JPH0124145Y2 - - Google Patents

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JPH0124145Y2
JPH0124145Y2 JP1986063635U JP6363586U JPH0124145Y2 JP H0124145 Y2 JPH0124145 Y2 JP H0124145Y2 JP 1986063635 U JP1986063635 U JP 1986063635U JP 6363586 U JP6363586 U JP 6363586U JP H0124145 Y2 JPH0124145 Y2 JP H0124145Y2
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JP
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cleaning
cleaned
tube
liquid
agent
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JP1986063635U
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JPS62175072U (ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は針金等の線材、巻き取られている薄
板、フイルム、フープ材等の長尺状物の洗浄作業
を、高速で、しかも小さな床占有面積で行い得る
ようにした、長尺状物洗浄装置に係るものであ
る。
従来の技術 従来、針金等の線材、巻き取られている薄板、
フイルム、フープ材等の長尺状物の洗浄を行うに
は、実開昭59−53890号のごとく、平面的に形成
した洗浄槽の中で行うか、実開昭57−39687号の
ごとく、短い距離での上下方向移送を行なつてい
るため、洗浄槽の占有面積を極めて大きなものと
するか、洗浄蒸気、洗浄液等の洗浄剤との接触時
間を長くするため、長尺状物を低速で洗浄槽内を
通過させる方法が取られており、装置の大型化、
作業効率の悪化等の欠点を有し、いずれも好まし
いものでは無かつた。
また特公昭43−17882号のごとく、大きな空間
体積をもつた洗浄槽の中で長尺状物を蛇行させる
方法も提案されているが、この方法も大きな空間
体積と大きな床面積を必要とするものであり、前
述の従来方法が僅かに解決されたに過ぎないもの
である。
また上述の従来例はいずれも、被洗浄物の洗浄
距離が特定されており、取り付け現場の情況に対
応させたり、洗浄目的に対応させたりして洗浄距
離を任意に変更することが出来ず、また仮に被洗
浄物が特定されていても、被洗浄物に応じてどの
程度の洗浄距離が必要かを、洗浄装置の設計段階
で予め厳密に知ることは極めて困難なもので、理
想的な洗浄距離を持つた洗浄装置を得ることは出
来ないものであつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、針金等の線材、巻き取られてい
る薄板、フイルム、フープ材等の長尺状物の洗浄
作業を、高速で、しかも洗浄装置を小型化し、小
さな床占有面積で行い得る事を一つの目的として
いる。
また他の一つの目的は、必要に応じて被洗浄物
の洗浄距離の長さを調整することを可能とし、洗
浄距離を、取り付け現場の情況に対応させたり、
洗浄目的に対応させたりし、取り付け現場で試験
を繰り返しながら、最良の洗浄筒の長さを決定す
る事が出来るようにしようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
被洗浄物を挿入通過させる筒状の洗浄筒を、一定
長さのユニツトを複数個連続して形成し、この洗
浄筒を、複数回上下方向に蛇行するとともに内部
に、被洗浄物洗浄用の洗浄剤を充填して成るもの
である。
作 用 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、針金等の線材、巻き取られている薄板、フイ
ルム、フープ材等の長尺状物である被洗浄物を、
筒状の洗浄筒内に挿入して通過させれば、この筒
状の洗浄筒は、複数回上下方向に蛇行して形成し
ているものであるから、床の単位面積当たりの洗
浄距離を極めて長いものとすることが出来、洗浄
筒内に充填した被洗浄物洗浄用の洗浄剤である、
洗浄蒸気、洗浄液等との接触を充分に行なうこと
が出来るから、被洗浄物を洗浄筒内で高速移動し
ても、確実な洗浄を行なうことが出来るから、高
速洗浄を可能とし、しかも装置の床占有面積を小
さなものにする事が出来る。
また洗浄筒は、ユニツト化された複数の筒を、
複数個順次連結することにより形成するから、必
要に応じて洗浄筒の長さを調整することができ、
取り付け現場の情況に対応させたり、洗浄目的に
対応させたり出来るばかりでなく、被洗浄物に応
じてどの程度の洗浄距離が必要かを、洗浄装置の
設計段階で予め厳密に知ることは極めて困難なも
のであるが、洗浄筒をユニツト化することによ
り、取り付け現場で試験を繰り返しながら、最良
の洗浄筒の長さを決定する事が出来るものとな
り、設計及び施工上極めて好都合なものである。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に於いて説明すれ
ば、1は洗浄筒で、筒状に形成し、針金等の線
材、巻き取られている薄板、フイルム、フープ材
等の長尺状物から成る、被洗浄物2を挿入通過さ
せる筒状の洗浄空間3を形成するとともに複数回
上下方向に蛇行して、小さな床占有面積で洗浄空
間3を大きく取ることを可能にしている。またこ
の洗浄筒1は、ユニツト化された複数の筒を、複
数個順次連結することにより形成し、必要に応じ
て洗浄筒1の長さを調整することができ、取り付
け現場の情況に対応させたり、洗浄目的に対応さ
せたり出来るばかりでなく、被洗浄物2に応じ
て、どの程度の洗浄距離が必要かを、洗浄装置の
設計段階で予め厳密に知ることは極めて困難なも
のであるが、洗浄筒1をユニツト化することによ
り、取り付け現場で試験を繰り返しながら、最良
の洗浄筒1の長さを決定する事が出来るものとな
り、設計及び施工上極めて好都合なものとなる。
また、洗浄筒1内には、被洗浄物2の洗浄目的に
応じて、適宜の洗浄剤4を充填する事ができ、こ
の洗浄剤4は有機溶剤から成る洗浄液であつても
良いし、この洗浄液を加熱して洗浄蒸気としたも
のであつてもよい。図面に示す一実施例に於いて
洗浄筒1は、被洗浄物2の挿入口5を、液洗浄槽
6の洗浄液7中に挿入するとともに被洗浄物2の
取り出し口8方向に、冷却コイル10を巻き回し
た冷却部11を形成し、この冷却部11と、挿入
口5間に、洗浄剤4である洗浄蒸気を、蒸気発生
槽12から導入管13で導入充填するよう構成し
ている。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、針金等の線材、巻き取られている薄板、フイ
ルム、フープ材等の長尺状物である被洗浄物を、
筒状の洗浄筒内に挿入して通過させれば、この筒
状の洗浄筒は複数回上下方向に蛇行して形成して
いるものであるから、床単位面積当たりの洗浄距
離を極せて長いものとすることが出来、洗浄筒内
に充填した洗浄剤である、洗浄蒸気、洗浄液等と
被洗浄物との接触を充分に行なうことが出来るか
ら、被洗浄物を洗浄筒内で高速移動しても、確実
な洗浄を行なうことが出来、小型の装置により高
速洗浄を可能とする。また筒状の洗浄筒を使用す
ることにより、洗浄剤の存在する空間体積を小さ
なものとすることが出来、洗浄剤の大幅な節約が
出来るとともに洗浄剤の大気中への拡散も、筒状
の小さな断面積である、挿入口と取り出し口のみ
を閉止すればものであるから、溶剤蒸気の拡散
を、容易かつ確実に防止出来るものである。
また洗浄筒は、ユニツト化された複数の筒を、
複数個順次連結することにより形成するから、必
要に応じて洗浄筒の長さを調整することができ、
取り付け現場の情況に対応させたり、洗浄目的に
対応させたり出来るばかりでなく、被洗浄物に応
じてどの程度の洗浄距離が必要かを、洗浄装置の
設計段階で予め厳密に知ることは極めて困難なも
のであるが、洗浄筒をユニツト化することによ
り、取り付け現場で試験を繰り返しながら、最良
の洗浄筒の長さを決定する事が出来るものとな
り、設計及び施工上極めて好都合なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……洗浄筒、2……被洗浄物、4……洗浄
剤、5……挿入口、6……液洗浄槽、7……洗浄
液、8……取り出し口、11……冷却部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被洗浄物を挿入通過させる筒状の洗浄筒を、
    一定長さのユニツトを複数個連続して形成し、
    この洗浄筒を、複数回上下方向に蛇行するとと
    もに内部に、被洗浄物洗浄用の洗浄剤を充填し
    たものであることを特徴とする長尺状物洗浄装
    置。 (2) 洗浄剤は、洗浄液であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の長尺状物洗
    浄装置。 (3) 洗浄剤は、洗浄蒸気であることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の長尺状物
    洗浄装置。 (4) 洗浄筒は、被洗浄物の挿入口を液洗浄槽の洗
    浄液中に挿入するとともに被洗浄物の取り出し
    口方向に冷却部を形成し、この冷却部と挿入口
    間に洗浄剤である洗浄蒸気を充填したものであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の長尺状物洗浄装置。
JP1986063635U 1986-04-26 1986-04-26 Expired JPH0124145Y2 (ja)

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JP1986063635U JPH0124145Y2 (ja) 1986-04-26 1986-04-26

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JPS62175072U JPS62175072U (ja) 1987-11-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020937A (ja) * 1983-07-13 1985-02-02 Asahi Chem Ind Co Ltd 溶剤蒸気による表面処理方法及びその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020937A (ja) * 1983-07-13 1985-02-02 Asahi Chem Ind Co Ltd 溶剤蒸気による表面処理方法及びその装置

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JPS62175072U (ja) 1987-11-06

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