JPH01273574A

JPH01273574A - たばこ代用品

Info

Publication number: JPH01273574A
Application number: JP10494988A
Authority: JP
Inventors: Katsumi Tsuji; 辻　克巳
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-04-26
Filing date: 1988-04-26
Publication date: 1989-11-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、禁煙用のたばこ代用品に関するものである
。

（従来の技術）最近、物質文化の飛曜的進歩に伴い、国民生活における
物質面は充足され、人間の健康面が次第に重視されるよ
うになってきた。　例えば肺ガンについて見れば、喫煙
者ばかりでなく、その副流煙を吸う人にも肺ガンの発生
が多くなる傾向があることから、禁煙節煙が広くいわれ
るようになり、各種交通機関や公共施設においても禁煙
が求められ、喫煙常習者にとっても禁煙の必要性が高ま
ってきた。

そして、従来、禁煙を行うために種々な方法が提案され
ており、その１例としては、例えばニコチン、タールを
除去するフィルタ機能付マウスピースを用い、体内に入
るニコチン、タールの量を次第に減少させて禁煙を行お
うとする方法がある。

また、他の方法としては、紙巻たばこ、又は、パイプの
形状をしたマウスピース内に香料を入れ、紙巻たばこ等
の代わりに、このマウスピースを口にくわえ、体内に全
くニコチンやタールを入れないようにして喫煙の習慣性
をなくそうとする方法もある。

（発明が解決しようとする問題点）しかし上記従来の前者の方法では、除去するといっても
体内にニコチンやタールがある程度入るので、喫煙の習
慣性をなくすまでに時間がかかり、一方、後者の方法で
は香料とたばこの煙との味が全く異なり、喫煙常習者に
ばなじみにり＜、使いにくいものであった。

この発明は、かかる従来の問題点に鑑み、喫煙常習者に
とっても使いやすく、しかも短時間で確実に禁煙を行う
ことのできるたばこ代用品を提供することを目的とする
。

そして本件発明者は、上述の問題点を解決すべく鋭意研
究した結果、紙巻たばこにおいてたばこの葉の代わりと
して種々の対象が考えられるが、焙煎したコーヒー豆の
粉粒又は、ウーロン茶葉を主成分とするタバコ代用喫煙
剤として用い、これに着火してその煙を吸うようにすれ
ば、通常のたばこの葉と同じく嗜好性に優れ１、しかも
この場合にはまったくニコチンが体内に入らないか、入
ったとしても掻めて少なく、無理な（たばこの喫煙の習
慣性をなくすことができることを知見し、本発明を完成
したものである。

（問題点を解決するための手段）そこでこの発明に係るたばこ代用品は、焙煎したコーヒ
ー豆の粉粒又は、乾燥したウーロン茶葉を主成分とする
ようにしたことを要旨とするものである。

ここでコーヒー豆の粉粒としては焙が（後のコーヒー豆
をひいたものが嗜好性に優れるが、例えばコーヒーを抽
出した後のものでもよい、　また、粉粒に香料、甘味料
等を加えて味覚をｍ節するようにしてもよい。　更に、
粉粒を紙巻たばこ紙白に巻回充填しやすいように、嗜好
性または喫煙味覚を害しない助剤を用いてもよい。　細
断したウーロン茶葉を適量混合してフィラーとしてもよ
い。

また、ウーロン茶葉としてはどのような産地のものであ
ってもよいが、広東省ウーロン茶の葉が味の点で最も好
ましい。　更に、ウーロン茶葉にその嗜好性、喫煙味覚
を害しない範囲で他の茶葉を混合してもよく、香味料等
で味覚を調節するようにしてもよい。

（作用）この発明においては、ＩＦ、巻たばこにおいてたばこの
葉の代わりにコーヒー豆の粉粒又は、ウーロン茶葉を用
いるようにしたことから、他のたばこ代用品と異なり、
たばこ葉と同様の嗜好性を出す一方、ニコチンが体内に
入るのをなくして無理なく喫煙の習慣性をなくすという
不思議な作用機能を有する。　しかも通常の紙巻たばこ
と同様に火を着けて喫煙でき、又その味も紙巻たばこと
ほとんど異ならないことから、喫煙常習者が違和感なく
使用することが可能である。　また、コーヒーには発ガ
ン成分はないといわれており、その点でも健康的である
。

（実施例）以下、本発明の実施例を図について説明する。

図面は本発明の一実施例によるたばこ代用品を示す。　
図において、１は紙巻たばこ用の紙で、該紙１は紙巻た
ばこと同様に筒状に巻かれている。

この筒状の紙１内には焙煎後のコーヒー豆の粉粒２が充
填されるとともに、その背後に紙巻たばこと同様のフィ
ルター３が設けられている。　なお、本たばこ代用品の
製造方法については通常の紙巻たばこと同様の方法によ
って製造することができるので、その説明は省略する。

次に作用効果について説明する。

（試験例１）焙煎したコーヒー豆をドリップ用に粉砕した４ツ）粒２
．５〜３ｇを図示のように巻回したたばこ紙筒内に充填
し、着火して喫煙したが、違和感はなく、喫煙習慣性の
減少が見られた。

（試験例２）乾燥した広東省産ウーロン茶葉をタバコ茶葉に細断して
１．５〜２ｇを図示のように巻回したたばこ紙筒内に充
填し、着火して喫煙したが、違和感はなく、喫煙習慣性
の減少が見られた。

（試験例３）焙煎したコーヒー豆をドリップ用に粉砕した粉粒２ｇと
乾燥したウーロン茶葉細断片１ｇとを程よく混和して図
示のように巻回したたばこ紙筒内に充填し、着火して喫
煙したが、違和感はなく、喫煙習慣性の減少が見られた
。

（比較例４）番茶をタバコ様に細断して１．５〜２ｇを図示のように
巻回したたばこ紙筒内に充填し、着火して喫煙したが、
違和感があり、嗜好性が感じられなかった。

以上のような本実施例のたばこ代用品では、たばこの葉
の代わりにコーヒー豆の粉粒およびウーロン茶葉を用い
るようにしたので、通常のたばこの葉とほとんど味が異
なることがなく、たばこの常飲者にとっても違和感なく
、用いることができ、しかも従来のフィルター機能付の
マウスピースのようにニコチンの量を次第に低減する場
合に比して短時間で禁煙ができる。

（発明の効果）以上のように、本発明に係るたばこ代用品によれば、焙
煎したコーヒー豆の粉粒又は、ウーロン茶葉を充填し、
これを紙巻たばこと同様に用いるようにしたので、たば
この喫煙常習者にも違和感なく用いて禁煙を行うことが
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例によるたばこ代用品を示す断面
図である。 ■−・紙、２−・・コーヒー豆の粉粒。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）焙煎したコーヒー豆の粉粒を主成分とする喫煙剤
を用いることを特徴とするたばこ代用品。
（２）乾燥させたウーロン茶葉を主成分とする喫煙剤を
用いることを特徴とするたばこ代用品。