JPH01260298A - 電波吸収性構造体 - Google Patents
電波吸収性構造体Info
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- JPH01260298A JPH01260298A JP8864688A JP8864688A JPH01260298A JP H01260298 A JPH01260298 A JP H01260298A JP 8864688 A JP8864688 A JP 8864688A JP 8864688 A JP8864688 A JP 8864688A JP H01260298 A JPH01260298 A JP H01260298A
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Links
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Landscapes
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電波吸収性構造体に関する。本発明は、航空
機および種々の飛行体の電磁波吸収能が必要となる部位
のうち、主翼前縁、カナード前縁、エアインテーク等の
鋭角な形状および複雑な形状の部位に用いることができ
る。
機および種々の飛行体の電磁波吸収能が必要となる部位
のうち、主翼前縁、カナード前縁、エアインテーク等の
鋭角な形状および複雑な形状の部位に用いることができ
る。
(従来の技術)
戦闘用航空機その他の飛行体では、レーダーによる探知
を防ぐためにレーダーからの電波の吸収能をもつように
主翼等を構成する必要がある。その−例は、例えば特開
昭59−176035号公報に記載されている。この例
では、エポキシ樹脂等の樹脂が予め含浸された繊維層で
あるプリプレグの複数の層により電波吸収性構造体が構
成される。そして、これらの各層には、オーム損失、誘
電損失、磁気損失により電波を吸収する充填物が入れら
れる。また、特開昭62−183599号公報に記載の
電波吸収体もプリプレグの複数の層からなり、各層は上
記のような充填物を必要とはしないが、プリプレグの繊
維そのものが電波を吸収するようになっている。
を防ぐためにレーダーからの電波の吸収能をもつように
主翼等を構成する必要がある。その−例は、例えば特開
昭59−176035号公報に記載されている。この例
では、エポキシ樹脂等の樹脂が予め含浸された繊維層で
あるプリプレグの複数の層により電波吸収性構造体が構
成される。そして、これらの各層には、オーム損失、誘
電損失、磁気損失により電波を吸収する充填物が入れら
れる。また、特開昭62−183599号公報に記載の
電波吸収体もプリプレグの複数の層からなり、各層は上
記のような充填物を必要とはしないが、プリプレグの繊
維そのものが電波を吸収するようになっている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記2つの公報に記載の従来技術では、それ
ぞれのプリプレグ層の誘電率、透磁率の値に応じて層の
厚みを精度よ<(10−1〜5×10−2mm)コント
ロールすることが要求され、また適当な誘電率、透磁率
を得るためには、充填物の濃度および繊維体積含有率の
コントロールをする必要がある。これらのコントロール
は、単純平板においては可能であるが、主翼等の翼の前
縁やエアインテークなど、鋭角な形状および複雑な形状
をもつ部位では困難である。
ぞれのプリプレグ層の誘電率、透磁率の値に応じて層の
厚みを精度よ<(10−1〜5×10−2mm)コント
ロールすることが要求され、また適当な誘電率、透磁率
を得るためには、充填物の濃度および繊維体積含有率の
コントロールをする必要がある。これらのコントロール
は、単純平板においては可能であるが、主翼等の翼の前
縁やエアインテークなど、鋭角な形状および複雑な形状
をもつ部位では困難である。
一方、プリプレグに充填物を入れた場合、翼等の構造体
の重量が増大し、強度と耐候性が低下するという問題が
生じる。
の重量が増大し、強度と耐候性が低下するという問題が
生じる。
よって、本発明は、鋭角な形状や複雑な形状をもつ部位
に施すに適し、また重量の増大がなく、強度と耐候性の
低下の問題がない電波吸収性構造体を得ることを目的と
する。
に施すに適し、また重量の増大がなく、強度と耐候性の
低下の問題がない電波吸収性構造体を得ることを目的と
する。
(課題を解決するための手段)
本発明による電波吸収性構造体は、電波の方向に対向す
る面を有する電波吸収材と、電波吸収材の前記面の前方
に配されて外形を形成する電波透過構造材とから組み立
てられる。
る面を有する電波吸収材と、電波吸収材の前記面の前方
に配されて外形を形成する電波透過構造材とから組み立
てられる。
以上の構造体において、電波吸収材の面は前方に向かっ
て凸曲面となるように形成される。
て凸曲面となるように形成される。
(作 用)
以上の構成において、前方から来る電波は電波透過構造
材を透過して電波吸収材に吸収される。
材を透過して電波吸収材に吸収される。
また、電波吸収材を凸曲面とする場合は、一部反射する
電波は凸曲面により拡散しつつ反射されるので、反射電
波の探知が困難になる。
電波は凸曲面により拡散しつつ反射されるので、反射電
波の探知が困難になる。
(実施例)
以下、図面について本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の電波吸収性構造体の一例としての航
空機主翼の前縁部の断面を示す。この主翼は前桁2およ
び後指3を有し、それを覆うように外板4が取り付けら
れている。また、特に前縁には、鋭角形状の前縁外板5
が設けられている。−方、前桁2および後指3の間には
ハニカムコア6が設けられている。両相2,3および外
板4は例えばCFRP (炭素繊維強化プラスチック)
により構成され、ハニカムコア6は例えばアルミニウム
により構成される。
空機主翼の前縁部の断面を示す。この主翼は前桁2およ
び後指3を有し、それを覆うように外板4が取り付けら
れている。また、特に前縁には、鋭角形状の前縁外板5
が設けられている。−方、前桁2および後指3の間には
ハニカムコア6が設けられている。両相2,3および外
板4は例えばCFRP (炭素繊維強化プラスチック)
により構成され、ハニカムコア6は例えばアルミニウム
により構成される。
本発明によれば、前縁外板5は、電波透過性の材料、例
えば、シリコンカーバイド繊維強化プラスチック、ガラ
ス繊維強化プラスチック、ケブラー繊維強化プラスチッ
クなどにより作られている。
えば、シリコンカーバイド繊維強化プラスチック、ガラ
ス繊維強化プラスチック、ケブラー繊維強化プラスチッ
クなどにより作られている。
したがって、レーダー等からの電波は前縁外板5を透過
する。
する。
一方、前桁2の前面には、それを覆うように電波吸収材
7が取付けられている。電波吸収材7は、第2図に示す
ように1型材の前桁2のウェブの大部分にわたって取り
付けることもできるし、また第3図に示すような断面形
状の前桁2の前面に取り付けてもよい。電波吸収材7は
、他の方法により取り付けることもできる。いずれにし
ても、電波吸収材7の前面7aの前方に電波透過性構造
材としての前縁外板5が配されるようにする。is電波
吸収材は、例えば次のようなものにより構成することが
できる。
7が取付けられている。電波吸収材7は、第2図に示す
ように1型材の前桁2のウェブの大部分にわたって取り
付けることもできるし、また第3図に示すような断面形
状の前桁2の前面に取り付けてもよい。電波吸収材7は
、他の方法により取り付けることもできる。いずれにし
ても、電波吸収材7の前面7aの前方に電波透過性構造
材としての前縁外板5が配されるようにする。is電波
吸収材は、例えば次のようなものにより構成することが
できる。
1、 誘電率の異なる2つ以上の繊維強化樹脂系複合材
料、例えば誘電損失係数の小さいFRP(ケブラー繊維
強化プラスチック、ガラス繊維強化プラスチック、シリ
コンカーバイド繊維強化プラスチック)と、誘電損失係
数の大きいFRP(シリコンカーバイド繊維強化プラス
チック、カーボン繊維強化プラスチック)と、良導体(
金属またはカーボン繊維強化プラスチック)を積層した
もの。
料、例えば誘電損失係数の小さいFRP(ケブラー繊維
強化プラスチック、ガラス繊維強化プラスチック、シリ
コンカーバイド繊維強化プラスチック)と、誘電損失係
数の大きいFRP(シリコンカーバイド繊維強化プラス
チック、カーボン繊維強化プラスチック)と、良導体(
金属またはカーボン繊維強化プラスチック)を積層した
もの。
2、 磁気損失を利用したもの(フェライトを含有する
ゴムシート、フェライトを含有するFRP)。
ゴムシート、フェライトを含有するFRP)。
3、 誘電損失を利用したもの(セラミックを含有する
FRP)。
FRP)。
第4図に示す本発明の実施例では、電波吸収材7は、そ
の前面が前方に向かう凸曲面、例えば円筒面をなすよう
に形成されている。このような形状により、前方から来
る電波で吸収されずに反射されるものは、矢印で示すよ
うに種々の方向に拡散し、検知しにくいものとなる。
の前面が前方に向かう凸曲面、例えば円筒面をなすよう
に形成されている。このような形状により、前方から来
る電波で吸収されずに反射されるものは、矢印で示すよ
うに種々の方向に拡散し、検知しにくいものとなる。
以上に述べた構成は、主翼前縁についてのものであるが
、同様な構成をカナード前縁、エアインテーク等の鋭角
形状および複雑な形状の部位に施すことができる。
、同様な構成をカナード前縁、エアインテーク等の鋭角
形状および複雑な形状の部位に施すことができる。
本発明の実施例の構成において、前方から来る電波は電
波透過性の前縁外板5を透過して電波吸収材7に吸収さ
れる。
波透過性の前縁外板5を透過して電波吸収材7に吸収さ
れる。
本発明では、電波吸収材と電波透過構造材とを別々に製
作して組み立てるようになっているので、従来技術とは
異なり、形状が鋭角状をなしたり複雑な部位であっても
、それに応じた形状に電波透過構造材を自由に構成する
ことができ、また電波吸収能は電波吸収材によって自由
にコントロールすることができる。また、本発明では、
従来技術とは異なり、重量増大の問題がなく、必要な強
度と耐候性を電波透過構造材により与えることができる
。
作して組み立てるようになっているので、従来技術とは
異なり、形状が鋭角状をなしたり複雑な部位であっても
、それに応じた形状に電波透過構造材を自由に構成する
ことができ、また電波吸収能は電波吸収材によって自由
にコントロールすることができる。また、本発明では、
従来技術とは異なり、重量増大の問題がなく、必要な強
度と耐候性を電波透過構造材により与えることができる
。
第1図は本発明の構造体の一例としての航空機主翼前縁
部の断面図、第2図は第1図の一部の拡大図、第3図は
第2図の変形例を示す図、第4図は本発明の他の実施例
の断面図である。 2・・・前桁、3・・・後指、4・・・外板、5・・・
電波透過構造材(前縁外板)、6・・・ハニカムコア、
7・・・電波吸収材。 出願人代理人 佐 藤 −雄 第 1 図 第 a 図 め2 図 と 鴫 第4 図
部の断面図、第2図は第1図の一部の拡大図、第3図は
第2図の変形例を示す図、第4図は本発明の他の実施例
の断面図である。 2・・・前桁、3・・・後指、4・・・外板、5・・・
電波透過構造材(前縁外板)、6・・・ハニカムコア、
7・・・電波吸収材。 出願人代理人 佐 藤 −雄 第 1 図 第 a 図 め2 図 と 鴫 第4 図
Claims (2)
- 1.電波の方向に対向する面を有する電波吸収材と、電
波吸収材の前記面の前方に配されて外形を形成する電波
透過構造材とから組み立てられた電波吸収性構造体。 - 2.電波吸収材の面が前方に向かって凸曲面として形成
されている請求項1記載の電波吸収構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8864688A JPH01260298A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 電波吸収性構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8864688A JPH01260298A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 電波吸収性構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01260298A true JPH01260298A (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=13948585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8864688A Pending JPH01260298A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 電波吸収性構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01260298A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2706468A1 (fr) * | 1993-06-18 | 1994-12-23 | Thomson Csf | Procédé de réalisation de matériau composite à base de polymère conducteur. |
KR100424783B1 (ko) * | 2001-11-02 | 2004-03-30 | 한국항공우주산업 주식회사 | 항공기 날개의 리딩 에지 결합구조 |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP8864688A patent/JPH01260298A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2706468A1 (fr) * | 1993-06-18 | 1994-12-23 | Thomson Csf | Procédé de réalisation de matériau composite à base de polymère conducteur. |
KR100424783B1 (ko) * | 2001-11-02 | 2004-03-30 | 한국항공우주산업 주식회사 | 항공기 날개의 리딩 에지 결합구조 |
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