JPH01249006A - 弯曲先端部塗布器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の背景） 本発明は粘性物質コンテナ、詳細にはリップ芳香物塗布
器に関するものである。

（発明の分野） リップや皮膚にクリーム、リップスティックや類似材料
を塗布する種々の装置が従来知られている。例えばダブ
リニー・ロディジャーに与えられた米国特許第１１３７
０８６号にはペイント、ベースト等の半液体状物質を入
れる押つぶし可能の管を開示している。これは傾斜内面
をもつキャップとそれから突出した先細ピンが弯曲した
ねじ山無しのノズルと平らな弯曲ノズル先端部中のノズ
ル開口を閉鎖するようになしている。

エッチ・ニス・レイに与えられた米国特許第２３４４０
６０号にはリップスティック又は類似物質を放出する気
泡（ｔｅａｒ−ｄｒｏｐ）形の傾斜口をもつ化粧品ホル
ダーを開示している。

これらの米国特許は何れも以下において詳述する新規な
リップ芳香物塗布器を開示していない。

（発明の要約） 本発明によれば、連続的に変化する弯曲又は回線形先端
部塗布器は金属・プラスチック積層管の形をなし、丸く
なった剛性先端部又はヘッドが弯曲した絶えず弯曲した
凸状拡散壁をもつ。多リード外ねじ山が先端部の基部に
あって、塗布器とキャップの掛合を迅速ならしめる。中
空カップ形のキャップのもつ個々の先細中心ピンがカバ
ー壁又は底でキャップから突出し、塗布管を緊密に封止
する。前記管の可圧縮性の又は伸展性の積層下部コンテ
ナ壁部分は押つぶし可能であり、異物粒子がコンテナ内
へ侵入するのを防止し、又は収納成品が下部コンテナ壁
を通過するのを防止して、製品を汚染から保護する。圧
縮成形塗布器本体は滑らかな外面をもつ。本体上部は本
体下部に比して剛性を有し、本体下部は押つぶし可能で
あるが、元の形状に復帰できる。本体下部の底は熱封止
等によって捲縮、閉鎖される。

本発明の目的は、曲線状又は連続的に変化する弯曲凸面
をもつ弯曲先端部をもち、この凸面が使用者のリップに
芳香物又は軟こうを十分に拡散させ得る芳香物塗布器を
提供することにある。

他の目的は、３個の弓形の重なったねじ山又はリードを
備えた上部又はヘッド部をもち、各リードがほぼ円の１
７３より僅かに大きい範囲に亘って互に重なって延在し
て、ヘッドのねじ付面上にねじ込まれる相補形キャップ
の回転を小さ（できるようになし、塗布器本体の上部ヘ
ッド部に対してキャップを回転可能となし、かかる回転
は四分の一回転のみとなし、従来の芳香物塗布器の構成
とは著しく異なる特色を有する塗布器を提供することに
ある。

他の目的は、管本体のねじ山付剛性部分と管の下部可撓
性又は押つぶし可能の部分の間に肩部を設け、この肩部
が本体上部と下部の熱封止又は高周波封止に使われ、本
体下部が熱等によって捲縮、閉鎖される積層材料からな
る塗布器を提供することにある。

他の目的は、本体下部がプラスチックと金属材料からな
る積層部分であり、管外の異物が管内へ入るのを防止す
るバリヤーとして作用する塗布品管本体を提供すること
にある。

他の目的は、金属をアルミニウムとし、プラスチック材
料をポリエチレン又はポリプロピレン材料とする、金属
とプラスチックからなる積層構造物を提供することにあ
る。

他の目的は、射出成形とは異なる圧縮成形によって作り
、射出成形作業で作った外面に比して滑らかな外面を有
する一体の塗布器本体を提供することにある。

他の目的は、キャップが環状プランジャ封止部材を備え
、この部材は端が先細形状をなして、本体のかど付き壁
の開口に入ってこれを通り、内部管状壁内へ入り、これ
がプランジャ部材の回りにぴったり嵌るように十分小さ
な寸法をもつ、塗布器本体用塗布器キャップを提供する
ことにある。

他の目的は、分割壁が無く本体に対して滑らかな本体表
面をもつ塗布器本体のための一体の連続本体壁を提供す
ることにある。

更に他の目的は、環状の又は丸い横断面に比して長い長
さをもつが寸法が小さく、ポケットを膨らませることな
くブラウスやシャツ等のポケットに容易に入れることが
できる塗布器を提供することにある。この構造の塗布器
は取扱いが簡単で、小型、コンパクトでありかつ心地よ
く使用し、保管することができる。

（好適実施例の説明） 図示するように、芳香物塗布器１０は押つぶし可能の管
状コンテナ１２からなり、このコンテナは芳香物又は軟
こう又は芳香物として使うクリーム又はこう薬のような
半液体状物質を収納するために本体下部分１１と本体上
部分１３をもつ。本体下部分１１のコンテナ壁１４はア
ルミニウム箔とポリエチレン又はポリプロピレンのよう
なプラスチックの層からなる積層材料から作られる。本
体下部分に使う材料の化学組成は、ラミネートウェブ＃
４３１５５−表面印刷： 構造：ポリエチレン　　　　１１０ミクロン共重合体　
　　　　　４５ミクロン アルミニウム箔　　　４０ミクロン 共重合体　　　　　　４０ミクロン ポリエチレン　　　　７５ミクロン ３１０ミクロン 下部分１１の底１６は捲縮して、熱及び／又は圧力印加
によってコンテナの底の捲縮縁１６に熱封止又は高周波
封止等によって封着する。第５Ａ図に示すように、下端
又は押つぶし可能部分１１の底端は、下端部分の端の捲
縮のために“Ｃ″で示すように張り開かれる。積層管端
１４は可撓性の又は下部の絞り出し可能の管部分１１の
内側への異物の侵入を防ぐ薄膜又はバリヤーとして作用
する。これがなければこの侵入防止はろ過によらなけれ
ばならない。プラスチック積層管部分は押つぶすことが
できる。管は元の形にはね返って管から成る量の液状物
質を絞り出すことができる。

上部分１３は剛性のプラスチック塗布器ヘッド１８をも
ちこのヘッドは絞り出し可能の下部分に固着され、頂部
２２を丸くした先端部２０をもつ。ヘッド１８は面取り
した円筒形状をもつ。凸形（縦方向に）の弯曲壁又は拡
散器又は軟こう塗布器壁２４は先端部１８の円筒形本体
を面取りする。垂直壁２６は頂部２２で曲線形の弯曲拡
散壁２４と合併する。壁２４の外面２５は曲線形をなす
か又は絶えず変化する傾斜面をなして曲がり、リップに
軟こうを容易に拡散できるようにする、傾斜した拡散壁
２４の変化する曲率半径又は連続的に変化する角度は中
心管２８を通ってコンテナ１２から絞り出される物質の
−様な分配を容易ならしめる。中心管２８は拡散壁２４
から内方へ下がっている。通路管又は出口２８は面取り
した円筒に似ており、その上開口２９は拡散壁２４中の
斜切した凹所３０によって画成する。

ヘッドの基部３４上の多リード外ねじ山３２は３つの個
別の周方向で離間した螺旋状リブ３６からなる。

各リプは１４０度の範囲内で基部を囲む。リードは第２
図に示すように１２０度間隔で始まり、弓形経路で１４
０度に亘り延在する。各リプ３６の端３８．４０は垂直
面内で互に２０度だけ重なる。かかる多リード配置は塗
布器ヘッド１８上にキャップ４２（第４図）を迅速に着
座せしめる。キャップ４２は相補形のねじ山５４を有し
て、ねじ山３２のリプ３６と協働する。

塗布器を閉じるには四分の一回転を要するたげであり、
塗布器を閉じるのに２回転を要する他の軟こう塗布器と
は著しく異なる。カップ形キャップ４２は平らな頂壁４
４と環状側壁又は円筒壁４６をもち、この壁はほぼ均一
な厚さをもつが、下部積層コンテナ壁１４より厚い。キ
ャップ壁の外面は指で確実に掴めるように直立した又は
縦に延びる平行リブによってのこ歯形に形成する。

頂壁４４から内方へ突出する中心ピン５０は先細端５２
をもち、この端は拡散壁開口２９を突き通して管通路２
８に入る。この通路は閉鎖位置でピン５０にぴったり嵌
合する。自由端５２に向って先細となる中心ピン５０は
容易にキャップを例えば塗布器ヘッドに対して迅速に整
列及び方向付けさせ、開口２９と通路２８を緊密に封止
させる。キャップ５４の内ねじ山５４は多リード外ねじ
山３２と掛合し、環状壁４６の底縁４７が円形ヘッド肩
５６に衝合するまで掛合する。

ヘッドの基部が延びるヘッド肩５６はコンテナ壁１４に
合い、その上部５８は熱封止又は高周波封止等によって
肩５６から下がる基部リップ部６０にしっかり固着する
。上部の厚い剛性プラスチックヘッド２６は下部積層壁
１４に取付け、この積層壁は可撓性であり、使用者が絞
ってコンテナ内の材料をコンテナ下部から上部へ移動さ
せることができる。

本発明の他の新規な特徴は下記の通りである。

本発明の圧縮成形した一体ヘッドは通常は粗射出成形に
よって残される分割線又はフラッシュラインを排除して
、ヘッド外面を滑らかにする。積層コンテナ壁は外部汚
染からコンテナ内容物を保護し、製品の貯蔵寿命を増す
。中心管と中心ピンとの緊密な掛合は外部環境と製品の
接触を防ぎ、偶発的に中心開口を通って製品が絞り出さ
れることを阻止する。

更に、塗布器ヘッド部分の外部の凸状傾斜面の一定の弯
曲は使用者のリップを僅かにへこませてコンテナの凸状
内容物をリップ上へ適切に塗布させることができる。下
向き延長部５８中の外部リング肩５６は下部コンテナ壁
１４にＷの個所で溶接され、従って上部の厚い剛性プラ
スチックヘッド２６は下部積層壁１４に取付けられる。

この積層壁は可撓性を有し、使用者が絞ってコンテナ内
の材料をその下部から上部へ移動させる。第５＾、　５
８図に示すように、塗布器は直径に比して長い長さをも
ち、第５Ａ図に示すように距離ａは約０．５インチ（約
１２．７ｍｍ）であり、距離すは約３インチ（約７６．
２ｍｍ）、距離Ｃは約７７８インチ（約２２．２３　ｍ
）　、距離ｄは約７７８インチ（約２２．２３　ｍｍ）
　、距離ｅは約５／８インチ（約１５．８８皿）である
。これは全長ｄは幅Ｃの大きさの３倍より僅かに太き（
、通常はコンテナの長さの４倍よりは大きくないことを
示す。このため取扱いが簡単となり、塗布器を小さく、
コンパクトとなし、心地よく使用できると共に保管する
ことができる。第５Ｂ図に示すように塗布器管の端１５
の捲縮部分１６は塗布器の縦の範囲に傾斜又は先細端部
分をもち、この端部分は前記管のヘッド部分を除いて下
部コンテナ部分の長さの約２７３又は３／４である。

本発明は上述した処に限定されることなく、本発明の範
囲内で種々の変更を加えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明塗布器の１実施例の側面図；第２図は第
１図の実施例の上面図； 第３図は第１図の実施例の部分断面図；第４図はキャッ
プを取付けた第１図の実施例の部分断面図； 第５八図と第５Ｂ図は夫々異なった方向で見た塗布器の
実寸法図である。 １０・・・芳香物塗布器　　　１１・・・本体下部分１
２・・・管状コンテナ　　　１３・・・本体上部分１４
・・・積層管端　　　　　１６・・・底１８・・・塗布
器ヘッド　　　２０・・・先端部２２・・・頂部　　　
　　　　２４・・・拡散壁２５・・・外面　　　　　　
　２６・・・垂直壁２８・・・中心管　　　　　　２９
・・・上開口３０・・・凹所　　　　　　　３２・・・
ねじ山３６・・・螺旋状リブ　　　　３８．４０・・・
端４２・・・キャップ　　　　　４４・・・頂壁４６・
・・円筒壁　　　　　　５０・・・中心ピン５２・・・
先細端　　　　　　５６・・・円形ヘッド肩６０・・・
リップ部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上部先端部と、封止される底端を有する壁をもつ押
   つぶし可能の環状コンテナと、垂直壁と前記垂直壁を面
   取りする弯曲壁からなる剛性先端部を備え、前記弯曲壁
   は縦方向に曲線状の凸面形状をもち、更に基部を囲む多
   リード外ねじ山と、前記弯曲壁中の開口と、前記弯曲壁
   から下がると共に前記開口に通じる柔軟な管を備えたこ
   とを特徴とする弯曲先端部塗布器。 ２、塗布器ヘッドにねじ山掛合するキャップを備え前記
   キャップはカップ形状をなすと共にその外縁に内ねじを
   もつ、請求項１記載の塗布器。 ３、前記キャップが頂壁をもつと共に前記壁から前記キ
   ャップ内へ突入するピンをもつ、請求項２記載の塗布器
   。 ４、前記ピンは自由端に向って先細となし、前記ねじ山
   はほぼ１２０度間隔で始まるリードをもつ、請求項２記
   載の塗布器。 ５、中心開口の回りに延びるレースをもち、前記弯曲壁
   の縦に弯曲した面によって面取りした中空部材に似てい
   る、請求項１記載の塗布器。 ６、前記先端部が垂直壁の丸くなった頂壁をもち、前記
   外ねじ山が前記弯曲壁の下で前記コンテナ壁の上にある
   、請求項１記載の塗布器。 ７、塗布器ヘッドはほぼ均一の厚さをもち、圧縮成形法
   により作られた、請求項１記載の塗布器。 ８、中空キャップが前記塗布器ヘッドとねじ山掛合し、
   円形肩が前記基部から突出し、前記キャップと協働して
   それ以上の回転変位を防止する、請求項１記載の塗布器
   。 ９、前記基部がリップ部をもち、このリップ部がコンテ
   ナ壁の頂部を支持しかつそれと合併する、請求項１記載
   の塗布器。 １０、垂直環状先端部及び前記先端部を面取りする弯曲
   壁と、前記先端部と合併する塗布器基部とを備え、前記
   弯曲壁は一時的な半径で凸状をなすと共に塗布器軸線と
   同軸の開口をもち、更に前記弯曲壁から下がると共に前
   記開口に通じた管と、前記塗布器基部を囲む多リード外
   ねじ山と、塗布器を閉鎖するために前記外ねじ山に掛合
   する内ねじ山をもつ中空キャップと、前記キャップから
   突出すると共に前記管内に挿入したとき前記管を緊密に
   封止するピンと、前記キャップの回転変位を防止する前
   記基部の肩を備えたことを特徴とする、半液体状物質の
   収納分配用弯曲先端部塗布器。 １１、前記各リードがほぼ１４０度の範囲内で前記基部
   を囲み、各リードの端がほぼ垂直平面内で互に重なる、
   請求項１０記載の塗布器。 １２、前記キャップが一組の平行リブによってのこ歯状
   にされた外面をもち、前記キャップが頂壁をもつ、請求
   項１０記載の塗布器。 １３、管状の下部コンテナ壁をもち、前記塗布器基部が
   前記コンテナ壁を支持すると共にそれと一体に合併する
   肩をもつ、請求項１０記載の塗布器。 １４、前記先端部が丸くなった頂部をもち、前記ピンは
   自由端に向って先細になり、前記多リードねじ山がほぼ
   １２０度間隔で始まる３つのリードを含む、請求項１０
   記載の塗布器。 １５、前記弯曲壁の曲線形状が連続的に変化する、請求
   項１記載の塗布器。 １６、塗布器をプラスチック製とした、請求項１記載の
   塗布器。 １７、前記プラスチックはポリエチレンとポリプロピレ
   ンからなる組から選択した、請求項１６記載の塗布器。 １８、前記プラスチックをポリエチレンとした、請求項
   １６記載の塗布器。 １９、前記プラスチックをポリプロピレンとした、請求
   項１６記載の塗布器。 ２０、上部先端部と、封止された底端をもつ壁を有する
   押つぶし可能な環状コンテナとを備え、更に垂直壁と前
   記垂直壁を面取りする弯曲壁とを含む剛性先端部を有し
   、前記弯曲壁は縦方向に曲線状の凸面形状をもち、更に
   前記先端部の基部を囲むねじ山手段と、前記弯曲壁中の
   開口と、前記弯曲壁から下がると共に前記先端部とコン
   テナを相互連結する前記開口手段に通じる柔軟な管を備
   えたことを特徴とする弯曲先端部塗布器。 ２１、前記相互連結する手段は先端部及びコンテナと熱
   封止によって相互連結した、請求項２０記載の塗布器。 ２２、前記相互連結する手段は電気手段による高周波封
   止法によって先端部及びコンテナと相互連結される、請
   求項２１記載の塗布器。 ２３、前記ねじ山が複数のねじ山リードを含み、各リー
   ドが隣接したねじ山に重なる、請求項２２記載の塗布器
   。 ２４、前記複数のねじ山は３個であり、各ねじ山は少な
   くともほぼ１４０度の弓形範囲に延在する、請求項２３
   記載の塗布器。 ２５、前記弓形範囲はほぼ１８０度とする、請求項２４
   記載の塗布器。 ２６、前記コンテナはポリエチレンとポリプロピレンか
   らなる組から選択した化学組成物をもつプラスチックと
   する、請求項２０記載の塗布器。 ２７、前記化学組成物はポリエチレンを含む、請求項２
   ６記載の塗布器。 ２８、前記化学組成物はアルミニウムを含む、請求項２
   ７記載の塗布器。 ２９、前記アルミニウムは積層される、請求項２８記載
   の塗布器。 ３０、前記コンテナは金属とプラスチックからなり、下
   記の構成、即ち ラミネートウェブ＃４３１５５−表面印刷：▲数式、化
   学式、表等があります▼ をもつ、請求項２０記載の塗布器。 ３１、先端部が前記コンテナより熱い壁をもつ、請求項
   ２０記載の塗布器。 ３２、前記先端部とコンテナを相互連結する手段が肩を
   含む、請求項２０記載の塗布器。３３、塗布器がほぼ９
   インチ（約２２８．６ｍｍ）長さと１インチ（約２５．
   ４ｍｍ）幅より大きくなく、前記先端部の寸法は前記塗
   布器長さのほぼ１／３とする、請求項２０記載の塗布器
   。 ３４、前記塗布器の底が張り開いている、請求項２０記
   載の塗布器。