JPH012624A - 眼科測定装置 - Google Patents

眼科測定装置

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JPH012624A
JPH012624A JP62-156661A JP15666187A JPH012624A JP H012624 A JPH012624 A JP H012624A JP 15666187 A JP15666187 A JP 15666187A JP H012624 A JPH012624 A JP H012624A
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直 市橋
光一 秋山
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興和株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は眼科測定方法及び装置、さらに詳細にはレーザ
ー光を光学系を通して眼内特に前房の所定の点に照射し
、その眼内からのレーザー散乱光を検出して眼科疾患を
測定する眼科測定方法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 前房的蛋白濃度測定は眼内炎症即ち、血液房水柵を判定
する上で極めて重要である。従来は細隙灯顕微鏡を用い
てのグレーディングによる目視判定が繁用されている一
方、定量的な方法としては写真計測法が報告されている
が容易に臨床応用出来る方法は未だ出来ていない。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の目視判定では個人差により判定基準が異なりデー
タの新患性に欠けるという問題点があるので、これを解
決するためにレーザー光を眼内に照射し、そこからの散
乱光を受光して定量分析することにより眼科測定をする
ことが行なわれている。しかし、レーザー散乱光を測定
する場合、角膜、虹彩、水晶体又は白内障手術後の人工
水晶体、浮遊細胞等による反射、散乱光がレーザー散乱
光及び前房内の測定部位にノイズとして入り込むため測
定精度が悪くなり、測定値の再現性が得られないという
問題がある。
従って本発明は、このような問題点を解決するためにな
されたもので、測定部位に入り込む反射、散乱光による
ノイズを減少させ、測定精度を向上させた眼科測定方法
及び装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点を解決するために、レーザー
光を眼内の測定部位において第1の方向に複数回走査し
て測定部位からのレーザー散乱光を受光するようにし、
この場合、第1の方向における各走査毎にレーザー光を
第1の方向とほぼ直交する第2の方向にずらし、各走査
時第1の方向での位置が同じ所の信号を比較することに
よりノイズ成分に基づく信号を除去する構成を採用した
[作 用] このような構成では、レーザーの垂直方向(第1の方向
)での走査毎に眼内の測定部位が変わるために浮遊細胞
等ノイズに基づく散乱光の測定値が各走査毎に異なるよ
うになる。従って各垂直走査時季直方向での位置が同じ
ところの測定値を比較し、例えばその最小値を選び出す
ようにすれば、浮遊細胞等ノイズによる影響を除去する
ことかできる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき本発明の詳細な説明す
る。
第1図〜第3図には本発明に係わる眼科測定装置の概略
構成が図示されており、同図において符号1で図示する
ものは、ヘリウムネオン、アルゴン等で構成されるレー
ザー光源で、このレーザー光源1は架台2上に配置され
る。レーザー光源1からの光はレーザー用フィルタ3、
垂直走査用ミラー4、水平走査用ミラー4′、プリズム
5、プリズム6、レンズ7、ビームスプリッタ8、レン
ズ9、プリズム10を介して被検眼11の前房11aの
1点に集光される。
このレーザー投光部にはスリット光用光源12が設けら
れ、この光源12からの光はスリット光用シャッタ13
、スリット14を経てビームスプリッタ8、レンズ9、
プリズム10を介し前房11aにスリット像として結像
される。このスリット像は、上述したレーザー光源から
の光が点状に集光されるため、その周囲を照明して集光
点の位置を容易に確認するためのものである。
またスリット14のスリット幅並びにスリット長さは調
整ノブ15及び切換ノブ16を介してそれぞれ調整ない
し切り換えることができる。
前房11aにおける計測点からのレーザー散乱光の一部
は検出部29の対物レンズ20を経てビームスプリッタ
21により分割されてその一部はレンズ22、プリズム
23、スリット26aを有するマスク26を経て光電変
換素子として機能する光電子増倍管27に入射される。
また、ビームスプリッタ21により分割された他方の散
乱光は変倍レンズ30、プリズム31.34を経て接眼
レンズ32により検者33によって観察することができ
る。
また、光電子増倍管27の出力はアンプ28′を経てカ
ウンター40に人力され、光電子増倍管によって検出さ
れた散乱光強度が単位時間当りのパルス数として計数さ
れる。このカウンター40の出力即ち、サンプリング回
数や総パルス数は、各単位時間ごとに割り当てられたメ
モリ25内に格納される。メモリ25に格納されたデー
タは演算装置41により後述するように演算処理され、
前房的蛋白濃度が演算される。
また垂直及び水平走査用ミラー4.4′は第3図に詳細
に図示したように、それぞれ鋸歯状波発生回路462.
42′、垂直、水平走査用ミラー駆動回路43.43′
を介して演算装置4】によって垂直、水平方向にそれぞ
れ揺動され、それによりレーザー光を水平、垂直方向に
走査し前房内のレーザー光点を水平及び垂直方向に穆勅
させることができる。このレーザー光点の垂直方向の走
査は、後述するようにスリット26aを中心にして縦方
向(垂直方向)にスリット幅を越えて行なわれる。
また本発明では電源51から給電される発光ダイオード
等からなる固視灯50が被検者が同視できる位置に配置
される。この固視灯50の色光は、レーザー光源1の色
光と異なるように、例えばレーザー光源からの光が赤色
である場合は、緑色のように選ばれる。また、この固視
灯50はリンク機構52により矢印方向に回動でき被検
者に対して好適な位置に調節可能である。
また、架台2上には押しボタン46を備えた例えばジョ
イスティック45のような入力装置が設けられており、
これを操作することによりレーザー用フィルタ3、スリ
ット光用シャッタ13をそれぞれの光学系に挿入または
離脱させることかできる。
次にこのように構成された装置の動作を説明する。測定
に際しては先ず光源12を点灯し、ビームスプリッタ8
.10、レンズ9を介して前房11aの測定点Pを含む
部分にスリット14のスリット像を結像する。続いてレ
ーザー光源からの光をその光学系を介して測定点Pに集
光させる。
測定点Pで散乱された光は、その一部がビームスプリッ
タ21により検者33の方向に向けられ観察されると同
時にレンズ22、プリズム23、マスク26を介して光
電子増倍管27に入射される。
一方演算装置41の制御により鋸歯状波発生回路42.
42′及び垂直走査用ミラー駆動回路43、水平走査用
ミラー駆動回路43′を介して垂直、水平走査用ミラー
4.4′が走査される。
この場合、鋸歯状波発生回路42.42′はそれぞれ第
4図(A)、(B)に図示したような信号を発生し、レ
ーザー光を走査する。Xi、X2はそれぞれ測定開始及
び終了時点を示す。水平周波数をHf、垂直周波数を■
f、垂直走査回数をNとすると、Ht=Vt/Nの式が
成立する。
この信号波でミラー4.4′が走査され、それに従って
レーザー光(ビーム)が測定点Pを中心に走査されるが
、実際レーザー投光部から見た走査の状態と検出部から
見た走査の状態が第5図にそれぞれ図示されている。こ
の垂直方向の走査幅はy1〜y2は、眼内反射光などノ
イズ成分を除去して散乱光に基づく信号を効率よく受光
するためにスリット26aの垂直方向の幅より大きく設
定しておく。
このようにして光電子増倍管は、スリット26aを介し
て入射されるレーザー散乱光を受光し、前房11a内の
蛋白粒子によって散乱される散乱光の強度を検出し、そ
れに応じてパルス列に変換され単位時間当りのパルス数
としてカウンター40で計数され、その計数値が各単位
時間ごとに割り当てられたメモリ25に格納される。
この場合、レーザー光を第5図に図示したようにylか
らylへ垂直方向へ1回走査し、そのとき得られる値を
メモリ25の第1のメモリ領域に格納しておく。続いて
水平方向に走査して次の垂直方向への走査によって得ら
れる値を第2のメモリ領域に格納し、続いて同様なこと
を繰り返し、第n回目の垂直走査によって得られる信号
を第n番目のメモリ領域に格納する。
このようにしてn個のメモリ領域に計数値を格納したと
きメモリ25に入っている計数値を時系列的に並べると
第6図に図示したようになる。
第6図においてa、Cの区間はスリット26a内にレー
ザー光が入射していないときの区間で、眼内の反射光や
散乱光がノイズ成分とじて入り込んだ状態を示している
。a、C区間のメモリ25の計数値の平均値をA、Cと
する。なおA、Cには光電子増倍管27の暗電流もノイ
ズとして含まれており、これらのノイズ成分が測定毎に
変動するため測定値の安定性が悪くなる。
一方、bの区間はスリット26aを介してレーザー散乱
光が入り込む区間であり、前房的蛋白濃度に対応する信
号成分と、浮遊細胞等の反射、散乱によるノイズ成分を
含んでいる。本発明では、レーザー光が水平方向に走査
されるため、垂直走査1回ごとの測定部位が変わること
からノイズ成分に基づく計数値のビークPの位置がbl
b2.bnの区間でそれぞれ異なることになる。
従って、各垂直走査時季直方向での位置が同じところ(
例えばQの位置)での単位時間当りの計数値を比較し、
各垂直方向の位置においてそれぞれ最小値を選び出すこ
とによってノイズ成分を除去することが可能になる。こ
のノイズ成分は垂直走査回数を多くすることによって更
に精度よく除去することができる。
演算装置41では、このようにしてb1〜bnの区間で
それぞれノイズ成分を除去し、この区間での平均値Bを
求め、続いてAあるいはCのデータ値を差し引き、有効
信号成分だけを抽出して前房的蛋白濃度を演算する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、レーザー光を眼内
の測定部位において第1の方向に複数回走査して、測定
部位からのレーザー散乱光を受光するようにし、この場
合、第1の方向における各走査毎にレーザー光を第1の
方向とほぼ直交する第2の方向にずらし、各走査時第1
の方向での位置が同じ所の信号を比較することによりノ
イズ成分に基づく信号を除去するようにしているので、
有効信号成分を高め高精度の眼科測定を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の外観を示す斜視図、第2図
は装置の光学的配置を示す構成図、第3図はレーザー光
の走査光学系を示す光学配置図、第4図(A)、(B)
はレーザー光を走査される信号波形図、第5図(A)、
(B)はレーザー投光部及び受光部からみたレーザー光
の走査軌跡の説明図、第6図は測定値の時系列データを
示した信号波形図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)眼内の所定点に照射されたレーザー光の散乱光を光
    電変換素子を介して受光し、光電変換素子からの信号を
    処理して眼科測定を行なう眼科測定方法において、レー
    ザー光を眼内測定部位において第1の方向に複数回走査
    し、各走査毎にレーザー光を第1の方向とほぼ直交する
    第2の方向にずらし、各走査時第1の方向での位置が同
    じ所の信号を比較することによりノイズ成分に基づく信
    号を除去するようにしたことを特徴とする眼科測定方法
    。 2)レーザー光源からの光を眼内の所定点に集光させる
    レーザー投光部と、 集光されたレーザー光を第1の方向に走査する手段と、 集光されたレーザー光を第1の方向とほぼ直交する方向
    に走査する手段と、 眼内の測定部位からのレーザー散乱光を受光する光電変
    換素子と、 前記第1の方向における測定部位からのレーザー散乱光
    に基づく信号を第2の方向の走査にわたって格納するメ
    モリと、 光電変換素子からの信号を処理して眼科測定する処理手
    段とを設け、 前記メモリに格納された第1の方向での位置が同じ所の
    各走査に得られた信号を比較することによりノイズ成分
    に基づく信号を除去するようにしたことを特徴とする眼
    科測定装置。
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DE3422144A1 (de) * 1984-06-14 1985-12-19 Josef Prof. Dr. 6900 Heidelberg Bille Geraet zur darstellung flaechenhafter bereiche des menschlichen auges
JPH07121254B2 (ja) * 1985-09-17 1995-12-25 アイ・リサ−チ・インステイテユ−ト・オブ・ザ・レテイナ・フアウンデイシヨン 2重走査光学装置
JPS62120834A (ja) * 1985-11-21 1987-06-02 興和株式会社 眼科測定装置

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