JPH01271024A - ワークから部品を成形するための装置 - Google Patents

ワークから部品を成形するための装置

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JPH01271024A
JPH01271024A JP9802088A JP9802088A JPH01271024A JP H01271024 A JPH01271024 A JP H01271024A JP 9802088 A JP9802088 A JP 9802088A JP 9802088 A JP9802088 A JP 9802088A JP H01271024 A JPH01271024 A JP H01271024A
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pressure
die mechanism
die
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roller
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JP9802088A
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J Mail Joseph
ジョーゼフ・ジェイ・メイル
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J5/00Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
    • B21J5/008Incremental forging

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はワークから部品を成形するための装置に関す
る。
(従来技術) プリンジワルドの米国特許第3,847,004号には
圧力供給装置が開示されている。この圧力供給装置は圧
力ベース、圧力ベースに対して垂直方向上方に離間され
て加圧域を形成する圧力装置及び圧力ベースと圧力@霞
との間にワークを搬送するコンベヤ装置とから成る。そ
して、圧力ベース又は圧力装置はワークが搬送される方
向に傾斜されている。ワークが加圧域を通過する際、ロ
ーラによって清り摩擦が転がり摩擦に転換される。なお
、ローラが加圧域を通過する際にこのローラを案内する
ための案内装置が取り付けられている。圧力装置には調
節可能な補助圧カニニットが取り付けられている。さら
に、O−ラが圧力Iffの下を通過する際にこのa−ラ
を案内するための案内装置が取り付けられるとともに、
この案内装置を調節して圧力装置と補助圧力装置との間
の動作を補正するための調節装置が取り付けられる。
プリンジワルドの米国特許第3,521,472号には
、片面もしくは両面に補強材を一体状に取り付けた延性
材からの部品成形方法及びその装置が開示されている。
また、同人の米国特許第3.425.095号には、一
体状の補強材を有する金属プレートを製造する方法及び
その装置が開示されている。
上記第3.847.004号及びメリツクの米国特許第
3、303.833号と併合すれば、他の特許もしくは
第2の引用によってこの発明が支持される。なお、第3
,303,833号には溝内に嵌着された自己調節型の
カムシューが開示されている。グロウブズ他の米国特許
第3,233,444j+にはピストン及びシリンダ装
置を有するテーパーロール装置及びロール方法、および
溝内へのカム及びブロックの固定について開示されてい
る。フエーゲルシュトウロムの米国特許第3,263,
573号には段階的シリンダ駆動についてv1示されて
いる。イツエットの米国特許第3,990,261号に
は成形ステーション上に設けられた加熱ステーシコン及
び成形ステーションに続く取り外しステーションについ
て開示されている。
さらにウォルデンの英国特許第、226,277号には
コンクリートボディーの成形方法及び製品取り外しにつ
いて開示されている。
しかしながら、上記第3.847.004号は、上記第
3.521,472号及び第2,84、004号に比べ
それぞれ4年及び6年の遅れがあり、この発明に最も近
い引用例と考えられ、これは、メリツク、グロウブズ他
、フェーゲルシュトウロム、イツェット及びウオルデン
の例との関連上特にそのように言える。
しかし、第3,847,004号には欠点があり、この
欠点は1つもしくは複数の第2引用と関連させても克服
できない。主な欠点はローラがリンクによって連結され
たチェーンを構成し、その外面に最上点と最下点を有す
ることである。ワークサボートはロワーチェーン上に配
設された場合にのみ移動されるので、ワークサポートと
ロワーチェーンとの間にずれを生じる。最先の動力伝達
部材の先端部に上部が、最■点にあるとき力伝達部材の
前進が抑制される。ワークサポートが大きい引張り力に
よって前方へ移動される場合には、このずれは除去され
得ない。さらに、圧力はまずfIAlvIの力伝達部材
に対して下向きに加えられるるので、力伝達部材は下方
に動かされ、次の力伝達部材との間にステップが形成さ
れる。このステップによってもずれを生じるが、これは
最前の力伝達部材の先端によって生じるものと同様なも
のであるゎこの滑りは第1にワークに対する不均一な圧
力を生じ、第2に部品成形装置の動作を減速させるとと
もに力伝達部材とローラとの共働をも停止させる。
そして、この不均一な圧力によって部品に変形を生じる
が、この変形はプリンジワルドの装置において最も顕著
である。従って、この装置を使用して形成した部品は各
操作毎に異なったものとなる。
(目 的) この発明の目的は従来技術の欠点を除去すること、特に
、成形品の欠損及びずれの発生原因を除去した装置を提
供することである。
(手 段) この発明の目的を達成するために、搬送方向に傾斜を生
じる部材と他の部材との間に介在された自己調節型の適
合装置が使用される。これは傾斜を生じる部材と共働し
て圧力域を生じる。このように、頂部部材からワークへ
の圧力伝達は円滑かつ最大であるため、均一な成形品の
製造が迅速に行なわれる。また、油圧式のシリンダ/ピ
ストン機構を採用してダイを駆動させることによってず
れが除去される。なお、これは従来のずれを生じやすい
チェーンに代わるものである。
はぼ長方形のプラットフォームを使用することによって
、螺子付きのスタッドに作用する曲げ力が除去され、従
来のコラムを2つ有するプラットフォームが改善される
。なお、このプラットフォームにはその短軸及び長軸に
ついてほぼ面対称になるように2対の螺子付きの開口が
形成され、その4つの開口にはそれぞれ螺子付きのスタ
ッドが螺着されている。
各圧力伝達部材の圧力伝達面を移動方向に向けて凹面状
とし、適合装置の長手方向の各ロッドの凸状のロッド面
を上記凹面状の圧力伝達面に接触させることによって、
大きい負荷に耐え得る軸受面が得られ、ダイの耐用年数
が長くなる。これは、従来の線接触型のものと好対照を
なすものであり、高圧下で不定の面接触に変化さゼうる
(発明の概要) この発明の装置は互いから設定可能な距離だけ隔てられ
て相ηの間に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状を
なして前記加圧ゾーンを搬送方向に沿って収束させる二
つの部材と、前記の設定距離を維持するための保持機構
と、ワークを相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2
ダイ機構と、前記二つの部材の一方と接触して少なくと
も前記ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそ
れとは反対の方向に搬送するための複数のローラを有す
るローラ機構と、前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構を
前記ローラ機構に沿って前記加圧ゾーンに向けてまたそ
れから離れる方向に動かすための駆動機構とからなる。
これらのダイ機構の一つは複数の隣合う圧力伝達部材を
有しており、これらの圧力伝達部材の各々は前記ローラ
機構に対面する側に圧力伝達面を、またその他側には部
品の形状の少なくとも一部を決定する成形面を備えてい
る。前記圧力伝達部材は前記搬送方向に動く一方、前記
加圧ゾーンを通って搬送される闇前記二つの部材の他方
に向けても動くように構成されている。そして、成形部
品は前記加圧ゾーンを通って前記第1ダイ機構及び第2
ダイ機構を搬送する間に前記部材によってワークに徐々
にかつ円滑に増加する圧力が加えられることによって得
られる。
この装置によれば、従来の方法では不可能な精度で成形
が可能であるとともに、その製造コストも低く抑えるこ
とができる。
(実施例) 次にこの発明の一実施例を添附の図面に従って説明する 第1図、第2図及び第3図にはフロー構造による部品成
形装置の全体構造がそれぞれ平面図、正面図及び側面図
で示されており、同図において、付加的な予熱ステーシ
ョンがAで、ワーク積込み及び加熱ステーションが8で
、部品成形ステーションがCで、ダイ解放ステーション
がDで表わされている。
第16図に示すように、例えばブランクの形態のワーク
10は、通常まず、予熱ステーションすなわち材料オー
ブン八で所定の1411まで加熱され、このような温度
はアルミニウムの場合的700=900°Fである。こ
こで留意すべきことは予熱ステーションAをなくしてワ
ークをダイオーブン12のみで加熱することも可能なこ
とである。ダイオーブン12の開放位置において、オー
ブンチャンバ18が、詳細な説明は省く便宜的なチェー
ン及びスプロケット機構20により持上げられている。
この段階では例えばワーク10を保持するクランプ機構
として構成されたダイアッセンブリが既  −にダイオ
ーブン12内に位置している。ダイアッセンブリすなわ
ちダイ機構は例えば第4図に示すように、上側ダイ機構
24と下側ダイ機構26とから構成される。上側ダイ機
構24は複数のプラグづなやち圧力伝達部材28からな
っている。各圧力伝達部材28は通常その上部にはほぼ
凹状の圧力伝達面30を、下部には成形面32を有して
おり、この成形面32はワーク10から形成される部品
に実際に接触する。上部部材78の傾斜状のローラチェ
ーン110に相対して雄プラグ28とも言い換えつる各
圧力伝達部材28上には例えば長手方向のロッド34の
形態の自己調節式整合機構が設けられている。各長手方
向のロッド34はほぼ半円形の断面形状をなして平面状
のロッド而と凸状Oラド面とを有している。各ロッド3
4は対応する圧力伝達部材すなわち雄プラグ28と協動
し、対応する圧力伝達面30と相対する一方、上部部材
のローラチェーン110が平面状のロッド而に相対した
状態で雄プラグ28内に横たわる。
このため、後に説明するように、各ロッド34は平面状
のロッド而のほぼ面内の軸のまわりに強制的に回動され
、平面状のロッド而が該平面状のロッド而と反対側の上
部部材78のローラチェーンに当接するようになってい
る。自己調節式整合機構すなわちロッド34の目的は各
ロッド34が上部部材78のローラチェーン110の傾
斜に応じてその位置をきしり等を生ずることなく自動的
に調節することで、上部部材78から圧力伝達面30へ
の伝達圧力が最大となるようにすることであり、ローラ
チェーン110の傾斜面、ロッド34及び圧力伝達部材
すなわち雄プラグ28の作用により上部部材78からワ
ーク10に加わる圧力を徐々に高めることにより成形部
品を得ることができる。上部部材78により圧力伝達面
30に圧力を加えるための機構については以降で説明す
る。
第4図に示すように下側ダイ機構すなわちダイの雌型部
26は後部すなわち移動方向から見て上手に横状部分3
8を備え、内側後壁39と内側前壁41とを有するコン
テナ36から形成されている。雄プラグ28の一端側の
プラグは通常、後壁39に当接し、他端側のプラグ28
は前壁41から通常隙間を隔てている。プラグの保持す
なわち規制機構は例えば他方の楔46と協働する楔42
の形態とされる。このvR42はその第1の広い面で他
端−のプラグ28に当接し、模42の第二の広い面はコ
ンテナ36の長手方向に伸びてコンテナ36の底部から
離れる方向に向けて第1の広い面と収束している。撲4
6はその一方の広い面が!!42の他方の広い面と当接
しており、一方、模42の他方の広い面はコンテナ36
の長手方向に伸びた方向かつコンテナ36の底部に向か
う方向に向けて横46の一方の広い面と収束している。
固定機構40は他端のプラグ近傍においてコンテナ36
に取付けられて、コンテナ36の長手方向に動くよう規
制されているので、固定機構40を所定の方法で動かす
とプラグすなわち圧力伝達部材28が互いに対し固定さ
れることとなる。
固定機構40は例えばL字形部材44から構成でき、こ
のL字形部材44はその自由端を楔46の他方の広い面
に連結された通常水平方向に突出するアームを有してお
り、ネジ穴48をまた備えている。通常垂直方向に配置
された小さなアームはその自由端をコンテナ36のリム
に当接しており、中間部にネジが切られたボルト50は
ネジ穴48に通常螺合している。ボルト50の上端には
頭部51が形成されており、他端はコンテナ38に保持
されて、その内部を自由に回転可能となっている。この
ため、ボルト50を所定の方法通常は時計方向で回転さ
せるとvR42によって他端の雄プラグ28に徐々に圧
力が加えられる。
各雄プラグ28は好ましくは円筒状の突起の形態の側方
突起52を備えて形成されており、これらは以降で説明
する、第11図及び第一12図に最も良く示されたダイ
引離し機構によって0例えば雄プラグ28アツセンブリ
の形態の上側ダイ機構24を下側すなわち雌型のダイ機
構26から引離すことを可能とするために提供されてい
る。摩擦を減少させるため、各突起52は回転可能なカ
ラー53により取囲まれ、これらのカラー53はダイ引
離し機構と接触すべく配置されている。
第2図に示したような上部部材すなわち加圧ユニット7
8のローラチェーン110と第2図に最も良く示される
ベース部材81との間には加圧ゾーンが形成されており
、ベース部材81上には例えばローラコンベア22のよ
うなローラ機構が設けられている。
本発明の好ましい態様において、第5図、第6図及び第
7図に示すように、上部部材すなわち加圧ユニット78
は第2図に示した上部部材78とベース部材81との間
の距離を任意に調節し保持するための保持機構すなわち
距離調節機構を儀えている。プレート83上のプラット
フォーム84には4つの穴86が設けられており、これ
らの穴86には4本のネジ棒88がそれぞれ通され、こ
れらのネジ棒88にはスプロケット89に溶接されたナ
ツト64がそれぞれ螺合し、例えばチェーン90のよう
な連結機構によって4つのスプロケット89が連動連結
されている。第5図に示すように、プラットフォーム8
4に形成されたネジなし穴86は対応する溝85と連通
している。これらの対応する溝85に橋かけられた対応
するネジ87を締付けることによって、プラットフォー
ム84をネジ棒88に対し単にクランプすることが可能
となっている。モータ82により駆動される駆動スプロ
ケット92は例えば第7図に示すようなチェーン90に
連結されており、プレート83、上部プラテン91に取
付けられたモータ82、及びプレート83と上部プラテ
ン91との間に設けられたナツト64はモータ82の回
転により上下動可能となっている。例えば第6図及び第
7図に示したようなフレーム94は上部プラテン91に
固定されており、この上部プラテン91は詳細を第8図
、第9図及び第10図に示したテンショニング機構のよ
うなテンション調節機構を備えている。
フレーム94の一つのコーナー近傍からは二つのブラケ
ット96が外方に突出しており、これらのブラケット9
6はフレーム94に対し軸98のまわりに回動可能とな
っており、プーリ100を支持している。各ブラケット
96には連結プレート102が固定され、この連結プレ
ート102にはネジ穴104が形成されている。このネ
ジ穴104には連結プレート102内を自由に回転可能
なボルト106が通されている。このため、プーリ1Q
Oはフレーム96からさらに外側に動き、或いはボルト
106を反時計方向或いは時計方向に動かすことで、さ
らに内側にも動かすことができる。フレーム94の他の
二つのコーナー近傍には自由回転可能なローラすなわち
プーリー108が取付けられている。プーリ100の上
部とローラ108の下部とのまわりにはエンドレスロー
ラケーブル113とチェーン110との組合せのような
ローラ機構が通されており、上記テンショニング機構に
よりテンション調節可能となっている。
第6図に示すように最前部の下側ローラ108は最後部
の下側ローラ108よりも下方に位置しており、このた
め、ローラチェーン110の形態のローラー機構つまり
は加圧ゾーンはワークの搬送方向に沿って狭まることと
なっている。ローラチエージ110及びケーブル113
のテンションは第6図に示すターンバックル111によ
り調節可能となっており、このターンバックル111は
ローラチェーン110をケーブル113に連結し、チェ
ーン110とケーブル113とによりエンドレスなルー
プを形成している。
加圧ゾーンはローラコンベア110(上方に位置しかつ
搬送方向に傾斜している)と下方に位置するローラコン
ベア22との間に亘り形成されている。上側ダイ機構2
4を含むダイ機構はピストン72によって強制的に前方
に引張られるとローラチェーン110により与えられた
傾斜面に接触する。ダイ機構特に上側ダイ機構24は加
圧ゾーンに入る以前にはほぼ水平面に沿って延在してい
る。しかしながらダイ機構は加圧ゾーンに入ると強制的
に傾斜面に整合させられる。この結果、馴染みの作用及
び反作用現象により上部部材78が各雄プラグ28をブ
ランクプレートの形態のワーク10に対し徐々にかつ連
続的に押付ける。このため、材料が流れを生じて所望の
形態に成形されることとなる。このような状態は第13
図に示さ  −れており、本来第16図に示したような
形状のり−ク10は上側の雄プラグ28と下側ダイ機構
のコンテナ36の内側底面に配置されたストリッピング
プレート112との間で成財され、第17図に示したよ
うな部品14となる。ここで、各雄プラグ28は平面状
の作用面を有している。一方、第14図及び第15図に
は雄プラグ28セグメントを利用して別の方法でワーク
10を同図に示した部品15に成形する手段が図示され
ている。図示した例において各雄プラグ28は例えば三
つの枝部29を備えており、これらは例えば部品に形成
されるワーク10に空所を形成して端部が開いた別個の
チャンバを設けるべく機能する。第14図において雄プ
ラグ28セグメントはワーク10の下部に位置しており
、各々平面状の作用面を有する雄プラグ28はワーク1
0の上部に位置している。第15図において、雄プラグ
28セグメントはワーク10の上側に用いられており、
下側には一体の雌型ダイ部115が用いられている。第
11図において雄プラグ28から突出する突出部52に
はこれに対し自由に回転可能なローラ53により取囲ま
れている。このような特徴により上側の雄プラグ28が
先に説明したダイ引離し機構により雌型すなわち下側ダ
イから離されたときの摩擦が減少される。
ダイ機構が加圧ゾーンを動く間、ローラコンベア22及
び110のローラが回転し、このようなローラを設けな
い場合にピストン機構の駆動力による高い引張り力と固
定した傾斜面とにより生ずるようないかなる摩擦も減少
させることができる。
成形プロセスが完了すると、成形部の部品14を保持す
るダイ機構が例えば第1図及び第2図の右手に示したよ
うなダイ解放ステーションD内に導かれる。ダイ解放ス
テーションDは一方の側の雄プラグ28の各側に延出す
る突起52と、他方の側の下側のダイ機構26のコンテ
ナ36の上部リムとの間に介在され、レール116′に
固定された長手方向の楔116の形態のダイ分割機構を
備えている。従ってピストン72の搬送作用により雄プ
ラグ28が下側ダイ機構すなわち雌型ダイ26から上方
に引離され、成形管の部品14に自由に接近可能となる
。雄型プラグ28群が下側ダイ機構すなわち雌型ダイ2
6から引上げられるに伴い、最前部すなわち先@部の雄
プラグ28が第2図に示すようにリミットスイッチ11
4と接触し、これにより上部部材78の駆動モータ82
が作動してローラチェーン110に取付けられた上部部
材78が上方に動かされ、このため上部部材78がベー
ス部材80から引離される。上部部材78の上方への動
きは第2図に示すもう一つのリミットスイチにより停止
される。この状態でピストンロッド72は上部部材78
を過ぎて公報に動き、その移動限に至っている。
部品が形成されてこのような成形部品14が元の位置に
戻される間、ダイオーブン12が積込み位置から引離さ
れ、平行な支持部材すなわちベース部材80が上昇して
、雌型ダイ26がその上を移動する、下側コンベアロー
ラを支持する。このようなシリンダの左方への戻り動の
終期において、成形部品14を収容する雌型ダイ26を
支持するローラコンベア22は平行な支持プレートすな
わちベース部材80に係止される。その後連結ビン76
がピストンロッド74から引抜かれる。
本発明の初期のモデルではプラテン91は第18図に示
すように通常水平方向に対し傾いた平面すなわち下面1
20を有し、この下面120は通常下側の水平面122
とエツジ121を境として隣合って構成されていた。本
発明のその後のモデルでは第19図に示すようにプラテ
ン91a@滑かに湾曲した下面123を有して構成する
のがより有利であることが利用した。この下面123は
ワークの搬送方向に沿って下流側の端部の厚さが上流側
の端部の厚さよりも大きくなるように設定されている。
さらに本発明の別のモデルでは第20図に示すようにプ
ラテン91bは平坦部123aを備えた滑らかに湾曲し
た下面を備えて形成され、この平坦部123aは端部1
20aを越える厚さを有している。
本発明の初期のモデルでは第21図に示すように、圧力
伝達面30を備えた各圧力伝達部材28は側方突起52
を有しており、側方突起52は各々周囲を自由回転可能
なスリーブ53によって取囲まれている。この側方突起
52は片持ち構造となっているので、不適正な応力が加
わることとなっていφ。改良された構造では第22図に
示されるように、圧力伝達部材28の各々に例えば下流
側に向いたL字形の張出部124の形状の支持部材が設
けられており、これらの張出部124は各々側方突起5
2の対応する端部を受入れる穴52aを有している。こ
れによって、力Pの増大の結果として側方突起52に加
わる応力は大幅に減少する。このような圧力伝達部材の
長さは成形部品のさまざまなサイズに応じて変更するこ
とができる。
本発明の初期のモデルにおいて、圧力伝達部材28は例
えば第23図に示すようにワーク10の形成に望ましい
形状のフォーク部分29を有して構成されていた。この
ような構成は種々の形状の部品に対応してさまざまな圧
力伝達部材を利用するのに必要であった。第24図には
さらに続演的な実施態様が示されており、同図において
圧力伝達部材28の上側部分126aは該圧力伝達部材
の下側部分127に形成された突起125aを受入れる
ためのrR125を有して構成されている。
下側部分127は上側部分126aに対し便宜的な手段
例えば上側部分126aの対応する穴を通り、続いて下
側部分127の突起125aの対応する穴を通るビン1
28により固定されている。
またさらに、例えば第25図、第29図及び第30図に
示した長手方向のロッド34aのように、対応する圧力
伝達部材28の内部において所定の角度範囲内で自由回
転可能となっている長手方向のロッド34が、該ロッド
の対応する圧力伝達部材2Bからの側方への滑り落ちを
防止する一方で内部での回転の自由度を保たせるような
固定機構を設けることが実用上有利である。
このような固定機構は例えば本発明の第1実施例では長
手方向のOラド34aの各側に形成され°たほぼ半円形
の溝136からなっており、この溝136にクリップ1
35の対応する上部133が係合している。このクリッ
プ135は例えば固定部材134により圧力伝達部材2
8に固定されている。このような実施例は第25図に斜
視図で示されており、一方第29図にはロッド34が中
心から外れて回転した状態の同様な実施例の端面図が、
さらに第30図にはロッド34が中心位置にある状態の
同様な実施例の端面図が示されている。
本発明の第2実施例において、固定機構は例えば長手方
向のロッド34のほぼ中央部に形成された溝もしくはり
欠141を有して構成されている。
この溝141は狭まってもう一つの満140に通じてお
り、第26図〜第28図に示すように肩部138を形成
している。満140の幅よりも僅かに小さな径のボルト
139が圧力伝達部材28に螺合しており、長手方向の
ロッド34bの圧力伝達部材28に沿ういかなる側方へ
の動きも防止していると同時にその回転の自由度を限ら
れた範囲に保っている。第26図にはこの第2実施例の
斜視図が示されており、第27図には長手方向の口ラド
34bが中央に位置した状態を断面で示してあり、第2
8図は第27図と同様であるが長手方向のロッド34b
が中心位置から僅かな角度で回転した状態を示しである
第31図には単一の長手方向のロッド34に代えて圧力
伝達部材28と協働する二つの長手方向のロッド34を
備えた構造の変形例が示しである。
このような構造は特に圧力伝達部材28の幅が比較的大
きな場合に適用される。このような基本的な構造とは僅
かに異なるが、同様に圧力伝達部材28の幅が比較的大
きな場合に適用される他の実施可能な構造が第32図及
び第33図に示しである。
第34図及び第35図には圧力伝達部材28を互いに緊
締する拘束機構の変形例が示されており、第34図には
部分平面図が、第5図には正面図が示しである。ド側第
2ダイ機構26はダイの雌型を有しており、この第2ダ
イ機構26は図示のように圧力伝達部材28を受は入れ
るための後壁39と前W41とを有して形成されている
。第34図及び第35図に、示すように、最左端すなわ
ち最後端の圧力伝達部材28はコンテナ36の後壁39
に当接している。また、最右端すなわち最前端の圧力伝
達部材28(第34図には示されていない)は例えば第
1の楔144の形態の緊締m構に通常当接しており、こ
の模144は順次第2の楔145に当接している。l!
!145の前端面はコンテナ36の前壁41に当接して
おり、ボルト146と螺合する雌ネジ部を有している。
これにより、ボルト146をある方向例えば反時計方向
に回転させると楔145が搬送方向に対し側方に移動し
て、模144に圧力が加えられ、その結果、圧力伝達部
材28が相互に緊締される。ボルト146を逆に例えば
時計方向に回転させると、圧力伝達部材28相互の緊締
が緩むこととなる。ボルト146にダブルナツト147
その他の固定機構を螺合させることによりボルト146
のセット位置を確実に保持することができる。170は
キーすなわち固定機構で、その作用については以降で詳
しく説明する。
第36図は第34図に示した第2ダイ機構26のA−A
線に沿う断面図である。第34図において成形後のワー
ク10が破線で示しである。コンテナ36に介入された
梗150は第2ダイ機構26内において雌型ダイ141
を定位置に固定保持する役割を果たす。この雌型ダイ1
41に取付けられた他方の成形部材142は雌型ダイ1
41を越える高さに位置する部材148と境をなしてお
り、これによって成形後のワーク10に溝を形成するこ
とができる。キー170は二つの部分からなるコンテナ
36に挿入されている。
第37図〜第40図はこのような第2ダイe!構の断面
図で、ワーク10′を例えば硬質ゴムのような弾性及び
可撓性を有する材料152を介して型152のまわりに
成形し、成形完了後に元の状態に戻る過程を段階的に示
している。ワーク10′は加圧ゾーンを通される初期の
状態では例えば第37図に示されるように平板状をなし
ている。
コンテナ36の形態をなす第2ダイ機構26が加圧ゾー
ンに入るに伴い、硬質ゴムのような材料152はワーク
10′を包み込み、ワーク10′は第38図及び第39
図に示した段階を経て徐々に所望の形状に成形される。
第37図に示した元の空間155は第38図に示すよう
に徐々にその容積を縮める、圧力伝達部材28に加わる
力が最大となる件第39図に示すように完全に消滅する
ダイ機構が加圧ゾーンから出ると、硬質ゴムのような材
料152は第40図に示すように元の形状に戻る。この
ようなブOセスはシート−メタル・ゴム成形法として一
般に知られており、単一の不定形状の型154を利用す
ることで、ゴム等の材料152の成形を特に必要とする
ことなく、融通性の有るワークの成形を行なうことがで
きる。
第41図は所望の形状の部品に成形されたワーク10の
一例が示してあり、該ワーク10は任意の形状の溝を有
している。
第42図及び第43図はさまざまな形状に形成されたコ
ンテナ36の斜視図を示している。つまり、第42図に
おいてコンテナ36“は直立状態のプレート158を摺
動可能に受容する長手方向の満162を備えた最下部の
ベース部材159を有しており、プレート158は溝1
62と係合する下方への突出部163を有している。コ
ンテナ36″は直立状態のプレート158を摺動可能に
受容する長手方向の溝162を備えた最下部のベース部
材159を有しており、プレート158は溝162と係
合する下方への突出部163を有している。コンテナ3
6″の後端は後部プレート169により閉ざされており
、前端は前部プレート157により閉ざされている。後
部プレート169及び前部プレート157はそれぞれ対
応する直立状態のプレート158に形成された満161
に係合する側方突起160を有している。連結部材15
6は(図示しない−)ピストン72(同図に′は示さず
)への連結用に設けられている。
第43図に示した変形例のコンテナ36′は2つの長手
方向の溝174を備えた底部のプレート部材167とこ
の底部のプレート部材167の長手方向の各側に配置さ
れた直立プレート166とを有しており、直立プレート
166は底部のプレート部材167の長手方向の溝17
4と整列してそれぞれ形成された長手方向の溝173を
有している。コンテナ36′の組立にはキー170及び
172が利用されており、圧力に抗している。これによ
ってボルトの数を最小限とすることができる。前部のプ
レート部材165はコンテナ36′の前端を閉ざしてお
り、一方後部のプレート部材168はコンテナ36′の
後端を閉ざしている。
これらのプレート部材はキー170を摺動可能に受入れ
る垂直方向の溝をそれぞれ備えている。
第44図には長手方向の模116の形態の引離し機構と
突起52のまわりに回転可能なスリーブ53との相互関
係がさらに明確に示されている。
突起52はダイ機構がピストン72により前方に引張ら
れるに伴い圧力伝達部材28から突出する。
以上のプロセスにより形成された部品の一例が第45図
に示されている。
第46図及び第47図に示した構成は鍛造合金が例えば
チタニウムのように高温の加熱を必要とする場合の問題
を解決するものである。長手方向のロッド34は例えば
便宜的な金属で形成されているような場合には高温にさ
らされると軟化し始め、その焼き戻し高度を失う。この
問題はロッド34を高価で特殊な耐熱材料で形成しない
でもロッド34がワーク積込み及び加熱ステーションB
で必ずしも加熱を受けないように構成することで回避で
きるのである。
つまり、本発明においてはこのような問題点を解決する
ため長手方向のロッド34を互いに連結してチェーンを
形成し、このチェーンをドラムのまわりに巡らせて広げ
た状態としており、これによって長手方向のロッド34
はダイ機構が加圧ゾーンを通過する直前ではあるがワー
ク積込み及び加熱ステーションBの下流側で圧力伝達部
材28の凹面に接触するようになる。
このような構成は長手方向のロッド34を、例えばリン
ク183により、横方向に沿って、特に搬送方向と垂直
に回動可能に連結することで具体化することができる。
このようにして得られたチェーン182は次いで固定枠
に枢支された軸179を有するドラムのまわりに巻きつ
けられる。最前端のリンク183にはクリップ181が
固定されており、これによりチェーン182が最も前端
に位置する圧力伝達部材28の突起52もしくはスリー
ブ53に取付けられる。まず始めに、チェーン182は
ビン186によりドラム180に連結されたリンク部材
184を介してドラム180に固定される。、最後の長
手方向のロッド34がドラム180を過ぎると、ビン1
86を押すことで連結リンク184がドラム180から
解放される。
ダイ機構がワーク積込み及び加熱ステーションBに戻る
とチェーン182をドラム180に再び巻きつけること
でプロセスが逆転される。
以上の説明は本発明の範囲を限定するものではなく、当
業者により容易に変形をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置の平面図、第2図は第1図の立
面図、第3図は第1図の側面図、第4図は制限装置及び
圧力伝達部材に作用する固定装置の細部を示すためのア
ッパーダイ及びロワーダイの部分立面図、第5図はアッ
パープラテンアセンブリの平面図、第6図はアッパープ
ラテンアセンブリの立面図、第7図はアッパープラテン
アセンブリの断面図、第8図は伸長機構の部分平面図、
第9図は伸長機構の部分側面図、第10図は伸長機構の
部分立面図、第11図は雄型ダイの立面図、第12図は
雄型ダイの側面図、第13図は成形品を有する上側ダイ
及び下側ダイの断面図、第14図は別の実施例を示す第
13図の類似図、第15図はさらに別の実施例を示す第
14図の類似図、第16図は成形前のワークの斜視図、
第17図は成形後のワークの斜視図、第18図は二つに
分かれた面を有するプレテンの実施例を示す斜視図、第
19図は別例のプラテンの斜視図、第20図はさらに別
例のプラテンの斜視図、第21図〜第24図は圧力伝達
部材の各種の実施例を示す斜視図、第22図は別例の圧
力伝達部材を示す斜視図、第25図及び第26図はそれ
ぞれ圧力伝達部材の長手方向のロッドが側方に滑り落ち
るのを防止するだめの固定l11eaの斜視図、第27
図及び第28図  −は第25図及び第26図に示した
固定機構の断面図、第29図及び第30図は第25図及
び第26図に示した固定機構の端面図、第31図〜第3
3図は長手方向のロッドと圧力伝達部材との協f11機
構のさまざまな例を示す図、第34図はダイ機構内にお
いて圧力伝達部材を互いに固定するための規制機構を示
す平面図、第35図は第34図の正面図、第36図は第
34図のA−A線断面図、第37図〜第40図はシート
−メタル・ゴム成形法として知られる周知のプロセスを
利用した本発明の変形例を部品の成形に至るさまざまな
段階で示した図、第41図は所望の形状の切り込みを入
れられた部品の一例の斜視図、第42図及び第43図は
それぞれ圧力伝達部材を保持するコンテナの変形例の斜
視図、第44図は長手方向の楔の形態のダイ引離し機構
と、対応する圧力伝達部材の突起の周囲に設けられた回
転可能なスリーブとの関係を示す斜視図、第45図は第
37図〜第40図に示した装置により成形された部品の
斜視図、第46図は鍛造合金を高温加熱する必要が有る
場合の装置の斜視図、第47図は第46図に示したドラ
ムとチェーンの一部を詳細に示した拡大図、第48図は
第34図及び第35図に示した規υ1磯構の斜視図であ
る。 10・・・・・・ワーク 14・・・・・・部品 22・・・・・・第1ローラ機構 24・・・・・・第1ダイ機構 26・・・・・・第2ダイ機構 28・・・・・・圧力伝達部材 30・・・・・・圧力伝達面 34 、34 a 、 34 b−−・・−[1ツト3
6・・・・・・コンテナ 38・・・・・・楔状部分 40・・・・・・固定機構 42.46・・・・・・楔 52・・・・・・側方突起 53・・・・・・カラー(スリーブ) 72・・・・・・ピストン 74・・・・・・シリンダ 78・・・・・・上部部材 81・・・・・・ベース部材 83・・・・・・プレート 84・・・・・・プラットフォーム 88・・・・・・ネジ棒 90・・・・・・チェーン 9、918・・・・・・プラテン 92・・・・・・スプロケット B・・・・・・ワーク積込み及び加熱ステーションC・
・・・・・加圧ゾーン D・・・・・・ダイ解放ステーション 出願人 ジョーゼフ・ジエイ・メイル 代理人 弁理士 岡 1)英 彦(外3名)FIG、7 手続ネ市正書(方式) 昭和63年8月18日 昭和63年特許願第098020号 2、発明の名称 ワークから部品を成形するだめの装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 アメリカ合衆国 11743  ニューヨーク。 ハンヂングトン、ワーナー・ロード 188氏名 ジコ
ーゼフ・ジエイ・メイル 4、代理人 住所 名古屋市中区栄二丁tl 10番19冴(発送日
昭和63年7月26日) 6、補正の対象

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の間
    に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前記
    加圧ゾーンを搬送方向に沿って収束させる二つの部材と
    、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワーク
    を相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構と
    、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第1
    ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれとは
    反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロー
    ラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び第
    2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿つて前記加圧ゾー
    ンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆動
    機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一方
    に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端側
    には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも一
    部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と、
    各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成さ
    れ、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動の
    間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応す
    る圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から前
    記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力伝
    達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通過
    する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調節
    整合機構と、前記加圧ゾーンの上流側に設けられてワー
    クを受取りかつ該ワークを所定の温度まで加熱するため
    前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構を受容すべく配置さ
    れたワーク積込み及び加熱ステーションと、前記第1ダ
    イ機構及び第2ダイ機構を互いから引離すため前記加圧
    ゾーンの下流側に配置されたダイ解放ステーションとを
    有し、前記自己調節整合機構は前記第1ローラ機構の隣
    合う前記ローラ間の中心間距離を少なくとも越える幅の
    ほぼ平坦な面を有する少なくとも一つの長手方向部材を
    有しており、該長手方向部材は対応する前記圧力伝達部
    材に対し前記平坦な面にほぼ平行な長手方向軸のまわり
    に回動可能に構成されて、前記平坦な面が少なくとも2
    つの隣合う前記ローラにきしりを生ずることなく接触す
    るようになつており、前記圧力伝達部材は搬送方向への
    移動に加えて前記加圧ゾーンを通ずる搬送の間には前記
    二つ部材のうちの他方の部材に向けて可動で、前記加圧
    ゾーンを前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構が通過して
    搬送される間に前記二つの部材によりワークに徐々にか
    つ滑らかに増加する圧力が加えられて、成形部品に形成
    されるいかなる溝もほぼ滑らかでリッジのないものが得
    られるようになっており、前記ダイ解放ステーションは
    ワークの部品への成形の後に前記第1ダイ機構及び第2
    ダイ機構の一方を他方から引離すダイ引離し機構を有し
    ており、該ダイ引離し機構は前記第1ダイ機構及び第2
    ダイ機構の前記他方のダイ機構の上面を形成する平面の
    上方に位置する一対のレールと、該レールに固定されて
    端部が前記ワーク積込みステーションに対面する一対の
    長手方向の楔とを有しており、前記圧力伝達部材はそれ
    ぞれ両端に側方突起を有し、この高さは前記楔の長手方
    向の上面が前記側方突起に当接して前記圧力伝達部材を
    前記他方のダイ機構から持上げ得るような高さに設定さ
    れていることを特徴とするワークから部品を成形するた
    めの装置。
  2. (2)前記側方突起には該側方突起を取囲む自由回転可
    能なスリーブが設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のワークから部品を成形するための
    装置。
  3. (3)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の間
    に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前記
    加圧ゾーンを搬送方向に沿つて収束させる二つの部材と
    、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワーク
    を相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構と
    、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第1
    ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれとは
    反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロー
    ラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び第
    2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿つて前記加圧ゾー
    ンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆動
    機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一方
    に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端側
    には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも一
    部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と、
    各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成さ
    れ、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動の
    間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応す
    る圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から前
    記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力伝
    達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通過
    する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調節
    整合機構と前記二つの部材の内の一方の部材のまわりを
    少なくとも部分的に取囲んで配置されて前記第1ダイ機
    構及び第2ダイ機構の一方に圧力を加えるための搬送方
    向に対して傾斜調節可能な第2ローラ機構と有し、前記
    自己調節整合機構は前記第1ローラ機構の隣合う前記ロ
    ーラ間の中心間距離を少なくとも越える幅のほぼ平坦な
    面を有する少なくとも一つの長手方向部材を有しており
    、該長手方向部材は対応する前記圧力伝達部材に対し前
    記平坦な面にほぼ平行な長手方向軸のまわりに回動可能
    に構成されて、前記平坦な面が少なくとも2つの隣合う
    前記ローラにきしりを生ずることなく接触するようにな
    っており、前記圧力伝達部材は搬送方向への移動に加え
    て前記加圧ゾーンを通ずる搬送の間には前記二つ部材の
    うちの他方の部材に向けて可動で、前記加圧ゾーンを前
    記第1ダイ機構及び第2ダイ機構が通過して搬送される
    間に前記二つの部材によりワークに徐々にかつ滑らかに
    増加する圧力が加えられて、成形部品に形成されるいか
    なる溝もほぼ滑らかでリツジのないものが得られるよう
    になつており、前記保持機構は前記二つの部材間の距離
    を所望の間隔に任意に調節するための距離調整機構を有
    しており、該距離調整機構はプラテンと、該プラテンの
    上方に配置されたプレート部材と、前記プラテンに設け
    られた複数のねじスタッドと、このねじスタッドにそれ
    ぞれ螺合して前記プラテンと前記プレート部材との間に
    保持された複数のナットと、これらのナットに連係する
    リンク機構と、該リンク機構に連結されて前記所望の間
    隔に対応する所望の数で回転可能な回転駆動機構とを有
    して、前記二つの部材間の間隔を所望に調整可能となっ
    ており、さらに、前記プラテンは滑らかに湾曲する下面
    を有して、搬送方向から見た下流側部分は上流側部分よ
    りも大きな肉厚に設定されていることを特徴とするワー
    クから部品を成形するための装置。
  4. (4)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の間
    に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前記
    加圧ゾーンを搬送方向に沿つて収束させる二つの部材と
    、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワーク
    を相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構と
    、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第1
    ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれとは
    反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロー
    ラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び第
    2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿って前記加圧ゾー
    ンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆動
    機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一方
    に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端側
    には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも一
    部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と、
    各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成さ
    れ、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動の
    間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応す
    る圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から前
    記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力伝
    達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通過
    する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調節
    整合機構と前記二つの部材の内の一方の部材のまわりを
    少なくとも部分的に取囲んで配置されて前記第1ダイ機
    構及び第2ダイ機構の一方に圧力を加えるための搬送方
    向に対して傾斜調節可能な第2ローラ機構と有し、前記
    自己調節整合機構は前記第1ローラ機構の隣合う前記ロ
    ーラ間の中心間距離を少なくとも越える幅のほぼ平坦な
    面を有する少なくとも一つの長手方向部材を有しており
    、該長手方向部材は対応する前記圧力伝達部材に対し前
    記平坦な面にほぼ平行な長手方向軸のまわりに回動可能
    に構成されて、前記平坦な面が少なくとも2つの隣合う
    前記ローラにきしりを生ずることなく接触するようにな
    っており、前記圧力伝達部材は搬送方向への移動に加え
    て前記加圧ゾーンを通ずる搬送の間には前記二つ部材の
    うちの他方の部材に向けて可動で、前記加圧ゾーンを前
    記第1ダイ機構及び第2ダイ機構が通過して搬送される
    間に前記二つの部材によりワークに徐々にかつ滑らかに
    増加する圧力が加えられて、成形部品に形成されるいか
    なる溝もほぼ滑らかでリツジのないものが得られるよう
    になっており、前記保持機構は前記二つの部材間の距離
    を所望の間隔に任意に調節するための距離調整機構を有
    しており、該距離調整機構はプラテンと、該プラテンの
    上方に配置されたプレート部材と、前記プラテンに設け
    られた複数のねじスタッドと、このねじスタッドにそれ
    ぞれ螺合して前記プラテンと前記プレート部材との間に
    保持された複数のナットと、これらのナットに連係する
    リンク機構と、該リンク機構に連結されて前記所望の間
    隔に対応する所望の数で回転可能な回転駆動機構とを有
    して、前記二つの部材間の間隔を所望に調整可能となっ
    ており、さらに、前記プラテンは滑らかに湾曲する下面
    を有しており、中央付近の肉厚は端部の肉厚よりも大き
    く設定されていることを特徴とするワークから部品を成
    形するための装置。
  5. (5)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の間
    に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前記
    加圧ゾーンを搬送方向に沿つて収束させる二つの部材と
    、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワーク
    を相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構と
    、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第1
    ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれとは
    反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロー
    ラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び第
    2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿つて前記加圧ゾー
    ンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆動
    機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一方
    に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端側
    には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも一
    部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と、
    各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成さ
    れ、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動の
    間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応す
    る圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から前
    記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力伝
    達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通過
    する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調節
    整合機構を有し、該自己調節整合機構は前記第1ローラ
    機構の隣合う前記ローラ間の中心間距離を少なくとも越
    える幅のほぼ平坦な面を有する少なくとも一つの長手方
    向部材を有しており、該長手方向部材は対応する前記圧
    力伝達部材に対し前記平坦な面にほぼ平行な長手方向軸
    のまわりに回動可能に構成されて、前記平坦な面が少な
    くとも2つの隣合う前記ローラにきしりを生ずることな
    く接触するようになっており、前記圧力伝達部材は搬送
    方向への移動に加えて前記加圧ゾーンを通ずる搬送の間
    には前記二つ部材のうちの他方の部材に向けて可動で、
    前記加圧ゾーンを前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構が
    通過して搬送される一に前記二つの部材によりワークに
    徐々にかつ滑らかに増加する圧力が加えられて、成形部
    品に形成されるいかなる溝もほぼ滑らかでリッジのない
    ものが得られるようになつており、さらに、前記圧力伝
    達部材の前記圧力伝達面は凹状をなしており、また前記
    自己調節整合機構の長手方向部材ははほぼ半円形の断面
    の長手方向のロッドを有して前記平坦な面と長手方向に
    沿う凸状のロッド面とを形成しており、前記ロッドは各
    々対応する前記圧力伝達面と協働して該圧力伝達面を前
    記ロッド面に相対した状態で支持し、さらに前記長手方
    向の軸はほぼ前記平坦な面内に位置しており、前記圧力
    伝達部材は上側部分と下側部分とこれらを互いに固定す
    るための取付機構とを有し、前記上側部分と下側部分の
    一方には溝が形成され、他方には該溝に嵌まる突起が形
    成されていることを特徴とするワークから部品を成形す
    るための装置。 (5)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の間
    に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前記
    加圧ゾーンを搬送方向に沿つて収束させる二つの部材と
    、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワーク
    を相互の−に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構と
    、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第1
    ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれとは
    反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロー
    ラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び第
    2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿って前記加圧ゾー
    ンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆動
    機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一方
    に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端側
    には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも一
    部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と、
    各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成さ
    れ、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動の
    間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応す
    る圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から前
    記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力伝
    達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通過
    する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調節
    整合機構を有し、該自己調節整合機構は前記第1ローラ
    機構の隣合う前記ローラ間の中心間距離を少なくとも越
    える幅のほぼ平坦な面を有する少なくとも一つの長手方
    向部材を有しており、該長手方向部材は対応する前記圧
    力伝達部材に対し前記平坦な面にほぼ平行な長手方向軸
    のまわりに回動可能に構成されて、前記平坦な面が少な
    くとも2つの隣合う前記ローラにきしりを生ずることな
    く接触するようになっており、前記圧力伝達部材は搬送
    方向への移動に加えて前記加圧ゾーンを通ずる搬送の間
    には前記二つ部材のうちの他方の部材に向けて可動で、
    前記加圧ゾーンを前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構が
    通過して搬送される間に前記二つの部材によりワークに
    徐々にかつ滑らかに増加する圧力が加えられて、成形部
    品に形成されるいかなる溝もほぼ滑らかでリツジのない
    ものが得られるようになっており、さらに、前記圧力伝
    達部材の前記圧力伝達面は凹状をなしており、また前記
    自己調節整合機構の長手方向部材ははほぼ半円形の断面
    の長手方向のロッドを有して前記平坦な面と長手方向に
    沿う凸状のロッド面とを形成しており、前記ロッドは各
    々対応する前記圧力伝達面と協働して該圧力伝達面を前
    記ロッド面に相対した状態で支持し、さらに前記長手方
    向の軸はほぼ前記平坦な面内に位置しており、前記各ロ
    ッドは対応する前記圧力伝達部材内で所定の角度範囲内
    で自由回転可能となっており、前記ロッドのこのような
    回転の自由度を保ちつつ、前記各ロッドが対応する前記
    圧力伝達部材から側方に滑るのを防止するための固定機
    構が設けられていることを特徴とするワークから部品を
    成形するための装置。
  6. (6)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の間
    に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前記
    加圧ゾーンを搬送方向に沿つて収束させる二つの部材と
    、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワーク
    を相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構と
    、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第1
    ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれとは
    反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロー
    ラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び第
    2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿つて前記加圧ゾー
    ンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆動
    機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一方
    に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端側
    には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも一
    部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と、
    各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成さ
    れ、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動の
    間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応す
    る圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から前
    記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力伝
    達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通過
    する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調節
    整合機構を有し、該自己調節整合機構は前記第1ローラ
    機構の隣合う前記ローラ間の中心間距離を少なくとも越
    える幅のほぼ平坦な面を有する少なくとも一つの長手方
    向部材を有しており、該長手方向部材は対応する前記圧
    力伝達部材に対し前記平坦な面にほぼ平行な長手方向軸
    のまわりに回動可能に構成されて、前記平坦な面が少な
    くとも2つの隣合う前記ローラにきしりを生ずることな
    く接触するようになつており、前記圧力伝達部材は搬送
    方向への移動に加えて前記加圧ゾーンを通ずる搬送の間
    には前記二つ部材のうちの他方の部材に向けて可動で、
    前記加圧ゾーンを前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構が
    通過して搬送される間に前記二つの部材によりワークに
    徐々にかつ滑らかに増加する圧力が加えられて、成形部
    品に形成されるいかなる溝もほぼ滑らかでリッジのない
    ものが得られるようになっており、さらに、前記圧力伝
    達部材の前記圧力伝達面には複数の凹溝が形成されてお
    り、また前記自己調節整合機構は少なくとも一つの付加
    的な長手方向部材を有しており、該長手方向部材ははほ
    ぼ半円形の断面の長手方向のロッドの形態をなして前記
    平坦な面と長手方向に沿う凸状のロッド面とを形成して
    おり、前記ロッドは各々対応する前記圧力伝達面の対応
    する溝と協働して該圧力伝達面の溝が前記凸状のロッド
    面に相対した状態で支持し、さらに前記長手方向の軸は
    ほぼ前記平坦な面内に位置していることを特徴とするワ
    ークから部品を成形するための装置。
  7. (7)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の間
    に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前記
    加圧ゾーンを搬送方向に沿って収束させる二つの部材と
    、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワーク
    を相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構と
    、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第1
    ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれとは
    反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロー
    ラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び第
    2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿つて前記加圧ゾー
    ンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆動
    機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一方
    に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端側
    には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも一
    部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と、
    各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成さ
    れ、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動の
    間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応す
    る圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から前
    記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力伝
    達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通過
    する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調節
    整合機構を有し、該自己調節整合機構は前記第1ローラ
    機構の隣合う前記ローラ間の中心間距離を少なくとも越
    える幅のほぼ平坦な面を有する少なくとも一つの長手方
    向部材を有しており、該長手方向部材は対応する前記圧
    力伝達部材に対し前記平坦な面にほぼ平行な長手方向軸
    のまわりに回動可能に構成されて、前記平坦な面が少な
    くとも2つの隣合う前記ローラにきしりを生ずることな
    く接触するようになっており、前記圧力伝達部材は搬送
    方向への移動に加えて前記加圧ゾーンを通ずる搬送の間
    には前記二つ部材のうちの他方の部材に向けて可動で、
    前記加圧ゾーンを前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構が
    通過して搬送される間に前記二つの部材によりワークに
    徐々にかつ滑らかに増加する圧力が加えられて、成形部
    品に形成されるいかなる溝もほぼ滑らかでリッジのない
    ものが得られるようになっており、前記駆動機構は油圧
    作動式のシリンダーピストン機構を有しており、該シリ
    ンダーピストン機構のピストンは所定のストロークを有
    してシリンダの内外に往復動可能に構成されており、前
    記保持機構は前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構のうち
    の他方のダイ機構に取付けられて前記圧力伝達部材を加
    圧下で保持するように構成されており、前記他方のダイ
    機構は底壁と搬送方向に関する後壁と前壁とを備えたコ
    ンテナを有して該コンテナ内に前記圧力伝達部材が受入
    れられるように構成されており、前記圧力伝達部材のう
    ち一端側に位置する圧力伝達部材は通常前記底壁、後壁
    及び前壁のいずれか一つの壁に当接し、他端側に位置す
    る圧力伝達部材は他方の壁から通常間隔を隔てて位置し
    、かつ該他端側の圧力伝達部材には二部分からなる規制
    機構が当接しており、前記コンテナには回転式のネジ固
    定機構が設けられて前記規制機構の一方の部分に通され
    ており、前記固定機構を所定数回転させると前記圧力伝
    達部材が互いに固定されることを特徴とするワークから
    部品を成形するための装置。
  8. (8)前記圧力伝達部材は対応する前記側方突起の外端
    を支持する支持機構を有していることを特徴とする特許
    請求の範囲第7項記載のワークから部品を成形するため
    の装置。
  9. (9)前記コンテナに挿入されてワークのしためんの成
    形に供せられる複数の部材を有していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第7項記載のワークから部品を成形す
    るための装置。
  10. (10)前記コンテナは互いに対し摺動可能に取付けら
    れる複数のコンテナ部材を有していることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項記載のワークから部品を成形する
    ための装置。
  11. (11)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の
    間に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前
    記加圧ゾーンを搬送方向に沿つて収束させる二つの部材
    と、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワー
    クを相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構
    と、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第
    1ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれと
    は反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロ
    ーラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び
    第2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿つて前記加圧ゾ
    ーンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆
    動機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一
    方に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端
    側には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも
    一部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と
    、各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成
    され、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動
    の間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応
    する圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から
    前記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力
    伝達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通
    過する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調
    節整合機構を有し、該自己調節整合機構は前記第1ロー
    ラ機構の隣合う前記ローラ間の中心間距離を少なくとも
    越える幅のほぼ平坦な面を有する少なくとも一つの長手
    方向部材を有しており、該長手方向部材は対応する前記
    圧力伝達部材に対し前記平坦な面にほぼ平行な長手方向
    軸のまわりに回動可能に構成されて、前記平坦な面が少
    なくとも2つの隣合う前記ローラにきしりを生ずること
    なく接触するようになっており、前記圧力伝達部材は搬
    送方向への移動に加えて前記加圧ゾーンを通ずる搬送の
    間には前記二つ部材のうちの他方の部材に向けて可動で
    、前記加圧ゾーンを前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構
    が通過して搬送される間に前記二つの部材によりワーク
    に徐々にかつ滑らかに増加する圧力が加えられて、成形
    部品に形成されるいかなる溝もほぼ滑らかでリツジのな
    いものが得られるようになっており、前記第1ダイ機構
    及び第2ダイ機構の他方のダイ機構は成形型と、前記圧
    力伝達部材と前記成形型との間に介在された初期形状を
    有する弾性及び可撓性材料とを備えており、該弾性及び
    可撓性材料と前記成形型との間に置かれたワークは、前
    記ダイ機構が前記加圧ゾーンを通過し、そして前記弾性
    及び可撓性材料がワークを取囲むに伴い、前記成形型の
    周囲で少なくとも部分的にくるまれ、前記弾性及び可撓
    性材料は前記ダイ機構が前記加圧ゾーンを出ると初期形
    状に戻るように構成されていることを特徴とするワーク
    から部品を成形するための装置。
  12. (12)互いから設定可能な距離だけ隔てられて相互の
    間に加圧ゾーンを形成し、互いに対し傾斜状をなして前
    記加圧ゾーンを搬送方向に沿つて収束させる二つの部材
    と、前記の設定距離を維持するための保持機構と、ワー
    クを相互の間に挟持する第1ダイ機構及び第2ダイ機構
    と、前記二つの部材の一方と接触して少なくとも前記第
    1ダイ機構及び第2ダイ機構を前記搬送方向及びそれと
    は反対の方向に搬送するための互いに隣り合う複数のロ
    ーラを有する第1ローラ機構と、前記第1ダイ機構及び
    第2ダイ機構を前記第1ローラ機構に沿つて前記加圧ゾ
    ーンに向けてまたそれから離れる方向に動かすための駆
    動機構と、前記第1ダイ機構もしくは第2ダイ機構の一
    方に備えられ、各々前記第1ローラ機構に相対する一端
    側には圧力伝達面を、他端側には成形部品の少なくとも
    一部を決定する成形面とを備えた複数の圧力伝達部材と
    、各々前記第1ローラ機構との引掛りがないように構成
    され、前記搬送方向に沿う前記加圧ゾーンにおける移動
    の間には前記第1ローラ機構と前記圧力伝達部材の対応
    する圧力伝達面との間に介在して、前記部材の一方から
    前記圧力伝達面への前記第1ローラ機構を通じての圧力
    伝達を円滑かつ最大とし、前記収束する加圧ゾーンを通
    過する際にその位置を自動的に調節可能な複数の自己調
    節整合機構と、前記加圧ゾーンの上流側に設けられてワ
    ークを受取りかつ該ワークを所定の温度まで加熱するた
    め前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構を受容すべく配置
    されたワーク積込み及び加熱ステーションと、前記第1
    ダイ機構及び第2ダイ機構を互いから引離すため前記加
    圧ゾーンの下流側に配置されたダイ解放ステーションと
    を有し、前記自己調節整合機構は前記第1ローラ機構の
    隣合う前記ローラ間の中心間距離を少なくとも越える幅
    のほぼ平坦な面を有する少なくとも一つの長手方向部材
    を有しており、該長手方向部材は対応する前記圧力伝達
    部材に対し前記平坦な面にほぼ平行な長手方向軸のまわ
    りに回動可能に構成されて、前記平坦な面が少なくとも
    2つの隣合う前記ローラにきしりを生ずることなく接触
    するようになつており、前記圧力伝達部材は搬送方向へ
    の移動に加えて前記加圧ゾーンを通ずる搬送の間には前
    記二つ部材のうちの他方の部材に向けて可動で、前記加
    圧ゾーンを前記第1ダイ機構及び第2ダイ機構が通過し
    て搬送される間に前記二つの部材によりワークに徐々に
    かつ滑らかに増加する圧力が加えられて、成形部品に形
    成されるいかなる溝もほぼ滑らかでリッジのないものが
    得られるようになっており、前記長手方向部材はリンク
    機構により長手方向に対し横方向に互いに回動可能に連
    結されてチェーンを形成しており、該チェーンは初期に
    ローラの周囲に巻つけられて該ローラから巻き戻し可能
    となっており、前記長手方向部材は前記第1ダイ機構及
    び第2ダイ機構と前記ワークとが前記加圧ゾーンに向け
    て動かされるに伴い対応する前記圧力伝達部材に接触し
    、前記長手方向部材を伴わず前記圧力伝達部材のみが前
    記ワーク積込み及び加熱ステーションを通過するように
    構成されていることを特徴とするワークから部品を成形
    するための装置。
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