JPH01270658A - 生コンクリート中の塩分量測定方法及び生コンクリート中の塩分量測定装置 - Google Patents

生コンクリート中の塩分量測定方法及び生コンクリート中の塩分量測定装置

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JPH01270658A
JPH01270658A JP63100542A JP10054288A JPH01270658A JP H01270658 A JPH01270658 A JP H01270658A JP 63100542 A JP63100542 A JP 63100542A JP 10054288 A JP10054288 A JP 10054288A JP H01270658 A JPH01270658 A JP H01270658A
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ion electrode
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秀雄 植田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発肋は、生コンクリート中の塩分量測定方法、及び、
生コンクIJ −ト中の塩分量測定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来は、塩化銀を主成分とする感応膜及び前記感応膜の
電位を検出する検出部を備えたイオン電極センサを設け
、そのイオン電極センサを生コンクリート中に2〜3分
間挿入して安定後の感応膜の電位を知る電位測定工程を
、複数回繰り返し行い、複数回の電位測定工程における
測定電位の平均値を算出して、その平均値を塩素イオン
濃度に換算していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、生コンクリート中には、硬化促進又は減水流動
性改善、耐久性向上等のために混和剤を混和しであるこ
とがあり、この場合には、イオン電極センサの感応膜に
対して生コンクリート中の塩素イオン(CI−)のみな
らず混和剤中の陰イオンが反応するために、検出部から
の検出電位に誤差が多く、正確な塩素イオン濃度を求釣
ることが非常に困難であった。
本発明の目的は、生コンクリート中に混和剤が混和して
いる場合でも、正確な塩素イオン濃度を求められるよう
にする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、塩化銀を主成分とする感応膜は、塩素イオン
に対する感度が高<10秒〜60秒間に反応がほとんど
平衡に達してしまうが、混和剤中の陰イオンに対する感
度が低くて2〜3分以1−Lないと反応が完了しないと
いう性質と、測定後の感応膜の水洗浄によって、感応膜
に付着した塩素イオンは除去されるが、混和剤中の陰イ
オンは塩化銀と反応して除去されず測定ごとに蓄積され
て電位変化してしまうという性質を見出して、その反応
過程を利用するに致ったもので、生コンクIJ −ト中
の塩分量測定方法の特徴手段は、イオン電極センサに設
けた塩化銀を主成分とずろ感応膜を、最初に陰イオンと
未反応な状態に準備しておいて、前記イオン電極センサ
を、生コンクリート中に10秒〜60秒間浸漬した状態
で定置する浸漬工程と、前記イオン電極センサを前記生
コンクリート中に10秒〜60秒間浸漬した状態で定置
してその浸漬完了時点の前記感応膜の電位を知る電位測
定工程を、前記浸漬工程から順に前記感応膜を水洗いす
る洗浄工程を挟んで交互に2回づつ繰り返し行い、1回
目の前記電位測定工程における第1測定時間をtlとす
ると共に第1測定電位をylとし、2回目の前記浸漬工
程における浸漬時間をt2とし、2回目の前記電位測定
工程における第2測定時間をt3とすると共に第2測定
電位をy2とし、直交xy座標上の第1座標点(X+=
j+、y+)と第2座標点(X2=1:l +t2+j
3、y2)を通る一次関数(y=ax+b)の定数(b
)を、正しい測定電位として塩素イオン濃度に換算する
ことにある。
また、イオン電極センサに設けた塩化銀を主成分とする
感応膜を、最初に陰イオンと未反応な状態に準備してお
いて、前記イオン電極センサを前記生コンクリート中に
10秒〜60秒間浸漬しながら前記生コンクリートを前
記イオン電極センサで撹拌してその浸漬完了時点の前記
感応膜の電位を知る電位測定工程を2回繰り返し行い、
前記2回の電位測定工程の間に、前記感応膜を水洗いす
る第1洗浄工程と、前記イオン電極センサを前記生コン
クリート中に10秒〜60秒間浸漬しながら前記生コン
クリートを前記イオン電極センサで撹拌する浸漬工程と
、前記感応膜を水洗いする第2洗浄工程とをその順に行
い、1回目の前記電位測定工程における第1測定時間を
tlとすると共に第1測定電位をylとし、前記浸漬工
程における浸漬時間をt2とし、2回目の前記電位測定
工程における第2測定時間をt3とすると共に第2測定
電位をy2として、直交Xy座標上の第1座標点(XI
 =t+、 y+)と第2座標点(X2=jl +t2
 +t3、V2)を通る一次関数(y=ax+b)の定
数(b)を、正しい測定電位として塩素イオン濃度に換
算することにある。
更にまた、生コンクリート中の塩分量測定装置の特徴構
成は、塩化銀を主成分とする感応膜、及び、前記感応膜
の電位を検出する検出部、並びに、前記検出部からの検
出電位のうち前記感応膜を生コンクリート中に浸漬し始
めて10秒〜60秒後の値を測定電位として出力する出
力部を備えたイオン電極センサを設け、前記イオン電極
センサによる測定電位を測定回ごとに記憶する第1記憶
手段と、前記イオン電極センサを生コンクリート中に浸
漬した時間を浸漬回ごとに記憶する第2記憶手段を設け
、1回目の測定における第1浸漬時間をt、とすると共
に第1測定電位をylとし、1回目の測定と2回目の測
定との間の第2浸漬時間をt2とし、2回目の測定にお
ける第3浸漬時間をt3とすると共に第2測定電位をy
2とし、直交xy座標上の第1座標点(X+=j+、M
+)と第2座標点(x2=t、+ t2+1.+、y2
)を通る一次関数(y=ax+b)の定数(b)を、正
しい測定電位として出力する演算手段を設け、前記演算
手段からの正しい測定電位を塩素イオン濃度に換算する
濃度換算手段を設け、前記濃度換算手段からの換算値を
表示手段に指示する換算値指示手段を設けてあることに
あり、その作用効果は、次の通りである。
〔作 用〕
つまり、陰イオンと未反応な状態に準備しである感応膜
は、生コンクリート中に10秒〜60秒間浸漬した状態
で定置することによって、生コンクリート中の環境に慣
らされて陰イオンに対する安定した反応を示すようにな
り、その後、1回目の測定で生コンクリート中に10秒
〜60秒間浸漬した状態で定置されたイオン電極センサ
の感応膜は、塩素イオンに対する反応がほとんど平衡に
なりながら混和剤中の陰イオンに対する反応を少なく抑
え、2回目の測定を行う前の洗浄工程では、感応膜に何
着した塩素イオンのみが除去され、2回目の浸漬工程と
電位測定工程で更に生コンクリート中に10秒〜60秒
間浸漬した状態で定置された感応膜は、塩素イオンの反
応と共に、1回目の測定中に反応した混和剤中の陰イオ
ン量に加えて新たな混和剤中の陰イオン量が反応し、そ
のたtに、1回目の電位測定工程と2回目の電位測定工
程並びにそれらの間の浸漬工程における夫々の浸漬時間
と測定電位を基に、前記直交xy座標上の第1、第2座
標点を通る一次関数の定数を求めることにより、塩素イ
オンのみによる感応膜の電位を算出することができる。
また、陰イオンと未反応な状態に準備しである感応膜を
、生コンクリート中に1θ秒〜60秒間浸漬する際に、
浸漬しながら生コンクリ−1・をイオン電極センサで撹
拌することによって、生コンクリート中の陰イオンに対
する反応がより安定するために、1回目の測定を行なう
前に、生コンクリート中の環境に感応膜を慣らすための
浸漬工程を必要とぜす、1回目の電位測定工程と2回目
の電位測定工程、並びに、それらの間の浸漬工程におけ
る夫々の浸漬時間と測定電位を基に前記と同様の方法で
塩素イオンのみによる感応膜の電位を算出することがで
きる。
〔発明の効果〕
従って、生コンクリート中の塩分量を、混和剤の混入に
よる誤差を生じさせることなく正確に求めることができ
、たとえば、混和剤の混入に伴う誤差を防ぐために、生
コンクリート中の混和剤の陰イオンを、金属イオンを含
む薬品で予め沈澱させて除去しておいてからイオン電極
センサで生コンクリート中の塩分量を測定する方法も考
えられるが、この場合は薬品代によってコスト高になっ
たり、混和剤の陰イオン除去処理に多くの手間と時間を
要するのに刻し、本発明は、少い手間で短時間に正確な
塩分量を算出することができると共に、低コストで行え
、精度のみならず経済性及び作業性を向りさせて生コン
クリートの品質管理を行いやすくできる。
また、前記生コンクリ−ト中の塩分量測定装置において
、測定電位と浸漬時間が記憶される記憶手段、正しい測
定電位を求めて出力する演算手段、及び、塩素イオン濃
度に換算した値を表示する表示手段を設けてあるために
、簡単な測定作業のみて正確な塩分量を知ることができ
、便利な装置を提供することができた。
〔実施例〕
本発明の実施例を、図面に基ついて説明する。
コンクリート建造物は、近年増々その重要性を増してお
り、コンクリートの耐久性を向上させるために、生コン
クリート中の塩分濃度の管理が必須になって来ている。
そこで、建設工事現場で生コンクリート中の塩分測定を
簡単に行う方法として、イオン電極センサによる測定が
行われている。
しかし、通常の生コンクリートが冬場等硬化に時間を要
する時に、硬化促進用に戴水剤としてのロダン塩等を含
有する混和剤を、一般には、セメント重11100に対
して1の割合で混入される場合があり、この様な場合に
は、混和剤中の陰イオン(SCN−等)が測定結果に悪
影響を与えやすく、混和剤が混入していても、より正確
な測定値が得られる方法として以下に示す。
第1図に示すようなイオン電極センサに設けた塩化銀を
主成分とする感応膜(2)を、サンドペーパー等で研磨
して最初に陰イオンと未反応な状態に準備しておいて、
イオン電極センサ(1)を、生コンクリート中に約15
秒間浸漬した状態で定置する浸漬工程と、イオン電極セ
ンサ(1)を生コンクリート中に約15秒間浸漬した状
態で定置してその浸漬完了時点の感応膜(2)の電位を
知る電位測定工程を、浸漬工程から順に感応膜(2)を
水洗いする洗浄工程を挟んで交互に2回づつ繰り返し行
い、1回目の電位測定工程における第1測定時間をtl
とすると共に第1測定電位をylとし、2回目の浸漬工
程における浸漬時間をt2とし、2回目の電位測定工程
における第2測定時間をt3とすると共に第2測定電位
をy2とし、第2図に示すように直交xy座標上の第1
座標点(X+””jl、y+)と第2座標点(X2”j
l−I−t2+ t3、 )’2)をプロットして、そ
の第1、第2座標点を通る一次関数(y=ax+b)の
定数(b)を、正しい測定電位として塩素イオン濃度に
換算するものである。
次に、上記測定方法を簡単に行うための装置を示す。
第1図に示すように、塩化銀を主成分とする感応膜(2
)、及び、感応膜(2)の電位を検出する検出部(3)
、抄びに、検出部(3)からの検出電位のうち感応膜(
2)を生コンクリート中に浸漬し始めて15秒後の値を
測定電位として出力する出力部(4)を備えたイオン電
極センサ(1)を設け、イオン電極センサ(1)による
測定電位を測定回ごとに記憶する第1記憶手段(5A)
と、イオン電極センサ(1)を生コンクリート中に浸漬
した時間を浸漬回ごとに記憶する第2記憶手段(5B)
を設け、1回目の測定における第1浸漬時間をtlとす
ると共に第1測定電位をylとし、1回目の測定と2回
目の測定との間の第2浸漬時間をt2とし、2回目の測
定における第3浸漬時間をt3とすると共に第2測定電
位をy2とし、直交xy座標上の第1座標点(X+−t
+、V+)と第2座標点(X2=t++t2+L+、y
2)を通る一次関数(y=ax+b)の定数(b)を、
正しい測定電位として出力する演算手段(7)を設け、
演算手段(7)からの正しい測定電位を塩素イオン濃度
に換算する濃度換算手段(8)を設け、濃度換算手段(
8)からの換算値を表示手段(9)に指示する換算値指
示手段(10)を設けてマイクロプロセッサ−(14)
を備えた塩分濃度測定装置を構成しである。
前記検出部(3)を形成するに、感応膜(2)に接続さ
れたリード線(11)と参照電極(12)を共に硝酸力
IJ(KNO3)溶液中に浸漬させて設け、リード線(
11)と参照電極(12)に接続された電圧計(V)を
設けてある。
前記記憶指示手段(13)及び演算指示手段(6)は、
夫々人為的に作動操作され、前記表示手段(9)は、換
算値をプリントアウトするプリンターから成っている。
〔実験例〕
次に、前記方法及び装置を使って測定した実験結果を示
す。
類(サンプル1. 2. 3)用意して、JIS。
K・0101.32.3による硝酸銀滴定法(モール法
)で測定した結果を表2に示した。
表2 を入れたサンプルとして 表 3 (重量比) のものを、3種類用意して、イオン電極センサ(1)を
生コンクリート中に浸漬した状態で、15秒間定置した
時の測定電位に基づく塩素濃度(CI−%)を、浸漬回
ごとに求めた結果を、表4に測定値として示す。
上記表4による4回の測定値を夫々クラフにプロットし
た座標点のうちの、2つの値を通る直線を引いて、1回
目の値と他の値を通る直線は、クラ7のx=Qにおける
yの値を、且つ、1回目以外の値どうしを通る直線の場
合は、1回目の座標点を通る縦線と交点の値を求めて表
5に示した。
尚、混和材混入試料の測定は、電極感応面の妨害物質と
の反応を停止させる為にその都度精製水で洗浄し清拭を
操り返した。
つまり、表5より、2魚目と4魚目を通る直線(−次関
数)が、前記モール法で測定した真の値に近く、はぼ規
定の±10%内に入るた必に、演算した正しい測定値(
C1%)とすることができ、結局、1回目と3回目の浸
漬時には、電位を測定する必要がなく、前記浸漬工程に
該当することが判る。
〔別実施例〕
前記感応膜(2)を生コンクIJ −ト中に挿入する時
間及び挿入しはじめてから測定電位を出力するまでの測
定時間は約15秒が最適であるが、10秒〜60秒の間
であれば良い。
前記記憶指示手段(13)及び演算指示手段り6)を、
夫々自動的に作動操作する自動操作スイッチを設けてあ
っても良い。
前記表示手段(9)は、プリンタの代わりにメータであ
っても良く、またそれら双方であっても良い。
また、生コンクリート中の塩分量測定方法として別の方
法を示せば、イオン電極センサ<1)に設けた塩化銀を
主成分とする感応膜(2)を、サンドペーパー等で研磨
して最初に陰イオンと未反応な状態に準備しておいて、
イオン電極センサ(1)を、生コンクリート中に15秒
間浸漬しながら生コンクリートをイオン電極センサ(1
)で撹拌してその浸漬完了時点の感応膜(2)の電位を
知る電位測定工程を2回繰り返し行い、前記2回の電位
測定工程の間に、感応膜(2)を水洗いする第1洗浄工
程と、イオン電極センサ(1)を生コンクリート中に1
5秒間浸漬しながら生コンクリートをイオン電極センサ
(1) で撹拌する浸漬工程と、感応膜(2)を水洗い
する第2洗浄工程とをその順に行い、1回目の電位測定
工程における第1測定時間をtlとすると共に第1測定
電位をylとし、浸漬工程における浸漬時間をt2とし
、2回目の電位測定工程における第2測定時間をt3と
するど共に第2測定電位をy2として、直交xy座標上
の第1座標点(X+”4+、y+)と第2座標点(X2
−j+ +t2+i3、y2)を通る一次関数(y=a
x+b)の定数(b)を、正しい測定電位として塩素イ
オン濃度に換算するものであり、次に、上記方法に基つ
く実験結果を示す。
〔実験例〕
混和材(減水剤)の入っていない試料として、重量比で
表6のものを3種類(サンプル1,2゜3)用意した。
表  6 サンプル1.2.3を夫々JIS、 K・010132
.3による硝酸銀滴定法(モー)ly法)で測定した結
果を表7に示した。
表  7 を入れたサンプルとして 表8 表8のものを、3種類(サンプルl、 2.3)用意し
て、イオン電極センサ(1)を生コンクリート中に15
秒間浸漬しながら生コンクリートをイオン電極センサ(
1)で撹拌した時の測定電位に基づく塩素濃度(Cド%
)を、浸漬口ごとに求めた結果を、表9に測定値として
示す。
表  9 上記表9による4回の測定値を夫々グラフにプロットし
た座標点のうちの、2つの点を通る直線を引いて、グラ
フのx=Oにおけるyの値を求め、表10に示した。
尚、感応面の妨害物質との反応を停止させる為に、その
都度精製水で洗浄し、清拭を操り返した。
つまり、表10より、1魚目と3魚目を通る直線(−次
関数)が、前記モール法で測定した真す値に近く、演算
した正しい測定値(C1%)とすることができ、結局、
2回目のイオン電極センサの浸漬時には電位を測定する
必要がなく、前記浸漬工程に該当するもので、また、4
回目の浸漬は全く不要となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る生コンクリート中の塩分量測定方法
及び生コンクリート中の塩分量測定装置の実施例を示し
、第1図は、塩分測定装置の概略図を示し、第2図は、
測定結果のグラフである。 (1)・・・・・・イオン電極センサ、(2)・・・・
・・感応膜、(3)・・・・・・検出部、(4)・・・
・・・出力部、(5)・・・・・記憶手段、(6)・・
・・・演算指示手段、(7)・・・・・・演算手段、(
8)・・・・・濃度換算手段、(9)・・・・・・表示
手段、(10)・・・・・・換算値指示手段。 代理人弁理士 北 +CI  修

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イオン電極センサ(1)に設けた塩化銀を主成分と
    する感応膜(2)を、最初に陰イオンと未反応な状態に
    準備しておいて、前記イオン電極センサ(1)を、生コ
    ンクリート中に10秒〜60秒間浸漬した状態で定置す
    る浸漬工程と、前記イオン電極センサ(1)を前記生コ
    ンクリート中に10秒〜60秒間浸漬した状態で定置し
    てその浸漬完了時点の前記感応膜(2)の電位を知る電
    位測定工程を、前記浸漬工程から順に前記感応膜(2)
    を水洗いする洗浄工程を挟んで交互に2回づつ繰り返し
    行い、1回目の前記電位測定工程における第1測定時間
    をt_1とすると共に第1測定電位をy_1とし、2回
    目の前記浸漬工程における浸漬時間をt_2とし、2回
    目の前記電位測定工程における第2測定時間をt_3と
    すると共に第2測定電位をy_2とし、直交xy座標上
    の第1座標点(x_1=t_1、y_1)と第2座標点
    (x_2=t_1+t_2+t_3、y_2)を通る一
    次関数(y=ax+b)の定数(b)を、正しい測定電
    位として塩素イオン濃度に換算する生コンクリート中の
    塩分量測定方法。 2、イオン電極センサ(1)に設けた塩化銀を主成分と
    する感応膜(2)を、最初に陰イオンと未反応な状態に
    準備しておいて、前記イオン電極センサ(1)を前記生
    コンクリート中に10秒〜60秒間浸漬しながら前記生
    コンクリートを前記イオン電極センサ(1)で撹拌して
    その浸漬完了時点の前記感応膜(2)の電位を知る電位
    測定工程を2回繰り返し行い、前記2回の電位測定工程
    の間に、前記感応膜(2)を水洗いする第1洗浄工程と
    、前記イオン電極センサ(1)を前記生コンクリート中
    に10秒〜60秒間浸漬しながら前記生コンクリートを
    前記イオン電極センサ(1)で撹拌する浸漬工程と、前
    記感応膜(2)を水洗いする第2洗浄工程とをその順に
    行い、1回目の前記電位測定工程における第1測定時間
    をt_1とすると共に第1測定電位をy_1とし、前記
    浸漬工程における浸漬時間をt_2とし、2回目の前記
    電位測定工程における第2測定時間をt_3とすると共
    に第2測定電位をy_2として、直交xy座標上の第1
    座標点(x_1=t_1、y_1)と第2座標点(x_
    2=t_1+t_2+t_3、y_2)を通る一次関数
    (y=ax+b)の定数(b)を、正しい測定電位とし
    て塩素イオン濃度に換算する生コンクリート中の塩分量
    測定方法。 3、塩化銀を主成分とする感応膜(2)、及び、前記感
    応膜(2)の電位を検出する検出部(3)、並びに、前
    記検出部(3)からの検出電位のうち前記感応膜(2)
    を生コンクリート中に浸漬し始めて10秒〜60秒後の
    値を測定電位として出力する出力部(4)を備えたイオ
    ン電極センサ(1)を設け、前記イオン電極センサ(1
    )による測定電位を測定回ごとに記憶する第1記憶手段
    (5A)と、前記イオン電極センサ(1)を生コンクリ
    ート中に浸漬した時間を浸漬回ごとに記憶する第2記憶
    手段(5B)を設け、1回目の測定における第1浸漬時
    間をt_1とすると共に第1測定電位をy_1とし、1
    回目の測定と2回目の測定との間の第2浸漬時間をt_
    2とし、2回目の測定における第3浸漬時間をt_3と
    すると共に第2測定電位をy_2とし、直交xy座標上
    の第1座標点(x_1=t_1、y_1)と第2座標点
    (x_2=t_1+t_2+t_3、y_2)を通る一
    次関数(y=ax+b)の定数(b)を、正しい測定電
    位として出力する演算手段(7)を設け、前記演算手段
    (7)からの正しい測定電位を塩素イオン濃度に換算す
    る濃度換算手段(8)を設け、前記濃度換算手段(8)
    からの換算値を表示手段(9)に指示する換算値指示手
    段(10)を設けてある生コンクリート中の塩分測定装
    置。
JP63100542A 1988-04-22 1988-04-22 生コンクリート中の塩分量測定方法及び生コンクリート中の塩分量測定装置 Expired - Lifetime JPH0789107B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5227037A (en) * 1989-12-27 1993-07-13 New Cosmos Electric Co., Ltd. Method and apparatus for measuring quantity of admixture in ready-mixed concrete
KR100355780B1 (ko) * 2000-10-04 2002-10-19 대윤계기산업 주식회사 염분 측정기의 염분 농도 표시방법
KR100477902B1 (ko) * 2002-01-30 2005-03-18 대윤계기산업 주식회사 염분측정장치용 전극막 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5227037A (en) * 1989-12-27 1993-07-13 New Cosmos Electric Co., Ltd. Method and apparatus for measuring quantity of admixture in ready-mixed concrete
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KR100477902B1 (ko) * 2002-01-30 2005-03-18 대윤계기산업 주식회사 염분측정장치용 전극막 및 그 제조방법

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JPH0789107B2 (ja) 1995-09-27

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