JPH01236195A - チェーンブロックに於ける吊上げチェーンの長さ調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、チェーンブロックの吊上げチェーンの長さを
簡単に調部できるチェーンブロックに於ける吊上げチェ
ーンの長さ調節装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来のチェーンブロック３１は第７図のように構成され
ていて、吊上げチェーン３２の下方にフック３３を固定
し、フック３３に吊持物を掛止め、然る後操作用チェー
ン３４を手で引っ張り、鎖車を回転させて、この鎖車の
回転を平歯車で減速して吊上げチェーン３２を巻取り、
吊持物を上方へ吊上げるようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来のチェーンブロックは小さな力
で大きな吊上げ力を得るように、鎖車の回転を平歯車で
減速するという構成になっているため、吊上げチェーン
３２を吊上ｔグるには操作用チェーン３４を相当時間を
かけて回転させねばならす、従って吊上げチェーン３２
により吊持物を所定の高ざまで吊上げるには時間がかか
るという問題点があり、特に新たに吊上げる吊持物の大
きさによっては、吊上げチェーン３２を下降させて、フ
ック３３を最下方に位置させてしまうと、吊上げチェー
ン３２の必要長さまで時間をかけて巻取らねばならず、
その間は全く無駄な作業をしなければならないという問
題点がめった。

本発明はかかる問題点を解決することを目的とするチェ
ーンブロックに於ける吊上げチェーンの艮ざ調節装置を
提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、下方に連結されたフックの稍上方の吊上げチ
ェーンの縦向きリング部と、これに連結する横向きリン
グ部を切断して次の縦向きリング部とを夫々ピンを貫通
して取付片に連結する一方、該取付片の上部に吊上げチ
ェーンが移動自在に貫通できる円孔と、該円孔の上部に
連続して吊上げチェーンの縦向きリング部が嵌挿される
縦長孔とを夫々穿設した掛金具を連設固定して調節金具
を形成すると共に、該調部金具の円孔に吊上げチェーン
を貫通し、更に該吊上げチェーンの上方部をチェーンブ
ロックに巻回した手段を採用することにより、上記問題
点を解決した。

［作用コ 上記（画成より成る本発明によれば、吊持物の吊上げに
当って、円孔内を吊上げチェーンを適宜移動させて吊上
げチェーンの必要長を設定し、然る後縦向きリング部を
縦長孔に嵌挿させるのみで、必要最小限の長さに吊上げ
チェーンの長さが調節される。

［実施例］ 本発明の実施の一例を図について詳、細に説明するに、
チェーンブロック１の吊上げチェーン２の下方に連結ピ
ン３を介してフック４が連結固定されており、且つ該フ
ック４の稍上方の吊上げチェーン２のうちの縦向きリン
グ部２ａと、これに連結する横向きリング部を切断して
次の縦向きリング部２ａとを夫々ピン５．６を貫通して
吊上げチェーン２の長さを調節する調節金具７が連結固
定されている。

吊上げチェーン２の長さを調節する調が金具７は、下方
に前記縦向きリング部２ａ、２ａとを挟持するようにし
て、各リング部２ａ、２ａに貫通するピン５．６を固定
する断面逆凹状の取付片８を設け、更に該取付片８の上
方に、吊上げチェーン２を構成する縦向きリング２ａと
債向きリング部２ｂとが連続して遊挿移動されるに充分
な径の円孔９と、該円孔９の上部に連続して吊上げチェ
ーン２の縦向きリング部２ａが嵌挿される縦長孔１０と
が穿設され、且つ吊上げチェーン２は円孔９内に於いて
移動自在に貫通されると共に、任意の縦向きリング部２
ａが縦長孔１０に嵌挿掛止できるようにした掛止金具１
１を固設して形成されてあり、更に前記円孔９の径は吊
上げチェーン２を構成するチェーン環２′の巾Ｗより稍
径人に溝成し、また縦長孔１Ｑの巾はチェーン環２′の
環径りより積大に構成すると共に、縦長孔１０の高さは
チェーン環２′の巾Ｗより梢高く構成されている。

吊上げチェーン２の所望の長さの位置の縦向きリング部
２ａを円孔９の上部に連設された縦長孔１０に嵌挿する
ことにより、前記縦向きリング部２ａの上下位置に連結
された各１品向きリング部２ｂ、２ｂが、第３図、第４
図に示すように前記縦長孔１０の上下部の前後面に夫々
接触して位置するので、吊上げチェーン２の上方への引
張力により、前記各横向きリング部２ｂ、２ｂが夫々縦
長孔１０の前後面に強く圧接され、その結果縦長孔１０
に縦向きリング部２ａが梢傾斜した状態で確固に掛止固
定され俵は去ることがなく、吊上げチェーン２の長さが
調節固定される。また、新たに吊上げチェーン２の長さ
を調節する場合、前記と同様操作をすればよい。

従って、吊上げチェーン２の長さを必要長に調節して、
フック４に吊持物を吊下げて、操作用チェーン１２を操
作することにより、無駄な操作用チェーン１２の操作を
する必要がない。

［発明の効果１ 本発明は上述のようであるから、吊持物の高さに応じて
円孔内を吊上げチェーンを適宜移動させて、吊上げチェ
ーンの必要最小限の長さの位置に於いて、縦向きリング
部を縦長孔に嵌挿させるのみで、吊上げチェーンの長さ
が調節でき、これによって吊持物を吊上げると操作用チ
ェーンの操作は最小限でよいので、吊上げ操作のＦｆＩ
間が短縮される。また、本発明装置は既存のチェーンブ
ロックの吊上げチェーンに、１つの横向きリング部を切
断除去することにより２つの縦向きリング部にピンを介
して簡単に取付けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は使用状態を示す斜視図、第２図は要部の拡大正
面図、第３図は同側面図、第４図は同断面図、第５図は
調節金具の拡大正面図、第６図はチェーン環の正面図、
第７図は従来のチェーンブロックの正面図である。 図中、１はチェーンブロック、２は吊上げチェーン、２
ａは縦向きリング部、２ｂは横向きリング部、４はフッ
ク、５・６はビン、７は調節金具、８は取付片、９は円
孔、１０は縦長孔、１１は掛止金具である。 第７図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　下方に連結されたフックの稍上方の吊上げチェーン
   の縦向きリング部と、これに連結する横向きリング部を
   切断して次の縦向きリング部とを夫々ピンを貫通して取
   付片に連結する一方、該取付片の上部に吊上げチェーン
   が移動自在に貫通できる円孔と、該円孔の上部に連続し
   て吊上げチェーンの縦向きリング部が嵌挿される縦長孔
   とを夫々穿設した掛金具を連設固定して調節金具を形成
   すると共に、該調節金具の円孔に吊上げチェーンを貫通
   し、更に該吊上げチェーンの上方部をチェーンブロック
   に巻回したことを特徴とするチェーンブロックに於ける
   吊上げチェーンの長さ調節装置。