JPH0124239Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124239Y2 JPH0124239Y2 JP1984035344U JP3534484U JPH0124239Y2 JP H0124239 Y2 JPH0124239 Y2 JP H0124239Y2 JP 1984035344 U JP1984035344 U JP 1984035344U JP 3534484 U JP3534484 U JP 3534484U JP H0124239 Y2 JPH0124239 Y2 JP H0124239Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boring machine
- vibrohammer
- sample
- casing tube
- guide pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 8
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は水中型のバイブロハンマーを用いた簡
易ボーリングマシンに関するものである。
易ボーリングマシンに関するものである。
浚渫工事における送泥能力の事前予想に必要な
土質情報、例えば浚渫土砂の性状ならびにカツタ
ー掘削性能を推定するためのかたさ及び締り具合
の程度等を調査するための従来の海底地盤の土質
調査では、海上にやぐらを設置し、ボーリングマ
シンをそのやぐら上に据え付け、海底地盤のコア
サンプリングを実施していた。
土質情報、例えば浚渫土砂の性状ならびにカツタ
ー掘削性能を推定するためのかたさ及び締り具合
の程度等を調査するための従来の海底地盤の土質
調査では、海上にやぐらを設置し、ボーリングマ
シンをそのやぐら上に据え付け、海底地盤のコア
サンプリングを実施していた。
しかしながら、この方式ではやぐらを設置する
ため設備も大がかりとなり、また設備工事の期間
もかかり、工事費用もかさむという問題があつ
た。
ため設備も大がかりとなり、また設備工事の期間
もかかり、工事費用もかさむという問題があつ
た。
そこで、本考案は前記従来のボーリングマシン
の問題点を解消するためになされたものであり、
従来のごとくやぐらを使用した方式に比べ、揚錨
船もしくはクレーン台船などの作業船を使用する
だけで、簡易に、かつ、低コストで海底地盤の土
質調査の可能な簡易水中ボーリングマシンを提供
することを目的としたものである。
の問題点を解消するためになされたものであり、
従来のごとくやぐらを使用した方式に比べ、揚錨
船もしくはクレーン台船などの作業船を使用する
だけで、簡易に、かつ、低コストで海底地盤の土
質調査の可能な簡易水中ボーリングマシンを提供
することを目的としたものである。
即ち、本考案の簡易水中ボーリングマシンは、
垂直方向のガイドパイプによつて連結される上部
架台と下部架台との間に、該ガイドパイプに沿つ
て上下にスライド可能な水中型のバイブロハンマ
ーを作業船より海底地盤上に吊り下げると共に、
下部架台上に回転防止羽根を設け、該バイブロハ
ンマーにより海底地盤中に打込み及び引抜き可能
なサンプル回収用ケーシングチユーブを設けるこ
とにより構成される。
垂直方向のガイドパイプによつて連結される上部
架台と下部架台との間に、該ガイドパイプに沿つ
て上下にスライド可能な水中型のバイブロハンマ
ーを作業船より海底地盤上に吊り下げると共に、
下部架台上に回転防止羽根を設け、該バイブロハ
ンマーにより海底地盤中に打込み及び引抜き可能
なサンプル回収用ケーシングチユーブを設けるこ
とにより構成される。
以下図面を参照して本考案の実施例における簡
易水中ボーリングマシンについて説明すると、第
1図に示すボーリングマシンは、作業船1より海
底地盤2上に吊りワイヤ3を介して吊り下げ可能
になつているが、第2図に示すごとく垂直方向の
4本のガイドパイプ4によつて連結された上部架
台5及び下部架台6との間に、電動または油圧で
駆動される水中型のバイブロハンマー7をこのガ
イドパイプ4に沿つて上下にスライド可能に設け
ており、更にこのバイブロハンマー7により海底
地盤2中に打込み及び引抜き可能なサンプル回収
用のケーシングチユーブ8が設けられている。
易水中ボーリングマシンについて説明すると、第
1図に示すボーリングマシンは、作業船1より海
底地盤2上に吊りワイヤ3を介して吊り下げ可能
になつているが、第2図に示すごとく垂直方向の
4本のガイドパイプ4によつて連結された上部架
台5及び下部架台6との間に、電動または油圧で
駆動される水中型のバイブロハンマー7をこのガ
イドパイプ4に沿つて上下にスライド可能に設け
ており、更にこのバイブロハンマー7により海底
地盤2中に打込み及び引抜き可能なサンプル回収
用のケーシングチユーブ8が設けられている。
このバイブロハンマー7は、水中型であり、電
動型の場合電気は作業船1上から図示されていな
い給電用のキヤプタイヤケーブルを通じて供給さ
れ、例えば海面下100m迄の水深で使用可能なも
のであり、使用電力は船上の電流計によつて把握
され、ケーシングチユーブ8の貫入速度と電力と
の相関関係をみることにより、海底地盤2の強度
を示すN値を規定することが可能である。
動型の場合電気は作業船1上から図示されていな
い給電用のキヤプタイヤケーブルを通じて供給さ
れ、例えば海面下100m迄の水深で使用可能なも
のであり、使用電力は船上の電流計によつて把握
され、ケーシングチユーブ8の貫入速度と電力と
の相関関係をみることにより、海底地盤2の強度
を示すN値を規定することが可能である。
ここで述べた貫入速度は、バイブロハンマー7
を吊つている吊りワイヤー3の繰り出し量を測定
することによつて、作業船1上で把握することが
できる。
を吊つている吊りワイヤー3の繰り出し量を測定
することによつて、作業船1上で把握することが
できる。
また、給電用のキヤプタイヤケーブルには、各
所にフロートをつけておき、吊りワイヤ3及びキ
ヤプタイヤケーブル自体の重量による損傷を防止
する構造となつている。
所にフロートをつけておき、吊りワイヤ3及びキ
ヤプタイヤケーブル自体の重量による損傷を防止
する構造となつている。
また、バイブロハンマー7は、揚錨船及びクレ
ーン台船等の作業船1のクレーンフツクによつて
吊り下げられる構造となつており、バイブロハン
マー7自体の回転、傾斜を防止するため、ハンマ
ー部に4個所の半割型スライド管が取り付けられ
ており、ある程度の隙間を有しながら、ガイドパ
イプ4に沿つて上下にスライドするようになつて
いる。
ーン台船等の作業船1のクレーンフツクによつて
吊り下げられる構造となつており、バイブロハン
マー7自体の回転、傾斜を防止するため、ハンマ
ー部に4個所の半割型スライド管が取り付けられ
ており、ある程度の隙間を有しながら、ガイドパ
イプ4に沿つて上下にスライドするようになつて
いる。
更に、この隙間によつてハンマー部に生ずるバ
イブロの振動は直接上部架台5及び下部架台6に
影響を与えない仕組となつている。
イブロの振動は直接上部架台5及び下部架台6に
影響を与えない仕組となつている。
次に、ガイドパイプ4は、第2図及び第3図に
示すごとく4本よりなつており、上部架台5と下
部架台6とはフランジによつて結合されており、
これにより輸送時に簡単に分解可能であり、トラ
ツクによる輸送を可能にしている。
示すごとく4本よりなつており、上部架台5と下
部架台6とはフランジによつて結合されており、
これにより輸送時に簡単に分解可能であり、トラ
ツクによる輸送を可能にしている。
また、4本の内、2本のガイドパイプ4の下部
には、ゴム製の円筒状クツシヨン材9が取り付け
てあるが、これはバイブロハンマー7によつてケ
ーシングチユーブ8を打込み、最下端部に達した
際、バイブロハンマー7の振動が直接下部架台6
に伝わつてこのボーリングマシンの損傷を引き起
こすのを防止するためのものである。
には、ゴム製の円筒状クツシヨン材9が取り付け
てあるが、これはバイブロハンマー7によつてケ
ーシングチユーブ8を打込み、最下端部に達した
際、バイブロハンマー7の振動が直接下部架台6
に伝わつてこのボーリングマシンの損傷を引き起
こすのを防止するためのものである。
更に、上部架台5及び下部架台6は、ガイドパ
イプ4により連結されているが、上部架台5は第
3図に示すように円形に形成されているので、吊
りワイヤ3及びキヤプタイヤケーブルがひつかか
つて損傷することを防止することができる。ボー
リングマシンを水中に設置する際には、ボーリン
グマシンの上部に設けた上部架台5に取付けた吊
りワイヤ3を下方に降ろして行うが、その際には
バイブロハンマー7は、そのガイドパイプ4の上
方にあるバイブロストツパ17により、その位置
に固定しておく。したがつてケーシングチユーブ
8の下端は下部架台6より上方に固定した状態に
保持することができるのである。
イプ4により連結されているが、上部架台5は第
3図に示すように円形に形成されているので、吊
りワイヤ3及びキヤプタイヤケーブルがひつかか
つて損傷することを防止することができる。ボー
リングマシンを水中に設置する際には、ボーリン
グマシンの上部に設けた上部架台5に取付けた吊
りワイヤ3を下方に降ろして行うが、その際には
バイブロハンマー7は、そのガイドパイプ4の上
方にあるバイブロストツパ17により、その位置
に固定しておく。したがつてケーシングチユーブ
8の下端は下部架台6より上方に固定した状態に
保持することができるのである。
一方、下部架台6は第4図の平面図に示すごと
く十字架状のH型鋼とその先端部をつなぐ桁材1
2および回転防止のための羽根状の回転防止板1
0からなり、中心部には朝顔状のケーシングチユ
ーブガイド11が取り付けられている。
く十字架状のH型鋼とその先端部をつなぐ桁材1
2および回転防止のための羽根状の回転防止板1
0からなり、中心部には朝顔状のケーシングチユ
ーブガイド11が取り付けられている。
簡易ボーリングマシンの台座となり下部架台6
の十字架状のH型鋼は、ヒンジ構造となつてお
り、サンプルを取り出す際等、船上にて横倒しに
する必要がある場合には、桁材12およびヒンジ
部13のストツパー用ピンを取出すことにより簡
単に収納できるものとしている。
の十字架状のH型鋼は、ヒンジ構造となつてお
り、サンプルを取り出す際等、船上にて横倒しに
する必要がある場合には、桁材12およびヒンジ
部13のストツパー用ピンを取出すことにより簡
単に収納できるものとしている。
なお、海底地盤2がある程度硬い場合には、桁
材12を取り付ける必要はない。ボーリングマシ
ンを海底地盤2上に設置すると、吊りワイヤ3の
張力をゆるめ、ボーリングマシンはその重量によ
り海底地盤2上に安定時に位置固定され、次いで
バイブロハンマー7をバイブロストツパ17から
離してバイブロハンマー7がガイドパイプ4上を
昇降可能にしてケーシングチユーブ8を海底地盤
に打込むことができる状態にする。
材12を取り付ける必要はない。ボーリングマシ
ンを海底地盤2上に設置すると、吊りワイヤ3の
張力をゆるめ、ボーリングマシンはその重量によ
り海底地盤2上に安定時に位置固定され、次いで
バイブロハンマー7をバイブロストツパ17から
離してバイブロハンマー7がガイドパイプ4上を
昇降可能にしてケーシングチユーブ8を海底地盤
に打込むことができる状態にする。
次に、下部架台6上に設けた複数の回転防止羽
根10は、水深が大きい場所でボーリングを行な
う際、吊りワイヤー3のよじれ等によつて生ずる
装置自体の回転を水の抵抗を増加させることによ
つて防止するものであり、この回転防止効果は実
機を用いた実験でも確認ずみである。
根10は、水深が大きい場所でボーリングを行な
う際、吊りワイヤー3のよじれ等によつて生ずる
装置自体の回転を水の抵抗を増加させることによ
つて防止するものであり、この回転防止効果は実
機を用いた実験でも確認ずみである。
以上に説明した下部架台6は海底地盤2の面の
不陸が大きい場合には、第2図のごとく油圧シリ
ンダー14を取り付けた足15を設けることによ
つて、水平維持を行なうことが可能である。
不陸が大きい場合には、第2図のごとく油圧シリ
ンダー14を取り付けた足15を設けることによ
つて、水平維持を行なうことが可能である。
また、サンプル回収用のケーシングチユーブ8
は、先端部刃先、外側ケーシングチユーブ、バイ
ブロハンマー取付用継手、およびサンプル回収用
内筒管、およびその他の付属品からなり、先端部
刃先は、打込抵抗を少なくし、また外側ケーシン
グチユーブの周面摩擦を軽減するために、フリク
シヨンカツト部が形成されており、また海底地盤
2内の障害物によつて刃先が傷んだ場合、すぐに
取替が可能なように、分割型を採用している。
は、先端部刃先、外側ケーシングチユーブ、バイ
ブロハンマー取付用継手、およびサンプル回収用
内筒管、およびその他の付属品からなり、先端部
刃先は、打込抵抗を少なくし、また外側ケーシン
グチユーブの周面摩擦を軽減するために、フリク
シヨンカツト部が形成されており、また海底地盤
2内の障害物によつて刃先が傷んだ場合、すぐに
取替が可能なように、分割型を採用している。
更に、パイプ内に捕捉されたサンプルコアの周
面摩擦が大きい場合には、必要に応じ刃先内面に
注入が可能な構造としている。
面摩擦が大きい場合には、必要に応じ刃先内面に
注入が可能な構造としている。
この場合、供給水はケーシング最上部より供給
され、外側ケーシングとサンプル回収用内筒管の
間を通り、先端部において初めて刃先内面に出る
構造となつている。
され、外側ケーシングとサンプル回収用内筒管の
間を通り、先端部において初めて刃先内面に出る
構造となつている。
また、先端部刃先内部には、回収サンプル落下
防止用の3枚もしくは4枚型鋼鉄製コアキヤツチ
ヤーが装備され、ヒンジによつて刃先に取付けら
れており、開いた状態では刃先部内径およびサン
プル回収用内筒管内径より内側に出つばらず、サ
ンプルが内筒管に入つてくる状態では抵抗を増加
しない構造を採用している。
防止用の3枚もしくは4枚型鋼鉄製コアキヤツチ
ヤーが装備され、ヒンジによつて刃先に取付けら
れており、開いた状態では刃先部内径およびサン
プル回収用内筒管内径より内側に出つばらず、サ
ンプルが内筒管に入つてくる状態では抵抗を増加
しない構造を採用している。
また、このケーシングチユーブ8の打込終了
後、サンプルを回収するために引き上げる際に
は、サンプル自体の落下により、自然に閉じる構
造となつている。
後、サンプルを回収するために引き上げる際に
は、サンプル自体の落下により、自然に閉じる構
造となつている。
なお、外側ケーシングチユーブは、市販のパイ
プを使用しており、特殊な材料は使用していな
い。
プを使用しており、特殊な材料は使用していな
い。
一方、バイブロハンマー取付用継手は、通常の
フランジ継手およびワンタツチ型の継手が用いら
れる構造としており、短時間にサンプル回収用ケ
ーシングチユーブの取替えができるものとしてい
る。
フランジ継手およびワンタツチ型の継手が用いら
れる構造としており、短時間にサンプル回収用ケ
ーシングチユーブの取替えができるものとしてい
る。
サンプル回収用内筒管は、内面の周面摩擦を低
減するために塩化ビニール管を採用しているが、
外観を直接的に見るためにアクリル管の使用も可
能であり、内筒管は、サンプル回収を容易にする
ために2つ割とし、長さは1mもしくは2mのも
のをつなぐ構造としている。
減するために塩化ビニール管を採用しているが、
外観を直接的に見るためにアクリル管の使用も可
能であり、内筒管は、サンプル回収を容易にする
ために2つ割とし、長さは1mもしくは2mのも
のをつなぐ構造としている。
更に、2つ割部および長手方向にサンプル管を
つなぐためには粘着テープを使用している。
つなぐためには粘着テープを使用している。
その他の付属品としては、サンプル回収率向上
をはかるため、ケーシングチユーブ8の最上部に
逆止弁を設けており、打設時には、ケーシング内
に入りこんだ空気および水は容易に抜けるが、回
収時引上げる際には、水の流入をくいとめ、負圧
を利用してサンプルの落下を防止する方式を採用
している。
をはかるため、ケーシングチユーブ8の最上部に
逆止弁を設けており、打設時には、ケーシング内
に入りこんだ空気および水は容易に抜けるが、回
収時引上げる際には、水の流入をくいとめ、負圧
を利用してサンプルの落下を防止する方式を採用
している。
以上に説明した本考案の簡易水中ボーリングマ
シンを採用すれば、従来のやぐらを使用した土質
調査方式に比較して、サンプリング長さは短い
が、容易に多数のサンプルを短時間に回収するこ
とが可能であり、回収したサンプル自体はバイブ
ロハンマーによるので不撹乱試料とはいい難い
が、浚渫工事等の能力予測に必要な土粒子の真比
重、含水比、粒度分布、ある程度の硬さの指標を
得ることが可能であり、サンプル採取地点の移動
も簡単である。
シンを採用すれば、従来のやぐらを使用した土質
調査方式に比較して、サンプリング長さは短い
が、容易に多数のサンプルを短時間に回収するこ
とが可能であり、回収したサンプル自体はバイブ
ロハンマーによるので不撹乱試料とはいい難い
が、浚渫工事等の能力予測に必要な土粒子の真比
重、含水比、粒度分布、ある程度の硬さの指標を
得ることが可能であり、サンプル採取地点の移動
も簡単である。
また、必要な付属船団としては、揚錨船もしく
はクレーン台船等の作業船およびバイブロハンマ
ー駆動のための発電機だけでよく、浚渫工事に従
事している船団内だけでも対応が可能であり、浚
渫船の作業能率向上にすぐにでも役立つものであ
る。
はクレーン台船等の作業船およびバイブロハンマ
ー駆動のための発電機だけでよく、浚渫工事に従
事している船団内だけでも対応が可能であり、浚
渫船の作業能率向上にすぐにでも役立つものであ
る。
更に、このボーリングマシンの輸送について
は、各部が容易に分解可能であり、総重量は約
1.6トン程度であるので、通常のトラツクで陸送
が可能であり、全ての点で低コストに作業を行な
いうるという利点がある。
は、各部が容易に分解可能であり、総重量は約
1.6トン程度であるので、通常のトラツクで陸送
が可能であり、全ての点で低コストに作業を行な
いうるという利点がある。
また、本考案では下部架台6上に回転防止羽根
10を設けたので、吊りワイヤ3のよじれ等によ
つて、降下中に生ずる装置全体の回転を、回転防
止羽根10が受ける水の抵抗の増加によつて防止
できるので、吊りワイヤー3の回転よじれによる
吊りワイヤー自身の切断がなく、更に作業船と水
中ボーリングマシンとを結んでいるキヤプタイヤ
ケーブルが吊りワイヤー3にからみつくという不
都合も生じない。
10を設けたので、吊りワイヤ3のよじれ等によ
つて、降下中に生ずる装置全体の回転を、回転防
止羽根10が受ける水の抵抗の増加によつて防止
できるので、吊りワイヤー3の回転よじれによる
吊りワイヤー自身の切断がなく、更に作業船と水
中ボーリングマシンとを結んでいるキヤプタイヤ
ケーブルが吊りワイヤー3にからみつくという不
都合も生じない。
第1図は本考案の簡易水中ボーリングマシンの
作業状態を示す全体側面図、第2図は第1図の上
下架台要部拡大の側面図、第3図は第2図のA−
A方向の平断面図、第4図は第2図のB−B方向
の平断面図である。 1……作業船、2……海底地盤、3……吊りワ
イヤ、4……ガイドパイプ、5……上部架台、6
……下部架台、7……バイブロハンマー、8……
ケーシングチユーブ、10……回転防止羽根。
作業状態を示す全体側面図、第2図は第1図の上
下架台要部拡大の側面図、第3図は第2図のA−
A方向の平断面図、第4図は第2図のB−B方向
の平断面図である。 1……作業船、2……海底地盤、3……吊りワ
イヤ、4……ガイドパイプ、5……上部架台、6
……下部架台、7……バイブロハンマー、8……
ケーシングチユーブ、10……回転防止羽根。
Claims (1)
- 垂直方向のガイドパイプによつて連結される上
部架台と下部架台との間に、該ガイドパイプに沿
つて上下にスライド可能な水中型のバイブロハン
マーを作業船より吊り下げると共に、下部架台上
に回転防止羽根を設け、該バイブロハンマーによ
り海底地盤中に打込み及び引抜き可能なサンプル
回収用ケーシングチユーブを設けたことを特徴と
する水中ボーリングマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3534484U JPS60148390U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 水中ボ−リングマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3534484U JPS60148390U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 水中ボ−リングマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148390U JPS60148390U (ja) | 1985-10-02 |
JPH0124239Y2 true JPH0124239Y2 (ja) | 1989-07-24 |
Family
ID=30539535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3534484U Granted JPS60148390U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 水中ボ−リングマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148390U (ja) |
-
1984
- 1984-03-14 JP JP3534484U patent/JPS60148390U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60148390U (ja) | 1985-10-02 |
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