JPH01250888A - 地中埋設物の検出に用いられる標識体およびこの標識体の形成方法 - Google Patents
地中埋設物の検出に用いられる標識体およびこの標識体の形成方法Info
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- JPH01250888A JPH01250888A JP63079047A JP7904788A JPH01250888A JP H01250888 A JPH01250888 A JP H01250888A JP 63079047 A JP63079047 A JP 63079047A JP 7904788 A JP7904788 A JP 7904788A JP H01250888 A JPH01250888 A JP H01250888A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、地中に埋設された水道管やガス管等の地中
埋設物を地上から検出する地中埋設物の検出方法および
この方法に用いられる標識体に関する。
埋設物を地上から検出する地中埋設物の検出方法および
この方法に用いられる標識体に関する。
[従来の技術]
従来より、地中に埋設された水道管やガス管等の地中埋
設物を掘りおこすことなく、その埋設状態を地上より検
出できるようにした方法およびこの方法に用いられる標
識体が種々案出さている。
設物を掘りおこすことなく、その埋設状態を地上より検
出できるようにした方法およびこの方法に用いられる標
識体が種々案出さている。
これまでに案出された地中埋設物の検出方法およびその
方法に用いられる標識体として、以下に挙げるものがあ
る。なお、以下に述べる地中埋設物は、水道管を例にし
た。
方法に用いられる標識体として、以下に挙げるものがあ
る。なお、以下に述べる地中埋設物は、水道管を例にし
た。
■水道管が埋設されていると思われる地点において、地
上の任意の放射点より地中へ向けて電磁波を放射し、こ
の電磁波の放射範囲内に存在する水道管に誘導起電力を
発生させる。そして、発生した誘導起電力によって生じ
る誘導磁界を放射点から離れた地点で検出することによ
って配管の有無を探査する。
上の任意の放射点より地中へ向けて電磁波を放射し、こ
の電磁波の放射範囲内に存在する水道管に誘導起電力を
発生させる。そして、発生した誘導起電力によって生じ
る誘導磁界を放射点から離れた地点で検出することによ
って配管の有無を探査する。
■水道管の埋設時に、長尺帯状の非導電性部材の一方の
而にアルミ等の金属箔を設けた標識体を該水道管と地表
との間に埋設する。そして、■項で述べた方法と同様の
方法によって標識体を検出することによって水道管の有
無を探査する。
而にアルミ等の金属箔を設けた標識体を該水道管と地表
との間に埋設する。そして、■項で述べた方法と同様の
方法によって標識体を検出することによって水道管の有
無を探査する。
■水道管の埋設時に、輪状に形成された導線の両端にコ
ンデンサを接続し、特定の周波数に共振する共振素子(
標識体)を該水道管の特定箇所(例えば、分岐点等)の
近傍に埋設する。そして、標識体の共振周波数と同一の
周波数を断続的に発振させて、電磁波を地中へ向けて放
射する。そして、地中に存在する水道管からの反射波を
受信することによって該水道管の有無を探査し、さらに
、標識体が発振側の発振エネルギーを吸収し、このエネ
ルギーによって発振ずろ電磁波を受信することにより水
道管の特定箇所の位置を探査する (特開昭60−23
0076号公報参照)。
ンデンサを接続し、特定の周波数に共振する共振素子(
標識体)を該水道管の特定箇所(例えば、分岐点等)の
近傍に埋設する。そして、標識体の共振周波数と同一の
周波数を断続的に発振させて、電磁波を地中へ向けて放
射する。そして、地中に存在する水道管からの反射波を
受信することによって該水道管の有無を探査し、さらに
、標識体が発振側の発振エネルギーを吸収し、このエネ
ルギーによって発振ずろ電磁波を受信することにより水
道管の特定箇所の位置を探査する (特開昭60−23
0076号公報参照)。
■水道管の埋設時に、特定の周波数に共振する共振素子
(標識体)を該水道管の近傍に埋設する。
(標識体)を該水道管の近傍に埋設する。
そして、前記標識体の共振周波数と同一の周波数の71
X磁波を発振させて、電磁波を地中へ向けて放射する。
X磁波を発振させて、電磁波を地中へ向けて放射する。
そして、発振エネルギーが標識体に吸収されることを検
出できる検出装置を用いて、発振エネルギーが最大に吸
収される地点を検出することによって水道管の位置を探
査する (特開昭48−27762号公報)。
出できる検出装置を用いて、発振エネルギーが最大に吸
収される地点を検出することによって水道管の位置を探
査する (特開昭48−27762号公報)。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上述した従来の各地中埋設物検出方法にあっ
ては次のような問題があった。
ては次のような問題があった。
まず、■項に示す検出方法にあっては、水道管の存在を
確認した後、これの埋設方向を探査するために検出点を
電磁波の放射点から遠ざけて行く必要があるが、この検
出点を遠ざけて行くにしたがって、該水道管の磁気抵抗
が除々に犬きくなり、逆に検出点側の検出信号のレベル
は除々に小さくなる。このため、水道管をその埋設方向
に沿って探査する際に、連続して一定のレベルの検出信
号が得られないので、導電性を有する異物が該水道管と
地表との間に存在する場合に、この異物と水道管とを識
別することが難しい。すなわち、対象物と非対象物とを
正確に識別することが困難である。そこで、連続して一
定のレベルの検出信号を得ることができる距離毎に放射
点を移動させなければならないが、この場合、探査作業
に多くの時間がかかり、作業効率が悪い。
確認した後、これの埋設方向を探査するために検出点を
電磁波の放射点から遠ざけて行く必要があるが、この検
出点を遠ざけて行くにしたがって、該水道管の磁気抵抗
が除々に犬きくなり、逆に検出点側の検出信号のレベル
は除々に小さくなる。このため、水道管をその埋設方向
に沿って探査する際に、連続して一定のレベルの検出信
号が得られないので、導電性を有する異物が該水道管と
地表との間に存在する場合に、この異物と水道管とを識
別することが難しい。すなわち、対象物と非対象物とを
正確に識別することが困難である。そこで、連続して一
定のレベルの検出信号を得ることができる距離毎に放射
点を移動させなければならないが、この場合、探査作業
に多くの時間がかかり、作業効率が悪い。
また、検出した磁界からでは、“ト”型や“+”型等の
分岐点を確認することが困難である。また、検知した物
が目的とする対象物であるか否かを識別することができ
ないので、結果的には試し掘りに頼るしかない。また、
水道管などの金属管以外の、例えば塩化ビニル等の非導
電性部材て作製された配管(近年、塩化ビニル等の非導
電性部材を用いた配管の使用が多くなっている)にあっ
ては誘導起電力が発生しないので、この種のものを検出
することができない。
分岐点を確認することが困難である。また、検知した物
が目的とする対象物であるか否かを識別することができ
ないので、結果的には試し掘りに頼るしかない。また、
水道管などの金属管以外の、例えば塩化ビニル等の非導
電性部材て作製された配管(近年、塩化ビニル等の非導
電性部材を用いた配管の使用が多くなっている)にあっ
ては誘導起電力が発生しないので、この種のものを検出
することができない。
次に、■項に示す検出方法にあっては、標識体を用いる
ので、塩化ビニル等の非導電性部材から作製した配管で
も、検出することかできるが、上記■項における方法の
欠点と同様に、標識体をその埋設方向に沿って探査する
際に、連続して一定のレベルの検出信号が得られないこ
とや、“ト”型や“+”型等の分岐点の検出が困難であ
るなどの欠点を有している。
ので、塩化ビニル等の非導電性部材から作製した配管で
も、検出することかできるが、上記■項における方法の
欠点と同様に、標識体をその埋設方向に沿って探査する
際に、連続して一定のレベルの検出信号が得られないこ
とや、“ト”型や“+”型等の分岐点の検出が困難であ
るなどの欠点を有している。
次に、■項に示す検出方法にあっては、標識体を用いる
ので、水道管が導電性部材または非導電性部材のどちら
で作製されたものであっても、その存在の有無や分岐点
の位置の確認ができるという利点があるが、非導電性部
材により作製された水道管を、その埋設方向に沿って探
査できるようにずろためは、該水道管に沿って標識体を
配置しなければならない。この場合、水道管をその埋設
方向に沿って探査する際に、連続して一定レベルの検出
信号が得られるようにするためには、標識体の配置間隔
を短くする必要がある。このため、多数の標識体が必要
となって価格高となる。
ので、水道管が導電性部材または非導電性部材のどちら
で作製されたものであっても、その存在の有無や分岐点
の位置の確認ができるという利点があるが、非導電性部
材により作製された水道管を、その埋設方向に沿って探
査できるようにずろためは、該水道管に沿って標識体を
配置しなければならない。この場合、水道管をその埋設
方向に沿って探査する際に、連続して一定レベルの検出
信号が得られるようにするためには、標識体の配置間隔
を短くする必要がある。このため、多数の標識体が必要
となって価格高となる。
また、0項に示す検出方法にあっては、上記■項に示す
方法における欠点と同様の欠点を打するとともに、導電
性部材により作製された水道管においても、その埋設方
向に沿って探査する際に、連続して一定レベルの検出信
号が得られるようにするために多数の標識体が必要とな
る。
方法における欠点と同様の欠点を打するとともに、導電
性部材により作製された水道管においても、その埋設方
向に沿って探査する際に、連続して一定レベルの検出信
号が得られるようにするために多数の標識体が必要とな
る。
したがって、この場合も価格高となる。
上述したように、■〜■項に示す従来の各地中埋設物検
出方法にあっては、水道管をその埋設方向に沿って探査
をする際に、この水道管と他の配管および異物を正確に
識別するためには、この水道管に沿って連続して一定レ
ベルの検出信号を得なければならず、このために検出作
業が繁雑になったり、設備が高価格となったりするとい
う問題があった。
出方法にあっては、水道管をその埋設方向に沿って探査
をする際に、この水道管と他の配管および異物を正確に
識別するためには、この水道管に沿って連続して一定レ
ベルの検出信号を得なければならず、このために検出作
業が繁雑になったり、設備が高価格となったりするとい
う問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、地中
に埋設されたガス管や水道管等の地中埋設物を探査する
際に、目的とする地中埋設物と目的としない地中埋設物
を正確に識別するために、目的とする地中埋設物に沿っ
て連続して一定レベルの検出信号が、簡単な検出作業で
得ることができるとともに、検出に要する設備を安価に
することができる地中埋設物の検出方法およびこの方法
に用いられる標識体を提供することを目的としている。
に埋設されたガス管や水道管等の地中埋設物を探査する
際に、目的とする地中埋設物と目的としない地中埋設物
を正確に識別するために、目的とする地中埋設物に沿っ
て連続して一定レベルの検出信号が、簡単な検出作業で
得ることができるとともに、検出に要する設備を安価に
することができる地中埋設物の検出方法およびこの方法
に用いられる標識体を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
上記目的を実現するために、帯状の標識シートにアンテ
ナを設けるとともに、このアンテナに特定周波数にのみ
共振する共振素子を電磁的または電気的に接続し、この
共振素子を前記アンテナに接続した状態で前記標識シー
トを地中埋設物の近傍に埋設し、前記特定周波数の信号
を発振させたときに前記共振素子に発振エネルギーが吸
収されることを検出できる検出装置を用い、この検出装
置から前記特定周波数を発振させて、発振エネルギーが
吸収される地点を探査することにより、前記地中埋設物
の埋設状態を確認する方法および、前記検出装置を用い
て前記埋設物を探査する際に用いられる、アンテナ示設
けられた帯状の標識シートと、該アンテナに電磁的また
は電気的に接続される共振素子とを具備する標識体を提
供するしのである。
ナを設けるとともに、このアンテナに特定周波数にのみ
共振する共振素子を電磁的または電気的に接続し、この
共振素子を前記アンテナに接続した状態で前記標識シー
トを地中埋設物の近傍に埋設し、前記特定周波数の信号
を発振させたときに前記共振素子に発振エネルギーが吸
収されることを検出できる検出装置を用い、この検出装
置から前記特定周波数を発振させて、発振エネルギーが
吸収される地点を探査することにより、前記地中埋設物
の埋設状態を確認する方法および、前記検出装置を用い
て前記埋設物を探査する際に用いられる、アンテナ示設
けられた帯状の標識シートと、該アンテナに電磁的また
は電気的に接続される共振素子とを具備する標識体を提
供するしのである。
[作用]
この発明によれば、アンテナを設けた標識シートに特定
層01敢に共振する共振素子を電磁的または電気的に接
続してなる標識体を用いることにより、検出装置から前
記特定周波数を発振させたときに、該共振素子は該アン
テナが張り巡らされた範囲内で一定電の発振エネルギー
を吸収する。すなわち、検出装置発振側にあっては、ア
ンテナが張り巡らされた範囲内で共振素子を探査するに
あたり、一定レベルの検出信号が得られる。
層01敢に共振する共振素子を電磁的または電気的に接
続してなる標識体を用いることにより、検出装置から前
記特定周波数を発振させたときに、該共振素子は該アン
テナが張り巡らされた範囲内で一定電の発振エネルギー
を吸収する。すなわち、検出装置発振側にあっては、ア
ンテナが張り巡らされた範囲内で共振素子を探査するに
あたり、一定レベルの検出信号が得られる。
また、一つのアンテナに1個の共振素子を割り当てれば
良いので、埋設時に標識シートに取り付ける共振素子の
数か少なくて済む。
良いので、埋設時に標識シートに取り付ける共振素子の
数か少なくて済む。
し実施例]
以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
る。
第1図はこの発明の方法を実施するためのtjJXla
体の埋設状態を示す図である。
体の埋設状態を示す図である。
この図において、符号Waは地中埋設物(例えば、水道
管の母管)であり、この母管Waの図面中央部に同図面
の左側から枝管wbが接続されている。
管の母管)であり、この母管Waの図面中央部に同図面
の左側から枝管wbが接続されている。
また、枝管wbの図面中央部に同図面の手前側から枝管
Wcが接続されている。符号Gsは前記母管Waと平行
に埋設されたガス管である。2a、2bは各々長尺帯状
に形成された標識シートであり、前記母管Wa、技管W
b 、W cおよびガス管Gsと地表GLとの間に埋
設されている。標識シート2aは前記枝管wbに対して
平行に配置され、標識シート2bは前記母管Waに対し
て平行に配置されている。
Wcが接続されている。符号Gsは前記母管Waと平行
に埋設されたガス管である。2a、2bは各々長尺帯状
に形成された標識シートであり、前記母管Wa、技管W
b 、W cおよびガス管Gsと地表GLとの間に埋
設されている。標識シート2aは前記枝管wbに対して
平行に配置され、標識シート2bは前記母管Waに対し
て平行に配置されている。
これら標識シート2 a、 2 bの上面には、銅箔、
アルニミニウム箔または導電性プラスデック等より形成
されたループ状のアンテナA T 、A T・・・・・
・が千鳥状に配置されている。5 a、 5 a・・・
・・は前記標識シート2a上に配置された固有素子、5
b、 5 b・・・・・・は前記標識シート2bのア
ンテナA T 、A T・・目・・上に配置された固有
素子である。6 a、 6 bは各々任意素子であり、
これらのうち、任意素子6aは枝管wbとWcとの接続
部分(分岐点)および枝管wbと母管Waとの接続部分
(分岐点)各々に対応する標識シート2a、2bのアン
テナAT、AT上に配置されている。また、任意素子6
bは枝管wbと母管Waとの接続部分に対応する標識シ
ート2bのアンテナコイルに配置されている。上述した
固e’J子5a、5a・・・・・・、5 b、5 b・
・・・・および任意素子6a、6bの詳細は後述する。
アルニミニウム箔または導電性プラスデック等より形成
されたループ状のアンテナA T 、A T・・・・・
・が千鳥状に配置されている。5 a、 5 a・・・
・・は前記標識シート2a上に配置された固有素子、5
b、 5 b・・・・・・は前記標識シート2bのア
ンテナA T 、A T・・目・・上に配置された固有
素子である。6 a、 6 bは各々任意素子であり、
これらのうち、任意素子6aは枝管wbとWcとの接続
部分(分岐点)および枝管wbと母管Waとの接続部分
(分岐点)各々に対応する標識シート2a、2bのアン
テナAT、AT上に配置されている。また、任意素子6
bは枝管wbと母管Waとの接続部分に対応する標識シ
ート2bのアンテナコイルに配置されている。上述した
固e’J子5a、5a・・・・・・、5 b、5 b・
・・・・および任意素子6a、6bの詳細は後述する。
なお、標識ノート2a。
2bには、例えば、“水道管”の表示が付されている。
この表示を付すことにより、標識シート2a。
2bまで地面を掘りおこした際に、このシート2a。
2bの下には水道管があることが判る。
ここで、第2図は上記標識シート2aの平面図、第3図
は同シート2aのAA線断面図である。第3図に示すよ
うに、アンテナA T 、A T・・・・・・は、絶縁
性を有する母材3と防水材4との間に固定されている。
は同シート2aのAA線断面図である。第3図に示すよ
うに、アンテナA T 、A T・・・・・・は、絶縁
性を有する母材3と防水材4との間に固定されている。
なお、前記標識シート2bも標識シート2aと同様の構
成をなしており、アンテナAT。
成をなしており、アンテナAT。
AT・・・・・・が配置された」二面に固有素子5 b
、 5 b・・・・・・と任意素子6a・・・、6bと
が配置されている。
、 5 b・・・・・・と任意素子6a・・・、6bと
が配置されている。
第4図に示すように、前記固有素子5aは、例えばコン
デンサCaとコイルLaとが直列接続されたものである
。この固有素子5aは、地中埋設物の種類を表示するも
のであり、その種類に応じて共振周波数が設定される。
デンサCaとコイルLaとが直列接続されたものである
。この固有素子5aは、地中埋設物の種類を表示するも
のであり、その種類に応じて共振周波数が設定される。
例えば、水道管の枝管の場合、共振周波数を100KH
zとする。また、前記固有素子5bも固有素子5aと同
様に構成されている。この場合、固有素子5bも埋設物
の種類に応じて共振周波数が任意に設定される。
zとする。また、前記固有素子5bも固有素子5aと同
様に構成されている。この場合、固有素子5bも埋設物
の種類に応じて共振周波数が任意に設定される。
第1図に示す、任意素子6 a、 6 bは各々前記固
有素子5 a、 5 bと同様に図示せぬコンデンサと
コイルとから構成されている。これら任き素子6a。
有素子5 a、 5 bと同様に図示せぬコンデンサと
コイルとから構成されている。これら任き素子6a。
6bは、地中埋設物の埋設状態および隣接する他の埋設
物の存在を示すものであり、その埋設状態および隣接す
る他の埋設物の種類に応じてあらかじめ共振周波数が任
意に設定された共振素子を用いる。例えば、第1図に示
すように、枝管w bとWcとの接続部BP (“ト
“状の分岐位置)および枝管wbと母管Waとの接続部
BP (T”状の分岐位置)を示す場合、共振周波数
を150KHzとした共振素子を用いう。
物の存在を示すものであり、その埋設状態および隣接す
る他の埋設物の種類に応じてあらかじめ共振周波数が任
意に設定された共振素子を用いる。例えば、第1図に示
すように、枝管w bとWcとの接続部BP (“ト
“状の分岐位置)および枝管wbと母管Waとの接続部
BP (T”状の分岐位置)を示す場合、共振周波数
を150KHzとした共振素子を用いう。
上記した標識シート2a、2bと固有素子5 a、 5
a・・・・、5 b、 5 b・・・・・・および任
意素子6 a、6 bは標識体DTを構成する。
a・・・・、5 b、 5 b・・・・・・および任
意素子6 a、6 bは標識体DTを構成する。
第1図に示す、7は固有素子5 a、 5 bと任意素
子6 a、 6 bとを検出する検出装置である。
子6 a、 6 bとを検出する検出装置である。
ここで、第5図は上記検出装置7の電気的構成を示すブ
ロック図である。この図において、9は所謂デツプメー
タと呼ばれる発振器である。周知のごとく、共振回路の
近くに発振器を近づけて、該共振回路の共振周波数と同
一の周波数を発振させると、発振器側の発振エネルギー
が該共振回路に吸収される。この発振エネルギーが吸収
されたときの周波数を求めるものがデツプメータである
。
ロック図である。この図において、9は所謂デツプメー
タと呼ばれる発振器である。周知のごとく、共振回路の
近くに発振器を近づけて、該共振回路の共振周波数と同
一の周波数を発振させると、発振器側の発振エネルギー
が該共振回路に吸収される。この発振エネルギーが吸収
されたときの周波数を求めるものがデツプメータである
。
上述した発振器9は、発振回路9a、アンテナコイル9
bおよびスィーブ回路9Cを有している。
bおよびスィーブ回路9Cを有している。
前記発振回路9aは、これに内蔵された可変容量コンデ
ンサ(図示路)の容量値と、前記アンテナコイル9bの
インダクタンス値とに基づく周波数を発振するものであ
る。この場合、発振回路9aの出力信号e。のレベルを
外部より制御できるようになっている。スィーブ回路9
Cは、発振回路9aに内蔵された前記可変容量コンデン
サの容量値を所定の周期で連続的に変化させるものであ
る。これにより、発振回路9aの出力信号e。の周波数
が所定の周波数範囲(L−fn)で繰り返し変化する。
ンサ(図示路)の容量値と、前記アンテナコイル9bの
インダクタンス値とに基づく周波数を発振するものであ
る。この場合、発振回路9aの出力信号e。のレベルを
外部より制御できるようになっている。スィーブ回路9
Cは、発振回路9aに内蔵された前記可変容量コンデン
サの容量値を所定の周期で連続的に変化させるものであ
る。これにより、発振回路9aの出力信号e。の周波数
が所定の周波数範囲(L−fn)で繰り返し変化する。
この場合、周波数をf1〜「n範囲内で変化さ仕たとき
に、アンテナコイル9bの近くに上述した固有素子5
a、 5 bや任意素子6a、6b等の共振回路がある
と、各素子の共振周波数において発振”f59 aの発
振エネルギーが吸収され、その出力信号e。のレベルが
低減する。
に、アンテナコイル9bの近くに上述した固有素子5
a、 5 bや任意素子6a、6b等の共振回路がある
と、各素子の共振周波数において発振”f59 aの発
振エネルギーが吸収され、その出力信号e。のレベルが
低減する。
10は装置各部の動作が正常に行なわれているいか否か
をチエツクするチエツク回路であり、異常を検出した場
合にエラー信号Erを出力する。
をチエツクするチエツク回路であり、異常を検出した場
合にエラー信号Erを出力する。
11は判別回路であり、アナログ入力端子I。
〜In、同期信号入力端子Sy、エラー信号入力端子E
iおよび出力端子0 + 、 Otを有している。同期
信号入力端子Syには前記発振回路9aから出力信号c
oが供給され、エラー信号入力端子Eiには前記チエツ
ク回路lOからエラー信号Erが供給されるようになっ
ている。この場合、判別回路11は、チエツク回路IO
から供給されるエラー信号Erが“0”となっていると
、発振回路9aから供給される出力信号e。を同期信号
として読み込み、この出力信号e。に基づいてアナログ
入力端子I、〜Inのうちのいずれかに供給される信号
を読み込む。そして、読み込んだ信号を出力端子O1を
介して操作表示部12へ供給する。一方、判別回路I+
は、チエツク回路IOから供給されるエラー信号が“l
”となると、異常信号Euを出力端子0゜を介して操作
表示部12へ供給するとともに、アナログ入力端子11
〜Inに供給される信号の読み込みを行わない。
iおよび出力端子0 + 、 Otを有している。同期
信号入力端子Syには前記発振回路9aから出力信号c
oが供給され、エラー信号入力端子Eiには前記チエツ
ク回路lOからエラー信号Erが供給されるようになっ
ている。この場合、判別回路11は、チエツク回路IO
から供給されるエラー信号Erが“0”となっていると
、発振回路9aから供給される出力信号e。を同期信号
として読み込み、この出力信号e。に基づいてアナログ
入力端子I、〜Inのうちのいずれかに供給される信号
を読み込む。そして、読み込んだ信号を出力端子O1を
介して操作表示部12へ供給する。一方、判別回路I+
は、チエツク回路IOから供給されるエラー信号が“l
”となると、異常信号Euを出力端子0゜を介して操作
表示部12へ供給するとともに、アナログ入力端子11
〜Inに供給される信号の読み込みを行わない。
操作表示部12は、装置各部を制御するとともに、前記
判別回路11の出力端子01を介して供給される信号に
基づいて各種表示ランプの点灯を行う。また、エラー入
力端子Eiを介して供給されるエラー信号が“l”とな
ると警報を発する。
判別回路11の出力端子01を介して供給される信号に
基づいて各種表示ランプの点灯を行う。また、エラー入
力端子Eiを介して供給されるエラー信号が“l”とな
ると警報を発する。
13は増幅器であり、外部より到来する電磁波によって
前記アンテナコイル9bに誘起した誘導起電力を所定の
電圧値まで増幅する。この増幅器13の出力がフィルタ
回路F1〜Fnへ供給される。
前記アンテナコイル9bに誘起した誘導起電力を所定の
電圧値まで増幅する。この増幅器13の出力がフィルタ
回路F1〜Fnへ供給される。
フィルタ回路F、〜Fnは、各々所定の周波数の信号の
み通過させるものである。これらフィルタ回路F1〜F
nの各出力は前記判別回路11のアナログ信号入力端子
ll〜Inを介して同判別回路11へ供給される。14
は電源部であり、装置各部へ電源を供給する。
み通過させるものである。これらフィルタ回路F1〜F
nの各出力は前記判別回路11のアナログ信号入力端子
ll〜Inを介して同判別回路11へ供給される。14
は電源部であり、装置各部へ電源を供給する。
このように構成された標識体DTお主検出装置7を用い
て、この発明の検出方法について第1図を参照しながら
説明する。なお、この検出方法の説明において、第6図
に示す波形図を適宜参照する。
て、この発明の検出方法について第1図を参照しながら
説明する。なお、この検出方法の説明において、第6図
に示す波形図を適宜参照する。
なお、第5図に示す前記フィルタ回路F1〜Fnのうち
、フィルタ回路F I”’−F 4は以下に示す周波数
を通過する特性を有している。
、フィルタ回路F I”’−F 4は以下に示す周波数
を通過する特性を有している。
表1
また、固有素子5 a、 5 bおよび任意素子6 a
、 6 bの共振周波数およびその指示内容は以下のよ
うになっている。
、 6 bの共振周波数およびその指示内容は以下のよ
うになっている。
表2
また、検出装置7は、以下に示す各周波数にて前記固有
素子5 a、 5 bおよび任意素子6a、6bを検出
すると、その周波数に対応したランプが点灯するように
なっている。
素子5 a、 5 bおよび任意素子6a、6bを検出
すると、その周波数に対応したランプが点灯するように
なっている。
表3
さて、作業員が検出装置7を持ち、同装置7の図示せぬ
電源スィッチを投入すると、同装置7のアンテナコイル
9bからf + 〜rn(f + ≦100KIlz〜
20[lK11z≦rn)の範囲周波数が所定の周期で
繰り返し放射される。そして、作業員はこのアンテナコ
イル9bを地面へ向けて、左右に振りながら探査を開始
する。この場合、図示のように、c1地点から真下に標
識シート2aが存在し、そのシート2a上に固定素子5
aおよび任意素子6aが存在すると、検出装置7のラン
プLl、L2が順次点灯を繰り返す。すなわち、検出装
置7は、100KHzの周波数を発振した時点で、この
周波数にアンテナATと結合した固有素子5aが共振す
るので、この固有素子5aに発振エネルギーが吸収され
る。この結果、発振回路9aの出力信号e。の出力レヘ
ルが低減(第6図(ロ)参照)する。そして、この出力
信号e。が増幅器13(第5図参照)に供給されるとと
もに、判別回路I+の同期信号入力端子syに供給され
る。増幅器13に供給された出力信号e0は所定の電圧
値Eoまで増幅された後、フィルタ回路F、を通過する
。この際、フィルタ回路Flを通過した出力信号E o
+は、同期信号入力端子Syに供給される出力信号e
。に同期して判別回路11のアナログ信号入力端子■1
を介して同回路11に読み込まれる。そして、出力信号
Eo+が判別回路11に読み込まれた後、同回路11の
出力端子0.を介して出力信号Eo+は、操作表示部1
2へ供給される。これにより、操作表示部12にてラン
プL1が点灯する。
電源スィッチを投入すると、同装置7のアンテナコイル
9bからf + 〜rn(f + ≦100KIlz〜
20[lK11z≦rn)の範囲周波数が所定の周期で
繰り返し放射される。そして、作業員はこのアンテナコ
イル9bを地面へ向けて、左右に振りながら探査を開始
する。この場合、図示のように、c1地点から真下に標
識シート2aが存在し、そのシート2a上に固定素子5
aおよび任意素子6aが存在すると、検出装置7のラン
プLl、L2が順次点灯を繰り返す。すなわち、検出装
置7は、100KHzの周波数を発振した時点で、この
周波数にアンテナATと結合した固有素子5aが共振す
るので、この固有素子5aに発振エネルギーが吸収され
る。この結果、発振回路9aの出力信号e。の出力レヘ
ルが低減(第6図(ロ)参照)する。そして、この出力
信号e。が増幅器13(第5図参照)に供給されるとと
もに、判別回路I+の同期信号入力端子syに供給され
る。増幅器13に供給された出力信号e0は所定の電圧
値Eoまで増幅された後、フィルタ回路F、を通過する
。この際、フィルタ回路Flを通過した出力信号E o
+は、同期信号入力端子Syに供給される出力信号e
。に同期して判別回路11のアナログ信号入力端子■1
を介して同回路11に読み込まれる。そして、出力信号
Eo+が判別回路11に読み込まれた後、同回路11の
出力端子0.を介して出力信号Eo+は、操作表示部1
2へ供給される。これにより、操作表示部12にてラン
プL1が点灯する。
また、同様に、検出装置7は、150KHzの周波数を
発振した時点で、この周波数にアンテナA Tと結合し
た任意素子6aが共振するので、この任意素子6aに発
振エネルギーが吸収される。
発振した時点で、この周波数にアンテナA Tと結合し
た任意素子6aが共振するので、この任意素子6aに発
振エネルギーが吸収される。
この結果、発振回路9aの出力信号e。の出力レベルが
低減(第6図(ハ)参照)する。そして、この出力信号
e。が増幅器13に供給されるとともに、判別回路11
の同期信号入力端子syに供給される。
低減(第6図(ハ)参照)する。そして、この出力信号
e。が増幅器13に供給されるとともに、判別回路11
の同期信号入力端子syに供給される。
増幅器13に供給された出力信号e。は所定の電圧値E
oまで増幅された後、フィルタ回路F、を通過ケる。こ
の際、フィルタ回路Ftを通過した出力信号Eatは、
同期信号入力端子syに供給される出力信号e。に同期
して判別回路11のアナログ信号入力端子I、を介して
同回路IIに読み込まれる。そして、出力信号Eotが
判別回路11に読み込まれた後、同回路11の出力端子
O1を介して出力信号Eo、は操作表示部12へ供給さ
れる。これにより、操作表示部12にてランプL2が点
灯する。
oまで増幅された後、フィルタ回路F、を通過ケる。こ
の際、フィルタ回路Ftを通過した出力信号Eatは、
同期信号入力端子syに供給される出力信号e。に同期
して判別回路11のアナログ信号入力端子I、を介して
同回路IIに読み込まれる。そして、出力信号Eotが
判別回路11に読み込まれた後、同回路11の出力端子
O1を介して出力信号Eo、は操作表示部12へ供給さ
れる。これにより、操作表示部12にてランプL2が点
灯する。
しかして、作業員はCI地点の真下に枝管(この場合、
枝管wb)があり、更に分岐点BPがあることを確認す
ることができる。
枝管wb)があり、更に分岐点BPがあることを確認す
ることができる。
次に、作業員は水道管の枝管wbおよび分岐点BPを検
出した後、更に、枝管wbを検出しながら図中矢印り方
向に沿って進む。この際、標識シート2aにはアンテナ
AT、AT・・・・・・が千鳥状に連続して張り巡らさ
れ、各アンテナに一個づつ固有素子5 a、 5 a・
・・・・が配置されているので、周波数100KI−1
zの周波数が発振される毎に、アンテナAT・・・・・
・・に結合した各固有素子5 a、 5 a・・・・・
・に吸収される発振エネルギーは一定量となり、ランプ
L1は一定の発光量で発光する。しかして、作業員はラ
ンプL 1の発光を確かめながら標識シート2aの埋設
方向を検出することができる。
出した後、更に、枝管wbを検出しながら図中矢印り方
向に沿って進む。この際、標識シート2aにはアンテナ
AT、AT・・・・・・が千鳥状に連続して張り巡らさ
れ、各アンテナに一個づつ固有素子5 a、 5 a・
・・・・が配置されているので、周波数100KI−1
zの周波数が発振される毎に、アンテナAT・・・・・
・・に結合した各固有素子5 a、 5 a・・・・・
・に吸収される発振エネルギーは一定量となり、ランプ
L1は一定の発光量で発光する。しかして、作業員はラ
ンプL 1の発光を確かめながら標識シート2aの埋設
方向を検出することができる。
次に、作業員が図中地点C2に到達すると、同装置7の
ランプL2〜L4が順次点灯を繰り返す。
ランプL2〜L4が順次点灯を繰り返す。
この場合、150KHzの周波数を発振した時点でアン
テナATに結合した任意素子6aが共振し、発振回路9
aの出力信号e。(第6図(ハ)参照)が低減する。そ
して、この出力信号e。が増幅回路13によって所定の
電圧値Eoまで増幅された後、フィルタ回路F、を通過
し、そして判別回路11を介して操作表示部12へ供給
される。これにより、操作表示部12にてランプL2が
点灯する。次いで、175KHzの周波数を発振した時
点でアンテナATに結合した任意素子6cが共振し、発
振回路9aの出力信号e。(第6図(ニ)参照)が低減
する。そして、上述した場合と同様に、出力信号e。
テナATに結合した任意素子6aが共振し、発振回路9
aの出力信号e。(第6図(ハ)参照)が低減する。そ
して、この出力信号e。が増幅回路13によって所定の
電圧値Eoまで増幅された後、フィルタ回路F、を通過
し、そして判別回路11を介して操作表示部12へ供給
される。これにより、操作表示部12にてランプL2が
点灯する。次いで、175KHzの周波数を発振した時
点でアンテナATに結合した任意素子6cが共振し、発
振回路9aの出力信号e。(第6図(ニ)参照)が低減
する。そして、上述した場合と同様に、出力信号e。
が増幅’1413、フィルタ回路F3、判別回路11を
経て操作表示部12へ供給される。これにより、操作表
示部12にてランプL3が点灯する。次いで、200K
Hzの周波数を発振した時点でアンテナに結合した固有
素子5bが共振し、発振器9aの出力信号eo(第6図
(ホ)参照)が低減する。そして、上述した場合と同様
に、出力信号e0が増幅器13、フィルタ回路F4およ
び判別回路11を経て操作表示部12へ供給される。こ
れにより、操作表示部12にてランプL4が点灯する。
経て操作表示部12へ供給される。これにより、操作表
示部12にてランプL3が点灯する。次いで、200K
Hzの周波数を発振した時点でアンテナに結合した固有
素子5bが共振し、発振器9aの出力信号eo(第6図
(ホ)参照)が低減する。そして、上述した場合と同様
に、出力信号e0が増幅器13、フィルタ回路F4およ
び判別回路11を経て操作表示部12へ供給される。こ
れにより、操作表示部12にてランプL4が点灯する。
しかして、作業員は地点C1の真下に母管Wa、分岐点
BPおよび隣接するガス管Gsが存在することが確認さ
れる。
BPおよび隣接するガス管Gsが存在することが確認さ
れる。
次に、作業員は水道管の母管Wa、分岐点BPおよび隣
接するガス管Gsを検出した後、今度は母管Waを検出
しながら、これに沿って進む。この際、標識シート2b
にはアンテナA T 、A T・・・・・・が千鳥状に
連続して張り巡らされ、各アンテナに一個づつ固有素子
5 b、 5 b・・・・・・が配置されているので、
200KHzの周波数が発振される毎に、アンテナAT
に結合した各固有素子5.b、 5 b・・・・・・に
吸収される発振エネルギーは一定量となり、ランプL4
は一定の発光量で発光する。しかして、作業員はランプ
L4の発光を確かめながら標識シート2bの埋設方向を
検出することができる。
接するガス管Gsを検出した後、今度は母管Waを検出
しながら、これに沿って進む。この際、標識シート2b
にはアンテナA T 、A T・・・・・・が千鳥状に
連続して張り巡らされ、各アンテナに一個づつ固有素子
5 b、 5 b・・・・・・が配置されているので、
200KHzの周波数が発振される毎に、アンテナAT
に結合した各固有素子5.b、 5 b・・・・・・に
吸収される発振エネルギーは一定量となり、ランプL4
は一定の発光量で発光する。しかして、作業員はランプ
L4の発光を確かめながら標識シート2bの埋設方向を
検出することができる。
以後、作業員は掘起こす予定の範囲内において、上記し
た検知手順により、地中内の水道管その他の配管等の埋
設状態を確認する。
た検知手順により、地中内の水道管その他の配管等の埋
設状態を確認する。
このように、アンテナAT、AT・・・・・・を設けた
標識シー)2a、2bに固有素子5 a、 5 bおよ
び任意素子6 a、 6 bを該アンテナA T 、A
T・・・・・・と電磁的に接続してなる標識体DTを
用いることにより、前記固有素子5 a、 5 bおよ
び任意素子6a、6bの各共振周波数を発振させたとき
に、該アンテナAT。
標識シー)2a、2bに固有素子5 a、 5 bおよ
び任意素子6 a、 6 bを該アンテナA T 、A
T・・・・・・と電磁的に接続してなる標識体DTを
用いることにより、前記固有素子5 a、 5 bおよ
び任意素子6a、6bの各共振周波数を発振させたとき
に、該アンテナAT。
AT・・・・・・が張り巡らされた範囲内で各素子5a
、5b、6aおよび6b各々に一定の発振エネルギーが
吸収される。すなわち、発振装置7側にあっては、該ア
ンテナA T 、A T・・・・・・が張り巡らされた
範囲内で一定の検出信号レベルで前記各素子5 a、
5 b。
、5b、6aおよび6b各々に一定の発振エネルギーが
吸収される。すなわち、発振装置7側にあっては、該ア
ンテナA T 、A T・・・・・・が張り巡らされた
範囲内で一定の検出信号レベルで前記各素子5 a、
5 b。
6aおよび6bを検出することができる。
また、一つのアンテナATに少なくとも一個(分岐点や
、隣接する他の配管が存在する地点では、固有素子と任
意素子を−っのアンテナに配置する場合があるので)の
固有素子または任意素子を配置するので、標識シート2
a、2bに配置する各素子の数を多く必要としない。
、隣接する他の配管が存在する地点では、固有素子と任
意素子を−っのアンテナに配置する場合があるので)の
固有素子または任意素子を配置するので、標識シート2
a、2bに配置する各素子の数を多く必要としない。
なお、上記実施例において、標識シート2a、2bに設
けたアンテナAT、AT・・・・・・の形状をループ状
にして千鳥状に配置したが、これらを第7図(イ)に示
すように、棒状に形成して千鳥状に配置させたり、同図
(ロ)に示すように、ループ状に形成して直列に配置さ
せたり、同図(ハ)に示すように、棒状に形成して直列
に配置させたりしても良い。
けたアンテナAT、AT・・・・・・の形状をループ状
にして千鳥状に配置したが、これらを第7図(イ)に示
すように、棒状に形成して千鳥状に配置させたり、同図
(ロ)に示すように、ループ状に形成して直列に配置さ
せたり、同図(ハ)に示すように、棒状に形成して直列
に配置させたりしても良い。
また、上記実施例において、アンテナAT、AT・・・
・と固有素子5 a、 5 bおよびアンテナAT、A
′F・・・・・・と任意素子6 a、 6 bとの接続
を電磁的に行ったが、これを第8図に示すように、アン
テナATにコイルLとコンデンサCを直結しても良い。
・と固有素子5 a、 5 bおよびアンテナAT、A
′F・・・・・・と任意素子6 a、 6 bとの接続
を電磁的に行ったが、これを第8図に示すように、アン
テナATにコイルLとコンデンサCを直結しても良い。
また、標識シート内にコイルLとコンデンサCを埋め込
んでアンテナに接続するようにしても良い。
んでアンテナに接続するようにしても良い。
また、上記実施例において、固有素子5a、5bおよび
任意素子6 a、 6 b各々を構成するコイル内にフ
ェライトコアを挿入することにより、インダクタンスを
増加させることができ、回路のQ(共振の鋭さ)を大き
くすることができる。この結果、周波数に対する選択性
が良くなる。すなわち、共振周波数が近接した固有素子
または任意素子を使用することができる。また、固有素
子5 a、 5 bおよび任意素子6 a、 6 bの
各々を、コンデンサとコイルとから構成する他に水晶発
振子等を用いても良い。この場合、第9図に示すように
、水晶発振子Xは、その等価回路がコイルLd、コンデ
ンサcdおよび抵抗Rdの直列共振回路に電極間静電容
量Ceが並列に入った乙のとなっている。すなわち、上
述した固有素子5aと同様の機能を有する。
任意素子6 a、 6 b各々を構成するコイル内にフ
ェライトコアを挿入することにより、インダクタンスを
増加させることができ、回路のQ(共振の鋭さ)を大き
くすることができる。この結果、周波数に対する選択性
が良くなる。すなわち、共振周波数が近接した固有素子
または任意素子を使用することができる。また、固有素
子5 a、 5 bおよび任意素子6 a、 6 bの
各々を、コンデンサとコイルとから構成する他に水晶発
振子等を用いても良い。この場合、第9図に示すように
、水晶発振子Xは、その等価回路がコイルLd、コンデ
ンサcdおよび抵抗Rdの直列共振回路に電極間静電容
量Ceが並列に入った乙のとなっている。すなわち、上
述した固有素子5aと同様の機能を有する。
また、標識シート内にあらかじめアンテナと通常子(埋
設されている例えば、水道管を識別するために設定した
共振周波数を有する固有素子を設けておいて、水道管の
埋設されている配管の上方にこの標識シートを布設し、
さらに施工中に水道管の分岐する位置またはこの水道管
の近傍に既にガス管が埋設されている時はこのガス管を
も識別するために任意素子を水道管の標識シート左電磁
的または電気的に接続するように埋設すると、固有素子
と任意素子の組合せによって、埋設配管の分岐位置や埋
設配管の種類の検出が容易に行える。
設されている例えば、水道管を識別するために設定した
共振周波数を有する固有素子を設けておいて、水道管の
埋設されている配管の上方にこの標識シートを布設し、
さらに施工中に水道管の分岐する位置またはこの水道管
の近傍に既にガス管が埋設されている時はこのガス管を
も識別するために任意素子を水道管の標識シート左電磁
的または電気的に接続するように埋設すると、固有素子
と任意素子の組合せによって、埋設配管の分岐位置や埋
設配管の種類の検出が容易に行える。
さらに、標識シート内に設けた固有素子の他に別途用意
した任意素子をも組合せて用いることによって、現場施
工も簡易である。固有素子と任意素子の組合せによって
、検出できる埋設物の情報量は各々共振周波数が異る固
有素子と任意素子の合計数をn個とすると2n−1とな
り、少ない素子で多量の情報量を得ることができる。
した任意素子をも組合せて用いることによって、現場施
工も簡易である。固有素子と任意素子の組合せによって
、検出できる埋設物の情報量は各々共振周波数が異る固
有素子と任意素子の合計数をn個とすると2n−1とな
り、少ない素子で多量の情報量を得ることができる。
「発明の効果コ
以上説明したようにこの発明によれば、アンテナを設け
た標識シートに特定周波数に共振する共振素子を電磁的
または電気的に接続してなる標識体を用いることにより
、検出装置から前記特定周波数を発振させたときに、該
共振素子は該アンテナか張り巡らされた範囲内で一定量
の発振エネルギーを吸収する。すなわち、検出装置にあ
っては、アンテナが張り巡らされた範囲内で共振素子を
探査するにあたり、一定レベルの検出信号が得られる。
た標識シートに特定周波数に共振する共振素子を電磁的
または電気的に接続してなる標識体を用いることにより
、検出装置から前記特定周波数を発振させたときに、該
共振素子は該アンテナか張り巡らされた範囲内で一定量
の発振エネルギーを吸収する。すなわち、検出装置にあ
っては、アンテナが張り巡らされた範囲内で共振素子を
探査するにあたり、一定レベルの検出信号が得られる。
したがって、地中に埋設されたガス管や水道管等の地中
埋設物を、その埋設方向に沿って連続して探査する際に
、探査する埋設物と非対象物とを正確に識別できる。
埋設物を、その埋設方向に沿って連続して探査する際に
、探査する埋設物と非対象物とを正確に識別できる。
また、一つのアンテナに1個の共振素子を割り当てれば
良いので、埋設時に標識シートに取り付ける共振素子の
数が少なくて済む。したがって、設備が安価になる。
良いので、埋設時に標識シートに取り付ける共振素子の
数が少なくて済む。したがって、設備が安価になる。
第1図はこの発明の方法の一実施例を説明するための図
、 第2図は同実施例に適用される標識シートを示す平面図
、 第3図は第2図のAA線断面図、 第4図は前記実施例に適用される共振素子の電気的構成
を示す図、 第5図は前記実施例に適用される検出装置の電気的構成
を示すブロック図、 第6図は前記検出装置の動作を説明するための波形図、 第7図は前記標識シートの他の応用例を示す平面図、 第8図は前記標識シートと前記共振素子との電気的接続
を示す図、 第9図は前記共振素子の他の応用例を示す図である。 2a、2b・・・・・・標識シート、 5a、5b・・・・・・固有素子、 6 a、 6 b −−−−=任意素子(5a、5b、
6aおよび6bは各々共振素子)、 A T 、 A T ・−・・ アンテナ(2a、 2
b、 5 a、 5 b、 6 a。 6bおよびアンテナA T 、A T・・・・・・は標
識体DTを構成する)、 7 ・・・・・・検出装置。
、 第2図は同実施例に適用される標識シートを示す平面図
、 第3図は第2図のAA線断面図、 第4図は前記実施例に適用される共振素子の電気的構成
を示す図、 第5図は前記実施例に適用される検出装置の電気的構成
を示すブロック図、 第6図は前記検出装置の動作を説明するための波形図、 第7図は前記標識シートの他の応用例を示す平面図、 第8図は前記標識シートと前記共振素子との電気的接続
を示す図、 第9図は前記共振素子の他の応用例を示す図である。 2a、2b・・・・・・標識シート、 5a、5b・・・・・・固有素子、 6 a、 6 b −−−−=任意素子(5a、5b、
6aおよび6bは各々共振素子)、 A T 、 A T ・−・・ アンテナ(2a、 2
b、 5 a、 5 b、 6 a。 6bおよびアンテナA T 、A T・・・・・・は標
識体DTを構成する)、 7 ・・・・・・検出装置。
Claims (3)
- (1)帯状の標識シートにアンテナを設けるとともに、
このアンテナに特定周波数にのみ共振する共振素子を電
磁的または電気的に接続し、この共振素子を前記アンテ
ナに接続した状態で前記標識シートを地中埋設物の近傍
に埋設し、前記特定周波数の信号を発振させたときに前
記共振素子に発振エネルギーが吸収されることを検出で
きる検出装置を用い、この検出装置から前記特定周波数
を発振させて、発振エネルギーが吸収される地点を探査
することにより、前記地中埋設物の埋設状態を確認する
ことを特徴とする地中埋設物の検出方法。 - (2)アンテナが設けられた帯状の標識シートと、前記
アンテナに電磁的または電気的に接続される共振素子と
を具備することを特徴とする標識体。 - (3)前記標識体はその共振周波数を違えることによっ
て前記地中埋設物の有無情報、種類情報、または該地中
埋設物の位置情報を指示するものであることを特徴とす
る請求項2記載の標識体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079047A JP2597381B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 地中埋設物の検出に用いられる標識体およびこの標識体の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63079047A JP2597381B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 地中埋設物の検出に用いられる標識体およびこの標識体の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01250888A true JPH01250888A (ja) | 1989-10-05 |
JP2597381B2 JP2597381B2 (ja) | 1997-04-02 |
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ID=13678990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63079047A Expired - Fee Related JP2597381B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 地中埋設物の検出に用いられる標識体およびこの標識体の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597381B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05157853A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-25 | Nippon Chikou Kk | 地中埋設物用防護板 |
US5578926A (en) * | 1992-10-21 | 1996-11-26 | Vallon Gmbh | Locating system for finding magnetic objects in the ground including improved means for accurate correlation of measured magnetometer probe signals to probe positions |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4826328A (ja) * | 1971-08-10 | 1973-04-06 | ||
JPS4827762A (ja) * | 1971-08-10 | 1973-04-12 | ||
JPS5943212A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-10 | Taisei Polymer Kk | 埋設物標識 |
JPS6310300A (ja) * | 1986-07-01 | 1988-01-16 | 三菱電機株式会社 | ナビゲ−シヨン・システム |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63079047A patent/JP2597381B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US5578926A (en) * | 1992-10-21 | 1996-11-26 | Vallon Gmbh | Locating system for finding magnetic objects in the ground including improved means for accurate correlation of measured magnetometer probe signals to probe positions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597381B2 (ja) | 1997-04-02 |
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