JPH01237204A - 乗物用空気入りタイヤ - Google Patents

乗物用空気入りタイヤ

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JPH01237204A
JPH01237204A JP63318341A JP31834188A JPH01237204A JP H01237204 A JPH01237204 A JP H01237204A JP 63318341 A JP63318341 A JP 63318341A JP 31834188 A JP31834188 A JP 31834188A JP H01237204 A JPH01237204 A JP H01237204A
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JP
Japan
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pneumatic tire
layers
strip
felt
layer
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Application number
JP63318341A
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English (en)
Inventor
Ornella Polvara
オルネラ・ポルヴァラ
Alessandro Volpi
アレッサンドロ・ヴォルピ
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Pirelli and C SpA
Pirelli Tyre SpA
Original Assignee
Pirelli Coordinamento Pneumatici SpA
Pirelli SpA
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/1821Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers comprising discrete fibres or filaments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • B60C9/22Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10495Pneumatic tire or inner tube
    • Y10T152/10765Characterized by belt or breaker structure
    • Y10T152/10792Structure where each bias angle reinforcing cord ply has no opposingly angled ply

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1産業上の利用分野] 本発明は、乗物用空気入りタイヤ、特に、以下に詳細に
説明するように現在公知のラジアルカーカスを設けた自
動車用空気入りタイヤに関するが、これにのみ限定され
るものではない。
さらに、具体的には、本発明は、カーカス及びトレッド
バンド間にて、カーカスの頂部の−Lに位置決めされた
ブレーカベルト構造体に関する。このブレーカベルトは
、ラジアルタイヤの場合、[ンンクチュア(cinct
ure) Iと呼ばれているが、その理由は、交差させ
て配設されたブライカーカスの従来のブレーカと同様に
タイヤに対する保護作用を提供するのみならず、カーカ
スのラジアル構造体に対してより重要な1ベルトで締め
付ける1機能を果すからである。
換言すれば、ブレーカベルトは、膨張圧力のスラスト力
の下でラジアルカーカスが円周方向に膨張するのを制限
し、カーカス自体を所定の範囲内の寸法に維持し、使用
時におけるタイヤの挙動、特に、トレッドの摩耗及び運
転特性に影響を勢jえるものである。
[従来の技術1 通常、空気入りタイヤに採用されているブレーカベルト
は、ゴム被覆した織物からなるストリップを複数個゛V
径方向に1nね合わせて構成されており、■−記ススト
リップ、各々、繊維又は金属コードにて補強されている
。上記コードは、各ストリップ内にて相t7に1V行に
配設されており、タイヤの円周方向に関して望ましくは
対称形状に、隣接するストリップのコードと交差してい
る。
ブレーカベルトを構成する幾多のストリップの内、一部
のストリップは、コードが00に配設された、即ち、タ
イヤの円周方向に方向決めされた形態のものとすること
が出来る。しかし、Ooの角度のコードからなるストリ
ップが設けられていないベルト構造体も、既に多数のも
のが公知であるが、0°に配設されたコードストリップ
のみで構成されたベルト構造体は、せん断に対する剛性
が小さいため、使用中における運転特性がト分でなく、
その結果、空気入りタイヤに採用するには不適当である
ことが確認されている。
[発明が解決しようとする調題1 実際L1優れたブレーカベルトであるためには、円周方
向にIJする引っ張り力及び圧縮力に対する大きい抵抗
性を偏え、さらに、せん断に対する大きい剛性を備え、
ドリフト走行又は横方向の軸スラスト力によってタイヤ
に生ずる応力に耐え得るようにしなければならない。
円周方向のみを向いたコードを備えたブレーカベルトは
、該コードにゴム被覆された弾性又はIIJ塑性材料の
弾性率が小さいため、ぜん断力に対する剛性、即ち、交
差方向に対する剛性が所期の性能を発揮するには極めて
不十分である。その結果、使用中のタイヤは、運転性能
及び横方向の安定性に欠けることになる。
これに対し、タイヤの円周方向に対し適正に選択された
角度にてコードストリップを傾斜させることにより、せ
ん断に対する十分な剛性を得ることが出来る。この剛性
は、特に、補強コードの寸法(ワイヤ及びワイヤの直線
状断面部分の数)及び織物の厚みに従って増大し、結局
、走行中のタイヤの快適さ、その市ffl及びコストの
点で不利益を生じさせる。
これらの不都合を解消し、かつ補強コードの寸法の増大
を伴うことな(、ベルト構造体を補強するための試みが
多数為されてきた。特に、ファイバにより補強され、望
ましくは好適な方向に沿って方向決めされた弾性又は可
塑性材料の層を上記ストリップと組み合わせて使用し、
又は、同一の弾性材料が補強ファイバを包含している場
合には、コードストリップの屑↓求使用することが技術
者達の主たる関心事であった。
天然又は人造繊維、金属含有のチョツプドガラスアスベ
ストファイバ等を含む公知のファイバの大多数は、上記
用途への適用の可能性について試験されたものの、せん
断に対する剛性の増大という問題点を満足し得る程度に
解決し得たものは無かった。換言すれば、これまで使用
されてきた、ファイバにより補強されたベルト構造体は
、タイヤに対して従来のブレーカベルトと同等の品質及
び性能特性を提供することが出来ず、又、ファイバによ
り補強された層は、傾斜させたコードの通常のストリッ
プに取って代わることができない。
特に、短い繊維ファイバ(ナイロン、レーヨン、天然繊
維)の場合、補強層の係数、従って、該補強層の横方向
剛性は、極めて不十分である一方、スチールファイバの
場合、支持材料に接着され、その結果、亀裂が生じ、補
強層を損傷させるという重大な問題点を伴う。さらに、
ガラスファイバの場合、スチールファイバの場合の問題
点に加えて、耐疲労性がほとんどな(、耐圧縮性が十分
でなく、又、加工工程中、作業員の安全を脅かす重大な
危険性を伴うといった問題点を招来する。
ファイバを不要にし、高係数の弾性材料又は可塑性材料
のみから成る層を構成しようとする試みは、満足し得な
い結果に終わっている。それは、これら高係数材料は、
ヒステリシス値が大きいこと、及び、タイヤの走行中に
せん断に対する剛性程度が劣化することに起因してベル
ト構造体が受ける変形(繰り返し曲げ)に伴う問題点を
招来するからである。
実際上、走行時以外の状態にあるときに、十分な剛性を
備えるベルト構造体を提供することは可能であるが、タ
イヤが走行しているときにこの剛性を維持することは出
来ないことが実証されている。
本発明は、ゴム被覆したコード織物の従来のストリップ
が少な(とも一部分、短い繊維ファイバの充填材(ti
llor)で補強された弾性又は可塑性材料の層と置き
換えられたベルト構造体を備え、しかも品質性能の点で
従来の最上のタイヤに劣らない空気入りタイヤを提供す
ることである。
[課題を達成するための手段] 従って、本発明の主題は、乗物用の空気入りタイヤであ
って、ラジアルカーカスと、路面と接触する面上に盛り
上がった模様を備え、カーカスの頂部に位置決めされた
トレッドバンドと、タイヤを対応する組み立てリム上に
固着するための側壁及ヒピードと、上記トレッドバンド
及びカーカス間に挟持されたブレーカベルト構造体とを
備え、上記ベルトブレーカベルト構造体が、長平方向の
コードにより補強されたゴム被覆織物の少なくとも1つ
のストリップと、アラミドパルプにより充填され、かつ
各層は、中間円周面に関して他方の層とは反対方向であ
る好適な方向に方向決めされた少なくとも2つの弾性又
は可塑性材料層とを備えることを特徴とする空気入りタ
イヤである。
[実施例] 添付図面を参照しながら、単に一例として掲げた実施例
に関する以下の詳細な説明を読むことにより、本発明を
一層良く理解することが出来よう。
第1図を参照すると、本発明による空気入りタイヤは、
先ず、全(従来の方法にて、ラジアル型とすることが望
ましいものの、この型式にのみ限定されないカーカス(
1)を備えている。このカーカス(1)には、半径方向
内方の位置にてビード(3)に端末として側壁(2)が
設けられており、これら側壁(2)は各々、タイヤを該
当する組み立てリム(図示せず)に固着するための円周
方向に延伸不能の少なくとも1つの環状の金属コア(4
)にて補強されている。
l−記カーカス(1)のY真円−(こは、トレッドバン
ド(5)が形成されており、該トレッドバンド(5)は
、その゛F、径方向外面に適当な盛り−1−かり模様を
イfし、走行時において、タイヤが路面との接触安定性
を確保し得るようにしである。
ブレーカベルト構造体(6)は、トレッドバンド(5)
及びカーカスプライ間に挟持されており、トレッドとほ
ぼ等しい幅を備え、かつ円周方向及び軸方向に延伸不能
である。
本発明によると、この構造体は、タイヤの外側から内側
にかけて、少なくとも引っ張り力に対して抵抗性のある
適当な材料から成るコード(61)にて補強されたゴム
被覆織物(fabric)のストリップを備えている。
このコード(61)は、円周方向に配設されるか、又は
タイヤの中間円a濃■に対し略10°より太き(ない(
即ち10°より小さい〉角度をなすように配設される。
このコード(61)は、適当な任意の材料にて形成する
ことが出来、いかなる場合も、従来技術のタイヤにおい
ては、円周方向に配設されるべきものとされている。ス
トリップにおけるコードの配設密度は、採用するコード
の111I式いかんによって適宜選択することとする。
例えば、アラミド(芳香族ポリアミド)から1成るコー
ドは、6(1−100本/d−の密度にて、ゴム被覆層
内に配分するものとする。
1対の層(62)、(63)が、■−記スストリップり
・1して半径方向内側の位置に位置決めされている。こ
れら層(62)、(63)は、例えば、Du Pon1
社が製造するrKevlarpulplのようなアラミ
ドパルプ(aramide pulp)を充填した弾性
又は−+iJ塑性材料にて形成される。このアラミド1
<ルブは、例えば、カレンダ(calender) i
−より適当な延伸処理を行うことにより、タイヤの中間
円周面にス・1して好適な方向に沿って予め方向状めさ
れる。上記層における上記好適な方向は、タイヤの中間
円周面に剥して対称形状であることが望ましく、さらに
該中間円周面に対して20乃至70″、望ましくは、4
5°の角度を形成するものとする。
便宜ト、以ドの説明において、アラミドパルプを充填し
たこれら層(62,63)は、[フェルト状1の層と称
する。
アラミドパルプを形成する要素は、極めて短い(成形材
料を補強するために使用される通常の繊維ファイバ又は
金属性ファイバ、及び既に公知のチョツプドガラスより
もはるかに短い)ファイバであり、繊維状の結晶構造体
を備え、その表面、特に、その両端からは、いわばft
、−1(hairy)のような複数の生繊維が伸長して
いる点にて上記要素と一覧なっている。実際−1−5L
記結晶構造体のため、ファイバが破断した場合、その破
断端は房状の形状(Lurking)となる。
この材料の固有の特徴により、アラミドパルプを充填さ
れたフェルト状の層(62,63)は、非常に優れた機
械的抵抗特性、及びパルプの好適な方向、即ち、1−記
ファイバの配向方向に対して大きい剛性を示す。しかし
、何れの場合でも、上記材料は、次ぎの要求特性に従っ
て慎重に選択する必要がある。即ち、動的係数が大きく
、ヒステが小さく、かつアラミドにス・1する(−分な
Ijin性を備えることを要する。
単に一例として、アラミドパルプの支持体を形成するの
に適することが確認された・弾性材料の組成について以
下に表記する。
配分         プ子l鵠…1−分1哀多j−丈
擾−割合天然ゴム           +00酸化亜
鉛            4 ステアリン酸           2酸化防止剤 (
IPPD)        2レゾルンノール    
     ! カーボンブラックN66      85芳香油   
          6 ヘキサメチレンテトラミン(IIklT)  1.4加
硫促進剤 (MBS)        1.5加硫遅延
剤 (CTI))        0.3イオウ   
           6上記+jiil性的組成は、
室諷及び1011zの振動数にて必要な試験を行った結
果、次の特性を備えるこ損失率(タン・デルタ)   
    0.11フエルト状の層(62,63)の寸法
及び重量の好適な値は、製造せんとするタイヤの型式及
びその実際の寸法いかんによるが、L記パラメータの点
について、一連の臨界的値を定めることが可能である。
従って、各フェルト状の層(62,63)のゴム100
部分に対して、l乃至20部分の範囲の量(密度又は濃
度)のアラミドパルプにて充填することが必要となる。
仕上がったタイヤの中間円周面に対して、バルブは、2
0°乃至70°の範囲の配向角度を備えることになる。
本出願人は、上記配向角度は、タイヤの中間円周方向に
対して45°とした場合、特に好適であることを確認し
ている。
自動車のタイヤの場合、各フェルト状の層(62,63
)は、051−乃至3繭−の範囲の厚さを有することが
望ましい。トラック等の荷物輸送車の場合、上記値は、
より大きい値とすることが出来る。15本的な弾性又は
可塑性材料の場合、8 Mpa(メガパスカル)以上の
動的係数及び0.5以上でないタン・デルタを備える必
要がある。
さらに、上記基本的材料は、アラミドファイバとの接合
を促進するある種の薬剤(特に、レゾルシノール及びヘ
キサメチレンテトラミン又はヘキサメトキシメチルメラ
ミン)を含有することが望ましい。円周方向コードのス
トリップに対するフェルト状の層(62,63)の位置
に関しては、第1図に図示するように、対のフェルト状
の層が半径方向内方に配設された形態の他に、各種の組
み合わせが可能である。
先ず、各フェルト状の層内に夫々、0°の角度の複数の
コード(61)からなるーのストリップを埋め込むこと
が可能である(第2図参照)。これにより、ストリップ
が個別分離の状態となるのを防+l−,することが出来
、又、この配設形態を別の観点から見るならば、円周方
向の2重の補強要素を備えることになる。換言すれば、
ブレーカベルト構造体(6)は、夫々、横に並べて配設
し、円周方向に方向決めされた複数の補強コード(61
)を有する、半径方向に重ね合わせた2つのフェルト状
層(64)、(65)を備えることになる。
対のフェルト状の層は、さらに、0°の角度にて配設さ
れた複数コード(61)を有する1又は2以上のストリ
ップの場合と異なり、第3図及び第4図に図示するよう
に上記複数のコード(61)からなるストリップに対し
て゛ト径方向外方に位置決めする(第3図)か、又は該
ストリップの外方及び内方の両側に位置決めする(第4
図)。さらに、上記構造体の対称的挙動が、その層内の
各種のファクタ、即ち、バルブの密度、ファイバの配向
方向、材料の係数等を適正に釣り合わせることにより、
一定の状態に維持されていることを条件として、第5図
に示す如く、フェルト状の層(62,63,65)の数
は、2以上とすることも可能であり、又1つのブレーカ
ベルト構造体におけるこれら層(62,63,65)の
肉厚を変えることも出来る。
2つの層において、基本的な弾性的又は可塑性材料のた
めの及び(又は)アラミドパルプのための上述の少なく
とも−の特性の値が、実質上人なる値である場合には、
フェルト状層は、隣接する層とは異なる層とみなすこと
が出来る。例えば、2つのフェルト状の届において、支
持材料中のバルブの密度又は好適な配向角度が、異なる
値であるような場合である。
傾斜させたコードストリ、ブに代えて、本発明によるフ
ェルト状の層を利用することにより、上記ストリップを
使用する場合の全ての問題点を完全に解消することが出
来る。即ち、具体的には、ブレーカベルトバンドの端部
におけるトレッドバンドの剛性、可撓性及び係数が急激
に変化すること、ストリップの端縁を相互にずらせるこ
とが必要であること、及びストリップ同士又は該ストリ
ップ及び弾性材料間が最初に分離し、かつ引き裂かれる
1J能性があるといった問題点であり、これらは、従来
の構造体において、必ずブレーカベルト端部において頻
繁に生ずるものである。
本発明による空気入りタイヤは、従来技術によるタイヤ
における多くの問題点を容易な方tノ、にて解決するこ
とにより、上記11的を達成し得ることが確認されてい
る。
特に、本発明のタイヤにおいては、アラミドパルプの特
性に起因して、又支持材料が適当であること、及び円周
方向に配設されたル数コードからなるストリップと協働
することと関連して、ブレーカベルト構造体は、極めて
大きい係数を小し、せん断に対する縦方向の抵抗性及び
剛性が最適値となり、さらに、曲げ剛性が小さく、これ
に(−Fっで耐老化性及び耐疲労性が得られるためにタ
イヤの頭部外形は、トレンドバンドが完全に摩耗するま
で、実質り影響されない状態に維持される。
さらに、摩耗動作は、徐々にかつ規則的に行わし、特ニ
、トレッドバンドの端縁において規則的な摩耗が観察さ
れる。これは、恐らく、従来のブレー−hベルト構造体
の端部に見られる有害な1瑞縁(selvedge) 
J効巣が解消されたためであろう。
従来のブレーカベルト構造体は、ゴム被覆したコード織
物にて形成し、詠コードを中間円周面に対して傾斜させ
かつ゛ト径方向に10ね合わせたストリップをその端縁
にてずらして構成したものである。
本発明によるブレーカベルト構造体を設ケたタイヤは、
さらに、恐らく構造体の機械的安定に1が向1−シたこ
とに起因したより優れた耐疲労性、ブレーカベルトパッ
ケージの曲げ剛性が小さいことに起因する市電の軽減及
びより良い快適性を提供し111ることが実証されてい
る。さらに、驚くべきことに、に記タイヤは、従来のタ
イヤと比べてその回転抵抗性が軽減されており、この特
徴の結県、コストに関係する全ての利点がこの特徴に起
因rるものである。
別の利点は、構造体に金属製コードが使用されていない
ことである。その結果、金属の酸化、該金属及び弾性的
材料間の接着といった問題点を根本的に解決することが
出来る。
最後に説明するが(但し、そのIJl[要件が小さいこ
とを意味しない)、本発明によるブレーカベルト構造体
は、゛ト仕−L製品(ストリップ)を不要にした結果、
タイヤの53?iコストの削減がIIJ能である。かか
るストリップが必要な場合には、高価な材料を使用しな
ければならず、又、ストリップを製造し、かつ構成する
タイヤにストリップを取り付けるため(こ多数の作業員
が必要とされる。
本明細書の目的は、単に本発明を説明することにあり、
本発明を限定しようとするものではないから、本発明は
、に記説明に明示されていない・11項でも当業者がL
記説明に基づいて容易に准1111111J能な全ての
改変例を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるタイヤの第1実施例の直線状断面
図、第2図乃至第5図は夫々タイヤの構成要素を示す、
本発明によるブレーカベルト構造体の別の実施例の断面
図である。 1、ラジアルカーカス 2 側壁 3 ビード       4 金属コア5 トレッドバ
ンド 6 ブレーカベルト構造体 61 : ?lnln−ド 62.63、64.65 フェルト状層 (弾性又は可
塑性材料層) 外名 〜               −一の 凶           区 区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、乗物用空気入りタイヤであって、 ラジアルカーカス(1)と、 路面と接触する面上に盛り上がった模様を備え、カーカ
    スの頂部に位置決めされたトレッドバンド(5)と、 タイヤを対応する組み立てリム上に固着するための側壁
    (2)及びビード(3)と、 上記トレッドバンド及びカーカス間に挟持されたブレー
    カベルト構造体(6)と、を備え、上記ベルトブレーカ
    ベルト構造体(6)が、長手方向のコード(61)によ
    り補強されたゴム被覆織物の少なくとも1つのストリッ
    プと、 アラミドパルプにより充填され、かつ各層は、中間円周
    面に関して他方の層とは反対方向である好適な方向に方
    向決めされた少なくとも2つの弾性又は可塑性材料層(
    62)、(63)とを備えることを特徴とする空気入り
    タイヤ。 2、前記構造体(6)が、前記0°の角度のコードのス
    トリップに関して半径方向上同一側部に配設された2つ
    のフェルト状の層(62)、(63)を備えることを特
    徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 3、前記ブレーカベルト構造体(6)が、前記0°の角
    度のコードのストリップに関してそれぞれ対向する半径
    方向上坂対側部に配設された2つのフェルト状の層を備
    えることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 4、長手方向に配設されたコードにより補強されたゴム
    被覆織物の前記ストリップ(64)、(65)が少なく
    とも2つ存在し、該各ストリップは夫々前記フェルト状
    の層(64)、(65)に埋め込まれていることを特徴
    とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 5、前記各層内におけるアラミドパルプの好適な配向角
    度が、タイヤの中間円周面の方向に関して20乃至70
    °の範囲内にあることを特徴とする請求項1記載の空気
    入りタイヤ。 6、前記好適な配向角度が、2つの層内にて前記円周方
    向に関して対称形状であることを特徴とする請求項4記
    載の空気入りタイヤ。 7、前記層内におけるアラミドパルプの密度の値がゴム
    100部分に対して1乃至20部分の範囲内にあること
    を特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 8、前記ベルト構造体(6)が、肉厚の異な るフェル
    ト状の層(62)、(63)、(65)を備えることを
    特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 9、前記フェルト状の層を支持する弾性又は可塑性材料
    が、8Mpaより小さくない動的係数を備えると同時に
    、0.5より大きくないタン・デルタ値を備えることを
    特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 10、前記ストリップ内の補強コードが、芳香族ポリア
    ミドにて形成されることを特徴とする請求項1記載の空
    気入りタイヤ。
JP63318341A 1987-12-17 1988-12-16 乗物用空気入りタイヤ Pending JPH01237204A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT23056A/87 1987-12-17
IT23056/87A IT1223508B (it) 1987-12-17 1987-12-17 Struttura di cintura di pneumatici per ruote di veicoli

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JPH01237204A true JPH01237204A (ja) 1989-09-21

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ID=11203319

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US (1) US4949770A (ja)
EP (1) EP0320705A3 (ja)
JP (1) JPH01237204A (ja)
IT (1) IT1223508B (ja)

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