JPH0125913Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125913Y2 JPH0125913Y2 JP1981015108U JP1510881U JPH0125913Y2 JP H0125913 Y2 JPH0125913 Y2 JP H0125913Y2 JP 1981015108 U JP1981015108 U JP 1981015108U JP 1510881 U JP1510881 U JP 1510881U JP H0125913 Y2 JPH0125913 Y2 JP H0125913Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating tube
- gas
- temperature gas
- insert
- insertion tool
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 7
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 27
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は加熱管の内挿具に関するものである。
加熱管は熱処理炉等の加熱に用いられ、内部に
燃焼ガス等の高温ガスを送通することによつて加
熱管を加熱し、かくして加熱せられた加熱管によ
つて周囲を加熱するものである。
燃焼ガス等の高温ガスを送通することによつて加
熱管を加熱し、かくして加熱せられた加熱管によ
つて周囲を加熱するものである。
この種の加熱管にあつては上記したようにガス
によつて加熱せられるが、一般にガスは固体に比
してふく射能力が小さいため加熱管は主としてガ
スの対流熱伝達によつて加熱される。しかしガス
が加熱管中を流動する際の速度は余り小さくする
ことが出来ず、したがつて加熱管とガスとの間の
熱伝達効率は小さなものであつた。
によつて加熱せられるが、一般にガスは固体に比
してふく射能力が小さいため加熱管は主としてガ
スの対流熱伝達によつて加熱される。しかしガス
が加熱管中を流動する際の速度は余り小さくする
ことが出来ず、したがつて加熱管とガスとの間の
熱伝達効率は小さなものであつた。
本考案は上記従来技術の欠点を改良して加熱管
とガスとの間の納交換効率を向上せしめることを
目的とし、加熱管の内挿具として筒状体の先端部
を非通気性蓋体で閉鎖し、根端部には非通気性フ
ランジを設け、筒状体の周壁は通気性固体によつ
て形成し、先端を加熱管の上流側に向けて取付け
られるものを用いることを骨子とするものであ
る。
とガスとの間の納交換効率を向上せしめることを
目的とし、加熱管の内挿具として筒状体の先端部
を非通気性蓋体で閉鎖し、根端部には非通気性フ
ランジを設け、筒状体の周壁は通気性固体によつ
て形成し、先端を加熱管の上流側に向けて取付け
られるものを用いることを骨子とするものであ
る。
本考案を図に示す実施例によつて説明する。
第１図および第２図に示される内挿具２０にお
いて２１は筒体であり先端部は蓋体２１Ａで閉鎖
され、根端部にはフランジ２１Ｂが設けられる。
内挿具２０においては筒体２１の周壁のみが通気
性固体によつて形成され、蓋体２１Ａおよびフラ
ンジ２１Ｂは通気性のない材料によつて形成され
る。
いて２１は筒体であり先端部は蓋体２１Ａで閉鎖
され、根端部にはフランジ２１Ｂが設けられる。
内挿具２０においては筒体２１の周壁のみが通気
性固体によつて形成され、蓋体２１Ａおよびフラ
ンジ２１Ｂは通気性のない材料によつて形成され
る。
通気性固体とは金属、セラミツクス等の耐熱材
料を網状、編織物状、多孔状等にすることにより
通気性を持たしめたものである。
料を網状、編織物状、多孔状等にすることにより
通気性を持たしめたものである。
第３図および第４図に示される内挿具３０にお
いて３１は筒体であり先端部は蓋体３１Ａで閉鎖
され、根端部にはフランジ３１Ｂが設けられる。
内挿具３０においては筒体３１の周壁のみが通気
性固体によつて形成され、蓋体３１Ａおよびフラ
ンジ３１Ｂは通気性のない材料によつて形成さ
れ、更に筒体２１の周壁はひだを設けることによ
つて表面積を大きくされる。
いて３１は筒体であり先端部は蓋体３１Ａで閉鎖
され、根端部にはフランジ３１Ｂが設けられる。
内挿具３０においては筒体３１の周壁のみが通気
性固体によつて形成され、蓋体３１Ａおよびフラ
ンジ３１Ｂは通気性のない材料によつて形成さ
れ、更に筒体２１の周壁はひだを設けることによ
つて表面積を大きくされる。
例えば内挿具２０の場合、第５図に示すように
加熱管１に矢印に示す高温ガス送通方向と反対方
向（上流側）に先端部を向けて内挿し、フランジ
２１Ｂによつて加熱管１の内周に取付ける。しか
して加熱管１内に矢印方向に高温ガスを送通すれ
ば高温ガスは主として対流熱伝達によつて加熱管
１を加熱しつつ内挿具２０の内挿個所に至り、内
挿具２０は該高温ガスの主として対流熱伝達によ
つて加熱される。この際、内挿具２０と加熱管１
の内周との間には狭い通路２が形成され、高温ガ
スは内挿具２０の蓋体２１Ａを通抜けられないか
ら、内挿具内に流入するに先立つて、該通路２に
案内される。したがつて該通路２において高温ガ
スの対流効果が向上し、加熱管１、内挿具２０と
もに高温ガスによつて効率よく加熱される。更に
内挿具２０は表面積が大である円筒状であり、し
たがつて高温ガスと内挿具２０との接触時間が長
くなり内挿具２０は殆んど高温ガスと等しい温度
にまで加熱せられる。かくして高温に加熱せられ
た内挿具２０はふく射によつて熱を加熱管１およ
び内挿具２０より上流側の高温ガスに伝達する。
したがつて加熱管１は高温ガスによる対流熱伝
達、および内挿具２０による熱ふく射の二つの熱
伝達様式によつて加熱せられることになり、かく
して加熱管１と高温ガスとの間の熱伝達効率は、
大巾に向上するのである。内挿具３０の場合も同
様な効果があるが、特に内挿具３０の場合は前記
したように表面積が大となるので内挿具３０と高
温ガスとの間の熱伝達効率は内挿具２０よりもよ
くなる。内挿具２０と接触して内挿具２０および
加熱管１に熱を伝達した高温ガスは内挿具２０の
フランジ２１Ｂを通抜けられないから内挿具２０
の周壁の通気性固体部分から内挿具２０の筒内に
進入し、更に内挿具２０を加熱しつつ加熱管１の
下流方向へと導かれる。
加熱管１に矢印に示す高温ガス送通方向と反対方
向（上流側）に先端部を向けて内挿し、フランジ
２１Ｂによつて加熱管１の内周に取付ける。しか
して加熱管１内に矢印方向に高温ガスを送通すれ
ば高温ガスは主として対流熱伝達によつて加熱管
１を加熱しつつ内挿具２０の内挿個所に至り、内
挿具２０は該高温ガスの主として対流熱伝達によ
つて加熱される。この際、内挿具２０と加熱管１
の内周との間には狭い通路２が形成され、高温ガ
スは内挿具２０の蓋体２１Ａを通抜けられないか
ら、内挿具内に流入するに先立つて、該通路２に
案内される。したがつて該通路２において高温ガ
スの対流効果が向上し、加熱管１、内挿具２０と
もに高温ガスによつて効率よく加熱される。更に
内挿具２０は表面積が大である円筒状であり、し
たがつて高温ガスと内挿具２０との接触時間が長
くなり内挿具２０は殆んど高温ガスと等しい温度
にまで加熱せられる。かくして高温に加熱せられ
た内挿具２０はふく射によつて熱を加熱管１およ
び内挿具２０より上流側の高温ガスに伝達する。
したがつて加熱管１は高温ガスによる対流熱伝
達、および内挿具２０による熱ふく射の二つの熱
伝達様式によつて加熱せられることになり、かく
して加熱管１と高温ガスとの間の熱伝達効率は、
大巾に向上するのである。内挿具３０の場合も同
様な効果があるが、特に内挿具３０の場合は前記
したように表面積が大となるので内挿具３０と高
温ガスとの間の熱伝達効率は内挿具２０よりもよ
くなる。内挿具２０と接触して内挿具２０および
加熱管１に熱を伝達した高温ガスは内挿具２０の
フランジ２１Ｂを通抜けられないから内挿具２０
の周壁の通気性固体部分から内挿具２０の筒内に
進入し、更に内挿具２０を加熱しつつ加熱管１の
下流方向へと導かれる。
本考案は上記したように筒状体の先端部を非通
気性蓋体で閉鎖し、根端部には非通気性フランジ
を設け、筒状体の周壁は通気性固体によつて形成
し、先端を加熱管の上流側に向けて取付けられる
から加熱管内を流れる高温ガスは内挿具の周壁の
みを通過することが出来、また該高温ガスは内挿
具２０内に流入するに先立つて筒状体外周と加熱
管内周との間の狭い通路に案内され該通路によつ
て高温ガスの対流効果が向上せしめられ加熱管、
内挿具ともに効率よく高温ガスによつて加熱せし
められ、なかんずく内挿具にあつては形状的に高
温ガスとの接触時間が長くなり、したがつて内挿
具は殆んど高温ガスと等しい温度に迄加熱せられ
る。更に高温の内挿具はふく射によつて熱を加熱
管に伝達し、かくして加熱管は高温ガスと内挿具
とによつて二重に加熱せられることになり加熱効
率は著るしく向上する。
気性蓋体で閉鎖し、根端部には非通気性フランジ
を設け、筒状体の周壁は通気性固体によつて形成
し、先端を加熱管の上流側に向けて取付けられる
から加熱管内を流れる高温ガスは内挿具の周壁の
みを通過することが出来、また該高温ガスは内挿
具２０内に流入するに先立つて筒状体外周と加熱
管内周との間の狭い通路に案内され該通路によつ
て高温ガスの対流効果が向上せしめられ加熱管、
内挿具ともに効率よく高温ガスによつて加熱せし
められ、なかんずく内挿具にあつては形状的に高
温ガスとの接触時間が長くなり、したがつて内挿
具は殆んど高温ガスと等しい温度に迄加熱せられ
る。更に高温の内挿具はふく射によつて熱を加熱
管に伝達し、かくして加熱管は高温ガスと内挿具
とによつて二重に加熱せられることになり加熱効
率は著るしく向上する。
第１図は本考案にかかる一実施例の側断面図、
第２図はその正面図、第３図は他の実施例の側断
面図、第４図はその正面図、第５図は内挿具を加
熱管に内挿した状態の側断面図である。 図中、２０，３０……内挿具、２１，３１……
筒体、２１Ａ，３１Ａ……蓋体、２１Ｂ，３１Ｂ
……フランジ。
第２図はその正面図、第３図は他の実施例の側断
面図、第４図はその正面図、第５図は内挿具を加
熱管に内挿した状態の側断面図である。 図中、２０，３０……内挿具、２１，３１……
筒体、２１Ａ，３１Ａ……蓋体、２１Ｂ，３１Ｂ
……フランジ。
Claims (1)
- 筒状体の先端部を非通気性蓋体で閉鎖し、根端
部には非通気性フランジを設け、筒状体の周壁は
通気性固体によつて形成し、先端を加熱管の上流
側に向けて取付けられることを特徴とする加熱管
の内挿具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981015108U JPH0125913Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981015108U JPH0125913Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57132983U JPS57132983U (ja) | 1982-08-19 |
| JPH0125913Y2 true JPH0125913Y2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=29813118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981015108U Expired JPH0125913Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0125913Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338916U (ja) * | 1976-09-08 | 1978-04-05 |
-
1981
- 1981-02-04 JP JP1981015108U patent/JPH0125913Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338916U (ja) * | 1976-09-08 | 1978-04-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57132983U (ja) | 1982-08-19 |
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