JPH01229930A

JPH01229930A - エジエクタ装置をもつ風洞

Info

Publication number: JPH01229930A
Application number: JP5505188A
Authority: JP
Inventors: Kiichi Fukumoto; 福本　喜一; Toshitaka Yagi; 矢木　敏孝
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1988-03-10
Filing date: 1988-03-10
Publication date: 1989-09-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、計測能力を拡大するようにしたエジェクタ装
置をもつ風洞に関する。

〔従来の技術〕

従来のエジェクタ装置をもつ風洞において、風洞中間部
に設置しである風洞接続装置のブロック部に計測部を１
つだけ設けていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の従来のエジェクタ装置をもった風洞では、（１）
１回の風洞試験で模型形態が１形態しかできなかった。

（２）エジェクタ装置に使用する高圧空気をエジェクタ
機能だけに使用するという点で無駄があった。

（３）調圧弁を設けてエジェクタ装置のノズル部出口圧
力を調圧する必要があった。

本発明は、上記のような欠点を解消しようとするもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、エジェクタ装置をもちその上流側の風洞中間
部に計測部をもつ風洞において、上記エジェクタ装置の
ノズル部内に計測部を設けた。

〔作用〕

本発明は上記手段を講することによって、次の作用を挙
げることができる。

（１）通常の計測部の外にエジェクタノズル部内にも計
測部を設けており、異なる模型、異なる模型形態での同
時試験を行うことができる。

（２）エジェクタへの高圧空気を排出するだけでなく、
これを計測に有効利用でき、２形態／１プローの試験を
行うことにより電力が節減される。

（３）エジェクタノズル部内の模型の姿勢角又は大きさ
等を変えることによって、エジェクタノズル部の出口面
積を変え調圧機能をもたせることができ、これによって
調圧弁が不要になり、また、風洞中間部の計測部におけ
る単独試験の場合の調圧を行うこともできる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図によって説明する。

風洞１は調圧弁１１を経て貯気槽９に接続されていて、
整流筒１２、中間の風洞接続部５及びエジェクタ装置２
が順次下流側に設けられている。上記風洞接続部５の計
測ブロック６には、模型Ｙが空気圧又は油圧によってそ
の姿勢が可変の状態で設置されるようになっている。ま
たエジェクタ装置２は元弁１０を介して貯気槽９に接続
され、そのノズル部４内には支持装置３を介して模を７
を空気圧又は油圧によってその姿勢が可変の状態で設置
する計測部が設けられている。なお、αは模型７の姿勢
角である。

上記風洞１′には、貯気槽９から矢印Ａに示すように高
圧空気が導かれ、風洞の調圧弁１１によって整流筒１２
内の圧力が制御され、このように調圧された圧力によっ
て風洞内の圧力を一定に保つようになっている。整流筒
１２を通った高圧空気は計測ブロック６を通過するが、
この際、こ〜に設置された模型８に荷重がかかり、これ
が計測される。

空気は風洞中間部の風洞接続部５を通つ【流れ。

エジェクタ装置２の方向に流れる。一方、エジェクタ装
置２では、貯気槽９、元弁１０を経て流れる矢印已に示
すエジェクタ流を風洞１内に送り、このエジェクタ流に
より、風洞１内の空気が後方に引張られ、これに伴って
模型８回りの空気が引かれそこでの圧力が小さくなる。

本実施例は以上の風洞にお（・て、単にエジェクタ流を
流すだけでなく、エジェクタ装置２のノズル部４内にも
模型７を設けて、こ〜でも計測できるようにしている。

本実施例は以上の通り風洞１の中間部の計測ブロック６
に加えて、後流側のエジェクタ装置２のノズル部４内に
も模型を設置して計測を行うようにしているので、次の
効果を挙げることができる。

（１）１プローで２種の計測を行うことができる。

（２）従来エジェクタ機能のみに用いられていたエジェ
クタ装置内の高圧空気が測定にも利用でき、消費電力が
減少される。（通常、約１／Ｌ５程度に減少する）（３）エジェクタノズル内の模型７に調圧機能をもたす
ことができ、これによって、エジェクタ装置の調圧弁が
不要になると共に、中間部の計測ブロック６による単独
の試験の場合の調圧機能を発揮することもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は次の効果を奏することが
できる。

（１）風洞中間部とエジェクタノズル部で測定を行うこ
とＫより従来のデータ取得量が約２倍になる。

（２）エジェクタ装置内の高圧空気の流れを測定に利用
することによって、消費電力が減少する。

（３）エジェクタノズル部の模型に調圧機能をもたせる
ことができ、エジェクタ装置の調圧弁が不要となり、ま
た風洞中間部の測定部の単独測定の場合にも調圧機能を
発揮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略図である。１・・・風洞、　　　　　　２・・・エジェクタ装置、
４・・・エジェクタノズル部、５・・・風洞接続部、６
・・・計測ブロック、　　７．８・・・模型、９・・・
貯気槽、　　　　　１０・・・エジェクタ装置元弁、１
１・・・調圧弁、　　　　　１２・・・整流筒。

Claims

【特許請求の範囲】

風洞内の後部にエジェクタ装置をもちエジェクタ装置の
上流側の風洞中間部に計測部をもつ風洞において、上記
エジェクタ装置のノズル部内に計測部を設けたことを特
徴とするエジェクタ装置をもつ風洞。