JPH01274350A - イオン注入方法及びその装置 - Google Patents
イオン注入方法及びその装置Info
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- JPH01274350A JPH01274350A JP10142388A JP10142388A JPH01274350A JP H01274350 A JPH01274350 A JP H01274350A JP 10142388 A JP10142388 A JP 10142388A JP 10142388 A JP10142388 A JP 10142388A JP H01274350 A JPH01274350 A JP H01274350A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野)
本発明は、半導体の製造において半導体ウェハにイオン
を注入する方法及びその装置に関する。
を注入する方法及びその装置に関する。
〈従来の技術〉
半導体ウェハ(以下単にウェハと呼ぶ)にイオンビーム
を照射してイオンを注入する場合、そのウェハの表面に
電荷が残留して蓄積する。この電荷は、ウェハの基板へ
放電する際にそのウェハの表面に形成された半導体の絶
縁膜を部分的に破壊したり、この電荷によって発生する
電場が上記イオンビームな偏向させてウェハへの均一な
イオン注入を妨げるといった不都合を起こす。従ってイ
オン注入においては、このウェハの表面に残留して蓄積
する電荷を取除くことか必要である。
を照射してイオンを注入する場合、そのウェハの表面に
電荷が残留して蓄積する。この電荷は、ウェハの基板へ
放電する際にそのウェハの表面に形成された半導体の絶
縁膜を部分的に破壊したり、この電荷によって発生する
電場が上記イオンビームな偏向させてウェハへの均一な
イオン注入を妨げるといった不都合を起こす。従ってイ
オン注入においては、このウェハの表面に残留して蓄積
する電荷を取除くことか必要である。
その為に従来は1例えば第2図の概略構成図で示す様な
イオン注入装置が用いられている(特開昭57−870
56)。この図に基づいて、従来のイオン注入方法とそ
の装置について説明する。
イオン注入装置が用いられている(特開昭57−870
56)。この図に基づいて、従来のイオン注入方法とそ
の装置について説明する。
図で示す様にこのイオン注入装置は、導電性のウェハデ
ィスク51のホルダ52にウェハWを装着し、該ウェハ
Wに、B ”、A s ”、P ”、S b+等の正イ
オン53aから成るイオンビーム53を照射してイオン
注入を行うものである。イオン注入の際、上述の如くウ
ェハWの表面Waに残留する正電荷54を逃がす為に、
ウェハディスク51を接地している。
ィスク51のホルダ52にウェハWを装着し、該ウェハ
Wに、B ”、A s ”、P ”、S b+等の正イ
オン53aから成るイオンビーム53を照射してイオン
注入を行うものである。イオン注入の際、上述の如くウ
ェハWの表面Waに残留する正電荷54を逃がす為に、
ウェハディスク51を接地している。
しかしウェハWの表面Waには、半導体を形成する為の
S I Oz r感光性樹脂等の絶縁性材料。
S I Oz r感光性樹脂等の絶縁性材料。
単結晶或は多結晶シリコン等の半導電性材料か存在する
ことから、ウェハディスク51を接地するたけては残留
する正電荷54を充分に除去することば不可能である。
ことから、ウェハディスク51を接地するたけては残留
する正電荷54を充分に除去することば不可能である。
そこで上記正電荷54を電子によって中性化すべく、イ
オンビーム53の近傍に熱電子発生源であるフィラメン
ト55と、二次電子発生用のターゲット5bと、上記フ
ィラメント55からの熱電子である一次電子57を上記
ターゲット56の方向へ引出す電子引出し電極58とを
配設している。これにより、イオンビーム53中を横切
らせたフィラメント55からの一次電子57をターゲッ
ト56に衝突させて二次電子59を発生させる。これら
−、二二次主電子7.59から成る電子60は、イオン
ビーム53の発生する電場に束縛されることによってビ
ーム53に捕獲され、ビーム53の空間電荷を全体とし
て中性化する様な状態で、ビーム53に沿って螺線を描
く様に、正イオン53aと共にウェハWの方へ走行する
。この様にターゲット56からの二次電子59を利用し
た構成とするのは、イオンビーム53の空間電荷を中性
化するだけの量の電子を、フィラメント55より放出し
た一次電子57から捕獲することが困難な為である。つ
まり電子の捕獲量を増大させるには、電子の運動エネル
ギーを低減させればよいが、上記フィラメント55より
放出される一次電子57の運動エネルギーを充分に低減
させることは技術的に困難である。
オンビーム53の近傍に熱電子発生源であるフィラメン
ト55と、二次電子発生用のターゲット5bと、上記フ
ィラメント55からの熱電子である一次電子57を上記
ターゲット56の方向へ引出す電子引出し電極58とを
配設している。これにより、イオンビーム53中を横切
らせたフィラメント55からの一次電子57をターゲッ
ト56に衝突させて二次電子59を発生させる。これら
−、二二次主電子7.59から成る電子60は、イオン
ビーム53の発生する電場に束縛されることによってビ
ーム53に捕獲され、ビーム53の空間電荷を全体とし
て中性化する様な状態で、ビーム53に沿って螺線を描
く様に、正イオン53aと共にウェハWの方へ走行する
。この様にターゲット56からの二次電子59を利用し
た構成とするのは、イオンビーム53の空間電荷を中性
化するだけの量の電子を、フィラメント55より放出し
た一次電子57から捕獲することが困難な為である。つ
まり電子の捕獲量を増大させるには、電子の運動エネル
ギーを低減させればよいが、上記フィラメント55より
放出される一次電子57の運動エネルギーを充分に低減
させることは技術的に困難である。
ウェハWに到達した正イオン53aは、ウェハW内に侵
入し、その際、上述の如く表面Waに正電荷54が残留
する。そして正イオン53aと共にウェハWに到達した
電子60は、表面Waにおいて移動することにより上記
正電荷54と衝突して、該正電荷54を中性化すること
になる。
入し、その際、上述の如く表面Waに正電荷54が残留
する。そして正イオン53aと共にウェハWに到達した
電子60は、表面Waにおいて移動することにより上記
正電荷54と衝突して、該正電荷54を中性化すること
になる。
又上記イオンビーム53は、正イオン53aどうしの反
発によってビーム径が下流に行くほど拡大する。ビーム
径か拡大すると、それだけ電子60との衝突断面積が縮
小することになり、捕獲する電子60の縫が減少してし
まう。これを防止する為、電子発生源55とターゲット
56との上流側にアパーチャ61を設けている。
発によってビーム径が下流に行くほど拡大する。ビーム
径か拡大すると、それだけ電子60との衝突断面積が縮
小することになり、捕獲する電子60の縫が減少してし
まう。これを防止する為、電子発生源55とターゲット
56との上流側にアパーチャ61を設けている。
〈発明か解決しようとする課題〉
この種のイオン注入方′法では、イオンビーム53の中
性化に充分な二次電子59を発生させる為に、ターゲッ
ト56に衝突させる一次電子57として50〜400
mAの電流分の電子を必要とする。そしてこれだけの一
次電子57を熱電子として発生させるには、フィラメン
ト55にl〜IOAの電流を流して加熱しなければなら
ない。この時のフィラメント55の温度は100〜10
00℃に達する。フィラメント55は、W(タングステ
ン)、Mo(モリブデン)。
性化に充分な二次電子59を発生させる為に、ターゲッ
ト56に衝突させる一次電子57として50〜400
mAの電流分の電子を必要とする。そしてこれだけの一
次電子57を熱電子として発生させるには、フィラメン
ト55にl〜IOAの電流を流して加熱しなければなら
ない。この時のフィラメント55の温度は100〜10
00℃に達する。フィラメント55は、W(タングステ
ン)、Mo(モリブデン)。
Ta(タンタル)等の高融点金属によって形成されてい
るが、上記温度に加熱された際には金属蒸気が発生する
。
るが、上記温度に加熱された際には金属蒸気が発生する
。
上記従来のイオン注入方法及びその装置では、このフィ
ラメント55から発生した金属蒸気が拡散してイオンビ
ーム53中に進入する。そしてビーム53の正イオンS
3aと衝突することによりビーム53と同方向の運動エ
ネルギーを得、よって金属蒸気は正イオン53aと共に
ウェハWに注入されることになる。即ちウェハWに不要
の金属が注入されることになり、ウェハWの表面Waに
形成する半導体集積回路装置の性ず先に重大な悪影響が
及ぼされるという問題があった。
ラメント55から発生した金属蒸気が拡散してイオンビ
ーム53中に進入する。そしてビーム53の正イオンS
3aと衝突することによりビーム53と同方向の運動エ
ネルギーを得、よって金属蒸気は正イオン53aと共に
ウェハWに注入されることになる。即ちウェハWに不要
の金属が注入されることになり、ウェハWの表面Waに
形成する半導体集積回路装置の性ず先に重大な悪影響が
及ぼされるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決し、熱電子発生源から発生
する金属蒸気を半導体ウェハに注入させることのないイ
オン注入方法及びその装置を提供することを目的とする
。
する金属蒸気を半導体ウェハに注入させることのないイ
オン注入方法及びその装置を提供することを目的とする
。
〈課題を解決するための手段〉
上記目的を達成する為に、本発明のイオン注入方法では
、一次電子の生成に伴って熱電子発生源から発生する金
属蒸気を除去した後、一次電子をターゲットに衝突させ
る。
、一次電子の生成に伴って熱電子発生源から発生する金
属蒸気を除去した後、一次電子をターゲットに衝突させ
る。
又その為の本発明のイオン注入装置では、熱電子発生源
を、接地したシールド板で包囲するとともに、該シール
ド板に、イオンビームから離反する方向へ開口した電子
放出孔を設け、該シールド板の電子放出孔の前方には、
正電圧を印加した電子引出し電極を設け、且つ上記シー
ルド板の近傍には、上記シールド板の電子放出孔を通っ
て放出された一次電子をターゲットの方向へ偏向させる
偏向磁石を設けている。
を、接地したシールド板で包囲するとともに、該シール
ド板に、イオンビームから離反する方向へ開口した電子
放出孔を設け、該シールド板の電子放出孔の前方には、
正電圧を印加した電子引出し電極を設け、且つ上記シー
ルド板の近傍には、上記シールド板の電子放出孔を通っ
て放出された一次電子をターゲットの方向へ偏向させる
偏向磁石を設けている。
〈作用〉
上記イオン注入方法では、一次電子の発生に伴って熱電
子発生源から発生した金属蒸気は、拡散せず、よってイ
オンビームへ混入することもない。
子発生源から発生した金属蒸気は、拡散せず、よってイ
オンビームへ混入することもない。
又上記イオン注入装置では、上記金属蒸気のうち、イオ
ンビームの方向へ運動するものはシールド板によって遮
蔽される。一方シールド板の電子放出孔から出た金属蒸
気は、正電圧の印加された電子引出し電極の反発を受け
る為に該電極を貫通することはない。
ンビームの方向へ運動するものはシールド板によって遮
蔽される。一方シールド板の電子放出孔から出た金属蒸
気は、正電圧の印加された電子引出し電極の反発を受け
る為に該電極を貫通することはない。
〈実施例〉
以下、第1図に基づいて本発明のイオン注入方法及びそ
の装置の一実施例を説明する。
の装置の一実施例を説明する。
第1図は、本発明に係るイオン注入装置の要部側断面概
略図で、B ”、A s ”、P ”、S b+等の正
イオン1aから成るイオンビーム1を中性化すべく該ビ
ームlに電子el、e2を捕獲させる部分の構成を示し
ている。
略図で、B ”、A s ”、P ”、S b+等の正
イオン1aから成るイオンビーム1を中性化すべく該ビ
ームlに電子el、e2を捕獲させる部分の構成を示し
ている。
図で示す様に、イオンビームlの近傍に該ビーム1を挟
む様にして、熱電子発生源、例えばタングステン酸のフ
ィラメント2と、二次電子発生用のターゲット3とが設
けられている。このフィラメント2とターゲット3は、
共に一つの支持部材4に絶縁石5,6を介して支持され
ており、フィラメント2には直流電源E1によって直流
電流が流され、ターゲット3には直流電源E2によって
正電圧か印加されている。
む様にして、熱電子発生源、例えばタングステン酸のフ
ィラメント2と、二次電子発生用のターゲット3とが設
けられている。このフィラメント2とターゲット3は、
共に一つの支持部材4に絶縁石5,6を介して支持され
ており、フィラメント2には直流電源E1によって直流
電流が流され、ターゲット3には直流電源E2によって
正電圧か印加されている。
ところで本発明のイオン注入方法の特徴は、上記熱電子
発生源であるフィラメント2による一次電子e1の生成
に伴ってそのフィラメント2から発生する金属蒸気を除
去し、その後、一次電子e、をターゲット3に衝突させ
る点にある。その為、本発明のイオン注入装置では次の
様な構成を採っている。
発生源であるフィラメント2による一次電子e1の生成
に伴ってそのフィラメント2から発生する金属蒸気を除
去し、その後、一次電子e、をターゲット3に衝突させ
る点にある。その為、本発明のイオン注入装置では次の
様な構成を採っている。
即ち上記フィラメント2は、接地されたステンレス製の
シールド板7で包囲され、このシールド板7の下方つま
りイオンビームlから最も離れた位置には、該ビームl
から離反する方向へ開口した電子放出孔8か設けられて
いる。そして上記フィラメント2は、この電子放出孔8
の方へ向けて配置されている。
シールド板7で包囲され、このシールド板7の下方つま
りイオンビームlから最も離れた位置には、該ビームl
から離反する方向へ開口した電子放出孔8か設けられて
いる。そして上記フィラメント2は、この電子放出孔8
の方へ向けて配置されている。
上記シールド板7の電子放出孔8の前方(この場合には
下方)には、直流電源E3によって正電圧の印加された
電子引出し電極9が、上記支持部材4に絶縁石10を介
して支持された状態で配設されている。この電子引出し
電極9は、電子が貫通し得る様に、例えば格子状に形成
されている。
下方)には、直流電源E3によって正電圧の印加された
電子引出し電極9が、上記支持部材4に絶縁石10を介
して支持された状態で配設されている。この電子引出し
電極9は、電子が貫通し得る様に、例えば格子状に形成
されている。
更に上記シールド板7の近傍、例えばシールド板7の電
子放出孔8の側方には、偏向磁石11がシールド板7に
支持された状態で配設されている。この偏向磁石11と
しては、発生する磁界の強度を任意に設定し得る電磁石
が望ましい。
子放出孔8の側方には、偏向磁石11がシールド板7に
支持された状態で配設されている。この偏向磁石11と
しては、発生する磁界の強度を任意に設定し得る電磁石
が望ましい。
この偏向磁石11の上方には、直流電源E4によって正
電圧の印加された電子加速電極12か。
電圧の印加された電子加速電極12か。
シールド板7に絶縁石13を介して支持された状態て配
設されている。この電子加速電極12は、電子が貫通し
得る様に、例えば格子状に形成されている。
設されている。この電子加速電極12は、電子が貫通し
得る様に、例えば格子状に形成されている。
又上記支持部材4の中央部には、イオンビームlのビー
ム径の拡大を抑える為のアパーチャ14が絶縁石15を
介して取付けられている。このアバーチャ14には、直
流電源E5によって負電圧が印加されている。
ム径の拡大を抑える為のアパーチャ14が絶縁石15を
介して取付けられている。このアバーチャ14には、直
流電源E5によって負電圧が印加されている。
そして上記フィラメント2にl〜IOAの電流を流して
加熱し、熱電子である一次電子e1を発生させる。しか
も電子引出し電極9に、100〜1000Vの正電圧を
印加して、上記一次電子e、をシールド板7の電子放出
孔8を通して引出す。つまりフィラメント2から発生す
る一次電子e1を、イオンビーム1から離反させる方向
へ放出させる。
加熱し、熱電子である一次電子e1を発生させる。しか
も電子引出し電極9に、100〜1000Vの正電圧を
印加して、上記一次電子e、をシールド板7の電子放出
孔8を通して引出す。つまりフィラメント2から発生す
る一次電子e1を、イオンビーム1から離反させる方向
へ放出させる。
上記一次電子e1の発生に伴ってフィラメント2から金
属蒸気が発生するが、その金属蒸気のうち、イオンビー
ムlの方向へ運動するものは、シールド板7によって遮
蔽される。又シールド板7の電子放出孔8から出た金属
蒸気は、正電圧の印加された電子引出し電極9の反発を
受ける為に該電極9を貫通することはない。これは、蒸
発するフィラメント2の構成金属が熱電子放出によって
陽イオン化されている為である。従ってフィラメント2
から発生した金属蒸気が拡散してイオンビームlへ混入
することはない。
属蒸気が発生するが、その金属蒸気のうち、イオンビー
ムlの方向へ運動するものは、シールド板7によって遮
蔽される。又シールド板7の電子放出孔8から出た金属
蒸気は、正電圧の印加された電子引出し電極9の反発を
受ける為に該電極9を貫通することはない。これは、蒸
発するフィラメント2の構成金属が熱電子放出によって
陽イオン化されている為である。従ってフィラメント2
から発生した金属蒸気が拡散してイオンビームlへ混入
することはない。
この様に金属蒸気を除去した後、偏向磁石11に50〜
500gaussの磁界を発生させることにより、上記
電子引出し電極9を貫通した一次電子e1の運動方向な
略180度偏向させるとともに、電子加速電極12に1
00〜100OVの正電圧を印加して、一次電子e、を
ターゲット3の方向へ加速し、衝突させる。
500gaussの磁界を発生させることにより、上記
電子引出し電極9を貫通した一次電子e1の運動方向な
略180度偏向させるとともに、電子加速電極12に1
00〜100OVの正電圧を印加して、一次電子e、を
ターゲット3の方向へ加速し、衝突させる。
ターゲット3には10〜100OVの正電圧を印加して
おき、該ターゲット3に上記一次電子e、を衝突させる
ことによって二次電子e2を発生させる。この二次電子
e2及び上記一次電子e、をイオンビーム1に捕獲させ
ることにより、図示しない半導体クエへに向かって走行
するビーム1の空間電荷を全体として中性化させる。
おき、該ターゲット3に上記一次電子e、を衝突させる
ことによって二次電子e2を発生させる。この二次電子
e2及び上記一次電子e、をイオンビーム1に捕獲させ
ることにより、図示しない半導体クエへに向かって走行
するビーム1の空間電荷を全体として中性化させる。
〈発明の効果〉
以上述べた様に、本発明のイオン注入方法及びその装置
によれば、フィラメントから発生する金属蒸気を正イオ
ンと共に半導体ウェハに注入させるということか防止さ
れ、よってウェハ上に、より高性使な半導体集積回路装
置を形成することが可能となる。
によれば、フィラメントから発生する金属蒸気を正イオ
ンと共に半導体ウェハに注入させるということか防止さ
れ、よってウェハ上に、より高性使な半導体集積回路装
置を形成することが可能となる。
第1図は、本発明に係るイオン注入装置の要部側断面概
略図、 第2図は、従来のイオン注入装置の概略構成図である。 ■・・・イオンビーム、 la・・・正イオン。 2・・・フィラメント(熱電子発生源)。 3・・・ターゲット、 7・・・シールド板。 8・・・電子放出孔、 9・・・電子引出し電極。 11・・・偏向磁石、 eI・・・一次電子。 e2・・・二次電子。 特許出願人 沖電気工業株式会社1、事件の表示 昭和63年特許願第101423号 2、発明の名称 イオン注入方法及びその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(〒105) 東京都港区虎ノ門1丁目7番12
号名称(029)沖電気工業株式会社 代表者 取締役社長 小 杉 信 光4、
代 理 人 住 所(〒108) 東京都港区芝浦4丁目10番3
号5、補正の対象
略図、 第2図は、従来のイオン注入装置の概略構成図である。 ■・・・イオンビーム、 la・・・正イオン。 2・・・フィラメント(熱電子発生源)。 3・・・ターゲット、 7・・・シールド板。 8・・・電子放出孔、 9・・・電子引出し電極。 11・・・偏向磁石、 eI・・・一次電子。 e2・・・二次電子。 特許出願人 沖電気工業株式会社1、事件の表示 昭和63年特許願第101423号 2、発明の名称 イオン注入方法及びその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(〒105) 東京都港区虎ノ門1丁目7番12
号名称(029)沖電気工業株式会社 代表者 取締役社長 小 杉 信 光4、
代 理 人 住 所(〒108) 東京都港区芝浦4丁目10番3
号5、補正の対象
Claims (2)
- (1)熱電子発生源から発生させた一次電子をターゲッ
トに衝突させて二次電子を発生させ、該二次電子を捕獲
させた正電荷のイオンビームを半導体ウェハへ照射して
イオン注入を行う方法において、 前記一次電子の生成に伴って前記熱電子発生源から発生
する金属蒸気を除去した後、前記一次電子を前記ターゲ
ットに衝突させることを特徴とするイオン注入方法。 - (2)熱電子発生源から発生させた一次電子をターゲッ
トに衝突させて二次電子を発生させ、該二次電子を捕獲
させた正電荷のイオンビームを半導体ウェハへ照射して
イオン注入を行う装置において、 前記熱電子発生源を、接地したシールド板で包囲すると
ともに、該シールド板に、前記イオンビームから離反す
る方向へ開口した電子放出孔を設け、 該シールド板の電子放出孔の前方には、正電圧を印加し
た電子引出し電極を設け、 且つ前記シールド板の近傍には、前記シールド板の電子
放出孔を通って放出された一次電子を前記ターゲットの
方向へ偏向させる偏向磁石を設けたことを特徴とするイ
オン注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10142388A JPH01274350A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | イオン注入方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10142388A JPH01274350A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | イオン注入方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01274350A true JPH01274350A (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=14300301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10142388A Pending JPH01274350A (ja) | 1988-04-26 | 1988-04-26 | イオン注入方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01274350A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7417240B2 (en) * | 2002-11-21 | 2008-08-26 | Infineon Technologies Ag | Apparatus for producing secondary electrons, a secondary electrode, and an acceleration electrode |
-
1988
- 1988-04-26 JP JP10142388A patent/JPH01274350A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7417240B2 (en) * | 2002-11-21 | 2008-08-26 | Infineon Technologies Ag | Apparatus for producing secondary electrons, a secondary electrode, and an acceleration electrode |
US7772572B2 (en) | 2002-11-21 | 2010-08-10 | Infineon Technologies Ag | Apparatus for producing secondary electrons, a secondary electrode, and an acceleration electrode |
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