JPH0124615Y2 - - Google Patents

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JPH0124615Y2
JPH0124615Y2 JP1982035029U JP3502982U JPH0124615Y2 JP H0124615 Y2 JPH0124615 Y2 JP H0124615Y2 JP 1982035029 U JP1982035029 U JP 1982035029U JP 3502982 U JP3502982 U JP 3502982U JP H0124615 Y2 JPH0124615 Y2 JP H0124615Y2
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swinging
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JP1982035029U
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JPS58138056U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は搬送ベルトコンベヤより落下する粒
状の鉄鉱石などの原料から必要量の試料を採取す
る装置に関するものである。
この種装置における1次サンプラでは、通常採
取箱を具えた揺動腕が1動作(通常復動の際)す
るときに、採取箱にその7〜8分目位の必要量の
試料を原料断面の全高にわたつて採取することに
なつている。しかしながら、例えば特公昭53−
44833号公報に開示されている従来のものは、2
動作(往動と復動)とも必要量の試料を採取する
ように構成されているため、採取試料に原料の断
面全高にわたらない部分が1部混入したりして片
寄りが生じ、そのために採取試料の良好な分折結
果を得ることが困難となり、しかも採取箱に必要
量以上の余分な試料が採取されるので揺動腕を駆
動する機構が大型となり、装置全体も大型かつ複
雑化するという欠点がある。
この考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、1動作で搬送原料の1箇所から必要量の試
料を確実に採取することができ、揺動腕の駆動機
構も小型のものにすることができる試料採取装置
を提供することを目的とする。
この考案を図面に示す実施例を参照して説明す
る。
第1,2図において1は機枠2内にヘツドプー
リ3が位置するように配置されたベルトコンベ
ヤ、4はヘツドプーリ3の上方の架台5に両端部
を軸受6,6′によつて水平支持された回動軸で、
この回動軸4には1対の揺動腕7,7′が固着さ
れている。揺動腕7,7′は中間部から下端部に
かけてヘツドプーリ3側に折曲げられ、該下端部
にはベルトコンベヤ1により搬送されて落下する
原料から必要量の試料を採取する試料採取箱8が
取付けられている。採取箱8の上部には原料の落
下方向に対してほぼ直角を向いた開口部9が設け
られ、また下部には揺動腕7に取付けた油圧シリ
ンダ10によつて開閉自在の底蓋11が設けられ
ている。開口部9はベルトコンベヤ1から落下す
る原料の搬送巾よりも大きい横巾9aと、原料の
最大粒度の3倍以上の縦巾9bを有する大きさに
形成されている。
回動軸4の中間部にはボス部13を介して駆動
腕14の一端が固着され、この駆動腕14の他端
は機枠2上に設置された油圧シリンダ15のロツ
ド16先端に固着されている。したがつて揺動腕
7,7′は油圧シリンダ15を作動しロツド16
を後退させることによつて、駆動腕14を介して
回動される回動軸4により第1図の鎖線で示す上
方位置イから実線で示す下方位置ロへ往動し、ま
た逆にロツド16を前進させることによつて下方
位置ロから上方位置イへ復動し、この上下往復揺
動の間に採取箱8をベルトコンベヤ1から落下す
る原料の落下位置ハを通過させるようになつてい
る。
落下する原料の前方の機枠2にはサンプルシユ
ート19が設けられ、このシユートの投入口には
油圧シリンダ20によつて開閉される扉21が取
付けられている。22は原料衝突板である。
次に前記実施例の作動を説明する。
試料採取前は、試料採取箱8は底蓋11が開い
た状態で上方位置イに待機し、サンプルシユート
投入口の扉21は閉じた状態にある。
これからベルトコンベヤ1上を搬送されて落下
する原料から必要量の試料を採取するには、シリ
ンダ15によつて駆動腕14を回動する。する
と、この回動によつて回動軸4を介して揺動腕
7,7′は下向きに揺動され、試料採取箱8をベ
ルトコンベヤ1から落下する原料の中を通過させ
て下方位置ロに停止する。この通過の際、採取箱
8の開口部9から入る原料は底蓋11が開いてい
るので、そのまま箱内を通つて落下し、採取され
ることはない。
次にシリンダ10により底蓋11を閉じた後、
シリンダ15によつて駆動腕14を逆回動して揺
動腕7,7′を上向きに揺動する。そして、採取
箱8がこの揺動における原料落下位置ハを通過す
る間に、その開口部9から該開口部の大きさ9
a,9bと採取箱8の移動速度に応じた量の試料
を箱内に採取し、その後、再び上方位置イに停止
する。この落下位置ハを通過する際に開口部9が
原料の落下方向に対しほぼ直角を向き、しかも前
記のような横巾9aと縦巾9bを有する大きさに
形成されているため、試料は原料断面の全高にわ
たつてまんべんなく必要量だけ確実に採取され
る。
次に扉21をシリンダ20によつて開けた後、
底蓋11をシリンダ10によつて開け、採取箱8
に採取した試料を底蓋11の内面上を滑るように
してサンプルシユート19へ排出する。排出完了
後、扉21をシリンダによつて再び閉じ、採取前
の当初の待機状態におく。このようにして揺動腕
7,7′の1動作すなわち復動時にのみ必要量の
試料を採取箱に採取するものである。
第3図はこの考案の別の実施例を示すもので、
この実施例は揺動腕27,27′を油圧シリンダ
28,28′によつて伸縮自在にした点、サンプ
ルシユート29を機枠2の上方延長部2aに扉を
開けることなく下向きに形成した点で前記実施例
と相違し、その他の部分の構成及び作用は前記実
施例と同様となつている。揺動腕27,27′を
前記のように構成することにより、一旦上方位置
に停止した採取箱8から試料を排出するとき、シ
リンダ28,28′によつて揺動腕27,27′を
伸ばし、採取箱8をサンプルシユート29のほぼ
真上に移動させて試料の排出を容易に、かつ完全
に行なえる効果がある。
第4図はさらに別の実施例を示すもので、この
実施例は採取箱8を揺動腕37,37′に回動軸
38を介して枢支し、この回動軸を中心に油圧シ
リンダ39によつて該採取箱8を回動自在とした
点、底蓋11を開閉する油圧シリンダ40を採取
箱8に設けた点で前記実施例と相違し、その他の
部分の構成及び作用は前記実施例と同様となつて
いる。採取箱8を前記のように構成したことによ
り、試料採取時、原料の落下方向の向きが変化し
ても採取箱8の開口部を原料の落下方向に対しほ
ぼ直角向きにすることができ、また試料排出時、
採取箱8内の試料が底蓋11の開放のみでは完全
に排出できない場合でも採取箱8をほぼ垂直向き
にすることができ、試料の採取及び排出がより容
易となる効果がある。
尚、上記実施例ではシリンダを油圧式のもので
説明したが、これに限定するものでなく、他にエ
アシリンダを用いてもよく、またシリンダ15に
代えて電動機を用いてもよいことは勿論である。
また採取箱8の底蓋11を開閉するシリンダは揺
動腕内あるいは採取箱の側板のいずれに設けても
よいことは言う迄もなく、この考案はその他細部
の設計を適宜変更することが可能である。
この考案は前記のようであつて、試料採取箱又
は揺動腕に底蓋を開閉する作動部材を設けたの
で、例えば、復動時の1動作でベルトコンベヤ上
を搬送される原料の1箇所からその断面全高にわ
たり必要量の試料を確実に採取することができ、
したがつて採取試料の分析結果にも質の高い良好
のものが得られるのに加えて、試料を必要量以上
採取しないため、採取箱を移動する揺動腕の駆動
機構を従来のものに比し小型のものにすることが
でき、しかも全体の装置も小型でかつ構造の簡単
なものにすることができる等の優れた効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す縦断正面
図、第2図は同上の縦断側面図、第3図はこの考
案の別の実施例を示す縦断正面図、第4図はこの
考案のさらに別の実施例を示す縦断正面図であ
る。 1……ベルトコンベヤ、2……機枠、3……ヘ
ツドプーリ、4……回動軸、7,7′,27,2
7′,37,37′……揺動腕、8……採取箱、9
……開口部、10,15,20,28,39,4
0……シリンダ、11……底蓋、14……駆動
腕、19,29……サンプルシユート、21……
扉、38……回動軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 原料を搬送するベルトコンベヤのヘツドプー
    リの上方に該プーリと同じ向きの水平回動軸を
    設け、この回動軸に1対の揺動腕を設け、この
    揺動腕の下端部間に上部に原料の搬送巾よりも
    大きく、かつ原料の移動方向に対して交叉する
    向きの開口部を有し、また下部に開閉可能な底
    蓋を有する試料採取箱を設け、前記採取箱が前
    記ベルトコンベヤから落下する原料の流れを通
    過し、原料の下方位置と上方位置とに停止する
    ように前記揺動腕を往復揺動する駆動機構を設
    け、また落下する原料の前方に前記採取箱によ
    つて採取した試料を排出するサンプルシユート
    を設けた試料採取装置において、前記試料箱又
    は揺動腕に前記底蓋を開閉する作動部材を設け
    たことを特徴とする試料採取装置。 2 前記揺動腕が作動部材によつて伸縮自在とな
    つていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の試料採取装置。 3 前記採取箱が作動部材によつて揺動腕に対し
    回動自在となつていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の試料採取装置。
JP3502982U 1982-03-11 1982-03-11 試料採取装置 Granted JPS58138056U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3502982U JPS58138056U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 試料採取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3502982U JPS58138056U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 試料採取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58138056U JPS58138056U (ja) 1983-09-17
JPH0124615Y2 true JPH0124615Y2 (ja) 1989-07-25

Family

ID=30046514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3502982U Granted JPS58138056U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 試料採取装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58138056U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344833A (en) * 1976-10-06 1978-04-22 Tokyo Shibaura Electric Co Flat primary alkaline battery

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344833A (en) * 1976-10-06 1978-04-22 Tokyo Shibaura Electric Co Flat primary alkaline battery

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58138056U (ja) 1983-09-17

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