JPH01224610A - 複合材料の空隙測定法 - Google Patents

複合材料の空隙測定法

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JPH01224610A
JPH01224610A JP63049854A JP4985488A JPH01224610A JP H01224610 A JPH01224610 A JP H01224610A JP 63049854 A JP63049854 A JP 63049854A JP 4985488 A JP4985488 A JP 4985488A JP H01224610 A JPH01224610 A JP H01224610A
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JP
Japan
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echo
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ultrasonic wave
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JP63049854A
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English (en)
Inventor
Yuji Matoba
的場 有治
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、複合材料の表面部材と内面部材との接着部に
生ずる空隙部の厚さを超音波を利用して高精度に測定で
きる複合材料の空隙測定法に関する。
[従来の技術] 複合材料として、たとえば鋼板の内面にコンクリートを
充填して製作されるセグメント鋼殻では、鋼板の下面と
充填コンクリートの上面との間に多少なりとも空隙部が
生じる。この空隙量は、一定の値以下に小さいときは問
題ないのであるが、その値を越えると性能上問題となる
。通常、この値はセグメント鋼殻では0.5mm以下の
厚さであることが要求される。したがって、空隙部の厚
さを高精度に測定する方法が必要になる。
従来、かかる空隙部の厚さのillll決方法例として
、超音波測定法がある。
この方法は、第5図(a)に示すように、表面部材の鋼
板1と内面部材のコンクリート2からなる複合材料の鋼
板1の表面から垂直探触子3により超音波を入射°し、
超音波の周波数を走査して空隙部4の厚さに見合った周
波数で共振状態を起すことを利用して空隙部4の厚さを
ill定する方法である。
この場合、鋼板1がら空隙部4への音の二ネルギーの通
過があると仮定すれば、第5図(b)のような出力が得
られるものと考えられる。
そこで、鋼−空気の音圧通過率Tを計算してみる。鋼の
音響インピーダンスZs−45,4X10Bkg/1r
rs、空気の音響インピーダンスZa=4.  OX 
102kg/rr?sとすると、となり、95dBの減
衰となる。このため、音のエネルギーの空隙部4への入
りがほとんどないため、この方法は直接には適用するこ
とができない。
[発明が解決しようとする課題] このように従来の超音波測定法では、空隙部4を空気層
の状態下において測定していたため、音のエネルギーの
空隙部4への入りがなく測定精度を上げることができな
いという問題があった。
そこで本発明は、空隙部を超音波が通過しやすいように
適当に前処理することにより測定精度を上げることに成
功した複合材料の空隙測定法を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る複合材料の空隙測定法は、従来の超音波測
定法を適用するにあたり、まず前記の空隙部に超音波が
通過しやすい液体を注入し、この注入後の超音波エコー
分布を求める。次に、この注入後の超音波エコー分布か
ら注入前の超音波エコー分布を表面部材の底面で反射す
る所定のエコーで標準化処理して減算する。これにより
空隙部の内面部材面からの反射エコーのみが残りその空
隙部の厚さを求めることができる。
[作 用コ 本発明においては、空隙部に清水等を注入することによ
って超音波が空隙部を通過しやすくなる。
そこで、この注入後の超音波エコー分布を求めると、第
2図のようになり、この分布中には表面部材の底面で1
回、2回、3回と反射するエコーBl、B2.B3のほ
か、それらよりも低レベルの探触子固有のノイズエコー
Nl、N2および目的とする空隙部の内面部材面で反射
するエコーDI、D2が混在した形となる。そのため、
DI。
B2のエコーのみを取り出す必要があるので、注入前の
超音波エコー分布(第3図参照)において、たとえばB
2エコーのレベルが60%となるように標準化処理を行
い、これでもって減算すると、第4図のようにDI、B
2のエコーのみが明確に残り、空隙部の厚さを高精度に
測定することができるのである。
[実施例] さらに、本発明の一実施例について詳述する。
第1図は前記のセグメント鋼殻に対して本発明方法を適
用した場合の説明図であり、探触子3からの超音波は鋼
板1の底面および空隙部4のコンクリート2表面で反射
する。この場合、空隙部4には清水5が満たされている
ので、超音波は清水5中をよく通り、音圧の減衰は少な
い。
空隙部4に注入する液体としては、一般に水であるが、
表面部材1および内面部材2の材質によっては他の液体
(油など)を使用してもよい。この液体は測定に際して
一時的に注入するもので、測定終了後は排除する。
この場合における注水後の超音波エコー分布は、第2図
のようになる。この図かられかるように、鋼板1の底面
、言い換えれば鋼板1とコンクリート2との境界で反射
するエコーBl、B2.B3と、探触子固有のノイズエ
コーNl、N2と、目的とする空隙部4のコンクリート
2表面で反射するエコーDi、D2が混在したエコー分
布となる。
ここで、探触子固有のノイズエコーとは、探触子3を鋼
板1に接触させたときにその探触子端部から発する横波
、平面波等直接測定に寄与しない雑音波形をいい、その
エコー高さはBl、B2゜B3のエコー高さより低いも
のである。しかし、DI、B2のエコーも、そのレベル
がノイズエコーNl、N2と同程度であるため、このま
までは判別しにくい。
そこで次に、Dl 、 I)2のエコーのみを取り出す
必要があるため、エコーBl、B2.B3 (!:/イ
ズエコーNl、N2を注水後の超音波エコー分布から除
く必要がある。このための処理として、注水前の超音波
エコー分布を第3図のように求め、たとえばその中の8
2のエコーに着目してそのレベルがたとえば60%とな
るように信号処理をする。
注水前の超音波エコー分布は、空隙部4が空気層のみで
あるから前述のように音のエネルギーの空気層への入り
がほとんどないため、空隙部4がない場合とほとんど同
様のエコー分布となる。したがって、そのエコー分布中
には前記のエコーBL、B2.B3とノイズエコーNl
、N2が含まれ、Di、B2のエコーは存在しない。ま
た、B2のエコーは必ず発生するものであり、ただその
レベルが違うだけであるから、このように標準化処理を
した後、前記の注水後の超音波エコー分布から減算すれ
ば、第4図のように目的とするエコーDI、D2のみが
明確に残る。
よって、空隙部4の厚さgは、減算前の81エコーまで
の時間tlと減算後のD1エコーまでの時間t2および
水中の音速Vより、 ン で求められる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、空隙部に超音波が通過し
やすい液体を注入することによって従来の超音波測定法
が直接適用できるようになったものであり、しかも表面
部材の底面で反射する所定のエコーのレベルを標準化し
て注入後の超音波エコー分布から減算するたけで、目的
とする空隙部の内面部材面から反射するエコーのみを取
り出すことができるので、空隙部の厚さを0.1mmの
オーダーで正確に7Illl定することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によるエコーの反射状況を示す説明
図、第2図は注水後の超音波エコー分布図、第3図は注
水前の超跨波エコー分布図、第4図は減算後の超音波エ
コー分布図、第5図(a)。 (b)は従来の超音波測定法を示す説明図および期待さ
れる出力線図である。 1・・・表面部材(鋼板) 2・・・内面部材(コンクリート) 3・・・探触子 4・・・空隙部 5・・・清水 代理人 弁理士  佐々木 宗 冶 第1図 第2図       第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複合材料の表面部材と内面部材との接着部における空隙
    部の厚さを超音波により測定する方法において、 前記空隙部に超音波が通過しやすい液体を注入した後の
    超音波エコー分布を求め、この超音波エコー分布から注
    入前の超音波エコー分布を前記表面部材の底面で反射す
    る所定のエコーで標準化して減算することにより、前記
    空隙部の内面部材面で反射するエコーを取り出すことを
    特徴とする複合材料の空隙測定法。
JP63049854A 1988-03-04 1988-03-04 複合材料の空隙測定法 Pending JPH01224610A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011133415A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Shimizu Corp Sc構造における空隙検査方法
JP2015038462A (ja) * 2013-07-19 2015-02-26 株式会社Ihi 複合構造体の界面検査方法及び装置
EP4253951A3 (en) * 2022-04-01 2023-10-11 The Boeing Company Under water plasma elastics wave gap measuring

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US12098915B2 (en) 2022-04-01 2024-09-24 The Boeing Company Under water plasma elastics wave gap measuring

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