JPH01229905A - 変位検出器 - Google Patents

変位検出器

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JPH01229905A
JPH01229905A JP5702188A JP5702188A JPH01229905A JP H01229905 A JPH01229905 A JP H01229905A JP 5702188 A JP5702188 A JP 5702188A JP 5702188 A JP5702188 A JP 5702188A JP H01229905 A JPH01229905 A JP H01229905A
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JP
Japan
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track
scale
grating
signal
pitch
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Pending
Application number
JP5702188A
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English (en)
Inventor
Soji Ichikawa
宗次 市川
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明は、変位検出器に係り、特に、周期的な格子を用
いて、第1部材と第2部材の相対変位弔を絶対位置で検
出する変位検出器の改良に関するものである。
[従来の技術] 工作機械の工具の送りm等を測定するために用いられる
変位検出器には、対応する(単一)トラックの格子間の
相互作用によって形成される周期的な1次信号の繰返し
の数から第1部材と第2部材の相対変位量を測定する、
いわゆる増分型の変位検出器と、例えばトラック毎にピ
ッチを大幅に変えてコード化した格子間の相互作用によ
って形成される複数の1次信号によって、第1部材と第
2部材の相対変位量を絶対位置で検出する、いわゆる絶
対位置型の変位検出器がある。
(発明が解決しようとする課題1 しかしながら、前者の増分型変位検出器においては、計
数誤差を生じると、それがそのまま累積されて測定誤差
に直結するという問題点がある。
一方、後者の絶対位置型変位検出器によれば、変位が絶
対位置で測定できるため、計数ミス等を生じてもそれが
累積されることはない。しかしながら、従来のように例
えば第2トラックの格子のピッチを、第1トラックの格
子のピッチの2倍、第3トラックの格子のピッチを第2
トラックの格子のピッチの更に2倍・・・というように
、完全にコード化してしまうと、いずれかのトラック、
特にピッチの大きなトラックで検出ミスを生じると、測
定値が大幅にずれてしまうという問題点を有していた。
又、絶対位置型の変位検出器を光学格子を用いて構成す
る場合、光源やインデックススケールを共通化するため
には、各トラックの格子間ギャップを同一に設定する必
要があるが、コード化された格子を用いた場合には、ト
ラック間で格子ピッチの違いが大き過ぎるため、同一ギ
ャップでは良好な受光信号が得られないという問題点を
有していた。
【発明の目的1 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、小数のアナログ信号から相対変位量を絶対位置で
検出することができ、検出ミスを生じて′も測定圃の跳
びが少く、各トラツタの格子間ギャップが同一であって
も、良好な検出信号を得ることが可能な、全く新規な構
成の変位検出器を提供することを目的とする。
【課題を達成するための手段1 本発明は、変位検出器において、少くとも3種類の等ピ
ッチの周期的な格子を、トラック毎に少しずつピッチを
変えて3トラック以上形成した第1部材と、各トラック
の格子に対応するピッチの周期的な格子をトラック毎に
形成した第2部材と、対応するトラックの格子間の相互
作用によって形成された1次信号をトラック毎に検出す
る手段と、該1次信号間の位相差を算出して2次信号と
する手段とを備え、少くとも該2次信号間の位相差に基
づいて、第1部材と第2部材の相対変位量を絶対位置で
検出するようにして、前記目的を達成したものである。
(作用1 本発明は、絶対位置型変位検出器の各トラックを、従来
のようにコード化して用いるのではなく、各トラックの
格子ピッチを近い値として、バーニヤによって絶対位置
を小数のアナログ信号で検出できるようにすると共に、
トラック数を3以上とし、バーニヤを多重化して、広い
測定範囲の絶対位置測定を可能としたものである。
以下、4トラック方式の場合を例にとって、本発明の検
出原理を説明する。
今、第1部材としてのメインスケール10の目盛面に、
第2図に示す如く、基準点(x=O)で位相が一致する
4種類の等ピッチ(それぞれP、PI、P2、P3)の
周期的な格子22.24.26.28をトラック12.
14.16.18毎に少しく例えば同一量ΔP)ずつピ
ッチを変えて4トラック形成し、一方、これと対向する
第2部材としてのインデックススケール30の目喬面に
は、第3図に示す如く、前記各トラック12〜18の格
子22〜28に対応するピッチP、P+、P2、P3の
、基準点で位相が一致する周期的な格子42.44.4
6.48をトラック32.34.36.38毎に形成し
たとすると、第1トラック12(32)と第2トラック
14(イ4)がバーニヤを構成するための条件は、第4
図からも明らかなように、次式に示す如くとなる。
L+=<N+1}P=N (P+ΔP) ・・・(1)
ここで、Llは、第1トラック12(32)と第2トラ
ック14(34)のバーニヤ長さ、Nは等分散(自然数
)である。
同様に、第2トラック14(34>と第3トラック16
(36)がバーニヤを構成するための条件は、第4図か
らも明らかなように、次式に示す如くとなる。
L2−(N+2)(P+ΔP) = (N+1 )(P+2ΔP) =L+ +2 (P十ΔP)     ・・・・・・〈
2)ここで、ト2は、第2トラック14(34)と第3
トラック16(36)のバーニヤ長さである。
同様に、第3トラック16(36)と第4トラック18
(38)がバーニヤを構成するための条件は、第4図か
らも明らかなように、次式に示す如くとなる。
L3=(N+3>(P+2ΔP) =(N+2>(P−1−3△P) =Lz+2 (P+2ΔP) =L+ +2 (P十△P)+2 (P+2ΔP)・・
・・・・・・・〈3) ここで、L3は、第3トラック16(36)と第4トラ
ック18(38)のバーニヤ長さである。
すると、(1ン式から次式が成立する。
ΔP=P/N        ・・・・・・・・・(4
)更に、次式のように置くと、 P+=P+ΔP= ((N+1 )/N}P・・・(5
}P2=P+2△P= ((N+2)/N}P・・・(
6}P コ − P  + 3  △ P=  ((N
+3)/N)  P  ・・・ (1)(1)、<2)
、(3)式は、結局、次式に示す如くとなる。
L+=(N+1}P=NP+  ・・・・・・(1−)
しz=(N−1−2}P+=(N+−1}P2=L+ 
+2P+      ・・・・・・(2′)L3= (
N+3}P2= (N+2}P3−L2+2Pz=L+
 +2PI +2P2・・・・・・・・・(”3−) 従って、4つのトラックの各格子によって得られる1次
信号の基準点に対する位相φ0、φ1、φ2、φ3は、
基準点く原点)からの変位を×とすると、次式に示す如
くとなる(第4図参照)。
φ、=2π(X/P)    ・・・・・・・・・(8
)φ1−2π<X/PI)   ・・・・・・・・・(
9)φ2  =27C(X/P2  )     ・=
・=  (10)φ3 =2π (X/P3)    
 ・・・・・・ (11)次に、この1次信号φ0、φ
1、φ2、ψ3を用いて、これらの位相差である2次信
号Φ4、Φ2、Φ3を求めると、次式に示す如くとなる
(第5図参照)。
Φ1−φ0−φ1=2πX  (1/ P −1/ P
 + )−2πx  (1/(N+1))・(1/P)
=2yrx  (1/NP+)=2π(X/L+)・・
・・・・・・・(12) Φ2=φ1−φ2−2πX  (1/P+  1/P2
)−2πx  [N/ ((N+1 )(N+2))]
X (1/P) =2πx  (1/ (N+1))  ・ (1/’P
2)=2yr (X/L 2 )     −−−(1
3)Φ3=φ2−φ3=2πX(1/P2 1/P3)
−2yrx  EN/ ((N+1 >(N+−3)l
 ]X (1/P) =2πx  (1/ (N+2>)・(1/ P 3)
=2yr (X/L3 )     −−−(14)更
に、この2次信号Φ1、Φ2、Φ3を用いて、その位相
差である3次信号ψ1、ψ2を求めると、次式に示す如
くとなる(第6図参照)。
ψ1−Φ1−Φ2=27rX  (1/L+  1/L
2)=2πx  (2P+/ (LI 12))=2y
rx  [(2(N+1 ) P)/(NL+12)]
   ・・・・・・・・・(15)ψ2=Φ2−Φ3=
2πX  (1/L2 1/L3)=27UX  (2
P2/ (L2 L3 ))=2ycx [(2(N+
2}P) /(NL2L3)]   ・・・・・・・・・(16)
更に、この3次信号ψ1、ψ2を用いて、その位相差で
ある4次信号車を求めると、次式に示す如くとなる(第
6図参照)。
ψ=ψ1−ψ2 =2yrx  (2P+/ (LI L2)2P2/ 
(12L3 )) =2’+7X ・2(P+/(LI12)P  2  
、/ (L  2  L  3 ン )=2πx  [
(2(P+ L3  Pz LI )/(L+LzL3
 )]      ・・・・・・・・・ (11)ここ
で、次式のように置くと、 L H= < N + 2 ) / 2・L+ = (
N/2)L2・・・・・・・・・(18) し+2−(N+3>/2・L2 −(N+1>/2・L3  ・・・・・・・・・(1つ
)前記4次信号車が2πになる条件、即ち、絶対位置検
出の最大範囲1 maxは次式に示す如くとなる。
x(1−max) =L、12 L3/ (2(PI L3−P2 L+ 
))=(N(N+1)L3)/6 =(N/3)・L+z=(N+3)/3・L u= <
N+2)(N+3)/6・Ll −(N+1)(N+2)(N+3>/6”・P・・・・
・・・・・(20) 従って、第1図に示す如く、4次信@甲がOから2πの
範囲、即ち、変位XがOからl−max、=< N +
 3 ) / 3 X L nの範囲内で、4次信号軍
の値から、求める点、例えばQ点の絶対位置XQが次式
に示す如く求められる。
Xo=L+++  (N   2)/2XL++  (
N−2>−P+  (φo / 2π)・P=  ((
N+1  )  (N+2))/2  ・ P+  (
(N−2)  <N+1 ))/2  ・ P+  (
N−2)  −P+  (φo / 2 πiP・・・
・・・・・・ (21) 例えば、基11!(第1)トラック12(32)の格子
ピッチPを60μm、等分数Nを60とすると、(5)
、(6)、(1)式より、格子ピッチP+ =54.c
zm 、Pz=62μm 1P3=63μmとなる。従
って、(1)式よりバーニヤ長さL+ =3660μ僧
、(18)式よりL++=113460Iimとなるの
で、この場合の最大測定長しmaxは、(20)式より
、Lmax =238’2.66闘となって、測定長2
II1以上の絶対位置型直線変位検出器を実現できる。
このとき、任意の点XQの位置は、φ0がπのとき、前
出(21)式より、 Xo=111+ ((N  2)/2)L++ <N’
−2}P+ (φo / 2π}P=223080+ 
(φ。/2π)×60=223. 110μm と決定できる。
又、基準(第1)トラック12(32)の格子ピッチP
=42μ国、等分数N−42とすると、格子ピッチP+
=43μIn、Pz=44μIl、P3=45μmとな
る。従って、(1)式よりバーニヤ長さL + = 1
806μm、(18)式よりL11=39732μll
lとなるので、最大測定長し1laXは、(20)式よ
り595.98nとなって、測定長が約600 uの絶
対位置型直線変位検出器を実現できる。この場合は、先
の場合に比べて、ピッチが小であるので、ff1l+定
精度が向上する。このとき、任意の点XQの位置は、φ
0がπのとき、前出(21)式より、 XQ=77.532+ (φo / 2π)×42=7
7.553μm と決定できる。
なお、前出(1)、(2)、(3)式は、ピッチ変化量
△Pを全て同一とした実施原理の1つであり、複雑にな
るが、ピッチ変化mをそれぞれΔP1αΔP、β△Pと
した一般的な場合には、次式を満足すればよい。
L+ = (N+1 }P=N (P+ΔP)・・・(
22)L2= (N+2)(P+ΔP) =(N+1)(P+αΔP) ・・・・・・(23)L
3 = (N+3)(P+αΔP) = (N+2)(P+βΔP) ・・・・・・(24)
又、トラック数も4に限定されず、3又は5以上とする
ことができる。例えばトラック数を3とした場合には、
2次信号Φ1、Φ2間の位相差である3次信号ψ1から
絶対位置を検出すればよい。
なお、本発明は、各トラックの格子間ギャップを同一に
できることから、光学式変位検苗′器に好適なものであ
るが、検出方法は光学式に限定されず、磁気式、電磁誘
導式、容聞弐等の他のりニヤエンコーダやロータリエン
コーダにも適用可能である。
[実施例] 以下、図面を参照して、透過型の光学式直線変位検出器
に適用した、本発明の実施例を詳細に説明する。
本実施例には、第7図に示す如く、例えば発光ダイオー
ド(LED)50からなる光源と、該LED50の光源
部50Aから放射され、ガラス窓50Bを介して放射状
に射出された照明光を平行光線に変換するコリメータレ
ンズ52が億えられている。
該コリメータレンズ52によって形成された平行光線は
、前出第3図に示したような目盛面を有するインデック
ススケール30に照射される。このインデックススケー
ル30には、第8図にその窓の配置を詳細に示す如く、
各格子42A、42B、44A、44B、46A、46
B、4’8A、48Bが、インデックススケール30の
移動方向に互いに距離d1、d2、d3、d4だけ離し
て、各2個ずつ設けられている。ここで、前記間隔dl
乃至d4は、各格子ASB間の位相差が90゜となるよ
うに、例えば次式に示す如く設定されている。
d+  =  In+  P+  (1/4}P   
 −−(25)d2 =  l12 P++(1/4}
P+   −(26)d3 =  ma p2+  (
1/4}P2   ・・・ (21)d4 =  ma
  P3+  (1/4}P3  −  <28)ここ
で、ml、I!12、ma、m4は整数である。
本実施例で、インデックススケール30の各格子を、互
いに90°の位相差を設けて2個ずつ設けているのは、
メインスケール10とインデックススケール30を相対
移動させた際に、4つの各トラックからそれぞれ90°
位相差が異なる計8個の信号を取出して、O〜90°の
範囲内での内挿分割や、該内挿の範囲内での方向弁別を
行うためである。
前記インデックススケール30を透過じた照明光は、前
出第2図に示したような目盛面を有するメインスケール
10に入射される。このメインスケール30には、既に
説明した如く、4つのトラック12.14.16.18
が形成されている。
該メインスケール1oを透過した照明光は、前記インデ
ックススケール30の格子42A、42B、44A、4
4B、46A、46B、48A、48Bに対応させて、
各トラック毎に例えば2個ずつ、合計8個配設された受
光素子60A、60B、62A、62B、64A、64
B、66A、66Bに入射され、インデックススケール
30とメインスケール10の相対移動に伴って、各トラ
ックから、それぞれ90”位相差が異なる2相の正弦波
信号が得られるようにされている。
各受光素子60A、60B、62A、62B、64A、
64B、66A、66Bの出力は、第9図に示す如く、
それぞれプリアンプ70A、70B172A、72B、
74A、74B、76A、76Bを介して絶対変位検出
回路80に入力される。
この絶対変位検出回路80は、サンプルホールド回路8
2、マルチプレクサ84、アナログ/デジタル(A/D
)変換器86、中央処理ユニット(CPU)88及びコ
ントロールデータバス90から構成されている。このC
PU88には、前記ピッチP、等分数N等の定数を設定
しておく。
前記コントロールデータバス90には、外部から測定す
べき時点を検出して信号を発生するタッチセンサ92と
、CPU88の演算結果、即ち絶対位置による測定値を
そのまま表示する相対移動量表示器又は該測定値によっ
て工具の送り母等を制御する制御装置94が接続されて
いる。
以下、第10図を参照して、工作機械等へメインスケー
ル10とインデックススケール30を取付けて相対移動
ざぜる場合を例にとって、実施例の作用を説明する。
まずステップ100で、測定開始点を指示すべく、タッ
チセンサ92からトリガが入力されると、CPU88は
、ステップ102で、コントロールデータバス90を介
してサンプルホール1回路82にホールド指令を与える
。すると、ステップ104で、サンプルホールド回路8
2は、ブリアン77OA、708172A、72B、7
4A、74B、76A、76Bの出力段側から受光信号
、即ち、アナログ的な電気信号をホールドする。次いで
ステップ106で、マルチプレクサ84がCPU88か
らの指令に基づいて受光信号を取込む。
次いでステップ108で、A/D変換器86によりデジ
タル信号に変換した後、CPU88に入力される。CP
U88は、ステップ110で、前出(8)〜(11)式
を用いて前記1次信号(位相)φ0、φ3、φ2、φ3
.2次信号Φ1、Φ2、Φ3.3次信号ψ1、ψ2.4
次信号軍を算出し、更に、第1格子22内の位相(φo
 / 2π)XPを算出して、1ll11定開始点の絶
対位置を読み取る。
次いでステップ112で、メインスケール10又は/及
びインデックススケール30を測定終了点、即ら、目的
直進、移動させる。
次いで、ステップ200〜210で、前出ステップ10
0〜110と同様の処理を行って、より定終了点の絶対
位置を読み取る。
最後にステップ212で、例えばより窓開始点と終了点
の絶対位置の差、即ち、相対移動量を求めて測定値とす
る。
前出ステップ110又は210における処理は、具体的
には、第11図に示すような手順で行われる。
即ち、ステップ300で、A/D変換器86からアナロ
グ受光信号 5in(2πx /P)  (= sinφ0)、5i
n(2yrx/P−π/2) (= 310(φ o−90° ) ) 、5in(2
yrx /P + )  (= sinφ1)、5in
(2πX/P+−π/2) (=sin(φl−90”))、 sin (2πX /P2 )  (=  sinφ2
)、5in(27rX/P2−π/2) (=si口(φ 2−90° ) ) 、5in(2π
x /P3 )  (=  sinφ3)sin(2π
x/P3−π/2)   ゛(=sin(φ コ − 
90’)) のデジタル信号が入力されると、CPU88は、まずス
テップ302で、その位相弁φo1φ1、φ2、φ3を
抽出する。
次いで、ステップ304〜308で、前出(12)〜(
11)式によって、位相差に応じた6っの関数の値Φ1
 (=φ0−φ1)、Φ2(=φ。
−φ2) 、Φ3 (−φ2−φ3)、ψ1 (=Φ1
−Φ2)、ψ2 (=Φ2−Φ3) 、’4f (−ψ
1−ψ2)を順次、計算する。
次いで、ステップ310以降で、前出(21)式の演算
を行う。具体的には、まず、ステップ310で、次式の
aの値、即ち、最上位の4次信号甲の値が下位の3次信
号ψ1の周期L ++の何番目にあるかを求める。
2π(3/ (N+3))a≦甲 <2π(3/ (N+3))(a+1 )−(29)求
められたaを使って、次式の演算を行い、前出(21)
式の右辺第1項に相当する値を計算する。
aL++=  a((N+1)(N+2>/2}P・・
・・・・・・・(30) なお、定数PとNの値は、予めCPU88”に設定され
ている。
次いで、ステップ312に進み、次式のbの値、即ち、
3次信号ψ1の値が、下位の2次信号Φ1の周wJ(バ
ーニヤ長さ)L+の何番目にあるかを求める。
2π(2/ (N+2))b≦ψ1 く2π(2/ (N+2))(b+1 >・・・(31
)求められたbを使って、次式により前出(21)式の
右辺第2項に相当する値を計算する。
1+1 + = b(N+1 ) P     ・・・
・・・・・・(32)次いでステップ314に進み、次
式のCの値、即ち、2次信号Φ1の値が、最下位の1次
信号φ0の周期(ピッチ}Pの同番目にあるかを求める
2π(1/ <N+1 >)C≦Φ1 〈2π(1/(N+1))(c+1)・・・(33)求
められたCを使って、前出(21)式の右辺第3項に相
当する値、即らcpを計算する。
次いで、ステップ316に進み、1次信号φ0の値から
、前出(21)式の右辺第4項の値、即ちφo / 2
πPを計算する。
次いでステップ318に進み、次式により、絶対位置X
を計算する。
X= a111+ bL+ + cp+ (φo / 
2π}P・・・・・・・・・(34ン 本実施例にお、いて、各トラックの信号を90”位相差
が異なる2相正弦波信号としているのは、特に最小ピッ
チの基準信号φ0の0〜90°の範囲内における位相の
内挿分割や、該内挿範囲内での方向弁別を行って分解能
を一層向上するためである。なお、この内挿分割や方向
弁別が特に必要であるのは、最小ピッチの所であるため
、第2トラック乃至第4トラックでは、信号を1相のみ
とすることも可能である。又、第1トラックにおける内
挿分割や方向弁別も不要である時には、全トラックの信
号を1相のみとすることができる。
なお、測定開始点の絶対位置を記憶することなく、現在
位置を原点からの絶対位置で演算して表示したり、ある
いは、プラス、マイナス方向を逆にしたりすることは、
外部信号によりCPU88で自由に設定できる。
本実施例においては、タッチセンサ92の出力信号を使
って測定開始点及び測定終了点の受光信号をサンプルホ
ールドするようにしていたので、測定が迅速且つ容易に
行える。なお、タッチセンサ92を省略することも可能
である。
前記実施例においては、本発明が透過型の光学式直線変
位検出器に通用されていたが、本発明の適用範囲はこれ
に限定されず、反射型の変位検出器やロータリエンコー
ダにも同様に適用可能である。又、検出方法も光学式に
限定されず、マグネスケールを用いた磁気式エンコーダ
、インダクトシン等の電磁誘導式エンコーダ、容量式の
エンコーダにも同様に適用できることは明らかである。
(発明の効果] 以上説明した通り、本発明によれば、アナログ信号に基
づいて絶対位置を検出することができ、万一検出エラー
が発生しても、それがコード式の場合のように大きな測
定誤差に緊がることがない。
又、マルチトラックの格子間ギャップを同一にすること
ができ、特に光学式変位検出器の場合に、光源やインデ
ックススケールを共通化して、構成を簡略化することが
できる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る変位検出器の測定原理を説明す
るための線図、第2図は、本発明が採用された実施例の
メインスケールの目盛面を示す平面図、第3図は、同じ
くインデックススケールの目盛面を示す平面図、第4図
は、同じく1次信号の例を示す線図、第5図は、同じく
2次信号の例を示す線図、第6図は、同じく3次信号及
び4次信号の例を示す線図、第7図は、本発明が採用さ
れた変位検出器の実施例の全体構成を示す断面図、第8
図は、前記実施例で用いられているインデックススケー
ルの格子配置の例を示す平面図、第9図は、同じく絶対
変位検出回路の構成を示すブロック線図、第10図は、
前記実施例の作用を説明するための流れ図、第11図は
、同じく中央処理ユニットで絶対位置を計算する手順を
示す流れ図である。 10・・・メインスケール(第1部材)、12.14.
16.18・・・トラック、22.24.26.28・
・・格子、 P、Pl、P2、P3・・・ピッチ、 30・・・インデックススケール(第2部材)、32.
34.36.38・・・トラック、42.44.46.
48・・・格子、 φ0、φ1、φ2、φ3・・・1次信号、Φ1、Φ2、
Φ3・・・2次信号、 ψ1、Φ2・・・3次信号、 里・・・4次信号、 50・・・発光ダイオード(LED)、60A、60B
、62A、62B、 64A、64B、66A、66B・・・受光素子、80
・・・絶対変位検出回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少くとも3種類の等ピッチの周期的な格子を、ト
    ラック毎に少しずつピッチを変えて3トラック以上形成
    した第1部材と、 各トラックの格子に対応するピッチの周期的な格子をト
    ラック毎に形成した第2部材と、対応するトラックの格
    子間の相互作用によつて形成された1次信号をトラック
    毎に検出する手段と、 該1次信号間の位相差を算出して2次信号とする手段と
    を備え、 少くとも該2次信号間の位相差に基づいて、第1部材と
    第2部材の相対変位量を絶対位置で検出することを特徴
    とする変位検出器。
  2. (2)請求項1記載の変位検出器において、前記格子が
    4トラック形成され、基準となる第1トラックの格子の
    ピッチをP、等分数をN(Nは自然数)としたとき、第
    2乃至第4トラックの格子のピッチP_1〜P_3が、
    それぞれ P_1={(N+1)/N}P P_2={(N+2)/N}P P_3={(N+3)/N}P とされていることを特徴とする変位検出器。
  3. (3)請求項1又は2記載の変位検出器において、前記
    格子が光学格子であることを特徴とする変位検出器。
JP5702188A 1988-03-10 1988-03-10 変位検出器 Pending JPH01229905A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012220458A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Canon Inc エンコーダ
US9121731B2 (en) 2011-04-14 2015-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Encoder having a scale with two areas in which an increasing direction of the amplitude of the energy distribution is opposite between the two areas for precisely obtaining a position of the scale
US9354089B2 (en) 2011-04-14 2016-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Encoder

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