JPH01270698A - セル内への器材の搬入および搬出方法 - Google Patents
セル内への器材の搬入および搬出方法Info
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- JPH01270698A JPH01270698A JP9976588A JP9976588A JPH01270698A JP H01270698 A JPH01270698 A JP H01270698A JP 9976588 A JP9976588 A JP 9976588A JP 9976588 A JP9976588 A JP 9976588A JP H01270698 A JPH01270698 A JP H01270698A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、原子力施設において放射性物質を取り扱う
ボットセルやりローブボックス等(この明細書中てはこ
れらを総称して「セル」という)の内部で一時的に使用
しようとする器材等をセル内に搬入して使用した後、セ
ル内部の汚染雰囲気や汚染物質に直接触れることなく搬
出するだめの方法に関するものである。
ボットセルやりローブボックス等(この明細書中てはこ
れらを総称して「セル」という)の内部で一時的に使用
しようとする器材等をセル内に搬入して使用した後、セ
ル内部の汚染雰囲気や汚染物質に直接触れることなく搬
出するだめの方法に関するものである。
〈従来の技術〉
従来、セル内部の汚染雰囲気に搬入した器材などをセル
の外に搬出した後、再度使用しようとする場合には、こ
の汚染器材をグローブボックス等に入れて除染作業を行
う必要があった。
の外に搬出した後、再度使用しようとする場合には、こ
の汚染器材をグローブボックス等に入れて除染作業を行
う必要があった。
一方、線量計でセル内の線量を測定したり、簡易遮蔽体
をセル内に搬入する場合には、線量計や簡易遮蔽体をポ
リ塩化ビニルフィルム等からなるバッグ内に密封した状
態てセル内に搬入・使用し、そのままセル外へ搬出する
ことかてきるためバッグ内の器材は汚染されない。しか
しながら、バッグから器材を回収する作業はグ)7−ブ
ボツクス内で行わな番−)れはならす、この際バッグ内
の器材も汚染されることになる。
をセル内に搬入する場合には、線量計や簡易遮蔽体をポ
リ塩化ビニルフィルム等からなるバッグ内に密封した状
態てセル内に搬入・使用し、そのままセル外へ搬出する
ことかてきるためバッグ内の器材は汚染されない。しか
しながら、バッグから器材を回収する作業はグ)7−ブ
ボツクス内で行わな番−)れはならす、この際バッグ内
の器材も汚染されることになる。
〈発明が解決しようとする課題〉
上述したような器材の除染作業や回収作業は時間かかか
るうえ、グローブボックス等の汚染除去や低減作業に伴
う作業者の被爆も留意しながら行わなければならず、改
善の望まれる作業であった。 そこてこの発明は、器材
等を一時的にセル内て使用したのちセル外へ搬出し再使
用する一連の工程において、セル内の汚染雰囲気や汚染
物質に器材が直接触れることなく、かつこの器材を汚染
させずに搬入・搬出することができる方法を提供するこ
とを目的としてなされたちのである。
るうえ、グローブボックス等の汚染除去や低減作業に伴
う作業者の被爆も留意しながら行わなければならず、改
善の望まれる作業であった。 そこてこの発明は、器材
等を一時的にセル内て使用したのちセル外へ搬出し再使
用する一連の工程において、セル内の汚染雰囲気や汚染
物質に器材が直接触れることなく、かつこの器材を汚染
させずに搬入・搬出することができる方法を提供するこ
とを目的としてなされたちのである。
く課題を解決するだめの手段〉
この発明によれば、上記の目的は次のような方法により
達成することがてきる。
達成することがてきる。
器材をセル内へ搬入するに際しては、先ず、熱融着性フ
ィルムからなる有底筒状バッグの開口端をセルのポート
部に係止する。この状態てこの筒状バッグの底部を筒状
バッグ内方へ折り返し、この折り返し部内に、器材およ
び融着防止用シート片を予め旧人密封した密封バッグを
挿入した後、この筒状バッグの折り返し部を溶封する。
ィルムからなる有底筒状バッグの開口端をセルのポート
部に係止する。この状態てこの筒状バッグの底部を筒状
バッグ内方へ折り返し、この折り返し部内に、器材およ
び融着防止用シート片を予め旧人密封した密封バッグを
挿入した後、この筒状バッグの折り返し部を溶封する。
次いでこの筒状バッグの底部を切断して密封バッグを取
り出し、これをセル内に搬入する。
り出し、これをセル内に搬入する。
器材をセル内から搬出するに際しては、ポート部を11
止している筒状バッグの残部内に、器材および融着防止
用シート片を内包する前記密封バッグを入れてこれらの
バッグ部分をニー重に重ねる。次いて、融着防止用シー
トJ′lの部分てこの二重に重ねたバッグ部分を溶封し
、この溶封部分をシート片とともに切断する。かくして
、融着[すj止用シー1〜片によって融着されない二重
バッグ部分は開口部となるから、この開口部を通って器
材を収り出すことがてきる。
止している筒状バッグの残部内に、器材および融着防止
用シート片を内包する前記密封バッグを入れてこれらの
バッグ部分をニー重に重ねる。次いて、融着防止用シー
トJ′lの部分てこの二重に重ねたバッグ部分を溶封し
、この溶封部分をシート片とともに切断する。かくして
、融着[すj止用シー1〜片によって融着されない二重
バッグ部分は開口部となるから、この開口部を通って器
材を収り出すことがてきる。
く作用〉
上記したこの発明の方法によれば、セル内への器材の搬
入およびセル内での器材の使用は、密封バッグ内に入れ
られた状態で行われるから、器材がセル内の汚染雰囲気
に直接触れることはなく、従って器材は汚染されない。
入およびセル内での器材の使用は、密封バッグ内に入れ
られた状態で行われるから、器材がセル内の汚染雰囲気
に直接触れることはなく、従って器材は汚染されない。
セル外)\の器材の搬出に際しては、バッグ部分を二重
に重ねて融着することによって、バッグの汚染面は外側
に露出しないから周囲を汚染する心配かない。かくして
、融着防廿用シー1−片によって融着されない二重バッ
グ部分量l」部を通して、器材を汚染させることなく回
収することができる。
に重ねて融着することによって、バッグの汚染面は外側
に露出しないから周囲を汚染する心配かない。かくして
、融着防廿用シー1−片によって融着されない二重バッ
グ部分量l」部を通して、器材を汚染させることなく回
収することができる。
〈実施例〉
以下に図面に示した実施例を参照してこの発明を更に詳
述する。
述する。
第1図は、ポリ塩化ビニルやポリエチレンのごとき熱融
着ノ4ミのフィルムからなる有底筒状/<ラグ1をセル
2のポート部3に係止した状態を示1〜ている。係止手
段4は慣用的なO−リンク、バッAン、締め具などを用
いることがてきる。
着ノ4ミのフィルムからなる有底筒状/<ラグ1をセル
2のポート部3に係止した状態を示1〜ている。係止手
段4は慣用的なO−リンク、バッAン、締め具などを用
いることがてきる。
し1中、セル2の右t11.!jがセル内部の汚染雰囲
気である。次いて、第2図に示すように筒状バッグ1の
底部1aを筒状バッグ内方に折り返し、折り返した部分
に、予め器材5および融着防11−用シート片6を内包
ゼしめて密封した密封バッグ8を挿入する。この状態て
、第3図に示したように、4枚重ねにされた筒状バッグ
1の折り返しん:部を溶封する(斜線部A)。次いで、
筒状バッグの底部1aを点線aに沿って切断する。
気である。次いて、第2図に示すように筒状バッグ1の
底部1aを筒状バッグ内方に折り返し、折り返した部分
に、予め器材5および融着防11−用シート片6を内包
ゼしめて密封した密封バッグ8を挿入する。この状態て
、第3図に示したように、4枚重ねにされた筒状バッグ
1の折り返しん:部を溶封する(斜線部A)。次いで、
筒状バッグの底部1aを点線aに沿って切断する。
これによって、第4図に示したように、器材5およびシ
ー1〜片6を内包した密封バッグ8をセル2内に搬入す
ることがてきる。器材5は密封バッグ8内に内包された
状態てセル2内て使用されることになる。一方、筒状バ
ッグの残部1bはその溶封部分Aによってボー1〜部3
を封止してセル2内外を隔離することができ、溶封部分
Aからバッグ内方に延びる筒状バッグの残部1Cは、溶
封部分への近傍て切断する。
ー1〜片6を内包した密封バッグ8をセル2内に搬入す
ることがてきる。器材5は密封バッグ8内に内包された
状態てセル2内て使用されることになる。一方、筒状バ
ッグの残部1bはその溶封部分Aによってボー1〜部3
を封止してセル2内外を隔離することができ、溶封部分
Aからバッグ内方に延びる筒状バッグの残部1Cは、溶
封部分への近傍て切断する。
器材をセル内で使用したのちセルから搬出する場合には
、第5図のように、ポート部3を封止している筒状バッ
グの残部1bの中に密封バッグ8を挿入する。次いでこ
れら二重に重ねたバッグ部分(4枚重ね)を、融着防止
用シート片6の部分で高周波シールにより溶封しく斜線
部B)、点線すてこの溶封部分Bを切断する。
、第5図のように、ポート部3を封止している筒状バッ
グの残部1bの中に密封バッグ8を挿入する。次いでこ
れら二重に重ねたバッグ部分(4枚重ね)を、融着防止
用シート片6の部分で高周波シールにより溶封しく斜線
部B)、点線すてこの溶封部分Bを切断する。
このときの第5図■■−■線に沿う断面は第7図のよう
になる。すなわち、セル内の汚染雰囲気で汚染されてい
る密封バッグ8の外面および筒状バッグの残部1bの内
面は、二重に重ねたバッグ部分の内側に封入されること
になるから、筒状バッグの残部1bの外部か汚染される
ことはない。また、融着防止用シートハロが挾まれてい
る部分は融着されないから、このシー1〜片6に沿って
切断することによって、二重バッグ部分に開口(第6図
の番ぢ7)が形成される。
になる。すなわち、セル内の汚染雰囲気で汚染されてい
る密封バッグ8の外面および筒状バッグの残部1bの内
面は、二重に重ねたバッグ部分の内側に封入されること
になるから、筒状バッグの残部1bの外部か汚染される
ことはない。また、融着防止用シートハロが挾まれてい
る部分は融着されないから、このシー1〜片6に沿って
切断することによって、二重バッグ部分に開口(第6図
の番ぢ7)が形成される。
かくして、第6図に示したように、開ロアから密封バッ
グ8内の器材5を汚染なしに回収することかてきる。ま
た、セル2のポート部3には、二重バッグ部分の残部が
係止されたままで残っているから、セル内外を隔離を維
持することができる。
グ8内の器材5を汚染なしに回収することかてきる。ま
た、セル2のポート部3には、二重バッグ部分の残部が
係止されたままで残っているから、セル内外を隔離を維
持することができる。
この発明で使用する融着防止用シート片6は、熱融着性
のバッグ部分を融着する際に、これと融着しない材質て
あればよく、例えばポリプロピレンシートやパラフィン
紙等が使用できる。
のバッグ部分を融着する際に、これと融着しない材質て
あればよく、例えばポリプロピレンシートやパラフィン
紙等が使用できる。
〈発明の効果〉
」二連したこの発明によれば、次のような効果が得られ
る。
る。
1)除染作業が不要になったことによる被爆線量の低減
化 放射性物質等の取扱作業において、−旦セル内部て使用
した器材等をセル外部で使用しようとする場合、従来は
その器材をセルから搬出したのち除染作業が必要となっ
た。これに対してこの発明方法を使用することにより、
除染作業なしで器材を回収できるため、労力と時間の短
縮および被爆線量の低減化〈従来の約半分)が実現しな
。
化 放射性物質等の取扱作業において、−旦セル内部て使用
した器材等をセル外部で使用しようとする場合、従来は
その器材をセルから搬出したのち除染作業が必要となっ
た。これに対してこの発明方法を使用することにより、
除染作業なしで器材を回収できるため、労力と時間の短
縮および被爆線量の低減化〈従来の約半分)が実現しな
。
2)放射性廃棄物の低減化
器材等はセル内での使用時に汚染されないから、セル外
部に搬出後そのまま再使用てき、放射性廃棄物の発生が
大l】に低減される。
部に搬出後そのまま再使用てき、放射性廃棄物の発生が
大l】に低減される。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図および第6図
は、この発明方法の実施例の各工程を順を追って示す説
明図、第7図は第5図の■−■線に沿う断面図である。 1・・・有底筒状バッグ、 1a・・・筒状バッグ底部
、 lb、lc・・・筒状バッグ残部、 2・・・セル
、 3・・・ポート部、 5・・・器材、 6・・・融
着防止用シート片、 7・・・開口、 8・・・密封バ
ッグ、 A、B・・・溶封部分、 a、b・・・切断線
。
は、この発明方法の実施例の各工程を順を追って示す説
明図、第7図は第5図の■−■線に沿う断面図である。 1・・・有底筒状バッグ、 1a・・・筒状バッグ底部
、 lb、lc・・・筒状バッグ残部、 2・・・セル
、 3・・・ポート部、 5・・・器材、 6・・・融
着防止用シート片、 7・・・開口、 8・・・密封バ
ッグ、 A、B・・・溶封部分、 a、b・・・切断線
。
Claims (1)
- 1、器材をセル内へ搬入するに際しては、熱融着性フィ
ルムからなる有底筒状バッグの開口端をセルのポート部
に係止した状態で該筒状バッグの底部を該筒状バッグ内
方へ折り返し、該折り返し部分内に、器材および熱融着
防止用シート片を予め封入密封した密封バッグを挿入し
た後、筒状バッグの該折り返し部を溶封し、次いで該筒
状バッグの底部を切断して該密封バッグを取り出してセ
ル内に搬入し、器材をセル内から搬出するに際しては、
ポート部を封止している筒状バッグ残部内に、器材およ
び融着防止用シート片を内包する該密封バッグを入れて
これらのバッグ部分を二重に重ねたのち、該シート片の
部分で該二重に重ねたバッグ部分を溶封し、この溶封部
分を該シート片とともに切断し、該シート片によって融
着されない二重バッグ部分開口部を通って器材を取り出
すようにしたセル内への器材の搬入および搬出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9976588A JPH0675114B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | セル内への器材の搬入および搬出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9976588A JPH0675114B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | セル内への器材の搬入および搬出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01270698A true JPH01270698A (ja) | 1989-10-27 |
JPH0675114B2 JPH0675114B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=14256069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9976588A Expired - Lifetime JPH0675114B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | セル内への器材の搬入および搬出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675114B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007192558A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | グローブボックスのラージポート構造 |
JP2021148573A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | グローブポートの交換方法及びグローブポート交換治具 |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP9976588A patent/JPH0675114B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007192558A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | グローブボックスのラージポート構造 |
JP2021148573A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | グローブポートの交換方法及びグローブポート交換治具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0675114B2 (ja) | 1994-09-21 |
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