JPH01228418A - 家禽の給餌装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は動物の給餌システムに関し、さらに詳細には家
禽などのための給餌皿装置に関するものである。

〔従来の技術〕

給餌皿装置は、家禽などを最小程度の時間と努力とによ
り最初から収穫まで飼育しうる近代的な自動化給餌シス
テムの最も重要な部分である。この種の効率的な低コス
トの給餌システムの利用が、現在では動物飼育事業にて
経済的に生き残るための前提である。

通常、この種の給餌システムの操作は、貯蔵ホッパから
一連の輸送導管を介し給餌用の家禽飼料に容易に到達し
うる個々の給餌皿装置まで搬送される餌の供給から始ま
る。現在、ここで説明する型式および種類の給餌装置は
、一般に輸送コンベヤから餌を受入れるための給餌管を
備えたドーム部分と、給餌管から離れた後の餌を導入す
ると共にこの餌に家禽を接近させる皿子段とで構成され
る。さらに、皿をドームおよび給餌管の組合体に相互連
結するための成る種の装置も必要とされる。

すなわち、装置を組立状態に保持するには、成る種のク
リップもしくはワイヤ形状物が必要とされる。したがっ
て、現在の給餌装置は少なくとも３種の別個の組立部材
で構成される。

３部材の給餌装置は極めて有利であることが判明しかつ
広範に受入れられて、工業全体にわたり使用されている
。これら装置の例は米国特許第３．９１１，８６８号お
よび第４．０７０，９９０号に見られる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の主たる目的は、低製作コストで製造しうると共
に、両者ともプラスチックなどの軽量かつ安価な材料で
作成しうる２種のみの必要組立部材で構成しうる一層効
率的な家禽給餌装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、使用の時点で如何なる種類の工具
をも用いることなく給餌システムの操作員により容易に
組立てかつ解体しうるような家禽給餌装置を提供するこ
とにある。

さらに本発明の他の目的は、雛の大きさから収穫前の大
きさの範囲にわたる家禽に対し効果的かつ効率的に給餌
すべく給餌システムの操作員により迅速かつ容易に１ｉ
ＪＩＩｆｆＬうる家禽給餌装置を提供することにある。

その関連する目的は、広範な種類の流動特性を存する餌
につき使用しうるよう極めて微細に調節しうる給餌装置
を提供することにある。

さらに本発明の目的は、餌の表面のみを啄む給餌家禽に
よりもたらされる餌の損失を実質的に最小化させると同
時に、多数の消費家禽に対し制限量の新鮮な餌を連続的
に接近させうる家禽給餌装置を提供することにある。

さらに本発明の目的は、自動化給餌システムの定期的清
浄操作を容易化させるフック配置を備えた家禽給餌装置
を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

要約すれば、新規な家禽給餌装置は、家禽がそこに休息
するのを防止するような輪郭のドーム状本体と、このド
ームに対し一体的に形成されかつその最上部の表面を貫
通して餌輸送コンベヤ系と作用接続される給餌管とで構
成される。輸送コンベヤにより供給された餌は給餌管中
に落下すると共に、ドーム本体および給餌管の両者の最
下縁部の下に配置された皿に導入される６皿の外周は、
ドームの外壁部と一緒になって、多数の給餌家禽が接近
しうる制限された環状の家禽給餌領域を形成する。

皿と残余の構造部分との間の着脱自在かつ調節自在な相
互連結は、ドーム状の給餌装置本体に一′体形成されか
つそこから所定角度で外方向に突出するウィング部材に
より与えられる。これらウィング部材の遠位端部には複
数の離間したフィンガを設け、これらを皿の環状リップ
部分に設けられたフランジ部材の対応する配置に対し相
互固定するよう位置決めすることができる。家禽給餌装
置の皿部材を形成するのに充分な弾力的可撓性を備えた
材料を用いることにより、給餌システムの操作員は何ら
工具を用いることなく装置を手動で着脱かつ調節するこ
とができる。したがって給餌装置は、各種の異なる大き
さの家禽を収容すると共に広範な種類の餌流動特性に適
合するよう使用時点で容易にｉｌｌ　ｆｉｆｆすること
ができる。

さらに清浄用のフック配置も、定期的な清浄操作を容易
化させるべく家禽給餌装置に対し一体形成される。

〔実　施　例〕

以下、添付図面を参照して本発明を好適実施例につき説
明するが、本発明はこの実施例のみに限定されるもので
ない、寧ろ、本発明の範囲内において多（の改良および
設計変更をなしうろことが了解されよう。

最初に第１図を参照して、ここには家禽などの家畜動物
を飼育する際使用される近代的な自動化給餌システムが
示されている。この給餌システムの内部には、この種の
システムに一般に使用されるような多数の新規な家禽給
餌装置２２が示されている。給餌過程は餌をバルク貯蔵
ホッパ１０内に入れることから始まり、このホッパは一
般に慣用の家禽小屋構造体１２の外部に位置する。必要
に応じ、餌は漏斗状のバルク貯蔵ホッパ１０からこのホ
ッパの底部に位置する開放オリフィスを介して放出され
ると共に、輸送コンベヤのシステムに導入されて最終的
に餌を個々の家禽給餌装置２２に分配する。

輸送コンベヤシステムはバルクコンベヤ１４と、落下管
１６と、補助ホッパ１８と、家禽給餌装置２２に直接連
通する個別の輸送コンベヤとで構成される。個別の輸送
コンベヤ２０は、コンベヤ内で餌粒子を移動させるため
に用いられる内部オーガ２３が装着されたチューブ２１
を備える。

次に新規な家禽給餌装置２２の詳細を説明すれば、凱２
図は餌アクセス開孔部２６を備えた円筒中空状の給餌落
下管２４を示し、開孔部２６は給餌落下管２４の上端取
付部２７を完全に横断貫通すると共に、個別の輸送コン
ベヤ２０が出入して家禽給餌装置２２を自動化給餌シス
テムの残部と作用接続させるための通路として作用する
。給餌落下管２４との各交差点にて個別の輸送コンベヤ
管２１の下半部に形成された対応の開孔部２９は、個別
の輸送コンベヤ２０内で移動する餌をそれ自身の重量に
より給餌落下管２４中へ落下させる。

近代的な家禽給餌の慣例は、制限量の餌を各家禽給餌装
置２２内に貯蔵して家禽が全ての適当な時点で充分な餌
供給を受けるよう保証することを要求する。この目的で
、円筒状の給餌落下管２４は餌アクセス開孔部２６から
垂直下方向に約６インチ突出した後に下縁部３１で終端
し、この下縁部は第２図に最もよく見られるように別体
の円形皿部材２８の上方にて所定距離だけ離間する。こ
の配置において、給餌落下管２４は、餌を皿部材２８の
方向に指向させると共に、以下詳細に説明するように皿
が満たされた後に餌用の制限貯蔵領域として作用すると
いう二重の機能を果たす。

第２図に最もよく見られるように、家禽給餌装置２２は
さらに中空円筒状のドーム部分３０をも備え、このドー
ム部分は餌アクセス開孔部２６の下方に位置する中間点
３２にて給餌落下管２４と一体的に合体する。その後、
ドーム構造体３０は第２の個所３４に達するまで外方向
かつ下方向に傾斜し、次いで底縁部３６で終端する円筒
状壁部３５として垂直下方向に変向する。個所３２と３
４との間のドーム３０の傾斜部分は、給餌の際に家禽が
家禽給餌装置２２上に休息するのを防止するよう作用す
る０個所３４と３６との間のドーム３０の垂直円筒壁部
３５の部分は、半径幅Ｘを有する環状給餌領域３８の内
壁部を規定し、前記幅は皿部材２８の外壁部４０を限界
とする。距離Ｘは、好ましくは充分な給餌領域を形成す
ると同時に、小さい家禽でさえ給餌領域３８中に突入す
るのを防止すると共に他の家禽を阻止しかつ／または餌
の汚染を防止するように選択される。

皿部材２８はさらに円錐状底部４２を備え、これは給餌
落下管２４の中心のほぼ直下に位置する頂点を有する。

このように配置すれば、給餌落下管２４から出た餌粒子
は円錐状皿底部４２に衝突すると共に給餌管の下縁部３
１と円錐皿底部４２との間に形成された第１ゲート４４
を外方向かつ下方向に流過する。下方向かつ外方向に流
動する粒子は、次いでドームの下縁部３６と円錐状皿底
部４２との間に形成された第２ゲート４６を通過しかつ
最終的に環状給餌領域３８内で静止する。

餌粒子が下記に詳細に説明するように皿部材２８と装置
の残部との間の関係に応じた高さまで皿を満たすと、そ
の後の餌は個別の輸送コンベヤ管の開孔部２９に上昇す
るまで給餌落下管２４中に蓄積し、この時点で個別の輸
送コンベヤ２０に沿って移動する餌はこの過剰の餌が再
び必要とされるような時点まで家禽給餌装置２２を迂回
する。

かくして家禽給餌装置２２は、多数の給餌家禽まで餌を
自動的かつ連続的に分配すると共に家禽が餌中に或いは
給餌装置上に休息する機会を最小化させる手段を与える
。ここに開示した新規な家禽給餌装置２２は、１部には
主として２種のみを組立部材で構成されるという事実に
基づき極めて安価に製作することができる。さらに、こ
の装置は雛寸法から収穫前の寸法の範囲にわたる種々異
なる大きさの家禽を収容すべく容易に調節することがで
きる。下記に一層詳細に説明す−る家禽給餌装置の独特
なｔＪ４節性はさらに、この装置が自由流動性の粘度特
性を有する餌並びに高脂肪含有量と粘性流動特性とを有
するような餌を分配することを可能にする。

これらの課題は、主として１部には皿部材２８を家禽給
餌装置２２の残部に相互連結すべく使用する手段によっ
て達成される。相互連結は、第３図に最もよく見られる
ように、ドーム３０と一体形成した３個のウィング部材
４８を設けることにより達成される。ウィング部材４８
はドーム３０の外周に沿って離間し、かつ第５図に示し
たようにドーム３０がその下方向傾斜を終端する個所３
４から下方向かつ外方向に伸びる頂縁部５０を備える。

第４．５および６図に最もよく見られるように、各ウィ
ング部材４８の底縁部５２は、ドーム３０の底縁部３６
から上方向に徐々に傾斜する。ウィング部材４８の外側
縁部５４は一連の近接離間したフィンガ５６を備える。

これらのフィンガ５６は、第７〜１１図に最もよく見ら
れるように、皿２８の有角側壁部４０の内側かつ最上縁
部に沿って配置された対応のフランジ５日と相互連結す
るのに適する。フランジ５８は皿上縁部に沿って二重リ
ム６０を形成し、ここに対応した隣接するウィング部材
フィンガ対５６を係合させて家禽給餌装置２２を合体固
定することができる。

残余の構造部分に対し相対的に皿部材２８を上下させる
各種の相互固定位置を用いて餌ゲート４４および４６を
開閉させ、これにより給餌落下管２４から環状給餌領域
３８中への餌の流れを制御ルする。これは、雛寸法の家
禽に収穫前の寸法の家禽と同様に容易に給餌することを
可能にする。

たとえば、第９図は二重リム６０に係合するウィング部
材フィンガ５６の最下部対を示している。

この位置において、ゲート４４および４６は実質的に広
く開放されて高速度の餌の流れを可能にし、したがって
環状給餌領域３８における高い餌レベルを可能にする。

これら下方の２個のウィングフィンガ５６と二重リム６
０との間の３種の可能な　□相互固定位置を「雛モード
」と称する。何故なら、これは雛寸法の家禽が給餌装置
を利用するのを可能にするからである。

第１０図は、二重リム６０に係合するウィング部材フィ
ンガ５６の最上部対を示している。この位置において、
ゲート４４および４６はできる限り殆ど閉鎖されて極く
少量の餌しかゲートを流過させない。この結果、環状給
餌領域３８には低い餌レベルが生ずる。ウィング部材フ
ィンガ５６の上側群を用いる５種の可能な位置を「仕上
モード」位置と称し、収穫前の家禽につき使用する。

［雛」モードおよび「仕上」モードの両者に用いうる近
接離間させた増分位置が、種々の家禽成長段階で必要と
される数種の異なる餌に固有である各種の餌の流動特性
に対処するのに必要とされる。この種の微細な増分調節
は、上記の狭い増分移動を可能にすると共に充分な支持
を与えるのに足る強度を更に維持するような二重リム６
０の形状によってのみ達成することができる。さらに二
重リム６０の配置は、部表面のみを啄む家禽によっても
たらされる餌の損失を最小化させるのにも役立ち、その
際餌粒子が通過しないような複合リム構造を形成する。

種々の位置間の調節、並びにウィング部材４８からの皿
部材２８の着脱は、第１１図に見られるような家禽給餌
装置２２の製作に用いられる材料の弾力的可撓性によっ
て容易に達成される。給餌システムの操作員は、ウィン
グ部材４８の頂縁部５０に形成された親指レスト６２を
押圧しかつ皿部材２８の隣接境界部を外方向へ引張りか
つ屈曲させてフィンガ５６をフランジ５８から脱着させ
ることのみを必要とする。この簡単な操作は、給餌装置
２２が設けられて最小程度の強度のみを必要とする場合
、どこでも行なうことができる。

最後に、本発明の好適実施例は、第５図に示したように
１個のウィング部材４８の底縁部５２により形成されか
つそこから下方向に突出するフック部材６４を備える。

このフック部材６４は、皿部材２８をウィング部材４８
から第５図に破線で示したように懸垂させて定期的な清
浄操作を容易化させるべく使用される。

【図面の簡単な説明】

第１図はここに開示する新規な家禽給餌装置を備えた自
動化家禽給餌シズテムの斜視図であり、第２図は第１図
の２−２線部分断面図を含む家禽給餌装置の側面図であ
り、 第３図は家禽給餌装置の平面図であり、第４図はドーム
部分から外方向に突出するウィング部材の１つを示す部
分拡大斜視図であり、第５図は第３図の５−５線拡大部
分断面図であり、 第６閏は第４図のウィング部材端部の外側縁部を示す部
分側面図であり、 第７図は皿の上縁部の１部を示す部分平面図であり、 第８図は第７図の８−８線部分側断面図であり、第９図
は家禽給餌装置を「雛モード」の位置としたウィング部
材と皿との間の相互連結を示す第７図の９−９線部分側
断面図であり、 第１０図は「仕上モード」の位置で相互連結された家禽
給餌装置を示す第９図と同様な部分側断面図であり、 第１１図は相互連結および調節操作の際に必要とされる
家禽給餌装置の弾性かつ可撓性を示す第９図および第１
０図と同様な部分側断面図である。 １０・・・貯蔵ホッパ、　　　１２・・・小屋構造体、
１４・・・コンベヤ、　　　　１６・・・落下管、１８
・・・ホッパ、　　　　　２０・・・輸送コンヘヤ、２
２・・・給餌装置。 代理人の氏名　　　川原１）−穂

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）餌コンベヤに連結しうる餌落下管部材と、皿部材
   と、前記落下管部材を前記皿部材に調節自在に連結する
   連結手段とからなり、前記連結手段は前記部材の一方に
   対し一体的な環状配置された半径方向に突出するフラン
   ジ手段と、前記部材の他方に対し一体的でありかつ前記
   フランジ手段に対し着脱自在に相互係合しうる複数の垂
   直方向に離間した半径方向に突出するフィンガ手段とを
   備え、前記部材の一方はこの一方の部材を前記フランジ
   手段および前記フィンガ手段の脱着および再係合を可能
   にするのに足る程度にて手動で変形させうる可撓性の弾
   性材料で形成されたことを特徴とする給餌装置。