JPH01239394A - 洋弓用安定装置 - Google Patents
洋弓用安定装置Info
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- JPH01239394A JPH01239394A JP63064947A JP6494788A JPH01239394A JP H01239394 A JPH01239394 A JP H01239394A JP 63064947 A JP63064947 A JP 63064947A JP 6494788 A JP6494788 A JP 6494788A JP H01239394 A JPH01239394 A JP H01239394A
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- swing rod
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41B—WEAPONS FOR PROJECTING MISSILES WITHOUT USE OF EXPLOSIVE OR COMBUSTIBLE PROPELLANT CHARGE; WEAPONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F41B5/00—Bows; Crossbows
- F41B5/14—Details of bows; Accessories for arc shooting
- F41B5/1403—Details of bows
- F41B5/1426—Bow stabilisers or vibration dampers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、洋弓に装着される安定装置に関し、特に、
スイングロッドを弾性支持するダンパーの構造に改良を
施すことにより、軽量化を図るようにしたものである。
スイングロッドを弾性支持するダンパーの構造に改良を
施すことにより、軽量化を図るようにしたものである。
[従来の技術]
一般に1番えられた矢を射る際、矢は、ドローイングか
らリリースの瞬間に弦に押され、このとき矢の先端が弓
本体ハンドル部のサイトウインド壁面に強く押し付けら
れる結果、矢のシャフトは弓本体の内側に撓み、さらに
、その反動により弓本体を巻き込むように撓みの向きが
外側に反転した時点で弓本体から離れ、しばらくの間こ
の種の反復動作を繰返しながら蛇行して飛んで行くこと
が知られている。
らリリースの瞬間に弦に押され、このとき矢の先端が弓
本体ハンドル部のサイトウインド壁面に強く押し付けら
れる結果、矢のシャフトは弓本体の内側に撓み、さらに
、その反動により弓本体を巻き込むように撓みの向きが
外側に反転した時点で弓本体から離れ、しばらくの間こ
の種の反復動作を繰返しながら蛇行して飛んで行くこと
が知られている。
このような一連の矢の挙動現象を″アーチャーズ・パラ
ドックス″と呼んでいるものであるが、この初期動作か
ら明らかなように、リリースの瞬間質量体からなるダン
パーヘッドを固着し、矢の先端は弓本体を強く押し退け
るように作用しながら通過することから、この矢の初期
挙動に応じて弓本体が敏感に応動しないと、すなわちグ
リップの周囲の慣性モーメントが大きいと、矢に対する
反発作用となって矢飛びの方向が不安定になり、的中率
の向上を図ることができないばかりでなく、弓本体もま
たその衝撃で振動する。
ドックス″と呼んでいるものであるが、この初期動作か
ら明らかなように、リリースの瞬間質量体からなるダン
パーヘッドを固着し、矢の先端は弓本体を強く押し退け
るように作用しながら通過することから、この矢の初期
挙動に応じて弓本体が敏感に応動しないと、すなわちグ
リップの周囲の慣性モーメントが大きいと、矢に対する
反発作用となって矢飛びの方向が不安定になり、的中率
の向上を図ることができないばかりでなく、弓本体もま
たその衝撃で振動する。
そこで従来、上記した矢の的中率の向上及び弓本体の衝
撃の吸収を図るために、第4図に示すように、弓本体1
のハンドル部2のリブ側止下フェース面に、スタビライ
ザと称される安定装置3を装着し、これによって、弓本
体1の慣性モーメントを高め、矢発射時の矢の初期挙動
に応じて弓本体1を敏感に応動させることにより静的、
動的な安定性を図るようにするとともに、手の震え等に
よるびびり振動や矢発射時の弓自体の振動あるいはスタ
ビライザのスイングロッドの従振動を吸収発散させるよ
うになっている。
撃の吸収を図るために、第4図に示すように、弓本体1
のハンドル部2のリブ側止下フェース面に、スタビライ
ザと称される安定装置3を装着し、これによって、弓本
体1の慣性モーメントを高め、矢発射時の矢の初期挙動
に応じて弓本体1を敏感に応動させることにより静的、
動的な安定性を図るようにするとともに、手の震え等に
よるびびり振動や矢発射時の弓自体の振動あるいはスタ
ビライザのスイングロッドの従振動を吸収発散させるよ
うになっている。
ところが、従来のこの種の安定装置3は、スイングロッ
ド4の先端部4aに質量体からなるダンパーヘッド5を
固着し、このスイングロッド4の後端基部4bをダンパ
ー6により弾性支持して前記弓本体1のハンドル部2に
装着しているものであるが、このダンパー6は、第5図
に示すように、先端6aを開口させた有底円筒状のダン
パーハウジング7と、このダンパーハウジング7の後端
面7bに前記弓本体1のハンドル部2に取外し交換自在
に螺着可能して突出させてなるボルト軸8と、前記ダン
パーハウジング6内に圧入状態で嵌装されるゴム等から
なる第1の弾性体9と、この第1の弾性体9の先端面9
aに衝合状態で当接されるロッド支持部材10と、この
ロッド支持部材10の外周面を弾性支持するように前記
ダンパーハウジング6の内周面間に介在されたゴム等か
らなる第2の弾性体11と、前記ダンパーハウジング6
の先端開口部に螺合される締付はリング12とで構成さ
れ、前記スイングロッド4の後端基部4aを締付はリン
グ12に対し遊嵌状態を維持してロッド支持部材10に
取外し交換可能な状態で螺着するとともに、前記締付は
リング12の締付力で第1の弾性体9及び第2の弾性体
11の硬さを調整することにより、前記スイングロッド
4の振幅調整を行なっているのが現状である。
ド4の先端部4aに質量体からなるダンパーヘッド5を
固着し、このスイングロッド4の後端基部4bをダンパ
ー6により弾性支持して前記弓本体1のハンドル部2に
装着しているものであるが、このダンパー6は、第5図
に示すように、先端6aを開口させた有底円筒状のダン
パーハウジング7と、このダンパーハウジング7の後端
面7bに前記弓本体1のハンドル部2に取外し交換自在
に螺着可能して突出させてなるボルト軸8と、前記ダン
パーハウジング6内に圧入状態で嵌装されるゴム等から
なる第1の弾性体9と、この第1の弾性体9の先端面9
aに衝合状態で当接されるロッド支持部材10と、この
ロッド支持部材10の外周面を弾性支持するように前記
ダンパーハウジング6の内周面間に介在されたゴム等か
らなる第2の弾性体11と、前記ダンパーハウジング6
の先端開口部に螺合される締付はリング12とで構成さ
れ、前記スイングロッド4の後端基部4aを締付はリン
グ12に対し遊嵌状態を維持してロッド支持部材10に
取外し交換可能な状態で螺着するとともに、前記締付は
リング12の締付力で第1の弾性体9及び第2の弾性体
11の硬さを調整することにより、前記スイングロッド
4の振幅調整を行なっているのが現状である。
[発明が解決しようとするi題]
このため、上記した従来の安定装置3、特にスイングロ
ッド4を弾性支持するダンパー6の組付は構造にあって
は、第1の弾性体9の先端面9aとロッド支持部材1o
の後端面10aとを単にロッド軸方向Xに衝合状態で当
接させることにより、前記先端部4aにダンパーヘッド
5が固着されたスイングロッド4の重力による垂れを支
えるようになっていることから、スイングロッド4がロ
ッド支持部材10と共に変形するために、スィングロッ
ド4自体をダンピング性に寄与させることができないば
かりでなく、第1の弾性体9とロッド支持部材10との
互いの衝合端面の衝合面積を大きくする必要があり、こ
れによって、第1の弾性体9とロッド支持部材10との
径を小さくすることができず、必然的にダンパーハウジ
ング及びスイングロッドの径が大きくなり、しかも、装
置全体のセット重量が重くなって単位重量当たりの慣性
モーメントの獲得値が小さく、慣性モーメント設定範囲
を狭める他に、特に長時間を要する試合では、弓本体の
ハンドル部を握持する射手の腕が疲労し易く、矢の的中
率を低下させる原因となり、また、スイングロッドの振
れ幅が大きくなってコントロールが難しい、といった問
題があった。
ッド4を弾性支持するダンパー6の組付は構造にあって
は、第1の弾性体9の先端面9aとロッド支持部材1o
の後端面10aとを単にロッド軸方向Xに衝合状態で当
接させることにより、前記先端部4aにダンパーヘッド
5が固着されたスイングロッド4の重力による垂れを支
えるようになっていることから、スイングロッド4がロ
ッド支持部材10と共に変形するために、スィングロッ
ド4自体をダンピング性に寄与させることができないば
かりでなく、第1の弾性体9とロッド支持部材10との
互いの衝合端面の衝合面積を大きくする必要があり、こ
れによって、第1の弾性体9とロッド支持部材10との
径を小さくすることができず、必然的にダンパーハウジ
ング及びスイングロッドの径が大きくなり、しかも、装
置全体のセット重量が重くなって単位重量当たりの慣性
モーメントの獲得値が小さく、慣性モーメント設定範囲
を狭める他に、特に長時間を要する試合では、弓本体の
ハンドル部を握持する射手の腕が疲労し易く、矢の的中
率を低下させる原因となり、また、スイングロッドの振
れ幅が大きくなってコントロールが難しい、といった問
題があった。
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、装置全体のセット重量の軽量化を
図り、単位重量当たりの慣性モーメントを増大させてダ
ンピング性を高めることができるようにした洋弓用安定
装置を提供することにある。
目的とするところは、装置全体のセット重量の軽量化を
図り、単位重量当たりの慣性モーメントを増大させてダ
ンピング性を高めることができるようにした洋弓用安定
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記した課題を解決するために、この発明は。
ダンパーを、先端を開口させた有底円筒状のダンパーハ
ウジングと、このダンパーハウジング内に嵌装されかつ
前記スイングロッドが貫通挿入される弾性体及び前記前
記スイングロッドに固定される円弧状の曲面を有するロ
ッド軸受部材と、前記ダンパーハウジングの先端開口部
に結合される締付はリングとで構成するとともに、前記
ロッド軸受部材を前記弾性体に連接させて組み付けるよ
うにしてなるもので、この場合、前記ダンパーハウジン
グ内の有底端面と弾性体との間に間隔調整リングを介在
させることにより、前記スイングロッドの振れ幅を調整
し得るようになっており、また、前記締付はリングのダ
ンパーハウジングへの螺合による締付力で、ロッド軸受
部材を介する弾性体への圧接状態を調整して、ダンピン
グ効果を調整 ′可能にすることが好ましい。
ウジングと、このダンパーハウジング内に嵌装されかつ
前記スイングロッドが貫通挿入される弾性体及び前記前
記スイングロッドに固定される円弧状の曲面を有するロ
ッド軸受部材と、前記ダンパーハウジングの先端開口部
に結合される締付はリングとで構成するとともに、前記
ロッド軸受部材を前記弾性体に連接させて組み付けるよ
うにしてなるもので、この場合、前記ダンパーハウジン
グ内の有底端面と弾性体との間に間隔調整リングを介在
させることにより、前記スイングロッドの振れ幅を調整
し得るようになっており、また、前記締付はリングのダ
ンパーハウジングへの螺合による締付力で、ロッド軸受
部材を介する弾性体への圧接状態を調整して、ダンピン
グ効果を調整 ′可能にすることが好ましい。
[作 用コ
すなわち、この発明は、上記の構成にすることによって
、スイングロッドの後端基部がロッド軸受部材及びその
ロッド外周に介在する弾性体を支点として弾性支持され
るため、スイングロッド自体が弾性変形して振動の吸収
発散が行なわれ、ダンパーハウジング内に圧入状態で嵌
装される弾性体の径を小さくすることができることから
、ダンパーハウジング及びスイングロッドの径も小さく
することができ、これによって、装置全体の重量が軽量
になり、しかも、単位重量当たりの慣性モーメントが大
幅に増大する。
、スイングロッドの後端基部がロッド軸受部材及びその
ロッド外周に介在する弾性体を支点として弾性支持され
るため、スイングロッド自体が弾性変形して振動の吸収
発散が行なわれ、ダンパーハウジング内に圧入状態で嵌
装される弾性体の径を小さくすることができることから
、ダンパーハウジング及びスイングロッドの径も小さく
することができ、これによって、装置全体の重量が軽量
になり、しかも、単位重量当たりの慣性モーメントが大
幅に増大する。
また、ダンパーハウジング内の有底端面と弾性体との間
に間隔調整リングを介在させてスイングロッドの長さを
可変して慣性モーメントを選定し、さらに、締付はリン
グのダンパーハウジングへの螺合による締付力で、弾性
体の硬さを調整して弾性変形量を選定することにより、
スイングロッドの振れ幅とダンパーヘッド重量とをバラ
ンスさせてダンピング効果の調整が行なわれる。
に間隔調整リングを介在させてスイングロッドの長さを
可変して慣性モーメントを選定し、さらに、締付はリン
グのダンパーハウジングへの螺合による締付力で、弾性
体の硬さを調整して弾性変形量を選定することにより、
スイングロッドの振れ幅とダンパーヘッド重量とをバラ
ンスさせてダンピング効果の調整が行なわれる。
[実 施 例]
以下、この発明を第1図から第3図に示す実施例を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第1図に示すように、図中30は弓本体のハンドル部に
取付けられるこの発明に係る洋弓用安定装置である。こ
の洋弓用安定装置30は、弓本体のハンドル部に、先端
部31aに質量体からなるダンパーヘッド32が固着さ
れたスイングロッド31をダンパー33を介して装着し
得るようになっているもので、前記スイングロッド31
は、例えばカーボン繊維、またはカーボン繊維とケブラ
ーとの組合せ繊維を補強繊維としてなる弾性変形領域が
大きくてダンピング性に優れた繊維強化プラスチック(
FRP)からなる中空シャフトで形成されている。
取付けられるこの発明に係る洋弓用安定装置である。こ
の洋弓用安定装置30は、弓本体のハンドル部に、先端
部31aに質量体からなるダンパーヘッド32が固着さ
れたスイングロッド31をダンパー33を介して装着し
得るようになっているもので、前記スイングロッド31
は、例えばカーボン繊維、またはカーボン繊維とケブラ
ーとの組合せ繊維を補強繊維としてなる弾性変形領域が
大きくてダンピング性に優れた繊維強化プラスチック(
FRP)からなる中空シャフトで形成されている。
一方、上記ダンパー33は、先端34aが開口した有底
円筒状を有するダンパーハウジング34と、このダンパ
ーハウジング34内に圧入状態で嵌装されるゴム等の弾
性体からなるダンパーゴム35とで構成され、このダン
パーゴム35には、前記スイングロッド31の後端基部
31bがロッド軸方向に沿って貫通状態で挿入されて弾
性支持されるようになっている。そして、前記したスイ
ングロッド31の後端基部31b側には、先端面36a
を円弧状の曲面に形成したロッド軸受部材36が固定さ
れ、このロッド軸受部材36の後端面36bを前記ダン
パーゴム35の先端面35aに圧接させてなるとともに
、その先端面36aには、締付はリング37が当接され
ている。この締付はリング37゛は、前記スイングロッ
ド31に対して遊嵌状態を維持させて前記ダンパーハウ
ジング34の先端34aの開口部側に螺合されるように
なっているとともに、その締付力により前記ダンパーゴ
ム35側に向は押圧して圧接状態を調整し得るように組
み付けてなる構成を有する。
円筒状を有するダンパーハウジング34と、このダンパ
ーハウジング34内に圧入状態で嵌装されるゴム等の弾
性体からなるダンパーゴム35とで構成され、このダン
パーゴム35には、前記スイングロッド31の後端基部
31bがロッド軸方向に沿って貫通状態で挿入されて弾
性支持されるようになっている。そして、前記したスイ
ングロッド31の後端基部31b側には、先端面36a
を円弧状の曲面に形成したロッド軸受部材36が固定さ
れ、このロッド軸受部材36の後端面36bを前記ダン
パーゴム35の先端面35aに圧接させてなるとともに
、その先端面36aには、締付はリング37が当接され
ている。この締付はリング37゛は、前記スイングロッ
ド31に対して遊嵌状態を維持させて前記ダンパーハウ
ジング34の先端34aの開口部側に螺合されるように
なっているとともに、その締付力により前記ダンパーゴ
ム35側に向は押圧して圧接状態を調整し得るように組
み付けてなる構成を有する。
また、図中38は前記ダンパーハウジング34内の有底
端面34bとダンパーゴム35の後端面35bとの間に
介在させた間隔調整リングで、前記スイングロッド31
の振れ幅を調整し得るようになっている。
端面34bとダンパーゴム35の後端面35bとの間に
介在させた間隔調整リングで、前記スイングロッド31
の振れ幅を調整し得るようになっている。
しかして、上記したこの発明に係わる洋弓用安定装置3
0の構成によれば、スイングロッド31の後端基部31
bがロッド軸受部材36及びロッド外周のダンパーゴム
35を支点として弾性支持されていることから、第2図
(A)(B)に示すように、スイングロッド自体が弾性
変形して単振動、及び撓み振動を吸収発散させることを
可能にしているとともに、ダンパーゴム35の径、延い
てはダンパーハウジング34及びスイングロッド31の
径を小さくすることができ、これによって、第3図に示
すように、従来のような標準的な一本の安定装置(第3
図点線で示す)の重量(0,2〜0.3kg)及び単位
重量当たりの慣性モーメン)−(0,3〜0.6cm”
)に対して、同効範囲内で装置全体の重量を0.14〜
0.18kgに軽量化することができ、しかも、単位重
量当たりの慣性モーメントを0.6〜1.0cm2に大
幅に増大させることが可能になる。
0の構成によれば、スイングロッド31の後端基部31
bがロッド軸受部材36及びロッド外周のダンパーゴム
35を支点として弾性支持されていることから、第2図
(A)(B)に示すように、スイングロッド自体が弾性
変形して単振動、及び撓み振動を吸収発散させることを
可能にしているとともに、ダンパーゴム35の径、延い
てはダンパーハウジング34及びスイングロッド31の
径を小さくすることができ、これによって、第3図に示
すように、従来のような標準的な一本の安定装置(第3
図点線で示す)の重量(0,2〜0.3kg)及び単位
重量当たりの慣性モーメン)−(0,3〜0.6cm”
)に対して、同効範囲内で装置全体の重量を0.14〜
0.18kgに軽量化することができ、しかも、単位重
量当たりの慣性モーメントを0.6〜1.0cm2に大
幅に増大させることが可能になる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、弓
本体のハンドル部にダンパーを介して先端部に質量体か
らなるダンパーヘッドを固着したスイングロッドを取付
けけてなる洋弓用安定装置において、前記ダンパーは、
先端を開口させた有底円筒状のダンパーハウジングと、
このダンパーハウジング内に嵌装されかつ前記スイング
ロッドが貫通挿入される弾性体及び前記前記スイングロ
ッドに固定される円弧状の曲面を有するロッド軸受部材
と、前記ダンパーハウジングの先端開口部に結合される
締付はリングとを具備し、前記ロッド軸受部材を前記弾
性体に連接させて組み付けてなる構成としたことから、
スイングロッドの後端基部がロッド軸受部材及びそのロ
ッド外周に介在する弾性体を支点として弾性支持される
ため、スイングロッド自体が弾性変形して振動の吸収発
散が行なわれ、ダンパーハウジング内に圧入状態で嵌装
される弾性体の径を小さくすることができ、これによっ
て、ダンパーハウジング及びスイングロッドの径も小さ
くすることができために、装置全体の重量を軽量化する
ことができ、長時間の試合による射手の腕の疲労を少な
くし、矢の的中率の低下防止することができるとともに
、単位重量当たりの慣性モーメントを大幅に増大させる
ことができる。
本体のハンドル部にダンパーを介して先端部に質量体か
らなるダンパーヘッドを固着したスイングロッドを取付
けけてなる洋弓用安定装置において、前記ダンパーは、
先端を開口させた有底円筒状のダンパーハウジングと、
このダンパーハウジング内に嵌装されかつ前記スイング
ロッドが貫通挿入される弾性体及び前記前記スイングロ
ッドに固定される円弧状の曲面を有するロッド軸受部材
と、前記ダンパーハウジングの先端開口部に結合される
締付はリングとを具備し、前記ロッド軸受部材を前記弾
性体に連接させて組み付けてなる構成としたことから、
スイングロッドの後端基部がロッド軸受部材及びそのロ
ッド外周に介在する弾性体を支点として弾性支持される
ため、スイングロッド自体が弾性変形して振動の吸収発
散が行なわれ、ダンパーハウジング内に圧入状態で嵌装
される弾性体の径を小さくすることができ、これによっ
て、ダンパーハウジング及びスイングロッドの径も小さ
くすることができために、装置全体の重量を軽量化する
ことができ、長時間の試合による射手の腕の疲労を少な
くし、矢の的中率の低下防止することができるとともに
、単位重量当たりの慣性モーメントを大幅に増大させる
ことができる。
また、ダンパーハウジング内の有底端面と弾性体との間
に間隔調整リングを介在させてスイングロッドの長さを
可変して慣性モーメントを選定し、さらに、締付はリン
グのダンパーハウジングへの螺合による締付力で、弾性
体の硬さを調整して弾性変形量を選定することにより、
スイングロッドの振れ幅とダンパーヘッド重量とをバラ
ンスさせてダンピング効果を調整することができるとい
うすぐれた効果を有するものである。
に間隔調整リングを介在させてスイングロッドの長さを
可変して慣性モーメントを選定し、さらに、締付はリン
グのダンパーハウジングへの螺合による締付力で、弾性
体の硬さを調整して弾性変形量を選定することにより、
スイングロッドの振れ幅とダンパーヘッド重量とをバラ
ンスさせてダンピング効果を調整することができるとい
うすぐれた効果を有するものである。
第1図はこの発明に係る洋弓用安定装置の一実施例を示
す要部拡大断面図、 第2図(A)CB)は同じくスイングロッドの単振動及
び撓み振動状態を示す概略的説明図、第3図は同じく装
置全体重量と慣性モーメントとの関係を従来装置と比較
して示す説明図、第4図は従来の弓本体への洋弓用安定
装置の装着状態を示す斜視図。 第5図は同じ〈従来の洋弓用安定装置の要部拡大断面図 である。 1・・・弓本体、 2・・・ハンドル部、 30・・・洋弓用安定装置、 31・・・スイングロッド、 31a・・・先端部、 32・・・質量体(ダンパーヘッド)、33・・・ダン
パー、 34・・・ダンパーハウジング、 34a・・・先端(開口部、)、 34b・・・有底端面、 35・・・弾性体(ダンパーゴム)、 36・・・ロッド軸受部材、 37・・・締付はリング、 38・・・間隔調整リング。
す要部拡大断面図、 第2図(A)CB)は同じくスイングロッドの単振動及
び撓み振動状態を示す概略的説明図、第3図は同じく装
置全体重量と慣性モーメントとの関係を従来装置と比較
して示す説明図、第4図は従来の弓本体への洋弓用安定
装置の装着状態を示す斜視図。 第5図は同じ〈従来の洋弓用安定装置の要部拡大断面図 である。 1・・・弓本体、 2・・・ハンドル部、 30・・・洋弓用安定装置、 31・・・スイングロッド、 31a・・・先端部、 32・・・質量体(ダンパーヘッド)、33・・・ダン
パー、 34・・・ダンパーハウジング、 34a・・・先端(開口部、)、 34b・・・有底端面、 35・・・弾性体(ダンパーゴム)、 36・・・ロッド軸受部材、 37・・・締付はリング、 38・・・間隔調整リング。
Claims (3)
- (1)弓本体のハンドル部にダンパーを介して先端部に
質量体からなるダンパーヘッドを固着したスイングロッ
ドを取付けてなる洋弓用安定装置において、 前記ダンパーは、先端を開口させた有底円筒状のダンパ
ーハウジングと、 このダンパーハウジング内に嵌装されかつ前記スイング
ロッドが貫通挿入される弾性体及び前記前記スイングロ
ッドに固定される円弧状の曲面を有するロッド軸受部材
と。 前記ダンパーハウジングの先端開口部に結合される締付
けリングとを具備し、 前記ロッド軸受部材を前記弾性体に連接させて組み付け
たことを特徴とする洋弓用安定装置。 - (2)ダンパーハウジング内の有底端面と弾性体との間
に間隔調整リングを介在させたことを特徴とする請求項
1に記載の洋弓用安定装置。 - (3)締付けリングのダンパーハウジングへの螺合によ
る締付力で、ロッド軸受部材を介する弾性体への圧接状
態を調整してなることを特徴とする請求項1に記載の洋
弓用安定装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63064947A JPH063360B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 洋弓用安定装置 |
US07/325,237 US4936283A (en) | 1988-03-18 | 1989-03-17 | Archery stabilizer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63064947A JPH063360B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 洋弓用安定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01239394A true JPH01239394A (ja) | 1989-09-25 |
JPH063360B2 JPH063360B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=13272741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63064947A Expired - Lifetime JPH063360B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 洋弓用安定装置 |
Country Status (2)
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US (1) | US4936283A (ja) |
JP (1) | JPH063360B2 (ja) |
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1989
- 1989-03-17 US US07/325,237 patent/US4936283A/en not_active Expired - Fee Related
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