JPH01236712A - 弾性表面波ディバイス - Google Patents
弾性表面波ディバイスInfo
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- JPH01236712A JPH01236712A JP6179788A JP6179788A JPH01236712A JP H01236712 A JPH01236712 A JP H01236712A JP 6179788 A JP6179788 A JP 6179788A JP 6179788 A JP6179788 A JP 6179788A JP H01236712 A JPH01236712 A JP H01236712A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔4既 要〕
弾性表面波デイバイスに関し、
VHF帯からUHF帯までの広い周波数範囲にわたる高
安定な広帯域電圧制御発振器、広帯域通過フィルタ等と
して用いることができ、しかも、LSIとの一体化が可
能で紫外線露光フォトリソグラフィ法による電極パター
ンの形成が可能な弾性表面波デイバイスを提供すること
を目的とし、単結晶半導体基板上に形成したダイヤモン
ド単結晶薄膜上に窒化アルミニウム薄膜を形成して3層
複合構造とし、ダイヤモンド単結晶薄膜と窒化アルミニ
ウム薄膜との境界面上にインターディジタル・トランス
デューサ電極を形成し、窒化アルミニウム’iiJ膜の
膜厚Hを1.9≦kH≦3.0(kは波数)の範囲内と
し、且つ、ダイヤモンド単結晶薄膜の膜厚りと窒化アル
ミニウム薄膜の膜厚Hとの関係を2H≦D≦6 Hの範
囲内とすることにより、レイリー波を実質的にダイヤモ
ンド単結晶薄膜と窒化アルミニウム薄膜との2N膜内に
閉じ込めると共にスプリアスとなるセザワ波の結合度を
抑圧し、且つ、レイリー波の実効的結合係数KZaff
を1.0%以上とする構成とする。
安定な広帯域電圧制御発振器、広帯域通過フィルタ等と
して用いることができ、しかも、LSIとの一体化が可
能で紫外線露光フォトリソグラフィ法による電極パター
ンの形成が可能な弾性表面波デイバイスを提供すること
を目的とし、単結晶半導体基板上に形成したダイヤモン
ド単結晶薄膜上に窒化アルミニウム薄膜を形成して3層
複合構造とし、ダイヤモンド単結晶薄膜と窒化アルミニ
ウム薄膜との境界面上にインターディジタル・トランス
デューサ電極を形成し、窒化アルミニウム’iiJ膜の
膜厚Hを1.9≦kH≦3.0(kは波数)の範囲内と
し、且つ、ダイヤモンド単結晶薄膜の膜厚りと窒化アル
ミニウム薄膜の膜厚Hとの関係を2H≦D≦6 Hの範
囲内とすることにより、レイリー波を実質的にダイヤモ
ンド単結晶薄膜と窒化アルミニウム薄膜との2N膜内に
閉じ込めると共にスプリアスとなるセザワ波の結合度を
抑圧し、且つ、レイリー波の実効的結合係数KZaff
を1.0%以上とする構成とする。
本発明はV HF帯からUHF帯(1,8011z)ま
での広い周波数範囲にわたる広帯域電圧制御発振器、広
帯域通過フィルタ等として使用可能な弾性表面波デイバ
イス(以下、SAWディハ・イスという)に関し、更に
詳しくは、単結晶半導体群板と窒化アルミニウム(A
/ N)薄膜との間にダイヤモンド単結晶薄膜を設けて
3層構造としたSAWデイバイスに関する。
での広い周波数範囲にわたる広帯域電圧制御発振器、広
帯域通過フィルタ等として使用可能な弾性表面波デイバ
イス(以下、SAWディハ・イスという)に関し、更に
詳しくは、単結晶半導体群板と窒化アルミニウム(A
/ N)薄膜との間にダイヤモンド単結晶薄膜を設けて
3層構造としたSAWデイバイスに関する。
SAWデイバイスを用いて広帯域電圧制御発振器や広帯
域通過フィルタ等を実現するためには、実効的電気機械
的結合係数(以下、実効的結合係数という)に”af?
の大きな圧電材料(目標としては、K2□、21.0%
)を選択する必要がある。
域通過フィルタ等を実現するためには、実効的電気機械
的結合係数(以下、実効的結合係数という)に”af?
の大きな圧電材料(目標としては、K2□、21.0%
)を選択する必要がある。
また、SAWデイバイスを安価に製造するためには紫外
線露光器を光源とした通常のフォトリソグラフィ法でイ
ンターディジタル・トランスデューサ電極(以下、TD
T電極という)形成できるようにする必要があり、その
ためには、IDT電極の電極指幅d (d−λ (波長
)/4)を紫外線露光フォトリソグラフィ法の最小値で
ある0、 9μm以上にする必要がある。この場合、使
用周波数帯域がVHF帯(100Mtlz)からUHF
帯(l、8Gllz)までの広い高周波範囲にわたる広
帯域SAWデイバイスを実現するためには、弾性表面波
の伝II速度(位相速度)を約6500m/s以上とす
る必要がある(Vp=1.8GIIzx4d=6500
m/s)。
線露光器を光源とした通常のフォトリソグラフィ法でイ
ンターディジタル・トランスデューサ電極(以下、TD
T電極という)形成できるようにする必要があり、その
ためには、IDT電極の電極指幅d (d−λ (波長
)/4)を紫外線露光フォトリソグラフィ法の最小値で
ある0、 9μm以上にする必要がある。この場合、使
用周波数帯域がVHF帯(100Mtlz)からUHF
帯(l、8Gllz)までの広い高周波範囲にわたる広
帯域SAWデイバイスを実現するためには、弾性表面波
の伝II速度(位相速度)を約6500m/s以上とす
る必要がある(Vp=1.8GIIzx4d=6500
m/s)。
更に、近年においては、SAWデイバイスの周辺回路の
LSI化に伴い、LSIとの一体化が可能なSAWデイ
バイスが要望されている。この要望に答えるためにはS
AWデイバイスにLSIと共通の単結晶半導体基板を用
いる必要がある。
LSI化に伴い、LSIとの一体化が可能なSAWデイ
バイスが要望されている。この要望に答えるためにはS
AWデイバイスにLSIと共通の単結晶半導体基板を用
いる必要がある。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕実効的
結合係数K”@tfが1.0以上の圧電材料としては、
従来より、L iz B4O1,単結晶の(110)面
Z方向伝播でに”att=1.0%、LiNb0.単結
晶の128°Y力ツト面X方向伝播でK”−re =5
.5%、B l z G e Ozo単結晶の(l O
O)面<011>方向伝播でK”1lre −1,5%
、ZnO/Si基板構造の<ioo>方向伝播でに2−
tt =4.7%(セザワ波利用)等が実現されている
。
結合係数K”@tfが1.0以上の圧電材料としては、
従来より、L iz B4O1,単結晶の(110)面
Z方向伝播でに”att=1.0%、LiNb0.単結
晶の128°Y力ツト面X方向伝播でK”−re =5
.5%、B l z G e Ozo単結晶の(l O
O)面<011>方向伝播でK”1lre −1,5%
、ZnO/Si基板構造の<ioo>方向伝播でに2−
tt =4.7%(セザワ波利用)等が実現されている
。
しかしながら、上述した圧電材料においては、その弾性
表面波の伝搬速度(位相速度)が下記の通り遅い。
表面波の伝搬速度(位相速度)が下記の通り遅い。
L iz B406 : 3500m/sL 1Nb
oz : 4000+n/sB iz Ge0zo:
1680m/5ZnO/S i : 5300+n/
sしたがって、例えばLiNb0:+の場合、周波数1
.8 G llz帯のS、AWデイバイスを実現するた
めには、弾性表面波を励振するIDT電極の電極指幅d
を約0.55μmまで狭めることが必要となり、ZnO
/Siの場合でも約0.74μmにすることが必要にな
る。゛ しかし、紫外線露光器を光源とする通常のフォトリソグ
ラフィ法で実現できる電極ピッチdは1.0umが限度
であるから、LiNb0zやZnO/Siを用いた場合
には紫外線露光器を光源とする通常のフォトリソグラフ
ィ法では実現不可能であり、L i N b O:lや
ZnO/Siを用いて1.8 GHz帯までの使用が可
能なSAWデイバイスを実現するためには遠紫外線露光
器を用いたフォトリソグラフィ法が必要になる。
oz : 4000+n/sB iz Ge0zo:
1680m/5ZnO/S i : 5300+n/
sしたがって、例えばLiNb0:+の場合、周波数1
.8 G llz帯のS、AWデイバイスを実現するた
めには、弾性表面波を励振するIDT電極の電極指幅d
を約0.55μmまで狭めることが必要となり、ZnO
/Siの場合でも約0.74μmにすることが必要にな
る。゛ しかし、紫外線露光器を光源とする通常のフォトリソグ
ラフィ法で実現できる電極ピッチdは1.0umが限度
であるから、LiNb0zやZnO/Siを用いた場合
には紫外線露光器を光源とする通常のフォトリソグラフ
ィ法では実現不可能であり、L i N b O:lや
ZnO/Siを用いて1.8 GHz帯までの使用が可
能なSAWデイバイスを実現するためには遠紫外線露光
器を用いたフォトリソグラフィ法が必要になる。
上述した問題点に鑑み、本発明は、VHF帯からUHF
帯(1,8GHz)までの広い周波数範囲にわたる高安
定な広帯域電圧制御発振器、広帯域通過フィルタ等とし
て用いることができ、しかも、LSIとの一体化が可能
で紫外線露光フォトリソグラフィ法による電極パターン
の形成が可能なSAWデイバイスを提供することを目的
とする。
帯(1,8GHz)までの広い周波数範囲にわたる高安
定な広帯域電圧制御発振器、広帯域通過フィルタ等とし
て用いることができ、しかも、LSIとの一体化が可能
で紫外線露光フォトリソグラフィ法による電極パターン
の形成が可能なSAWデイバイスを提供することを目的
とする。
第1図を参照すると、本発明に従う圧電薄膜SAWデイ
バイスは、単結晶半導体基板1上に形成したダイヤモン
ド単結晶薄膜2上にAffiN薄膜3を形成して3層複
合構造とし、ダイヤモンド単結晶薄膜2とAIN薄膜3
との境界面上にEDT電極4を形成し・AIN薄膜3の
膜厚Hを1.9≦k H≦3.0(kは波数)の範囲内
とし、且つ、ダイヤモンド単結晶薄膜2の膜厚りとAI
N薄膜3の膜厚トIとの関係を2H≦D≦6 Hの範囲
内とすることにより、レイリー波を実質的にダイヤモン
ド単結晶薄膜2とAIN薄膜3との2層膜内に閉じ込め
ると共にスプリアスとなるセザワ波の結合度を抑圧し、
且つ、レイリー波の実効的結合係数に一□を1.0%以
上とする構成とする。
バイスは、単結晶半導体基板1上に形成したダイヤモン
ド単結晶薄膜2上にAffiN薄膜3を形成して3層複
合構造とし、ダイヤモンド単結晶薄膜2とAIN薄膜3
との境界面上にEDT電極4を形成し・AIN薄膜3の
膜厚Hを1.9≦k H≦3.0(kは波数)の範囲内
とし、且つ、ダイヤモンド単結晶薄膜2の膜厚りとAI
N薄膜3の膜厚トIとの関係を2H≦D≦6 Hの範囲
内とすることにより、レイリー波を実質的にダイヤモン
ド単結晶薄膜2とAIN薄膜3との2層膜内に閉じ込め
ると共にスプリアスとなるセザワ波の結合度を抑圧し、
且つ、レイリー波の実効的結合係数に一□を1.0%以
上とする構成とする。
上記構成を有する圧電薄膜SAWデイバイスにおいては
、グイ・ヤモンド単結晶薄膜とA#Ni膜との境界面上
にIDT電極を形成し、且つ、AJN薄膜の膜厚Hを1
.9≦kH≦3.0(kは波数)としているので、実効
的結合係数K”effを1%以上とすることができ、し
かも、スプリアスとなるセザワ波の結合度を抑圧するこ
とができる。
、グイ・ヤモンド単結晶薄膜とA#Ni膜との境界面上
にIDT電極を形成し、且つ、AJN薄膜の膜厚Hを1
.9≦kH≦3.0(kは波数)としているので、実効
的結合係数K”effを1%以上とすることができ、し
かも、スプリアスとなるセザワ波の結合度を抑圧するこ
とができる。
また、上記条件下でダイヤモンド単結晶薄膜の膜厚りと
AIN薄膜の膜厚Hとの関係を2H≦D≦6Hの範囲内
としでいるので、レイリー波を実質的にダイヤモンド単
結晶薄膜とAIN薄膜との2層膜内のみに閉し込めるこ
とが可能となり、レイリー波を用いてその位相速度を約
6500m/s以上とすることができる。したがって1
.8GIIzの周波数に対してIDT電極の電極指幅d
は約0.9μmでよいこととなり、通常の紫外線露光フ
ォトリソグラフィ法でIDT電極を形成することが可能
となる。
AIN薄膜の膜厚Hとの関係を2H≦D≦6Hの範囲内
としでいるので、レイリー波を実質的にダイヤモンド単
結晶薄膜とAIN薄膜との2層膜内のみに閉し込めるこ
とが可能となり、レイリー波を用いてその位相速度を約
6500m/s以上とすることができる。したがって1
.8GIIzの周波数に対してIDT電極の電極指幅d
は約0.9μmでよいこととなり、通常の紫外線露光フ
ォトリソグラフィ法でIDT電極を形成することが可能
となる。
更に、SAWデイバイスは単結晶半導体基板を有する3
層構造となっているので、SAWデイバイスを周辺の大
規模集積回路(LSI)と一体に形成することが可能と
なる。
層構造となっているので、SAWデイバイスを周辺の大
規模集積回路(LSI)と一体に形成することが可能と
なる。
(実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
現在の紫外線露光フォトリングラフィ法で実現可能なI
DT電極の最小電極指幅dは約0.9μmであるから、
紫外線露光フォトリソグラフィ法を用いてIDT電極を
形成することができる1、8Gllzまでの広帯域SA
Wデイバイスを実現するためには、弾性表面波の伝播速
度(位相速度)Vpを約6500m/s (Vp=1.
8GHzX4d=6500eA/s)以上にする必要が
ある。
DT電極の最小電極指幅dは約0.9μmであるから、
紫外線露光フォトリソグラフィ法を用いてIDT電極を
形成することができる1、8Gllzまでの広帯域SA
Wデイバイスを実現するためには、弾性表面波の伝播速
度(位相速度)Vpを約6500m/s (Vp=1.
8GHzX4d=6500eA/s)以上にする必要が
ある。
また、広帯域帯SAWデイバイスとするためには、弾性
表面波の実効的結合係数に”offを約1.0%以上に
する必要がある。
表面波の実効的結合係数に”offを約1.0%以上に
する必要がある。
一方、LSIの基板として(100)面又は(110)
面Si単結晶Siや(100)面GaAs単結晶等が用
いられていることを考慮すると、SAWデイバイスを周
辺のLSIと一体に形成できるようにするためには、S
AWデイバイスも直接Si単結晶やQa71.s単結晶
等からなる単結晶半導体基板上に実現する必要がある。
面Si単結晶Siや(100)面GaAs単結晶等が用
いられていることを考慮すると、SAWデイバイスを周
辺のLSIと一体に形成できるようにするためには、S
AWデイバイスも直接Si単結晶やQa71.s単結晶
等からなる単結晶半導体基板上に実現する必要がある。
しかしながら、Si単結晶やGaAs単結晶は非圧電性
の立方晶系結晶であるため、Si単結晶やGaAs単結
晶からなる単結晶半導体基板上に直接IDT電極を設け
ても弾性表面波は励起されない。それ故、少なくともS
i単結晶やGaAs単結晶からなる単結晶半導体基板と
圧電薄膜とを有する複合基板構造のSAWデイバイスを
実現する必要がある。
の立方晶系結晶であるため、Si単結晶やGaAs単結
晶からなる単結晶半導体基板上に直接IDT電極を設け
ても弾性表面波は励起されない。それ故、少なくともS
i単結晶やGaAs単結晶からなる単結晶半導体基板と
圧電薄膜とを有する複合基板構造のSAWデイバイスを
実現する必要がある。
以上の目標をまとめると、SAWデイバイスに要求され
る特性は、 ■ Vp≧6500m八であること。
る特性は、 ■ Vp≧6500m八であること。
■ に”ate≧1.0%であること。
■ 少な(とも単結晶半導体基板と圧電薄膜とを有する
複合基板構造であること。
複合基板構造であること。
等となる。
、圧電薄膜材料としては、ZnO薄膜や/IN薄膜等が
考えられる。ZnO薄膜は早くから研究されてきた膜で
ある。そこで、znOFJ膜とSi単結晶との2層構造
を考えることとする。
考えられる。ZnO薄膜は早くから研究されてきた膜で
ある。そこで、znOFJ膜とSi単結晶との2層構造
を考えることとする。
第4図はZnO薄膜とSi単結晶との2層構造及び座標
軸を示しており、第7図は第4図の構造における弾性表
面波の分散゛特性の解析結果を示したものである。第7
図から、弾性表面波(レイリー波及びセザワ波)の波数
にとZnO薄膜の膜厚Hとの積kHに対する弾性表面波
(レイリー波及びセザワ波)の伝搬速度(位相速度)V
pの依存性が判る。
軸を示しており、第7図は第4図の構造における弾性表
面波の分散゛特性の解析結果を示したものである。第7
図から、弾性表面波(レイリー波及びセザワ波)の波数
にとZnO薄膜の膜厚Hとの積kHに対する弾性表面波
(レイリー波及びセザワ波)の伝搬速度(位相速度)V
pの依存性が判る。
ZnO薄膜をスパンクリングによりC軸配向させるため
には、実際にはZnO薄膜と5i02薄膜とSi単結晶
との3層構成にする必要があるが、Si0g薄膜は十分
薄くするため、弾性表面波特性に大きな影響を及ぼさな
い。したがって、ZnO薄膜とSi単結晶との2層構造
における弾性表面波の分散特性を解析しても本質からは
外れない。
には、実際にはZnO薄膜と5i02薄膜とSi単結晶
との3層構成にする必要があるが、Si0g薄膜は十分
薄くするため、弾性表面波特性に大きな影響を及ぼさな
い。したがって、ZnO薄膜とSi単結晶との2層構造
における弾性表面波の分散特性を解析しても本質からは
外れない。
第7図から判るように、レイリー波及びセザワ波のどち
らを用いても、位相速度Vpは2700n/s≦Vp≦
5.500n/sの範囲内となるノテ、本発明の目標で
あるVp≧6500m/sを達成できない。これは、Z
nOのみの厚みすべり波の位相速度が約2700m/s
と遅いことに起因している。
らを用いても、位相速度Vpは2700n/s≦Vp≦
5.500n/sの範囲内となるノテ、本発明の目標で
あるVp≧6500m/sを達成できない。これは、Z
nOのみの厚みすべり波の位相速度が約2700m/s
と遅いことに起因している。
それ故、ZnO1i膜を利用することは望ましくない。
一方、AIN薄膜は圧電性の点ではZnO薄膜に劣るが
、それ自体の弾性表面波の位相速度Vpが約5600m
/s、バルク厚みすべり波の位相速度Vpが約6000
n八と高速性を有しており、有望である。
、それ自体の弾性表面波の位相速度Vpが約5600m
/s、バルク厚みすべり波の位相速度Vpが約6000
n八と高速性を有しており、有望である。
そこで、AAN薄膜とSi単結晶との2層構造を考える
こととする。第8図はAlN7iJ膜とSi単結晶との
2層構造における弾性表面波の分散特性を示したもので
ある。AIN薄膜とSi単結晶との2層構造と座標軸と
の関係は第4図と同様である。
こととする。第8図はAlN7iJ膜とSi単結晶との
2層構造における弾性表面波の分散特性を示したもので
ある。AIN薄膜とSi単結晶との2層構造と座標軸と
の関係は第4図と同様である。
第8図から、AIN薄膜とSi単結晶との2層構造にお
ける位相速度Vpは4900n/s<Vp<5600n
/sとなり、やはり目標の実現は不可能であることが判
る。これは、基板として用いられているSi単結晶の厚
みすべり波の位相速度Vpが約5840m/s(レイリ
ー波ではvp=4910n/s)と遅く、且つ、AIN
薄膜自体のレイリー波の位相速度Vpよりも小さいため
である。
ける位相速度Vpは4900n/s<Vp<5600n
/sとなり、やはり目標の実現は不可能であることが判
る。これは、基板として用いられているSi単結晶の厚
みすべり波の位相速度Vpが約5840m/s(レイリ
ー波ではvp=4910n/s)と遅く、且つ、AIN
薄膜自体のレイリー波の位相速度Vpよりも小さいため
である。
同様の問題が、立方晶系に属するGaAs単結晶を用い
た場合にも生じる。第9図はAANI膜とGaAs単結
晶との2層構造における弾性表面波の分散特性を示した
ものである。第9図から判るように、位相速度Vpは2
700n/s<Vp<3100n/sの範囲内であり、
それ以上の速度(約3086n/s)では弾性表面波が
GaAs単結晶のバルク波と結合し、漏洩表面波となっ
てしまう。
た場合にも生じる。第9図はAANI膜とGaAs単結
晶との2層構造における弾性表面波の分散特性を示した
ものである。第9図から判るように、位相速度Vpは2
700n/s<Vp<3100n/sの範囲内であり、
それ以上の速度(約3086n/s)では弾性表面波が
GaAs単結晶のバルク波と結合し、漏洩表面波となっ
てしまう。
以上の解析結果からSi単結晶やGaAs単結晶は弾性
体としては不適当であることが判る。それ故、弾性表面
波をSi単結晶やGaAs単結晶中に浸透させないこと
が望ましい。
体としては不適当であることが判る。それ故、弾性表面
波をSi単結晶やGaAs単結晶中に浸透させないこと
が望ましい。
そこで、(Si又はGaAs)単結晶とダイヤモンド単
結晶薄膜、とC軸配向のAIN薄膜との3層構造を有す
るSAWデイバイスを考え、弾性表面波をダイヤモンド
単結晶薄膜とAI!N薄膜との2層内にのみ閉じ込める
こととする。C軸配向のAJN薄膜はマグネトロンスパ
ッタリング等のPVD法により形成することができる。
結晶薄膜、とC軸配向のAIN薄膜との3層構造を有す
るSAWデイバイスを考え、弾性表面波をダイヤモンド
単結晶薄膜とAI!N薄膜との2層内にのみ閉じ込める
こととする。C軸配向のAJN薄膜はマグネトロンスパ
ッタリング等のPVD法により形成することができる。
ダイヤモンド単結晶薄膜はメタンガスと水素ガス(C1
14十H,)を用いた化学気相成長法(CV D法)や
イオンビームスパッタリング等による物理蒸着法(PV
D法)により単結晶半専体基板上やガラス基板上に形成
することができる。このダイヤモンド単結晶薄膜のレイ
リー波の位相速度Vpは約11500mへ、バルク厚み
すべり波の位相速度Vpは約12800m/sと超高速
性を有する。
14十H,)を用いた化学気相成長法(CV D法)や
イオンビームスパッタリング等による物理蒸着法(PV
D法)により単結晶半専体基板上やガラス基板上に形成
することができる。このダイヤモンド単結晶薄膜のレイ
リー波の位相速度Vpは約11500mへ、バルク厚み
すべり波の位相速度Vpは約12800m/sと超高速
性を有する。
第5図は(Si又はQaAs)単結晶とダイヤモンド単
結晶薄膜とA/N薄膜との3層構造及び座標軸を示した
ものである。この3層複合構造において、ダイヤモンド
単結晶薄膜の膜厚をDとし、AIN薄膜の膜厚を1−1
とすると、第6図ta+に示すように、ダイヤモンド単
結晶薄膜の膜厚りがANN膜の膜厚Hに比べてD <
1−1となれば、弾性表面波はSi又はGaAsの結晶
内まで浸透してGaAs又はStのバルク波と強く結合
することとなるので、目標値であるVp≧6500in
八を実現することができない。
結晶薄膜とA/N薄膜との3層構造及び座標軸を示した
ものである。この3層複合構造において、ダイヤモンド
単結晶薄膜の膜厚をDとし、AIN薄膜の膜厚を1−1
とすると、第6図ta+に示すように、ダイヤモンド単
結晶薄膜の膜厚りがANN膜の膜厚Hに比べてD <
1−1となれば、弾性表面波はSi又はGaAsの結晶
内まで浸透してGaAs又はStのバルク波と強く結合
することとなるので、目標値であるVp≧6500in
八を実現することができない。
一方、第6図fb)に示すように、D > Hとすれば
、弾性表面波がダイヤモンド単結晶薄膜とAβN薄膜と
の2層膜内のみに閉じ込められることとなるので、65
00m八以上の位相速度を有する高速弾性表面波を実現
することができる。
、弾性表面波がダイヤモンド単結晶薄膜とAβN薄膜と
の2層膜内のみに閉じ込められることとなるので、65
00m八以上の位相速度を有する高速弾性表面波を実現
することができる。
そこで、先ず、ダイヤモンド単結晶薄膜は十分膜厚が厚
い(D>H)として、ダイヤモンド単結晶薄膜とAIN
薄膜との2層構造を伝播する弾性表面波を解析すること
とする。
い(D>H)として、ダイヤモンド単結晶薄膜とAIN
薄膜との2層構造を伝播する弾性表面波を解析すること
とする。
弾性表面波は基板面に平行に、すなわち(100)方向
へ伝播するとする。解析は、場の方程式に各境界面にお
ける境界条件を適用して、大型計算機を用いて求めるこ
とができる。
へ伝播するとする。解析は、場の方程式に各境界面にお
ける境界条件を適用して、大型計算機を用いて求めるこ
とができる。
第10図はダイヤモンド単結晶薄膜とAIN薄膜との2
層構造におけるAIN薄膜の膜厚Hと弾性表面波の波数
にとの積kHに対する弾性表面波の分散特性の解析結果
を示したものである。
層構造におけるAIN薄膜の膜厚Hと弾性表面波の波数
にとの積kHに対する弾性表面波の分散特性の解析結果
を示したものである。
第10図において、曲線すはレイリー波の基本波モード
を示す。この波はAfNl膜内で対称ラム波の如く振る
舞う。一方、曲線aはセザワ波の基本波モードであり、
kH≧1.7で励振される。
を示す。この波はAfNl膜内で対称ラム波の如く振る
舞う。一方、曲線aはセザワ波の基本波モードであり、
kH≧1.7で励振される。
この波はAIN薄膜内で反対称ラム波の如(振る舞う。
勿論、レイリー波及びセザワ波とも高次モードを有して
いる。
いる。
kH≦6の範囲内では、レイリー波の高次モード及びセ
ザワ波の高次モードは全てダイヤモンド単結晶薄膜内で
バルク波と結合し、漏洩表面波となる。
ザワ波の高次モードは全てダイヤモンド単結晶薄膜内で
バルク波と結合し、漏洩表面波となる。
第10図から判るように、kH1の場合、弾性表面波の
位相速度Vpは限りなくダイヤモンド単結晶薄膜での弾
性表面波の位相速度に近づき、kH>6の場合、弾性表
面波の位相速度VpはAlN3膜での弾性表面波の位相
速度に近づく。
位相速度Vpは限りなくダイヤモンド単結晶薄膜での弾
性表面波の位相速度に近づき、kH>6の場合、弾性表
面波の位相速度VpはAlN3膜での弾性表面波の位相
速度に近づく。
第1O図から、位相速度Vp≧6500mへの目標を達
成するためには、kH≦3.0とする必要があることが
判る。
成するためには、kH≦3.0とする必要があることが
判る。
そこで、次に、レイリー波及びセザワ波についての実効
的結合係数に2.、fの目標値(K”*tt≧1.0%
)の実現可能性について考察するこ七とする。実効的結
合係数K”mttは圧電的に弾性表面波を励振できる強
さに関するバロメータとなる。
的結合係数に2.、fの目標値(K”*tt≧1.0%
)の実現可能性について考察するこ七とする。実効的結
合係数K”mttは圧電的に弾性表面波を励振できる強
さに関するバロメータとなる。
この実効的結合係数K”sffを考察する場合、電極の
配置形態としては4通りを考えることができる。すなわ
ち、第1の形態はダイヤモンド単結晶薄膜とAIN薄膜
との境界面上にIDT電極を設けた構成であり、第2の
配置形態はID’T’電極をAIN薄膜上に形成した構
成であり、第3の形態はダイヤモンド単結晶薄膜とAl
1N薄膜との境界面上にEDT電極を設は且つAIN薄
膜上に接地電極を設けた構成であり、第4の配置形態は
AIN薄膜上にIDT電極を設けてダイヤモンド単結晶
薄膜とAIN薄膜との境界面上に接地電極を設けた構成
である。
配置形態としては4通りを考えることができる。すなわ
ち、第1の形態はダイヤモンド単結晶薄膜とAIN薄膜
との境界面上にIDT電極を設けた構成であり、第2の
配置形態はID’T’電極をAIN薄膜上に形成した構
成であり、第3の形態はダイヤモンド単結晶薄膜とAl
1N薄膜との境界面上にEDT電極を設は且つAIN薄
膜上に接地電極を設けた構成であり、第4の配置形態は
AIN薄膜上にIDT電極を設けてダイヤモンド単結晶
薄膜とAIN薄膜との境界面上に接地電極を設けた構成
である。
第11図及び第12図は上述した4通りの電極配置形態
を採用した場合のレイリー波の実効的結合係数Kt、□
のk H依存性の解析結果を示したものであり、第13
図及び第14図は上述した4通りの電極配置形態を採用
した場合のセザワ波の実効的結合係数KtmftのkH
依存性の解析結果を示したものである。
を採用した場合のレイリー波の実効的結合係数Kt、□
のk H依存性の解析結果を示したものであり、第13
図及び第14図は上述した4通りの電極配置形態を採用
した場合のセザワ波の実効的結合係数KtmftのkH
依存性の解析結果を示したものである。
第11図ないし第14図から、1.9≦kH≦3.0と
し、且つ、IDT電極をAIN薄膜とダイヤモンド単結
晶薄膜との境界面上に配置した場合に、実効的結合係数
K”sffカ月、θ%≦に2.ff<1.85%の高結
合レイリー波を励起し得ることが判る。
し、且つ、IDT電極をAIN薄膜とダイヤモンド単結
晶薄膜との境界面上に配置した場合に、実効的結合係数
K”sffカ月、θ%≦に2.ff<1.85%の高結
合レイリー波を励起し得ることが判る。
しかし、レイリー波を利用する場合には同じくセザワ波
も励起されてセザワ波がスプリアスとなる。それ故、セ
ザワ波が励起されないか又はその実効的結合係数K”s
ffが十分小さ(なるように構成する必要がある。
も励起されてセザワ波がスプリアスとなる。それ故、セ
ザワ波が励起されないか又はその実効的結合係数K”s
ffが十分小さ(なるように構成する必要がある。
第13図及び第14図から判るように、kH>3.0の
領域ではIDT電極の構成に拘らずセザワ波が励起され
、且つ、その実効的結合係数K”ottが0.1%以上
になるので、セザワ波の結合度を抑圧する意味で適切で
ない。一方、1.9≦kH≦3.0とすれば、セザワ波
のK”sffは0.05%以下と十分小さくなる。特に
、IDT電極をAJNI膜とダイヤモンド単結晶薄膜と
の境界面上に設ければ、2.2≦kH≦2.5の範囲内
でセザワ波の実効的結合係数はK”thtt # 0と
なり、セザワ波は全く励起されなくなる。
領域ではIDT電極の構成に拘らずセザワ波が励起され
、且つ、その実効的結合係数K”ottが0.1%以上
になるので、セザワ波の結合度を抑圧する意味で適切で
ない。一方、1.9≦kH≦3.0とすれば、セザワ波
のK”sffは0.05%以下と十分小さくなる。特に
、IDT電極をAJNI膜とダイヤモンド単結晶薄膜と
の境界面上に設ければ、2.2≦kH≦2.5の範囲内
でセザワ波の実効的結合係数はK”thtt # 0と
なり、セザワ波は全く励起されなくなる。
以上の解析結果から、kHを1.9≦k H≦360の
範囲内とし、且つ、IDT電極をA1N薄膜とダイヤモ
ンド単結晶薄膜との境界面に設けることが望ましい。こ
のとき、基本波レイリー波の実効的結合係数は1.0%
≦に2att < 1.85%の範囲内となり、レイリ
ー波の位相速度は6500TII八≦Vへ≦7800m
/sの範囲内となる。セザワ波の実効的結合係数がに”
affζOとなるk H= 2.3のとき、基本波レイ
リー波の位相速度Vpはvp=7300m八であり、周
波数を1.8 G11zとすれば、IDT電極の電極指
幅d (λ/4)は約1.018mとなり、紫外線露光
によるフォトリソグラフィ法で十分実現可能である。ま
た、Vp#6500m/sの場合でも、]、、8GHz
の周波数に対してIDT電極の電極指幅dはd#0.9
μmとなるから、紫外線露光フォトリングラフィ法で実
現可能である。
範囲内とし、且つ、IDT電極をA1N薄膜とダイヤモ
ンド単結晶薄膜との境界面に設けることが望ましい。こ
のとき、基本波レイリー波の実効的結合係数は1.0%
≦に2att < 1.85%の範囲内となり、レイリ
ー波の位相速度は6500TII八≦Vへ≦7800m
/sの範囲内となる。セザワ波の実効的結合係数がに”
affζOとなるk H= 2.3のとき、基本波レイ
リー波の位相速度Vpはvp=7300m八であり、周
波数を1.8 G11zとすれば、IDT電極の電極指
幅d (λ/4)は約1.018mとなり、紫外線露光
によるフォトリソグラフィ法で十分実現可能である。ま
た、Vp#6500m/sの場合でも、]、、8GHz
の周波数に対してIDT電極の電極指幅dはd#0.9
μmとなるから、紫外線露光フォトリングラフィ法で実
現可能である。
次に、セザワ波を実質的にダイヤモンド単結晶薄膜とA
lN薄膜との2層膜内に閉じ込めるために必要なダイヤ
モンド単結晶膜の膜厚りについて考える。
lN薄膜との2層膜内に閉じ込めるために必要なダイヤ
モンド単結晶膜の膜厚りについて考える。
第15図は、kHを0.1.1及び3としたときのレイ
リー波の変位の相対振幅の深さ(Z軸方向)依存性につ
いての解析結果を示したものである。
リー波の変位の相対振幅の深さ(Z軸方向)依存性につ
いての解析結果を示したものである。
第15図において、横軸は、ダイヤモンド単結晶薄膜と
AlN薄膜との境界面からのZ軸方向の距離をAIN薄
)漠の膜厚Hで除した値Z/Hで表したものである。実
線の特性曲線UzはZ軸成分の相対振幅値であり、破線
の特性曲線UxはX軸成分の相対振幅値である。
AlN薄膜との境界面からのZ軸方向の距離をAIN薄
)漠の膜厚Hで除した値Z/Hで表したものである。実
線の特性曲線UzはZ軸成分の相対振幅値であり、破線
の特性曲線UxはX軸成分の相対振幅値である。
第15図から判るように、1.9≦k H≦3.0の頭
載でレイリー波を用いる場合には少なくともダイヤモン
ド単結晶薄膜の膜厚りをD≧2Hとする必要がある。一
方、kH=1のときレイリー波は6Hの深さまで浸透す
るから、1.9≦k H≦3.0の条件下ではダイヤモ
ンド単結晶薄膜の膜厚りを2H≦D≦6Hの範囲内で調
整すればよいことが判る。
載でレイリー波を用いる場合には少なくともダイヤモン
ド単結晶薄膜の膜厚りをD≧2Hとする必要がある。一
方、kH=1のときレイリー波は6Hの深さまで浸透す
るから、1.9≦k H≦3.0の条件下ではダイヤモ
ンド単結晶薄膜の膜厚りを2H≦D≦6Hの範囲内で調
整すればよいことが判る。
以上の解析結果から、基板構成を5iji結晶、GaA
s単結晶等の単結晶半導体基板とダイヤモンド単結晶薄
膜とA、j2N薄膜との3層構造とし、IDT電極をダ
イヤモンド単結晶薄膜とAlN薄膜との境界面上に設け
、ダイヤモンド単結晶薄膜の膜厚り及びAlN薄膜の膜
厚Hが1.9≦k I−1≦3.0及び2H≦D≦6H
の範囲内となるように構成することにより、Vp≧65
00111/s及びK”arf≧1.0%の条件を満た
すVHF帯〜UHF帯(1,8G11z)用法帯域SA
Wデイバイスを実現できることが判る。しかも、スプリ
アスとしてのレイリー波の結合度を抑圧することができ
るので、高安定な広帯域SAWデイバイスを提供するこ
とができる。
s単結晶等の単結晶半導体基板とダイヤモンド単結晶薄
膜とA、j2N薄膜との3層構造とし、IDT電極をダ
イヤモンド単結晶薄膜とAlN薄膜との境界面上に設け
、ダイヤモンド単結晶薄膜の膜厚り及びAlN薄膜の膜
厚Hが1.9≦k I−1≦3.0及び2H≦D≦6H
の範囲内となるように構成することにより、Vp≧65
00111/s及びK”arf≧1.0%の条件を満た
すVHF帯〜UHF帯(1,8G11z)用法帯域SA
Wデイバイスを実現できることが判る。しかも、スプリ
アスとしてのレイリー波の結合度を抑圧することができ
るので、高安定な広帯域SAWデイバイスを提供するこ
とができる。
第1図及び第2図は本発明によるSAWデイバイスの一
実施例を示すものである。これらの図において、1はS
i単結晶、GaAs単結晶等からなる単結晶半導体基板
、2はダイヤモンド単結晶薄膜、3はC軸配向のAlN
薄膜、4はダイヤモンド単結晶薄膜2とAlN薄膜3と
の境界面上に形成されたIDT電極である。第3図は本
発明によるSAWデイバイスの他の実施例を示すもので
ある。この実施例ではダイヤモンド単結晶薄膜2とC軸
配向のAj2N薄膜3との境界面上にIDT電極4が設
けられ、且つ、ANN薄膜3上に接地電極5が設けられ
ている。これらの実施例において、ダイヤモンド単結晶
薄膜2の膜厚り及びAlN薄膜3の膜厚Hは、1.9≦
kH≦3.0゜2 H≦D≦6Hの条件を満足するよう
に設定される。
実施例を示すものである。これらの図において、1はS
i単結晶、GaAs単結晶等からなる単結晶半導体基板
、2はダイヤモンド単結晶薄膜、3はC軸配向のAlN
薄膜、4はダイヤモンド単結晶薄膜2とAlN薄膜3と
の境界面上に形成されたIDT電極である。第3図は本
発明によるSAWデイバイスの他の実施例を示すもので
ある。この実施例ではダイヤモンド単結晶薄膜2とC軸
配向のAj2N薄膜3との境界面上にIDT電極4が設
けられ、且つ、ANN薄膜3上に接地電極5が設けられ
ている。これらの実施例において、ダイヤモンド単結晶
薄膜2の膜厚り及びAlN薄膜3の膜厚Hは、1.9≦
kH≦3.0゜2 H≦D≦6Hの条件を満足するよう
に設定される。
第1図ないし第3図から判るように、SAWデイバイス
はSi単結晶、GaAs単結晶等からなる単結晶半導体
基板1を有しているので、単結晶半導体基板1を共通基
板として周辺のLSI(図示せず)と一体に形成するこ
とが可能であり、また、LSIとの電気的接続はA1、
Au等の導体薄膜6によって容易に行なうことができる
。
はSi単結晶、GaAs単結晶等からなる単結晶半導体
基板1を有しているので、単結晶半導体基板1を共通基
板として周辺のLSI(図示せず)と一体に形成するこ
とが可能であり、また、LSIとの電気的接続はA1、
Au等の導体薄膜6によって容易に行なうことができる
。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、単結
晶半導体基板とダイヤモンド単結晶薄膜とAlN薄膜と
の3層構造において、レイリー波を実質的にダイヤモン
ド単結晶薄膜とAlN薄膜との2層膜内に閉じ込めると
共にスプリアスとなるセザワ波の結合度を抑圧し、且つ
、レイリー波の実効的結合係数に20.を1.0%以上
とすることができるので、VHF帯からUHF帯(1,
’8 G11z)までの広い周波数範囲にわたる高安定
な広帯域電圧制御発振器、広帯域通過フィルタ等として
用いることができ、しかも、LSIとの一体化が可能で
紫外線露光フォトリソグラフィ法による電極パターンの
形成が可能な弾性表面波デイバイスを提供することがで
きる。
晶半導体基板とダイヤモンド単結晶薄膜とAlN薄膜と
の3層構造において、レイリー波を実質的にダイヤモン
ド単結晶薄膜とAlN薄膜との2層膜内に閉じ込めると
共にスプリアスとなるセザワ波の結合度を抑圧し、且つ
、レイリー波の実効的結合係数に20.を1.0%以上
とすることができるので、VHF帯からUHF帯(1,
’8 G11z)までの広い周波数範囲にわたる高安定
な広帯域電圧制御発振器、広帯域通過フィルタ等として
用いることができ、しかも、LSIとの一体化が可能で
紫外線露光フォトリソグラフィ法による電極パターンの
形成が可能な弾性表面波デイバイスを提供することがで
きる。
第1図は本発明の一実施例を示すSAWデイバイスの概
略縦断面図、 第2図は第1図に示すSAWデイバイスの第1図中n−
n線に沿った要部断面図、 第3図は本発明の他の実施例を示すSAWデイバイスの
縦断面図、 第4図はZnO薄膜とSi単結晶との2層構造及び座標
軸を示す図、 第5図はSi単結晶又はGaAs単結晶からなる単結晶
半導体基板とダイヤモンド単結晶薄膜とAIN薄膜との
3層構造及び座標軸を示す図、第6図は/IN薄膜に対
するダイヤモンド単結晶薄膜の膜厚と弾性表面波の浸透
深さとの関係を示す図、 第7図はZnO薄膜とSi単結晶との2層構造における
弾性表面波の位相速度のkH依存性を示す図、 第8図は(0001)面/IN薄膜と(001)面(1
00)方向Si単結晶との2層構造にける弾性表面波の
位相速度のk H依存性を示す図、第9図は(0001
)面AAN薄膜と(001)面(100)方向GaAs
単結晶との2層構造における弾性表面波の位相速度のk
H依存性を示す図、 第10図は(0001)面AIN薄膜と(001)面(
100)方向ダイヤモンド単結晶薄膜との2層構造にお
ける弾性表面波の位相速度のkH依存性を示す図、 第11図及び第12図はそれぞれ(0001)面AIN
薄膜と(100)面(100)方向ダイヤモンド単結品
薄flIとの2層構造におけるレイリー波の実効的結合
係数Kzaftのk H依存性を示す図、 第13図及び第14図はそれぞれ(0001)面AIN
g膜と(100)面(100)方向ダイヤモンド単結晶
薄膜との2層構造におけるセザワ波の実効的結合係数K
”affのkH依存性を示す図、第15図は(0001
)面AJNI膜と(100)面(100)方向ダイヤモ
ンド単結晶薄膜との2層構造におけるレイリー波の変位
の相対振幅の深さ依存性を示す図である。 図において、lは単結晶半導体基板、2はダイヤモンド
単結晶薄膜、3は/IN薄膜、4は正規形IDT電極、
5は接地電極、6は導体薄膜をそれぞれ示す。 本発明の一実施例を示すSAWデイバイスの縦断面図第
1図に示すSAWデイバイスのn−■線断面図第2Tf
A 本発明の他の実施f・Jを示すSAWデイバイスの縦断
f2第3回 5 ・接地を極 ZnQ ” Si講造及び座標軸を示す2第4@ (54又はGaAs)τダイヤモンド、摸十AtN膜復
造及び座標軸を示す図 ! 5COf− のkH依存住を示す図 $7図 のkH依存性を示す図 第8図 (0001) AIN /(OOt)IFOOI Ga
As26CO「 位相速度のkH依存性と示す図 @9TjJ kH AJ!N+ダイヤモンドの2層講造におけるセザワ波の
に2sffのkH依存性 第13回
略縦断面図、 第2図は第1図に示すSAWデイバイスの第1図中n−
n線に沿った要部断面図、 第3図は本発明の他の実施例を示すSAWデイバイスの
縦断面図、 第4図はZnO薄膜とSi単結晶との2層構造及び座標
軸を示す図、 第5図はSi単結晶又はGaAs単結晶からなる単結晶
半導体基板とダイヤモンド単結晶薄膜とAIN薄膜との
3層構造及び座標軸を示す図、第6図は/IN薄膜に対
するダイヤモンド単結晶薄膜の膜厚と弾性表面波の浸透
深さとの関係を示す図、 第7図はZnO薄膜とSi単結晶との2層構造における
弾性表面波の位相速度のkH依存性を示す図、 第8図は(0001)面/IN薄膜と(001)面(1
00)方向Si単結晶との2層構造にける弾性表面波の
位相速度のk H依存性を示す図、第9図は(0001
)面AAN薄膜と(001)面(100)方向GaAs
単結晶との2層構造における弾性表面波の位相速度のk
H依存性を示す図、 第10図は(0001)面AIN薄膜と(001)面(
100)方向ダイヤモンド単結晶薄膜との2層構造にお
ける弾性表面波の位相速度のkH依存性を示す図、 第11図及び第12図はそれぞれ(0001)面AIN
薄膜と(100)面(100)方向ダイヤモンド単結品
薄flIとの2層構造におけるレイリー波の実効的結合
係数Kzaftのk H依存性を示す図、 第13図及び第14図はそれぞれ(0001)面AIN
g膜と(100)面(100)方向ダイヤモンド単結晶
薄膜との2層構造におけるセザワ波の実効的結合係数K
”affのkH依存性を示す図、第15図は(0001
)面AJNI膜と(100)面(100)方向ダイヤモ
ンド単結晶薄膜との2層構造におけるレイリー波の変位
の相対振幅の深さ依存性を示す図である。 図において、lは単結晶半導体基板、2はダイヤモンド
単結晶薄膜、3は/IN薄膜、4は正規形IDT電極、
5は接地電極、6は導体薄膜をそれぞれ示す。 本発明の一実施例を示すSAWデイバイスの縦断面図第
1図に示すSAWデイバイスのn−■線断面図第2Tf
A 本発明の他の実施f・Jを示すSAWデイバイスの縦断
f2第3回 5 ・接地を極 ZnQ ” Si講造及び座標軸を示す2第4@ (54又はGaAs)τダイヤモンド、摸十AtN膜復
造及び座標軸を示す図 ! 5COf− のkH依存住を示す図 $7図 のkH依存性を示す図 第8図 (0001) AIN /(OOt)IFOOI Ga
As26CO「 位相速度のkH依存性と示す図 @9TjJ kH AJ!N+ダイヤモンドの2層講造におけるセザワ波の
に2sffのkH依存性 第13回
Claims (1)
- 1.単結晶半導体基板(1)上に形成したダイヤモンド
単結晶薄膜(2)上に窒化アルミニウム薄膜(3)を形
成して3層複合構造とし、 ダイヤモンド単結晶薄膜(2)と窒化アルミニウム薄膜
(3)との境界面上にインターディジタル・トランスデ
ューサ電極(4)を形成し、窒化アルミニウム薄膜(3
)の膜厚Hを1.9≦kH≦3.0(kは波数)の範囲
内とし、且つ、ダイヤモンド単結晶薄膜(2)の膜厚D
と窒化アルミニウム薄膜(3)の膜厚Hとの関係を2H
≦D≦6Hの範囲内としたことを特徴とする弾性表面波
ディバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179788A JPH01236712A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 弾性表面波ディバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179788A JPH01236712A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 弾性表面波ディバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01236712A true JPH01236712A (ja) | 1989-09-21 |
Family
ID=13181453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6179788A Pending JPH01236712A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 弾性表面波ディバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01236712A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631213A (en) * | 1979-08-24 | 1981-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Surface elastic wave element |
JPS5864815A (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-18 | Nobuo Mikoshiba | 弾性表面波素子 |
JPS58156217A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | Nobuo Mikoshiba | 弾性表面波素子 |
JPS5964908A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-13 | Nobuo Mikoshiba | 弾性表面波素子 |
JPS60119114A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-26 | Murata Mfg Co Ltd | 表面波装置 |
-
1988
- 1988-03-17 JP JP6179788A patent/JPH01236712A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631213A (en) * | 1979-08-24 | 1981-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Surface elastic wave element |
JPS5864815A (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-18 | Nobuo Mikoshiba | 弾性表面波素子 |
JPS58156217A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | Nobuo Mikoshiba | 弾性表面波素子 |
JPS5964908A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-13 | Nobuo Mikoshiba | 弾性表面波素子 |
JPS60119114A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-26 | Murata Mfg Co Ltd | 表面波装置 |
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