JPH01238999A - 手芸用鉛板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、手芸用材料として用いられる手芸用鉛板に
係る。

（ロ）従来の技術 従来、鉛板そのものが手芸用材料として用いられること
はなかった。鉛板はその属性として屈曲性を有し、この
性質を利用して鉛板そのものを用いて、鉛板のみを材料
とする手芸が考えられる。

例えば、−枚の鉛板を屈曲させて装飾用の花瓶、容器、
置物を作ると、鉛特有のダークな色調と肌あいのため、
他の材料を用いて作られた装飾品等と比較して、独特な
雰囲気をかもし出す装飾品を得ることができる。

（ハ）本発明が解決しようとする問題点しかしながら、
手芸用に専ら用いるために加工された鉛板は市販されて
いないため、手芸用鉛板として加工されたものを用意し
ておくと便利である。

また、鉛板は水や湿気に比較的弱いこと、鉛板により手
が汚れる虞れがあること等手芸用材料として用いられ場
合に解決しなければならない問題もある。この発明は前
記課題を解決し、手芸用材料として好ましい鉛板を提供
することを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 前記目的を達成する手段として、本発明の手芸用鉛板は
鉛板に加工を施し、手芸用材料に適する鉛板とした。

以下、実施例に従い説明する。説明の便宜上、本発明に
おいては厚さ１．５ｆｉ乃至２ｆｌ、−辺が約６０ａｍ
の方形の鉛板を用いた。

実施例１として、鉛板１ａの一方の面に基盤の目のよう
に縦横に分割して設けた目盛２を印刷した。このように
構成することにより、手芸に用いる長さ又は幅等の目安
になり、創作中における屈曲又は屈折等の作業上の目盛
として使用できる。

目盛は色調の薄い赤色が好ましい。

実施例２として、鉛板ｌｂ上の周縁部全面に亘り目盛３
を刻印した。鉛板に目盛型を押圧すれば簡単に目盛３を
刻印できる。目盛３は印刷して設けてもよい、このよう
に鉛板の周囲に目盛３を設けると創作作業における位置
ぎめが容易であり、創作後の装飾品の外観に影響を与え
ることはなく、不要になれば鉛板上を押圧するか又はた
たいて消去することも可能である。

実施例３として、鉛板ｌｃ上に透明の合成樹脂被膜で被
覆するようにした。合成樹脂被膜は鉛板の屈曲又は屈折
に影響しない程度の薄い透明の被膜であり、鉛板上に剥
離しない程度に塗布手段又は、蒸着手段等により被覆さ
れている。このように加工された鉛板を用いると創作さ
れた装飾品の表面がなめらかに仕上がり、透明であるか
ら鉛の色調又は肌合を損なう虞れがなく、水や湿気に強
い材料として使用できる。

実施例４として、鉛板１ｂの片面に接着剤５を塗布し剥
離紙６で被覆するようにした。このように構成すること
により、剥離紙６側が内面又は内側となるよう使用し、
創作された装飾品の外側に出ないようにすれば、剥離紙
が装飾品の内部に位置し、装飾品の内面をシールする役
目を果たし、或いは一部を剥離して使用すると折曲され
または屈曲される際の鉛板の襞または皺を相互に接着す
ることが可能となる。水又は湿気等から鉛板面を保護す
る効果も有する。

実施例５として、鉛板１ｃの一方の面を透明の合成樹脂
被膜で被覆し、他方の面に接着剤を塗布し剥離紙で被覆
するようにした。このように構成すると実施例３及び実
施例４の効果を一枚の鉛板で享有することが可能である
。

（ホ）発明の効果 この発明によると、鉛板の属性及び鉛板の色調又は肌合
を十分に生かしながら、手芸用材料として鉛板を活用で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は実施例（１）乃至実施例（５）の斜
視図である。 １　ａ、　　１　ｂ、　　１　ｃ、　　１　ｄ、　　１
　ｅ・・−・・−鉛板、２．３・・・・・・目盛、　４
・・・・・・合成樹脂被膜、５・・・・・・接着剤、　
　６・・・・・・剥離紙第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一方の面に基盤の目のように縦横に分割して設けた
   目盛が印刷されていることを特徴とする手芸用鉛板 ２、一方の面の周縁部に亘り目盛を刻印若しくは印刷し
   たことを特徴とする手芸用鉛板。３、片面を透明の合成
   樹脂被膜で被覆したことを特徴とする手芸用鉛板。 ４、片面に接着剤を塗布し剥離紙で被覆したことを特徴
   とする手芸用鉛板。 ５、一方の面を透明の合成樹脂被膜で被覆し、他方の面
   に接着剤を塗布し剥離紙で被覆したことを特徴とする手
   芸用鉛板。