JPH01227981A - 合成開口レーダの画像処理方法および装置 - Google Patents

合成開口レーダの画像処理方法および装置

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JPH01227981A
JPH01227981A JP63055285A JP5528588A JPH01227981A JP H01227981 A JPH01227981 A JP H01227981A JP 63055285 A JP63055285 A JP 63055285A JP 5528588 A JP5528588 A JP 5528588A JP H01227981 A JPH01227981 A JP H01227981A
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林原 敏夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (J?明の目的〕 (産業上の利用分野) この光間は、任意目標面のリモートセンシングに用いら
れる合成開口レーダ(SAR)に関し、特にこのレーダ
データの画像処理に採用して好適な合成開口レーダの画
像処理方法および装置に関する。
(従来の技術) こうした合成間ロレー°ダにあっては周知のように、人
工衛星や航空機等の飛翔体に搭載した合成開口アンテナ
を通じて採集したレーダデータを、該合成開口アンテナ
の進行方向であるアジマス方向についてのデータと、同
アンテナを介して送受信される電波の進行方向すなわち
上記アジマス方向とは直角方向(サイドルッキングによ
るマツピングモードを前提)となるレンジ方向について
のデータとに分解し、これら分解したアジマス方向およ
びレンジ方向の各データを所要に画像処理して、目村面
についての2次元レーダ画像を得るようにしている。
ここで、上記採集されたレーダデータの分解にかかる処
理原理について説明する。
まず、上記レンジ方向に関する処理について説明する。
レンジ方向の信号の分解は第4図のように通常のレーダ
と同じく、送信パルスが送信後、対象物から反射されて
受信されるまでの時間差を利用して行なわれる。
同第4図において、電波がレーダ(アンテナ)からRの
距離にある対象物から反射されて受信されるまでの時間
、TdGよ である。ここでCは光速を示す。
また、レンジ方向の地上分解能を61(としてこれを δR=号・ΔTd −sec r    ・(2)(γ
は電波の伏角) のように、ΔTd  (第4図Tb)参照)を用いて表
すと、送信パルス幅はこれをτとして ΔTd≧τ        ・・・(3)となる。した
がって、システムの帯域幅は、これを8とすると でなければならない。因みに、分解能1mを得るには、
約150)411zの帯域幅、すなわち約5nSのパル
ス幅が必要となる。
このように高分解能を得るには、システムの広域化が必
要であるが、そのためにパルス幅を狭くすれば、送信電
力が低下し、検出感度(S/N)も劣化する。またこれ
を防ぐため、送信パルスの尖頭電力を増すことは、技術
的、Il済的に問題がある。そこで送信パルスを特定信
号で変調(拡散)した高帯域信号を送信し、受信後、デ
ータ処理の段階でWi調(圧縮)することにより、高分
解能を得る方法が用いられる。
合成開口レーダでは、普通、チャーブ(ChirpRa
dar )と呼ばれる線形FM(周波数変調)が用いら
れる。第5図(a)に承りように、送18パルスの幅、
■の中で周波数を直線的(同図(b)の特性)に周波数
変調(周波数偏移Δf)し、散乱波の受信後、同図(C
)のような直線状の周波数対ih延「)開時性(周波数
と旧聞の関係が送信側と逆)を1・1つだフィルター(
Matched Filter)を通゛4ことにより、
同図+d)のような包絡線波形(狭いパルス幅で大さな
出力)を持つ出力を1埋る。このパルス圧縮作用により
、振幅は4−下7Δゴ倍、パルス幅は1/′(丁・Δf
)18になり、Δfを増づtよどン[1離分解能及びS
/Nが向りすることがわかる。
次に、−F記アジマスh向に関づる処理についで説明づ
る。
アジマス方向の分解能の高さが合成量L]レーダのユニ
ークな点であるが、これについての考え力には、二神類
のアブローJがある。一つは、第6図においで飛翔体が
左から右へと進行するとき、測定対象(ターゲラl−>
 Xは飛翔体が1の位置にきた時始めて、アン−r f
ビーム中に入り、2を経て、3′c′アン−j)ど−!
いから出る。この間、Xは常にレーダアンフナビームに
照射されている。すなわら、アンjfの間L−1血を実
効的に、Lの大きさに合成した、あるいは飛翔体の軌跡
りの1から3に展開されたアレイアン−jノの各束子に
飛翔体が順次給電送信し、受信信号を記録していったと
考えることができる。合成開口レーダの場合電波は(1
復するので、隣り合わせのアンテナエレメント間のQ相
対は、同じ−Iレメント間隔庖(うつ通常のアレイアン
j−〕の218となり、このため、波長λにJ3ける艮
0[のアレイアンjフビーム幅は、これをOaとすると となる。また、 1−zOR・・・(6) の関係、および♂1径[)の実際[]アレンジのビーム
幅が波長λの電波に対して θXλ/D        ・・・(7)となる関係を
用いれば、このアジマス方向の分解能(距離分解能)は
、これを63としてとなる。
これは、いわば説明の基準を測定対象にとったものであ
る。
もうひとつは、レーダ(飛翔体)を早早とした考え方で
ある。第6図で、一つのターゲット、Xに着目すれば飛
翔体(ブラット)4−ム)が速度、■で進わする時受信
されるXによる散乱電波は、相対速度のためドツプラー
効宋を示η。例えば第7図において、レーダとXの軌跡
との1rIIllll(R)、プラットフォームの速度
(V)、(ターゲットの速度と考えてもよい)等が既知
であれば、ドツプラーシフトのない貞OからXの距離に
あるXによるドツプラー周波数を知ることができる。す
なわち、Xがレーダビーム内を通りすぎていく時のドツ
プラー周波数のヒストリーはtlnで求めることができ
る。これは、第8図(a)に示されるように、キャリア
ー周波数がFMを受けた形になっている。
したがって、距M Rにおける一連のレーダ受信信号と
、静定されたドツプラーシフトの参照信号との間の相関
をとることによって、受信信号中に拡散された(順次変
化覆るドツプラー周波数を持った)形で人っているター
ゲラ[・Xの信号が抽出され、録が、0の位置に焦点を
結び、浮び土ってくる。このことを、第8図を参照して
説明づれば、同図fa)の如く1M8受けた信号を先の
レンジ方向と同じく、同図(b)に示されるような特f
lを持つマツブトフィルターにかけることにより、これ
が同図(C)にホされるように、−点に圧縮されるよう
になる。これをアジマス1■縮といい、実際の合成量ロ
レーダアータの処理もこの考えhに従って(iなわれて
いる。
因みに、第7図において送信電波 F (t) −Ao ext)(iwo t)    
  −(9)(14o  :送信4tリアー角周波数)
のターゲットX(tLx)による散乱波の受信信号は となる。
(C:レーダ方程式による値) 受@電波の位相は ・・・(12) 但し、R,>vt=x ・・・(13) 運動によるドツプラーシフトは Xがビームの中に入ってから出るまでにおこるドツプラ
ーシフトの幅は システムの帯域幅をBとすると B≧2fD         ・・・(16)時間分解
能は、はぼB−+であるので、アジマス分解能(距離分
解能)δSは となり、(8)式の結束と同じになる。すなわち、この
アジマス方向の分解能は、アンテナ口径(0)が小さい
ほど良くなるといった性質を持つ。これはアンテナが小
さいほど、ビーム幅が広くなり、測定対象物が、その中
に長く留まることになり、(あるいは、実効的なアレイ
アンテナ長のLtfifHくなり)、その映像を作成(
圧縮)するためのデータの曇が多くなることの効宋によ
るものである。
ところで、アジマス方向についても、レンジ方向と同様
の圧綿処狸によって、その信号を分Illすることがで
きることは上述した通りであり、また該アジマス方向の
受信ドツプラー信号(ドツプラー周波数fd)が第9図
に示される態様の信号となることも、第8図に示したア
ジマス圧縮原理から明らかであるが、通常このようなコ
ヒーレント処理においては、その再生!i!像に、スペ
ックルと呼ばれる特有のノイズが発生することから、従
来は、マルチルック処理、すなわちデータ群を周波数軸
上で複数のデータ群に分割し、該分割したデータ群別に
画像データを得た債これらを加算して1つの画像を得る
、といった51!L卸をこのアジマス方向についてのデ
ータ群に施し、こうした加算によるノイズの平均化によ
って、上記スペックルの発生を抑制するようにしている
例えば、第9図に示した例においては、上記アジマス方
向についてのデータ群をIsとisとの2つのデータi
tに分割しくこの場合ルック数が「2」であるという)
、これら分割した各々のデータ群について各別に画像処
理したあとこれを加算して、アジマス方向軸に表示すべ
き1つの画像を得る。なお、上記の分割数(ルック数)
は、同レーダの設計の段階で予め固定的に設定されるも
のであり、他に例えば、「4」等のより大きな値に設定
されることもある。
(発明が解決しようとする11題) こうしたマルチルック処理を施した場合、その数に比例
して上記スペックルノイズが低減することから、上記表
示される画像の画像品質は改善されることとなるが、こ
うしてルック数を増すことは(換言すれば、マルチルッ
ク処理を採用することは)ルックあたりの合成開口長を
短くすることともなり、分解能は逆に低下する。
ここに従来の合成開口レーダは、こうしたマルチルック
処理を、上記の如くアジマス方向についてのデータ群に
ついてのみ施して、その画像処理を行なうものであった
ことから、画像表示に課して、レンジ方向の分解能を維
持しつつその2次元面全体としての画質を略満足できる
程度に保とうとする場合には、アジマス方向とレンジ方
向とでその分解能が大きく異なって、視認性の悪いもの
となり、またこうした視認性を優先すべく、これらアジ
マス方向とレンジ方向とで同一分解能の画像を青ようと
する場合には、画質的に何ら改善されない状態で、上記
レンジ方向の分解Qpを犠11にぜざるを青なかった。
因みに、1記ンルJ−ルック処理に際してのルック数は
、レンジ方向についてのデータ群との係わりにより、そ
の股31[LlにYめ固定的に決定Uざるを青ないもの
ぐある。
この11明は、こうした実情に鑑みてなされたものであ
り、アジマス方向およびレンジ方向に同一の分解能を維
持し、しかも画質的にも十分に満足し得るレベルを維1
4シて、λ承画像の視認性を太幅に高め得る合成間[−
Jレーダの画@処」1方法jJよび装置を提供Jること
条目的とする。
(発明の構成) (課題を解決するための手段) この宅間では、合成開口レーダの送信パルスには前記し
たナヤ−1(線形FM)がかけられ、受信電波のレンジ
へ向について分解された信号も、その周波数は時間軸に
ついて線形的に推移する、ことに着目して、前記アジマ
ス方向についての地上分解能と前記レンジ方向について
の地上分解能とが等しくなるよう、前記レーダデータの
採集条f1を予め定め、採集されIζゲータCF舎局周
波数軸上複数の1−り/Tに分λ71 t、、該分割し
たデータ群別に画fLデータを青た後これらを卯のして
1つの画像を得るマルチルック処理を、前記アジマス方
向についてのL1渠データ酊Jりよび前記レンジ方向に
ついての採集データ群の双方に障りようにする。
(作用) 上記のように、周波数が時間軸について線形的に招移す
れば、このし・ンジh向について分解された信号(f−
夕群)についても、先のアジマス方向について分解され
た信号(データ群)と同様、前記のマルプルック5I!
!狸を施すことは可能である。したがって、例えば前記
(2)式と前記(8)式(または(17)式)とに基づ
き、レンジ分解能とアジマス分前能とが等しくなるよう
当該レーダのレーダアータ採東条件をtめ定めて、この
採集されたデータのレンジ方向について分解されたデー
タ君¥およびアジマス方向について分解されたデータB
Yの双方に上記−ンルブルック処理を滴りようにすれば
、その青られる画像として、レンジ方向およびアジマス
方面共に分解能はやや低下するものの、画質は全体的に
向上し、しかもこれらレンジ方向とアジマス方向とで同
一の分解能にて表現される非常に視認性に優れたものと
なる。また、そもそも分解能の等しいレンジ方向および
アジマス方向の双方のデータ群に共通にマルチルック処
理を施すこの構成によれば、該マルチルックll!!埋
に際してのルック数も、都用■怠の数に設定することが
可能となる。
(実施例) 先の第5図(b)に示した如く、合成量r−]レーダの
送信パルスにはヂャーブがかけられることから、受FJ
電波のレンジ方向について分解された信号(データ群)
も、その周波数番よ、第10図に示される如り「、1間
軸先について線形的に推移するようになる。すなわちこ
れは、先の第9図に示したアジマス方向について分解さ
れる信号(データ群)のドツプラー周波数特性に共通す
るものであり、このレンジ方向について分解0れるデー
タ群についてし、これを例えば同第10図に示プ如り川
(と■1どの2つのデータitに分割して、前述同様の
マルチルック処理を施し得ることを意味する。
第1図に、こうした論理に基づいて構成したこの発明に
かかる合成間[ル−ダの画t!98浬装置の一実施例を
示す。
この実施例にJ3いて、合成開口レーダ自体は、例えば
前記(2)式および(8)式(若しくは(17)式)に
基づさ、そのレンジ分解能δ1とアジマス分解能δSと
が等しくなるよう、例えばアンテナ口径や送信電波波形
(パルス幅)′fjについての設訂がなされているとす
る。したがって、第1図に示す両1111回路10aに
、磁器テープや適宜の通信1段等を媒体として供給され
る合成開口レーダ(SAR)lぢtj−一夕は、これ自
体、レンジ方向についてのデータ群とアジマス方向につ
いてのデータ群とに分解された場合に、これら双方向で
の分解能が等しいものになっている。
さて、同第1図に示1画像処理回路10aにおいて、レ
ンジF F−1部11は、上記5AI(原デ−タの2次
元(レンジ方向およびアジマス方向)に広がっているタ
ーゲット(目標面)情報をレンジ方向に圧縮する部分で
ある。周知のように、この圧縮は、レンジ方向のデータ
群と所定のリファレンス関数との相互相関をとることで
実現される。
ここでは、こうした相互相関をとる手法としてFFT(
R31!フーリエ変換)を用いている。
また、同画像処理回路10aにおいて、レンジマルチル
ック圧縮部12は、上記レンジ圧縮されたデータ群を、
例えば第10図に示した如く、IRとR8とのこの例で
は2つのデータ群に分割し、これら分割したデータ群に
対して各別に逆FFTする部分である。これにより、上
記レンジ方向のデータ群は、これら分割された第1のデ
ータ群IRと第2のデータ群■8とで各々独立に画像5
63!+されることとなる。
また、同画像処理回路10aにおけるコーナターン部1
3は、以降のアジマス方向に関する処理を効率良く行な
うために、レンジ方向に記憶されている上記のレンジマ
ルチルック圧縮されたデータ群をアジマス方向に並び替
える部分である。すなわちこの処理は、2次元データの
行と列の転置に相当する。
また回画tilI518浬回路10aにおいて、アジマ
スFFT部14は、上記並び替えられたレンジマルチル
ック圧縮データ群を更にアジマス方向に圧縮する部分で
ある。この圧縮も、これらデータ群と所定のリファレン
ス間数との相互相関をとることで実現される。
更に画lII処理回路10aにおいて、アジマスマルチ
ルック圧縮部15は、上記アジマス圧縮されたデータ群
を、例えば先の第9図に示した如く、IsとIIsとの
この例では同じく2つのデータ群に分割し、これら分割
したデータ群に対して各別に逆FFTする部分である。
この結果、該アジマスマルチルック圧縮部15からは、
先のレンジ方向についての分割データ群I および■R
と、このアジマス方向についての分割データ群Isおよ
びllsとにそれぞれ対応した4種のデータ群が出力さ
れることとなる。
そして、同画像処理回路10aにおけるルック加算51
8理部16は、上記逆「FTされた4種のデータ群の絶
対値をとってこれらを互いにインコヒーレントに加篩す
る部分である。こうした加篩処理により、各々のデータ
群に含まれるノイズも平均化される。
このように、画像処理回路10aは、これに供給される
SAR原データをレンジ方向のデータ群とアジマス方向
のデータ群とに分解するとともに、これら分解した双方
のデータ群に対して前述したマルチルック処理を施す回
路であり、こうして画像11浬されたデータ群が表示1
I11n回路20aに供給される。
表示611111回路20aは、この供給されるデータ
群を、そのレンジ方向およびアジマス方向に対応して適
宜の表示器30aに2次元表示せしめるべく周知の1b
lJIIlを実行する回路である。
以上のように、この第1図に示した実施例によれば、レ
ンジ方向およびアジマス方向に同一の分解能を有するS
AR原データを用いて、これらレンジ方向およびアジマ
ス方向の各分解データ群の双方に対し同一ルック数(ル
ック数「2」)によるマルチルック処理を施すようにし
たことから、表示器30aに表示される2次元1!1l
ilも、分解能の面ではやや低下する(上記の例の場合
、分解能はレンジ方向およびアジマス方向にそれぞれ2
倍となる)ものの、画質は大幅に改善され、しかもレン
ジ方向とアジマス方向とで同一の分解能が維持される非
常に視認性に優れた画像となる。
なお、上記の例では、マルチルック56浬の際のルック
数、すなわち上記レンジマルチルック圧縮部12および
アジマスマルチルック圧縮部15におけるデータ群の分
割数が「2」であるとしたが、この数の設定は任意であ
り、特にこの実施例のように、原データにおいて分解能
の等しいレンジ方向およびアジマス方向の双方のデータ
群に同一ルック数のマルチルック処理を施す装置にあっ
ては、該ルック数を任意に可変設定することのできる構
成とすることもできる。
また、この第1図に示した実施例においては、上述の如
くマルチルック処理を施した画像のみ苓適宜の表示器に
表示せしめる構成としたが、ここではS A 11原デ
一タ自体を上述の如くレンジ方向とアジマス方向とで分
解能の等しいものとしていることから、このS△)<I
Jλデータに対1Jる1記マルチルツク98狸の施(j
を省いてこれ庖−直接画像処理するようにすれば、シス
テムのもつ最高分解能画像である(ただし画質は劣る)
フルレゾルーラ12画像をも、レンジ方向とアジマスへ
向とで同一の分解能となる画像として、表示器に併せ表
示することかで・きる。こうした場合の実施例を、第2
図および第3図にそれぞれ承り。
まf、第2図に小す実施例装置は、上記マルチルック処
理を施した画像と、これを施さないフルレゾルーシ」ン
画急とを、1つの表示30aに選択的に表示することが
て゛さるJ、うにしたものて“ある。
すなわち同第2図に;1% T ′vt置において、画
像処理回路10bは、先の第1図に示した画@処理回路
10aを構成する前記の6要Aに加えて、前記レンジF
’ F T部”11;によびレンジ斤桁i部17(いず
れも周知)にてレンジ11縮されたデータ群を抽出して
これをアジマス右向に並び替えるコーノターン部13′
 と、この並び替えられたf−夕群を更にアジマス右向
に圧縮してこれを表示制御回路20 b ニii’j接
出力’J ル’I シーN’ スt’−)−1部14 
’ 63よび7ジマス1を幅部18(いずれも周知)と
からなる、いわばバイパス回路を具えて構成されてJj
す、また表示制御2(1回路20bは、こうした画@処
理回路10bから供給されるマルチルック処理データ(
ルック加n処理部1Gの出力データ)と上記のバイパス
処理データ(アジマス圧縮部18の出カーデータ)とを
、適宜加えられる切換え信号に7Jづき、表小器30a
に選択的に切換え表示せしめる構成となっている。
これにより、ニー+fの[Mの要求に1応じたマルチル
ック処理画像とフルレゾルーシ」ン画像との切換え表示
がIJJ能となる。
なJj、第1図に>Js Lだ実施例装置にJjいても
、+1iJ Q己しンジ−ンルブルック[幅部12.t
りよびアジマスマルブルックl1ilii部15にそれ
ぞれ設定する分割j数(ルック数)を「1」とすれば、
L記のフルレゾル−ジョン画像を得ること)よ可能であ
り、こうした2神あるい番よぞれ以上の画像の切換え表
示に際しては、上記分割数を変えて、この第1図に示し
た実施例装置を繰り返し使用するようにしてもよい。す
なわちこれにより、目的に応じた画像の使い分けが可能
となる。
また、第3図に示fXfs例装置は、[記ンルチルック
処理を施した画像と、これを施さないフルレゾル−ジョ
ン画像とを、2つの人/h Z 30 a Jjよび3
0bに同時に表示することができるようにしたものであ
る。
すなわら同第3図に承り装置において、画像処理回路1
0bは、先の第2図に示したものと同様、バイパス回路
(レンジ圧縮部17、=1−ノターン部13′アジマス
FFT部14’j>よびアジマス圧縮部18)を具えて
おり、表示制御回路20cは、該画像処理回路10bか
ら供給されるマルチルック98理1−タ(ルック加緯5
1!l!哩部16の出力データ)とバイパス処理データ
(アジマス圧縮部18の出力7−タ)とを各別に、かつ
同時に処理して、これらを第1および第2の2つの表示
器30aおよび30bに同時に表示せしめる構成となっ
ている。
これにより、上述したマルチルック処理画像とフルレゾ
ルーシ」ン画像との同時表示が可能となる。
また、これら第1図・〜第3図に示した実施例を史に5
1展させれば、ルック数の胃なる複数の画像処理回路(
F記フルレゾルーシ」ン画像を再生するルック数「1」
の回路名しくはバイパス回路も含む)と、この数に応じ
た複数の表示器を用意し、これら複数の画像Ill’回
路にて再生0れる複数神の画像を複数の表示器に同時表
示させるようにすることも勿論−nJ能である。
(ブを明の効宋) 以上説明したように、この宅間によれば、レンジ方向J
3よびアジマス右向に同一の分解能を維持して、視認性
に帰れ、かつ画f1の良い2次元し−ダ画像ををること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる画像処J!I!装置の一実施
例を示すブロック図、第2図および第3図はそれぞれこ
の発明にかかる画像処1’!装置の他の実施例を示すブ
ロック図、第4図は合成開口レーダのレンジ方向処理概
念を示す略図、第5図はチャープ圧縮の概念を示す線図
、第6図は合成開口レーダのアジマス方向処8!概念を
承り略図、第7図は合成開口レーダにj3けるターゲッ
トの位置とドツプラー周波数との関係を示ず略図、第8
図はアジマス圧縮の概念を示す線図、第9図はアジマス
方向の点ターゲットによるドツプラー周波数推移を示す
線図、第10図はレンジ方向の受信パルスの周波数推移
を示す線図である。 10a、10b・・・画像処理回路、11・・・レンジ
F F 1’部、12・・・レンジマルチルック圧縮部
、13.13’ ・・・コーナターン部、14.14’
 ・・・アジマスFFT部、15・・・アジマスマルチ
ルック圧縮部、16・・・ルック加棹処理部、17・・
・レンジ圧縮部、18・・・アジマス圧縮部、20a、
20b。 20G・・・表示制御回路、30a、30b・・・表示
器。 W−一 第4図 ←−□−し −一 第6図(、。 ↓ 第7図 図 第9図 第10図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人工衛星や航空機等の飛翔体に搭載した合成開口
    アンテナを通じて採集したレーダデータを、該合成開口
    アンテナの進行方向であるアジマス方向についてのデー
    タと、同アンテナを介して送受信される電波の進行方向
    であつて前記アジマス方向とは直角方向となるレンジ方
    向についてのデータとに分解して、目標面についての2
    次元レーダ画像を得る合成開口レーダの画像処理方法に
    おいて、 前記アジマス方向についての地上分解能と前記レンジ方
    向についての地上分解能とが等しくなるよう、前記レー
    ダデータの採集条件を予め定め、採集されたデータ群を
    周波数軸上で複数のデータ群に分割し、該分割したデー
    タ群別に画像データを得た後これらを加算して1つの画
    像を得るマルチルック処理を、前記アジマス方向につい
    ての採集データ群および前記レンジ方向についての採集
    データ群の双方に施すようにした ことを特徴とする合成開口レーダの画像処理方法。
  2. (2)人工衛星や航空機等の飛翔体に搭載されて、その
    進行方向であるアジマス方向についての地上分解能とこ
    のアジマス方向に直角な方向であるレンジ方向について
    の分解能とが等しくなるようデータ採集条件が予設定さ
    れた合成開口アンテナと、 採集されたデータ群を周波数軸上で複数のデータ群に分
    割し、該分割したデータ群別に画像データを得た後これ
    らを加算して1つの画像を得るマルチルック処理を、前
    記合成開口アンテナを通じて採集されたアジマス方向お
    よびレンジ方向の双方のデータ群に対して実行する1乃
    至複数のマルチルック処理手段と、 少なくともこれらマルチルック処理された画像データを
    適宜の表示器に2次元表示する表示手段と を具えた合成開口レーダの画像処理装置。
  3. (3)前記画像処理装置は更に、前記合成開口アンテナ
    を通じて採集されたアジマス方向およびレンジ方向の双
    方のデータ群を前記マルチルック処理手段を介さずに直
    接に画像データに変換するバイパス処理手段を具え、 前記表示手段は、前記マルチルック処理された画像デー
    タと前記バイパス処理された画像データとを、1つの表
    示器に切換え表示する 請求項(2)記載の合成開口レーダの画像処理装置。
  4. (4)前記画像処理装置は更に、前記合成開口アンテナ
    を通じて採集されたアジマス方向およびレンジ方向の双
    方のデータ群を前記マルチルック処理手段を介さずに直
    接に画像データに変換するバイパス処理手段を具え、 前記表示手段は、前記マルチルック処理された画像デー
    タと前記バイパス処理された画像データとを、少なくと
    も2つの表示器に同時表示する請求項(2)記載の合成
    開口レーダの画像処理装置。
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