgP、であ
った)による複数基準特性を求める。ステップF21で
抽出臓器用メモリをクリアする。ステップF22で複数
の基準特性の1つを選び、ステップF9.FIOで開始
点を指定し、ステップFil〜F13で比較を行う。こ
こで、Δ(i、 j)は、Δ(i+D−I Z(i、j
、I) −C(i、j)  Iである。
更に、基準特性の更新はF23で行い、F24では、基
準特性の数の制限チエツクを行う。
第15図は基準特性をステップF23で更新させる例で
あったが、ステップF23を不要とし、代りに基準特性
との比較を集中的に実行させることもできる。この例を
第16図に示す。ステップF30.  F31・・・F
32は基準特性Iとの比較処理、ステップF34、  
F35.・・・F36は基準特性■との比較処理を行わ
せる。更に、第3の基準特性■との比較処理を行わせる
。尚、各比較処理にあっては、不一致の時に次の基準特
性との比較を行わせるやり方をとった。
〔実施例3〕 〔実施例1〕と〔実施例2〕との組合せも可能である。
即ち、分割領域毎に〔実施例2〕を採用すればよい。更
に、比較式も、前記自乗加算方式、絶対値差分方式に限
定されない。
〔実施例4〕 実測値から求めた基準特性は、再利用のためファイルに
格納させておくこともできる。再利用は同一被検体のみ
でなく、異なる被検体にも可能である。検体相互の比較
参照として利用する。
許容値も、再利用のために格納させておくことができる
。この利用も、同一被検体のみとは限らない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、基準特性を実測値から求めることとし
たため、感度不均一があっても臓器抽出を正確に行うこ
とができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画面分割による臓器抽出の説明図、第
2図は均一媒質のNMR断層像及び濃度不均一を示す図
、第3図はエコー次数メモリの格納引回、第4図は許容
値を与えての比較例図、第5図は画面分割での処理フロ
ー図、第6図は基準値及び許容値を求める一例図、第7
図は画面分割での処理詳細図、第8図は表示画面例図、
第9図は複数基準特性を平行移動により求めた引回、第
10図はそれらの複数基準特性から臓器抽出を行った説
明図、第11図は複数の基準特性を求めるための処理フ
ロー図、第12図はその処理の詳細フロー図、第13図
は灰白質のもとでの複数基準特性を求めるための説明図
、第14図はその求めた基準特性図、第15図及び第1
6図はその詳細フロー図、第17図〜第21図は本発明
の先願に係る発明の説明図である。 特許出願人 株式会社日立メディコ 代理人 弁理士  秋 本 正 実(他1名)第 1 
図 1次ニコー芦毛す27欠ニフートモリ        
6ノズニコーtとり→エコーシミ透(j 第2図 第3図 12人エコー7そり 第 4 図 エコー双J久ノ 第5図 第6図 #−均4直=312       平均4jL=143
8(i、+) =4      8(i、2)=5第7
図 第8図 第9図 エコー永A欠j 第10 図 第11図 第13図 第14図 エコーン欠枚J 第16図 第17図 二s−%rs”r  T(ms) 第18図 第19図 、轟 シ紮の(立1 第20図 +23456 エコーン欠歎j 第21図 J=−11冨21=6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スピンエコー法によるエコー次数対画素濃度との関
    係を臓器種別毎に予じめ基準特性として求めておき、被
    検体からのスピンエコー法で実測検出したエコー次数と
    MRI画像上の画素の実測濃度との実測特性と、抽出し
    たい臓器に係る基準特性との比較を行い、基準特性と同
    一近似な実測特性であれば該抽出したい臓器として特定
    してなるMRI画像の臓器領域抽出方法において、 上記MRI画像を複数個に分割し、各分割領域毎に抽出
    したい臓器の基準特性として、上記実測のエコー次数と
    濃度とから求めてなるMRI画像の臓器領域抽出方法。 2、分割領域毎にサンプリング領域を定め該サンプリン
    グ領域内の実測画素濃度の平均値を求めこの平均値を対
    応分割領域用の基準特性上の濃度として与えてなる請求
    項1記載のMRI画像の臓器領域抽出方法。 3、同一近似の判定のために許容値を設け、実測特性と
    基準特性との差分が許容値内である場合に同一近似と判
    定させてなると共に、各分割領域内にあっては上記サン
    プリング領域内の濃度の統計量を上記許容値に反映させ
    てなる請求項2記載のMRI画像の臓器領域抽出方法。 4、上記同一近似の判定は、両特性の差分の絶対値が許
    容値内か否かとする請求項1又は2記載のMRI画像の
    臓器領域抽出方法。 5、上記同一近似の判定は、両特性差のべき乗和が許容
    値内か否かとする請求項1又は2記載のMRI画像の臓
    器領域抽出方法。 6、上記許容値は、統計量の他にキー入力値を加味して
    なる請求項3記載のMRI画像の臓器領域抽出方法。 7、上記キー入力値は、次々に更新させて最高値に近づ
    けることとした請求項6記載のMRI画像の臓器領域抽
    出方法。 8、同一近似の判定のために許容値を設けると共に、該
    許容値はMRI画像の属するスライス面に近接するスラ
    イス面で使用した許容値を使ってなる請求項1記載のM
    RI画像の臓器領域抽出方法。 9、上記基準特性は、メモリ内に格納させておき、同一
    被検体又は異なる被検体の同一臓器用に両利用させてな
    る請求項1記載のMRI画像の臓器領域抽出方法。 10、各画素毎の比較で得られる抽出中の臓器をMRI
    画像に近接して遂次表示させてなる請求項1記載のMR
    I画像の臓器領域抽出方法。 11、スピンエコー法によるエコー次数対画素濃度間の
    関係を臓器種別毎に予じめ基準特性として求めておき、
    被検体からのスピンエコー法で実測したエコー次数とM
    RI画像上の画素の実測濃度と実測特性と、抽出したい
    臓器に係る基準特性との比較を行い、基準特性と同一近
    似な実測特性であれば該抽出したい臓器として特定して
    なるMRI画像の臓器領域抽出方法において、抽出した
    い臓器の基準特性として上記実測のエコー次数と濃度と
    から求め、該基準特性を濃度方向に平行移動して複数の
    基準特性を与え、該複数の基準特性それぞれに実測特性
    との比較を行い、画素毎の複数の比較結果の倫理和をと
    って画素毎の判定結果とするMRI画像の臓器領域抽出
    方法。 12、上記平行移動の代りに、次数毎に異なる係数値を
    基準特性に乗算して複数の基準特性を得ることとした請
    求項11記載のMRI画像の臓器領域抽出方法。 13、上記平行移動の代りに、抽出したい領域の複数の
    サンプリング点を定め該サンプリング点毎に得られる複
    数の実測特性を前記複数の基準特性として与えてなる請
    求項11記載のMRI画像の臓器領域抽出方法。 14、前記基準特性は、ファイルに格納させて再利用に
    供してなる請求項1又は11記載のMRI画像の臓器領
    域抽出方法。 15、前記許容値はファイルに格納させて再利用に供し
    てなる請求項3記載のMRI画像の臓器領域抽出方法。 16、前記エコー次数対濃度の基準特性のかわりに、エ
    コー時間対基準濃度の基準特性を用いた請求項1〜15
    のMRI画像の臓器領域抽出方法。
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