JPH01265945A - 超音波送信装置 - Google Patents

超音波送信装置

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JPH01265945A
JPH01265945A JP63091779A JP9177988A JPH01265945A JP H01265945 A JPH01265945 A JP H01265945A JP 63091779 A JP63091779 A JP 63091779A JP 9177988 A JP9177988 A JP 9177988A JP H01265945 A JPH01265945 A JP H01265945A
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JP
Japan
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transmission
ultrasonic
voltage
weighting
group
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Pending
Application number
JP63091779A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Matsushima
松島 哲也
Yutaka Fukui
豊 福井
Atsuo Iida
安津夫 飯田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔)既  要〕 複数の超音波振動子を駆動する送信パルスレベルの重み
付けを行って単一の超音波ビームを送出する超音波送信
装置に関し、 簡単かつ小規模な回路構成で送信パルスの重み付けを可
能にし、良好な単一ビーム特性を保持しつつコストを低
減することを目的とし、複数の超音波振動子(STR)
を駆動する送信パルスレベルを単一ビームを生成する重
み付け分布特性に従って重み付けを行う超音波送信装置
において、前記重み付け分布特性を8〜32段階で近似
する段階近似分布特性の段階数に等しいグループ数で、
1個以上のSTRを有するSTRグループと、対応する
STRグループ内の各STRを駆動する高電圧送信パル
スを発生する送信グループと、対応する送信グループの
出力する送信パルスの振幅を前記段階近似分布特性の対
応する段階レベルに従って重み付けを行って決定する送
信電圧制御グループを設けるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の超音波振動子を駆動する送信パルスレ
ベルの重み付けを行うことにより、サイドローブ等の不
要ビームが抑制された単一の超音波ビーl、を送出する
超音波送信装置に関する。
〔従来の技術〕
高分解能の超音波診断装置を用いると、微細な構造や特
性が超音波画像上に表示可能であるので、詳細な診断情
報が得られ、適確な診断を行うことができる。
このような高分解能の診断画像を得るためには、指向性
が鋭くかつ細い超音波ビームを生成することが必要不可
欠である。
指向性が鋭くかつ細い超音波ビームは、一般に超音波振
動子数を増加し、開口を大きくすることにより生成する
ことができる。しかしながら、このようにすると、主方
向のビーム幅は細くなるが、主方向とは異なる方向にも
不要なビーム(サイドローブ)が生成される。これは、
開口が有限長であるため、両端の振動子から両側に拡が
る外部へと音圧レベルが急激に変化するために生ずる不
要な空間周波数成分である。
サイドローブが発生すると、このサイドローブからのエ
コーが妨害信号となって診断画像中に混入するので不都
合である。
そこで、この不要なサイドローブが発生しないようにす
るために、各超音波振動子の送信超音波パルスレベルが
、第5図の実線で示すような特定の分布(例えばガウス
分布)となるように送信強度に重み付けを行っている。
すなわち、2m個の超音波振動子が直線上に配置された
とき、これらの超音波振動子の送信する超音波パルスの
レベルが図示のようなガウス分布に従うように選定する
と、中心のC方向にのみ鋭くかつ細い単一の超音波ビー
ムが生成され、他の方向に不要なサイドローブが生成し
ないようにすることができる。
第7図は、このような従来の超音波送信装置の構成をブ
ロック図で示したもので、同図(A)は超音波送信装置
全体の構成を示したものであり、同図(B)はその送信
電圧制御回路を詳細に示したものである。
第7図において、21は超音波振動子(STR)部で、
直線状に配置された複数の超音波振動子(SDR)21
1+ 〜211..を備えている。
22は送信ドライバ(TDR)部で、複数の送信ドライ
バ(TDR)221.〜221..を備えている。各T
DR221,〜221nは各5TR2111〜211.
、に対応して設けられ、対応する各5TR211,〜2
11..を駆動する高電圧の送信パルスを発生する。
23はパルスタイミング制御回路(PTCC)部で、複
数のパルスタイミング制御回路(PTCC)231.〜
231nを備えている。各PTCC231t 〜231
.、は各TDR221,〜2211、に対応して設けら
れ、対応する各TDR221、〜2211.の送信パル
スの発生タイミングを決定する。
24は送信電圧制御回路(TVCC)部で、複数の送信
電圧制御回路(TVCC)240.〜240゜を備えて
いる。各TVCC240,〜240..はTDR221
,〜221nに対応して設けられ、対応する各TDR2
21+〜221..の出力する送信パルスの振幅が所定
の分布(ガウス分布)に従ったレベルとなるように制御
する。
25は制御回路で、内部にプロセッサ及び制御メモリ 
(図示せず)を備え、PTCC231,〜231゜及び
TVCC240,〜240nにタイミング信号や制御信
号を送ってそれらの動作を制御する。
第7図(A)において、対応する5TR211+ 、T
DR221i 、PTCC23it及びTVcc240
t  (i=1〜n)は、それぞれ1つのチャネルを形
成し、各チャネルは共通の構成になっている。
第7図(B)は、1つのTVCC240lの詳細な構成
を示したもので、この構成は他のチャネルのTVCCに
も共通するので、特に区別する必要のない限り各構成要
素を表す符号に付加するサスイックスi  (1〜n)
は省略する。
第7図(B)のTVCC240+ において、241は
レジスタで、制御回路25より送られる重み付けデータ
を同じく制御回路25からのロード(LOAD)信号に
よりラッチし、次のロード信号まで保持する。ロード信
号は、超音波パルス送信と同期して発生される。
242はD/Aコンバータで、レジスタ241から取り
出されたディジタルの重み付けデータをアナログの重み
付け電圧に変換する。VBSは、D/A変換を行う基準
電圧である。
243は電力増幅器で、入力された重み付け電圧に比例
した送信電圧を発生する。Voは、電源電圧である。
この構成において、サイドローブの発生を防止するため
には、各5TR211+〜5TR211、の数を多くし
、その放射する超音波パルスのレベル分布を第5図の実
線のガウス分布特性にできるだけ近づける必要があるが
、それだけチャネル数が増大して装置が大型化し高価に
なる。これらを考慮して、第5図の実線のガウス分布の
レベルを64(−26)〜256(〜28)程度の段階
に分け、各段階に5TR211,〜211.を割り当て
るようにする。
制御回路25は、超音波パルス送信タイミングに同期し
て、ロード信号ととも所定の重み付けデータを各TVC
C240,〜240.に送り、そのレジスタ241、〜
241..にそれぞれラッチさせるわ 各TVCC240,〜24 Lに人力する重み付けデー
タは、ガウス分布特性を表すレベル数が64個の場合は
6ビノト、256個の場合は8ビツトで構成される。各
重み付けデータの値は、それらが第5図の実線のガウス
分布の値となるように選定される。
各TVCC240,〜240.、は、そのレジスタ24
11〜241.、にラッチされた重み付けデータをD/
Aコンバータ242I〜242oによりD/A変換した
後、電力増幅器243.〜243oで増幅し、入力され
た重み付け電圧に比例した送信制御電圧を発生してTD
R221+〜22■、、に供給する。
一方、制御回路25は、各PTCC23L〜231、、
に、超音波パルスの発生タイミングを規定するタイミン
グ信号を送る。各PTCC2311〜231.、は、こ
れらのタイミング信号を受けて、対応するTDR22,
〜22hに送信パルスを発生させる駆動パルスを加える
TDR221,〜221..は、対応するPTCC23
1t〜231、から受けた駆動パルスのタイミンクテ、
対応すルTVCC240,〜240゜より受けた送1言
制御電圧に比例したレベルを有する高電圧の送信パルス
を発生して、対応する5TR211,〜211oに供給
する。
これにより、5TR211+ 〜211oからは第5図
の実線で示すガウス分布に比例する振幅の超音波パルス
が放射されるので、サイドローブのない単一の鋭く細い
超音波ビームが生成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の超音波送出装置は、サイドローブのない鋭くかつ
細い超音波ビームを生成するためには、5TR211,
〜211.から放射される超音波パルスの強度の分布を
できるだけガウス分布等の所定の重み付け分布特性に近
づける必要があるという原理に立って、重み付け分布を
できるだけ多くのレベル段階に分けるようにしていた。
このため、超音波振動子STRの数すなわちチャネル数
が多くなり、装置が大型、化しコストも高くなるという
問題があった。特にリニア走査型の超音波プローブのよ
うにチャネル数が100を超える装置では、制御が複雑
になるため制御回路の制御メモリ容量が増大し、またD
/Aコンバータのビット数が多くなるため、コストが目
立って上昇するようになるという問題があった。
本発明は、簡単かつ小規模な回路で送信パルスの重み付
けを可能にし、良好な単一ビーム特性を保持する低コス
トの超音波送信装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
各超音波振動子STRを駆動する送信パルス振幅を規定
する各重み付け分布特性は、理想的には第5図の実線で
示す連続的な曲線分布であるので、従来はこれにできる
だけ近づけようとしていた。
しかしながら、この理想的な分布特性に従って送信パル
ス振幅の重み付けを行った場合と、同じ第5図に破線で
示すように多段階で近似した分布特性に従って送信パル
ス振幅の重み付けを行った場合との特性を実際に比較す
ると、段階数を相当に下げても、第6図に示すように理
想的な分布特性の場合と同程度のサイドローブのない鋭
くかつ細い超音波ビームが生成されるという結果が得ら
れる。
第6図において、実線は、第5図の実線で示される理想
的な重み付け分布特性に従って重み付けを行った場合に
生成される超音波ビーム特性を示したものであり、破線
は、第5図の破線で示される8段階の段階近似分布特性
に従って重み付けを行った場合に生成される超音波ビー
ム特性を示したものである。ここで、横軸は超音波ビー
ムの中心軸との角度を示し、縦軸は超音波ビームの中心
軸上の強度とその角度方向の強度の比を表す。
この第6図の結果を見ると、8段階の重み付けを行えば
、十分に良好な特性の超音波ビームが生成されることが
わかる。
本発明は、この点に着目し、8段階程度までの少ない段
階数で重み付けを行うことにより、超音波送出装置の構
成を簡単化したものである。
以下、前述の課題を解決するために本発明が採用した解
決手段を、第1図を参照して説明する。
第1図は、本発明の基本構成をブロック図で示したもの
である。
第1図において、IIA〜IIFは超音波振動子(ST
R)グループで、単一ビームを生成する重み付け分布特
性を8〜32段階で近似する段階近似分布特性の段階数
GNIに等しいグループ数で構成され、1個以上の超音
波振動子(STR)を有している。
12A〜12PはSTRグループIIA〜11Mに対応
して設けられた送信グループで、各送信グループ12A
〜12Pは、対応するSTRグループ11A〜llP内
にある各STRを駆動する高電圧の送信パルスを発生す
る。
13A〜13Pは送信電圧制御(TVC)グループで、
各送信グループ12A〜12Fに対応して設けられ、各
TVCグループ13A〜13Pは、対応する送信グルー
プ12A〜12Pの出力する送信パルスの振幅を前述の
段階近似分布特性の対応する段階レベルに従って重み付
けを行って決定する。
各TVCグループ13A〜13Pがその制御に使用する
重み付け分布には、例えばガウス分布が用いられ、この
ガウス分布レベルをグループ数で等分することにより段
階近似分布特性が生成される。
各送信グループ12A〜12Pは、重み付け電圧を生成
する基準となる基準電圧VIISよりグループ数GNに
等しい段階数の重み付け電圧を設定し、これらの電圧か
らアナログスイッチ手段によりそのグループに対応する
重み付け電圧を選択して重み付けを行うことができる。
また、従来と同様にD/Aコンバータを用いて重み付け
電圧を生成して重み付けを行うこともできる。
また、この基準電圧Vasを可変にし、基準電圧VBS
のレベルを調整することにより各グループの送信パルス
のレベルを可変制御し、生成される超音波ビームの強度
を可変制御することができる。
〔(乍  用〕 単一ビームを生成する重み付け分布特性を近似する段階
近似分布特性の段階数68を8〜32段階の範囲内で選
定する。
TVCグループ13A 〜13Pは、この段階近似分布
特性の対応する重み付けレベルに基づいて各グループ毎
の送信レベル制御信号を発生して対応する送信グループ
12A〜12Pに供給する。
各送信グループ12A〜12Pは、入力されたそれぞれ
の送信レベル制御信号に比例した高電圧の送信パルスを
対応する各STRグループ11A〜IIP内の各STR
に供給する。
これにより、各STRグループ11A〜IIPの各ST
Rからは、第5図の破線で示される段階近似分布に比例
する振幅の超音波パルスが放射されるので、第6図の破
線で示すようにサイドローブのない単一の鋭く細い超音
波ビームが生成される。
以上のようにして、単一ビームを生成する重み付け分布
特性を近似する段階近似分布特性の段階数を従来よりも
大幅に少い8〜32段階に選定することにより、各TV
Cグループ13A〜13Pは簡単かつ小規模な回路で送
信パルスの重み付けを行うことが可能となり、良好な単
一ビーム特性を保持しつつ、全体の装置を簡単化してコ
ストを低減させることができる。
特に、各TVCグループ13A〜13Pにおいて、重み
付け電圧を生成する基準となる基準電圧VaSよりグル
ープ数Gやに等しい段階数の重み付け電圧を設定し、こ
れらの電圧からアナログスイッチ手段によりそのグルー
プに対応する重み付け電圧を選択して重み付けを行うに
すると、高価なり/Aコンバータが不要となり、制御メ
モリの°容量が少なくて済むので、更にコストを低減さ
せることができる。
また、基準電圧VBSを可変にすれば、この基準電圧V
aSのレベルを調整することにより各グループの送信パ
ルスのレベルを可変制御し、生成される超音波ビームの
強度を容易に可変制御することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を、第2図〜第5図を参照して説明する
。第2図は本発明の一実施例の構成の説明図、第3図は
同実施例の送信電圧制御回路(TVCC)の説明図、第
4図は同実施例の他の送信電圧制御回路(TVCC)の
説明図である。第5図は、既に説明した重み付け分布特
性(実線)及び段階近似分布特性(破線)である。以下
、段階近似分布特性の段数Gドが8段階(したがってグ
ループ数は16)である場合の実施例について説明する
(A)実施例の構成 第2図において、STRグループ11A〜11M、送信
グループ12A〜12P及びTVCグループ13A〜1
3Pについては、第1図で説明したとおりである。
説明を簡単にするために、各グループは1チヤンネルで
あるとする。したがって、STRグループ11A〜11
Pは、それぞれ1個の超音波振動子(STR)111A
〜111Pを備えている。
送信グループl 2 A〜12Pにおいて、121A〜
121Pは各5TRIIIA〜11IPに対応して設け
られた各送信ドライバ(TDR)で、対応する各5TR
IIIA〜111Pに駆動する高電圧の送信パルスを発
生する。122A〜122Pは各TDR121A〜12
1Pに対応して設けられたパルスタイミング制御回路(
PTCC)で、対応する各TDR121A〜121Pの
送信パルスの発生タイミングを決定する。
各TVCグループ13A 〜13Pは、ツレツレ1個の
送信電圧制御回路(TVCC)130A〜130Pを備
えている。
14は制御回路で、内部にプロセッサ及び制御メモリ 
(図示せず)を備え、PTCC122A〜122P及び
TVCCl 30 A〜130Pにタイミング信号や制
御信号を送ってそれらの動作を制御する。したがって、
制御回路14は、これら両者のグループの機能を持つも
のである。
次に、TVCC130A〜130Pの構成を第3図を参
照して説明する。TVCC130A〜130Pの構成は
共通であるので、各構成要素の符号は数字で示し、特に
区別する必要がある場合にのみA〜Pの記号を付するこ
とにする。
第3図は、アナログスイッチ手段を用いて所定重み付け
レベルに対応する送信レベル制御信号を生成するTVC
C130の一例を示したものである。
図において、V B 5は、各重み付け電圧を生成する
基準となる基準電圧である。1311〜1318は分圧
抵抗で、等しい抵抗値Rを有し、基準電圧VIISを8
段階に分圧して、8段階の重み付け電圧Vwl−Vw6
を発生する。
132はアナログマルチプレクサ(AMPX)で、重み
付け電圧Vw、〜V w aの1つを選択する。
133はレジスタで、制御回路14より送られる3ビツ
トの選択信号を同じく制御回路14からのロード(Lo
od )信号によりラッチし、次のロード信号まで保持
する。ロード信号は超音波パルス送信と同期して発生さ
れる。このレジスタ133にラッチされた選択信号はA
MPX132に加えられ、その指示する1つの重み付け
電圧の選択を制御する。
134は電力増幅器で、選択された重み付け電圧に比例
した送信制御電圧を発生する。
(B)実施例の動作 制御回路14は、超音波パルス送信タイミングに同期し
て、ロード信号とともに所定の選択信号を各TVCC1
30A〜130Pに送り、それぞれのレジスタ133A
〜133Pにラッチされる。
各TVCC130A〜130PのAMPX132A〜1
32Pは、そのレジスタ133A〜133Pの選択信号
に制御されて、重み付け電圧VH〜Vw8の中の1つを
選択する。TVCC130A〜130Pに対応する5T
RIIIA〜111Pがこの順で直線上に配置される場
合、AMPXI32A〜132Hは、V w + 〜V
 w aを、132I〜132PはVwa〜V□をそれ
ぞれ選択する。
電力増幅器134A〜134Pは、人力された重み付け
電圧に比例した送信制御電圧を発生して、対応するTD
R121A〜121Pに供給する。
一方、制御回路14は、各PTCC122A〜122P
に、超音波パルスの発生タイミングを規定するタイミン
グ信号を送る。各PTCC122A〜122Pは、これ
らのタイミング信号を受けて、対応するTDR121A
〜121Pに送信パルスを発生させる駆動パルスを加え
る。
TDR121A〜121Pは、対応するPTCC122
A〜122Pから受けた駆動パルスのタイミングで、対
応するTVCC130A〜130Pより受けた送信制御
電圧に比例したレベルを有する高電圧の送信パルスを発
生して、対応する5TRIIIA〜111Pに供給する
これにより、各5TRIIIA〜111Pからは、第5
図の破線で示される段階近似分布に比例する振幅の超音
波パルスが放射されて、第6図の破線で示すようにサイ
ドローブのない単一の鋭く細い超音波ビームが生成され
る。
このように、アナログスイッチ手段を用いてTVCC1
30を構成することにより、D/Aコンバータを用いて
3ビツトのディジタル重み付けデータを対応する重み付
け電圧にD/A変換する場合よりも簡単かつ低コストの
回路で構成することができる。このことは、次の実施例
(C)についても同様である。
(C)他の実施例 第4図は、アナログスイッチ手段を用いて所定の重み付
けレベルに対応する送信制御電圧を生成するTVCCl
 30の他の一例を示したものである。
図において、136は、演算増幅器で構成される電力増
幅器であり、Voはその電源電圧である。
VBSは、各重み付け電圧Vwl〜Vwgを生成する基
準となる基準電圧で、1379は、演算増幅器136の
負端子と基準電圧VBS間に接続される抵抗である。
137、〜1378は電力増幅器136の帰環回路に挿
入される分圧抵抗て、抵抗137.〜1379は等しい
抵抗1直Rを有する。これにより、分圧抵抗13 L 
〜137g ニハ、基準電圧VaSの1〜8倍の重み付
け電圧Vyl〜V w aが発生する。
138はアナログマルチプレクサ(AMPX)で、重み
付け電圧V w (〜VWBの1つを選択する。
139はレジスタで、制御回路14より送られる3ビツ
トの選択信号を同じく制御回路14からのロード(Lo
ad)信号によりラッチし、次のロード信号まで保持す
る。このレジスタ139にラッチされた選択信号は、A
MPX 138に加えられ、その指示する1つの重み付
け電圧の選択を制御する。
この構成において、制御回路14より3ビツトの選択信
号がロード信号とともに送られると、選択信号はレジス
タ139にラッチされ、次のロード信号すなわち次の超
音波パルス送信タイミングまで保持する。
AMPX138は、レジスタ139の選択信号に制御さ
れてその指示する重み付け電圧を選択して、電力増幅器
136に人力し、この重み付け電圧に比例した送信制御
電圧を発生して、対応するTDR121に供給。
以下、前述の第3図の場合と同様にして、各PTCC1
22A〜122P、TDR121A〜12LP及び5T
RIIIA〜IIIPの動作が行われ、単一の超音波ビ
ームが生成される。
以上、アナログスイッチ手段でTVCC130を構成す
る場合の実施例について説明したが、本発明は、第7図
に示した従来装置と同様にD/Aコンバータを用いてT
VCCl 30を構成することができる。その場合でも
、従来の6〜8ビツトのD/Aコンバータの代りに3〜
5ビツトのD/、ヘコンバータで構成可能であるので、
従来装置よりも回路構成を簡単化しコストを低減するこ
とができる。
また、送信制御電圧のレベルは、基準電圧VB5に比例
するので、基準電圧V B 5のレベルを可変構造にす
れば、基準電圧VH5を調整することにより超音波パル
スのレベルを調整され、生成される超音波ビームの強度
を容易に調整することができることは、先に説明したと
おりである。
更に、各TDR121A〜121Pにおいて、その出力
する送信パルスの振幅は、対応するPTCC122A〜
122Pから入力される駆動パルスの振幅を変えること
により制御することができる。したがって、PTCC1
22A〜122Pの発生する駆動パルスの振幅を、TV
CC130A〜130Bと同様な制御回路を用いて対応
する重み付け電圧に従って制御することにより、TDR
121A〜121Pから発生される送信パルスの振幅を
重み付けることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、次の諸効果が得
られる。
(1)理想的な重み付け分布特性を8〜32段階の段階
近似分布特性で近似することにより、簡単かつ小規模な
回路で超音波振動子を駆動する送信パルスの重み付けを
行うことが可能となり、良好な単一ビーム特性を保持し
つつ、全体の装置を簡単化してコストを低減させること
ができる。
(2)  D/Aコンバータを使用しないアナログスイ
ッチ手段等による重み付け電圧の生成が可能となるので
、D/Aコンバータを使用する場合よりも更にコストを
低減することができる。
(3)重み付け電圧を生成する基準となる基準電圧を可
変にすることにより、各超音波振動子を駆動する送信パ
ルスの振幅を可変制御し、生成される超音波ビームの強
度を容易に可変制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本構成の説明図、第2図は、本発
明の一実施例の構成の説明図、第3図は、同実施例の送
信電圧制御回路<TVCC)の説明図、 第4図は、同実施例の池の送信電圧制御回路(TVCC
)の説明図、 第5図は、単一ビームを生成する重み付け分布特性及び
段階近似分布特性の説明図、 第6図は、重み付け分布特性及び段階近似分布特性によ
って生成されるビーム特性の説 明図、 第7図は、従来の超音波送信装置の説明図である。 第1図〜第4図において、 11八〜11P・・・超音波振動子(STR)グループ
、rl IA 〜111 P・m音波’1dJJ子(S
TR)、12A〜12F・・・送信グループ、121A
〜12IP・・・送信ドライバ(TDR) 、122A
〜122P・・・パルスタイミング制御回路(PTCC
)、13A〜13P・・・送信電圧制御(TVC)グル
ープ、130  (130A〜130P)・・・送信電
圧制御回路(TVCC) 、14・・・制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の超音波振動子を駆動する送信パルスレベルを
    単一ビームを生成する重み付け分布特性に従って重み付
    けを行う超音波送信装置において、 (A)単一ビームを生成する重み付け分布特性を8〜3
    2段階で近似する段階近似分布特性の段階数G_Nに等
    しいグループ数で構成され、1個以上の超音波振動子を
    有する超音波振動子グループ(11A〜11P)と、 (B)各超音波振動子グループ(11A〜11P)に対
    応して設けられ、対応する超音波振動子グループ(11
    A〜11P)内にある各超音波振動子を駆動する高電圧
    の送信パルスを発生する送信グループ(13A〜13P
    )と、 (C)各送信グループ(12A〜12P)に対応して設
    けられ、対応する送信グループ(12A〜12P)の出
    力する送信パルスの振幅を前記段階近似分布特性の対応
    する段階レベルに従って重み付けを行って決定する送信
    電圧制御グループ(13A〜13P)、 を備えたことを特徴とする超音波送信装置。 2、各送信グループ(12A〜12P)は、重み付け電
    圧を生成する基準となる基準電圧(V_B_S)よりグ
    ループ数G_Nに等しい段階の重み付け電圧を設定し、
    これらの電圧からアナログスイッチ手段によりそのグル
    ープに対応する重み付け電圧を選択して重み付けを行う
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波送信装置。 3、基準電圧(V_B_S)を可変にし、基準電圧(V
    _B_S)のレベルを調整することにより各グループの
    送信パルスのレベルを可変制御し、生成される超音波ビ
    ームの強度を可変制御することを特徴とする請求項2記
    載の超音波送信装置。
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