JPH01252742A - Cu系焼結合金製変速機同期リング - Google Patents
Cu系焼結合金製変速機同期リングInfo
- Publication number
- JPH01252742A JPH01252742A JP63079781A JP7978188A JPH01252742A JP H01252742 A JPH01252742 A JP H01252742A JP 63079781 A JP63079781 A JP 63079781A JP 7978188 A JP7978188 A JP 7978188A JP H01252742 A JPH01252742 A JP H01252742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- sintered
- porosity
- pores
- sliding surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 title claims abstract description 10
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 title abstract 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 13
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims abstract description 11
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims abstract description 6
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 claims abstract 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 claims 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 6
- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract description 4
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 229910000765 intermetallic Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 239000012208 gear oil Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/025—Synchro rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、特に相手部材との接触摺動面の初期なじみ
性くすぐれ、かつ耐摩耗性にもすぐれたCu系焼結合金
製変速機用同期リングに関するものである。
性くすぐれ、かつ耐摩耗性にもすぐれたCu系焼結合金
製変速機用同期リングに関するものである。
従来、一般に、変速機用同期リングは、第1図に斜視図
で例示されるように、内面lが回転するテーパーコーン
との接触摺動面となシ、この接触摺動面に相手部材たる
テーパーコーンが高面圧下で断続的に面接触し、一方外
周面にはキーが嵌合するキー溝3が形成され、さらに、
その外aKそって所定間隔おきに設けたチャンファ2が
同じく相手部材たるハブスリーブのチャンファとかみ合
う機能をもつことから1強度、耐摩耗性、および相手部
材とのなじみ性を具備することが要求され。
で例示されるように、内面lが回転するテーパーコーン
との接触摺動面となシ、この接触摺動面に相手部材たる
テーパーコーンが高面圧下で断続的に面接触し、一方外
周面にはキーが嵌合するキー溝3が形成され、さらに、
その外aKそって所定間隔おきに設けたチャンファ2が
同じく相手部材たるハブスリーブのチャンファとかみ合
う機能をもつことから1強度、耐摩耗性、および相手部
材とのなじみ性を具備することが要求され。
したがってその製造には、これらの特性をもった高力黄
銅が多用されている。なお、同期リングには、この他に
ネジが外周側につき、この外周側で相手部材であるテー
パーコーンと摩擦する1通称ピンタイプのものがある。
銅が多用されている。なお、同期リングには、この他に
ネジが外周側につき、この外周側で相手部材であるテー
パーコーンと摩擦する1通称ピンタイプのものがある。
しかし、近年の変速機の高出力化に伴い、上記の従来高
力黄銅製同期リングにおいては、特に上記のテーパーコ
ーンやキー、さらにハブスリーブのチャンファのうちの
少なくともいずれかの相手部材との接触摺動面は高面圧
を受けるようになるため、初期なじみ性が低下し、これ
によって輝面摩耗や凝着摩耗などくよる異常摩耗が多発
するようになシ、使用寿命短命化の原因となっている。
力黄銅製同期リングにおいては、特に上記のテーパーコ
ーンやキー、さらにハブスリーブのチャンファのうちの
少なくともいずれかの相手部材との接触摺動面は高面圧
を受けるようになるため、初期なじみ性が低下し、これ
によって輝面摩耗や凝着摩耗などくよる異常摩耗が多発
するようになシ、使用寿命短命化の原因となっている。
そζで1本発明者等は、上記のような従来高力黄銅製変
速機用同期リングのもつ問題点を解決すべく研究を行な
った結果1重量−で(以下チは重量−を示す)。
速機用同期リングのもつ問題点を解決すべく研究を行な
った結果1重量−で(以下チは重量−を示す)。
Zn: l O〜40 %、 Al :L5〜8 %
。
。
Ti、ZrおよびVのうち1種または2[:0.1〜4
チ。
チ。
8n:0.1〜4−。
を含有し、さらに必要に応じて。
Mn:Q、1〜8%。
を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
するCu系焼結合金で構成し、かつ相手部材との接触摺
動面の所要個所、すなわちテーパーコーンやキー、さら
にハブスリーブのチャンファのうちの少なくともいずれ
かの相手部材との接触摺動面に、 空孔率: 0.05〜5容量チ。
するCu系焼結合金で構成し、かつ相手部材との接触摺
動面の所要個所、すなわちテーパーコーンやキー、さら
にハブスリーブのチャンファのうちの少なくともいずれ
かの相手部材との接触摺動面に、 空孔率: 0.05〜5容量チ。
の空孔が存在する同期リングにおいては、変速機の高出
力化に伴う高面圧下での使用条件でも、すぐれた初期な
じみ性を示し、使用初期における異常摩耗の発生が抑制
されるようになるという知見を得たのである。
力化に伴う高面圧下での使用条件でも、すぐれた初期な
じみ性を示し、使用初期における異常摩耗の発生が抑制
されるようになるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、成分組成および空孔率を上記の通シに限定した理由
を説明する。
て、成分組成および空孔率を上記の通シに限定した理由
を説明する。
(a) znおよびM
これらの成分は1合金の素地組織を決定する成分であっ
て、素地の耐摩耗性を向上させると共に。
て、素地の耐摩耗性を向上させると共に。
同期リングに必要な強度と靭性を付与し、さらに、疲労
強度と耐力にすぐれ1局部的高温加熱に伴う層性流動に
よる凝着(焼付き)を防止し、もって初期異常摩耗を防
止して、油だまり中に於いては初期なじみ性を向上させ
る成分であるが、その含有量が10チ未満および7%j
: 1.54未満では、前記特性を確保することがで
きないばかシでなく。
強度と耐力にすぐれ1局部的高温加熱に伴う層性流動に
よる凝着(焼付き)を防止し、もって初期異常摩耗を防
止して、油だまり中に於いては初期なじみ性を向上させ
る成分であるが、その含有量が10チ未満および7%j
: 1.54未満では、前記特性を確保することがで
きないばかシでなく。
前記の特性を具備した加工硬化層を形成するのが困難に
なり、一方その含有量がZn:40−およびAl:8%
を越えると、靭性が低下するようになることから、その
含有量をZn: l O〜40 %、 Al :1、5
〜8−と定めた。
なり、一方その含有量がZn:40−およびAl:8%
を越えると、靭性が低下するようになることから、その
含有量をZn: l O〜40 %、 Al :1、5
〜8−と定めた。
(b) Ti、 ZrおよびVと、 8nTi、Zr
およびVのうち111または2種以上と。
およびVのうち111または2種以上と。
8nには、共存した状態で、結晶粒を微細化すると共に
、素地に微細に分散する金属間化合物を形成して1強度
および靭性を向上させ、さらKitl11粍性を向上さ
せ、なじみ性、耐焼付性を向上させる作用があるが、そ
の含有量が、それぞれ0.1%未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方その含有量がそれぞれ4−を越
えると靭性が低下するようKなることから、その含有量
を、 Tiおよび/またはZr: 0.1〜4 %、
8n: 0.1〜4 %とそれぞれ定めた。
、素地に微細に分散する金属間化合物を形成して1強度
および靭性を向上させ、さらKitl11粍性を向上さ
せ、なじみ性、耐焼付性を向上させる作用があるが、そ
の含有量が、それぞれ0.1%未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方その含有量がそれぞれ4−を越
えると靭性が低下するようKなることから、その含有量
を、 Tiおよび/またはZr: 0.1〜4 %、
8n: 0.1〜4 %とそれぞれ定めた。
(c) Mn
Mn成分には、素地に固溶して、これを強化すると共に
、金属間化合物を微細球状化し、もって耐摩耗性を向上
させる作用があるので、必要に応じて含有されるが、そ
の含有量が0.14未満では前記作用に所望の向上効果
が得られず、一方その含有量が8%を越えてもより一層
の向上効果が現われないことから、その含有量を0.1
〜8−と定めた。
、金属間化合物を微細球状化し、もって耐摩耗性を向上
させる作用があるので、必要に応じて含有されるが、そ
の含有量が0.14未満では前記作用に所望の向上効果
が得られず、一方その含有量が8%を越えてもより一層
の向上効果が現われないことから、その含有量を0.1
〜8−と定めた。
なお、不可避不純物として、P+Pt+、さらにMgな
どを含有する場合があるが、これらの不可避不純物は含
量でL5%以下であれば、特性に何らの影響を及ぼすも
のではないので1合量で1.6−以下の範囲で含有が許
容される。
どを含有する場合があるが、これらの不可避不純物は含
量でL5%以下であれば、特性に何らの影響を及ぼすも
のではないので1合量で1.6−以下の範囲で含有が許
容される。
(d) 空孔率
合金中の空孔には、実用時に油溜りとなって。
特にリング内面の初期なじみ性を向上させ、かつこれの
温度上昇を抑制して凝着摩耗を防止するほか、耐摩耗性
を向上させ、さらに空孔面に薄い酸化膜を形成して摩耗
を正常化する作用があるが。
温度上昇を抑制して凝着摩耗を防止するほか、耐摩耗性
を向上させ、さらに空孔面に薄い酸化膜を形成して摩耗
を正常化する作用があるが。
その割合が0.05容t*未満では前記作用に所望の効
果が得られず、一方その割合が5容iisを越えると1
強度が低下し、実用に供することができなくなることか
ら、その割合t−0,05〜5%と定めた。
果が得られず、一方その割合が5容iisを越えると1
強度が低下し、実用に供することができなくなることか
ら、その割合t−0,05〜5%と定めた。
つぎに、この発明のCU系焼結合金製変速機用同期リン
グを実施例によシ具体的に説明する。
グを実施例によシ具体的に説明する。
原料粉末として、いずれも200 mesh以下の粒度
を有するCu粉末、 Zn粉末、A!粉末、 Ti粉末
、Zr粉末、V粉末、 8n粉末、およびMn粉末を用
意し。
を有するCu粉末、 Zn粉末、A!粉末、 Ti粉末
、Zr粉末、V粉末、 8n粉末、およびMn粉末を用
意し。
これら原料粉末をそれぞれ第1表に示される配合組成に
配合し1通常の条件で混合した後、圧カニ4tOn/c
IL2にてプレス成形して圧粉体とし、これら圧粉体を
450〜フOO’Cの範囲内の所定の温度にて仮焼結し
たのち、この仮焼結体を。
配合し1通常の条件で混合した後、圧カニ4tOn/c
IL2にてプレス成形して圧粉体とし、これら圧粉体を
450〜フOO’Cの範囲内の所定の温度にて仮焼結し
たのち、この仮焼結体を。
囚 550℃〜850℃の範囲内の所定の温度で熱間鍛
造する方法。
造する方法。
(B)650℃〜900℃の範囲内の所定の温度でH2
ガス雰囲気中にて焼結する方法。
ガス雰囲気中にて焼結する方法。
(C)650℃〜900℃の範囲内の所定の温度でH2
ガス雰囲気中にて焼結後、550〜850℃の範囲内の
所定の温度で熱間鍛造を行なう方法。
ガス雰囲気中にて焼結後、550〜850℃の範囲内の
所定の温度で熱間鍛造を行なう方法。
のうちのいずれかの方法によシ、第1表に示される本発
明実施例1〜18訃よび比較例1〜12の空孔率をもち
、。
明実施例1〜18訃よび比較例1〜12の空孔率をもち
、。
内径:γ4.5 m X厚さ=4Bの寸法をもち、かつ
チャンファ数=36個のCU系焼結合金製変速機用同期
リング(以下同期リングという)をそれぞれ炸裂した。
チャンファ数=36個のCU系焼結合金製変速機用同期
リング(以下同期リングという)をそれぞれ炸裂した。
なお、比較例では、同期リングの成分組成および空孔率
のうちいずれかの条件がこの発明の範囲から外れたもの
であシ、第1表に秦印で上記条件を外れたものであるこ
とを示した。
のうちいずれかの条件がこの発明の範囲から外れたもの
であシ、第1表に秦印で上記条件を外れたものであるこ
とを示した。
さらに、上記各種同期リングを用いて。
相手部材たるテーパーコーンの回転数: 1600r、
p、m−偽 押付は荷重=52嘘。
p、m−偽 押付は荷重=52嘘。
油種:70番ギヤーオイル。
油温ニア0℃。
テーパーコーンの作動:0.5〜0.6秒の同期時間で
20,000回。
20,000回。
の条件でシンクロ耐久試験を行ない、同期リング内面に
おける落ち込み量(Jl!粍量)、凝着摩耗の有無、初
期(500回まで)および後期(安定期)の摩擦係数、
並びにリングの割れおよび変形の有無をそれぞれ測定お
よび観察し、それらの結果を@1表に示した。
おける落ち込み量(Jl!粍量)、凝着摩耗の有無、初
期(500回まで)および後期(安定期)の摩擦係数、
並びにリングの割れおよび変形の有無をそれぞれ測定お
よび観察し、それらの結果を@1表に示した。
第1表に示される結果から1本発明実施例のCu系焼結
合金製同期リングは、高面圧条件にもかかわらず実用初
期におけるなじみ性にすぐれ、異常摩耗の発生もなく、
すぐれた耐摩耗性を示し、Cu系焼結合金の弱点とされ
る強さについても上記試験の結果から、変速機用同期リ
ングとして十分に保証されうるものであることがわかっ
た。
合金製同期リングは、高面圧条件にもかかわらず実用初
期におけるなじみ性にすぐれ、異常摩耗の発生もなく、
すぐれた耐摩耗性を示し、Cu系焼結合金の弱点とされ
る強さについても上記試験の結果から、変速機用同期リ
ングとして十分に保証されうるものであることがわかっ
た。
これに対し、!@1表の比較例にみられるように。
構成要件のうちのいずれかの要件でもこの発明の範囲か
ら外れると、上記特性のうち少なくともいずれかの特性
が劣ったものKなることは明らかである。なお、ピンタ
イプの同期リングでも同様な結果が得られることは勿論
である。
ら外れると、上記特性のうち少なくともいずれかの特性
が劣ったものKなることは明らかである。なお、ピンタ
イプの同期リングでも同様な結果が得られることは勿論
である。
上述のように、この発明のCu系焼結合金製変速機用同
期リングは、高強度と高靭性を有し、特に初期なじみ性
にすぐれ、変速機の高出力化に伴う苛酷な条件下での実
用に際しても、輝11071N粍や凝着摩耗などの異常
摩耗の発生がなく、すぐれた耐摩耗性を著しく長期に亘
って発揮するのである。
期リングは、高強度と高靭性を有し、特に初期なじみ性
にすぐれ、変速機の高出力化に伴う苛酷な条件下での実
用に際しても、輝11071N粍や凝着摩耗などの異常
摩耗の発生がなく、すぐれた耐摩耗性を著しく長期に亘
って発揮するのである。
第1図は変速機用同期リングを例示する斜視図である。
1・・・テーパーコーン摩擦面(内面)。
2・・・チャンファ。
3・・・キー溝。
Claims (2)
- (1)Zn:10〜40%、Al:1.5〜8%、Ti
、ZrおよびVのうち1種または2種以上:0.1〜4
%、 Sn:0.1〜4%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有するCu系焼結合金で構成され、かつ、
少くとも相手部材との接触摺動面に、空孔率:0.05
〜5容量%、 の空孔が存在することを特徴とするCu系焼結合金製変
速機用同期リング。 - (2)Zn:10〜40%、Al:1.5〜8%、Ti
、ZrおよびVのうち1種または2種以上:0.1〜4
%、 Sn:0.1〜4%、 を含有し、さらに、 Mn:0.1〜8%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有するCu系焼結合金で構成され、かつ、
少くとも相手部材との接触摺動面に、空孔率:0.05
〜5容量%、 の空孔が存在することを特徴とするCu系焼結合金製変
速機用同期リング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079781A JP2605790B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | Cu系焼結合金製変速機同期リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079781A JP2605790B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | Cu系焼結合金製変速機同期リング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252742A true JPH01252742A (ja) | 1989-10-09 |
JP2605790B2 JP2605790B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=13699748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63079781A Expired - Lifetime JP2605790B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | Cu系焼結合金製変速機同期リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605790B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1270753A1 (en) * | 2000-03-27 | 2003-01-02 | Komatsu Ltd. | Sintered material and composite sintered contact component |
EP1306453A1 (en) * | 2001-10-26 | 2003-05-02 | YKK Corporation | Nickel-free white copper alloy, and method of producing nickel-free white copper alloy |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934223A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-24 | 松下電器産業株式会社 | 自動炊飯装置 |
JPS59197543A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-09 | Sanpo Shindo Kogyo Kk | 強靭耐摩耗性銅合金 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63079781A patent/JP2605790B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934223A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-24 | 松下電器産業株式会社 | 自動炊飯装置 |
JPS59197543A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-09 | Sanpo Shindo Kogyo Kk | 強靭耐摩耗性銅合金 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1270753A1 (en) * | 2000-03-27 | 2003-01-02 | Komatsu Ltd. | Sintered material and composite sintered contact component |
KR100816978B1 (ko) * | 2000-03-27 | 2008-03-27 | 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 | 소결 재료 및 복합 소결 슬라이딩 부재 |
EP1306453A1 (en) * | 2001-10-26 | 2003-05-02 | YKK Corporation | Nickel-free white copper alloy, and method of producing nickel-free white copper alloy |
CN100462459C (zh) * | 2001-10-26 | 2009-02-18 | Ykk株式会社 | 无镍白铜合金及无镍白铜合金的生产方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605790B2 (ja) | 1997-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910009871B1 (ko) | Cu계 합금제 변속기용 동기링 | |
JP2605791B2 (ja) | Cu系焼結合金製変速機同期リング | |
JP2623777B2 (ja) | Cu系焼結合金製変速機用同期リング | |
JP2605833B2 (ja) | Cu系焼結合金製変速機同期リング | |
JPH01252742A (ja) | Cu系焼結合金製変速機同期リング | |
JP2507931B2 (ja) | Cu系合金製変速機用同期リング | |
JP2605813B2 (ja) | Cu系焼結合金製変速機同期リング | |
JPH01252744A (ja) | Cu系焼結合金製変速機用同期リング | |
JPH01252743A (ja) | Cu系焼結合金製変速機用同期リング | |
JP2605815B2 (ja) | Cu系焼結合金製変速機同期リング | |
JP2605814B2 (ja) | Cu系焼結合金製変速機同期リング | |
JPS63227751A (ja) | Fe系焼結合金製変速機用同期リング | |
JP2507929B2 (ja) | Cu系合金製変速機用同期リング | |
JPS63227745A (ja) | Fe系焼結合金製変速機用同期リング | |
JP2507930B2 (ja) | Cu系合金製変速機用同期リング | |
JPS63227747A (ja) | Fe系焼結合金製変速機用同期リング | |
JPS63227746A (ja) | Fe系焼結合金製変速機用同期リング | |
JP2745696B2 (ja) | 高温で耐摩耗性にすぐれた銅基焼結合金 | |
JP2673954B2 (ja) | Cu系合金製変速機用同期リング | |
JP2507928B2 (ja) | Cu系合金製変速機用同期リング | |
JP2673955B2 (ja) | Cu系合金製変速機用同期リング | |
JPS63227749A (ja) | Fe系焼結合金製変速機用同期リング | |
JPS63227750A (ja) | Fe系焼結合金製変速機用同期リング | |
JP2569753B2 (ja) | 合成樹脂含浸のFe系焼結合金製変速機用同期リング | |
JP2545842B2 (ja) | Cu系合金製変速機用同期リング |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 12 |