JPH01274631A - 回転電機の固定子巻線 - Google Patents
回転電機の固定子巻線Info
- Publication number
- JPH01274631A JPH01274631A JP10130188A JP10130188A JPH01274631A JP H01274631 A JPH01274631 A JP H01274631A JP 10130188 A JP10130188 A JP 10130188A JP 10130188 A JP10130188 A JP 10130188A JP H01274631 A JPH01274631 A JP H01274631A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- strands
- stator
- stator winding
- transposition
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims abstract description 69
- 230000017105 transposition Effects 0.000 claims abstract description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は回転電機の固定子巻線の端部接続方法の改良に
関する。
関する。
(従来の技術)
回転電機の固定子巻線の従来構造を示す第3図を例に説
明する。1は固定子鉄心で該固定子鉄心1の内周に複数
設けられたスロット2内に固定子巻線3が納められてい
る。固定子巻線3はスロット2の内径側に納められる上
巻線4と外径側に納められる下巻線5とがあり、あるス
ロット(A)の上巻線は鉄心の外側のいわゆる巻線端部
で曲げられ、スロット(A)より所定数だけ離れたスロ
ット(B)の下巻線となり順次スロットをずらしながら
固定子巻線を構成している。また上巻線4と下巻線5は
一般に製作上の理由から少なくとも一方の巻線端部に於
いて分割されておりロー付又はハンダ付は等により互い
に接続されている。個々の巻線は渦電流損を低減させる
ために第4図に示すように各々絶縁を施した複数の細い
素線6を束ねて構成されている。この場合各素線6は鉄
心部に於いて径方向に位置が異なることによる発生ロス
の不均一が生じないようにトランスポジションという対
策が採られる。トランスポジションの方法としては、鉄
心全長にわたって素線6をねじる方法(シーベル転位法
)もあるが、鉄心長の比較的短い回転電機の場合巻線端
部で180°ねじる方法が簡略的に用いられる。第5図
に巻線端部でトランスポジションを施した巻線接続部の
従来構造を示す。第5図に於いて7はトランスポジショ
ン部。
明する。1は固定子鉄心で該固定子鉄心1の内周に複数
設けられたスロット2内に固定子巻線3が納められてい
る。固定子巻線3はスロット2の内径側に納められる上
巻線4と外径側に納められる下巻線5とがあり、あるス
ロット(A)の上巻線は鉄心の外側のいわゆる巻線端部
で曲げられ、スロット(A)より所定数だけ離れたスロ
ット(B)の下巻線となり順次スロットをずらしながら
固定子巻線を構成している。また上巻線4と下巻線5は
一般に製作上の理由から少なくとも一方の巻線端部に於
いて分割されておりロー付又はハンダ付は等により互い
に接続されている。個々の巻線は渦電流損を低減させる
ために第4図に示すように各々絶縁を施した複数の細い
素線6を束ねて構成されている。この場合各素線6は鉄
心部に於いて径方向に位置が異なることによる発生ロス
の不均一が生じないようにトランスポジションという対
策が採られる。トランスポジションの方法としては、鉄
心全長にわたって素線6をねじる方法(シーベル転位法
)もあるが、鉄心長の比較的短い回転電機の場合巻線端
部で180°ねじる方法が簡略的に用いられる。第5図
に巻線端部でトランスポジションを施した巻線接続部の
従来構造を示す。第5図に於いて7はトランスポジショ
ン部。
8は上下巻線の接続部、9は各接続素線を分離する絶縁
シートである。巻線は上か下のどちらか一方の巻線をね
じった役瓦いに内側に曲げられ各素線を対向する向きに
した上で重ね合せてロー付は等により接続されている。
シートである。巻線は上か下のどちらか一方の巻線をね
じった役瓦いに内側に曲げられ各素線を対向する向きに
した上で重ね合せてロー付は等により接続されている。
(発明が解決しようとする課題)
巻線端部はもともと軸方向に寸法的な制約を受ける場合
が多く、巻線端部でトランスポジションを行う方法では
素線束をねじるための軸方向寸法も同様に制約される。
が多く、巻線端部でトランスポジションを行う方法では
素線束をねじるための軸方向寸法も同様に制約される。
そのため素線束には大きなねじり力が加えられると共に
整形のためにも打撃等の外力が加えられる。この加工は
巻線の製作に於いて困難さを伴うと共に、加工時に素線
6の表面を傷付は素線絶縁を破壊し素線間の4論によっ
てトランスポジションの効果を低減せしめる可能性があ
った。
整形のためにも打撃等の外力が加えられる。この加工は
巻線の製作に於いて困難さを伴うと共に、加工時に素線
6の表面を傷付は素線絶縁を破壊し素線間の4論によっ
てトランスポジションの効果を低減せしめる可能性があ
った。
(発明の目的)
本発明は上記の欠点に鑑み成されたものであり。
製作が容易で信頼性の高いトランスポジションを有する
回転電機の固定子巻線を堤供することを目的とする。
回転電機の固定子巻線を堤供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明の固定子巻線は、上下巻
線の端部接続部に於いて上下巻線の各素線を対向させる
ことなく並列に重ね合せて接続してトランスポジション
が成されるようにした構成とする。
線の端部接続部に於いて上下巻線の各素線を対向させる
ことなく並列に重ね合せて接続してトランスポジション
が成されるようにした構成とする。
(作用)
本発明の固定子巻線は以上のように構成されているので
、巻線の素線束をねじることなくトランスポジションの
効果を得ることができる。
、巻線の素線束をねじることなくトランスポジションの
効果を得ることができる。
(実施例)
本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
固定子巻線3は一方の端部に於いて上巻線4と下巻線5
が接続されている。上巻線4と下巻線5はいずれも素線
束をねじることはしていない。下巻線4と下巻線5の接
続部は第2図に示すように各素線を並列に接近せしめ重
ね合せてロー付は等により接続されている。即ち上巻線
4の最も内径側の素線は下巻線の最も内径側の素線と接
続され以下類に上下巻線の対応する素線が互いに接続さ
れる。又各素線の接続部の間には従来同様に絶縁シート
9を挟み込み隣合う素線間の導通を防止している。
が接続されている。上巻線4と下巻線5はいずれも素線
束をねじることはしていない。下巻線4と下巻線5の接
続部は第2図に示すように各素線を並列に接近せしめ重
ね合せてロー付は等により接続されている。即ち上巻線
4の最も内径側の素線は下巻線の最も内径側の素線と接
続され以下類に上下巻線の対応する素線が互いに接続さ
れる。又各素線の接続部の間には従来同様に絶縁シート
9を挟み込み隣合う素線間の導通を防止している。
このように本実施例に於いては素線束をねじることなく
素線のトランスポジションが成される。
素線のトランスポジションが成される。
したがって巻線の整形が容易であると共に素線絶縁に傷
を付ける可能性が減じられるため高品質の固定子巻線が
得られる。
を付ける可能性が減じられるため高品質の固定子巻線が
得られる。
本発明によれば固定子巻線の上巻線と下巻線の接続部に
於いて上巻線の素線と下巻線の素線を並列状に重ね合せ
ているため素線束をねじることなく素線のトランスポジ
ションが成されるため1巻線の製作が容易になると共に
製作時に素線絶縁を損傷させることがなくなり高品質の
巻線が得られる。
於いて上巻線の素線と下巻線の素線を並列状に重ね合せ
ているため素線束をねじることなく素線のトランスポジ
ションが成されるため1巻線の製作が容易になると共に
製作時に素線絶縁を損傷させることがなくなり高品質の
巻線が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す回転電機固定子の断面
図、第2図は本発明の一実施例に係わる固定子巻線の端
部接続構造図、第3図は従来の回転電機固定子の断面図
、第4図は固定子巻線の断面図、第5図は従来の固定子
巻線の端部接続構造図である。 1・・・固定子鉄心 2・・・巻線スロット3
・・・固定子巻線 4・・・上巻線5・・・下
巻線 6・・・素線7・・・トランスポジ
ション部。 8・・・」−下巻線接続部 9・・・絶縁シート代
理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 l固定+針に 第1図 第2図 第4図
図、第2図は本発明の一実施例に係わる固定子巻線の端
部接続構造図、第3図は従来の回転電機固定子の断面図
、第4図は固定子巻線の断面図、第5図は従来の固定子
巻線の端部接続構造図である。 1・・・固定子鉄心 2・・・巻線スロット3
・・・固定子巻線 4・・・上巻線5・・・下
巻線 6・・・素線7・・・トランスポジ
ション部。 8・・・」−下巻線接続部 9・・・絶縁シート代
理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 l固定+針に 第1図 第2図 第4図
Claims (1)
- 固定子鉄心の外側で固定子巻線の素線のトランスポジシ
ョンを有する回転電機の固定子巻線に於いて、トランス
ポジションが前記固定子巻線の上巻線の素線と下巻線の
素線を巻線端部において並列に重ね合せて接続されて成
されていることを特徴とする回転電機の固定子巻線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130188A JPH01274631A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 回転電機の固定子巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130188A JPH01274631A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 回転電機の固定子巻線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01274631A true JPH01274631A (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=14296991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10130188A Pending JPH01274631A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | 回転電機の固定子巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01274631A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006074971A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Central Japan Railway Co | 車両用渦電流ブレーキ装置 |
JP2010041786A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Nippon Soken Inc | 固定子巻線及び回転電機 |
JP2010239679A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Toyota Motor Corp | コイル線、ステータおよび回転電機 |
JP2010246236A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Sanko Kiki Co Ltd | コイル巻線方法及びコイル巻線装置 |
JP2010268575A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Nissan Motor Co Ltd | 回転電機 |
-
1988
- 1988-04-26 JP JP10130188A patent/JPH01274631A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006074971A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Central Japan Railway Co | 車両用渦電流ブレーキ装置 |
JP4675599B2 (ja) * | 2004-09-06 | 2011-04-27 | 東海旅客鉄道株式会社 | 車両用渦電流ブレーキ装置 |
JP2010041786A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Nippon Soken Inc | 固定子巻線及び回転電機 |
JP2010239679A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Toyota Motor Corp | コイル線、ステータおよび回転電機 |
JP2010246236A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Sanko Kiki Co Ltd | コイル巻線方法及びコイル巻線装置 |
JP2010268575A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Nissan Motor Co Ltd | 回転電機 |
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