JPH01228685A - 爆発圧着による多層金属クラッドの製造法 - Google Patents

爆発圧着による多層金属クラッドの製造法

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JPH01228685A
JPH01228685A JP5504088A JP5504088A JPH01228685A JP H01228685 A JPH01228685 A JP H01228685A JP 5504088 A JP5504088 A JP 5504088A JP 5504088 A JP5504088 A JP 5504088A JP H01228685 A JPH01228685 A JP H01228685A
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Takehiro Shoji
庄司 武広
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、爆発圧着法による多層金属クラッドの製造法
に関する。
[従来の技術] 爆発圧着法により製造された金属クラッドが各種産業分
野で多量に使用されているが、しばしば特殊な材質組合
せの金属クラッドが要求されることがあり、数種の材質
層からなる金属クラッドを爆発圧着法により製造してき
た。
例えば、数種の金属層からなるクラッドを爆発圧着法に
より製造する場合、最も確実な方法として、クラッドす
る金属材を順次に爆発圧着していく方法により金属クラ
ッドを製造する方法が採用されてきた。
しかしこの方法では、クラッドする金属層の層数と同じ
数だけ爆発圧着を行う必要があり効率的でなく、また、
爆発圧着毎に衝撃を受け、その都度加工硬化が蓄積され
、クラツド材に不均一な歪が生じたり、割れまたは既接
合部に剥離を生じる等の不具合がしばしば発生した。こ
れらの問題点を改善するために、例えば爆発圧着による
金属クラツド板の製造方法が発明された当初から多層爆
発圧着法が研究され実験的規模では多数の検討がなされ
ている。特公昭42−17427号公報、特公昭44−
6468号公報などに記載されている多層同時爆発圧着
法もその一例である。
しかしこれらの開示技術を元にして我々も種々の実験を
試みたが工業的寸法の規模では良好な接合を得ることが
困難であった。
多層同時爆発圧着法の一例を図面によって説明すると、
第7図はそれぞれ材質の異なる金属、A、B、Cからな
る3層のクラツド板の断面を示し、第8図はその製造の
場合のアセンブリを示す。母材金属板1を支持台7上に
置き、金属板2および3は小さい金属片4によって確保
した隔離スペースだけの間隙をおいて積層する。
金属板3の上側表面に爆薬層5を設置する。該爆薬層5
の一端に装着した電気雷管6により、爆薬層5を起爆す
る。爆薬層は起爆により爆轟が進行する。爆轟により生
ずる圧力はクラッドする材料の金属板2および3に累進
的に作用する。この圧力により金属板3.2.1は起爆
点から順番に接触せしめられる。もし、諸条件が適当で
あれば、隣接する金属板同士の境界層から°゛メタルジ
エツト″生じ、このメタルジェットはクラッドする金属
板2.3およびクラッドされるべき金属板1の間のまだ
占有されていない区間に向って指向する。このメタルジ
ェットにより金属板の表面の酸化膜が除去され、金属板
が高圧下で癒着するので所望の接合が得られる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、多層同時爆発圧着により金属クラッドが
接合されるための適当な諸条件は、クラッドする金属の
数が増すにつれ複雑になる。
また、接合が得られても、各層間の接合界面波形が不均
一、不連続となり、その結果、接合力および気密性の著
しく劣る層間を生じる等、各層が全て健全に接合せしめ
るような爆発圧着条件を見出すのは困難であった。
そこで本発明では全ての金属層間の接合状態が健全であ
る多層金属クラッドを製造せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、多層同時爆発圧着における上記課題を解決す
るため鋭意研究を重ねた結果、クラッドする材料の質世
差を小さくすることが効果的であることを見出したもの
である。
すなわち、本発明は、少なくとも2層以上の異種または
同種のクラッド(被覆)する金属層を母材金属層に一度
の爆発圧着により、一体に接合せしめるに当り、該クラ
ッドする金属層同士の質量比が0.5〜1.5の範囲に
なるような層の厚さとすることを特徴とする多層同時爆
発圧着による多層金属クラッドの製造法である。
爆発の爆轟エネルギーにより飛翔してクラッドする金属
層は、工業的に製造可能な範囲で、適当な間隙が保持さ
れるに足りる平坦度と剛性が必要である。また、本発明
により製造される金属の組合せは、爆発圧着により接合
可能な金属種類が適用できる。例えば、チタン−銅−軟
鋼、アルミニウムーチタン−ニッケルーステンレス、白
金−チタン−軟鋼等である。その他、合金アルミニウム
ーアルミラム−銅、銅−ニッケルーステンレス、ステン
レス−軟鋼−ステンレス、アルミニウムージルコニウム
−ステンレス、ヂタンータンタルー軟鋼、チタン−ニオ
ブ−ステンレス、ステンレス−銅−タンタル−ジルコニ
ウム、ジルコニウム−タンタル−ステンレス、ジルコニ
ウム−チタン−ステンレス、白金−ニオブ−チタン−軟
鋼、タンタル−銅−軟鋼等である。。
また、金属板の質量を調整する方法は、厚さによるのが
簡単で良いが、例えば最上層が白金等の薄板の場合は、
隣接層と質量が等しくなる様に鋼板等に白金板を樹脂接
着剤により貼り付けて質量を調整する方法も有効である
。また、所望する多層クラツド板の一層が厚い場合には
、その層を適正な質量になるように多層に分割してから
実施すれば良い。
本発明に用いる爆薬は、爆発圧着しようとする金属板の
音速より小さいものが好ましい。
また、本発明は、爆発圧着した金属クラッド全体が健全
な接合状態であることを目的としている。健全な接合状
態を得るには接合しようとする金属同士を−様な間隙を
もって重ね合せる必要がある。我々が対象とする金属ク
ラッドは工業分野に用いられるものであり、対象となる
材料は最小でも100111Il×200IIII11
である。この寸法でも工業的に製造可能な材料において
、金属の平坦度や装填する爆薬偵によりある値以上の間
隙を設定しなければメタルジェットの排出が困難となり
良好な接合が得られない。また、重ね合せた金属同士で
接触する部分が生じるなどして、健全な接合が得られな
くなる。本発明者の経験と実績では、重ね合せた金属同
士の間隙は、少なくとも0.3IllI11以上ないと
実質的に健全な圧着接合は得られない。爆発圧着条件の
設計に当っては、金属の材質組合せ、厚さの比率、爆薬
の種類、間隙の大きさ、接合必要面積、土台の選定、歪
の状況、温度、形状等種々の要因を考慮して選定しなけ
ればならないが、どのような条件でも、間隙がQ、3n
+m未満の状態では本発明の効果を確認することはでき
ない。
本発明は、実施例でも示すとおり金属板の爆発圧着、す
なわち多層金属クラツド板の同時爆発圧着法において特
に効果的であるが、母材金属棒、母材金属柱、母材金属
管などに金属管を多層に接合して爆発圧着する多層金属
管の同時爆発圧着法にも適用可能である。
[実施例] 以下実施例に基づいて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 本実施例では、爆速的2000m /秒の速度になるよ
うに化学組成を調整した爆薬を用いた。
第8図に示すアッセンブリーにより、チタン−銅−軟鋼
からなる3層クラツド板で寸法200Illl×300
111I11のものを作成した。各層の厚さは、チタン
層4ma+ 、軟鋼層20nu++とじ、中間の銅層は
1mm 、  1.5mm、 2mm 、 3mm 、
 4mmと変えて多層同時爆発圧着を行った。各層間の
間隙は3mmとし、爆薬をチタン層の上側に、チタンと
銅の板厚に応じて適量を均一に配置した。
このようにして作成したクラツド板の断面接合状況を光
学顕微鏡により観察した。これらの試料についての結果
を表に示すとともに第1図(イ)〜第5図(ロ)の光学
顕微鏡写真に示す。
注)m+−+タン層ノffff1 (板Iv×比重)m
2−銅層の’Elf!(板IVX比ttON o、1お
よびN095の場合、すなわち、質量比が本発明の範囲
を外れる場合、チタン/銅の接合界面波形が不均一、不
連続となり、剥離部が一部1察された。また、N002
.3.4の場合、すなわち質量比が本発明の範囲内の場
合、チタン/銅および銅/軟鋼の接合界面波形がほぼ均
一で連続性があり、剥離等の不具合は観察されなかった
。特に質量比1.0のもののヂタン/銅と銅/軟鋼の接
合界面波形の波長および波高がほぼ等しく理想的な接合
が得られた。
実施例2 実施例1記載の方法に従い、アルミニウムーチタン−ニ
ッケルー軟鋼からなる4層クラツド板で寸法680wx
 2000λのものを製造した。各層の厚さはアルミニ
ウム層4mm  (質1110.8) 、チタン層2.
5ml1(質量11.2) 、ニッケル層1.2mm(
質量10.68 ) 、軟鋼層20++mであった。全
面を超音波探傷試験(J Is  Z  2344) 
L/た結果、90%以上の圧着率であった。また、この
クラツド板を長手方向に135Wに切断し、切断面を液
体浸透探傷試験(JIS  Z  2343)を行った
結果、両端的50mmに点状の欠陥指爪模様が観察され
ただけで他の部分はすべて健全であった。第6図(イ)
、(ロ)、(ハ)に該材料の接合断面の光学顕微鏡写真
を示す。
[発明の効果] 本発明によれば、各種産業分野で有効に用いられる多層
クラツド板を爆発圧着法を用いても接合界面波形が均一
で連続性があり、接合力、も気密性も充分な健全なりラ
ッド材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〈イ)ないし第6図(ハ)は本発明によって得ら
れたクラツド材の断面を示す顕微鏡写真、第7図は多層
クラツド材の断面の模式図、第8図はクラツド材製造の
アセンブリの模式図である。 1.2.3・・・金属板  4・・・金属片5・・・爆
薬層  6・・・電気雷管 1・・・支持台 パ  1    (イ) と!、′:J) 3〜 、・ ・   ″ ・〜 パ   2′    (、?5リ オ  1  図 (イ) ;、1’  2.     (イ) づ゛ ニー  ・、(イ) オ 1 図1(ロ) ′べ :′?fi づて〉1口) 1′(・:(イ) ン゛ :□)   inj’(イ) ゛ ・1 か(ミ(ワ) ’ r)  1(L’ ) イ仔撫1【ンC×2) オフ図 オ8図 手続補正書坊幻 昭和63年6月2日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも2層以上の異種または同種のクラッド(被覆
    )する金属層を母材金属層に一度の爆発圧着により、一
    体に接合せしめるに当り、該クラッドする金属層同士の
    質量比が0.5〜1.5の範囲になるような層の厚さと
    することを特徴とする多層同時爆発圧着による多層金属
    クラッドの製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1071617C (zh) * 1996-10-24 2001-09-26 北京矿务局爆炸加工厂 在钢坯上一次爆炸焊接双层不锈钢板的方法
WO2014178315A1 (ja) * 2013-04-28 2014-11-06 旭化成ケミカルズ株式会社 異材継手
KR20190107917A (ko) * 2018-03-13 2019-09-23 주식회사 한화 폭발 경화용 폭발 구조체 및 이를 이용한 폭발 경화 방법

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