JPH01262823A - シートペーパー自動供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は、シートペーパー自動供給便座に関するもので
ある。

（ロ）　従来の技術 従来、衛生面を考慮して便座上にシートペーパーをセッ
トする装置として、実開昭６０−１５５３９９号公報に
記載されている便座用カバー供給装置がある。

そして、同装置は、便座の上面を覆うことができる大き
さ、形状に整形され、かつ、それがシート状に連続した
用紙を巻取り、或いは折り畳んで収容するとともに、同
用紙を連続的に繰出すようにしたシート状用紙ホルダー
と、同ホルダーの用紙繰出側にあって、前記用紙の所定
長さ分を上記便座の上面近くにおいて、前方へ送り出す
ための送りローラーを具備するとともに、送り出された
所定長さの用紙の後端を切断する切断刃を具備した前記
用紙の送り出し切断部とからなる構成に特徴を有するも
のである。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点しかしながら、
かかる従来の装置では、切断中のシートペーパーを固定
するａ梢が設（１られておらず、同ペーパーの切断に際
し、切断中の同ペーパーが横ずれして、正確な切断がで
きず、切断線が斜めになったり、曲ったりし、甚しい場
合は未切断部分が残ったりする欠点があり、また、次回
の繰出し始端が横ずれして、シートペーパーの絡みを誘
発するという欠点があった。

（ニ）　問題点を解決するための手段 本発明では、便座本体の後方に設けた機能部ケーシング
内に収納したシートペーパーロールからシートペーパー
を、制御部によって制御されるシートペーパー繰出機構
部とシートペーパー切断機構部によって、便座本体上に
自動的に所定長さ繰出し、切断するシートペーパー自動
供給便座において、繰り出されたシートペーパーを、シ
ートペーパー切＠機構部の切断刃の作動軌跡の両側でク
ランプすべく構成してなるシートペーパー自動供給便座
を提供するものである。

（ポ）　作用・効果 この発明によれば、繰り出されたシートペーパー後端の
切断に先立って、切断線の両側を開切ｌｕｉ線の全長に
わたって前後押圧部材でクランプして、シートペーパー
の切断部分を完全に固定し、しかるのち、前後抑圧部材
間のシートペーパーを切断刃で切断するので切断中のシ
ートペーパーが移動せず、従って、切断刃の走行に沿っ
た正確な切断が行われ、また、次回繰出し始端たる切断
線か横ずれしないことから、次回繰出しも正確に行われ
て、シートペーパーの絡みを防止することができる。

（へ）　実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を３を説
する。

第１図に本発明に係るシートペーパー自動供給便座（Ａ
）を具備したトイレ装置（Ｂ）の全体構成を示しており
、図示するように、シートペーパー自動供給便座（＾）
は、トイレ装置（Ｂ）を構成する水洗便器（１０）上に
載置されている。

第２図〜第５図を参照して、上記シートペーパー自動供
給便座（＾）の構成について詳説する。

図示するごとく、シートペーパー自動供給便座（＾）は
、水洗便器（１０）上に開閉自在に載置した便座本体（
１１）と、水洗便器（１０）の後部上方に固定状態に載
置され、前部に便座本体（１１）の後部を枢軸（１２）
によって上下回動自在に枢支連結した機能部（１３）と
から形成されている。

第２図から第５図に示すように、機能部（１３）は、水
洗便器（１０）の後部に取付けられ、かつ平面視におい
て、矩形板の左右側を便座本体（１１）の前方に向けて
延設した平面形路：１字形状の取付基板（２０）と、同
取付基板（２０）上に取付けたシートベーパー繰出１１
構部（Ｃ）、シートペーパー切断機構部（０）。

シートペーパーロール収納部（Ｅ）、制御部（［）及び
操作部（Ｇ）とから形成されている。

まず、シートベーパー繰出機構部（Ｃ）及びシートペー
パー切断ＩＩＪＭ部（Ｄ）の構成について説明すると、
第２図及び第３図から明らかなように、取付基板（２０
）は、その両端側に回転軸支持板（２１）（２２）を立
設しており、同支持板（２１）（２２）間には、複数の
回転軸を回転自在に横架支持している。

即ち、（２３）は支持板（２１）（２２）の上部前端間
に横架したシートペーパー繰出軸であり、歯車機構（２
３ａ）を介して繰出用モータ（２３ｂ）と連動連結して
おり、同繰出軸（２３）は、軸線方向に所定間隔で多数
の繰出ローラー（２４）を取付けている。

そして、同繰出ローラー（２４）は、同ローラー（２４
）ノ上方に軸架され、かつ歯車（２４ａ）（２４ｂ）の
噛合により互に反対方向に回転する押さえローラー（７
１）と協働して、シートペーパー（Ｐ）の引き出し端を
押圧・挾持してシートペーパーロール収納部（Ｆ）から
シートペーパー（Ｐ）を便座本体（１１Ｌ１−に繰り出
し、供給することができる。

なお、多数の繰出ローラー（２４）は所定間隔を開りで
軸線方向に配設されているため、シートペーパー（Ｐ）
を、その全幅にわたって同一速度かつ均一押圧力で繰り
出すことかでき、シートペーパー（Ｐ）によじれか発生
ずるのを効果的に防止している。

また、第３図〜第５図において、（２５）は回転軸支持
板（２１Ｎ２２）の前端部間に横架した断面形が後ＪＴ
開開１］略字形状の切断刃案内レールであり、間開ｌ」
部内に、切断刃キャリア（２７）の前面に軸支した３個
の案内ローラー（２７ａ）（２７ｂ）（２７ｃ）を収納
しており、各ローラー（２７ａＨ２７ｂＨ２７ｃ）は、
逆山形状に配置されて、３個ノローラー（２７ａ）（２
７ｂ）（２７ｃ　）のうち中央のローラー（２７ｂ）は
上記開口部の内側下面を、その左右側２個のローラー（
２７ａ）（２７ｃ）は内側上面を転動するようにして、
切断刃キャリア（２７）をカタなく、かつスムーズに切
断刃案内レール（２５）に沿って移動させるようにして
いる。

切断刃キャリア（２７）には、その下面に下方開口の切
断刃取付部＋２７ｄ）を凹設して、回転式の切断刃（２
８）を軸支している。

切断刃（２８）は、外周に鋭利な刃を形成した円板状の
刃体（２８ａ）と、刃体（２８ａ）の両側面に、同刃体
（２８ａ）よりも小径ではあるが、肉厚の刃体支持円板
（２８ｂＨ２８ｂ）を、軸芯を一致させて取付、けてお
り、同軸芯位置を挿通した軸１２８ｃ）を中心として回
動自在に切断刃キャリア（２７）に軸支されている。

また、切断刃キャリア（２７）の後面には、シー）・ペ
ーパー切断機構部（Ｄ）の左右Ｍ：１に軸支したプーリ
（２９）（２’Ｊ）の間に懸架した無端状歯付ベルト（
２６）を固着させており、一方のプーリ（２９）を１４
ｉ車機構（２９ａ）を介し、１逆回転自在の切断用モー
タ（３０）と連動連結して、切断刃（２８）を同案内レ
ール（２５）に沿って左右往復作動させるようにしてい
る。

また、シートペーパー繰出機構部（Ｃ）と、同切断機構
部（Ｄ）の上方には、シートペーパーロール収納部（Ｅ
）が配設されており、カバーケーシング（６０）の左右
上面に一体的に立設した左右側壁（６５）（６６）の間
に形成した空間内に、左右側壁（６５）＋０６）の前端
下部に枢軸（６６ａ）を中心として、第４図の鎖線で示
すように前方向に開閉回動自在のシートペーパー収納ポ
ンクス（７０）を枢着し、同ボックス（７０）の左右側
壁（７０ａ）（７０ａ）の内面に突設した取付プラグ（
７２）（７２）に、シーｌペーパーロ−ル（ｎ）を回動
自在に取付けるようにしている。なお、取付プラグ（７
２Ｎ？２）は、上記ボックス（７０）の左右側壁（７０
ａ）（７０ａ）の弾性を利用して、同ロール（１（）の
軸線方向に進退自在とし、簡ｊ１％、な構造なから同ロ
ール（Ｒ）の交換を容易にしている。

また、第２図及び第６図で、シートペーパーロール（１
（）の残量を表示するためのインジケータ（１１）を示
しており、同インジケータ（１１）は、回転軸支持板（
２１）＋２２）の一方に、略り字形状のベルクランク（
ｌｌａ）を回動自在に枢着し、同クランク（ｌｌａ）の
一端を、同ボックス（７０）中に収納したシートペーパ
ーロール（］０の外周面に当接させると共に、同クラン
ク（ｌｌａ）の他端に屈曲自在のテープ団ｂ）の一端を
固着し、同テープ（ｌｌｂ）の中途をローラー（ｌｌｃ
ＨＩＩｄ）に懸架して同テープ（ｌｌｂ）に水平ｇｔ設
部（ｌｌｅ）を形成し、同水平張設部（ｌｉｅ）の上面
に指針（ｌｌｆ）を固着し、同テープ（Ｉｌｌ））の他
端をスプリング［１１ｈ）で引張り方向に付勢し、同指
針（ｌｌｆ）の上方に設けた透明窓（Ｈ（１）を介して
シートペーパーロール１Ｉｔ）の残量を表示するように
している。

また、第６図で示すように、押さえローラー（７１）は
、若干上方向に平行移動自在に軸支されており、シート
ペーパー収納ボックス（７０）を開けた時、繰出ローラ
ー（２４）との間に、俺かな隙間（１〜１．５１ｉ　）
ができるようにして、シートペーパーロール（Ｉｔ）の
交換時、同ロール（Ｒ）の繰出し先９を両方のローラ（
７１０２４）の間を通し易くしている。

また、第４図に示すように、カバーケーシング（６０）
の上部壁（６０ｃ）とシートペーパーロール収納ボック
ス（７０）の前部壁（７０ｃ　）の下端との間には、シ
ートベーパー繰出用スリッ１１７５）が形成され、同ス
リット（７５）から後方向にシートベーパー繰出路（７
６）が形成されている。

従って、シートペーパーロール収納ボックス（７０）内
のシーｌ−ペーパーロールＴＲ）から繰出したシートペ
ーパー（Ｐ）は、第４図に示すように、いったん、押さ
えローラー（７１）によって外側方に折り曲けられシー
トペーパーロール（Ｒ）のカーリンクを戻した後、同押
さえローラー（７１）と繰出ローラー（２４）間を通り
、その後、シートペーパー繰出用スリット（７５）を通
して、便座本体（１１）上に繰り出されることになる。

また、切断刃（２８）の左右往復作動軌跡の前後には、
シートペーパー（Ｐ）の切断を正確に行わせるための前
後クランプ機構（９０）（９１）が設４１ちれており、
前クランプ機４’Ｍ１９０）は、回転軸支持板（２１）
（２２）の前端下部に設けた枢軸（９２）を介して前抑
圧板（９３）の基部を軸支して、同抑圧板（９３）の先
端（９３ａ）をｆｆ１ｌめ後下方向に延設して同先端（
９３ａ）をクランプ方向に付勢しており、上記枢軸（９
２）を第５図で示ずクランプ用ソレノイド（９４）と連
動連結して、同ソレノイド（９４）のＯＮにより先ＦＪ
（９３ａ）をアンクランプ方向に作動させるようにし、
ＯＦドのときには同先端下面（９３１１）でシートペー
パー（Ｐ）の上面を抑圧させるようにして、前記シート
ペーパー緑出路（７６）上面の切断刃（２８）の作動軌
跡の前方位置に形成した突条（９５）の上面との間で、
同ペーパー（Ｐ）をクランプするようにしている。

また、前抑圧板（９３）先端縁を斜め後上方向に屈曲さ
せてシートペーパー（Ｐ）繰出時のガイドにしている。

上記のように、前押圧板（９３）の作動をクランプ用ソ
レノイド（９４）で作動させるようにしたことで、同前
抑圧板（９３）だけ単独で作動させて、シートペーパー
繰出し用スリット（７５）を閉塞して、水洗便器（Ａ）
の水洗時の飛沫が内部に侵入するのを防ｔｌすることが
できる。

後押圧板（９Ｇ）は、繰出ローラー（２４）の斜め前下
方に設けた枢軸（９７）を介して同押圧板（９６）の基
端を枢支し、同先端を斜め前下方向に延設して、同先端
下面（９７ａ）と、繰出路底面板（７７）の１−面との
ＩＡＩでシートペーパー（Ｐ）をクランプするようにし
ている。

なお、上記突条（９５）後方の繰出路底面板（７７）上
面には、切断刃（２８）の刃体（２８ａ）を通過させる
ためのＱ講（７８）が形成されており、シートペーパー
（Ｐ）は、前後押圧板（９３）　（９６）の中間で横方
向に切断される。

後抑圧板（９６）の押圧作動は、第４図で示すように向
後抑圧板（９６）の先端上面（９６１３）に、切断刃（
２８）の後側の刃体支持円板（２８１））を転動させ、
同円板（２８ｂ）にて後抑圧板（９６）の先端を下方に
押圧することによって行われ、押圧作動を行わないとき
、すなわちシートペーパー（Ｐ）の繰出作動時等には、
切断刃（２８）を、切断刃案内レール（２５）の最外側
端のボームポジションに位置さぜ、刃体支持円板（２８
ｂ）が後抑圧板（９６）の先端上面（９［３ｂ）がら外
側に離脱させ、同先端を押圧しないようになされている
。

従って、後抑圧板（９６）のクランプ作動は、切断刃（
２８）の作動と連動して、しがも切１！ｌｉ刃（２８）
の作動に先立って開始し、切断作動が終了してがらクラ
ンプを解除することになる。

次に、シートペーパー（Ｐ）について説明すると、第４
図及び第７図に示すように、シー１〜ベーパー（Ｐ）は
シートペーパーロール（１’ｔ）の一部を形成するもの
であり、切断して使用するものである。

シートペーパー（Ｐ）をシートペーパーロール（１０か
ら形成するようにしたのは、多人数分のシートペーパー
ｆＰ）をコンパクトに１ＩＪｉ本体（１１）の後方に設
けたシートペーパー収納ボックス（７０）内に収納する
ためであることと、便座本体（１１）の」二面に自動的
にかつ正確に繰り出すことができるようにするためであ
る。

また、第２図及び第７図に示すように、シートペーパー
（Ｐ）は一定間隔毎に、その中央部に長手方向に所定間
隔を開Ｈて便座本体（１１）の内ＩＩ！ＩＩ形状に適合
した形状の切り抜き用ミシン目（８０）を設けており、
同ミシンロ（８０）に沿って水洗便器（１ｏ）の内部と
連通ずる開口を設けることができる。

但し、ミシン目（８０）は完全な環状となっておらず、
その後部両端間に、旅ミシン目部（８１）を形成してい
るので、ミシン目（８０）を切り収ると、切り収った中
央部分は、水洗便器（１０）内に垂れ、その下端は溜ま
り水につかることになる。

また、シートペーパー（Ｐ）を完全に穴あきのものとせ
ず無ミシン目部（８１）と切り抜き用ミシン［ｌ（８０
）を設Ｃ−ｔなのは、穴あきとした場合は、腰がなくな
り、シートペーパー（Ｐ）を便座本体（１１）土に供給
する際に、折れ曲りたり、シートペーパーロール（Ｉｔ
）を形成することかほとんど不可能だからて゛ある。つ
まり、ミシン目（８０）と！にミシン「１部（８１）を
設けたシートペーパー（Ｐ）は、充分な腰の強さを有し
、自動供給・ロール加］二の双方が容易に可能となる９ また、シートペーパー（Ｐ）のミシン口（８０）は、繰
出時にシートペーパー（Ｐ）が繰出ローラー（２４）や
押さえローラー（７１）に巻き込むのを可及的に防止す
ることができる。

また、シートペーパー（Ｐ）の切り抜き用ミシン口（８
０）は、便座本体（１１）の内側形状に適合した形状の
中で全体にミシン目とすることも可能であり、また、所
々にミシン目をｆｌＧｌ、他は切１］とすることも可能
である。

さらに、第２図及び第７図に示すように、シートペーパ
ー（Ｐ）は、長手１ｕｌｌ縁に、一定間隔毎に、無ミシ
ンロ部（８１）とミシン口（８０）の先端部との間で位
置検出用透孔（８２）を設Ｇ−ｊており、一方、同透孔
（８２）と対応するカバーケーシング（６０）の側部に
は、位置検出用センサ（８３）を設けている。

そして、かかる位置検出用センサ（８３）は、シートペ
ーパー（Ｐ）がシートペーパーロール（Ｒ）から所定長
さ繰り出されてきた時に、透孔（８２）を検出して、シ
ートペーパー繰出機構部（Ｃ）の作動を停止し、正確に
シートペーパー（Ｐ）を便座本体（１１）に供給・位置
決めすることができる。

なお、かかる透孔（８２）に代えて、シートペーパー（
Ｐ）に所望の着色マークを施してもよく、さらに、透孔
（８２）等の取付位置を、任意の個所とすることもでき
る。

また、シートペーパー（Ｐ）の上記供給・位置決めは、
上記位置検出用センサ（８３）を用いることなく、繰出
用モータ（２３ｂ）の回転数をカウンターで計数し、同
計数値に基づいて制御部（Ｆ）をｆｌ：動させて行うこ
ともできる。

また、第２図において、（８４）は取付基盤（２０）の
一端前部に設けた反射式赤外線センサであり、図示のよ
うに便座本体（１１）を枢支した枢１１ｉ［１１（１２
）の横位置に配設され、検出方向（８４ａ）を同本体（
１１）の礎か上方を略水平斜め内側前方、すなわち便座
本体（１１）の中央部やや後方に向けている。

このようにしたことで、−四の反射式赤外線センサ（８
４）で、シートペーパー（Ｐ）の繰出しが好ましくない
状態、すなわち使用者の着座９便座本体（１１）の自立
、シートペーパー収納ボックス（７０）の開状態の３状
態を検出することが可能である。

ついで、操作部（Ｇ）について説明すると、第２図から
最も明らかなように、操作部（Ｇ）は、カバーケーシン
グ（６０）の内、制御部（［）の上方に位置する個所に
設けられており、同操作部（Ｇ）は、カバーゲージング
（６０）の内部に配置した操作部パネル（５９）の上面
に、シートペーパー繰出用押しボタン（６１）、発光ダ
イオード等からなる電源ランプ（６２）や、紙詰まり・
紙補充等の異常が発生した場合の警告機能を有する紙補
給ランプ（６３）、紙トラブルランプ（６４）等を取付
けることによって４δ成されている。

なお、紙補給ランプ（６３）等に代えて、ブザー等も取
りつけることもできる。

制御部（［）は、第８図で示すように、ＣＰＵ（１０１
）に、シートペーパー繰出用押しボタン（（３１）。

位置検出用センサ（８３）、反射式赤外線センサ（８４
）を人力インタフェース（１０２）を介して接続し、出
力インタフェース（１０３）を介して繰出用モータ（２
３１＋）、切断用モータ（３０）、紙補給ランフ責６３
）２紙トラブルランプ（６４）を接続している。

上記構成のシートペーパー自動供給便座（＾）の作動に
ついて、第９図ａ・〜ｂのフローチャーｌ〜にもとつい
て説明する。

ます、準備として、シートペーパーロール収納ボックス
（７０）にシートペーパーロール（ｌｉｔ）を取付け、
同ロール（１（）の繰出し先端を、繰出しローラー　（
２４）と押さえ１：′７−ラー（７１）との間隙に挿入
し、同ボックス（７０）を定位置にセットし、電源を投
入すると、装置がパワーオンリセットされて、各部か初
ＪｔｌＪ状態にリセットされる（１１１）。

しかるのち、シートペーパー繰出用押ボタン（６１）を
押すと（１１２）　、クランプ用ソレノイド（９４）を
ＯＮしてシートペーパー繰出用スリット（７５）を開き
、次いで、繰出用モータ（２３ｂ）が起動しく１１３）
、位置検出用センサ（８３）か、検出用透孔（８２）を
検出するまで、シートペーパー（Ｐ）を繰出ず（１１４
）。

次いで、クランプ用ソレノイド（９４）をＯＦＦして（
１１５）　、シー１〜ペーパー（Ｐ）の切断線の前方位
置をクランプする。

次いで、切断用モータ（３０）を回動させて切断刃（２
８）を往復作動させてシートペーパー（Ｐ）を切断し、
ホームポジションに復帰させる＋１１６）。

なお、このシートペーパー切断作動時には、シートペー
パー（Ｐ）の切断線の前方は前抑圧板（９３）でクラン
プされ、後方は切断刃（２８）の刃体支持円板（２８ｂ
）で後抑圧板（９６）を下方に押圧してクランプされて
いる。

このようにして同便座（Ａ）が使用可能の状態となり、
使用者か着座すると、反射式赤外線センサ（８４）が、
着座した人体を検出（１１７）　Ｌ、次いで用便後便用
者が離座して、同センサ（８４）の検出出力が切れると
１１１８）クランプ用ソレノイド（９４）をＯＮして（
１１’ｌ）シートペーパー（Ｐ）のクランプを解除し、
水洗時の水流で同ペーパー（Ｐ）を便器外に流出させ”
るのであるが、この際のシートペーパーー　（Ｐ）の移
動により、位置検出用センサ（８３）の出力が、ＯＮと
なるのを検出して（１２０）　、クランプ用ソレノイド
（９４）をＯＦＦして（１２１）　、前押ル板（９３）
でシートペーパー繰出し用スリブ１−（７５）を閉鎖し
、飛沫が機能部（１３）内へ１受入するのを防止する。

上記の一連の動作によって、同便座［Ａ）は再使用可能
の初期状態に復帰する。

なお、上記の動作中、便座本体（１１）を立てていると
き、シートペーパーロール収納ボックス（７０）を開け
ているとき、使用者が着座しているときは、反射式赤外
線センサ（８４）が上記の王状態を検出しているので、
同センサ（８４）の出力で、繰出用モータ（２°３ｂ）
の作動をインターロックして、上記三状態中に繰出用押
ボタン（６１）を押してもシートペーパー（Ｐ）の締出
作動が行われないようにしている。

まな、紙詰まりやシートペーパーロール（Ｒ）がない場
合は、操作部（Ｇ）の紙トラブルランプ（６４）若しく
は紙補給ランプ（６３）が点灯して注意を促す。

この発明の実施例は、上記のように構成されており、下
記の効果を有する。

繰り出されたシートペーパーは、同ペーパーの切断に先
立って、切断線の両側を全長にわたってクランプされる
ので、同ペーパーの切断が正確に行われ、また、次回繰
出しの始端たる切断線が、横ずれしないことから、同ペ
ーパーの絡みが防止され、スムーズな次回繰出しを行う
ことができる。

また、前抑圧板（９）かクランプ方向に付勢され、同押
圧板（９）はクランプ位置においてシートペーパー繰出
用スリット（７５）を閉鎖するようになされているので
、クランプ用ソレノイド（９４）に通電されていない水
洗便器（１０）の洗浄時及びシートペーパー自動供給便
座（＾）の不使用時に、上記スリット（７５）が閉鎖さ
れ水洗の飛沫及び塵埃などが、機能部ケーシング（１）
の内部に侵入しないようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるシー）−ペーパー自動供給便座
を具備したトイレ装置の全体斜視図。 第２図は、同便座の一部切欠平面図。 第３図は、同一部切欠止面ＩＡ。 第７１図は、第２図Ｉ−１断面図。 第５図は、第２図■−■断面図。 第６図は、第２図ＩＩＩ−Ｉ断面図。 第７図は、シー）・ペーパーの使用状態図。 第８図は、制御部の構成を示すブロック図。 第９図ａ、第９図すは、制御動作のフローチャート。 （Ｃ）：シートペーパー繰出機構部 （Ｄ）：シートベーパー切１ｔｌｉ機構部（［）二制御
部 （１）：Ｒ油部ケーシング （Ｐ）ニジ−１ヘベーバー （Ｒ）：シートペーパーロール （１１）：便座本体 （２８）　：切断刃 （９ｏ）　：前クランプ“Ｒ横 （９１）　：後クランプ機構 特許出願人　　　　東陶機器株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）便座本体（１１）の後方に設けた機能部ケーシング
   （１）内に収納したシートペーパーロール（Ｒ）からシ
   ートペーパー（Ｐ）を、制御部（Ｆ）によって制御され
   るシートペーパー繰出機構部（Ｃ）とシートペーパー切
   断機構部（Ｄ）によって、便座本体（１１）上に自動的
   に所定長さ繰出し、切断するシートペーパー自動供給便
   座において、繰り出されたシートペーパー（Ｐ）を、シ
   ートペーパー切断機構部（Ｄ）の切断刃（２８）の作動
   軌跡の両側でクランプすべく構成してなるシートペーパ
   ー自動供給便座。