JPH01227013A - 電位測定式流量計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は液体の流量を測定する電位測定式流量計に関す
る。

（従来の技術） 液体の流量測定には多種類の測定方式があり、液の性状
および容量に合わせて選定されている。

各種流量計のうち、構造が簡単でかつ圧力損失がないも
のとして電磁流量計がある。この電磁流量計は導電率の
高い液には適用できるが、純水（脱塩水）のような導電
率が低い液体に対しては適用できないという欠点がある
。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は上記欠点を解消するためになされたもので、そ
の目的は、純水（脱塩水）のような導電率の低い液体の
流量を精度よく測定できる電位測定式流量計を提供する
ことにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段及び作用）上記目的を達成
するために、本発明の電位測定式流量計は外表面に電極
を塗布あるいは蒸着した絶縁性の良いプラスチック製パ
イプと、このパイプを所定間隔で囲む金属製パイプ電極
と、前記プラスチック製パイプ外表面の電極と前記金属
製パイプ電極間に生ずる電位を測定する電位計を備えた
ことを特徴とするものである。

本発明による電位測定式流量計の測定原理は、絶縁体と
絶縁体（プラスチック製パイプと純水）を擦り合わせた
ときに発生する電荷の変化を電位計で読み取ることに基
づいているので、電磁流量計で測定できないような純水
等のような導電率が低い液体の流量を測定することがで
きる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成図を示したものである
。

図に示したように、本発明の電位測定式流量計１は表面
に導電性塗料あるいは金属を蒸着したプラスチック製パ
イプ（絶縁住良）２と金属製の電極３と電位測定時の外
乱を防ぐためのシールド４とから構成されている。５は
電位計である。

次に、本実施例の流量測定法について説明する。

まず配管（図示せず）内に本電位副定式流量計１を配置
する。この配置方法は流量計１を縦方向でもよく、横方
向に配置してもよい。たゾ流斌抵抗があまり増加しない
方が好ましい。次に、パイプ２の導電性表面と金属性電
極３との間にリード線６を介して配管の外側にある電位
計５に接続する。そしてこの電位計５の振れから流量を
読みとることができる。

第２図は本実施例の電位測定式流量計１により、配管中
を流れる流量と電位計を読みとった電位との関係を示し
たものである。この図からこの配管中を流れる流量は電
位計のよみによって直ちに知ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によると、電位測定式流量
計の構造が簡素であるのでその取付交換等が簡単である
。また、従来の電磁流量計では測定できなかった導電率
の低い液体の流量を測定することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は本発明の
電位測定式流量計を用いて測定した流量と電位との関係
を示したグラフである。 １・・・電位測定式流量計 ２・・・プラスチック製パイプ ３・・・金属性の電極　　４・・シールド体５・・・電
位計 代理人　弁理士　猪股祥晃（ばか１名）第１１４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　外表面に電極を塗布あるいは蒸着した絶縁性の良いプ
   ラスチック製パイプと、このパイプを一定距離で囲む金
   属製パイプ電極と、前記プラスチック製パイプ外表面の
   電極と前記金属製パイプ電極間に生ずる電位を測定する
   電位計を備えたことを特徴とする電位測定式流量計。