JPH01250030A - 圧力、および加速度の半導体トランスジューサ - Google Patents

圧力、および加速度の半導体トランスジューサ

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JPH01250030A
JPH01250030A JP16819688A JP16819688A JPH01250030A JP H01250030 A JPH01250030 A JP H01250030A JP 16819688 A JP16819688 A JP 16819688A JP 16819688 A JP16819688 A JP 16819688A JP H01250030 A JPH01250030 A JP H01250030A
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diffused
film
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protective film
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JP16819688A
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Akio Shimomura
昭夫 下村
Hirokazu Hashimoto
廣和 橋本
Hitoshi Nishimura
仁 西村
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車、工業計測および家庭電気機4等各
種の分野に用いて好適な、感度が向上された圧力、およ
び加速度の半導体トランスジューサに関する。
[従来技術] 第5図は半導体トランスジューサのうち、半導体を用い
た圧力センサの構成を示す平面図である。
この図において、lは方形状に形成されたn型のシリコ
ン単結晶基盤(以下、Si基盤という)、2は前記Si
基盤lに形成された方形状のダイヤフラムである。3a
〜3dは各々、ボロン(はう素)等の3族元素を前記ダ
イヤフラム2に熱拡散法またはイオン注入法等によって
形成されたp型の拡散抵抗体であり、検出感度を高める
ためにダイヤフラム2の周縁部および中心部に各々Zv
Aづつ配置されている。4,4・・・・・・は各々、ア
ルミニウム蒸着によって形成されたリード線であり、図
示のように前記拡散抵抗体3a〜3dに接続されている
5は拡散抵抗体38〜3dと前記リード線4,4・・・
・・・を覆うようにSi基盤l上に積層された絶縁膜(
例えば、酸化シリコン(SiOz)膜)である。
第6図は第5図のAA線断面図であり、この図において
、Si基盤lの下面から上面付近に至るまで削られた切
欠によって、ダイヤフラム2が形成されている。このダ
イヤフラム2の上面には拡散抵抗体38〜3dが形成さ
れ、さらに、これら拡散抵抗体38〜3dを覆うように
絶縁膜5がSi基盤1の上面に形成されている。Si基
盤lのダイヤフラム2を除いた残りの部分が枠体1aで
ある。
なお、拡散抵抗体3a〜3d各々をダイヤフラム2に形
成した際に、これら拡散抵抗体38〜3dとダイヤフラ
ム2との間に空乏層(図示路)が形成され、これによっ
て拡散抵抗体3a〜3dとダイヤフラム2とが電気的に
絶縁されている。
以上が従来の半導体を用いた圧力センサの概要である。
次に、従来の加速度センサについて説明する。
第8図は従来の半導体を用いた加速度センサの構成を示
す平面図である。
この図において、10は方形状に形成されたSi基盤で
あり、このSi基盤lOの周縁部に沿って略平面“C”
字状の空隙部11が形成されている。
10aは片持梁部であり、前記空隙部11によって細く
形成されている。この片持梁部10aの先端には方形状
の重り部10bが形成されている。
また、片持梁部10aを支持する側のSi基盤10が支
持部10cとなる。12.12は各々前記片持梁部10
aの上面にボロン等の3族元素を熱拡散法またはイオン
注入法等によって形成されたp型の拡散抵抗体であり:
検出感度を高めるために片持梁部10aとSi基盤10
との接続部分の同梁部10a側に形成されている。
第9図は第8図のBB線断面図であり、この図において
、Si基盤lOの下面から上面付近に至るまで削られた
切欠によって、片持梁部10aが形成されている。また
、片持梁部10aには拡散抵抗体12.12(一方はこ
の図では見えない)が形成され、さらに、これら拡散抵
抗体12.12を覆うように絶縁膜13がSi基盤lO
の上面に形成されている。前記拡散抵抗体12.12を
片持梁部10aに形成した際に、拡散抵抗体12812
と片持梁部10aとの間に空乏層(図示路)が形成され
、ごの空乏層によって拡散抵抗体12.12と片持梁部
10aとが電気的に絶縁されている。
以上が従来の半導体を用いた加速度センサの説明である
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述した従来の圧力センサにあっては、ダイ
ヤフラム2(第6図参照)に拡散抵抗体33〜3dを形
成したときに、これら拡散抵抗体3a〜3dとダイヤフ
ラム2との間に空乏層が形成され、これによって拡散抵
抗体3a〜3dとダイヤフラム2との間の電気的絶縁性
が保たれているが、使用環境温度の上昇に伴い、センサ
自体が高温になったときに、空乏層内にてキャリアの発
生数が多くなる。このため、ある温度を越えた時点で同
空乏層内に電流(リーク電流)が流れてしまい、拡散抵
抗体3a〜3d各々の間が導通状態になって、使用不能
になるという問題がある。一方、この問題は、加速度セ
ンサにあっても同様に、ある温度を越えたときに、拡散
抵抗体12.12(第8図参照)と片持梁部10aとの
間にリーク電流が流れ、これらの間が導通状態になって
使用不能になる。
そこで、上記問題点を解決して使用上限温度を高めるた
めに、例えば、第7図に示すように、圧力センサにあっ
ては、サファイア基盤8を使用し、これに上面にシリコ
ン単結晶をエピタキシャル成長させて拡散抵抗体98〜
9dを形成したもの(SO5基盤と称されている)が開
発されている。この場合、サファイアは高絶縁性を有し
ており、高温度(300℃程度)までの使用が可能であ
る。しかし、その反面、サファイアは非常に高価である
ことと、ダイアフラムの加工が難しいなどの問題がある
また、他の問題として、圧力センサにあってはダイヤフ
ラム2を、また加速度センサにあっては、片持梁部10
aをそれぞれエツチングすることによって形成するので
、厚さの制御が非常に難しく、高感度のセンサを作成す
ることができない。そこで、上記問題点を解決して検出
感度を向上させろために、例えば、加速度センサにあっ
ては、重り部job(第9図参照)に金属を乗せて重り
部自体の重量を増加させたものが開発されている。しか
し、検出感度を高めるために片持梁部10aを細くかつ
薄く形成するので、金属を乗せることは同梁部を破損さ
せ易く、その作成に困難が伴うという問題がある。
このように、従来の圧力センサおよび加速度センサなど
の半導体トランスジューサには、高温まで動作が可能で
、かつ検出感度が高く、しから低価格なものは無かった
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、高温
まで動作が可能で、かつ高感度で、しから低価格な圧力
、および加速度の半導体トランスジューサを提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上述の課題を解決するために、応力により変
位する撓み部分と、該撓み部分と一体的な支持固定体と
を有し、主として半導体単結晶基盤から形成される半導
体トランスジューサであって、該撓み部分は少なくとも
絶縁膜と、該絶縁膜上に形成される拡散抵抗体と、該拡
散抵抗体を被覆する保護膜とにより構成されるものであ
る。
そして、圧力センサにあっては、絶縁膜およびこの絶縁
膜に設けられる拡散抵抗部、およびこの拡散抵抗部の表
面上に形成される保護膜(絶縁膜)を有する撓み部分で
ある可動部と、該可動部の周囲を支持する支持固定部と
を具備することを特徴とし、 加速度センサにあっては、絶縁膜で形成される梁部であ
る可動部と、該梁部を少なくとも一箇所で支持する支持
固定部と、前記可動部に形成されろ拡散抵抗部と、この
拡散抵抗部の表面上に形成される保護膜(絶縁膜)とを
有することを特徴とするものである。
[作用] 上記目的を達成するために、この発明による圧力、およ
び加速度の半導体トランスジユーザは、撓み部分である
絶縁膜上に複数個の拡散抵抗体を形成するため、撓み部
分が可決的に薄く形成できるようになると共に、これら
拡散抵抗量上に保護膜などを形成することにより絶縁性
が大幅に向−卜するようになる。
[実施例〕 以下、図面を参照してこの発明の実施例についいて説明
する。
第1図は、本発明の半導体トランスジューサのうち、圧
力センサの一実施例の構成を示す断面図である。なお、
この図において、前述した第5図と対応する部分には同
一の符号を付してその説明を省略する。
第1図において、10.10・・・は各々拡散抵抗体3
8〜3dの表面およびSi基盤lの内壁面に形成された
絶縁膜(SiOz膜等)である。+1はダイヤフラムで
あるポリシリコン(poly S i)膜であり、前記
絶縁膜10.10・・・の表面に所定の厚みで形成され
ている。なお、本発明においては、ポリシリコン膜11
と、内壁面に形成される絶縁膜1O1lO・・・とを総
括して保護膜とする。さて、この場合、ポリシリコン膜
11の膜圧を変えることにより検出感度を変化させろこ
とができる。また、エツチングが行なわれなかった部分
が支持固定体である枠体1aにより支持されている。
このように構成された圧力センサにおいて、拡散抵抗体
33〜3d各々が、絶縁膜10.10・・・によって覆
われているため、センサ自体が高温になってもこれら拡
散抵抗体3a〜3d各々の間を流れるリーク電流が増大
しない。したがって、高温までの使用が可能になる。
次に、第2図を参照して上述した実施例である圧力セン
サの製造工程の一例について説明する。
■まず、熱拡散法を用いてSi基盤1の上面に拡散抵抗
体38〜3dをそれぞれ形成する。すなわち、n型のS
i基盤lを拡散炉内に配置し、1000℃〜1200℃
の雰、囲気中で高濃度のボロンを供給し、p型の拡散抵
抗体3a〜3dを形成する(第2図(イ)参照)。次い
で、拡散抵抗体3a〜3dを形成した後、Si基盤lの
上面に真空蒸着法等によって、アルミニウム層を形成し
、次いで、フォトリソグラフィによって、リード線4.
4・・・(図示路)を形成する。
■そして、拡散抵抗体3a〜3dおよびリード線4.4
・・・の形成後、Si基盤lの上下面部々に熱酸化処理
を行い、SiOx膜(以下、絶縁膜という)5゜6を形
成する(第2図(ロ)参照)。この場合、Si0、膜5
,6は耐エツチング性を有する。
■次いで、絶縁膜5.6の形成後、フォトリソグラフィ
によって、絶縁膜6にダイヤフラム形成用の窓7を開け
る(第2図(ハ)参照)。
■上記工程が終了した後、KO)(、ヒドラジンまたは
E P W等のエツチング液を用いてSi基盤lの下面
から絶縁膜5に至るまでエツチングを行い、切欠を形成
する(第2図(ニ)参照)。この場合、拡散抵抗体3a
〜3dおよび絶縁膜5では、エツチングレートが低下し
てエツチングが略ストップずろか、これら以外の部分が
略完全に除去される。
そして、エツチングが行なわなかった部分が枠体1aに
なる。
■次いで、切欠の形成後、Si基盤1の下面に熱酸化処
理を行い、SiOx膜(以下、絶縁膜という)to、1
0・・・を形成する(第2図(ホ)参照)。これにより
、拡散抵抗体3a〜3dが絶縁膜10.lO・・・に覆
われる。なお、熱酸化処理の代わりに、CV D (c
hemical vapor deposition)
法によって、S 102. S 13N 4. P S
 GまたはBSG等の絶縁膜を形成しても良い。
■次いで、絶縁膜10.10・・・の形成後、CVD法
によって、これら絶縁膜10.10・・・の表面上にポ
リシリコン(P oly−8i)膜11を形成する(第
2図(へ)参照)。このポリシリコン膜11によってダ
イヤフラムが形成される。この場合、先に述べたように
ポリシリコン膜11の厚みを変えろことによって検出感
度が変化するので、所望の検出感度を得ることができる
。上述した絶縁膜1O1lO・・・およびポリシリコン
膜11により保護膜が形成される。
■そして、絶縁膜to、to・・・およびポリシリコン
膜11の不要な部分(枠体1aの下面の形成された部分
)を除去する(第2図(ト)参照)。すなわち、CF4
プラズマによりポリシリコン膜11を除去し、次いで、
フッ化水素(HP)系のエッチャントにより絶縁膜6を
除去する。なお、ポリシリコン膜11および絶縁膜6を
それぞれ除去する必要がない場合はそのまま残しても良
い。
上記した製造工程により圧力センサが作成される。
このように、絶縁膜5の下面に設けられた複数個の拡散
抵抗体3a〜3d各々の表面上に絶縁膜1O110・・
・を形成したので、電気的な絶縁性が向上し、センサが
高温になっても拡散抵抗体38〜3d各々の間にリーク
電流がほとんど流れない。
したがって、高温まで使用が可能になる。また、絶縁膜
10.10・・・を拡散抵抗体38〜3dの表面上に形
成するだけで良いので、サファイアからなる基盤を用い
る場合と比較して安価に作成できる。
また、ダイヤフラムを主としてポリシリコン膜llによ
って形成するので、容易にその膜厚の制御ができる。し
たがって、膜厚を非常に薄く形成でき、検出感度を向上
させることかできる。
次に、この発明の他の実施例である加速度センサについ
て説明する。
第3図はこの発明の加速度センサの一実施例の構成を示
す断面図である。なお、この図において、前述した第9
図と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。
第3図において、16はSi基盤14の上面に形成され
た5ift膜(以下、絶縁膜という)、18゜24は各
々Si基盤14の下面全体に形成されたポリシリコン、
5ideまたは窒化シリコン(Si3N、)等からなる
保護膜である。この場合、保護膜18はSi基盤lの下
面に形成されており、保護膜24はSi基盤lの切欠の
壁面および貫通孔の壁面に形成されている。上述した絶
縁膜16および保護膜24とで片持梁部19か形成され
る。また、この片持梁部19を支持する側のSi基盤l
が支持部14aとなる。前記絶縁膜16および保護膜2
4各々を非常に薄く形成できるので、これにより形成さ
れた片持梁部19は、わずかな加速度に対しても鋭敏に
反応する。+ 7.17(一方はこの図では見えない)
は各々前記片持梁部19の下面に隣接して設けられた拡
散抵抗体である。
このように形成された加速度センサにおいて、拡散抵抗
体17.17は各々保護膜24によって電気的に絶縁さ
れているため、センサ自体が高温になってもこれらの間
にリーク電流がほとんど流れない。したがって、高温ま
での使用が可能になる。また、片持梁部I9を主として
絶縁膜16および保護膜24で形成するので、膜厚の制
御が容易である。したがって、薄く形成できるので検出
感度を向上させることができる。なお、この加速度セン
サにおいても、前記の圧力センサと同様に拡散抵抗体上
に絶縁膜を形成した上に、感度の自由な調整を主たる目
的とする、ポリシリコン等の保護膜を形成した二重の構
成としても良いが、いずれの場合ら拡散抵抗体上に保護
膜を形成するという表現に含める。
次に、第4図を参照して上述した実施例である加速度セ
ンサの製造工程の一例について説明する。
■まず、熱拡散法を用いて、n型のSi基盤14の上面
に拡散抵抗体17.17(この図では一方は見えない)
およびこれら拡散抵抗体17.17に接続する拡散リー
ド線20.20(一方はこの図では見えない)を形成す
る。すなわち、Si基盤14を拡散炉内に配置し、10
00℃〜1200℃の雰囲気中で高濃度のボロンを供給
し、p型の拡散抵抗体17.I7および拡散リード20
.20・・・を形成する(第4図(イ)参照)。
■次いで、拡散抵抗体17.17および拡散リード線2
0.20・・・の形成後、Si基盤14の上下面部々に
熱酸化処理を行い、5iOz膜(以下、絶縁膜)16.
18を形成する(第4図(ロ)参照)。この場合、絶縁
膜16.18は耐エツチング性を有する。
■上記工程が終了した後、フォトリソグラフィによって
、絶縁膜16に空隙部II(第3図参照)を形成するた
めの窓21を開ける(第4図(ハ)参照)。
■そして、窓21を開けた後、フォトリソグラフィによ
って、絶縁膜18に片持梁部19(第3図参照)および
空隙部11を形成するための窓22.23をそれぞれ開
ける(第4図(ニ)参照)。
■次いで、窓22.23を開けた後、K OH、ヒドラ
ジンまたはEPW等のエツチング液を用いてSi基盤1
4の下面から絶縁@16に至るまでエツチングを行い、
切欠を形成する(第4図(ホ)参照)。
この場合、拡散抵抗体17.17および絶縁膜16では
エツチングレートが低下してエツチングが略ストップす
るが、これら以外の部分は略完全に除去される。これに
より、片持梁部19および空隙部11がそれぞれ形成さ
れろ。
■次いで、片持梁部19および空隙部11を形成した後
、Si基盤14の下面に熱酸化処理を行い、5in2膜
(以下、保護膜という)24を形成する(第4図(へ)
参照)。この保護膜24を形成することによって、セン
サ自体が高温になっても拡散抵抗体17.17の間にリ
ーク電流がほとんど流れなくなる。また、拡散抵抗体1
7.17を酸化から防ぐことができる。
このように、膜厚の制御が容易である絶縁膜16および
保護膜24から片持梁部19を形成するので、検出感度
を向上させることができる。
また、拡散抵抗体17.17各々の表面上に保護膜24
を形成したので、電気的な絶縁性が向上し、センサ自体
が高温になっても拡散抵抗17゜17の間にリーク電流
がほとんど流れない。したかって、高温まで使用が可能
になる。この場合、保護膜24を拡散抵抗17.17各
々の表面上に形成するだけで、これら拡散抵抗17.1
7間のリーク電流の発生を防止できるので、価格の上昇
が少なくて済むという利点が得られる。
なお、上述した加速度センサにおいて、片持梁部19お
よび保護膜24を各々、5iOzで形成したか、この他
に、ポリシリコン、PSG、BSG。
Si、Na等を用いて形成しても良い。
また、上述した加速度センサにおいて、拡1牧抵抗体1
7.17各々の上に被せる保護膜24の形態としては、
これ以外に、圧力センサにおいて説明したように、拡散
抵抗体の回りのみに絶縁膜を被覆し、その上にさらに厚
み調整用の保護膜を重ねた構成の梁部とすることらでき
る。いずれにしても拡散抵抗体の上に保護膜を載せるこ
とになる。
また、上述した加速度センサは、片持梁構造のものにつ
いて説明しであるが、複数の梁部と、重り部を有する半
導体加速度センサにも勿論適用することができる。
[発明の効果] 本発明は、上述のとおり構成されているので、以下の効
果を奏することができる。すなわち、(1)応力により
変位する撓み部分に、絶縁膜を採い、この絶縁膜上に拡
散抵抗体を形成し、その上に保護膜を被覆形成するため
に、サファイヤ基盤等の高価で特殊な材料を使用するこ
となく、高温まで良好な温度特性を示すようになる。
(2)薄い絶縁膜上に拡散抵抗を形成し、その上に膜厚
調整する機能を有する保護膜を形成したので、高い感度
を有するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である圧力センサの構成を
示す断面図、 第2図は前記圧力センサの製造工程を示す図、第3図は
この発明の一実施例である加速度センサの構成を示す断
面図、 第4図は前記加速度センサの製造工程を示す図、第5図
は従来の圧力センサの構成を示す平面図、第6図は第5
図のAA線断面図、 第7図は同圧力センサの他の実施例の構成を示す断面図
、 第8図は従来の加速度センサの構成を示す平面図、 第9図は第8図のBB線断面図である。 l・・・・・・半導体単結晶基盤、 Ia・・・・・・枠体(支持部固定体)、3a〜3d・
・・・・・拡散抵抗体、 10、to・・・・・・・・・絶縁膜、11・・・・・
・ポリシリコン膜(10,10・・・、11は保護膜、
撓み部分)、 14・・・・・・半導体単結晶基盤、 14a・・・・・・支持部(支持部固定体)、!6・・
・・・・絶縁膜、 17.17・・・・・・拡散抵抗体、 19 ・・・・・・片持梁部(撓み部分)、24・・・
・・・保護膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  応力により変位する撓み部分と、該撓み部分と一体的
    な支持固定体とを有し、主として半導体単結晶基盤から
    形成される半導体トランスジューサであって、該撓み部
    分は少なくとも絶縁膜と、該絶縁膜上に形成される拡散
    抵抗体と、該拡散抵抗体を被覆する保護膜とにより構成
    されることを特徴とする圧力、および加速度の半導体ト
    ランスジューサ。
JP16819688A 1987-12-22 1988-07-06 圧力、および加速度の半導体トランスジューサ Pending JPH01250030A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045573A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Nec Corp 半導体素子およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045573A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Nec Corp 半導体素子およびその製造方法

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