JPH0125035Y2 - - Google Patents

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JPH0125035Y2
JPH0125035Y2 JP1980190848U JP19084880U JPH0125035Y2 JP H0125035 Y2 JPH0125035 Y2 JP H0125035Y2 JP 1980190848 U JP1980190848 U JP 1980190848U JP 19084880 U JP19084880 U JP 19084880U JP H0125035 Y2 JPH0125035 Y2 JP H0125035Y2
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JP
Japan
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amplifier
speaker
treble
time constant
band
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JP1980190848U
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JPS57109617U (ja
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、マルチ・チヤンネルアンプに関
し、その歪を軽減することを目的としている。
従来、オーデイオ増幅器におけるマルチチヤン
ネルアンプ方式(可聴周波帯域を複数個に分割
し、夫々の帯域ごとにアンプを接続し、各帯域専
用のスピーカを駆動する方式)は、例えば第1図
に示す構成であつて、1はプリアンプ、2はチヤ
ンネルデイバイダ、3はレベル調整器、4は高音
用パワーアンプ、5は低音用パワーアンプ、6は
高音用スピーカ、7は低音用スピーカである。
これは、アンプ系の混変調歪が軽減されるこ
と、正確な分割特性が得られることなどの利点が
あるのでよく使用されているが、高音用スピーカ
6の能率(例えば115dB)に比し、低音用スピー
カ7の能率(例えば95dB)が通常20dB程度低い
ので、高音用パワーアンプ4とチヤンネルデイバ
イダ2の間のレベル調整器3でレベル合わせさせ
るのが普通である。従つてこの場合、高音用パワ
ーアンプ4は小出力動作であるため、歪が多いと
いう問題があつた。第2図(アンプの歪特性の
例)はこの様子を示すもので、B点より小出力の
A点において歪が大である。
本考案は、この点に鑑みなされた方式として、
本考案実施例を示す第3図を流用して説明する
と、高音用パワーアンプ4と高音用スピーカ6と
の間にレベル合わせ用減衰器を挿入したものが存
在する。この方式では、例えば高音用スピーカ6
と低音用スピーカ7との能率の差が20dBである
とすると、減衰器8の減衰量を20dBとすること
により、高音用パワーアンプ4の動作が、第2図
のB点即ち低歪率領域で行われるので歪が少い。
更に、SN比、B級プツシユプル増幅におけるク
ロスオーバ歪、スイツチング歪が20dB改善され
るが、この場合の減衰器は、第1図に於けるレベ
ル調整器3が高音用パワーアンプ4の入力電圧を
調整しているのに対し、該パワーアンプ4から高
音用スピーカ6に流入する信号電流の減衰を行う
ので、当該減衰器を構成する抵抗体が信号電流の
熱作用によつて発熱しその抵抗値が変化する。
この場合、高音用スピーカ6のボイスコイルも
発熱し、そのインピーダンスが変化するが、従来
の減衰器では、瞬時瞬時の信号電流の値の変化に
対応して、該信号電流の熱作用で生じる並列抵抗
R2の発熱による抵抗値変化の温度係数及び時定
数が、同様に信号電流の熱作用で発熱するボイス
コイルの抵抗値変化の温度係数及び時定数とは一
般には一致しないので、第3図に於ける並列抵抗
R2のインピーダンスと高音用スピーカ6のイン
ピーダンスとの割合が設定値から外れ、温度変
化、即ち信号電流の変動につれて並列抵抗R2
ボイスコイルとに分流する各信号電流の割合が時
間的に変動して、高音用スピーカ6に流入する信
号電流に電流歪みが生じるという問題があつた。
上記従来例の問題点を解決するために、本考案
は、第3図の構成に於て、減衰器8を高音用パワ
ーアンプ4と高音用スピーカ6との間に挿入する
とともに、該減衰器8の直列抵抗R1を放熱の良
い温度時定数の大きいものとし、並列抵抗R2
温度時定数および温度係数を高音用スピーカー6
のボイスコイルの温度時定数および温度係数に一
致せしめたものである。
この様な構成の減衰器では直列抵抗R1は放熱
が良好で温度時定数が大きいため信号電流が時間
的に変動しても温度変化が少なく、従つて抵抗値
変動も少なくて安定して回路の定電流特性を維持
し、一方並列抵抗R2とボイスコイルとの並列回
路では、両者の温度時定数および温度係数が等し
いため夫々のインピーダンスも信号電流による発
熱に応じて時間的に同じように変動し、結果とし
て核並列回路の両インピーダンスの割合は変動す
ることなく分流比を一定に保持する。従つて、上
記従来例に見られた並列インピーダンスの分流比
の変動に起因する電流歪を軽減する効果を有す
る。この場合、並列抵抗R2を数種のスピーカの
温度係数及び時定数に合わせて、切替える構成と
することができる。尚、以上の例は可聴周波帯を
2つに分割した場合を示したが、3つ以上に分割
した場合も同様に考えられること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はマルチチヤンネルアンプ方式の一般的
構成図、第2図はアンプの歪特性図、第3図は本
考案増幅器の主要部を示す。 4は高音用パワーアンプ、6は高音用スピー
カ、8は減衰器、R1は直列抵抗、R2は並列抵抗
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可聴周波帯域を複数個に分割し、それぞれの帯
    域ごとにアンプを接続し、各帯域専用のスピーカ
    を駆動するマルチチヤンネルアンプ方式におい
    て、高音用パワーアンプ4と高音用スピーカ6と
    の間に挿入されているレベル合わせ用の減衰器8
    の直列抵抗R1を放熱の良い温度時定数の大きい
    ものとし、並列抵抗R2を高音用スピーカ6のボ
    イスコイルの温度時定数および温度係数に一致せ
    しめたオーデイオ増幅器。
JP1980190848U 1980-12-25 1980-12-25 Expired JPH0125035Y2 (ja)

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JPS57109617U JPS57109617U (ja) 1982-07-06
JPH0125035Y2 true JPH0125035Y2 (ja) 1989-07-27

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JPS53127526U (ja) * 1976-10-20 1978-10-11

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JPS57109617U (ja) 1982-07-06

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