JPH0124193Y2 - - Google Patents

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JPH0124193Y2
JPH0124193Y2 JP6185884U JP6185884U JPH0124193Y2 JP H0124193 Y2 JPH0124193 Y2 JP H0124193Y2 JP 6185884 U JP6185884 U JP 6185884U JP 6185884 U JP6185884 U JP 6185884U JP H0124193 Y2 JPH0124193 Y2 JP H0124193Y2
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JP
Japan
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lever
blocking door
door
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JP6185884U
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JPS60172845U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は耕地へ導水するためのかんがい用導水
管の締め切りに利用される。
「従来の技術」 在来から使用されている分水門は導水口の開閉
を司る遮閉扉の昇降案内部に砂泥が詰まつて開閉
操作に困難となり、遮閉扉の破損を早め、その結
果水量調節機能が喪失し、又、遮閉構造が不完全
で水漏れが発生して営農に支障を来す等の欠陥が
あつた。
「考案が解決しようとする問題点」 そこで本考案は上記事情に鑑み、構造上遮閉扉
の寿命を延命し、分水門の遮閉時には完全に水漏
れを防止して水密性を確保し、開放時にはワンタ
ツチで簡単に遮閉扉を上昇できるように昇降案内
部への砂泥等の影響を排除するものである。
「問題点を解決するための手段」 叙上の目的を達成すべく、縦溝から成る案内溝
を左右に有する枠体において、該案内溝に遊間を
伴つて昇降自在に取手を一体とする遮閉扉を係合
し、該遮閉扉の左右にくさびを一体とし、一方、
案内溝の溝内に該くさびに対応する係止駒をそれ
ぞれ一体とし、遮閉扉に立設され他端を取手に係
止される吊板には所定の抜き孔を配設し、枠体上
部中央で並列に張り出したアームには前後進且つ
回動自在にレバーを係止して成る農業用分水門に
より目的が達成される。
「作用」 本考案による農業用分水門によれば、遮閉扉は
枠体の左右に対向して設けた案内溝に緩やかに案
内され、自重によるくさび作用により遮閉扉はそ
の裏面において導水口口端を包蔵するように戸当
り部に圧接され、上昇開放時はアームに係止する
レバーのてこ作用によりくさび作用を解放する。
「実施例」 以下、本考案を実施例に基づき添付図面を参照
して具体的に説明すると、枠体1は左右に案内溝
2を対設し、左右の側面にはフランジ3を張り出
し、上部中央には並列にアーム4を張り出して水
平状に長穴5を設け、棒状のレバー6に直交して
一体としたピン7を該長穴5に係止する。一方、
案内溝2に遊間を伴つて昇降自在に係合する遮閉
扉8は上端に逆U字状の取手9を一体とし、上端
中央には取手9にさし渡して吊板10を立設し、
吊板10に所定の抜き孔11を配設している。遮
閉扉8は更に案内溝2に対向する左右側部にくさ
び12を一体とし、他方、案内溝2には該くさび
12に対応する係止駒13をそれぞれ一体とし、
更に導水口口端を包蔵するように案内溝2の戸当
り面に上下に横板19を接続して戸当り部aを形
成している。又、枠体1の裏面及び遮閉扉8の裏
面にはそれぞれパツキング20,21を一体にし
ている。
以上の構成から成る本考案は第2図に示すよう
に農業用用水路14における用水ます15におい
て導水管16により分水路17へ連通する導水口
を開閉するように水密性を保持して用水ます壁面
18に取り付けられる。
「考案の効果」 叙上のことから、本考案は遮閉扉8と案内溝2
とのくさび作用により、遮閉扉8をその裏面にお
いて自重により戸当り部aに圧接して水密性を確
保し、反面、分水路17への導水時にはレバー6
の前端を吊板10の抜き孔11に係止し、該レバ
ー6と一体のピン7を支点にしたてこ作用により
簡単に遮閉扉8のくさび作用を解放できると同時
に砂泥等のかみ込み抵抗も排除して取手9による
引き上げ操作が楽になり、在来のように直接遮閉
扉を無理矢理こじあける等の破損もなく、又、水
量調節の場合は遮閉扉8の適宜の引き上げ位置で
レバー6の前端を抜き孔11に係止すれば遮閉扉
8は該位置に固定され、所要の水量を分水路17
へ導水する等の効果を呈し、営農上有効且つ効果
的に貢献することは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る農業用分水門の斜視図、
第2図は本考案を施した用水ます周辺の平面図で
ある。 図中、1は枠体、2は案内溝、4はアーム、5
は長穴、6はレバー、7はピン、8は遮閉扉、9
は取手、10は吊板、11は抜き孔、12はくさ
び、13は係止駒、20,21はパツキング。a
は戸当り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦溝から成る案内溝を左右に有する枠体におい
    て、該案内溝に遊間を伴つて昇降自在に取手を一
    体とする遮閉扉を係合し、該遮閉扉の左右に案内
    溝に対面してくさびを一体とし、一方、案内溝の
    溝内に該くさびに対応する係止駒をそれぞれ一体
    とし、遮閉扉に立設され他端を取手に係止される
    吊板には所定の抜き孔を配設し、枠体上部中央で
    並列に張り出したアームには前後且つ回動自在に
    レバーを係止し、該レバーの前端を抜き孔に係止
    し、てこ作用により遮閉扉を上昇開放することを
    特徴とする農業用分水門。
JP6185884U 1984-04-25 1984-04-25 農業用分水門 Granted JPS60172845U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6185884U JPS60172845U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 農業用分水門

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JP6185884U JPS60172845U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 農業用分水門

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60172845U JPS60172845U (ja) 1985-11-15
JPH0124193Y2 true JPH0124193Y2 (ja) 1989-07-24

Family

ID=30590524

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JP6185884U Granted JPS60172845U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 農業用分水門

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JPS60172845U (ja) 1985-11-15

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