JPH0123464Y2 - - Google Patents

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JPH0123464Y2
JPH0123464Y2 JP2024985U JP2024985U JPH0123464Y2 JP H0123464 Y2 JPH0123464 Y2 JP H0123464Y2 JP 2024985 U JP2024985 U JP 2024985U JP 2024985 U JP2024985 U JP 2024985U JP H0123464 Y2 JPH0123464 Y2 JP H0123464Y2
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JP
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hot
bath
hot tub
limb
limbs
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JP2024985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、人体の下肢と上肢とを約40℃前後
の好みの温度の温浴用溶液(温水や所望によつて
ゲルマニウム・漢方薬等を混入した温水)に約15
〜30分浸し、全身からの発汗を促し、健康維持や
健康回復に役立てることができる手足温浴器に関
する。
(従来の技術) 従来、この種の手足温浴器は、上部を開口させ
た直方体の箱体が上下に配設され、この上下の箱
体に所望温度の温浴用溶液を溜め、上方のものを
上肢温浴槽、下方のものを下肢温浴槽として使用
するものであつた。
そして、使用時には、手足温浴器の前に椅子を
設置し、この椅子に座つて、上肢(特に肘から
先)を上肢温浴槽に浸し、また、下肢(特に膝か
ら下)を下肢温浴槽に浸して使用するものであつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来の手足温浴器では、上肢温浴槽が
下肢温浴槽と略同形の直方体としており、使用時
における上肢温浴槽に肘から先を浸す場合、姿勢
が窮屈となつて、さらに、使用時には約15〜30分
程手足を浸す必要があるため、その姿勢を維持す
るのに苦痛を伴う問題があつた。
この考案は、苦痛を伴なうことなく楽な姿勢で
手足を温浴させることができるとともに、上肢に
温浴用溶液をシヤワー状に当て、指圧効果を生じ
させることができる手足温浴器を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案に係る手足温浴器は、下肢と上肢とを
所望温度の温浴用溶液を用いて温める手足温浴器
であつて、上部を開口させ所望温度の温浴用溶液
が溜まる下肢温浴槽を具備し、下肢温浴槽上方
に、上部を開口させた略ヘ字形の椀状とする受部
と、受部上部に温浴用溶液の送給部に連結されて
受部内に温浴用溶液を噴出させるシヤワー部とを
具備する上肢温浴槽を、支持杆を介して水平方向
に回動可能に配設させることにより、既述の問題
点を解決するものである。
(考案の作用・効果) この考案に係る手足温浴器では、使用時、下肢
温浴槽に下肢を浸すとともに、上肢温浴槽の受部
に上肢を乗せてシヤワー部より温浴用溶液を噴出
させれば、手足を温浴させることができる。
そして、上肢を乗せる受部が上部を開口させた
略ヘ字形の椀状に形成されているため、上肢を温
浴させる姿勢は、手を胸の前で軽く組んだような
楽な姿勢となり、さらに、その受部が水平方向に
回動可能に配設されているため、温浴中に身体の
上体をねじることもでき、苦痛を伴なうことなく
楽な姿勢で手足を温浴させることができる。
また、上肢温浴槽では、シヤワー部より温浴用
溶液を上肢に当てることとなるため、上肢の指圧
効果も温浴効果と併せて生じさせることができ
る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
実施例の手足温浴器は、螺番1aを介して閉じ
れば1枚の板状になるベース1上の所定位置に袋
状の係合部1bが形成され、その係合部1bにそ
れぞれ保持杆2が係合され、これら4本の保持杆
2によつて転倒防止が図られて下肢温浴槽4が配
設されている(第1,2図参照)。
下肢温浴槽4には、所定の温浴用溶液Lが満た
されるとともに所定位置に温度センサ5が配設さ
れ、底部にヒータ6が配設されて、さらに、浴槽
4内に気泡を送る給気管8が配設され、給気管8
の上方に多数の孔が形成されている底板7が配設
されている。なお、温度センサ5及びヒータ6
は、ベース1上に設置され、別途電源に接続され
る温度調整器3に接続され、この温度調整器3の
ダイヤル調整によつて、ヒータ6を作動させ浴槽
4内の温浴用溶液Lを所望温度に温めるようにし
ている。また、給気管8も同様に温度調整器3内
に設けられたエアーポンプに接続され、温度調整
器3の所定のダイヤルを調整することにより、給
気管8から吐出する空気の量を増減させることが
でき、そして、給気管8から吐出される気泡によ
つて、浴槽4内の温浴用溶液Lが撹拌され、浴槽
4内の温浴用溶液Lの温度を一様にすることがで
きる。
また、ベース1の所定位置には、袋状の係合部
1cが1つ形成され、この係合部1cに後述の上
肢温浴槽9を支持する支持杆17が係合されてい
る。
支持杆17は、支柱18と保持杆20とから構
成されており、支柱18の底部18aがベース1
の係合部1cに挿入され、その端部をベース1に
螺着される止め金具16によつて規制され、ベー
ス1に対して固定されている(第3図参照)。
支柱18の上端には、支柱18の中間部より外
径を小さくする雄ねじ部18bが形成されるとと
もに、その雄ねじ部18bを突出させて保持杆2
0のスリーブ部20aが嵌挿され、雄ねじ部18
bにナツト19が螺着され、このナツト19を螺
着させることによりスリーブ部20aが支柱18
上端に固定されて保持杆20が位置決めされるも
のである。
保持杆20は、後端に既述のスリーブ部20a
を備える他、ねじ21によつて開閉可能な環状の
係止部20bを備えており、この係止部20bに
は上肢温浴槽9における受部10の下部10aが
係止されている。
上肢温浴槽9の受部10は、上部を開口させた
略へ字形状の椀状としており、中間部を窪ませて
下部10aへ連通する排水孔10bを備え、その
下部10aは、支持杆17における保持杆20に
回動可能に係止されるとともに排水管13に接続
されている。また、受部10の上部には、受部1
0の開口部を少し覆うようにカバー部10cが形
成されるとともに、カバー部10c下方に受部1
0内に温浴用溶液Lを噴出させるシヤワー部11
が配設されている。
このシヤワー部11は、その元部側で受部10
に保持されるとともに受部10から突出して給水
管12に接続されている。
また、給水管12と排水管13は、ベース1の
所定位置に矩形で突出した係合部1dに嵌合した
送給部14に接続されている。
この送給部14は、温浴用溶液Lを満たして排
水管13を挿入させている貯水槽14aと、給水
管12を接続させて貯水槽14a内の温浴用溶液
Lをシヤワー部11へ送給可能なポンプ15とを
具備している。なお、貯水槽14aには温度調整
器3に接続される温度センサ5及びヒータ6が設
けられ、温度調整器3のダイヤル調整によつて下
肢温浴槽4とは別個に温浴用溶液Lを所望温度に
温めることができる。また、ポンプ15も同様に
温度調整器3に接続されて、その温浴用溶液Lの
吐出量を調整可能としている。
つぎに、この手足温浴器の使用態様について述
べる。
ベース1の所定位置に椅子Cを設置するととも
に、温度調整器3の調整によつて、下肢温浴槽4
と送給部14における貯水槽14aの温浴用溶液
Lを所望温度にする。
そして、給気管8から気泡を下肢温浴槽4内に
発生させるとともに、ポンプ15を作動させて、
上肢温浴槽9における受部10内へシヤワー部1
1より温浴用溶液Lを噴出させる。
その後、温浴者が椅子Cに座つて、下肢を下肢
温浴槽4に入れ、上肢を上肢温浴槽9における受
部10に乗せれば、手足を温浴させることができ
る。そして、その温浴中、温浴者は、上肢を乗せ
る上肢温浴槽9の受部10が上部を開口させた略
へ字形状の椀状に形成されているため、上肢を温
浴させる姿勢が手を胸の前で軽く組んだ楽な姿勢
となり、さらにその受部10が支持杆17におけ
る保持杆20に対して水平方向に回動可能に配設
されており、温浴中に上体をねじることもでき、
苦痛を伴なうことなく楽な姿勢で手足を温浴させ
ることができる。また、温浴中には、上肢にシヤ
ワー部11より温浴用溶液Lが噴出して当たるこ
ととなるため、上肢の指圧効果も併せて生じさせ
ることができる。
なお、実施例の手足温浴器では、支持杆17に
おける保持杆20がナツト19を緩めれば支柱1
8に対して水平方向に回動させることもできるた
め(第3図参照)、保持杆20を回動させれば身
体の大きな人や小さな人にも対応して楽に温浴す
ることができる。そしてさらにその支持杆17に
おける支柱18を高さ調整可能に構成すれば、一
層効果的に楽な姿勢で温浴することができる。
また、温浴中、上肢に当たる温浴用溶液Lの飛
沫を無駄にすることなく使用できるよう、第1図
の二点鎖線で示すような飛沫を受けてその温浴用
溶液Lを下肢温浴槽4や送給部14の貯水槽14
aに戻すエプロン30を使用すれば、温浴用溶液
Lを無駄にすることがない。また、温浴用溶液L
を使い捨てでなく使用するために、下肢温浴槽4
や送給部14の貯水槽14aに浄化槽を設けても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す手足温浴器
の正面図、第2図は同実施例の平面図、第3図は
同実施例の支持杆を示す平面図である。 4……下肢温浴槽、9……上肢温浴槽、10…
…受部、11……シヤワー、17……支持杆、L
……温浴用溶液。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下肢と上肢とを所望温度の温浴用浴液を用いて
    温める手足温浴器であつて、上部を開口させ所望
    温度の前記温浴用浴液が溜まる下肢温浴槽を具備
    し、該下肢温浴槽上方には、上部を開口させた略
    へ字形の椀状とする受部と、該受部上部に前記温
    浴用浴液の送給部に連結されて前記受部内に前記
    温浴用溶液を噴出させるシヤワー部とを具備する
    上肢温浴槽が支持杆を介して水平方向に回動可能
    に配設されることを特徴とする手足温浴器。
JP2024985U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPH0123464Y2 (ja)

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JP2024985U JPH0123464Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JP2024985U JPH0123464Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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